JP6670882B2 - 鞍乗り型車両のフロントカウル構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両のフロントカウル構造に関する。
従来、鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、車両側面視で後上がりに延びるフロントカウルを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ヘッドライトは、走行風を後方に流す導風部材としても機能する。
特開2017−171183号公報
ところで、上記従来のようなフロントカウル構造では、フロントカウルに沿って後上方に流れる走行風によってダウンフォース効果が得られる。しかし、ダウンフォース効果が発生する部分で生じるフロントカウルに対する走行風の張り付きは、鞍乗り型車両をバンクさせる際の抵抗となる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ダウンフォース効果が得られ、且つ、鞍乗り型車両を容易にバンクさせることが可能な鞍乗り型車両のフロントカウル構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両側面視で後上がりに延びる上面部(71,171)を有するフロントカウル(52,152)を備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、前記上面部(71,171)は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部(72)と、前記上面部(71,171)の先端に設けられ、前記カウル本体部(72)の前縁(72a)から前方に突出する先端部(73,173)とを備え、前記先端部(73,173)は、車幅方向に延びる軸(83,183)を中心に、前記カウル本体部(72)に対して下方に揺動可能に設けられることを特徴とする。
また、上記発明において、前記上面部(71,171)の下方にヘッドライト(56,156)が設けられ、前記先端部(73,173)は、前記ヘッドライト(56,156)の上方に位置するとともに、前記ヘッドライト(56,156)よりも前方に突出しても良い。この構成によれば、上面部の下方にヘッドライトが設けられ、先端部は、ヘッドライトの上方に位置するとともに、ヘッドライトよりも前方に突出する。
また、上記発明において、前記ヘッドライト(56,156)は、後方に凹む凹部(56b)を車幅方向の中央部に備え、前記先端部(73,173)の一部は前記凹部(56b)に収納される。
さらに、上記発明において、前記カウル本体部(72)は、前記先端部(73,173)の後方に位置する延長部(86)を備え、前記延長部(86)は、前記先端部(73,173)が下方に揺動した状態で、前記先端部(73,173)と前記カウル本体部(72)との間の隙間(95)から外側に露出しても良い。
また、上記発明において、前記先端部(73,173)を駆動して揺動させるアクチュエーター(90,190)が設けられても良い。
また、上記発明において、前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に揺動可能に支持されても良い。
また、上記発明において、前記先端部(73)の前部に操作部(73d)が設けられ、前記操作部(73d)は、前記フロントカウル(52)の内側に配置される前記アクチュエーター(90)に接続されても良い。
また、上記発明において、前記先端部(173)は、前記ヘッドライト(156)に揺動可能に支持されても良い。
また、上記発明において、前記先端部(173)の後部に操作部(173d)が設けられ、前記操作部(173d)は、前記フロントカウル(152)の内側に配置される前記アクチュエーター(190)に接続されても良い。
さらに、上記発明において、前記鞍乗り型車両の旋回を検出する検出部(64)が設けられ、前記アクチュエーター(90,190)は、前記検出部(64)の検出に基づいて前記先端部(73,173)を揺動させても良い。
また、本発明は、車両側面視で後上がりに延びる上面部(71)を有するフロントカウル(52)を備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、前記上面部(71)は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部(72)と、前記上面部(71)の先端に設けられ、前記カウル本体部(72)の前縁(72a)から前方に突出する先端部(73)とを備え、前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に対して下方に揺動可能に設けられ、前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に揺動可能に支持されることを特徴とする。
本発明に係る鞍乗り型車両のフロントカウル構造によれば、車両側面視で後上がりに延びる上面部を有するフロントカウルを備え、上面部は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部と、上面部の先端に設けられ、カウル本体部の前縁から前方に突出する先端部とを備え、先端部は、カウル本体部に対して下方に揺動可能に設けられる。
この構成によれば、フロントカウルの先端部が下方に揺動していない状態では、上面部に沿って後方に流れる走行風によって、効率良くダウンフォース効果が得られる。フロントカウルの先端部が下方に揺動した状態では、走行風を先端部によって散らして上面部に対する走行風の張り付きを低減できる。このため、ダウンフォース効果を減らして鞍乗り型車両を容易にバンクさせることができる。
また、上記発明において、上面部の下方にヘッドライトが設けられ、先端部は、ヘッドライトの上方に位置するとともに、ヘッドライトよりも前方に突出しても良い。この構成によれば、ヘッドライトよりも前方側の走行風を先端部によって散らすことができ、ダウンフォース効果を減らして鞍乗り型車両を容易にバンクさせることができる。
また、上記発明において、ヘッドライトは、後方に凹む凹部を車幅方向の中央部に備え、先端部の一部は凹部に収納されても良い。この構成によれば、ヘッドライトの凹部に先端部をコンパクトに配置できるとともに、先端部の揺動量を大きく確保できる。
さらに、上記発明において、カウル本体部は、先端部の後方に位置する延長部を備え、延長部は、先端部が下方に揺動した状態で、先端部とカウル本体部との間の隙間から外側に露出しても良い。この構成によれば、先端部とカウル本体部との間の隙間を延長部によって埋めることができ、先端部とカウル本体部との間の隙間の周辺の走行風の流れをスムーズな流れにできる。また、先端部とカウル本体部との間の隙間を延長部で隠して外観性を向上できる。
また、上記発明において、先端部を駆動して揺動させるアクチュエーターが設けられても良い。この構成によれば、アクチュエーターによって先端部を容易に揺動させることができる。
また、上記発明において、先端部は、カウル本体部に揺動可能に支持されても良い。この構成によれば、先端部を容易に揺動可能に支持できるとともに、先端部とカウル本体部とを高精度に位置決めできる。
また、上記発明において、先端部の前部に操作部が設けられ、操作部は、フロントカウルの内側に配置されるアクチュエーターに接続されても良い。この構成によれば、先端部の操作部を、フロントカウルの内側に配置されるアクチュエーターに簡単な構造で接続できる。
また、上記発明において、先端部は、ヘッドライトに揺動可能に支持されても良い。この構成によれば、ヘッドライトによって先端部を強固に支持できる。
また、上記発明において、先端部の後部に操作部が設けられ、操作部は、フロントカウルの内側に配置されるアクチュエーターに接続されても良い。この構成によれば、先端部の操作部を、フロントカウルの内側に配置されるアクチュエーターに簡単な構造で接続できる。
さらに、上記発明において、鞍乗り型車両の旋回を検出する検出部が設けられ、アクチュエーターは、検出部の検出に基づいて先端部を揺動させても良い。この構成によれば、鞍乗り型車両の旋回の状態に応じて先端部を揺動させ、ダウンフォース効果を調整できる。
本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の前部の左側面図である。 自動二輪車の前部を左前方側から見た斜視図である。 自動二輪車の前部の左側面図である。 自動二輪車の前部を上方から見た平面図である。 フロントカウルの先端部及び先端部の周辺部の正面図である。 図5のVII−VII断面図である。 第2の実施の形態における自動二輪車の前部の左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、前輪13、後輪16、及びシート17を備え、乗員がシート17に跨って乗車する鞍乗り型車両である。
前輪13は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して操舵可能に支持され、後輪16は、車体フレーム11の下部にスイングアーム14を介して揺動可能に支持され、シート17は、車体フレーム11の上部に設けられている。
車体フレーム11は、主フレーム部11Aと、主フレーム部11Aの後部から後方斜め上方に延びるシートフレーム25とを備える。
主フレーム部11Aは、ヘッドパイプ21、左右一対のメインフレーム22、左右一対のピボットフレーム23、及び左右一対のダウンフレーム24を一体に備える。
ヘッドパイプ21は、主フレーム部11Aの前端に設けられ、フロントフォーク12を操舵可能に支持する。左右のメインフレーム22は、ヘッドパイプ21から後方斜め下方に延び、上部で燃料タンク43を支持する。左右のピボットフレーム23は、左右のメインフレーム22の後端からそれぞれ下方に延び、車幅方向に渡されたピボット軸46でスイングアーム14を揺動可能に支持する。左右のダウンフレーム24は、左右のメインフレーム22の下部から下方に延び、左右のピボットフレーム23と共にエンジン35を支持する。
左右のシートフレーム25は、左右のメインフレーム22に前端部がボルト・ナット等の締結部材26で締結され、左右のメインフレーム22から後方斜め上方にそれぞれ延びてシート17(運転者用シート17a及び同乗者用シート17b)を支持している。
フロントフォーク12は、フォーク形状を成し、左右一対のフォークパイプ27、トップブリッジ28、ボトムブリッジ29及びステアリングシャフト(不図示)を備える。
フォークパイプ27は、内筒及び外筒からなるテレスコピック型の緩衝器である。トップブリッジ28は、左右のフォークパイプ27の上端部を左右に連結する。ボトムブリッジ29は、トップブリッジ28の下方に配置されて左右のフォークパイプ27を連結する。ステアリングシャフトは、トップブリッジ28及びボトムブリッジ29のそれぞれの車幅方向中央部を繋ぎ、ヘッドパイプ21内に挿入されてヘッドパイプ21に回動可能に支持される。
トップブリッジ28の上部にはハンドル33が取付けられ、左右のフォークパイプ27の下端部には、車軸31を介して前輪13が支持されている。
エンジン35は、クランクケース36を備え、クランクケース36は、前部に上方斜め前方に延びるシリンダ部37が設けられ、後部に変速機38が設けられている。変速機38の出力は、チェーン41を介して後輪16に伝達される。スイングアーム14は、後端部に設けられた車軸47を介して後輪16を支持している。
自動二輪車10の前部及び下部は、車体カバーとしてのカウリング51で覆われる。カウリング51は、フロントカウル52、左右一対のミドルカウル53、及び左右一対のロアカウル54を備える。
フロントカウル52は、ヘッドパイプ21を前方から覆う。ミドルカウル53は、フロントカウル52の車幅方向外側から後方及び下方に延び、フロントフォーク12の上部を含む車体前部を両側方から覆う。ロアカウル54は、エンジン35を含む車体下部を覆う。
車速等の情報を表示するメーター55は、ハンドル33の前方に配置され、フロントカウル52の内側に設けられる。
ヘッドライト56は、フロントカウル52に収納され、フロントカウル52の前面から前方に投光する。左右一対のバックミラー59は、フロントカウル52に取り付けられる。
前輪13を上方から覆うフロントフェンダー61は、フロントフォーク12に支持される。後輪16は、上方からリアフェンダー62で覆われる。
自動二輪車10は、自動二輪車10の左右方向への旋回を検出する旋回検出センサー64(検出部)と、エンジン35等の自動二輪車10の各部を制御する制御部66とを備える。ここでは、制御部66はECU(Electronic Control Unit)である。
旋回検出センサー64としては、フロントフォーク12の操舵角を検出する操舵角センサー、自動二輪車10の左右への傾斜角(バンク角)を検出するバンク角センサー、及び自動二輪車10の加速度を検出する加速度センサー等を使用可能である。
図2は、自動二輪車10の前部の左側面図である。図3は、自動二輪車10の前部を左前方側から見た斜視図である。ここで、図3では、後述の先端部73が下方に揺動した状態が示されている。なお、図3では、先端部73が下方に揺動していない状態が仮想線で示されている。
図2及び図3に示すように、フロントカウル52は、ヘッドライト56を下方から覆う下部70と、ヘッドライト56を上方から覆う上面部71とを備える。
ヘッドライト56の前面の投光面56aは、フロントカウル52の上面部71の下縁と下部70の上縁との間から前方に露出する。ヘッドライト56は、上下方向より車幅方向に長い横長形状であり、フロントカウル52の車幅方向の一端部から他端部まで連続する。
フロントカウル52の上面部71は、ヘッドライト56の上部に連続して車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部72と、上面部71の先端に設けられ、カウル本体部72の前縁72aから前方に突出する先端部73とを備える。
先端部73は、図2に示すようにカウル本体部72の前縁72aに連続した状態から、図3に示すようにカウル本体部72に対して下方に揺動した状態に姿勢を変更可能である。
図4は、自動二輪車10の前部の左側面図である。図5は、自動二輪車10の前部を上方から見た平面図である。ここで、図4及び図5では、先端部73が下方に揺動した状態が示される。
図2〜図5を参照し、カウル本体部72と先端部73とが合わさって構成されるフロントカウル52の上面部71は、車両側面視で後上がりに延びる板状のカバー部材である。
上面部71は、車幅方向の中央部が上下方向の全体に亘って前端部となるように湾曲する板部材であり、前方へ凸の湾曲形状に形成される。すなわち、上面部71は、中央部から車幅方向(左右方向)の両外側に行くに従って高さが低くなるように湾曲している。図3に示すように、カウル本体部72の前縁72aは、中央部から車幅方向の両外側に行くに従って高さが低くなるように湾曲している。
上面部71の前縁71aは、上面視では、車幅方向の中央部が先端となるように先細り形状となっている。
上面部71の左右の側縁71b,71bは、上面視では、前後方向に略真っ直ぐに延びる。
上面部71の後縁71cは、上面視では、車幅方向の中央部が底部となるように谷状に凹む。
カウル本体部72は、透明なスクリーン部75を車幅方向の中央部に備える。スクリーン部75は、カウル本体部72の前部からカウル本体部72の後端まで連続する。
スクリーン部75は、車両側面視で後上がりに延びる板部材である。スクリーン部75は、車幅方向の中央部が上下方向の全体に亘って前端部となるように湾曲する板部材であり、前方へ凸の湾曲形状に形成される。スクリーン部75の湾曲度は、上面部71の全体の湾曲度よりも大きい。このため、スクリーン部75は、前方に膨出する膨出部を上面部71の中央部に形成する。
スクリーン部75は、乗員がスクリーン部75を通して前方を視認できるように透光性が高く形成される。
ミドルカウル53の上端部53aは、カウル本体部72の側部に連結される。
バックミラー59の基端の取付部59aは、カウル本体部72において、ミドルカウル53の上端部53aとスクリーン部75との間に固定される。
図6は、フロントカウル52の先端部73及び先端部73の周辺部の正面図である。図7は、図5のVII−VII断面図である。
図2〜図7を参照し、先端部73は、上面視及び正面視では、フロントカウル52の上面部71の前端(先端)に向かって先細る三角形状に形成される。
詳細には、先端部73の後縁73aは、カウル本体部72の前縁72aに前方から重なる。先端部73の前縁73bは、上面視で、後縁73aの左右の両端から先端部73の先端73cに向かって先端部73を先細らせるように延びる。
先端部73は、カウル本体部72の前縁72a側から車両側面視で前下がりに延びる先端部上壁80と、先端部上壁80の前縁(先端部73の前縁73b)から後方に延出する先端部下壁81とを備える。
先端部上壁80は、車幅方向の中央部が上下方向の全体に亘って前端部となるように湾曲する板状に形成される。先端部上壁80は、中央部から車幅方向の両外側に行くに従って高さが低くなるように湾曲している。
図6に示すように、先端部73は、先端部73の裏面側の左右の端部にヒンジ83,83を一対備える。先端部73は、ヒンジ83,83を介し、フロントカウル52のカウル本体部72に揺動可能に支持される。ヒンジ83,83は、車幅方向に延びるヒンジ軸であり、先端部73は、ヒンジ83,83を中心に上下に揺動可能である。
カウル本体部72の下面には、先端部73のヒンジ83,83を支持する支持部84,84が左右一対設けられる。
ヒンジ83,83と支持部84,84との間には、先端部73を付勢する付勢部材85,85が介装される。付勢部材85,85は、ヒンジ83,83の上方に位置する先端部73の後縁73aが、図2のようにカウル本体部72の前縁72aに当接するように先端部73を付勢する。すなわち、先端部73は、車両側面視で後上がりの姿勢となるように付勢部材85,85によって付勢されている。付勢部材85,85は、例えば、ねじりコイルばねである。
また、カウル本体部72の前端部の下面には、前縁72a近傍から前下方に延出する壁状の延長部86が設けられる。延長部86は、前縁72aの略全長に亘って設けられる。
図7に示すように、カウル本体部72の内側には、先端部73を駆動するアクチュエーター90と、アクチュエーター90を先端部73に接続する駆動力伝達部材91とが設けられる。
先端部73の前部の下部には、駆動力伝達部材91が連結される操作部73dが設けられる。操作部73dは、ヒンジ83,83よりも下方に設けられる。
アクチュエーター90は、先端部73の後上方に配置され、ヘッドライト56の上方に位置するとともに、メーター55よりも下方に位置する。
駆動力伝達部材91は、アクチュエーター90から前下方に延びて先端部73の操作部73dに接続される。駆動力伝達部材91は、例えばワイヤーである。
図6及び図7を参照し、ヘッドライト56の投光面56aの車幅方向の中央部には、車両側面視で後方に凹む凹部56bが設けられる。
また、ヘッドライト56の前部には、凹部56bから上方に延びる溝部56cが設けられる。溝部56cは、車両側面視で後方に凹む溝であり、凹部56bから上方へ延びてヘッドライト56の上面を貫通する。
駆動力伝達部材91は、アクチュエーター90から溝部56cを通って先端部73に接続される。
アクチュエーター90は、駆動力伝達部材91を介し、先端部73の下部を付勢部材85,85の付勢力に抗して後上方に引っ張る。これにより、先端部73は、ヒンジ83,83を中心に下方へ揺動し、先端部73の後縁73aがカウル本体部72の前縁72aから離れる。この状態では、カウル本体部72の先端部上壁80は、車両側面視で、略鉛直の姿勢となり、自動二輪車10の前方に面するようになる。すなわち、先端部73が下方に揺動すると、先端部上壁80は自動二輪車10の前方に略正対する。
また、先端部73が下方に揺動すると、先端部下壁81の後部は、メーター55の凹部56bに入る。すなわち、先端部73は、下方に揺動した状態では、先端部下壁81の後部(一部)が凹部56bに収納される。
アクチュエーター90による駆動が解除されると、先端部73は、付勢部材85,85の付勢力によってヒンジ83,83を中心に上方に揺動して後縁73aが前縁72aに当接し、車両側面視で後上がりの姿勢に戻る。
アクチュエーター90は、制御部66(図1)に接続されており、制御部66によって駆動を制御される。
制御部66は、旋回検出センサー64(図1)の検出値から自動二輪車10の旋回状態を判定し、旋回状態に応じてアクチュエーター90を駆動し、先端部73の姿勢を制御する。
詳細には、制御部66は、旋回検出センサー64に基づいて自動二輪車10が直進していると判定すると、アクチュエーター90を駆動せずに、付勢部材85,85の付勢力によって図2のように先端部73を後上がりの姿勢とする。
この状態では、上面部71に沿う走行風Wの一部は、先端部73及びカウル本体部72の上面に沿って後上方に流れる。
走行風Wは、車両側面視で後上がりに傾斜する先端部73及びカウル本体部72に沿って後方に流れることで、ダウンフォース効果を発生させる。ダウンフォース効果により、自動二輪車10を路面に押し付ける力が発生し、自動二輪車10の路面に対するグリップ力が増加する。
また、制御部66は、旋回検出センサー64に基づいて自動二輪車10が左右への旋回を開始すると判定した場合、アクチュエーター90を駆動し、図3〜図7のように先端部73を下方に揺動させる。
ダウンフォース効果が発生する状態では、走行風Wの上面部71への張り付きによって拘束力が発生するため、ダウンフォース効果は、自動二輪車10の旋回の開始の動作(倒し込みの動作)の抵抗となり得る。本実施の形態では、旋回の開始時には、先端部73が下方に揺動することで、走行風Wが側面視で略鉛直の先端部上壁80に正面から当たるようになり、上面部71に沿う走行風Wの流れに乱れが発生する。これにより、ダウンフォース効果が小さくなるため、自動二輪車10を容易に倒し込む(バンクさせる)ことができ、旋回性が向上する。
制御部66は、旋回検出センサー64等の検出値に基づいて判定される必要なダウンフォース力に応じ、アクチュエーター90を駆動して先端部73の揺動位置(姿勢)を無段階に調節することができる。
なお、制御部66は、旋回検出センサー64に基づいて自動二輪車10が旋回の安定状態(バンク角が略一定になる等の状態)になったことを検出した場合、先端部73の姿勢を調整してダウンフォース効果を発生させても良い。
また、制御部66は、乗員が操作する操作子(不図示)への操作の入力に基づいて、アクチュエーター90を駆動しても良い。
図6を参照し、先端部73が下方に揺動した状態では、カウル本体部72の前縁72aと先端部73の後縁73aとの間には前後方向に隙間95が生じる。
カウル本体部72の前端部の延長部86は、先端部73の後方で隙間95の下方に位置し、隙間95を埋める。すなわち、延長部86が隙間95からフロントカウル52の外側に露出する。これにより、フロントカウル52の内側が隙間95から視認されることを防止でき、外観性が良い。また、隙間95への走行風Wや雨水の侵入を延長部86によって低減できる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、自動二輪車10のフロントカウル構造は、車両側面視で後上がりに延びる上面部71を有するフロントカウル52を備え、上面部71は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部72と、上面部71の先端に設けられ、カウル本体部72の前縁72aから前方に突出する先端部73とを備え、先端部73は、カウル本体部72に対して下方に揺動可能に設けられる。
この構成によれば、フロントカウル52の先端部73が下方に揺動していない状態では、上面部71に沿って後方に流れる走行風Wによって、効率良くダウンフォース効果が得られる。フロントカウル52の先端部73が下方に揺動した状態では、走行風Wを先端部73によって散らして上面部71に対する走行風Wの張り付きを低減できる。このため、ダウンフォース効果を減らして自動二輪車10を容易にバンクさせることができる。
また、上面部71の下方にヘッドライト56が設けられ、先端部73は、ヘッドライト56の上方に位置するとともに、ヘッドライト56よりも前方に突出する。この構成によれば、ヘッドライト56よりも前方側の走行風Wを先端部73によって散らすことができ、ダウンフォース効果を減らして自動二輪車10を容易にバンクさせることができる。
また、ヘッドライト56は、後方に凹む凹部56bを車幅方向の中央部に備え、先端部73の一部は凹部56bに収納される。この構成によれば、ヘッドライト56の凹部56bに先端部73をコンパクトに配置できるとともに、先端部73の揺動量を大きく確保できる。
さらに、カウル本体部72は、先端部73の後方に位置する延長部86を備え、延長部86は、先端部73が下方に揺動した状態で、先端部73とカウル本体部72との間の隙間95から外側に露出する。この構成によれば、先端部73とカウル本体部72との間の隙間95を延長部86によって埋めることができ、先端部73とカウル本体部72との間の隙間95の周辺の走行風Wの流れをスムーズな流れにできる。また、隙間95を延長部86で隠して外観性を向上できる。
また、本第1の実施の形態では、先端部73を駆動して揺動させるアクチュエーター90が設けられる。この構成によれば、アクチュエーター90によって先端部73を容易に揺動させることができる。
また、先端部73は、カウル本体部72に揺動可能に支持される。この構成によれば、先端部73を容易に揺動可能に支持できるとともに、先端部73とカウル本体部72とを高精度に位置決めできる。
また、先端部73の前部に操作部73dが設けられ、操作部73dは、フロントカウル52の内側に配置されるアクチュエーター90に接続される。この構成によれば、先端部73の操作部73dを、フロントカウル52の内側に配置されるアクチュエーター90に簡単な構造で接続できる。
さらに、自動二輪車10の旋回を検出する旋回検出センサー64が設けられ、アクチュエーター90は、旋回検出センサー64の検出に基づいて先端部73を揺動させる。この構成によれば、自動二輪車10の旋回の状態に応じて先端部73を揺動させ、ダウンフォース効果を調整できる。
[第2の実施の形態]
以下、図8を参照して、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態は、先端部173は、上記第1の実施の形態のヒンジ83,83を備えず、先端部173がヘッドライト156に揺動可能に支持される点が上記第1の実施の形態と異なる。
図8は、第2の実施の形態における自動二輪車10の前部の左側面図である。
フロントカウル152の上面部171は、カウル本体部72と、カウル本体部72の前縁72aから前方に突出する先端部173とを備える。
先端部173は、平面視の形状が上記第1の実施の形態の先端部73と同様である。先端部173は、後縁73aがカウル本体部72の前縁72aに前方から重なる。
先端部173は、先端部上壁80及び先端部下壁81を備える。先端部173は、ヘッドライト156よりも前方へ突出する。
先端部173の下部には、ヘッドライト156側に向けて後下方に延びる連結部196が設けられる。連結部196の後端部には、ヒンジ183が設けられる。先端部173は、ヒンジ183を介し、ヘッドライト156に揺動可能に支持される。ヒンジ183は、車幅方向に延びるヒンジ軸であり、先端部173は、ヒンジ183を中心に上下に揺動可能である。
ヘッドライト156は、投光面56a及び凹部56bを備える。
先端部173の連結部196の後端部は、前方から凹部56bに入り、凹部56bに収納される。すなわち、先端部173の一部は凹部56bに収納される。
ヒンジ183は、凹部56b内に設けられる支持部(不図示)に支持される。
カウル本体部72の内側には、先端部173を駆動するアクチュエーター190と、アクチュエーター190を先端部173に接続する駆動力伝達部材191とが設けられる。
先端部173の後部の上部内には、駆動力伝達部材191が連結される操作部173dが設けられる。操作部173dは、ヒンジ183よりも上方に設けられる。
アクチュエーター190は、先端部173の後方に配置され、ヘッドライト56の上方に位置する。
駆動力伝達部材191は、アクチュエーター190から前下方に延びて先端部173の操作部173dに接続される。駆動力伝達部材191は例えばロッドである。
アクチュエーター190は、駆動力伝達部材191を介し、先端部173の上部を前後方向に移動させる。
アクチュエーター190が先端部173を図8の状態から前方に移動させると、先端部173は、ヒンジ183を中心に下方へ揺動し、先端部173の後縁73aがカウル本体部72の前縁72aから離れる。この状態では、カウル本体部172の先端部上壁80は、車両側面視で、略鉛直の姿勢となり、自動二輪車10の前方に面するようになる。
また、上記のように先端部173が下方に揺動した状態からアクチュエーター190が先端部173を後方に移動させると、先端部173は、ヒンジ183を中心に上方に揺動して後縁73aが前縁72aに当接し、車両側面視で後上がりの姿勢に戻る。
制御部66(図1)は、上記第1の実施の形態と同様に、旋回検出センサー64(図1)の検出値から自動二輪車10の旋回状態を判定し、旋回状態に応じてアクチュエーター190を駆動し、先端部173の姿勢を制御する。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、先端部173は、ヘッドライト156に揺動可能に支持される。ヘッドライト156は、板状のカウリング部材に比して剛性を確保し易いため、先端部173を強固に支持できる。
また、先端部173の後部に操作部173dが設けられ、操作部173dは、カウル本体部72の内側に配置されるアクチュエーター190に接続される。この構成によれば、先端部173の操作部173dを、フロントカウル152の内側に配置されるアクチュエーター190に簡単な構造で接続できる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものではない。
上記第1の実施の形態では、先端部73の先端部下壁81の後部(一部)は、ヘッドライト56の車幅方向の中央部に設けられる凹部56bに収納されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、左右に互いに離して設けられる左右一対のヘッドライトを設け、これらの一対のヘッドライトの間に形成される空間に先端部73の一部を収納しても良い。
また、上記実施の形態では鞍乗り型車両として自動二輪車10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両などに適用可能である。
10 自動二輪車
52,152 フロントカウル
56,156 ヘッドライト
56b 凹部
64 旋回検出センサー(検出部)
71,171 上面部
72 カウル本体部
72a 前縁
73,173 先端部
73d,173d 操作部
86 延長部
90,190 アクチュエーター
95 隙間

Claims (13)

  1. 車両側面視で後上がりに延びる上面部(71,171)を有するフロントカウル(52,152)を備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、
    前記上面部(71,171)は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部(72)と、前記上面部(71,171)の先端に設けられ、前記カウル本体部(72)の前縁(72a)から前方に突出する先端部(73,173)とを備え、
    前記先端部(73,173)は、車幅方向に延びる軸(83,183)を中心に、前記カウル本体部(72)に対して下方に揺動可能に設けられることを特徴とする鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  2. 前記上面部(71,171)の下方にヘッドライト(56,156)が設けられ、
    前記先端部(73,173)は、前記ヘッドライト(56,156)の上方に位置するとともに、前記ヘッドライト(56,156)よりも前方に突出することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  3. 前記ヘッドライト(56,156)は、後方に凹む凹部(56b)を車幅方向の中央部に備え、
    前記先端部(73,173)の一部は前記凹部(56b)に収納されることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  4. 前記カウル本体部(72)は、前記先端部(73,173)の後方に位置する延長部(86)を備え、
    前記延長部(86)は、前記先端部(73,173)が下方に揺動した状態で、前記先端部(73,173)と前記カウル本体部(72)との間の隙間(95)から外側に露出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  5. 前記先端部(73,173)を駆動して揺動させるアクチュエーター(90,190)が設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  6. 前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に揺動可能に支持されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  7. 前記先端部(73)を駆動して揺動させるアクチュエーター(90)が設けられることを特徴とする請求項6記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  8. 前記先端部(73)の前部に操作部(73d)が設けられ、前記操作部(73d)は、前記フロントカウル(52)の内側に配置される前記アクチュエーター(90)に接続されることを特徴とする請求項7記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  9. 前記先端部(173)は、前記ヘッドライト(156)に揺動可能に支持されることを特徴とする請求項2または3記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  10. 前記先端部(173)を駆動して揺動させるアクチュエーター(190)が設けられることを特徴とする請求項9記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  11. 前記先端部(173)の後部に操作部(173d)が設けられ、前記操作部(173d)は、前記フロントカウル(152)の内側に配置される前記アクチュエーター(190)に接続されることを特徴とする請求項10記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  12. 前記鞍乗り型車両の旋回を検出する検出部(64)が設けられ、前記アクチュエーター(90,190)は、前記検出部(64)の検出に基づいて前記先端部(73,173)を揺動させることを特徴とする請求項5、7、8、10、11のいずれかに記載の鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
  13. 車両側面視で後上がりに延びる上面部(71)を有するフロントカウル(52)を備える鞍乗り型車両のフロントカウル構造において、
    前記上面部(71)は、車両側面視で後上がりに延びるカウル本体部(72)と、前記上面部(71)の先端に設けられ、前記カウル本体部(72)の前縁(72a)から前方に突出する先端部(73)とを備え、
    前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に対して下方に揺動可能に設けられ、
    前記先端部(73)は、前記カウル本体部(72)に揺動可能に支持されることを特徴とする鞍乗り型車両のフロントカウル構造。
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