JP6104410B2 - エレベータ装置 - Google Patents
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Description
また、この発明に係るエレベータ装置は、かご、かごに接続されているかご側端部と、昇降路内に設けられた建物側接続部に接続されている建物側端部とを有しており、中間部がU字状に湾曲されて昇降路内に吊り下げられている可撓性の制御ケーブル、及び制御ケーブルに対向して昇降路内に設けられ、制御ケーブルの水平方向への振動による昇降路壁への衝突を防止する制御ケーブル保護装置を備え、制御ケーブル保護装置及び制御ケーブルの少なくともいずれか一方には、制御ケーブルが制御ケーブル保護装置に衝突した際の制御ケーブルの振動を減衰させる高減衰部が部分的に設けられている。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、巻上機3が設置されている。巻上機3は、駆動シーブ4、駆動シーブ4を回転させる巻上機モータ(図示せず)、及び駆動シーブ4の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)を有している。
図2は図1の制御ケーブル11及び保護金網13をかご7側から見た正面図である。昇降路1内には、かご7の昇降を案内する一対のかごガイドレール14と、釣合おもり8の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。保護金網13は、一方のかごガイドレール14に複数の支持部材15を介して固定されている。制御ケーブル11は、かご7が停止している状態では、保護金網13の幅方向の中央に対向している。
tanθ=(W/2−d/2)/L1
L1=(W−d)/(2tanθ)
また、低摩擦部13bは、保護金網13の幅方向全域に設けなくてもよく、幅方向の両側のみに低摩擦部13bを設け、幅方向の中央部に保護金網本体13aを露出させてもよい。
次に、図13はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の制御ケーブル保護装置を示す斜視図、図14は図13の制御ケーブル保護装置の水平断面図である。実施の形態2の制御ケーブル保護装置16は、保護装置本体である保護金網17と、保護金網17の制御ケーブル11に対向する面に部分的に固定された低摩擦部である少なくとも1つの低摩擦板(保護装置側低摩擦部)18とを有している。
次に、図15はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の制御ケーブル保護装置を示す斜視図、図16は図15の制御ケーブル保護装置の水平断面図である。実施の形態3の制御ケーブル保護装置19は、上下方向に互いに間隔をおいて配置された複数の保護金網(保護部材)20からなる保護装置本体と、保護金網20間に設けられている少なくとも1箇所の低摩擦部(保護装置側低摩擦部)21とを有している。
次に、図18はこの発明の実施の形態4によるエレベータ装置の制御ケーブル保護装置を示す斜視図である。実施の形態4の制御ケーブル保護装置22は、上下方向に互いに間隔をおいて配置されている複数の保護金網(保護部材)23からなる保護装置本体と、第1の保護金網23間の空間部である少なくとも1箇所の低摩擦部(保護装置側低摩擦部)24とを有している。低摩擦部24は、空間部であるため、制御ケーブル11に対する摩擦抵抗が保護金網23よりも小さい。
次に、図19はこの発明の実施の形態5によるエレベータ装置の制御ケーブル保護装置を示す斜視図である。実施の形態5では、実施の形態4の補助金網25が省略されており、代わりに保護金網23間には複数本の飛び出し防止線(番線)26が張られている。飛び出し防止線26は、互いに平行かつ鉛直に配置されている。他の構成は、実施の形態4と同様である。
以上の実施の形態1〜5では、制御ケーブル保護装置に低摩擦部を設けたが、次の実施の形態6では、制御ケーブル側に低摩擦部を設ける構成について説明する。
次に、図20はこの発明の実施の形態6によるエレベータ装置を示す概略の構成図、図21は図20の制御ケーブルを示す斜視図である。昇降路1内には、制御ケーブル保護装置としての保護金網31が設けられている。実施の形態6の保護金網31は、上下方向の全体で一様な材料で構成されている。
また、制御ケーブル保護装置に保護装置側低摩擦部を設けつつ、制御ケーブルにケーブル側低摩擦部を設けてもよい。このように、制御ケーブル保護装置及び制御ケーブルの両方に低摩擦部を設けることにより、面外変位の保持がよりスムーズに解消され、優れた効果を奏する。
以上の実施の形態1〜6では、制御ケーブル保護装置又は制御ケーブルに低摩擦部を設けたが、次の実施の形態7、8では、制御ケーブル保護装置に高減衰部を設ける構成について説明する。
次に、図29はこの発明の実施の形態7によるエレベータ装置を示す概略の構成図、図30は図29の制御ケーブル保護装置を示す斜視図、図31は図30の制御ケーブル保護装置の水平断面図である。
次に、図33はこの発明の実施の形態8によるエレベータ装置の制御ケーブル保護装置を示す斜視図、図34は図33の制御ケーブル保護装置の水平断面図であり、図33では保護金網を透視して示している。
以上の実施の形態7、8では、制御ケーブル保護装置に高減衰部を設けたが、次の実施の形態9では、制御ケーブル側に高減衰部を設ける構成について説明する。
次に、図35はこの発明の実施の形態9によるエレベータ装置を示す概略の構成図、図36は図35の制御ケーブルを示す斜視図である。昇降路1内には、実施の形態6と同様の保護金網31が設けられている。
以上の実施の形態1〜9では、制御ケーブル保護装置又は制御ケーブルに低摩擦部又は高減衰部を設けたが、実施の形態1〜6の低摩擦部と実施の形態7〜9高減衰部とは適宜組み合わせて用いることができ、低摩擦部による効果と高減衰部による効果との両方を得ることができる。以下、低摩擦部と高減衰部との組み合わせについて、いくつかの例を用いて説明する。
次に、図41はこの発明の実施の形態10によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。実施の形態10の制御ケーブル保護装置41は、実施の形態1と同様の保護金網13と、実施の形態7と同様の高減衰部35とを有している。即ち、実施の形態10では、保護金網本体13aに低摩擦部13b及び高減衰部35の両方が設けられている。制御ケーブル保護装置41以外のエレベータ装置全体の構成は、実施の形態1と同様である。
また、実施の形態10では、実施の形態7の高減衰部35を示したが、実施の形態8の高減衰部37に置き換えてもよい。
次に、図42はこの発明の実施の形態11によるエレベータ装置を示す概略の構成図である。実施の形態11の制御ケーブル保護装置42は、実施の形態2と同様の保護金網17、実施の形態2と同様の低摩擦板18、及び実施の形態7と同様の高減衰部35を有している。
次に、図46はこの発明の実施の形態12によるエレベータ装置を示す概略の構成図、図47は図46の制御ケーブルを示す斜視図である。実施の形態12の制御ケーブル43は、実施の形態6の制御ケーブル本体32dに、実施の形態6の低摩擦部32eと実施の形態9の高減衰部38eとを設けたものである。制御ケーブル43以外のエレベータ装置全体の構成は、実施の形態6と同様である。
また、エレベータ装置全体の機器のレイアウト及びローピング方式等は、図1の例に限定されるものではない。例えば、この発明は、2:1ローピングのエレベータ装置にも適用できる。また、例えば巻上機の位置及び数等も図1の例に限定されない。
さらに、この発明は、例えば機械室レスエレベータ又はダブルデッキエレベータなど、種々のタイプのエレベータ装置に適用できる。
Claims (1)
- かご、
前記かごに接続されているかご側端部と、昇降路内に設けられた建物側接続部に接続されている建物側端部とを有しており、中間部がU字状に湾曲されて前記昇降路内に吊り下げられている可撓性の制御ケーブル、及び
前記制御ケーブルに対向して前記昇降路内に設けられ、前記制御ケーブルの水平方向への振動による昇降路壁への衝突を防止する制御ケーブル保護装置
を備え、
前記制御ケーブル保護装置には、前記制御ケーブル保護装置と前記制御ケーブルとの間の摩擦抵抗を低減する低摩擦部が部分的に設けられており、
前記制御ケーブル保護装置は、保護装置本体と、前記低摩擦部としての保護装置側低摩擦部とを有しており、
前記保護装置本体は、上下方向に互いに間隔をおいて配置された複数の保護金網からなり、
前記保護装置側低摩擦部は、前記保護金網間の上下方向及び水平方向の空間部であり、
前記空間部には、前記保護金網とは水平方向へ段差を付けて、かつ前記保護金網よりも前記制御ケーブルから離れて、前記制御ケーブルが前記空間部から昇降路壁側へ飛び出すことを防止する複数本の番線が上下方向に沿って張られているエレベータ装置。
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