JP6667168B2 - 太陽電池モジュールフレーム及び太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本開示は、太陽電池モジュールフレーム及び太陽電池モジュールに関する。
太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、当該パネルの端縁部に設置されるモジュールフレームとを備える。モジュールフレームは、太陽電池パネルの端縁部を保護し、太陽電池モジュールを架台フレーム等の設置対象物に固定する際に利用される。例えば、特許文献1には、外側に張り出した鍔部を有する太陽電池モジュールフレームが開示されている。当該モジュールフレームの鍔部には、当該フレームを設置対象物に固定するための固定部材が取り付けられる。
特開2015−063825号公報
ところで、モジュールフレームには、太陽電池モジュールの保管・運搬時、施工時、或いは使用時等において大きな荷重が作用する場合がある。モジュールフレームの耐荷重性を向上させることは重要な課題であり、例えば重量増、コスト増を抑えながら、応力が集中し易い部分の変形を効率良く抑制することが求められる。なお、太陽電池モジュールを設置対象物に取り付ける際に利用されるモジュールフレームは、固定部材が設置可能な構造とする必要がある。
本開示の一態様である太陽電池モジュールフレームは、フレーム本体と、フレーム本体の上面に設けられ、太陽電池パネルの端縁部を保持する鉤部と、フレーム本体の下部から上下方向に垂直な横方向に張り出した鍔部と、フレーム本体と鍔部との連結部分に形成された肉厚部とを備え、肉厚部は、フレーム本体に近づくほど上下方向に厚く形成されている。
本開示の一態様である太陽電池モジュールは、上記太陽電池モジュールフレームと、当該フレームの鉤部によりパネル端縁部が保持された太陽電池パネルとを備える。
本開示の一態様によれば、耐荷重性に優れた太陽電池モジュールフレームを提供することができる。
実施形態の一例である太陽電池モジュールを示す図である。 図1中のAA線断面図である。 架台フレームに対する太陽電池モジュールの取り付け構造の一例を示す断面図である。 実施形態の一例であるモジュールフレームの変形例を示す図である。 実施形態の一例であるモジュールフレームの変形例を示す図である。 実施形態の他の一例であるモジュールフレームの断面図である。 実施形態の他の一例であるモジュールフレームの断面図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書において、太陽電池モジュールフレームの「上下方向」とは当該フレームに太陽電池パネルが取り付けられた状態で当該パネルの厚み方向に沿った方向を意味し、太陽電池パネルの受光面側が「上」である。太陽電池モジュールフレームの「横方向」とは、当該フレームの上下方向及び長手方向に垂直な方向(フレームの幅方向)を意味する。また、本明細書において「略**」との記載は、略同一を例に挙げて説明すると、完全に同一はもとより、実質的に同一と認められる場合を含む意図である。
図1〜図3に、実施形態の一例である太陽電池モジュール10を示す。
図1は、架台フレーム13上に配置された太陽電池モジュール10を示す。図2は、図1中のAA線断面図であって、太陽電池モジュールフレーム12(以下、「モジュールフレーム12」とする)の横方向断面を示す。
図1に示すように、太陽電池モジュール10は、長尺状の架台フレーム13上に載置され、下金具50等の固定金具(図1では省略、後述の図3参照)を用いて当該フレームに固定される。架台フレーム13は、例えばその長手方向が屋根の軒棟方向に沿うように屋根上に配置される。図1に示す例では、1枚の太陽電池モジュール10が、屋根の桁方向(軒棟方向に垂直な方向)に適当な間隔をあけて互いに略平行に配置された2本の架台フレーム13上に固定されている。
太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル11と、当該パネルの端縁部に設けられたモジュールフレーム12とを備える。図1に例示する太陽電池モジュール10及び太陽電池パネル11は、平面視において略矩形形状を有する。太陽電池パネル11は、複数の太陽電池がガラス板等の保護部材で挟持された構造を有し、モジュールフレーム12の鉤部24によりパネル端縁部が保持されている。具体的には、パネル端縁部がモジュールフレーム12のフレーム本体20の上面と鉤部24との間に嵌め込まれている(図2参照)。
モジュールフレーム12は、太陽電池パネル11の端縁部を保護し、太陽電池モジュール10の架台フレーム13への固定に利用される。モジュールフレーム12は、例えばアルミニウム等の金属材料を押出成形して得られる長尺状の部材である。モジュールフレーム12は、太陽電池パネル11の長辺に沿って取り付けられた第1のフレームと、太陽電池パネル11の短辺に沿って取り付けられた第2のフレームとを含み、太陽電池パネル11の四方を囲むことが好適である。本実施形態では、第1のフレームが架台フレーム13と略直交しており、それらが重なる部分に下金具50等が取り付けられる。
架台フレーム13は、幅方向断面が略コの字形状を有し、例えば図示しないアンカーを用いて屋根の野地板に固定される。架台フレーム13は、複数の太陽電池モジュール10を載置可能な長さを有する。複数の太陽電池モジュール10が軒棟方向に並んで架台フレーム13上に固定されることで、太陽光発電装置が構築される。なお、架台フレーム13の形状、寸法、本数等は特に限定されず、また太陽電池モジュール10の設置対象物は架台フレーム13に限定されない。
図2に示すように、モジュールフレーム12は、フレーム本体20と、フレーム本体20の上面に設けられ、太陽電池パネル11の端縁部を保持する鉤部24とを備える。鉤部24は、例えばフレーム本体20の外側から上方に真っ直ぐ延び、途中でモジュールの内側に折れ曲がって断面略L字状に形成される。フレーム本体20の上面と鉤部24との間には、太陽電池パネル11の端縁部を挿入可能な内溝25が形成される。即ち、鉤部24は、フレーム本体20の上面との間に太陽電池パネル11の端縁部を挿入可能な隙間をあけて、当該上面に立設している。
モジュールフレーム12は、フレーム本体20の下部から上下方向に垂直な横方向に張り出した内鍔部27を備える。内鍔部27は、太陽電池モジュール10の内側に張り出し、例えば太陽電池パネル11の裏面と略平行に延びる。内鍔部27は、フレーム本体20の内側面(角柱形状部21の内側面21a)に対して略垂直に形成されることが好適である。内鍔部27は、架台フレーム13と交差する部分のみに形成されてもよいが、好ましくはモジュールフレーム12の長手方向に沿って連続的に形成される。
本実施形態では、フレーム本体20が角柱形状部21と、角柱形状部21から下方に延びた支柱部22とを有し、内鍔部27が支柱部22の下端部から太陽電池モジュール10の内側に張り出している。さらに、フレーム本体20は、支柱部22の下端部から内鍔部27と反対側に延び、角柱形状部21の下面との間に外溝26が形成されるように設けられた底板部23を有する。なお、モジュールフレーム12が押出成形される場合、角柱形状部21、支柱部22等は当該フレームの長手方向に沿って連続的に形成される。
角柱形状部21は、例えば軽量化、材料コスト削減、剛性向上等の観点から、中空の四角柱形状を有する。支柱部22は、角柱形状部21と、底板部23及び内鍔部27との接続部分である。図2に示す例では、底板部23の上面23a、内鍔部27の上面27a、及び角柱形状部21の下面21bは、いずれも略平坦で互いに略平行である。底板部23の上面23aと内鍔部27の上面27aは同一平面上に形成されている。支柱部22は、角柱形状部21の内側から下方に真っ直ぐ延び、底板部23及び内鍔部27に対して略垂直に形成される。以下では、角柱形状部21の内側面21aの延長線上に支柱部22の仮想内側面22aが存在し、外溝26において最も内側に位置する部分を通り仮想内側面22aと平行な仮想外側面22bが存在するものとして説明する。
外溝26及び内鍔部27は、架台フレーム13に対する太陽電池モジュール10の固定に利用される部分である。外溝26は、角柱形状部21の下面21bと底板部23の上面23aとの間に形成される。外溝26は、太陽電池モジュール10の外側に向かって開口した溝部であって、上金具60の挿嵌部63,64(図3参照)が挿し込まれる。内鍔部27は、下金具50の押え部54(図3参照)によって上面27aが押え付けられる。図2に示す例では、底板部23の下面23bと内鍔部27の下面27bとが連続した段差のない平坦な面を形成しており、内鍔部27は底板部23と共にモジュールフレーム12の底板を形成していると言える。モジュールフレーム12の下部は、平坦な底板(底板部23及び内鍔部27)上に支柱部22が立設して、断面略T字状に形成されている。
モジュールフレーム12では、太陽電池モジュール10の保管・運搬時、施工時、或いは使用時等に大きな荷重が作用すると、支柱部22に応力が集中し易い。太陽電池モジュール10の受光面側から正圧が加わった場合、例えば支柱部22と内鍔部27の連結部分(以下、「内鍔部27の付け根」という場合がある)に圧縮力が作用する。また、支柱部22と底板部23の連結部分(以下、「底板部23の付け根」という場合がある)、及び支柱部22と角柱形状部21の連結部分の外溝26側部分(以下、「角柱形状部21の付け根」という場合がある)に引っ張り力が作用する。太陽電池パネル11に負圧が加わった場合には、例えば内鍔部27の付け根に引っ張り力が作用し、底板部23の付け根、及び角柱形状部21の付け根に圧縮力が作用する。
モジュールフレーム12は、フレーム本体20の支柱部22と内鍔部27との連結部分に形成された肉厚部28を備える。肉厚部28は、支柱部22に近づくほど上下方向に厚く形成されている。換言すると、内鍔部27の付け根部分に肉厚部28が設けられ、内鍔部27の先端に近づくほど肉厚部28は上下方向に薄肉化している。本実施形態では、支柱部22の仮想内側面22a及び内鍔部27の上面27a(上面27aの延長線上に位置する仮想上面)からはみ出した部分が肉厚部28である。肉厚部28を設けることで、例えば内鍔部27の付け根に作用する圧縮力、引っ張り力に対する耐荷重性が向上する。
また、モジュールフレーム12は、支柱部22と底板部23との連結部分に形成された肉厚部29(第2肉厚部)を備える。肉厚部29は、支柱部22に近づくほど上下方向に厚く形成されている。本実施形態では、支柱部22の仮想外側面22b及び底板部23の上面23a(上面23aの延長線上に位置する仮想上面)からはみ出した部分が肉厚部29である。肉厚部29を設けることで、例えば底板部23の付け根に作用する圧縮力、引っ張り力に対する耐荷重性が向上する。
さらに、モジュールフレーム12は、支柱部22と角柱形状部21との連結部分に形成された肉厚部30(第3肉厚部)を備える。肉厚部30は、支柱部22に近づくほど上下方向に厚く形成されている。本実施形態では、支柱部22の仮想外側面22b及び角柱形状部21の下面21b(下面21bの延長線上に位置する仮想下面)からはみ出した部分が肉厚部30である。肉厚部30を設けることで、例えば角柱形状部21の付け根に作用する圧縮力、引っ張り力に対する耐荷重性が向上する。
肉厚部28は、少なくとも支柱部22の上下方向中央部から、内鍔部27の上面27aの所定位置に亘って形成されることが好適である。内鍔部27の所定位置としては、内鍔部27の付け根から内鍔部27の横方向長さの1/3を超える位置であることが好ましい。一方、内鍔部27の上面27aは下金具50により押えられるため、肉厚部28は下金具50と干渉しない寸法で形成される。図2に示す例では、支柱部22の上端部から内鍔部27の横方向中央部に亘って肉厚部28が形成されている。
肉厚部28は、上部よりも下部が横方向に大きく広がって形成されることが好適である。肉厚部28の表面は内鍔部27の付け根に向かって湾曲しており、肉厚部28は下方に向かって次第に横方向に広がった裾広がりの形状(フィレット形状)を有することが好ましい。換言すると、肉厚部28は支柱部22に近づくほど上下方向に沿った厚みが増加する割合が大きくなっている。支柱部22に近づくほど内鍔部27に作用する応力が大きくなるから、かかるフィレット形状は当該応力を効率良く吸収・分散させて内鍔部27の付け根を補強する上で好適な形状である。即ち、肉厚部28は、内鍔部27に発生し得る応力が大きくなる領域ほど上下方向に厚く形成されている。
肉厚部29,30は、上金具60が挿し込まれる外溝26内に形成されるため、肉厚部28よりも小さく形成されることが好適である。即ち、肉厚部29,30は上金具60と干渉しない寸法で形成される。肉厚部29,30は、互いに異なる形状、寸法で形成されてもよいが、好ましくは互いに略同一の形状、寸法で形成される。肉厚部29は、支柱部22の上下方向中央部から、底板部23の上面23aの所定位置(例えば、底板部23の付け根から底板部23の横方向長さの1/5の長さ範囲)に亘って形成されることが好適である。肉厚部30は、支柱部22の上下方向中央部から、角柱形状部21の下面21bの所定位置(例えば、支柱部22と角柱形状部21の連結部分から下面21bの横方向長さの1/5の長さ範囲)に亘って形成されることが好適である。
肉厚部29,30は、肉厚部28と同様に、フィレット形状を有することが好適である。肉厚部29は、表面が底板部23の付け根に向かって湾曲し、下方に向かって次第に横方向に広がったフィレット形状を有する。肉厚部30は、表面が角柱形状部21の付け根に向かって湾曲し、上方に向かって次第に横方向に広がったフィレット形状を有する。肉厚部29,30はいずれも、支柱部22に近づくほど上下方向の厚みが増加する割合が大きくなっており、底板部23及び角柱形状部21に発生し得る応力が大きくなる領域ほど上下方向に厚く形成されている。
図3は、架台フレーム13に対する太陽電池モジュール10の取り付け構造の一例を示す断面図である。図3では、屋根の軒側に配置される太陽電池モジュール10を「太陽電池モジュール10a」とし、棟側に配置される太陽電池モジュール10を「太陽電池モジュール10b」として説明する。図3では、図面の明瞭化のため、下金具50及び上金具60のハッチングを省略している。
図3に示すように、太陽電池モジュール10a,10bは、下金具50と、下金具50上に配置される上金具60とを用いて架台フレーム13に固定される。下金具50及び上金具60は、軒棟方向に隣接配置される太陽電池モジュール10a,10bに跨って取り付けられており、ボルト40及びナット41を用いて架台フレーム13に固定されている。下金具50のベース部51及び上金具60のベース部61には、ボルト40が挿通されるボルト孔52,62がそれぞれ形成されており、架台フレーム13にもボルト孔15が形成されている。下金具50は、架台フレーム13との結束力を高めるために、架台フレーム13に形成された貫通孔14に挿し込まれ、架台フレーム13に引っ掛けられる脚部55を有する。
下金具50は、ベース部51よりも高く形成された台座部53を有する。台座部53上にはモジュールフレーム12aが載せられ、上金具60のベース部61上にはモジュールフレーム12bが載せられる。下金具50は、モジュールフレーム12aの内鍔部27を押え付ける押え部54を有し、太陽電池モジュール10aの棟側端部を架台フレーム13に固定する。上金具60は、下金具50のベース部51上に配置され、モジュールフレーム12a,12bの両方に取り付けられて太陽電池モジュール10aの棟側端部及び太陽電池モジュール10bの軒側端部を架台フレーム13に固定する。上金具60は、モジュールフレーム12aの外溝26aに挿し込まれる挿嵌部63、及びモジュールフレーム12bの外溝26bに挿し込まれる挿嵌部64を有する。
モジュールフレーム12a,12bには、それぞれ肉厚部28a,28bが形成されているが、例えばこれらは下金具50の押え部54に接触しない。また、外溝26a,26b内に形成される肉厚部29a,29b,30a,30bも、例えば上金具60の挿嵌部63,64と干渉しない。つまり、各肉厚部は太陽電池モジュール10の取り付けに支障を与えない。モジュールフレーム12は、各肉厚部が上記フィレット形状を有する場合に、重量増、コスト増を十部分に抑えながら、応力が集中し易い部分(支柱部22)の変形を効率良く抑制することができる。
図4A,Bに、モジュールフレーム12の変形例を示す。
図4Aに示す例では、支柱部22の上端部を超えて角柱形状部21の内側面21aから、内鍔部27の先端付近に亘って肉厚部28xが形成されている。例えば、固定金具が内鍔部27の先端近傍のみを押える場合は、図4Aに示すように肉厚部28xを大きく形成することができる。肉厚部28xは、肉厚部28と同様に、下方に向かって次第に横方向に広がったフィレット形状を有する。また、図4Aに示す例では、肉厚部30が設けられておらず、外溝26内には肉厚部29xのみが設けられている。肉厚部29xは、支柱部22の上端部からフィレット状に形成されている。
図4Bに例示するように、外溝26内にフィレット状の肉厚部を有さない形態であってもよい。図4Bに示す例では、肉厚部として肉厚部28yのみが形成されている。肉厚部28yは、支柱部22に近づくほど上下方向に厚く形成されているが、肉厚部28yの表面は湾曲することなく、支柱部22と内鍔部27とを真っ直ぐ接続するように略平坦に形成されている。かかる肉厚部28yの形状は、他の図に示す肉厚部(外溝内に形成される第2及び第3肉厚部を含む)に適用されてもよい。
図5に、実施形態の他の一例であるモジュールフレーム70を示す。
図5に示すように、モジュールフレーム70は、フレーム本体71の全体が中空の角柱形状部であって、支柱部22及び底板部23を有さない点で、モジュールフレーム12と異なる。一方、モジュールフレーム70は、フレーム本体71の下部から内側に張り出した内鍔部72を備える点で、モジュールフレーム12と共通する。モジュールフレーム70は、フレーム本体71と内鍔部72との連結部分、即ち内鍔部72の付け根に形成された肉厚部73を備える。肉厚部73は、フレーム本体71に近づくほど上下方向に厚く形成されている。肉厚部73は、内鍔部72に作用する応力を効率良く吸収・分散させて内鍔部72の付け根を補強し、モジュールフレーム70の耐荷重性を向上させる。なお、モジュールフレーム70は内鍔部72を利用して固定対象物に固定される。
図6に、実施形態の他の一例であるモジュールフレーム80を示す。
図6に示すように、モジュールフレーム80は、鍔部(外鍔部87)が太陽電池モジュール10の外側に張り出し、底板部83がモジュールの内側に張り出している点で、モジュールフレーム12と異なる。モジュールフレーム80の下部は、モジュールフレーム12と同様に、平坦な底板(底板部83及び外鍔部87)上に支柱部82が立設して、断面略T字状に形成されているが、当該フレームの下部には内溝86が形成されている。この場合も、支柱部82に応力が集中し易いため、支柱部82の周りに肉厚部88,89,90が形成されることが好適である。
10 太陽電池モジュール、11 太陽電池パネル、12 太陽電池モジュールフレーム(モジュールフレーム)、13 架台フレーム、14 貫通孔、15 ボルト孔、20 フレーム本体、21 角柱形状部、21a 内側面、21b 下面、22 支柱部、22a 仮想内側面、22b 仮想外側面、23 底板部、23a 上面、23b 下面、24 鉤部、25 内溝、26 外溝、27 内鍔部、27a 上面、27b 下面、28,28x,28y,29,29x,30 肉厚部、50 下金具、51,61 ベース部、52,62 ボルト孔、53 台座部、54 押え部、55 脚部、60 上金具、63,64 挿嵌部

Claims (5)

  1. 角柱形状部と、当該角柱形状部から下方に延びた支柱部と、前記支柱部の下端部から延び、前記角柱形状部の下面との間に溝部が形成されるように設けられた底板部とを含むフレーム本体と、
    前記フレーム本体の上面に設けられ、太陽電池パネルの端縁部を保持する鉤部と、
    前記フレーム本体の下部から上下方向に垂直な横方向に張り出した鍔部と、
    前記フレーム本体と前記鍔部との連結部分に形成された肉厚部と、
    前記支柱部と前記底板部との連結部分に形成された第2肉厚部と、
    前記支柱部と前記角柱形状部との連結部分に形成された第3肉厚部と、
    を備え、
    前記鍔部は、前記支柱部の下端部から前記底板部と反対側に横方向に張り出し、
    前記肉厚部は、前記支柱部と前記鍔部との連結部分において、前記支柱部に近づくほど上下方向に厚く、かつ前記第2肉厚部及び前記第3肉厚部よりも横方向に長く形成され、
    前記肉厚部は、前記支柱部の前記溝部と反対側の側面が前記鍔部の付け根に向かって湾曲して形成され、かつ前記支柱部の上端部から下方に向かって前記鍔部の横方向長さの1/3を超える位置まで次第に横方向に広がった裾広がりのフィレット形状を有し、
    前記溝部には、前記鍔部及び前記底板部の下に位置する架台に固定される金具の挿嵌部が挿入される、太陽電池モジュールフレーム。
  2. 記第2肉厚部は、前記支柱部に近づくほど上下方向に厚く形成されている、請求項1に記載の太陽電池モジュールフレーム。
  3. 記第3肉厚部は、前記支柱部に近づくほど上下方向に厚く形成されており
    前記第2肉厚部と前記第3肉厚部は、前記挿嵌部と干渉しない形状である、請求項2に記載の太陽電池モジュールフレーム。
  4. 前記鍔部は、前記支柱部の下端部から内側に張り出した内鍔部である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールフレーム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールフレームと、
    前記太陽電池モジュールフレームの前記鉤部によりパネル端縁部が保持された前記太陽電池パネルと、
    を備えた、太陽電池モジュール。
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