JP2016187263A - 太陽電池モジュール及び太陽光発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐荷重性に優れた太陽電池モジュール及び太陽光発電装置を低コストで提供することである。【解決手段】本開示の一態様である太陽電池モジュール11は、太陽電池パネル12と、当該パネルの周縁部に設けられたモジュールフレーム13とを備える。モジュールフレーム13を構成する第1フレーム14は、中空の角柱形状を有する本体部20と、本体部20の下部から当該モジュールの内側に張り出した内鍔部23とを有する。内鍔部23には、ボルト孔24が形成されており、本体部20の側壁20aには、内鍔部23の側壁20aにおいてボルト孔24の周縁に取り付けられるワッシャ42との接触を避けるための開口部25が形成されている。【選択図】図4

Description

本開示は、太陽電池モジュール及び太陽光発電装置に関する。
従来、架台フレーム等に太陽電池モジュールを固定して太陽光発電装置を構築する際に用いられる種々の固定構造が知られている。例えば、特許文献1には、モジュールフレームの外側に張り出した鍔部を利用して、架台フレーム上に太陽電池モジュールを固定する構造が開示されている。
特開2014−194133号公報
太陽光発電装置を構成する太陽電池モジュールには、例えば風等の影響で上方へ持ち上げる力が作用することがある。このため、太陽電池モジュールは、モジュールフレームの剛性が高く、耐荷重性に優れることが望ましい。一方、材料コストの削減は重要な課題である。本開示の目的は、材料コストを削減しながら、太陽電池モジュールの耐荷重性を向上させることである。
本開示の一態様である太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、太陽電池パネルの周縁部に設けられたモジュールフレームとを備えた太陽電池モジュールであって、モジュールフレームは、中空の角柱形状を有する本体部と、本体部の下部から当該モジュールの内側に張り出した内鍔部とを有し、内鍔部には、ボルト孔が形成されており、本体部の側壁には、内鍔部の上面においてボルト孔の周縁に取り付けられるワッシャとの接触を避けるための開口部が形成されている。
本開示の一態様である太陽光発電装置は、上記太陽電池モジュールと、第2ボルト孔を有し、太陽電池モジュールが載置される架台フレームと、内鍔部のボルト孔及び架台フレームの第2ボルト孔に挿通されるボルトと、ボルトに螺号されるナットと、内鍔部の上面においてボルト孔の周縁に取り付けられ、当該上面とボルトの頭部又はナットとの間に挟まれるワッシャとを備える。
本開示の一態様によれば、耐荷重性に優れた太陽光発電装置を低コストで提供できる。
実施形態の一例である太陽光発電装置を示す図である。 図1中のAA線断面図である。 実施形態の一例である第1フレームを内側から見た図である(太陽電池パネルの図示省略)。 図1中のBB線断面図である。 実施形態の一例である太陽光発電装置の第1フレームにおけるボルト締結位置及びその近傍を示す図である。 参考例の太陽光発電装置を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
図1は、実施形態の一例である太陽光発電装置10を示す図であって、1枚の太陽電池モジュール11を架台フレーム30上から取り外し、もう1枚の太陽電池モジュール11を架台フレーム30の上に設置した状態を示している。
図1に示すように、太陽光発電装置10は、太陽電池モジュール11と、当該モジュールが載置される架台フレーム30とを備える。太陽電池モジュール11は、2本の架台フレーム30上に載置され、当該各フレームにボルト40等(後述の図4等参照)を用いて固定される。2本の架台フレーム30は、所定の間隔をあけて互いに略平行に配置されている。当該2本の架台フレーム30上には、複数の太陽電池モジュール11を固定することができ、例えば架台フレーム30の長手方向に沿って複数の太陽電池モジュール11が隣接配置される。但し、太陽光発電装置10は、1枚の太陽電池モジュール11から構成されていてもよい。架台フレーム30の形状、本数等も特に限定されず、また太陽電池モジュール11はボルト40等を用いて架台フレーム30以外の部材に固定することも可能である。即ち、太陽光発電装置は、図1に示す形態に限定されない。
太陽電池モジュール11は、複数の太陽電池セルがガラス板等の保護部材で挟持された太陽電池パネル12と、当該パネルの周縁部に設けられたモジュールフレーム13とを備える。図1に例示する太陽電池モジュール11及び太陽電池パネル12は、平面視において矩形形状を有する。そして、架台フレーム30の長手方向に対して太陽電池モジュール11の長辺が略直交する状態で、架台フレーム30上に太陽電池モジュール11が固定されている。平面視とは、太陽電池パネル12の受光面に対して垂直方向から見た場合である。なお、太陽電池モジュール11の平面視形状は矩形形状に限定されない。
モジュールフレーム13は、太陽電池パネル12の周縁部を保護し、ボルト40等を用いて太陽電池モジュール11を架台フレーム30に固定する際に利用される。モジュールフレーム13は、例えばアルミニウム等の金属材料を押出成形して形成される長尺状の部材である。モジュールフレーム13は、太陽電池パネル12の長辺に沿って取り付けられた第1フレーム14と、太陽電池パネル12の短辺に沿って取り付けられた第2フレーム15とを含み、太陽電池パネル12の四方を囲んでいる。本実施形態では、第1フレーム14が架台フレーム30と略直交しており、それらが重なる部分にボルト40等が取り付けられる。第1フレーム14と第2フレーム15とは、例えばコーナーピースを用いて互いに接続される。
架台フレーム30は、ボルト40が挿通されるボルト孔31(第2ボルト孔)を有する。架台フレーム30は、例えば屋根のような設置対象物(図示せず)に固定されている。図1に例示する架台フレーム30は、上壁部、下壁部、及び上壁部と下壁部とを接続する側壁部を有する長尺状の部材であって、当該上壁部に太陽電池モジュール11が載置され、下壁部が設置対象物に固定される。ボルト孔31は、上壁部に形成されている。図1に示す例では、太陽電池モジュール11が架台フレーム30上に直接載置されているが、それらの間に他の部材が介在していてもよい。
図2は図1中のAA線断面図、図3は第1フレーム14を内側から見た図である。
図2及び図3に示すように、第1フレーム14は、中空の角柱形状を有する本体部20と、本体部20の受光面側と反対の下部から太陽電池モジュール11の内側に張り出した内鍔部23とを有する。内鍔部23は、ボルト40等を用いて架台フレーム30に締結される取付部(被締結部)である。第2フレーム15は、例えば第1フレーム14よりも長さが短い点を除き、第1フレーム14と同様の構成を有する。但し、本実施形態では、第2フレーム15は太陽電池モジュール11の架台フレーム30との固定に利用されないので、内鍔部を有さなくてもよい。
本体部20は、受光面に対して垂直方向に長い矩形の断面を有し、互いに略平行に配置された側壁20a,20bを有する。側壁20aは、側壁20bよりも太陽電池モジュール11の内側に位置する。本体部20は、軽量化、材料コスト削減等の観点から、中空構造を有する。但し、本体部20は、第1フレーム14の剛性を高めるため、例えば第1フレーム14の長手方向両端部、後述の開口部25、必要により形成される水抜き孔以外に、中空部と連通する開口部を有さない。側壁20a,20bには、中空部に張り出した補強用のリブ20cがそれぞれ形成されている。なお、本体部20の形状は図2に示す四角柱形状に限定されず、例えば受光面に対して水平方向に長くてもよく、五角柱形状等であってもよい。
本実施形態では、太陽電池パネル12の周縁部を保持するための構成として、本体部20の上面20dに立設した鉤部21と、本体部20の上面20dと鉤部21との間に形成された内溝22とを有する。鉤部21は、側壁20bの延長線上に設けられ、途中で側壁20a側(内側)に折れ曲がって断面L字状に形成されている。そして、本体部20の上面20dと鉤部21との間に太陽電池パネル12を挿入可能な隙間である内溝22が形成されている。内溝22は、第1フレーム14の上部において、第1フレーム14の長手方向に沿って形成される。内溝22には太陽電池パネル12の周縁部が挿入され、太陽電池パネル12と内溝22の隙間には、例えば接着剤が充填される。
内鍔部23は、上記のように、本体部20の下部からモジュールの内側に向かって張り出している。内鍔部23は、例えば本体部20の下端部から延出し、側壁20aに対して略垂直に設けられる。そして、本体部20の下面20dと内鍔部23の下面23eとが連続した段差のない平坦な面を形成することが好適である。内鍔部23は、架台フレーム30と重なる部分のみに形成されてもよいが、好ましくは第1フレーム14の長手方向に沿って連続的に形成される。
内鍔部23は、ボルト40が挿通されるボルト孔24を有する。本実施形態では、太陽電池モジュール11の各長辺に沿って取り付けられる2つの第1フレーム14が同じ形状を有し、太陽電池モジュール11は4箇所で2本の架台フレーム30に固定される。このため、各第1フレーム14の内鍔部23には、架台フレーム30と重なる部分に1つずつ、合計2つのボルト孔24が形成されている。
本体部20の側壁20aには、内鍔部23の上面23dにおいてボルト孔24の周縁に取り付けられるワッシャ42(後述の図4参照)との接触を避けるための開口部25が形成されている。開口部25は、内鍔部23に沿って、即ち第1フレーム14の長手方向に沿って長く形成されてもよいが、好ましくはボルト孔24の位置に対応して小さく形成される。第1フレーム14には2つのボルト孔24が形成されているので、開口部25もボルト孔24の位置に合せて2つ形成される。ボルト孔24の位置に合せて開口部25を形成し、側壁20aの開口面積をできるだけ小さくすることで、第1フレーム14の剛性を維持しながら本体部20とワッシャ42との干渉(接触)を防止することができる。図3に示す例では、側壁20aの下部を長さT25,W25の矩形形状に切り欠いて開口部25が形成されている。
なお、第2フレーム15が内鍔部を有さない場合、又は内鍔部にボルト孔が形成されない場合は、側壁20aに開口部を有さないことが好ましい。本実施形態では、モジュールフレーム13全体の剛性を高めるため、第1フレーム14のみに開口部25が形成されることが好ましい。
以下、図4〜図6をさらに参照しながら、第1フレーム14の内鍔部23、開口部25、及び内鍔部23を利用した太陽電池モジュール11の固定構造等について詳説する。図4は、図1中のBB線断面図である。図5は、第1フレーム14におけるボルト締結位置及びその近傍を上から見た図(一部断面図)である。図6は、太陽光発電装置10の構成、作用効果を説明するために参考例として示す太陽光発電装置100の断面図である。
図4に示すように、太陽電池モジュール11は、架台フレーム30の受光面側に載置され、内鍔部23のボルト孔24及び架台フレーム30のボルト孔31に挿通されるボルト40等によって架台フレーム30に固定される。即ち、架台フレーム30のボルト孔31と内鍔部23のボルト孔24とが重なるように、太陽電池モジュール11を架台フレーム30上に載置する。太陽光発電装置10は、ボルト40と、ボルト40に結合されるナット41と、内鍔部23の上面23dにおいてボルト孔24の周縁に取り付けられ、上面23dとボルト40の頭部40aとの間に挟まれるワッシャ42とを備える。また、太陽光発電装置10は、内鍔部23の下面23eにおいてボルト孔24の周縁に取り付けられ、下面23eとナット41との間に挟まれるワッシャ43を備える。
図4に示す例では、本体部20の下面20e及び内鍔部23の下面23eが架台フレーム30に接触した状態で、ボルト40、ナット41、及びワッシャ42,43を用いて太陽電池モジュール11が固定されている。ボルト40は内鍔部23の上面23d側からワッシャ42の孔42a及びボルト孔24に挿通され、内鍔部23の下面23e側に突き出たボルト40の軸部40bにワッシャ43及びナット41が取り付けられている。内鍔部23の下面23eとナット41との間には、架台フレーム30(上壁部)が介在している。ボルト40、ナット41により、内鍔部23と架台フレーム30とが締結されている。なお、ボルト40を内鍔部23の下面23e側から取り付け、内鍔部23の上面23d側に突き出た軸部40bにワッシャ42及びナット41を取り付けてもよい。この場合、ワッシャ42は上面23dとナット41との間に挟まれることになる。以下では、ワッシャ42が内鍔部23の上面23dとボルト40の頭部40aとの間に配置されるものとして説明するが、ナット41を上面23d側に配置した場合についても、「ボルト40」を「ナット41」に読み替えることで当該内容が同様に適用できる。
図4及び図5に示すように、ワッシャ42の直径D42は、ボルト40の頭部40aの直径よりも大きい。このため、ワッシャ42の端部42bは、ボルト40の頭部40aよりも本体部20側に位置している。また、ワッシャ42の端部42cは、ボルト40の頭部40aよりも内鍔部23の先端側に位置している。ここで、ワッシャ42の端部42bとは本体部20に最も近い端部(又はワッシャ42の一部が本体部20内に入り込んでいる場合は最も入り込んだ部分)を意味し、端部42cとは内鍔部23の先端に最も近い端部を意味する。内鍔部23の延出長さ(側壁20aから内鍔部23の先端までの長さ)は、ワッシャ42の端部42cが内鍔部23の上面23dから食み出さない長さとすることが好ましい。内鍔部23の延出長さは、例えばワッシャ42の直径D42と略同一又は直径D42の1.2倍以下である。
図4では、ボルト40の頭部40aとナット41の直径が、またワッシャ42,43の直径が、またワッシャ42,43の孔42a,43aとボルト孔24,31の孔径が、それぞれ同じであるように図示しているが、これらは互いに異なっていてもよい。例えば、ワッシャ42の孔径は、ボルト孔24の孔径より小さくてもよく、或いは大きくてもよい。また、ボルト孔24,31は、真円形状でなくてもよく、例えば第1フレーム14の長手方向に沿って長くなった長孔であってもよい。この場合、ボルト40の軸方向長さが、太陽電池パネル12の下面と内鍔部23の上面23dとの間隔より長くても、ボルト40をボルト孔24,31に挿入することができる。
ワッシャ42は、特に限定されず、例えば平ワッシャ、スプリングワッシャ、ウェーブワッシャ等を用いることができる。ワッシャ43にもワッシャ42と同様のものを適用できる。また、ボルト40、ナット41も特に限定されない。ナット41及びワッシャ43の代わりに、ワッシャ付きナットを用いてもよい。
本体部20の側壁20aには、上記のように、内鍔部23の上面23dに配置されるワッシャ42との接触を避けるための開口部25が形成されている。太陽光発電装置10では、開口部25によって本体部20とワッシャ42との干渉が防止されるので、本体部50の側壁50aに開口部25を有さない太陽光発電装置100(図6参照)と比べて、ワッシャ42を本体部20に近づけて配置することができる。即ち、ボルト孔24の形成位置を本体部20に近づけることができ、本体部20の近くにボルト40を締結することができる。詳しくは後述するが、これにより、太陽電池モジュール11の耐荷重性が向上し、また内鍔部23の短尺化、薄肉化等により材料コストが削減できる。
内鍔部23の上面23dにおいて、ワッシャ42は、本体部20との間に隙間(太陽光発電装置100の場合よりも小さな隙間)をあけて配置されてもよいが、好ましくはワッシャ42の一部が、開口部25を介して本体部20内に入り込んだ状態で配置される。即ち、ワッシャ42の端部42bは本体部20内に存在する。開口部25は側壁20aの一部を切り欠いて形成された中空部に連通する貫通孔であるから、開口部25を介してワッシャ42の一部を中空部に導入することが可能である。ワッシャ42の一部を本体部20内に導入することで、ボルト40の締結位置を本体部20にさらに近づけることができる。ボルト40の締結位置は、頭部40aが側壁20aに接触しない範囲で、側壁20aに近いことが好適である。ボルト40が回転したときに頭部40aが側壁20aと干渉する程度にまで、ボルト40を側壁20aに近づけて配置することも可能である。
開口部25は、側壁20aの下部においてワッシャ42と干渉する部分を切り欠いて形成されている。具体的には、内鍔部23の上面23dとの境界位置である側壁20aの下端部から上方に長さT25で形成される。長さT25は、第1フレーム14の受光面に対して垂直方向に沿った開口部25の長さである。開口部25は、受光面に対して垂直方向長さT25よりも第1フレーム14の受光面に対して水平方向に沿った長さW25の方が長くなった矩形形状を有する。但し、開口部25の形状は、当該矩形形状に限定されず、例えば半円形状や楕円形状であってもよい。
開口部25の長さT25は、ワッシャ42の厚みT42より大きく、ボルト40の頭部40aの高さT40よりも小さいことが好ましい(図4参照)。ワッシャ42だけでなく、ボルト40と側壁20aとの干渉も避けるべく、開口部25の長さT25を頭部40aの高さT40より大きくすることも可能であるが、開口部25の拡大による剛性低下の影響を考慮すると、T25<T40とすることが好ましい。開口部25の長さT25の好適な一例は、ワッシャ42の厚みT42の1.1倍〜2倍(例えば、1mm〜2mm)である。
開口部25の長さW25は、ワッシャ42の直径D42より大きくてもよいが、好ましくは直径D42以下である(図5参照)。ワッシャ42は開口部25を介して本体部20内に導入されるが、ボルト40の頭部40aが側壁20aと干渉するため、本体部20内に入り込むのはワッシャ42の一部である。ゆえに、不要な開口面積を減らして第1フレーム14の剛性を高めるべく、開口部25の長さW25は、ワッシャ42の直径D42以下に設定され、より好ましくはW25<D42とする。開口部25の長さW25の好適な一例は、ワッシャ42の直径D42の0.5倍〜1倍(例えば、10mm〜20mm)である。
上記構成を備えた太陽光発電装置10によれば、開口部25を形成したことによってボルト40の締結位置を本体部20に近づけることができる。風等の影響により太陽電池モジュール11を上方へ持ち上げる力(負圧)が発生する場合があるが、太陽光発電装置10は、特に負圧荷重に対する耐久性に優れる。例えば、太陽電池モジュール11の上面を流れる強風により当該モジュールを上方へ持ち上げる負圧が発生した場合、内鍔部23のボルト締結部には大きな荷重が作用する。しかし、太陽光発電装置10の内鍔部23にかかる荷重は、太陽光発電装置100の内鍔部53にかかる荷重よりも小さい。これは、負圧が発生すると本体部20の下面20eを持ち上げる力が作用するが、太陽光発電装置10では支点である内鍔部23のボルト締結部から本体部20までの距離が短いため、本体部20の下面20eにかかるモーメントが小さくなるからである。ゆえに、内鍔部23,53の強度が同程度である場合、太陽光発電装置10は、開口部25を有さない場合(太陽光発電装置100)と比べて優れた耐荷重性を有する。
さらに、太陽光発電装置10では、ボルト40の締結位置が本体部20に近いため、開口部25を有さない場合と比べて内鍔部23の延出長さを短くすることができる。また、太陽光発電装置10では、開口部25を有さない場合と比べて、ボルト締結部にかかる負圧荷重が小さくなるので、内鍔部23を薄肉化することも可能である。即ち、開口部25を設けることにより、材料コストを削減することができる。
10 太陽光発電装置、11 太陽電池モジュール、12 太陽電池パネル、13 モジュールフレーム、14 第1フレーム、15 第2フレーム、20 本体部、20a,20b 側壁、20c リブ、20d 上面、20e 下面、21 鉤部、22 内溝、23 内鍔部、23d 上面、23e 下面、24 ボルト孔、25 開口部、30 架台フレーム、31 ボルト孔、40 ボルト、40a 頭部、40b 軸部、41 ナット、42,43 ワッシャ、42a,43a 孔、42b,42c 端部

Claims (4)

  1. 太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの周縁部に設けられたモジュールフレームと、
    を備えた太陽電池モジュールであって、
    前記モジュールフレームは、中空の角柱形状を有する本体部と、前記本体部の下部から当該モジュールの内側に張り出した内鍔部とを有し、
    前記内鍔部には、ボルト孔が形成されており、
    前記本体部の側壁には、前記内鍔部の上面において前記ボルト孔の周縁に取り付けられるワッシャとの接触を避けるための開口部が形成されている、太陽電池モジュール。
  2. 前記太陽電池パネルは、平面視において矩形形状を有し、
    前記モジュールフレームは、前記太陽電池パネルの長辺に沿って取り付けられる第1フレームと、前記太陽電池パネルの短辺に沿って取り付けられる第2フレームとを含み、
    前記本体部の前記開口部は、前記第1フレームのみに形成されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の前記太陽電池モジュールと、
    第2ボルト孔を有し、前記太陽電池モジュールが載置される架台フレームと、
    前記内鍔部の前記ボルト孔及び前記架台フレームの前記第2ボルト孔に挿通されるボルトと、
    前記ボルトに結合されるナットと、
    前記内鍔部の上面において前記ボルト孔の周縁に取り付けられ、当該上面と前記ボルトの頭部又は前記ナットとの間に挟まれる前記ワッシャと、
    を備える、太陽光発電装置。
  4. 前記ワッシャの一部が、前記本体部の側壁に形成された前記開口部を介して前記本体部内に入り込んでいる、請求項3に記載の太陽光発電装置。
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