JP6133912B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
鞍乗り型車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6133912B2 JP6133912B2 JP2015011552A JP2015011552A JP6133912B2 JP 6133912 B2 JP6133912 B2 JP 6133912B2 JP 2015011552 A JP2015011552 A JP 2015011552A JP 2015011552 A JP2015011552 A JP 2015011552A JP 6133912 B2 JP6133912 B2 JP 6133912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cowl
- grip
- view
- vehicle
- saddle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J25/00—Foot-rests; Knee grips; Passenger hand-grips
- B62J25/08—Passengers hand-grips
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/12—Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/28—Other additional equipment, e.g. back-rests for children
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J15/00—Mud-guards for wheels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K11/00—Motorcycles, engine-assisted cycles or motor scooters with one or two wheels
- B62K11/02—Frames
- B62K11/04—Frames characterised by the engine being between front and rear wheels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、鞍乗り型車両において、グリップを把持する乗員の手をずれ難くできるようにすることを目的とする。
本発明によれば、リアカウルは、車両の側面視において乗員用のグリップに重なる位置且つ平面視でグリップに近接して配置される近接部を備える。これにより、グリップとリアカウルの近接部との間の間隔が小さくなり、乗員の手がグリップとリアカウルの近接部との間を通り難くなるため、グリップを把持する乗員の手がグリップからずれることを防止できる。また、リアカウルは、乗員のシートの後方に設けられ、近接部は、シートの後縁よりも車幅方向の外側に配置されている。このため、シートの後縁よりも車幅方向の外側にリアカウルの近接部を配置する簡単な構成でグリップと近接部との間隔を小さくでき、乗員の手がグリップからずれることを防止できる。
本発明によれば、グリップと近接部との間隔は、後方に行くに連れて幅狭になるため、グリップと近接部との間に位置する乗員の手は、後方側に移動するほど、グリップと近接部との間に強く挟まれる。これにより、グリップを適切に把持すべきことを乗員に喚起することができ、乗員の手がグリップからずれることを防止できる。
本発明によれば、リアセンターカウルの端部とリアサイドカウルの端部とが繋ぎ目部を形成し、繋ぎ目部は側面視においてグリップに覆われるため、繋ぎ目部をグリップで隠して外観性を向上できる。
また、本発明は、前記繋ぎ目部(177)では、前記リアサイドカウル(166)の前記端部(166c)が前記リアセンターカウル(165)の端部(171a)よりも車幅方向内側の位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、繋ぎ目部では、リアサイドカウルの端部がリアセンターカウルの端部よりも車幅方向内側の位置に配置されるため、リアサイドカウルの端部から繋ぎ目部に雨水等が浸入することを防止できる。
本発明によれば、繋ぎ目部は、リアサイドカウルの側面に沿って上方に延びる延長線よりも車幅方向の内側の位置に配置されるため、グリップを把持する乗員の手が繋ぎ目部に接触することを防止できる。
さらに、本発明は、前記近接部(171)は、前記リアセンターカウル(165)の前端に形成されるとともに、前記グリップ(43)の後端(163)に近接することを特徴とする。
本発明によれば、近接部は、リアセンターカウルの前端に形成されるとともに、グリップの後端に近接するため、乗員がグリップを把持可能な範囲を長く確保できるとともに、グリップの後端とリアセンターカウルの前端とが連続する一体感のあるデザインとすることができ、外観性が良い。
また、本発明は、前記リアセンターカウル(165)は、平面視において前端及び後端が車幅方向に拡がるとともに前後方向中央部が車幅方向内側に凹んで形成され、前記リアセンターカウル(165)の後端(172d)は、前記リアサイドカウル(166)の後端(167c)よりも後方に位置することを特徴とする。
本発明によれば、リアセンターカウルは、平面視において前端及び後端が車幅方向に拡がるとともに前後方向中央部が車幅方向内側に凹んで形成され、リアセンターカウルの後端は、リアサイドカウルの後端よりも後方に位置する。このため、平面視及び側面視でリアセンターカウルがリアサイドカウルの後方に位置するようになり、外観性が向上する。
また、シートの後縁よりも車幅方向の外側にリアカウルの近接部を配置する簡単な構成によって、乗員の手がグリップからずれることを防止できる。
また、グリップと近接部との間隔が後方に行くに連れて幅狭になる構成により、グリップを適切に把持すべきことを乗員に喚起できる。
さらに、繋ぎ目部をグリップで隠して外観性を向上できる。
また、リアサイドカウルの端部から繋ぎ目部に雨水等が浸入することを防止できる。
また、グリップを把持する乗員の手が繋ぎ目部に接触することを防止できる。
さらに、乗員がグリップを把持可能な範囲を長く確保できるとともに、グリップの後端とリアセンターカウルの前端とが連続する一体感のあるデザインとすることができる。
また、平面視及び側面視でリアセンターカウルがリアサイドカウルの後方に位置するようになり、外観性が向上する。
図1は、本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。なお、図1では、左右一対で設けられるものは、左側のものだけが図示されている。
自動二輪車1は、車体フレームFにパワーユニットとしてのエンジン10が支持され、前輪2を支持する左右一対のフロントフォーク11,11が車体フレームFの前端に操舵可能に支持され、後輪3を支持するスイングアーム12が車体フレームFの後部側に設けられた車両である。自動二輪車1は、乗員が跨るようにして着座するシート13が車体フレームFの後部の上方に設けられた鞍乗り型の車両である。
各メインフレーム15は、ヘッドパイプ14の下部から比較的緩い傾斜で後ろ下がりに延びるメインフレーム本体部15aと、ヘッドパイプ14の上部とメインフレーム本体部15aの中間部とを連結する補強フレーム部15bとを備える。また、車体フレームFは、メインフレーム本体部15a,15aの中間部とダウンフレーム16,16とを連結する左右一対の連結フレーム20,20を備える。
スイングアーム12は、左右のピボットフレーム17,17を連結するピボット軸28に前端部を軸支され、ピボット軸28を中心に上下に揺動する。後輪3は、スイングアーム12の後端部に挿通される後輪車軸29に軸支される。
スイングアーム12と車体フレームFとの間には、リアサスペンション(不図示)が設けられる。
エンジン10は、シリンダ部32のシリンダ軸線Cが鉛直よりも水平側に近くなるように前傾しているエンジンであり、エンジン10の上方には部品の配置スペースが確保される。
エンジン10の出力は、エンジン10の出力軸(不図示)と後輪3との間に設けられるチェーン36によって後輪3に伝達される。
エンジン10に供給される空気を浄化するエアクリーナーボックス38は、メインフレーム15,15の前部の上方でヘッドパイプ14の後方に配置される。エアクリーナーボックス38を通過した空気は、スロットルボディ(不図示)で流量を調整されてシリンダ部32のシリンダヘッドに流れる。バッテリ39は、エアクリーナーボックス38とメインフレーム本体部15a,15aとの間に配置される。エンジン10のラジエータ40は、ヘッドパイプ14の下方でシリンダ部32の前方に配置される。
燃料タンク45は、前側シート41及び後側シート42とシートフレーム18,18との間に配置される。
ピボットフレーム17,17の外側方には、ステップホルダ46,46が左右一対で設けられ、運転者用のステップ47,47は、各ステップホルダ46の前部に固定される。同乗者用のタンデムステップ48,48は、各ステップホルダ46の後部に固定される。
メインスタンド49は、ピボットフレーム17,17の下部に連結される。
収納部50は、フルフェイス型のヘルメットを1個収納可能な容量を備える。エアクリーナーボックス38及びバッテリ39は、収納ボックス51とヘッドパイプ14との間に配置される。
フロントカウル54の上部には、ウインドスクリーン61が取り付けられる。フロントフェンダ62はフロントフォーク11,11に固定される。
リアフェンダ63は、後輪3の上方に設けられ、燃料タンク45を下方から覆う。リアフェンダ63の後端部の上方においてリアカウル58の後端部には、テールランプ64が設けられる。リアフェンダ63の後端には、ライセンスプレートホルダー65が固定される。
フロントウインカ66,66は、フロントカウル54に固定され、リアウインカ67,67は、リアフェンダ63に固定される。バックミラー68,68は、ハンドル26に固定される。速度等を表示するメーター69は、ウインドスクリーン61の後方でフロントカウル54の上方に設けられる。
図2及び図3に示すように、後側シート42近傍の自動二輪車1の後部は、後上がりに形成されるとともに、平面視及び側面視において、後部側ほど先細るように形成されている。
後側シート42は、自動二輪車1の車幅方向の中央に設けられ、前縁42aが前側シート41の後縁に連続するように配置される。後側シート42は、後部側ほど先細りとなるように形成されており、左右の側縁42b,42bは後部側ほど車幅方向の内側に位置し、後縁42c(シートの後縁)は前縁42aよりも車幅方向に短い。後側シート42は、側面視で後上がりに配置されており、その板厚は、後部側ほど薄くなる。
各グリップ43は、前側取付部161及び後側取付部162に挿通されるボルト(不図示)によって各シートフレーム18の後端部に締結固定される。
リアサイドカウル166,166は、後側シート42の下方に配置され、シートフレーム18,18の後部を外側方から覆う。シートフレーム18,18は、平面視及び側面視において後部側ほど先細るように形成されている。
リアサイドカウル166,166は、後側シート42の後縁42cよりも後方に延びるサイドカウル後部167,167を備える。リアセンターカウル165は、サイドカウル後部167,167及びシートフレーム18,18の後端部を上方から覆う。
図2〜図4を参照し、リアセンターカウル165は、平面視では、後部側ほど先細りとなるように形成されており、左右の側縁は後部側ほど車幅方向の内側に位置し、後縁は前縁よりも車幅方向に短い。リアセンターカウル165の上面は、側面視では、後側シート42の上面に連続して後上がりに延びる。
リアセンターカウル後端部172は、延長線L,Lよりも車幅方向の外側に突出する左右一対の後側側方突出部174,174を備える。リアセンターカウル後端部172は、後面172aと、上面172bと、左右の側面172c,172cとを備える。後側側方突出部174,174の前面174a,174aは、サイドカウル後部167,167の後面167a,167aに当接して接続される。また、リアセンターカウル後端部172の後端172d(リアセンターカウルの後端)は、サイドカウル後部167,167の後端167c(リアサイドカウルの後端)よりも後方に位置する。
前側側方突出部171,171と後側側方突出部174,174とが形成されることで、リアセンターカウル165の前後の中間部には、側部が平面視で車幅方向の内側に窪む左右一対の凹部175,175が形成される。凹部175,175は、サイドカウル後部167,167に上方から重なるため、上方からの平面視では、凹部175,175内にサイドカウル後部167,167の一部が位置するように見える。
図5に示すように、前側側方突出部171,171とリアサイドカウル166,166とは、車幅方向の外側ほど高さが低くなる湾曲面を形成するように繋がれる。
詳細には、前側側方突出部171,171とリアサイドカウル166,166とは、前側側方突出部171,171の下縁171a,171a(リアセンターカウルの端部)とリアサイドカウル166,166の上縁166c,166c(リアサイドカウルの端部)とが合わさる繋ぎ目部177で繋がれる。
下縁171a,171aは、前側側方突出部171,171の車幅方向の外縁部が略鉛直に下方に屈曲する下方屈曲部178の下縁である。
上縁166c,166cは、車幅方向の内側に略水平に延びるリアサイドカウル166,166の内縁部179が略鉛直に上方に屈曲する上方屈曲部180の上縁である。
グリップ43,43は、側面視では、グリップ本体160,160の上面が後側シート42の側縁42b,42bに沿うように後上がりに配置される。
グリップ43,43は、後側シート42の側縁42b,42bよりも車幅方向の外側に配置されており、グリップ本体160,160と側縁42b,42bとの間には、前側把持用空間181,181及び後側把持用空間182,182が形成される。
後側シート42の同乗者は、前側取付部161,161または後側取付部162,162に指を通すことで、グリップ本体160,160の略全周を手で包み込むようにして把持することができ、しっかりとグリップ43,43を把持することができる。
同乗者は、例えば、上方から後側把持用空間182,182の側方のグリップ本体160,160に手を置き、親指を上方から後側取付部162,162に通すとともに、他の4指を車幅方向の外側に回り込ませて下方から後側把持用空間182,182に通すようにしてグリップ本体160,160を把持する。
詳細には、前側側方突出部171,171は、図2に示すように、前後方向において後端内側突出部163,163と略同一の位置に配置されるとともに、図3の側面視図に示すように、高さ方向において後端内側突出部163,163と略同一の位置に配置されている。すなわち、リアセンターカウル165の前側側方突出部171,171は、側面視において、グリップ43,43の後端内側突出部163,163に重なる位置に配置される。
前側側方突出部171の外側面171bと後端内側突出部163の内側面163aとは、略対向するとともに車幅方向に離間して設けられており、外側面171bと内側面163aとの間には空間183が形成されている。空間183の横幅は、一般的な体格の同乗者の指が空間183を後方へ通過できない大きさに設定されている。すなわち、外側面171bは、同乗者の指が空間183を後方へ通過できない程度に内側面163aに近接している。
図5及び図6に示すように、リアサイドカウル166は、グリップ本体160の車幅方向内側の位置でグリップ本体160の後端部の近傍に膨出する膨出部187を備える。膨出部187は、前側側方突出部171の下縁に連続する後側膨出部187aと、平面視で後側把持用空間182内に位置する前側膨出部187bとを一体に備える。
後側膨出部187aの上部は、側面視では後端内側突出部163の下部に重なる位置に配置されており、空間183と同等の距離だけ後端内側突出部163の内側面163aから車幅方向に離間している。
前側膨出部187bは、前側側方突出部171の前方の位置で、グリップ本体160の後端部の内側面の近傍に位置する。前側膨出部187bは、グリップ本体160の下方に位置するが、後側把持用空間182側のグリップ本体160を把持した指を後にずらした場合には、指が前側膨出部187bに当たる位置に配置されている。前側膨出部187bとグリップ本体160との間の距離は、後方側ほど小さくなっている。
また、空間183の横幅は、後方側ほど狭くなっているため、空間183に指が入った場合、後方側に指が移動するほど指が強く挟まれる。このため、グリップ本体160を適切に把持すべきことを同乗者に知らせることができる。
また、繋ぎ目部177は、リアサイドカウル166,166の外側面166aにおける繋ぎ目部177の近傍の部分に沿って上方に延ばした上方延長線184(延長線)よりも車幅方向の内側に配置される。このため、同乗者の指が繋ぎ目部177に当たることを防止できる。
また、グリップ43,43と前側側方突出部171,171との間隔は、後方に行くに連れて幅狭になるため、グリップ43,43と前側側方突出部171,171との間に位置する乗員の手は、後方側に移動するほど、グリップ43,43と前側側方突出部171,171との間に強く挟まれる。これにより、グリップ43,43を適切に把持すべきことを乗員に喚起することができ、乗員の手がグリップ43,43からずれることを防止できる。
また、繋ぎ目部177では、リアサイドカウル166,166の上縁166c,166cがリアセンターカウル165の下縁171a,171aよりも車幅方向内側の位置に配置されるため、リアサイドカウル166,166の上縁166c,166cから繋ぎ目部177に雨水等が浸入することを防止できる。
さらに、前側側方突出部171,171は、リアセンターカウル165の前端に形成されるとともに、グリップ43,43の後端である後端内側突出部163,163に近接するため、乗員がグリップ43,43を把持可能な範囲を長く確保できるとともに、グリップ43,43の後端とリアセンターカウル165の前端とが連続する一体感のあるデザインとすることができ、外観性が良い。
また、リアセンターカウル165は、平面視において前端及び後端が車幅方向に拡がるとともに前後方向中央部が車幅方向内側に凹んで形成され、リアセンターカウル165の後端172dは、リアサイドカウル166,166の後端167cよりも後方に位置する。このため、平面視及び側面視でリアセンターカウル165がリアサイドカウル166,166の後方に位置するようになり、外観性が向上する。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両として自動二輪車を例に挙げて説明したが、鞍乗り型車両は例えば3輪以上の車輪を備える車両であっても良い。
F 車体フレーム
42 後側シート(シート)
42c 後縁(シートの後縁)
43,43 グリップ
58 リアカウル
163,163 後端内側突出部(グリップの後端)
165 リアセンターカウル
166,166 リアサイドカウル
166a,166a 外側面(側面)
166c,166c 上縁(リアサイドカウルの端部)
167c 後端(リアサイドカウルの後端)
171,171 前側側方突出部(近接部)
171a,171a 下縁(リアセンターカウルの端部)
172d 後端(リアセンターカウルの後端)
177 繋ぎ目部
184 上方延長線(延長線)
Claims (7)
- 運転者の後方に乗車する乗員用に設けられ、車体フレーム(F)に取り付けられるグリップ(43)を備える鞍乗り型車両において、
前記車体フレーム(F)はリアカウル(58)に覆われ、当該リアカウル(58)は、車両の側面視で前記グリップ(43)に重なる位置且つ平面視で前記グリップ(43)に近接して配置される近接部(171)を備え、
前記リアカウル(58)は、前記乗員のシート(42)の後方に設けられ、前記近接部(171)は、前記シート(42)の後縁(42c)よりも車幅方向の外側に配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 運転者の後方に乗車する乗員用に設けられ、車体フレーム(F)に取り付けられるグリップ(43)を備える鞍乗り型車両において、
前記車体フレーム(F)はリアカウル(58)に覆われ、当該リアカウル(58)は、車両の側面視で前記グリップ(43)に重なる位置且つ平面視で前記グリップ(43)に近接して配置される近接部(171)を備え、
前記グリップ(43)と前記近接部(171)との間隔は、後方に行くに連れて幅狭になることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 運転者の後方に乗車する乗員用に設けられ、車体フレーム(F)に取り付けられるグリップ(43)を備える鞍乗り型車両において、
前記車体フレーム(F)はリアカウル(58)に覆われ、当該リアカウル(58)は、車両の側面視で前記グリップ(43)に重なる位置且つ平面視で前記グリップ(43)に近接して配置される近接部(171)を備え、
前記リアカウル(58)は、リアセンターカウル(165)と、左右一対のリアサイドカウル(166)とを備え、前記リアセンターカウル(165)の端部(171a)と前記リアサイドカウル(166)の端部(166c)とが繋ぎ目部(177)を形成し、当該繋ぎ目部(177)は側面視において前記グリップ(43)に覆われることを特徴とする鞍乗り型車両。 - 前記繋ぎ目部(177)では、前記リアサイドカウル(166)の前記端部(166c)が前記リアセンターカウル(165)の端部(171a)よりも車幅方向内側の位置に配置されることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
- 前記繋ぎ目部(177)は、前記リアサイドカウル(166)の側面(166a)に沿って上方に延びる延長線(184)よりも車幅方向の内側の位置に配置されることを特徴とする請求項3または4に記載の鞍乗り型車両。
- 前記近接部(171)は、前記リアセンターカウル(165)の前端に形成されるとともに、前記グリップ(43)の後端(163)に近接することを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
- 前記リアセンターカウル(165)は、平面視において前端及び後端が車幅方向に拡がるとともに前後方向中央部が車幅方向内側に凹んで形成され、前記リアセンターカウル(165)の後端(172d)は、前記リアサイドカウル(166)の後端(167c)よりも後方に位置することを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015011552A JP6133912B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 鞍乗り型車両 |
US14/961,155 US9714062B2 (en) | 2015-01-23 | 2015-12-07 | Saddle-ride-type vehicle |
BR102016001051-9A BR102016001051B1 (pt) | 2015-01-23 | 2016-01-18 | Veículo do tipo para montar em selim |
TW105101368A TWI642584B (zh) | 2015-01-23 | 2016-01-18 | 跨坐型車輛 |
ITUB2016A000361A ITUB20160361A1 (it) | 2015-01-23 | 2016-01-20 | Veicolo del tipo a sella. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015011552A JP6133912B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 鞍乗り型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016135655A JP2016135655A (ja) | 2016-07-28 |
JP6133912B2 true JP6133912B2 (ja) | 2017-05-24 |
Family
ID=56434400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015011552A Active JP6133912B2 (ja) | 2015-01-23 | 2015-01-23 | 鞍乗り型車両 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9714062B2 (ja) |
JP (1) | JP6133912B2 (ja) |
BR (1) | BR102016001051B1 (ja) |
IT (1) | ITUB20160361A1 (ja) |
TW (1) | TWI642584B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6826906B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2021-02-10 | 川崎重工業株式会社 | 自動二輪車用フレーム |
JP7145199B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2022-09-30 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
WO2020178848A1 (en) * | 2019-03-01 | 2020-09-10 | Hero MotoCorp Limited | Front cover of vehicle |
JP7214683B2 (ja) * | 2020-07-07 | 2023-01-30 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP7517026B2 (ja) * | 2020-09-24 | 2024-07-17 | スズキ株式会社 | フロントフェンダ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2304614T3 (es) * | 2003-07-01 | 2008-10-16 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Moto. |
JP4989991B2 (ja) * | 2007-02-28 | 2012-08-01 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のグリップ構造 |
JP5225778B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-07-03 | 本田技研工業株式会社 | グラブレール取付部構造 |
JP5091804B2 (ja) * | 2008-08-22 | 2012-12-05 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車のサドルバッグ取付構造 |
JP4531847B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2010-08-25 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両の車体後部構造 |
BR112012020868B1 (pt) * | 2010-02-23 | 2019-04-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Estrutura de porção traseira de motocicleta |
JP5722151B2 (ja) | 2011-07-24 | 2015-05-20 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
JP2013173472A (ja) * | 2012-02-27 | 2013-09-05 | Yamaha Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
JP6071665B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2017-02-01 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後部構造 |
JP2016002896A (ja) * | 2014-06-17 | 2016-01-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 鞍乗型電動車両 |
-
2015
- 2015-01-23 JP JP2015011552A patent/JP6133912B2/ja active Active
- 2015-12-07 US US14/961,155 patent/US9714062B2/en active Active
-
2016
- 2016-01-18 BR BR102016001051-9A patent/BR102016001051B1/pt active IP Right Grant
- 2016-01-18 TW TW105101368A patent/TWI642584B/zh not_active IP Right Cessation
- 2016-01-20 IT ITUB2016A000361A patent/ITUB20160361A1/it unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWI642584B (zh) | 2018-12-01 |
US20160214674A1 (en) | 2016-07-28 |
JP2016135655A (ja) | 2016-07-28 |
ITUB20160361A1 (it) | 2017-07-20 |
BR102016001051B1 (pt) | 2022-11-08 |
US9714062B2 (en) | 2017-07-25 |
TW201637924A (zh) | 2016-11-01 |
BR102016001051A2 (pt) | 2016-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6133912B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6190478B2 (ja) | 鞍乗り型車両の電装品配置構造 | |
JP5246431B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP6208698B2 (ja) | 鞍乗り型車両の収納部構造 | |
TWI588049B (zh) | 跨坐型車輛之側蓋構造 | |
EP2738072B1 (en) | Vehicle body front structure of saddle-type vehicle | |
JP6535389B2 (ja) | 鞍乗型車両の泥よけ部材 | |
JP6333873B2 (ja) | 鞍乗り型車両のエアクリーナ構造 | |
JP6068101B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6129888B2 (ja) | 鞍乗り型車両の前部構造 | |
JP5604124B2 (ja) | 自動二輪車 | |
JP4567083B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
CN110949584B (zh) | 鞍乘型车辆 | |
JP7048746B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP5570375B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
JP6162189B2 (ja) | 鞍乗り型車両 | |
JP6894416B2 (ja) | 鞍乗型車両 | |
EP3000702B1 (en) | Saddle-riding type vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170420 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6133912 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |