JP6555660B2 - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6555660B2
JP6555660B2 JP2015070810A JP2015070810A JP6555660B2 JP 6555660 B2 JP6555660 B2 JP 6555660B2 JP 2015070810 A JP2015070810 A JP 2015070810A JP 2015070810 A JP2015070810 A JP 2015070810A JP 6555660 B2 JP6555660 B2 JP 6555660B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
solar cell
fixing member
cell module
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015070810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016191221A (ja
Inventor
宜英 川下
宜英 川下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015070810A priority Critical patent/JP6555660B2/ja
Publication of JP2016191221A publication Critical patent/JP2016191221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6555660B2 publication Critical patent/JP6555660B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本開示は、太陽光発電装置に関する。
従来、太陽電池モジュールを屋根に設置するために用いられる種々の固定構造が知られている。例えば、特許文献1には、架台フレームを構成する縦桟部材を屋根に固定するための支持部材が開示されている。当該支持部材を用いて固定された架台フレーム上には、複数の太陽電池モジュールが取り付けられる。
特開2012−149403号公報
架台フレーム上に太陽電池モジュールを取り付けて太陽光発電装置を構築する場合、施工が容易でありながら、架台フレームに対して太陽電池モジュールをしっかり固定できることが重要である。
本開示の一態様である太陽光発電装置は、太陽電池パネル、及び当該パネルの周縁部に設けられたモジュールフレームを有する太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールが載置される長尺状の架台フレームと、太陽電池モジュールを架台フレームに固定するための固定部材とを備えた太陽光発電装置であって、モジュールフレームは、太陽電池パネルの周縁部を収納する内溝と、太陽電池パネルと反対側に設けられる外溝と、本体部と、を有し、架台フレームの長尺方向に沿った断面視で、高さ方向に関して、外溝と本体部と内溝と、がこの順に重なり合うように形成されており、架台フレームは、フレーム本体と、当該本体の上面に立設する一対の鉤部と、フレーム本体の上面と鉤部との間に形成され、固定部材をスライド可能に支持するガイドレールとを有し、固定部材は、架台フレームのガイドレールに挿入される基部と、モジュールフレームの外溝に挿し込まれる挿嵌部とを有し、架台フレームの幅方向に沿った当該挿嵌部の横方向長さがガイドレールを構成する鉤部同士の間隔よりも長い。
本開示の一態様によれば、施工が容易でありながら、架台フレームと太陽電池モジュールの結束力が強い太陽光発電装置を提供できる。
実施形態の一例である太陽光発電装置の平面図である。 実施形態の一例である太陽電池モジュールの断面図である。 図1中のAA線断面の一部を示す図である。 実施形態の一例である架台フレーム及び固定部材の斜視図である。 実施形態の一例である架台フレーム及び固定部材の断面図である。 実施形態の一例である太陽光発電装置の施工手順を説明するための図である。 実施形態の他の一例である架台フレーム及び固定部材の断面図である。 実施形態の他の一例である架台フレーム及び固定部材の断面図である。 参考例の架台フレーム及び固定部材の断面図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書では、固定部材がガイドレールに挿入された状態で、架台フレームの幅方向に沿う固定部材の方向を「横方向」、架台フレームの長手方向に沿う固定部材の方向を「縦方向」とする。架台フレームについても、幅方向に代えて横方向の用語を使用する場合がある。
以下では、2枚の太陽電池モジュール11を屋根100の棟軒方向に並べて設置し、屋根100の軒側に設置される第1の太陽電池モジュール11a(以下、「太陽電池モジュール11a」とする)と、屋根100の棟側に設置される第2の太陽電池モジュール11b(以下、「太陽電池モジュール11b」とする)との間に固定部材を配置する場合について説明する。但し、3枚以上の太陽電池モジュールを棟軒方向に並べて設置し、各太陽電池モジュールの間に固定部材を配置してもよい。
図1は、実施形態の一例である太陽光発電装置10の平面図である。図2は、太陽電池モジュール11の断面図(モジュールフレーム13の幅方向に切断した断面図)である。図1では、屋根100の棟軒方向を矢印Xで示しており、矢先の方向が「棟側」である。
図1に示すように、太陽光発電装置10は、複数の太陽電池モジュール11と、当該モジュールが載置される長尺状の架台フレーム30と、太陽電池モジュール11を架台フレーム30に固定するための固定部材40とを備える。架台フレーム30は、例えば図示しない支持部材を用いて、棟軒方向に沿って屋根100に固定される。太陽電池モジュール11は、棟軒方向と直交する屋根100の横方向に所定間隔をあけて配置された2本の架台フレーム30上に載置され、当該各フレームに固定部材40を用いて固定されている。
太陽電池モジュール11は、複数の太陽電池セルがガラス板等の保護部材で挟持された太陽電池パネル12と、当該パネルの周縁部に設けられたモジュールフレーム13(以下、「フレーム13」という)とを有する。図1に例示する太陽電池モジュール11及び太陽電池パネル12は、平面視で長方形を呈する。但し、太陽電池モジュール11は、長方形以外の平面視形状を有していてもよく、正方形等の他の形状であってもよい。平面視とは、太陽電池パネル12の受光面に対して垂直方向から見た場合である。本実施形態では、各太陽電池モジュール11の短辺が棟軒方向に略平行であり、隣り合う太陽電池モジュール11の短辺同士が接触した状態で、各太陽電池モジュール11が屋根100上に配置されている。
太陽電池モジュール11のフレーム13は、太陽電池パネル12の周縁部を保護し、固定部材40を用いて太陽電池モジュール11を架台フレーム30に固定する際に利用される。フレーム13は、例えばアルミニウム等の金属材料を押出成形して形成される長尺状の部材である。フレーム13は、太陽電池パネル12の各長辺及び各短辺に沿って取り付けられる複数の部材からなり、コーナーピース又はネジを用いて互いに接続されて太陽電池パネル12の四方を囲む。後述する外溝18は、太陽電池パネル12の長辺(棟軒方向に略直交配置される辺)に沿って取り付けられるフレーム13のみに設けられていればよい。
図2に示すように、フレーム13は、太陽電池パネル12の周縁部を収納する内溝16と、太陽電池パネル12と反対側に設けられる外溝18とを有する。図2に例示するフレーム13は、中空の角柱形状を有する本体部14と、本体部14の上面に立設したL字形状の鍔部15とを有する。内溝16は、本体部14の上面と鍔部15との間に形成される。また、フレーム13は本体部14の下面に立設したL字形状の鍔部17を有し、本体部14の下面と鍔部17との間に外溝18が形成される。鍔部15は本体部14の上面の幅方向一端側(外側)から当該上面との間に太陽電池パネル12を挿入可能な隙間(内溝16)をあけて幅方向他端側(内側)に延びている。鍔部17は本体部14の下面の内側から当該下面との間に後述する固定部材40の挿嵌部を挿し込み可能な隙間(外溝18)をあけて外側に向かって延びている。
内溝16は、太陽電池パネル12側、即ち太陽電池モジュール11の内側を向いて開口した溝である。内溝16は、フレーム13の上部において、フレーム13の長手方向に沿って形成される。内溝16には太陽電池パネル12の周縁部が挿入され、太陽電池パネル12と内溝16の隙間には、例えば接着剤が充填される。
外溝18は、太陽電池パネル12と反対側、即ち太陽電池モジュール11の外側を向いて開口した溝である。外溝18は、フレーム13の下部において、フレーム13の長手方向に沿って形成されている。外溝18は、固定部材40の挿嵌部が挿し込まれる空間であって、挿嵌部を挿し込み可能な寸法(奥行深さD18、幅W18(上下方向長さ))を有する。底板19は、鍔部17の一部であって、フレーム13の底部を構成する部分である。
図3は、図1中のAA線断面の一部を示す図である。図4は、架台フレーム30及び固定部材40を構成する第1の固定部材40a(以下、「固定部材40a」とする)を示す図である。
図3に示すように、固定部材40は、架台フレーム30に対して、太陽電池モジュール11aを固定するための固定部材40aと、太陽電池モジュール11bを固定するための第2の固定部材40b(以下、「固定部材40b」とする)とを含む。固定部材40aは、フレーム13aの外溝18aに挿し込まれて、太陽電池モジュール11aの棟側端部を架台フレーム30に固定する。固定部材40bは、フレーム13bの外溝18bに挿し込まれて、太陽電池モジュール11bの軒側端部を架台フレーム30に固定する。固定部材40a,40bは、例えばアルミニウム、ステンレス鋼等で構成される金具である。なお、固定部材は2つの金具から構成されるものに限られず、1つの金具から構成されていてもよく(後述の図8参照)、また3つ以上の金具から構成され、それらが互いに連結されていてもよい。
固定部材40a,40bは、各々の間に隙間をあけて互いに分離独立した状態で架台フレーム30にそれぞれ固定されている。固定部材40a,40bを用いて固定される太陽電池モジュール11a,11bも棟軒方向に隙間をあけて配置されている。但し、固定部材40a,40bは、互いに接触していてもよく、互いに連結されていてもよい。固定部材40aは、後述するように、基部41a及び挿嵌部42aに突起44a,45aがそれぞれ形成されている点で、固定部材40bと異なる。但し、その他の構成は固定部材40bと同じである。以下では、固定部材40a,40bで共通する内容は固定部材40aを例に挙げて説明する。
図4に示すように、架台フレーム30は、フレーム本体31と、当該本体の上面に立設する一対の鉤部32とを有する。フレーム本体31の上面と鉤部32とは、固定部材40a,40bをスライド可能に支持するガイドレール33を形成する。フレーム本体31は、中空の角柱形状を有する。一対の鉤部32は、フレーム本体31の上面の横方向両端部(架台フレーム30の幅方向両端部)において、架台フレーム30の長手方向に沿ってそれぞれ設けられる。一方の鉤部32は、フレーム本体31の上面の横方向一端部から上に真っ直ぐ延び、途中で横方向他端側に折れ曲がって当該上面と略平行に延びるL字状に形成されている。他方の鉤部32は、フレーム本体31の上面の横方向他端部から上に真っ直ぐ延び、途中で横方向一端側に折れ曲がって当該上面と略平行に延びるL字状に形成されている。
鉤部32は、フレーム本体31の上面との間に、固定部材40aの基部41aを挿入可能な隙間をあけてL字状に形成されている。フレーム本体31の上面と一対の鉤部32との間に形成されるガイドレール33は、架台フレーム30の全長に亘って形成されることが好ましい。各鉤部32の横方向長さは、基部41aの保持性、後述する連結部43aの強度等を考慮して、例えば架台フレーム30の幅の10%〜30%に設定される。鉤部32同士の間隔W32(図5参照)、即ち一方の鉤部32の先端から他方の鉤部32の先端までの横方向に沿った距離(各鉤部32の先端同士の間隔)は、例えば架台フレーム30の幅の40%〜80%である。
固定部材40aは、架台フレーム30のガイドレール33に挿入される基部41aと、フレーム13aの外溝18aに挿し込まれる挿嵌部42aとを有する。また、固定部材40aは、基部41aと挿嵌部42aをつなぐ連結部43aを有する。固定部材40aは、例えば基部41a及び挿嵌部42aに対して連結部43aが略垂直に設けられ、基部41aと挿嵌部42aとが略平行に設けられている。
固定部材40aは、ガイドレール33に沿って架台フレーム30の長手方向にスライド可能である。固定部材40aは、ボルト47aを用いて架台フレーム30の所定箇所に固定することができる。当該所定箇所は、太陽電池モジュール11aの寸法等に応じて適宜設定できる。図3に示す例では、フレーム本体31の上面及び基部41aに貫通孔34a,46aがそれぞれ形成されている。貫通孔46a,34aの位置を併せて、当該各貫通孔にボルト47aを挿入することで、固定部材40aがガイドレール33に沿って移動しないように固定できる。ボルト47aにはナットを取り付ける必要はない。貫通孔34a,46aに挿入でき固定部材40aの移動を拘束できるものであれば、ボルト47a以外の部材を用いてもよく、また固定部材40a,40bが接触して配置される場合はボルト47aを用いて固定部材40aを固定しなくてもよい。
以下、図5をさらに参照する。図5は、架台フレーム30及び固定部材40aを横方向に切断した断面図である(フレーム13aの底板19は一点鎖線で示す)。
図3〜図5に示すように、基部41aは、ガイドレール33に挿入される部分であって、板状に形成されている。基部41aは、例えば横方向に長い平面視矩形形状を有する。基部41aの横方向長さW41は、ガイドレール33を構成する鉤部32同士の間隔W32よりも長い。このため、基部41aはガイドレール33から上方に外れることなく、ガイドレール33によって軒棟方向にスライド可能に保持される。基部41aの厚みは、施工性を考慮して、フレーム本体31の上面と鉤部32との間隔以下であることが好ましい。
なお、連結部43aの横方向長さW43は、基部41aの横方向長さW41及び鉤部32同士の間隔W32よりも短い。連結部43aの横方向長さW43は、ガイドレール33に沿った固定部材40aのスライドを可能にするため間隔W32よりも短くする必要があり、好ましくは連結部43aが鉤部32に接触しない範囲でできるだけ長くされる。
基部41aの縦方向長さは、挿嵌部42aの縦方向長さと同じであってもよいし、挿嵌部42aよりも長くされてもよい。図3に示す例では、基部41aの縦方向長さがフレーム13aの幅よりも長く、基部41aはフレーム13aを超えて軒側に延びている。基部41aには、フレーム13aと干渉しない軒側端部近傍に、ボルト47aが挿入される貫通孔46aが形成されている。
基部41aには、鉤部32の真下に位置する部分に、上方に向かって突出した突起44aが形成されている。基部41aは、大部分が平坦な板状に形成されているが、上面の一部が局所的に突出した突起44aを有する。突起44aは、ガイドレール33を構成する鉤部32と接触して、基部41aと架台フレーム30の結合力を高める。突起44aは、鉤部32と接触する部分に形成されていればよいが、好ましくはフレーム13aの真下に位置する部分に形成される。また、突起44aは基部41aの横方向両端部にそれぞれ形成されている。基部41aを下面側からプレスすることにより、上方に向かって突出した突起44aを形成することができる。突起44aの形成位置、個数等は図示するものに限定されず、例えば基部41aの横方向両端部に2つずつ突起44aが形成されてもよい。
挿嵌部42aは、フレーム13aの外溝18aに挿し込まれる部分であって、基部41aよりも小さな板状に形成されている。挿嵌部42aは、例えば横方向に長い平面視矩形形状を有する。基部41aが架台フレーム30に支持され、挿嵌部42aが外溝18aに挿し込まれることによって、架台フレーム30に対して太陽電池モジュール11aが固定される。挿嵌部42aは、基部41a上において基部41aと略平行に設けられており、基部41aと共にフレーム13aの底板19aと架台フレーム30の鉤部32を挟持する。挿嵌部42aは、例えば外溝18a内において底板19aと接触し、底板19aを鉤部32に押し付ける。基部41aと挿嵌部42aとの間隔は、最も狭いところで、底板19aの厚みと鉤部32の厚みとを足した長さと同程度であることが好ましく、好適な一例は当該長さの0.9倍〜0.99倍である。この間隔は、連結部43aの上下方向長さ等により決定される。
挿嵌部42aの縦方向長さは、外溝18aの奥行深さD18より長くてもよいが、好ましくは奥行深さD18以下であり、且つ奥行深さD18の50%以上である。挿嵌部42aは、例えば連結部43aがフレーム13aと接触するまで外溝18aに挿入される。挿嵌部42aの厚みは、外溝18aの幅W18以下である。挿嵌部42aとフレーム13aとの結合力を向上させるために、後述の突起45aが形成された部分の厚みを幅W18より大きくしてもよい。
挿嵌部42aの横方向長さW42は、ガイドレール33を構成する鉤部32同士の間隔W32よりも長い。また、横方向長さW42は、連結部43aの横方向長さW43よりも長い。これにより、図9に示す構造(本開示を説明するための参考例)と比べて、フレーム13aの底板19aを押え付ける挿嵌部42aの面積が拡大し、挿嵌部42aとフレーム13aとの結合力が向上する。ゆえに、架台フレーム30に対して太陽電池モジュール11aをしっかり固定できる。図9に示す固定部材50では、挿嵌部52の横方向長さW52が鉤部32同士の間隔W32よりも短く、連結部43aの横方向長さと同じである。
挿嵌部42aは、連結部43aの横方向両端に対応する位置から、さらに両横方向(左右)に延びている。固定部材40aは、横方向中央を通る中心線に対して左右対称であることが好ましく、挿嵌部42aにおいて、連結部43aの横方向両端に対応する位置から左右に延びた部分の長さは互いに略同一であることが好ましい。基部41aについても、連結部43aの横方向両端に対応する位置から左右に延びた部分の長さは互いに略同一であることが好ましい。
挿嵌部42aの横方向長さW42は、架台フレーム30の幅よりも短くなっている。この場合、挿嵌部42aの横方向両端部は各鉤部32上に位置する。挿嵌部42aの横方向両端部には太陽電池モジュール11aに荷重がかかったときに当該荷重が作用し易いが、当該両端部を鉤部32上に配置することで、例えばフレーム13aの底板19aをより安定に保持できる。また、挿嵌部42aの横方向長さW42は、基部41aの横方向長さW41と略同一であり、基部41aと挿嵌部42aの横方向両端部が底板19a及び鉤部32を間に挟んで上下方向に重なっている。但し、挿嵌部42aの横方向長さW42は、W43<W42<W41であってもよい。
挿嵌部42aには、下方に向かって突出した突起45aが形成されている。挿嵌部42aは、大部分が平坦な板状に形成されているが、下面の一部が局所的に突出した突起45aを有する。突起45aは、フレーム13aの底板19aと接触して、挿嵌部42aとフレーム13の結合力を高める。突起45aを設けると、挿嵌部42aは外溝18aに挿し込み難くなるが、一旦挿し込まれると外溝18aから抜け難くなる。
突起45aは、挿嵌部42aの横方向中央部等に形成されてもよいが、好ましくはガイドレール33を構成する鉤部32の真上に位置する部分に形成される。底板19aの下に鉤部32が存在する部分に突起45aを設けることで、鉤部32と共に底板19aをより強く挟持することができる。また、突起45aは、横方向長さW42が架台フレーム30の幅よりも短い挿嵌部42aの横方向両端部にそれぞれ形成されている。挿嵌部42aを上面側からプレスすることにより、下方に向かって突出した突起45aを形成することができる。突起45aの形成位置、個数等は図示するものに限定されず、例えば挿嵌部42aの横方向両端部に2つずつ突起45aが形成されてもよい。
突起45aは、基部41aの突起44aに対応して形成されることが好適である。具体的には、突起45aが突起44aの真上に位置し、突起44a,45aが底板19a及び鉤部32を間に挟んで上下方向に重なることが好ましい。この場合、基部41aと挿嵌部42aとの間で、底板19a及び鉤部32をより強く挟持できる。
図6に、上記構成を備えた太陽光発電装置10の施工手順の一例を示す。
まず、図6(a)及び(b)に示すように、架台フレーム30上に載置した太陽電池モジュール11aのフレーム13aの外溝18aに、固定部材40aの挿嵌部42aを挿し込む。なお、太陽電池モジュール11aの軒側端部は、例えば固定部材40b又は他の固定部材を用いて架台フレーム30に固定されている。固定部材40aは、架台フレーム30の棟側端部から基部41a、挿嵌部42aを軒側に向けた状態でガイドレール33に挿入する。そして、太陽電池モジュール11aが載置された位置までガイドレール33に沿って固定部材40aをスライドさせる。固定部材40aには突起45aが形成されているため、必要により固定部材40aを棟側から強く押圧して挿嵌部42aを外溝18aに圧入する。基部41aが架台フレーム30に支持され、挿嵌部42aが外溝18aに挿し込まれることで、架台フレーム30に対して太陽電池モジュール11aが固定される。
外溝18aに挿嵌部42aを挿し込んだ後、基部41aの貫通孔46a及び架台フレーム30の貫通孔34aにボルト47aを挿入して固定部材40aを架台フレーム30に固定する。但し、太陽電池モジュール11aの軒側には太陽電池モジュール11bが隣接して配置されるため、ボルト47aの取り付けを省略してもよい。
次に、図6(c)に示すように、架台フレーム30の棟側端部から基部41b、挿嵌部42bを棟側に向けた状態で固定部材40bをガイドレール33に挿入し、固定部材40aよりも棟側に固定部材40bを取り付ける。固定部材40bは、固定部材40aの場合と同様にボルト47bを貫通孔34b,46bに挿入して固定する。固定部材40bは、固定部材40aと接触していてもよいが、好ましくは固定部材40aとの間に1mm〜20mm程度の隙間をあけて固定される。
次に、図6(d)に示すように、架台フレーム30上に固定された固定部材40bの挿嵌部42bが、太陽電池モジュール11bのフレーム13bの外溝18bに挿し込まれる。具体的には、外溝18bが軒側を向くようにして太陽電池モジュール11bを架台フレーム30上に載せ、外溝18bに挿嵌部42bを嵌めるように太陽電池モジュール11bを配置する。固定部材40bには突起45aのような突起が形成されていないため、固定部材40aの場合と比べて挿嵌部42bは外溝18bに容易に挿し込まれる。太陽電池モジュール11bの棟側端部は、例えば固定部材40a又は他の固定部材を用いて架台フレーム30に固定される。
上述のように、太陽光発電装置10は、架台フレーム30に対する太陽電池モジュール11の取り付けが容易であり、施工性に優れる。さらに、固定部材40aは架台フレーム30の幅方向に沿った挿嵌部42aの横方向長さW42が、ガイドレール33を構成する鉤部32同士の間隔よりも長く、太陽光発電装置10では架台フレーム30と太陽電池モジュール11の結束力が強い。つまり、太陽光発電装置10は、施工が容易でありながら、架台フレーム30に対して太陽電池モジュール11をしっかりと固定できる。
上記実施形態は、本開示の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。図7,8に、実施形態の他の一例である太陽光発電装置を示す。
図7に示す固定部材40xは、挿嵌部42xの横方向長さW42xが、基部41aの横方向長さW41及び架台フレーム30の幅よりも長くなっている点で、図5に示す固定部材40aと異なる。固定部材40xは、横方向中央を通る中心線に対して左右対称であり、挿嵌部42xにおいて、連結部43aの横方向両端に対応する位置から左右に延びた部分の長さは互いに略同一である。この場合、挿嵌部42xの横方向両端部にそれぞれ形成された突起45xは、鉤部32の真上には位置していない。
図8に示す固定部材40yは、1つの金具から構成され、1つの金具が太陽電池モジュール11a,11bに取り付けられている点で、図3に示す固定部材40と異なる。この場合も、挿嵌部42xの横方向長さは、鉤部32同士の間隔W32よりも長い。固定部材40yは、連結部43yの下端部から軒側及び棟側(縦方向両側)に延びる2つの基部41yと、連結部43yの上端部から縦方向両側に延びる2つの挿嵌部42yとを有する。そして、各挿嵌部42yが太陽電池モジュール11a,11bの外溝18a,18bにそれぞれ挿し込まれる。これにより、1つの金具を用いて2枚の太陽電池モジュール11a,11bを架台フレーム30に固定することができる。
図8に示す例では、棟側に延びる基部41yのみに貫通孔46yが形成されている。架台フレーム30に形成された貫通孔34y、及び基部41yに形成された貫通孔46yに、ボルト47aを挿入することで、固定部材40yがガイドレール33に沿って移動しないように固定される。また、図8に示す例では、軒側に延びる基部41y、挿嵌部42yのみに突起44y,45yがそれぞれ形成されている。
なお、上記各実施形態では、軒側に延びる基部及び挿嵌部に突起が形成されているが、例えば基部及び挿嵌部の一方のみに突起が形成されていてもよい。突起を一方に形成する場合は、挿嵌部に形成することが好ましい。
10 太陽光発電装置、11 太陽電池モジュール、11a 第1の太陽電池モジュール、11b 第2の太陽電池モジュール、12,12a,12b 太陽電池パネル、13,13a,13b モジュールフレーム、14,14a,14b 本体部、15,15a,15b,17,17a,17b 鍔部、16,16a,16b 内溝、18,18a,18b 外溝、19,19a,19b 底板、30 架台フレーム、31 フレーム本体、32 鉤部、33 ガイドレール、34a,34b,46a,46b 貫通孔、40 固定部材、40a 第1の固定部材、40b 第2の固定部材、41a,41b 基部、42a,42b 挿嵌部、43a,43b 連結部、44a,45a 突起、47a,47b ボルト、100 屋根

Claims (4)

  1. 太陽電池パネル、及び当該パネルの周縁部に設けられたモジュールフレームを有する太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールが載置される長尺状の架台フレームと、
    前記太陽電池モジュールを前記架台フレームに固定するための固定部材と、
    を備えた太陽光発電装置であって、
    前記モジュールフレームは、前記太陽電池パネルの周縁部を収納する内溝と、前記太陽電池パネルと反対側に設けられる外溝と、本体部と、を有し、前記架台フレームの長尺方向に沿った断面視で、高さ方向に関して、前記外溝と前記本体部と前記内溝と、がこの順に重なり合うように形成されており
    前記架台フレームは、フレーム本体と、当該本体の上面に立設する一対の鉤部と、前記フレーム本体の上面と前記鉤部との間に形成され、前記固定部材をスライド可能に支持するガイドレールとを有し、
    前記固定部材は、前記架台フレームの前記ガイドレールに挿入される基部と、前記モジュールフレームの前記外溝に挿し込まれる挿嵌部とを有し、前記架台フレームの幅方向に沿った当該挿嵌部の横方向長さが前記ガイドレールを構成する前記鉤部同士の間隔よりも長い、太陽光発電装置。
  2. 前記挿嵌部には、前記ガイドレールを構成する前記鉤部の真上に位置する部分に、下方に向かって突出した突起が形成されている、請求項1に記載の太陽光発電装置。
  3. 前記挿嵌部の横方向長さは、前記架台フレームの幅よりも短く、
    前記突起は、前記挿嵌部の横方向両端部にそれぞれ形成されている、請求項2に記載の太陽光発電装置。
  4. 前記基部には、前記ガイドレールを構成する前記鉤部と接触する部分であって前記モジュールフレームの真下に位置する部分に、上方に向かって突出した突起が形成されている、請求項2又は3に記載の太陽光発電装置。
JP2015070810A 2015-03-31 2015-03-31 太陽光発電装置 Expired - Fee Related JP6555660B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015070810A JP6555660B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 太陽光発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015070810A JP6555660B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 太陽光発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016191221A JP2016191221A (ja) 2016-11-10
JP6555660B2 true JP6555660B2 (ja) 2019-08-07

Family

ID=57246210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015070810A Expired - Fee Related JP6555660B2 (ja) 2015-03-31 2015-03-31 太陽光発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6555660B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102115604B1 (ko) * 2018-05-08 2020-05-26 (주)성익에너지산업 태양광 발전용 pv모듈의 설치구조

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000345672A (ja) * 1999-06-07 2000-12-12 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュール用支持部材及び太陽電池発電装置
DE202010000293U1 (de) * 2009-10-09 2010-05-20 Galaxy-Energy Gmbh Solardachanordnung
JP2013110242A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Fuji Pureamu Kk 太陽電池モジュールの固定構造
KR101460683B1 (ko) * 2012-04-12 2014-11-13 주식회사대영금속 태양광 패널의 지지 구조물
CN103997282B (zh) * 2013-02-19 2016-08-24 清源科技(厦门)股份有限公司 卡接组件及光伏支架

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016191221A (ja) 2016-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5263795B2 (ja) 太陽電池モジュールの取付構造
CN102892962B (zh) 太阳能电池组件支承结构、利用该支承结构的太阳能电池组件的设置方法、以及使用该支承结构的太阳光发电系统
JP6558632B2 (ja) 太陽光発電装置
JP6458966B2 (ja) 太陽光発電装置及び太陽光発電装置の施工方法
JP5213977B2 (ja) 太陽電池モジュールの架台、その施工方法、及びそれを備えた太陽光発電システム
JPWO2016175319A1 (ja) 太陽電池モジュール
JP6555660B2 (ja) 太陽光発電装置
JPWO2017163536A1 (ja) 太陽電池モジュールの梱包構造、および、太陽光発電装置
WO2012043703A1 (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池システム
JP6196474B2 (ja) ソーラーパネルの設置構造及び設置方法
JP2013147831A (ja) 太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの支持構造、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システム
WO2017154306A1 (ja) 太陽光発電装置
WO2016199336A1 (ja) 太陽電池モジュールフレーム及び太陽電池モジュール
WO2016175253A1 (ja) 太陽電池モジュール取付装置
JP2017025574A (ja) 太陽光発電装置の固定部材および太陽光発電装置
JP6193049B2 (ja) 太陽光パネル支持構造及び支持部材
JP6620537B2 (ja) 太陽電池モジュールの取り付け器具及び太陽光発電装置
JP6410090B2 (ja) 太陽光発電装置
JP2016070048A (ja) 太陽光発電装置
WO2017138251A1 (ja) 固定金具及び太陽光発電装置
JP6976068B2 (ja) 側方部材、パネルアレイ構造体及び側方部材の設置方法
JP5530379B2 (ja) 組立建物
JP2013231308A (ja) 太陽電池モジュール
JP6179806B2 (ja) 太陽電池モジュール用架台フレーム、及び太陽電池装置
JP6048383B2 (ja) 太陽電池モジュール施工部材及び太陽電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190701

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6555660

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees