JP2005082386A - エレベータのカウンタウェイト - Google Patents

エレベータのカウンタウェイト Download PDF

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Michiyuki Takazawa
理志 高澤
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Abstract

【課題】 カウンタウェイトの重量を調整する必要がある場合において、既にカウンタウェイトケース内のウェイトを積載するスペースがないときは、これ以上、カウンタウェイトの重量を増やすことができず、昇降路内レイアウトを再検討する必要があった。
【解決手段】 サブウェイト21を、カウンタシーブ20の上部かつカウンタシーブ20に巻きかけられたロープ4間に挟まれた空間に設けることにより、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じて簡単にカウンタウェイトの総重量を変更することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、かごと吊り合わせるために昇降路に配置されたエレベータのカウンタウェイトに関する。
一般に、エレベータのカウンタウェイトでは、カウンタケースのスペース内における一部のおもりまたは液体を着脱可能にすることにより、カウンタウェイトの総重量を調整していた。また、カウンタケースの外側に着脱可能なおもりを付加することにより、カウンタウェイトの総重量を調整していた(例えば、特許文献1参照。)。
従来のエレベータのカウンタウェイトの構成について、図22〜図24を参照して説明する。図22は、従来のエレベータの全体図、図23は、従来のエレベータのカウンタウェイトの正面図、図24は従来のエレベータのカウンタケース内のウェイト取り外し作業の正面図である。
まず、従来のエレベータの全体図を説明する。
図22に示すように、従来のエレベータのカウンタウェイト1は昇降路2内にあるかご3とロープ4を介してつるべ式に連結し、かご3の重量を補償している。また、かご用ガイドレール5およびカウンタウェイト用ガイドレール6が、カウンタウェイト1およびかご3に摺動可能に係合し、昇降路2内に設けられている。さらに、ブレーキ機構を有する巻上機7が昇降路2の上部の機械室8に設けられている。また、カウンタウェイト1は、かご3の重さと定格積載荷重の半分の重さとを合計した重さに設定されている。
ここで、このカウンタウェイト1は、図23に示すように、カウンタケース9、カウンタケース9に積み込まれるウェイト10、ウェイト10の上に着脱可能に設置された着脱ウェイト10aから構成されている。また、着脱ウェイト10aは、ボルト11によって、ウェイト10に固定されている。
次に、従来のエレベータの動作とカウンタウェイトの重量調整を説明する。
従来のエレベータでは、巻上機7を駆動することにより、巻上機7に懸架されたロープ4に連結しているかご3およびカウンタウェイト1が昇降される。この際、かご用ガイドレール5がかご3の水平方向の移動を規制し、カウンタウェイト用ガイドレール6がカウンタウェイト1の水平方向の移動を規制して、昇降路内の他の機器や昇降路壁とかごおよびカウンタウェイトとの接触・干渉を防止している。
また、図24に示すように、万一、定格積載荷重の半分の重さより少ない積載量のかご3が停電した状態において、最上階より上部に停止した場合には、まず巻上機7のブレーキを開放する。すると、かご3が昇降路最上部の移動限界まで上昇し、カウンタウェイト1は昇降路最下部の移動限界まで下降する。
ここで、作業者12は最下階乗場から昇降路最下端面に降り、昇降路最下部に下降したカウンタウェイト1のカウンタケース9内の着脱ウェイト10aに取りつけているボルト
11を外し、続けて着脱ウェイト10aを取り外す。そして、カウンタウェイト1の質量
をかご3の質量よりも軽くする。
その後、巻上機7のブレーキを開放すると、かご3の方がカウンタウェイト1よりも重いので、かご3は下方に移動し、カウンタウェイト1は上方に移動する。
以上のように、カウンタウェイト1がかご3より重くなった場合では、着脱ウェイト10aを作業者12がカウンタケース3内から取り外すことにより、かご3を近くの階まで
移動させていた。
実開平7−9880号公報(第5−6頁、図1)
しかしながら、上記のエレベータのカウンタウェイトには次の問題点があった。
それは、かごにオプション等をとりつけたためにカウンタウェイトの重量を変更する必要が生じた等のカウンタウェイトの重量を調整する必要がある場合において、既にカウンタウェイトケース内のウェイトを積載するスペースがないときは、これ以上、カウンタウェイトの重量を増やすことができなかった。
そのため、従来のカウンタウェイトでは、カウンタウェイトのカウンタケース内にウェイトを積載するためのスペースを確保するために、昇降路内レイアウトを再検討するか、かご重量を軽量化する必要があった。
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、カウンタシーブ上部に着脱可能なサブウェイトを設けることにより、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じてウェイトを変更することが可能なカウンタウェイトを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のエレベータのカウンタウェイトは、「昇降路に設けられ、かご用ガイドレールに沿って昇降するかごと、前記かごとロープを介して懸架され、カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降するカウンタウェイトと、前記カウンタウェイトを構成し、ウェイトを積載するカウンタケースと、前記カウンタケースに設けられ、前記ロープが巻き掛けられるカウンタシーブと、前記カウンタシーブの上部かつ前記カウンタシーブに巻きかけられた前記ロープ間に配置され、前記カウンタケースと連結しているサブウェイトとを具備することを」特徴としている。
本発明のエレベータのカウンタウェイトによれば、カウンタケースを上下方向に寸法拡大できない場合にも、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じてカウンタウェイトの総重量を変更することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
本発明のエレベータのカウンタウェイトの実施例1について、図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本発明のエレベータ全体の斜視図、図2は、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図、図3(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例1に係る
エレベータのカウンタウェイトのサブウェイトプレート21a、21b、21cの上面図、
図4は、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のA−A’線で切り欠いた縦断面図、図5は、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトの図2中のB−B’線で切り欠いた横断面図、図6は、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のC−C’線で切り欠いた横断面図、図7は、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトの図2中のD−D’線で切り欠いた縦断面図である。
まず、本発明のエレベータのカウンタウェイトの構成を説明する。
図1に示すように、本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイト1は、昇降路2内にあるかご3とロープ4を介してつるべ式に連結し、かご3の重量を補償している。また、かご用ガイドレール5およびカウンタウェイト用ガイドレール6が、カウンタウェイト1およびかご3に摺動可能に係合し、昇降路2内に設けられている。
さらに、ブレーキ機構を有する巻上機7が昇降路2内のかご用ガイドレール6の上部に設けられ、かご3を昇降させている。また、カウンタウェイト1は、かご3の重さと定格積載荷重の半分の重さとを合計した重さに設定されている。
次に、本発明のエレベータのカウンタウェイト1の構成を図2を参照して説明する。
図2に示すように、本発明のエレベータのカウンタウェイト1は、カウンタケース9、カウンタケース9に積み込まれるウェイト10、かご3からのロープ4が巻かれるカウンタシーブ20、サブウェイト21から構成されている。
ここで、カウンタケース9にはウェイト10が積み込まれており、ウェイト10をカウンタケース9から着脱することにより、カウンタウェイト1の総重量を調整することができるようになっている。
また、カウンタシーブ20は、図6で示すように、カウンタケース9の上面に取りつけられた2枚の手前側ブラケット9a、奥側ブラケット9bにかけ渡すように設けられた軸22によって支えられ、手前側ブラケット9a、奥側ブラケット9bを介してカウンタケース9に固定されている。
また、カウンタシーブ20は、かご3とカウンタウェイト1を懸架するロープ4が巻かれている。また、カウンタケース9の側面にはカウンタ用ガイドレール5と係合して摺動するガイドシュー23が上下左右4ヶ所に設けられており、このガイドシュー23により
、カウンタウェイト1はカウンタウェイト用ガイドレール5にガイドされながら昇降路2を上下移動する。
さらに、サブウェイト21の構成について、図2〜図7を参照して説明する。
図2に示すように、サブウェイト21は、1枚目プレート21a、2枚目プレート21
b、複数枚の3枚目以降プレート21cによって構成されている。
ここで、1枚目プレート21a、2枚目プレート21b、複数枚の3枚目以降プレート
21cのプレートについて図3を参照して説明する。
図3(a)に示すように、サブウェイト21の1枚目プレート21aは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられ、さらに、そのプレート間固定ねじ穴31の周りには、プレート間固定ねじやま32が設けられている。また、ロープ4による接触を防ぐための切り欠き26が、1枚目プレート21aにおける長手方向の両端に設けられている。さらに、1枚目プレート21aの中央部分には、手前側サブウェイト固定ねじ穴33aと奥側
サブウェイト固定ねじ穴33bが設けられている。
次に、図3(b)に示すように、サブウェイト21の2枚目プレート21bは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられており、その2枚目プレート21bにおける
長手方向の両端には、切り欠き26が設けられている。また、2枚目プレート21bの中
央部分には、手前側2枚目プレートボルト頭穴35aと奥側2枚目プレートボルト頭穴3
5bが設けられている。
最後に、図3(c)に示すように、サブウェイトプレート21の3枚目以降プレート2
1cは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられ、その3枚目以降プレート
21cにおける長手方向の両端には、ロープ4の接触を防ぐための切り欠き26が設けら
れている。
ここで、サブウェイト21内の1枚目プレート21a、2枚目プレート21b、3枚目以降プレート21cの係合状態について、図4を参照して説明する。
図2のA−A’断面図である図4をみると、サブウェイト21の1枚目プレート21a
と2枚目プレート21bと3枚目以降プレート21cは、各サブウェイトプレートに設けられた4つのプレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aを、1枚目プレート
21aから3枚目以降プレート21cに貫通するように通す。
そのとき、1枚目プレート21aのプレート間固定ねじやま32に、プレート固定用ボ
ルト25aを螺合させる。これにより、プレート固定用ボルト25aが、1枚目プレート21aに固定される。
また、3枚目以降プレート21cから上向きに貫通したプレート固定用ボルト25aは、3枚目以降プレート21c上部にて、ナット25bで締めつけ固定される。これにより、各サブウェイトプレート間は固定される。
また、サブウェイト21の1枚目プレート21aとサブウェイト21の2枚目プレート
21bとを重ねた場合に、2枚目プレート21bに手前側2枚目プレートボルト頭穴35a
、奥側2枚目プレートボルト頭穴35bが設けられているため、ブロック材固定用ボルト
27が障害にならない。そのため、各プレートを重ねることができる。
以上のように、1枚目プレート21a、2枚目プレート21b、3枚目以降プレート21cを係合している。
また、サブウェイト21、手前側ブロック材24a又は奥側ブロック材24b、手前側ブラケット9a又は奥側ブラケット9bの係合状態について図5〜図7を参照して説明する。
図2のB−B’断面図である図5に示すように、手前側ブロック材24a、奥側ブロッ
ク材24bには、それぞれ、手前側サブウェイト固定ねじ穴33a、奥側サブウェイト固定ねじ穴33bが2つずつ設けられている。
また、図2のC−C’断面図である図6に示すように、手前側ブラケット9a、奥側ブ
ラケット9bには、それぞれ、手前側サブウェイト固定ねじ穴33a、奥側サブウェイト固定ねじ穴33bが2つずつ設けられ、その各ねじあな33a、33bの周りに、手前側サブ
ウェイト固定ねじやま34a、奥側サブウェイト固定ねじやま34bが設けられている。
ここで、その手前側サブウェイト固定ねじ穴33a、奥側サブウェイト固定ねじ穴33bの大きさは、図3(a)、図4における手前側サブウェイト固定ねじ穴33a、奥側サブウェイト固定ねじ穴33bの大きさと同様である。また、手前側サブウェイト固定ねじやま
34a、奥側サブウェイト固定ねじやま34bは、図7でのブロック材固定用ボルト27と
螺合可能である。
ここで、図2のD−D’断面図である図7で示すように、サブウェイト21の1枚目プレート21aと手前側ブロック材24aと手前側ブラケット9aは、図3(a)、図4、図5の手前側サブウェイト固定ねじ穴33aを通して、ブロック材固定用ボルト27を貫通さ
せるように通し、図6での手前側サブウェイト固定ねじやま34aに螺合させる。
同様に、サブウェイト21の1枚目プレート21aと奥側ブロック材24bと奥側ブラケット9bは、図3(a)、図4、図5の奥側サブウェイト固定ねじ穴33bを通して、プレ
ート固定用ボルト25aを貫通させるように通し、図5での奥側サブウェイト固定ねじや
ま34bに螺合させる。
以上により、サブウェイト21をカウンタケース9に対して固定をしている。
上記構成のエレベータのカウンタウェイトにおいては、巻上機7を駆動することにより、巻上機7に懸架されたロープ4に連結しているかご3およびカウンタウェイト1が昇降される。この際、かご用ガイドレール5がかご3の水平方向の移動を規制し、カウンタウェイト用ガイドレール6がカウンタウェイト1の水平方向の移動を規制して、昇降路内の他の機器や昇降路壁とかごおよびカウンタウェイトとの接触・干渉を防止している。
ここで、カウンタウェイト1の総重量を増やす必要がある場合には、作業員(図示せず)は、まずナット25bを外す。
次に、増やす重量に相当する3枚目以降プレート21cの枚数を、現在重ねている3枚
目以降プレート21cの上に重ねる。そのとき、重ねる3枚目以降プレート21cは、プレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aに通す。
最後に、再び、ナット25bで締めつけ固定する。
一方、カウンタウェイト1の総重量を減らす必要がある場合には、作業者は、まずナット25bを外す。
次に、減らす重量に相当する3枚目以降プレート21cの枚数を、現在重ねている3枚
目以降プレート21cから取り外す。
最後に、再び、ナット25bで締めつけ固定する。
以上の手順により、ナット25bを外すだけで、カウンタウェイト1の総重量を容易に調整することができる。
本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトによれば、サブウェイトを、カウンタウェイトのカウンタシーブ上部かつカウンタシーブに巻き掛けているロープに挟まれた空間に設けることにより、昇降路の省スペース化に伴ってカウンタケースを上下方向に寸法拡大できない場合でも、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じてカウンタウェイトの総重量を変更することができる。
また、サブウェイトの長手方向に対する両端に切り欠きを設けることにより、カウンタシーブに巻きかえられているロープの触れ幅に関係なく、サブウェイトの幅を拡大することが可能となり、サブウェイトの重量を増加させることができる。
また、サブウェイトを複数枚のプレートで構成し、サブウェイトの1枚目プレートのプレート間固定ねじやまにプレート固定用ボルトを固定し、各プレートどうしをボルトとナットで着脱可能に固定していることにより、ナットを外すだけで、簡単にカウンタウェイトの重量を調整することができる。
そして、カウンタケースを用いる場合と比べて、コストや製作時間を削減させることができる。
さらに、サブウェイトを、カウンタウェイトのカウンタシーブ上部でのロープに挟まれたスペースに設けることにより、サブウェイトが昇降路の上部から落下してくる埃や塵がたまることを防ぎ、シーブカバーの役割も果たす。
そして、作業員がカウンタシーブにまきこまれることを防ぐ役割も果たす。
本発明のエレベータのカウンタウェイトの実施例2について、図8〜図13を参照して説明する。
図8は、本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図、図9は、本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のD−D’線で切り欠いた縦断面図、図10は、本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のE−E’線で切り欠いた縦断面図、図11は、本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のF―F’線で切り欠いた横断面図、図12(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例2に係るエレベータの
カウンタウェイトのサブウェイトプレート41a、41b、41cの上面図、図13は、本
発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のA−A’線で切り欠いた縦断面図である。
なお、以下の各実施の形態において、実施例1と同一構成要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図8に示すように、カウンタシーブ20とカウンタケース9とカウンタ用ガイドレール5の間におけるスペースには、第2サブウェイト41が設けられている。
また、図8中のD−D’線で切り欠いた縦断面図である図9に示すように、第2サブウェイト41は、手前側ブラケット9aと奥側ブラケット9bの間に挟まれて配置されており、カウンタシーブ20に触れないようにカウンタケース9に固定されている。
ここで、第2サブウェイト41、手前側ブロック材24a又は奥側ブロック材24bとカウンタケース9の係合状態について図9〜図11を参照して説明する。
図8のE−E’断面図である図10に示すように、手前側ブロック材24a、奥側ブロ
ック材24bは、手前側ブラケット9aと奥側ブラケット9bの間に配置されている。そし
て、手前側ブロック材24a、奥側ブロック材24bそれぞれについて、手前側サブウェイト固定ねじ穴33a、奥側サブウェイト固定ねじ穴33bが2つずつ設けられている。
また、図8のF−F’断面図である図11に示すように、カウンタケース9の上部には、手前側サブウェイト固定ねじ穴33aと奥側サブウェイト固定ねじ穴33bが2つずつ設けられ、その各ねじあな33a、33bの周りに、手前側サブウェイト固定ねじやま34a
、奥側サブウェイト固定ねじやま34bが設けられている。また、手前側サブウェイト固
定ねじやま34a、奥側サブウェイト固定ねじやま34bは、図9でのブロック材固定用ボルト27と螺合可能である。
ここで、図8のD−D’断面図である図9で示すように、第2サブウェイト41の1枚目プレート41aと手前側ブロック材24a又は奥側ブロック材24bとカウンタケース9
は、手前側サブウェイト固定ねじ穴33aを通して、ブロック材固定用ボルト27を貫通
させるように通し、図11での手前側サブウェイト固定ねじやま33a、奥側サブウェイ
ト固定ねじやま33bに螺合させる。
以上により、第2サブウェイト41をカウンタケース9に対して固定をしている。
さらに、第2サブウェイト41の構成を図12と図13を参照して説明する。
図8に示すように、第2サブウェイト41は、1枚目プレート41a、2枚目プレート
41b、複数枚の3枚目以降プレート41cによって構成されている。
ここで、1枚目プレート41a、2枚目プレート41b、複数枚の3枚目以降プレート
41cのプレートについて図12を参照して説明する。
図12(a)に示すように、第2サブウェイト41の1枚目プレート41aは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられ、さらに、そのプレート間固定ねじ穴31の周りには、プレート間固定ねじやま32が設けられている。また、1枚目プレート41aの中央部分には、手前側サブウェイト固定ねじ穴33aと奥側サブウェイト固定ねじ穴33bが設けられている。ここで、本発明の実施例1における1枚目プレート21aに具備され
ていた切り欠き26は、設けられていない。
次に、図12(b)に示すように、第2サブウェイト41の2枚目プレート41bは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられている。そして、2枚目プレート41bの中央部分には、手前側2枚目プレートボルト頭穴35aと奥側2枚目プレートボルト
頭穴35bが設けられている。ここで、本発明の実施例1における2枚目プレート21bに具備されていた切り欠き26は、設けられていない。
最後に、図12(c)に示すように、サブウェイトプレート21の3枚目以降プレート
41cは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴31が設けられている。ここで、本発明
の実施例1における3枚目以降プレート41cに具備されていた切り欠き26は、設けら
れていない。
さらに、第2サブウェイト41内の1枚目プレート41a、2枚目プレート41b、3枚目以降プレート41cの係合状態について、図13を参照して説明する。
図8のA−A’線で切り欠いた縦断面図である図13に示すように、第2サブウェイト41の1枚目プレート41aと2枚目プレート41bと3枚目以降プレート41cは、各サ
ブウェイトプレートに設けられた4つのプレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aを1枚目プレート41aから3枚目以降プレート41cに貫通するように通す。
そのとき、1枚目プレート41aのプレート間固定ねじやま32に、プレート固定用ボ
ルト25aを螺合させる。これにより、プレート固定用ボルト25aが、1枚目プレート41aに固定される。
また、3枚目以降プレート41cから上向きに貫通したプレート固定用ボルト25aは、3枚目以降プレート41c上部にて、ナット25bで締めつけ固定される。これにより、各サブウェイトプレート間は固定される。
また、第2サブウェイト41の1枚目プレート41aと2枚目プレート41bとを重ねた場合に、2枚目プレート41bに手前側2枚目プレートボルト頭穴35a、奥側2枚目プレートボルト頭穴35bが設けられているため、ブロック材固定用ボルト27が障害になら
ずに各プレートを重ねることができる。
以上のように、1枚目プレート41a、2枚目プレート41b、3枚目以降プレート41cを係合している。
上記構成のエレベータのカウンタウェイトにおいては、カウンタウェイト1の総重量を増やす必要がある場合には、作業員はまず、第2サブウェイト41のナット25bを外す
次に、第2サブウェイト41において、増やす重量に相当する3枚目以降プレート41cの枚数を、現在重ねている3枚目以降プレート41cの上に重ねる。そのとき、重ねる
3枚目以降プレート41cは、プレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aに通す。
最後に、再び、第2サブウェイト41のナット25bで締めつけ固定する。
さらに、第2サブウェイト41を積み込むスペースが無くなった場合でカウンタウェイト1の総重量を増やす場合には、まず、サブウェイト21のナット25bを外す。
次に、サブウェイト21において、作業員は増やす重量に相当する3枚目以降プレート21cの枚数を、現在重ねている3枚目以降プレート21cの上に重ねる。そのとき、重ねる3枚目以降プレート21cは、プレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aに通す。
最後に、再び、サブウェイト21のナット25bで締めつけ固定する。
一方、カウンタウェイト1の総重量を減らす必要がある場合には、作業員は、まず、サブウェイト21のナット25bを外す。
次に、サブウェイト21において、減らす重量に相当する3枚目以降プレート21cの
枚数を、現在重ねている3枚目以降プレート21cから取り外す。
最後に、再び、サブウェイト21のナット25bで締めつけ固定する。
さらに、サブウェイト21をすべて取り外した場合でカウンタウェイトの総重量を減らす場合には、第2サブウェイト41において、作業員は、まず、第2サブウェイト41のナット25bを外す。
次に、第2サブウェイト41において、減らす重量に相当する3枚目以降プレート41cの枚数を、現在重ねている3枚目以降プレート41cから取り外す。
最後に、再び、第2サブウェイト41のナット25bで締めつけ固定する。
以上の手順により、セカンドウェイト21と第2サブウェイト41のナット25bを外
すだけで、カウンタウェイト1の総重量を調整することができる。
本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトによれば、サブウェイトをカウンタウェイトのカウンタシーブ上部かつカウンタシーブに巻きかえられたロープに挟まれた空間に設け、第2サブウェイトをカウンタシーブ下部かつカウンタケースの間の空間に設けることにより、昇降路の省スペース化に伴ってカウンタケースを上下方向に寸法拡大できない場合でも、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じてカウンタウェイトの総重量を変更することができる。
また、第2サブウェイトを設けることにより、サブウェイトのみを設けた場合よりもカウンタウェイトの重心の高さが低くなり、カウンタウェイトが安定する。
また、サブウェイトと第2セカンドウェイトを複数枚のプレートで構成し、サブウェイトと第2セカンドウェイトの1枚目プレートと1枚目プレートのプレート間固定ねじやまにプレート固定用ボルトを固定し、各プレートどうしをボルトとナットで着脱可能に固定していることにより、サブウェイトと第2セカンドウェイトのナットを外すだけで、簡単にカウンタウェイトの重量を調整することができる。
そして、カウンタケースを用いる場合と比べて、コストや製作時間を削減させることができる。
さらに、サブウェイトを、カウンタウェイトのカウンタシーブ上部でのロープに挟まれたスペースに設けることにより、サブウェイトが昇降路の上部から落下してくる埃や塵がたまることを防ぎ、シーブカバーの役割も果たす。
そして、作業員がカウンタシーブにまきこまれることを防ぐ役割も果たす。
本発明のエレベータのカウンタウェイトの実施例3について、図14〜図21を参照して説明する。
図14は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図、図15は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの上面図、図16は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの断面図、図17は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの下部整風カバーの下面図、
図18は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの断面図、図19は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの図14中のG−G’線で切り欠いた横断面図、図20は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図14中のA−A’線で切り欠いた縦断面図、図21は、本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図14中のD−D’線で切り欠いた縦断面図である。
図14に示すように、整風カバー51である上部整風カバー51aおよび下部整風カバ
ー51bがサブウェイト21の上部及びカウンタケース9の下部にそれぞれ設けられてい
る。
ここで、上部整風カバー51aについて、図15と図16を参照して説明する。
図15に示すように、上部整風カバー51aは、その角に4つのプレート間固定ねじ穴
31が設けられている。
また、ロープ4による接触を防ぐための切り欠き26が、上部整風カバー51aにおけ
る長手方向の両端に設けられている。
さらに、図16に示すように、上部整風カバー51aは、断面が三角形となっており、
図14に示すように、カウンタウェイト1の正面から背面にかけて上がるように上部整風カバー51aの上面が傾斜して取りつけられている。
次に、下部整風カバー51bについて、図17と図18を参照して説明する。
図17に示すように、下部整風カバー51bは、その角に4つの整風カバー固定ねじ穴
52aが設けられている。
また、図18に示すように、下部整風カバー51bも断面が三角形となっており、図1
4に示すように、カウンタウェイト1の正面から背面にかけて下がるように下部整風カバー51bの下面が傾斜して取りつけられている。
さらに、図19に示すように、カウンタケース9の下面には、その角に4つの整風カバー固定ねじ穴52aと整風カバー固定ねじやま52bが設けられている。
次に、上部整風カバー51aとサブウェイト21との係合状態を図20と図21を参照
して説明する。
図14中のA−A’線で切り欠いた縦断面図である図20、図14中のD−D’線で切り欠いた縦断面図である図21に示すように、サブウェイト21の1枚目プレート21a
と2枚目プレート21bと3枚目以降プレート21c、3枚目以降プレート21cの上部に
載せられた上部整風カバー51aは、各サブウェイトプレートに設けられた4つのプレー
ト間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aを1枚目プレート21aから上部整風カバー51aに貫通するように通す。
そのとき、1枚目プレート21aのプレート間固定ねじやま32に、プレート固定用ボ
ルト25aを螺合させる。これにより、プレート固定用ボルト25aが、1枚目プレート21aに固定される。
また、上部整風カバー51aから上向きに貫通したプレート固定用ボルト25aは、上部整風カバー51aの上部にて、ナット25bで締めつけ固定される。以上から、上部整風カバー51aはサブウェイト21と固定されている。
さらに、下部整風カバー51bとカウンタケース9の係合状態を説明する。
まず、下部整風カバー51bの整風カバー固定ねじ穴52aに対して、整風カバー固定用ボルト53を、その下面から上面に貫通して通す。
そして、貫通した整風カバー固定用ボルト53を、カウンタケース9の下面に設けられた整風カバー固定ねじやま52bと螺合させる。以上から、下部整風カバー51bはカウンタケース9と固定されている。
上記構成のエレベータのカウンタウェイトにおいては、カウンタウェイト1の総重量を増やす必要がある場合には、作業員はまず、上部整風カバー51aのナット25bを外し、上部整風カバー51aを取り除く。
次に、増やす重量に相当する3枚目以降プレート21cの枚数を、現在重ねている3枚
目以降プレート21cの上に重ねる。そのとき、重ねる3枚目以降プレート21cは、プレート間固定ねじ穴31にプレート固定用ボルト25aに通す。
最後に、再び、ナット25bで締めつけ固定する。
一方、カウンタウェイト1の総重量を減らす必要がある場合には、作業者は、まずナット25bを外す。
次に、減らす重量に相当する3枚目以降プレート21cの枚数を、現在重ねている3枚
目以降プレート21cから取り外す。
最後に、再び、ナット25bで締めつけ固定する。
以上の手順により、ナット25bを外すだけで、カウンタウェイト1の総重量を調整す
ることができる。
本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトによれば、サブウェイトを、カウンタウェイトのカウンタシーブ上部かつカウンタシーブに巻きかけられたロープに挟まれた空間に設けることにより、昇降路の省スペース化に伴ってカウンタケースを上下方向に寸法拡大できない場合でも、昇降路内レイアウトやかご形状の設計変更することなく、必要に応じてカウンタウェイトの総重量を変更することができる。
また、サブウェイトの上部及びカウンタケースの下部に整風カバーを設けることにより、カウンタウェイトとかごがすれ違う際に発生する騒音の影響を抑えることができ、乗客は快適にエレベータを利用できる。
また、サブウェイトの長手方向に対する両端に切り欠きを設けることにより、カウンタシーブに巻きかけられたロープの触れ幅に関係なく、サブウェイトの幅を拡大することが可能となり、サブウェイトの重量を増加させることができる。
また、サブウェイトを複数枚のプレートで構成し、サブウェイトの1枚目プレートのプレート間固定ねじやまにプレート固定用ボルトを固定し、各プレートどうしをボルトとナットで着脱可能に固定していることにより、ナットを外すだけで、簡単にカウンタウェイトの重量を調整することができる。
そして、カウンタケースを用いる場合と比べて、コストや製作時間を削減させることができる。
さらに、整風カバーを、カウンタウェイトのカウンタシーブ上部でのロープに挟まれたスペースに設けることにより、整風カバーが昇降路の上部から落下してくる埃や塵がたまることを防ぎ、シーブカバーの役割も果たす。
そして、作業員がカウンタシーブにまきこまれることを防ぐ役割も果たす。
なお、本発明は、上記した各実施の形態には限定されず、種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、サブウェイトのプレート枚数が10枚になっているが、これに限るものではなく、例えば20枚でもよい。
本発明のエレベータ全体の斜視図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトプレート21a、21b、21cの上面図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のA−A’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のB−B’線で切り欠いた横断面図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のC−C’線で切り欠いた横断面図。 本発明の実施例1に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図2中のD−D’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のD−D’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のE−E’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のF−F’線で切り欠いた横断面図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトプレート41a、41b、41cの上面図。 本発明の実施例2に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図8中のA−A’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの斜視図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの上面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの断面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの下部整風カバーの下面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの上部整風カバーの断面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトの図14中のG−G’線で切り欠いた横断面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図13中のA−A’線で切り欠いた縦断面図。 本発明の実施例3に係るエレベータのカウンタウェイトのサブウェイトの図13中のD−D’線で切り欠いた縦断面図。 従来のエレベータの全体図。 従来のエレベータのカウンタウェイトの正面図。 従来のエレベータのカウンタケース内のウェイト取り外し作業の正面図。
符号の説明
1…カウンタウェイト
2…昇降路
3…かご
4…ロープ
5…かご用ガイドレール
6…カウンタウェイト用ガイドレール
7…巻上機
8…機械室
9…カウンタケース
9a…手前側ブラケット
9b…奥側ブラケット
10…ウェイト
10a…着脱ウェイト
11…ボルト
12…作業員
20…カウンタシーブ
21…サブウェイト
21a…1枚目プレート
21b…2枚目プレート
21c…3枚目以降プレート
22…軸
23…ガイドシュー
24…ブロック材
24a…手前側ブロック材
24b…奥側ブロック材
25a…プレート固定用ボルト
25b…ナット
26…切り欠き
27…ブロック材固定用ボルト
31…プレート間固定ねじ穴
32…プレート間固定ねじやま
33a…手前側サブウェイト固定ねじ穴
33b…奥側サブウェイト固定ねじ穴
34a…手前側サブウェイト固定ねじやま
34b…奥側サブウェイト固定ねじやま
35a…手前側2枚目プレートボルト頭穴
35b…奥側2枚目プレートボルト頭穴
41…第2サブウェイト
41a…1枚目プレート
41b…2枚目プレート
41c…3枚目以降プレート
51…整風カバー
51a…上部整風カバー
51b…下部整風カバー
52a…整風カバー固定ねじ穴
52b…整風カバー固定ねじやま
53…整風カバー固定用ボルト

Claims (5)

  1. 昇降路に設けられ、かご用ガイドレールに沿って昇降するかごと、
    前記かごとロープを介して懸架され、カウンタウェイト用ガイドレールに沿って昇降するカウンタウェイトとを有するエレベータであって、
    前記カウンタウェイトが、ウェイトを積載するカウンタケースと、
    前記カウンタケースに設けられ、前記ロープが巻き掛けられるカウンタシーブと、
    前記カウンタシーブの上部かつ前記カウンタシーブに巻き掛けられた前記ロープ間に配置され、前記カウンタケースと連結しているサブウェイトと、
    によって構成されていることを特徴としたエレベータのカウンタウェイト。
  2. 前記カウンタシーブと前記カウンタケース間に配置され、前記カウンタケースと連結している第2サブウェイトとを具備することを特徴とした請求項1記載のエレベータのカウンタウェイト。
  3. 前記サブウェイトの上部かつ前記カウンタケースの下部に設けられ、前記かごと前記カウンタウェイトがすれ違う際の風音の影響を抑える整風カバーを具備することを特徴とした請求項1又は請求項2記載のエレベータのカウンタウェイト。
  4. 前記サブウェイトが、前記サブウェイトの長手方向に対する両端に、前記ロープの接触を回避するための切り欠きを設けたことを特徴とした請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のエレベータのカウンタウェイト。
  5. 前記サブウェイトは、着脱可能であることを特徴とした請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のエレベータのカウンタウェイト。
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