JP6671014B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents

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Description

本開示は、太陽光発電装置に関する。
特許文献1は、屋根の野地板に固定される台座部、及び台座部上に設けられ、屋根材の貫通孔から屋根材の表側に突き出る軸部を有するアンカーと、アンカーの軸部に固定される架台フレームとを備えた太陽電池モジュールの取り付け器具を開示する。当該太陽光発電装置では、モジュールフレームの外側に張り出した鍔部を押え付ける押え金具を用いて太陽電池モジュールを架台フレーム上に固定している。
特開2014−194133号公報
ところで、太陽光発電装置には、屋根に対して太陽電池モジュールをしっかり固定できると共に、施工性に優れることが求められている。特許文献1に開示された太陽光発電装置は、特に施工性について改良の余地がある。
本開示に係る太陽光発電装置は、太陽電池パネルと、当該パネルの端縁部に設置されたモジュールフレームとを有する太陽電池モジュールと、モジュールフレームが載せられる架台フレームと、モジュールフレームを架台フレームに固定するための固定金具と、屋根の野地板に固定される台座部と、当該台座部に立設し、屋根材を貫通して当該屋根材の表側に突き出る軸部とを有する複数のアンカーとを備え、モジュールフレームは、モジュールの外側に向かって開口した外溝を有し、固定金具は、外溝に挿し込まれ、架台フレームは、少なくとも2つのアンカーに跨って設けられ、各アンカーの軸部に固定される長尺状の第1架台フレームと、固定金具をスライド可能に支持するガイドレール部を含み、第1架台フレームより長さが短く第1架台フレームの上部に固定される第2架台フレームとを有する。
本開示の一態様である太陽光発電装置によれば、屋根に対する太陽電池モジュールの取り付けが容易で優れた施工性が得られる。また、太陽電池モジュールを屋根にしっかり固定することができる。
実施形態の一例である太陽光発電装置を示す分解斜視図である。 図1中のAA線断面図である。 実施形態の一例である太陽光発電装置において、軒棟方向に隣接配置される2枚の太陽電池モジュールの境界位置の断面を示す図である。 実施形態の一例である第1金具を示す斜視図である。 実施形態の一例である第2金具を示す斜視図である。 実施形態の一例である第3金具を示す斜視図である。 図1中のBB線断面図である。 実施形態の一例である架台フレーム及びアンカーを示す分解斜視図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレームの断面図である。 従来の太陽光発電装置を施工する様子を示す図である。
本開示の一態様である太陽光発電装置によれば、第2架台フレームのガイドレール部に固定金具を挿入し、当該固定金具をモジュールフレームの外溝に挿し込むという簡便な方法により、太陽電池モジュールを架台フレームに固定することができる。第2架台フレームは第1架台フレームを介して野地板に固定されたアンカーに取り付けられる。第1架台フレームに対する第2架台フレームの固定は地上で行うことができるので、屋根の上では第2架台フレーム付きの第1架台フレームをアンカーに取り付ければよい。詳しくは後述するが、アンカーに取り付けられた架台フレームに対して押え金具を用いて太陽電池モジュールを固定する従来の構造では、各押え金具を止め付ける作業が面倒であり、また無理な体勢での作業を余儀なくされる場合がある(後述の図15参照)。本開示の一態様である太陽光発電装置は、屋根に対する太陽電池モジュールの安定した固定性を維持しながら、従来の構造に比べて施工時の作業負荷が小さく優れた施工性を有する。
本開示の一態様である太陽光発電装置では、複数のアンカーに跨って設けられる第1架台フレームと、第1架台フレームより長さが短い第2架台フレームとが併用される。第1架台フレームは、ガイドレール部を有する第2架台フレームに比べて構造が単純である。また、第2架台フレームはアルミニウムを主成分とする金属材料を押し出し成形して製造されることが好ましいが、第1架台フレームは、例えば比較的安価な鋼板を用いて構成される。即ち、高価な第2架台フレームを固定金具が取り付けられる部分だけに使用して長さを短くし、安価な第1架台フレームを各アンカーに跨る長さとすることで、施工性及び固定性を損なうことなく材料コストを大幅に削減できる。
また、第2架台フレームの強度を第1架台フレームの強度に取り込めるため、第1架台フレームの耐荷重性が高くなる。或いは、耐荷重性を確保しながら、第2架台フレームの材料使用量を削減できる。太陽電池モジュールが固定される第2架台フレームには、モジュールを持ち上げようとする力(負圧)が作用するが、第2架台フレームは第1架台フレームに組み付けられているため、負圧に対する耐久性が向上する。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであるから、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、以下の説明を参酌して判断されるべきである。本明細書において、「略〜」との記載は、略同一を例に挙げて説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。
以下に例示する実施形態では、長尺状の架台フレームが屋根の軒棟方向に沿って配置される。以下では、屋根の軒棟方向に沿う固定金具等の方向を「縦方向」という場合があり、屋根の桁方向(屋根の軒棟方向に垂直な方向)に沿う固定金具等の方向を「横方向」、屋根の野地板に垂直な方向に沿う固定金具等の方向を「上下方向」という。なお、架台フレームの長手方向と当該縦方向は同じ方向であり、架台フレームの幅方向と当該横方向は同じ方向である。図面には、屋根の軒棟方向・縦方向を矢印α、桁方向・横方向を矢印β、上下方向を矢印γで示す。
図1は、実施形態の一例である太陽光発電装置10の分解斜視図である。図1に例示するように、太陽光発電装置10は、太陽電池パネル12と、当該パネルの端縁部に設置されたモジュールフレーム13(以下、「フレーム13」とする)とを有する太陽電池モジュール11を備える。さらに、太陽光発電装置10は、フレーム13が載せられる架台フレーム14と、フレーム13を架台フレーム14に固定するための固定金具と、屋根100の野地板101(後述の図2参照)に固定される複数のアンカー80とを備える。図1では、説明の便宜上、軒棟方向に隣接配置される2枚の太陽電池モジュール11について、軒側に配置されるモジュールを太陽電池モジュール11A、棟側に配置されるモジュールを太陽電池モジュール11Bとする。
太陽光発電装置10は、長尺状の架台フレーム14上に複数の太陽電池モジュール11を並べて設置することで構成される。架台フレーム14は、少なくとも2つのアンカー80に跨って設けられた第1架台フレーム30と、固定金具をスライド可能に支持するガイドレール部44を含む第2架台フレーム40とを有する。第1架台フレーム30は、各アンカー80の軸部82に固定される。第2架台フレーム40は、第1架台フレーム30より長さが短く、第1架台フレーム30の上部に固定される。
架台フレーム14は、屋根材102の上に配置される。屋根100には、野地板101の上に屋根材102が敷設されている。屋根材102は、特に限定されないが、図1では和瓦を図示している。本実施形態では、一部の屋根材102に形成された貫通孔103を通ってアンカー80の軸部82が屋根材102の表側に突き出ており、軸部82の当該突き出た部分に架台フレーム14の第1架台フレーム30が固定されている。
太陽光発電装置10では、固定金具として第1金具50及び第2金具60が使用される。フレーム13は太陽電池モジュール11の外側に向かって開口した外溝(後述の図3参照)を有し、固定金具は当該外溝に挿し込まれる。太陽光発電装置10は、フレーム13の外溝には挿し込まれないが、架台フレーム14に対するフレーム13の固定に用いられる第3金具70を備える。
太陽電池パネル12は、例えば複数の太陽電池セルがガラス板と樹脂製のバックシートで挟持された略平坦なパネルである。太陽電池モジュール11及び太陽電池パネル12は、平面視で略長方形状を有する。太陽電池モジュール11は、短辺が軒棟方向に沿うように、隣り合う太陽電池モジュール11の短辺同士が略接触した状態で屋根100に配置されている。なお、太陽電池モジュール11は、長方形以外の平面視形状を有していてもよく、例えば正方形、台形等であってもよい。
フレーム13は、太陽電池パネル12の端縁部を保護し、第2架台フレーム40に対する太陽電池モジュール11の固定に利用される。第1金具50及び第2金具60は、第2架台フレーム40上に載せられるフレーム13と係合して、太陽電池モジュール11を第2架台フレーム40に固定する。フレーム13は、太陽電池パネル12の2つの長辺に沿って設けられた2つの長辺フレームと、2つの短辺に沿って設けられた2つの短辺フレームとを含む。
架台フレーム14は、上述の通り、第1架台フレーム30と第2架台フレーム40を有し、その長手方向が軒棟方向に沿うように屋根100に配置される。第1架台フレーム30は、軒棟方向に並ぶ少なくとも2つのアンカー80に跨って設けられ、軒棟方向に複数の太陽電池モジュール11を載置可能な長さを有する。第1架台フレーム30は、少なくともその長手方向両端部又はその近傍がアンカー80の軸部82に固定されることが好適である。なお、太陽電池モジュール11は第2架台フレーム40を介して第1架台フレーム30に載せられる。
架台フレーム14は、屋根100の桁方向に適当な間隔をあけて互いに略平行に配置される。1枚の太陽電池モジュール11は、少なくとも2本の架台フレーム14によって支持される。第1架台フレーム30が2つのアンカー80に跨って設けられ、第2架台フレーム40はフレーム13が載せられる部分であって固定金具が設置される部分に設けられる。具体的には、各太陽電池モジュール11の軒側端部及び棟側端部に対応する位置に第2架台フレーム40が設けられ、第2架台フレーム40上にモジュールの軒側端部及び棟側端部が載せられる。軒棟方向に隣接配置される2枚の太陽電池モジュール11A,11Bの境界部には、両方のモジュールに跨るように第2架台フレーム40が設けられる。
図2は、図1中のAA線断面図である。図2に例示するように、太陽光発電装置10では、野地板101に固定されたアンカー80の軸部82に第1架台フレーム30が固定され、第1架台フレーム30に固定された第2架台フレーム40に太陽電池モジュール11のフレーム13が固定されている。即ち、太陽電池モジュール11は第2架台フレーム40、第1架台フレーム30、及びアンカー80を介して野地板101に固定されている。
アンカー80は、野地板101に固定される台座部81と、台座部81に立設し、屋根材102を貫通して当該屋根材の表側に突き出る軸部82とを有する。屋根材102の貫通孔103から突き出した軸部82には、防水性を高めるため、屋根材102の表側にキャップ87が取り付けられ、貫通孔103と軸部82との隙間にはシーリング材88が充填される。また、軸部82には貫通孔103の周囲に位置する屋根材102の裏面に当接する弾性部材86と、弾性部材86を支持する支持部材85とが取り付けられる。弾性部材86は、屋根材102に押されて弾性変形する部材である。弾性部材86には、例えばゴム、樹脂発泡体などが使用される。
台座部81は、略平坦な板状に形成され、野地板101に対してネジ84を用いて固定される。台座部81は、例えば平面視略正方形状を呈し、台座部81の端縁部にネジ84が挿通される複数の貫通孔83が形成されている。ネジ84には、例えば木ネジが使用される。軸部82は、台座部81の上面の中央部において、上面に対して略垂直に立設している。軸部82には、ナット89等を取り付けるためのネジが形成されている。
軸部82の貫通孔103から突き出た部分は、第1架台フレーム30の下壁部32に形成された貫通孔34(後述の図8参照)に通される。そして、ナット89、ワッシャ90を用いて下壁部32が軸部82に固定される。具体的には、ナット89及びワッシャ90を軸部82に取り付け、ワッシャ90の上に第1架台フレーム30を載せた後、ワッシャ92及びナット90を軸部82に取り付けることで、第1架台フレーム30を軸部82に固定する。
図3は、太陽電池モジュール11A,11Bの境界位置の断面図である。図3に例示するように、架台フレーム14上に載せられるフレーム13A,13Bは、本体部20A,20Bと、モジュールの内側に向かって開口した内溝22A,22Bと、モジュールの外側に向かって開口した外溝24A,24Bとをそれぞれ有する。各フレーム13A,13Bは、上述の通り、第2架台フレーム40上に載せられる。また、各フレーム13A,13Bはモジュールの内側に張り出した内鍔部25A,25Bをそれぞれ有する。フレーム13A,13Bは断面形状が互いに同じであるため、以下、これらで共通の内容はフレーム13Aを例に挙げて説明する。
本体部20Aは、中空の略角柱形状を有する。フレーム13Aは、本体部20Aの上面に立設した第1鉤部21Aを有し、本体部20Aの上面と第1鉤部21Aとの間に太陽電池パネル12Aを挿入可能な隙間である内溝22Aが形成される。第1鉤部21Aは、本体部20Aの外側から上方に真っ直ぐ延び、内側に折れ曲がって断面略L字状に形成されている。また、フレーム13Aは本体部20Aの下面に立設した第2鉤部23Aを有し、本体部20Aの下面と第2鉤部23Aとの間に第2金具60を挿し込み可能な隙間である外溝24Aが形成される。第2鉤部23Aは、本体部20Aの内側から下方に真っ直ぐ延び、外側に折れ曲がって断面略L字状に形成されている。
フレーム13A,13Bが載せられる第2架台フレーム40は、第1架台フレーム30の側壁部31a,31bに載せられ、ネジ36を用いて側壁部31a,31bの上部に固定される。ネジ36には、例えばドリルネジ、タッピンネジ等が使用される。第2架台フレーム40は、第1金具50、第2金具60、及び第3金具70をスライド可能に支持するガイドレール部44を有する。
第2架台フレーム40、第1金具50、及び第3金具70には、ピン46が挿通される貫通孔が形成されており、当該各金具はピン46により第2架台フレーム40に位置決めされる。ピン46には、例えばボルトが使用される。そして、第1金具50がフレーム13Bの外溝24Bに挿し込まれ、第3金具70と係合する第2金具60がフレーム13Aの外溝24Aに挿し込まれる。
第1金具50は、太陽電池モジュール11の軒側端部に設置されるフレーム13(以下、「軒側フレーム」という場合がある)を第2架台フレーム40に固定する。第2金具60は、太陽電池モジュール11の棟側端部に設置されるフレーム13(以下、「棟側フレーム」という場合がある)を第2架台フレーム40に固定する。また、第3金具70は、第2金具60と共に、棟側フレームを第2架台フレーム40に固定する。
図4〜図6は、第1金具50、第2金具60、及び第3金具70の斜視図である。ここでは、各金具が太陽電池モジュール11A,11Bの境界位置に設置されるものとして説明する。当該境界位置において、各金具は、第1金具50、第2金具60、第3金具70の順で棟側から配置される(図3参照)。
図4に例示するように、第1金具50は、第2架台フレーム40のガイドレール部44にスライド可能に係合する基部51と、基部51の軒側端部に立設した鉤部52と、基部51の棟側端部に立設した立壁部53とを有する。基部51には、ピン46が挿通される貫通孔54が形成されている。基部51の横方向長さは鉤部52及び立壁部53の横方向長さより長く、基部51は、鉤部52及び立壁部53の横方向両端に対応する位置から横方向両側に張り出している。鉤部52及び立壁部53は鉤部43に干渉せず、基部51の横方向両端部がガイドレール部44を構成する基部41と鉤部43の間に挿入される。
鉤部52は、外溝24Bに挿し込まれる部分であって、金具の軒側端部を棟側に折り返して略L字状に形成されている。鉤部52は、基部51との間に、基部51がガイドレール部44に挿入された状態でフレーム13Bの底板を挿し込み可能な隙間をあけて形成される。立壁部53は、金具の棟側端部を上方に折り曲げて基部51に対して略垂直に形成されている。立壁部53は、フレーム13Bの内鍔部25Bの先端に面して当該先端の近傍に配置され、太陽電池モジュール11Bの棟側への移動を防止する。
図5に例示するように、第2金具60は、ガイドレール部44にスライド可能に係合する基部61と、基部61の棟側端部に立設した鉤部62とを有する。基部61の横方向長さは、鉤部62の横方向長さより長い。基部61は、鉤部62の横方向両端に対応する位置から横方向両側に張り出し、その張り出した部分がガイドレール部44を構成する基部41と鉤部43の間に挿入される。鉤部62は、外溝24Aに挿し込まれる部分であって、金具の棟側端部を軒側に折り返して略L字状に形成されている。
基部61には、上方に突出した突起63が形成されている。また、鉤部62には下方に突出した突起64が形成されている。突起63はガイドレール部44を構成する鉤部43に当接し、突起64は基部61と鉤部62の間に挿し込まれるフレーム13Aの底板に当接して、フレーム13Aと第2架台フレーム40の結合力を高める。さらに、第2金具60は第3金具70と係合する。基部61の軒側端部には、第3金具70と係合する係合部として凹部65が形成されている。
図6に例示するように、第3金具70は、ガイドレール部44にスライド可能に係合する基部71と、基部71の軒側端部に立設した立壁部72と、立壁部72の上部から棟側に延出した鍔部73とを有する。鍔部73は、例えば立壁部72の一部を棟側に折り曲げて形成される。基部71の横方向長さは、立壁部72の横方向長さより長い。基部71は、立壁部72の横方向両端に対応する位置から横方向両側に張り出し、その張り出した部分がガイドレール部44を構成する基部41と鉤部43の間に挿入される。第3金具70は、基部71の横方向両端部から立壁部72を超えて軒側に延び、基部41と鉤部43の間に挿入される延出部75を有する。
基部71には、第2金具60と係合する係合部として略半円形状の凸部74が形成されている。第3金具70の凸部74が第2金具60の凹部65に嵌ることで、各金具が係合される。また、基部71にはピン46が挿通される貫通孔76が形成されている。立壁部72は、フレーム13Aの内鍔部25Aの先端に面して当該先端の近傍に配置され、太陽電池モジュール11Aの軒側への移動を防止する。また、鍔部73は内鍔部25A上に張り出し、フレーム13Aの浮き上がりを防止する。
太陽光発電装置10では、例えば第2架台フレーム40のガイドレール部44に第1金具50を挿入してピン止めし、当該第2架台フレーム40に軒側フレームを載せて外溝に鉤部52を挿し込むことで、第2架台フレーム40に軒側フレームを固定する。そして、ガイドレール部44に第3金具70を挿入してピン止めした第2架台フレーム40に棟側フレームを載せ、当該棟側フレームの外溝に第2金具60の鉤部62を挿し込むことで、当該第2架台フレーム40に棟側フレームを固定する。太陽光発電装置10は、この手順を軒側から棟側に繰り返すという簡便な方法によって施工することができる。
以下、図7及び図8を参照しながら、特に架台フレーム14の構成について、さらに詳説する。図7は図1中のBB線断面図、図8は架台フレーム14及びアンカー80の分解斜視図である。
図7及び図8に例示するように、架台フレーム14は、長尺状の第1架台フレーム30の上部に、長さの短い第2架台フレーム40が載せられ、ネジ36を用いて互いに固定された構造を有する。少なくとも2つのアンカー80に跨る長さを有する第1架台フレーム30に対して、第2架台フレーム40の長さは、例えば第1架台フレーム30の長さの3%〜15%程度であり、各アンカー80の間隔よりも短い。第2架台フレーム40は、1本の第1架台フレーム30に複数設置される。1本の第1架台フレーム30に設置される第2架台フレーム40の数は、少なくとも架台フレーム14上に配置される太陽電池モジュール11の枚数+1つである。
第1架台フレーム30は、材料コスト削減等のため、鋼鉄を主成分とする金属材料で構成されることが好ましい。第1架台フレーム30を構成する好適な金属材料としては、腐食を防止するためのメッキ層が表面に形成された鋼板が挙げられる。例えば、高耐食性の鋼板を曲げ加工して側壁部31a,31b及び下壁部32を形成し、下壁部32に貫通孔34を設けることで、第1架台フレーム30が製造される。他方、第2架台フレーム40は、成形性、軽量性等の観点から、アルミニウムを主成分とする金属材料で構成されることが好ましく、例えばアルミニウム合金の押出成形により製造される。
第1架台フレーム30と第2架台フレーム40を同じ長さで製造した場合、製造コストは第1架台フレーム30<第2架台フレーム40である。本実施形態では、安価な第1架台フレーム30を各アンカー80に跨る長尺状とし、高価な第2架台フレーム40をフレーム13が載せられる部分だけに使用することで、施工性及び固定性を損なうことなく製造コストの大幅な削減を図ることができる。
第1架台フレーム30は、アンカー80の軸部82に固定される下壁部32と、下壁部32に立設する一対の側壁部31a,31bとを有する。下壁部32には、軸部82が挿通される貫通孔34が第1架台フレーム30の長手方向に複数形成されている。貫通孔34は、第1架台フレーム30の長手方向に長い長孔であり、例えば第1架台フレーム30の長手方向両端部又はその近傍に形成される。
側壁部31a,31bは、下壁部32の幅方向両端部にそれぞれ立設している。側壁部31a,31bは、下壁部32に対して略垂直に形成され、互いに略平行に対向配置される。側壁部31a,31bの上下方向長さ(高さ)は、第1架台フレーム30の耐荷重性を考慮して決定され、通常、高さを高くするほどフレーム強度(特に、上下方向に作用する荷重に対する強度)が向上する。第1架台フレーム30は第2架台フレーム40の組み付けにより補強されるため、側壁部31a,31bを低くしても必要な耐荷重性を確保することが可能である。
側壁部31a,31bには、上述のように、第2架台フレーム40が載せられてネジ止めされる。側壁部31a,31bの上部には、ネジ36が挿通される貫通孔35が形成されている。貫通孔35は、第1架台フレーム30の長手方向に複数形成される。第2架台フレーム40は、側壁部31a,31bの各々に少なくとも2本ずつ、合計4本のネジ36で固定されることが好ましい。
側壁部31a,31bの上端部は、第1架台フレーム30の内側にそれぞれ折り曲げられている。これにより、第1架台フレーム30の上端部には、フレームの内側に張り出した一対の張り出し部33が形成される。張り出し部33は、側壁部31a,31bの剛性を高め、特にフレームの幅方向に作用する荷重に対する耐久性を向上させる。また、張り出し部33は第2架台フレーム40が引っ掛かる鉤部として機能し、第1架台フレーム30と第2架台フレーム40の結合力を強くする。張り出し部33の張り出し長さは、アンカー80に対する第1架台フレーム30の固定作業に支障がない長さとされ、例えば第1架台フレーム30の幅の20%未満である。
第2架台フレーム40は、第1架台フレーム30の側壁部31a,31bに載せられる基部41と、基部41の上面に立設した一対の鉤部43とを有する。基部41は、略平坦な板状に形成され、横方向より縦方向に長く、横方向両端部(幅方向両端部)が第1架台フレーム30の幅方向両側から外側に張り出している。そして、基部41の幅方向両端部に鉤部43が形成される。鉤部43は、第2架台フレーム40の長手方向全長にわたって形成される。鉤部43は、基部41の幅方向両端から上方に真っ直ぐ延び、内側に折れ曲がって断面略L字状に形成されている。フレーム13は、各鉤部43の上に載せられる。
第2架台フレーム40は、上述の通り、ガイドレール部44を有する。ガイドレール部44は、基部41と鉤部43とで構成され、第1金具50、第2金具60、及び第3金具70の一部が基部41と鉤部43の間に挿入される。各金具は、ガイドレール部44(鉤部43)によって上方に抜けない状態で、第2架台フレーム40の長手方向にスライド可能に支持される。基部41には、ピン46が挿通される貫通孔45が形成されている。第1金具50及び第3金具70の各貫通孔を貫通孔45と一致させてピン46を挿すことで、第2架台フレーム40上に各金具が位置決めされる。
第2架台フレーム40は、第1架台フレーム30の側壁部31a,31bに沿って下方に延び、側壁部31a,31bにそれぞれ固定される一対の脚部42a,42bを有する。第2架台フレーム40には、長手方向の全長にわたって脚部42a,42bが形成されている。脚部42a,42bは、第1架台フレーム30の内側に挿入される。脚部42a,42bは、基部41の下面から側壁部31a,31bに形成された貫通孔35と対向する位置を超えて下方に延び、ネジ36を用いて側壁部31a,31bにそれぞれ固定される。なお、第2架台フレーム40には脚部42a,42bの下端同士を連結する連結部を設けてもよい。
脚部42a,42bは、基部41の下面のうち第1架台フレーム30の各張り出し部33の先端に対応する位置よりも内側から延出している。また、脚部42a,42bは張り出し部33を含む側壁部31a,31bの内面に沿った形状を有する。架台フレーム14では、脚部42a,42bが各張り出し部33の下に回り込むことで、第2架台フレーム40が第1架台フレーム30に引っ掛けられている。そして、第2架台フレーム40は、基部41と脚部42a,42bによって各張り出し部33を挟持している。脚部42a,42bは側壁部31a,31bにネジ止めされているが、張り出し部33に引っ掛けられることで、第2架台フレーム40の負圧に対する耐久性がさらに向上する。
上記構成を備えた太陽光発電装置10は、図15に例示する従来の太陽光発電装置200に比べて施工性に優れている。また、太陽光発電装置10は、太陽光発電装置200と同等或いはそれ以上の耐荷重性を有する。太陽光発電装置200の場合も、アンカーの軸部に架台フレームを固定し、当該フレーム上に太陽電池モジュール201を載置するが、当該装置では架台フレームに対する太陽電池モジュール201の固定方法が太陽光発電装置10の場合と大きく異なる。この相違は、架台フレーム、固定金具、及びモジュールフレームの構造が互いに異なることに起因する。
図15に示すように、太陽光発電装置200の場合は、架台フレームに予め固定されたボルト202の軸部に押え金具203を取り付けることで、架台フレームに対してモジュールフレームを固定する。押え金具203は、モジュールフレームの外側に張り出した鍔部を架台フレームに押え付ける。2枚の太陽電池モジュール201の間には、押え金具203を少なくとも2つずつ取り付ける必要がある。押え金具203の止め付け作業には長時間を要する場合があり、また無理な体勢での作業を余儀なくされる場合がある。
これに対し、太陽光発電装置10の場合は、上述のように、第2架台フレーム40のガイドレール部44に固定金具を取り付けた後、当該固定金具をフレーム13の外溝に挿し込むという簡便な方法により施工することができる。そして、屋根100の軒側から順に、各太陽電池モジュール11のフレーム13を第2架台フレーム40上に配置していけばよい。太陽光発電装置10の場合は、図15に例示するような体勢での作業はなく、比較的短時間での施工が可能である。なお、第1架台フレーム30に対する第2架台フレーム40の組み付けは地上で行えばよく、屋根100の上では第2架台フレーム40付きの第1架台フレーム30をアンカー80の軸部82に固定すればよい。
図9〜図14は、実施形態の他の一例である架台フレーム110,120,130,140,150をそれぞれ示す断面図である。以下では、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を用いて重複する説明を省略し、上述の実施形態との相違点について説明する。
図9に例示する架台フレーム110は、脚部112a,112bが上下方向に長く延びた第2架台フレーム111を備える点で、架台フレーム14と異なる。架台フレーム110では、固定金具が載せられる基部41が第1架台フレーム30の上端から離れた位置に設けられている。即ち、固定金具を支持するガイドレール部44、フレーム13が載せられる鉤部43が、架台フレーム14の場合より高い位置に形成されている。
脚部112a,112bは、脚部42a,42bと同様に、基部41の下面から延出して第1架台フレーム30内に挿入され、各張り出し部33の下に回り込み、側壁部31a,31bにネジ止めされる。一方、脚部112a,112bでは、基部41の下面に対して略垂直に形成された部分である第1部分113の上下方向長さが、張り出し部33の下に回り込み側壁部31a,31bにネジ止めされる部分である第2部分114の長さより長くなっている。第1部分113は、固定金具が載せられる基部41をかさ上げして、基部41を第1架台フレーム30の上端から離間させるかさ上げ用の脚部である。
太陽電池パネル12上に雪が積もった場合、雪の重みでパネルが撓む場合がある。そして、太陽電池パネル12の撓みが大きくなると、パネルの裏側に配置された第1架台フレーム30にパネルが接触してパネルが損傷する可能性がある。そこで、ガイドレール部44を構成する基部41を第1架台フレーム30の上端から離間させる第2架台フレーム111を用いて、太陽電池パネル12と第1架台フレーム30との間隔を広げることで、かかる太陽電池パネル12の損傷を防止することができる。架台フレーム110を用いた太陽光発電装置は、多雪地域に好適である。架台フレーム110によれば、第1部分113の長さを変更することで、太陽電池モジュール11のかさ上げ量を調整できる。
図10に例示する架台フレーム120は、脚部122a,122bが第1架台フレーム30の外側に延びた第2架台フレーム121を備える。脚部122a,122bは、基部41の下面のうち第1架台フレーム30の幅方向両端に対応する位置よりも外側から側壁部31a,31bの外面に沿って延出している。脚部122a,122bは、根元から先端まで基部41の下面に対して略垂直に形成されている。第2架台フレーム40の場合は、第1架台フレーム30の長手方向両端から第1架台フレーム30に挿し込み目的とする位置までスライドさせる必要があるが、架台フレーム120の場合は、第1架台フレーム30の目的とする位置に第2架台フレーム121を直接載せて配置できる。脚部122a,122bは、例えばリベット123を用いて側壁部31a,31bに固定される。
図11に例示する架台フレーム130は、側壁部133a,133bの上端部がフレームの外側に折り曲げられた第1架台フレーム131と、脚部134a,134bが基部41の下面から下方に真っ直ぐ延びた第2架台フレーム132とを備える。第1架台フレーム131の上端部には、フレームの外側に張り出した張り出し部135が形成されている。第2架台フレーム132は、架台フレーム14の場合と同様に、脚部134a,134bが第1架台フレーム131の内側に挿入され、ネジ36を用いて側壁部133a,133bにそれぞれ固定されている。架台フレーム130の場合も、脚部134a,134bが第1架台フレーム131に引っ掛けられないため、第1架台フレーム131の目的とする位置に第2架台フレーム132を直接載せて配置できる。
図12及び図13に例示する架台フレーム140,150は、アンカー80の軸部82に固定される下壁部143と、下壁部143に立設する側壁部144とを有する第1架台フレーム141をそれぞれ備える。また、第1架台フレーム141は、側壁部144の上端から下壁部143と略平行に形成された上壁部145を有する。上壁部145は下壁部143に対向配置され、側壁部144は下壁部143及び上壁部145に対して略垂直に形成されている。第1架台フレーム141の場合、側方が大きく開口しているため、下壁部143と軸部82の固定作業を行い易い。
架台フレーム140,150は、互いに形状の異なる第2架台フレーム142,151を備える。架台フレーム140を構成する第2架台フレーム142は、第2フレーム40等と同様に、基部41と、鉤部43と、側壁部144に固定される脚部146とを有する。脚部146は、基部41の幅方向一端部から側壁部144の外面に沿って下方に延び、リベット147を用いて側壁部144の上部に固定される。第1架台フレーム141は側壁部144を1つしか有さないため、第2架台フレーム142も側壁部144にネジ止めされる脚部146を1つしか有さない。但し、第2架台フレーム142は、基部41の幅方向他端部から上壁部145の下に回り込み、上壁部145に引っ掛かる爪部148を有する。
架台フレーム150を構成する第2架台フレーム151は、第1架台フレーム141の上壁部145に載せられる第2基部152と、第2基部152の上面に立設した一対のかさ上げ用脚部153a,153bとを有する点で、第2架台フレーム142と異なる。固定金具が載せられガイドレール部44を構成する基部41は、かさ上げ用脚部153a,153bによってかさ上げされ、第1架台フレーム141の上端から離れた位置に設けられている。
かさ上げ用脚部153a,153bは、第2基部152の幅方向両端部から上方に延び、基部41の幅方向両端部に接続されている。脚部146は第2基部152の幅方向一端部から下方に延び、爪部148は第2基部152の幅方向他端部から上壁部145の下に回り込む。第2架台フレーム151によれば、かさ上げ用脚部153a,153bの長さを変更することで、太陽電池モジュール11のかさ上げ量を調整できる。かさ上げ用脚部153a,153bを用いた太陽光発電装置は、多雪地域に好適である。
図14に例示する架台フレーム160は、2種類の脚部163,164を有する第2架台フレーム161を備える。また、第2架台フレーム161の基部162は、第2架台フレーム40の基部41のように第1架台フレーム30上から張り出していない。そして、側壁部31a,31bと上下方向に略並ぶ位置に鉤部43が設けられている。脚部163は、第2架台フレーム40の脚部42bと同様に、第1架台フレーム30の内側に挿入されてネジ36を用いて側壁部31bに固定される。一方、脚部164は第1架台フレーム30の外側に設けられる。脚部164は、基部162の幅方向一端部から側壁部31aの外面に沿って下方に延出し、ネジ36を用いて側壁部31aに固定される。
第2架台フレーム161によれば、基部162の幅方向他端側に形成された脚部163が第1架台フレーム30の内側に挿入されて張り出し部33の下に回り込むことで、負圧に対する耐久性を高めることができる。他方、基部162の幅方向一端側に形成された脚部164は側壁部31aの外面に沿って配置されるため、第2架台フレーム161は第1架台フレーム30の目的とする位置に直接載せて配置できる。つまり、2種類の脚部163,164を有する第2架台フレーム161は、第1架台フレーム30に対する組み付けが容易でありながら、負圧に対する耐久性に優れる。
なお、第2架台フレーム161は、第2架台フレーム40の脚部42bと、第2架台フレーム142の脚部146とを有するフレームであるといえる。このように、架台フレームは上述の実施形態の各構成要素を組み替えて構成されてもよい。
10 太陽光発電装置、11,11A,11B 太陽電池モジュール、12 太陽電池パネル、13 モジュールフレーム、14 架台フレーム、20A,20B 本体部、21A,21B 第1鉤部、22A,22B 内溝、23A,23B 第2鉤部、24A,24B 外溝、25A,25B 内鍔部、30 第1架台フレーム、31a,31b 側壁部、32 下壁部、33 張り出し部、34,35 貫通孔、36 ネジ、40 第2架台フレーム、41 基部、42a,42b 脚部、43 鉤部、44 ガイドレール部、45 貫通孔、46 ピン、50 第1金具、51 基部、52 鉤部、53 立壁部、54 貫通孔、60 第2金具、61 基部、62 鉤部、63,64 突起、65 凹部、70 第3金具、71 基部、72 立壁部、73 鍔部、74 凸部、75 延出部、76 貫通孔、80 アンカー、81 台座部、82 軸部、83 貫通孔、84 ネジ、85 支持部材、86 弾性部材、87 キャップ、88 シーリング材、89,91 ナット、90,92 ワッシャ、100 屋根、101 野地板、102 屋根材、103 貫通孔、110 架台フレーム、111 第2架台フレーム、112a,112b 脚部、113 第1部分、114 第2部分、120 架台フレーム、121 第2架台フレーム、122a,122b 脚部、123 リベット、130 架台フレーム、131 第1架台フレーム、132 第2架台フレーム、133a,133b 側壁部、134a,134b 脚部、135 張り出し、140 架台フレーム、141 第1架台フレーム、142 第2架台フレーム、143 下壁部、144 側壁部、145 上壁部、146 脚部、147 リベット、148 爪部、150 架台フレーム、151 第2架台フレーム、152 第2基部、153a,153b かさ上げ用脚部、160 架台フレーム、161 第2架台フレーム、162 基部、163,164 脚部

Claims (5)

  1. 太陽電池パネルと、当該パネルの端縁部に設置されたモジュールフレームとを有する太陽電池モジュールと、
    前記モジュールフレームが載せられる架台フレームと、
    前記モジュールフレームを前記架台フレームに固定するための固定金具と、
    屋根の野地板に固定される台座部と、当該台座部に立設し、屋根材を貫通して当該屋根材の表側に突き出る軸部とを有する複数のアンカーと、
    を備え、
    前記モジュールフレームは、モジュールの外側に向かって開口した外溝を有し、
    前記固定金具は、前記外溝に挿し込まれ、
    前記架台フレームは、少なくとも2つの前記アンカーに跨って設けられ、前記各アンカーの前記軸部に固定される長尺状の第1架台フレームと、前記固定金具をスライド可能に支持するガイドレール部を含み、前記第1架台フレームより長さが短く前記第1架台フレームの上部に固定される第2架台フレームとを有し、
    前記第1架台フレームは、前記アンカーの前記軸部に固定される下壁部と、前記下壁部に立設する側壁部とを有し、
    前記第2架台フレームは、前記第1架台フレームの前記側壁部に沿って下方に延び、前記側壁部に固定される脚部を有する、太陽光発電装置。
  2. 前記側壁部は、前記下壁部の幅方向両端部にそれぞれ立設し、各々の上端部がフレームの内側又は外側にそれぞれ折り曲げられている、請求項に記載の太陽光発電装置。
  3. 前記第2架台フレームは、前記第1架台フレームに引っ掛けられている、請求項1又は2に記載の太陽光発電装置。
  4. 前記第1架台フレームは、鋼鉄を主成分とする金属材料で構成され、
    前記第2架台フレームは、アルミニウムを主成分とする金属材料で構成される、請求項1〜のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
  5. 前記第2架台フレームは、前記固定金具が載せられる基部をかさ上げして前記第1架台フレームから離間させるかさ上げ用脚部を有する、請求項1〜のいずれか1項に記載の太陽光発電装置。
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