JP6674588B1 - 銅を含む部材の溶接方法、および回転電機の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そのため、レーザにより、銅を含む部材同士を溶接する場合には、溶接部の品質を安定させるのが困難となっていた。
銅を含む部材同士をレーザにより突き合わせ溶接するものとしては、例えば、モータや発電機などの回転電機に設けられるコイルを例示することができる。そのため、以下においては、一例として、ステータの製造方法を例示すると共に、銅を含む部材の溶接方法を説明する。なお、ステータの製造方法を例示するが、本発明はロータの製造方法にも適用することができる。すなわち、本発明は、回転電機の製造方法に適用することができる。
図1は、本実施の形態に係るステータ1を例示するための模式斜視図である。
図1に示すように、ステータ1には、ステータコア2、およびコイル3が設けられている。
まず、ステータコア2を形成する。例えば、ヨーク21と、複数のティース22となる部分を有する板状の磁性体部材を複数形成する。例えば、磁性体部材は、厚みが0.05mm〜1.0mm程度の電磁鋼板を打抜き加工により加工することで形成することができる。そして、複数の磁性体部材を積層し、例えば、複数の磁性体部材を溶接したり、カシメたりしてステータコア2を形成する。なお、ステータコア2は、磁性材粉末と、樹脂バインダを加圧成形することで形成することもできる。
まず、コイル3の構成要素となるセグメント導体31を複数形成する。
図2は、ステータコア2に装着される前のセグメント導体31を例示するための模式図である。
図2に示すように、セグメント導体31は、例えば、断面が四角形の平角線を折り曲げることで形成することができる。セグメント導体31は、例えば、平角線を略U字状に折り曲げることで形成することができる。平角線の断面寸法は、例えば、3mm〜4mm程度とすることができる。平角線は、例えば、いわゆる純銅線とすることもできるし、銅を主成分として含む線とすることもできる。
図3は、セグメント導体31の端部の折曲げ加工、および、セグメント導体31の端面31dの溶接加工を例示するための模式図である。
図3に示すように、セグメント導体31の端部31bを、隣接するセグメント導体31に近づく方向に折り曲げる。そして、さらに、セグメント導体31の先端部31cを、ステータコア2の軸方向(図1中および図3中のZ方向)に折り曲げる。ステータコア2の径方向において、セグメント導体31の先端部31cは、隣接するセグメント導体31の先端部31cと重なるようにすることができる。また、セグメント導体31の外面が絶縁体で覆われている場合には、セグメント導体31の先端部31cおよび端面31dを覆っている絶縁体を剥離することができる。
溶接は、レーザにより行うことができる。溶接は、例えば、赤外領域の波長を有するレーザを、セグメント導体31の端面31dに照射することで行うことができる。赤外領域の波長を有するレーザとすれば、比較的高い出力のレーザを照射するのが容易となる。例えば、レーザの波長は、1040nm〜1070nm程度とすることができる。例えば、レーザの出力は、4kW程度とすることができる。
なお、セグメント導体31の端面31dの溶接に関する詳細は後述する。
以上のようにしてステータ1を製造することができる。
前述したように、セグメント導体31は銅を含んでいる。銅は、アルミニウムなどに比べて熱伝導率が高い。そのため、セグメント導体31の端面31dにレーザを照射しても、発生した熱がセグメント導体31を伝わり放熱されるので端面31dの温度が上昇しにくくなる。
また、銅は、アルミニウムなどに比べて融点が高い。そのため、セグメント導体31の端面31dにレーザを照射しても、セグメント導体31の端面31dを溶融させるのが難しい。
そのため、単に、赤外領域の波長を有するレーザを、セグメント導体31の端面31dに照射しても溶接部の品質を安定させるのが難しい。
図4は、レーザの走査を例示するための模式図である。
図4に示すように、端面31d1と隣接する端面31d2との間には隙間が設けられていてもよい。なお、端面31d1と隣接する端面31d2とが接触するようにしてもよい。
次に、レーザの照射位置を走査して、照射位置の軌跡が渦巻き状(スパイラル状)となるようにする。渦巻きの形状は、円状や楕円状とすることができる。例えば、端面31d1、31d2の形状が正方形、または、長辺と短辺の差が小さい長方形の場合には、渦巻きの形状は円状とすることができる。例えば、端面31d1、31d2の形状が長辺と短辺の差が大きい長方形の場合には、渦巻きの形状は、端面31d1、31d2の長辺に略平行な長軸を有する楕円状とすることができる。
照射されたレーザにより発生した熱は、照射位置を中心として放射状に伝達する。この場合、渦巻きの外側から内側に向けて照射位置を移動させれば、渦巻きの中心110の側により多くの熱を伝達するのが容易となる。そのため、レーザの照射領域の温度を上昇させるのが容易となる。
図5(b)は、図5(a)に示す照射を行った場合の照射面の温度分布を例示するための模式図である。
図6(a)は、レーザの照射位置を内側から外側に向けて渦巻き状に移動させた場合を例示するための模式図である。
図6(b)は、図6(a)に示す照射を行った場合の照射面の温度分布を例示するための模式図である。
図7(a)は、レーザの照射位置を外側から内側に向けて渦巻き状に移動させた場合を例示するための模式図である。
図7(b)は、図7(a)に示す照射を行った場合の照射面の温度分布を例示するための模式図である。
なお、図5(b)、図6(b)、および図7(b)においては、温度分布は、モノトーン色の濃淡で表し、温度が高いほど淡く、温度が低いほど濃くなるように表示している。
渦巻きの内側から外側に向けて照射位置を移動させれば、図6(b)から分かるように、照射面の比較的広い範囲を加熱することができる。ただし、照射面の一部およびその下方に温度の低い領域が形成されている。
図9は、レーザの照射位置を外側から内側に向けて渦巻き状に移動させた場合の溶接部の断面写真である。すなわち、図7(a)、(b)の場合の溶接部の断面写真である。
前述した様に、照射されたレーザにより発生した熱は、照射位置を中心として放射状に伝達する。そのため、図6(a)に示すように、渦巻きの内側から外側に向けて照射位置を移動させれば、渦巻きの中心110の側の温度を高くするのが難しくなる。その結果、図8に示すように、溶接部の幅L1および溶け込み深さD1を大きくするのが難しくなる。
これに対して、図7(b)に示すように、渦巻きの外側から内側に向けて照射位置を移動させれば、渦巻きの中心110の側の温度を高くするのが容易となる。そのため、図9に示すように、溶接部の幅L2および溶け込み深さD2を大きくするのが容易となる。その結果、溶接部の品質を安定させることができる。
ボイド120が発生する原因は必ずしも明らかではないが、渦巻きの中心110の側でレーザの照射を停止すると急激な温度低下が生じ、溶融池の内部にある金属の蒸気が溶接部の内部に閉じ込められることが考えられる。
図10(b)は、渦巻きの中心110aでレーザの走査を停止せずに、そのまま続けて内側から外側に向けてレーザの照射位置を渦巻き状に移動させた場合である。すなわち、図10(b)に例示をした走査は、図10(a)に例示をした走査に中断無しに続けて行われる。
なお、図10(a)に例示をした走査と、図10(b)に例示をした走査は、中断無しに続けて行われるため1つの図面に表すことも可能であるが、煩雑となるので2つの図面に分けて記載している。
図11から分かるように、図10(a)、(b)に例示をしたレーザの走査を行えば、図9に示した溶接部と同様に、溶接部の幅L3および溶け込み深さD3を大きくすることができる。また、溶接部の底部の中心にボイド120が発生するのを抑制することができる。すなわち、溶接部の品質をさらに安定させることができる。
本発明者らの得た知見によれば、端面31d2における照射位置の軌跡の合計の長さ:端面31d1における照射位置の軌跡の合計の長さは、6:4〜7:3とすることが好ましい。この様にすれば、溶接部の品質を向上させることができる。
なお、後述する図12に示すように、セグメント導体31を傾けた状態でレーザLを照射する場合には、照射位置の軌跡の合計の長さが長い方の端面が、照射位置の軌跡の合計の長さが短い方の端面よりも上方となるようにすることが好ましい。
セグメント導体31を傾ける場合には、照射位置の軌跡の長さが長い(加熱領域の広い)端面31d2が端面31d1よりも、重力方向において上方に位置するようにすることができる。この様にすれば、溶融金属の量が多い端面31d2側から端面31d1側に向けて溶融金属を供給することができる。この場合、端面31d1も加熱されているので表面には溶融金属がある。そのため、端面31d1においては溶融金属同士が混合されて溶接部31aが形成される。溶融金属同士が混合されれば界面などが発生するのを抑制することができるので、溶接強度か低下することを抑制することができ、ひいては溶接部31aの品質を安定させることができる。
図12に示すように、重力方向Gとセグメント導体31の側面31eとがなす角度をθとする。この場合、角度θを大きくしすぎると、端面31d2側から端面31d1側に向けて供給された溶融金属が端面31d1から排出されるおそれがある。
本発明者らの得た知見によれば、角度θを15°以下とすれば、溶融金属が端面31d1に留まるようにすることが容易となる。
この場合、レーザLは、図12に示すように、重力方向Gから照射することができる。また、レーザLは、重力方向Gに対して傾いた方向から照射することもできる。
本実施の形態に係るレーザの照射を行えば、レーザによる溶接が困難な銅を含むセグメント導体31であっても、溶接を容易とすることができ、ひいては溶接部31aの品質を安定させるのが容易となる。
そのため、端面31d1と端面31d2との間に隙間Sが設けられる場合には、セグメント導体31を傾けた状態でレーザを照射することが好ましい。セグメント導体31を傾けた状態でレーザを照射すれば、隙間Sに照射されたレーザがセグメント導体31の側面31eに入射し易くなるので、セグメント導体31の下方に設けられた部材にレーザが照射されるのを抑制することができる。
この場合、重力方向Gと溶接の対象物の側面(セグメント導体31の側面31e)とがなす角度θは、レーザの照射方向から見て、隙間に溶接の対象物の一部(セグメント導体31の側面31e)が見えるような角度とすればよい。
図14は、レーザLを照射する際のセグメント導体31の配置を例示するための模式図である。
図13に示すように、照射の開始位置100は、端面31d1と端面31d2の間とすることができる。また、レーザの照射位置を走査して、照射位置の軌跡が渦巻き状となるようにする。渦巻きの形状は前述したものと同様とすることができる。レーザの照射位置は、渦巻きの外側から内側に向けて移動させることができる。
前述したように、端面31d1と端面31d2との間に隙間Sが設けられていると、セグメント導体31の下方に設けられた部材が損傷するおそれがある。そのため、角度θが0°または小さい場合には、端面31d1と端面31d2を接触させるか、隙間Sがなるべく小さくなるようにすることが好ましい。
セグメント導体31の端面が溶融して、いわゆる溶融池ができると、溶融池の内部にある溶融金属がさらに加熱されて金属の蒸気が発生する。金属の蒸気が発生すると、蒸気の周囲にある溶融金属が押しのけられるなどして溶融金属が振動する。この振動が空気に伝わることで音が発生する。
発生する音の周波数、周波数と溶融池の深さ(溶け込み深さ)の関係は、例えば、実験やシミュレーションを行うことで予め知ることができる。
また、レーザの照射後、所定の時間を経過しても音が検出されなかった場合には、異常が発生したとしてレーザ溶接を中止することができる。
また、周波数の変化を検出することで、溶融池の深さ、すなわち溶け込み深さを知ることができる。
すなわち、本実施の形態に係る銅を含む部材の溶接方法は、銅を含む第1の部材(例えば、セグメント導体31)と、銅を含み、第1の部材と隣接させて設けられた第2の部材(例えば、セグメント導体31)と、をレーザ溶接する工程を備えることができる。第1の部材の溶接面(例えば、端面31d1)、および第2の部材の溶接面(例えば、端面31d2)にレーザを照射する際に、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心110、110aに近づくようにレーザの照射位置を移動させて、第1の部材の溶接面、および第2の部材の溶接面を溶融させることができる。
この場合、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心に近づくようにレーザの照射位置を移動させ、引き続き、渦巻きの中心または渦巻きの中心の近傍から、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心から離れるようにレーザの照射位置を移動させることができる。
この場合、レーザを照射する際に、第1の部材、および第2の部材が重力方向に対して傾けられるようにすることができる。
この場合、渦巻き状にレーザを照射する際に、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心に近づくようにレーザの照射位置を移動させ、引き続き、渦巻きの中心または渦巻きの中心の近傍から、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心から離れるようにレーザの照射位置を移動させることができる。
また、レーザは、渦巻き状に複数回照射されるようにしてもよい。
また、レーザ溶接する工程において、第1の部材の溶接面、および第2の部材の溶接面の少なくともいずれかが溶融した際に生じる所定の周波数を有する音を検出し、検出された音に基づいて、レーザ溶接の開始を検出することができる。
この場合、レーザを照射する際に、第1のセグメント導体、および第2のセグメント導体が重力方向に対して傾けられる。
重力方向と、第2のセグメント導体の側面と、がなす角度は、10°以下とすることができる。
レーザは、渦巻き状に複数回照射することができる。
第1のセグメント導体の端面、および第2のセグメント導体の端面の少なくともいずれかが溶融した際に生じる所定の周波数を有する音を検出し、検出された音に基づいて、溶接の開始を検出することができる。
図15は、溶接前のセグメント導体31の端部を例示するための写真である。
図16(a)、(b)は、図4に例示をしたレーザの走査を行った場合である。
この場合、図4に例示をした端面31d1、31d2の幅W1は3.0mm、端面31d1、31d2の幅W2は4.0mmとした。また、端面31d1と端面31d2との間の隙間Sは、0.5mmとした。渦巻きの最大半径は1.4mmとした。渦巻きのピッチは0.1mmとした。レーザの波長は1040nm〜1070nmとした。レーザの出力は2.9kWとした。重力方向Gとセグメント導体31の側面31eとがなす角度θは10°とした。1回の渦巻き状の照射の時間は1秒程度である。
また、図16(a)は、渦巻き状の照射の繰り返し数を3回とした場合である。渦巻き状の照射の繰り返し数が3回の場合には、溶接部31aの形成が不充分であることが分かる。
図16(b)は、渦巻き状の照射の繰り返し数を4回とした場合である。渦巻き状の照射の繰り返し数が4回の場合には、溶接部31aの形成が充分であることが分かる。
この場合、図17に例示をした端面31d1、31d2の幅W1は3.0mm、端面31d1、31d2の幅W2は4.0mmとした。また、端面31d1と端面31d2との間の隙間Sは、0mmとした。すなわち、端面31d1と端面31d2とを密着させた状態で溶接を行った。渦巻きの最大半径は1.4mmとした。渦巻きのピッチは0.1mmとした。レーザの波長は1040nm〜1070nmとした。レーザの出力は3.0kWとした。重力方向Gとセグメント導体31の側面31eとがなす角度θは0°とした。1回の渦巻き状の照射の時間は1秒程度である。
また、図17(a)は、渦巻き状の照射の繰り返し数を3回とした場合である。渦巻き状の照射の繰り返し数が3回の場合には、溶接部31aの形成が不充分であることが分かる。
図17(b)は、渦巻き状の照射の繰り返し数を4回とした場合である。渦巻き状の照射の繰り返し数が4回の場合には、溶接部31aの形成が充分であることが分かる。
Claims (9)
- 銅を含む第1の部材と、銅を含み、前記第1の部材と隣接させて設けられた第2の部材と、をレーザ溶接する工程を備え、
前記第1の部材の溶接面、および前記第2の部材の溶接面にレーザを照射する際に、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心に近づくようにレーザの照射位置を移動させて、前記第1の部材の溶接面、および前記第2の部材の溶接面を溶融させる銅を含む部材の溶接方法。 - 前記渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心に近づくようにレーザの照射位置を移動させ、引き続き、前記渦巻きの中心または前記渦巻きの中心の近傍から、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心から離れるようにレーザの照射位置を移動させる請求項1記載の銅を含む部材の溶接方法。
- 前記レーザを照射する際に、前記第1の部材、および前記第2の部材が重力方向に対して傾けられる請求項1または2に記載の銅を含む部材の溶接方法。
- 銅を含む第1の部材と、銅を含み、前記第1の部材と隣接させて設けられた第2の部材と、をレーザ溶接する工程を備え、
レーザを照射する際に、前記第1の部材、および前記第2の部材が重力方向に対して傾けられ、前記傾けられた第1の部材の溶接面、および前記傾けられた第2の部材の溶接面に、渦巻き状にレーザを照射して、前記傾けられた第1の部材の溶接面、および前記傾けられた第2の部材の溶接面を溶融させ、
前記渦巻き状にレーザを照射する際に、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心に近づくようにレーザの照射位置を移動させ、引き続き、前記渦巻きの中心または前記渦巻きの中心の近傍から、渦巻き状に旋回するにつれ渦巻きの中心から離れるようにレーザの照射位置を移動させる銅を含む部材の溶接方法。 - 前記重力方向と、前記第1の部材の側面と、がなす角度は、0°以上、15°以下である請求項3または4に記載の銅を含む部材の溶接方法。
- 前記重力方向と、前記第2の部材の側面と、がなす角度は、0°以上、15°以下である請求項3〜5のいずれか1つに記載の銅を含む部材の溶接方法。
- 前記レーザは、前記渦巻き状に複数回照射される請求項1〜6のいずれか1つに記載の銅を含む部材の溶接方法。
- 前記レーザ溶接する工程において、
前記第1の部材の溶接面、および前記第2の部材の溶接面の少なくともいずれかが溶融した際に生じる所定の周波数を有する音を検出し、
前記検出された音に基づいて、前記レーザ溶接の開始を検出する請求項1〜7のいずれか1つに記載の銅を含む部材の溶接方法。 - 複数のスロットに、銅を含むコイルを設ける工程を備えた回転電機の製造方法であって、
前記コイルは、複数のセグメント導体を含み、
前記コイルを設ける工程において、前記複数のセグメント導体の端面が、請求項1〜8のいずれか1つに記載の銅を含む部材の溶接方法により溶接される回転電機の製造方法。
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