JPS603014Y2 - 自動二輪車のフエアリング装置 - Google Patents

自動二輪車のフエアリング装置

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Publication number
JPS603014Y2
JPS603014Y2 JP13013680U JP13013680U JPS603014Y2 JP S603014 Y2 JPS603014 Y2 JP S603014Y2 JP 13013680 U JP13013680 U JP 13013680U JP 13013680 U JP13013680 U JP 13013680U JP S603014 Y2 JPS603014 Y2 JP S603014Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fairing
unit
lid
opening
headlight
Prior art date
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Expired
Application number
JP13013680U
Other languages
English (en)
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JPS5753991U (ja
Inventor
實 森岡
哲雄 荻島
義孝 大森
光雄 中川
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP13013680U priority Critical patent/JPS603014Y2/ja
Publication of JPS5753991U publication Critical patent/JPS5753991U/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車の車体前部上部を覆う如く設けられ
るフェアリング装置の改良に関するものである。
自動二輪車の車体前部に風防、整流の目的でフェアリン
グが付設される。
フェアリングの前端に前照灯を、又ハンドル前方にスピ
ードメータ、回転計、その他の計器や表示部を設け、こ
れら計器ユニットをフェアリングの一部で周囲を覆った
場合、これら計器や前照灯ユニットのメンテナンスを行
う場合フェアリングを取り外したりする必要があり、メ
ンテナンス作業がしにくい。
又組立後の微調整等でも作業がしにくい。
本考案者等はフェアリングを付設した場合の以上の如き
不都合を改善すべく本考案をなしたもので、その目的と
する処は、フェアリング前端部にヘッドライトを、又こ
れの後方のハンドル前方に計器ユニット等を設けた自動
二輪車において、ヘッドライト上部で計器ユニット前方
のフェアリング前端土壁を開閉自在な蓋とし、閉じるこ
とによりフェアリング前端上部を構威し、開けることに
よりヘッドライト内部や計器ユニットを露出せしめてメ
ンテナンス作業を行い得る如<シ、メンテナンス性を著
しく向上せしめるとともに、蓋の内面を物入れとして利
用し得る如くし、スペース利用上も有利である自動二輪
車のフェアリング装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は自動二輪車1の概略側面図で、フレーム2の前
端部のへラドチューブ3の上下にブリッナ4,4を介し
て前車輪6を支持するフロントフォーク5が操向自在に
枢着され、トップブリッジ上にはハンドル7が、ヘッド
チューブ3の後方のフレーム上には燃料タンク8が、こ
れの下にはエンジン9が各付設され、燃料タンク8の後
方にはシート10が、シート10の両側下辺左右にはり
ャカウル11が各付設されている。
エンジン9後方のフレーム下部から後方に後車輪13を
支持するリヤフォーク12が延設され、リヤフォーク1
2の前部とフレーム間にはりャクッションユニット14
が介設され、ユニット14の下端とりャフォーク12と
の間には緩衝特性を漸増せしめるプログレジブリック機
構15が介設されている。
自動二輪車1のフロントフォーク前方上部から燃料タン
ク8の中間部両側、更にはエンジン9の前部両側を覆う
如くフェアリング16が付設され、フェアリング16は
合成樹脂等の板状体で形成されている。
フェアリング16はハンドル前方でフロントフォーク前
方の前部16a1燃料タンク8の前部両側に延出された
中間部16b、前部16aの後部及び中間部16bから
エンジン前部両側に垂下された部分16cを備え、整流
を企図すべく外形は流線形をなす。
フェアリング16はフレーム2の前部に付設したステー
18で支持され、ステー18はフェアリング16内に隠
され、側面湾曲した略り型のメインステ−18a1メイ
ンステー18a中間部から斜め下後方に延出されたサブ
ステー18bからなり、これらステー18a、18bは
左右に備え、メインステー18aの前部上部18c間に
架設したクロスステー18dで連結されている。
フェアリング16の前端部16dには開口部19を設け
、これの内側にブラケット20を設けてヘッドライトユ
ニット21を付設し、ユニット21のレンズ21aが開
口部19から前面に露出し、本体21bは前端部16d
内に臨み、ブラケット20の下にはオイルクーラ22を
付設し、オイルクーラ22前面のフェアリング前端部は
冷却風とり入れのため開口23している。
フェアリング16の前端部16dのヘッドライトユニッ
ト21上の左右にビーム片16e、16eが斜め上後方
に傾斜延出され、又燃料タンク8前端からトップブリッ
ジ4−1上を覆い、且つこれの前方にトップカバー24
が付設され、ハンドルの中間部を含むこれの周辺部を覆
う。
カバー24の前部24aは斜め下前方に傾斜し、これの
前端にスピードメータ、回転計、油圧計、水温計、燃料
計、各種のインジケータ等のユニット25が付設され、
ユニット25の表示面25aが後面を向き、これの本体
はフェアリング前端部内に臨んでヘッドライトユニット
21の本体21b上後方に位置する。
そしてヘッドライトユニット21上にはビーム片16e
w16e間を繋ぐ如くパネル部16fが設けられ、これ
の外側にウィンドスクリーン17が傾斜立設され、メイ
ンステー18aの上部18c間を繋ぐクロスステー18
dは前方に湾曲し、パネル部16f上部の前面を通って
いる。
かかるビーム片16e、16eとフェアリング前端部1
6dのヘッドライトユニット21上には正面U型の開放
部26が形成され、この開放部26を覆うリッド27を
付設する。
開放部26はヘッドライトユニット21の本体21b上
に開放し、且つ計器ユニット25の本体25b前面に開
放する。
リッド27は下端部27aをヒンジ金具28を介して開
放部26下端に枢着されてこれを支点として前後枢動さ
せることにより開閉し、ヒンジ金具28に予じめ開く方
向へ付勢するバネ等を付設することによりリッド27の
開時初期に前方に枢動し、開は易くする。
リッド27上部内面中央部に係止片29を設けるととも
に、これと対応するクロスステー18dの中央部に係止
金具30を設け、係止金具30はステー18dに固設さ
れたボス30aに爪30bをバネ30cで係止方向に付
設しつつ枢着し、爪30bがリッド閉時に係止片29と
係合してロックし、リッド閉状態を保持し、爪30bは
後端に押子30dを備え、これの押圧により第4図中時
計方向にピン30eを支点として爪30bは揺動し、リ
ッド27側の係止片29を解除する。
この押子30dはパネル部16fの中央部に設けた孔1
6gから露出し、これを押圧してリッド開放操作を行い
、リッド27は開放部26を閉じるべく枢動閉動作を行
わせることにより係止片29が爪30b前面斜面30f
を押して入り込み、係合し、リッドをロックする。
以上において、リッド27を開くことによりフェアリン
グ16前端部に内装されたヘッドライトユニット21の
本体21b、計器ユニット25の本体25bは開放され
、この開放された空間から手を入れてこれらのメンテナ
ンス作業を行うことができる。
この状態を第6図で斜視図として示した。
ところでリッド27と計器ユニット25の本体25aと
の間には隙間Sが閉蓋時に存在する。
従ってリッド閉蓋時にこの空間を利用してオーナーズマ
ニアルの如き物品を収納することができ、この場合リッ
ド27下端下方に受片31を設けると良い。
尚第3図中32はラジュエータ、33はエンジンのター
ボユニットである。
以上で明らかな如く本考案によれば、フェアリング前部
にボンネットの如く開閉自在なリッドを設けたため、フ
ェアリングに付設されるヘッドライトユニットや、これ
に隣接する計器ユニットのメンテナンス作業をこれらを
フェアリングで覆いつつリッドを開くことにより容易に
行え、メンテナンス上甚だ有利であるとともに、リッド
内側の空間を物入れとして利用できるためスペース利用
上も有利である等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図は同正面図、第3図は前部の拡大
縦断面図、第4図は係止金具の側面図、第5図は同背面
図、第6図は蓋を開いた状態のフェアリング前部の斜視
図である。 尚図面中1は自動二輪車、16はフェアリング、21は
ヘッドライトユニット、25は計器ユニット、27は蓋
体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部をフェアリングで多い、フェアリング前端部に
    ヘッドライトを、これの後方に表示面等を外に露出した
    計器ユニット等を配設し、ヘッドライトユニット、計器
    ユニット等の本体をフェアリング内に臨ませるようにし
    た自動二輪車において、ヘッドライトユニット上方で且
    つ計器ユニットの前方位置となるフェアリングの一部に
    開口を形威し、この開口に開閉自在な蓋体を取付けたこ
    とを特徴とする自動二輪車のフェアリング装置。
JP13013680U 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置 Expired JPS603014Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13013680U JPS603014Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13013680U JPS603014Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5753991U JPS5753991U (ja) 1982-03-29
JPS603014Y2 true JPS603014Y2 (ja) 1985-01-28

Family

ID=29490467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13013680U Expired JPS603014Y2 (ja) 1980-09-12 1980-09-12 自動二輪車のフエアリング装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS603014Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5947536B2 (ja) * 2011-12-21 2016-07-06 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両
JP6103987B2 (ja) * 2013-02-27 2017-03-29 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の前方構造
JP6670882B2 (ja) * 2018-04-27 2020-03-25 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両のフロントカウル構造

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Publication number Publication date
JPS5753991U (ja) 1982-03-29

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