JP5494401B2 - 車両のアクセルポジションセンサ配置構造 - Google Patents

車両のアクセルポジションセンサ配置構造 Download PDF

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本発明は、スロットルグリップの操作量をスロットルケーブルを介して検出するアクセルポジションセンサを備え、このアクセルポジションセンサの検出結果に基づいて車両の駆動力が制御される車両のアクセルポジションセンサ配置構造に関する。
スロットルグリップの操作量をスロットルケーブルを介して検出するアクセルポジションセンサ(スロットルセンサ)を備え、このアクセルポジションセンサの検出結果に基づいて電動二輪車の駆動力を制御し、上記アクセルポジションセンサが、両端部でフロントフォークを支持するトップブリッジとボトムブリッジとの間に配置されたものが、特許文献1に開示されている。
この特許文献1に記載の電動二輪車では、アクセルポジションセンサ(スロットルセンサ)がフロントフォークを支持するトップブリッジとボトムブリッジ間に配置されたので、ハンドルバーによる操舵時に、スロットルグリップとアクセルポジションセンサとが同期して共に移動する。このため、これらのスロットルグリップとアクセルポジションセンサを接続するスロットルケーブルに遊びを設ける必要がなく、このスロットルケーブルを短縮して、軽量化及び低コスト化を実現できる。
特開2003−267284号公報
ところが、特許文献1に記載の電動二輪車では、スロットルグリップとアクセルポジションセンサ(スロットルセンサ)とを接続するスロットルケーブルが湾曲または屈曲して配索されることになるので、スロットルグリップによるスロットル操作時に、スロットルケーブル内に抵抗が生ずる。この抵抗は、ハンドルバーによる操舵に伴って変化することから、スロットル操作力が不安定になってしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、安定したスロットル操作力を得ることができると共に、車両の軽量化及び低コスト化を実現できる車両のアクセルポジションセンサ配置構造を提供することにある。
本発明は、ハンドルバーの一端に設けられたスロットルグリップと、このスロットルグリップにスロットルケーブルを介して接続され、前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサとを有し、このアクセルポジションセンサの検出結果に基づいて車両の駆動力が制御される車両のアクセルポジションセンサ配置構造であって、前記アクセルポジションセンサが、前記ハンドルバーに固定して設置されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、アクセルポジションセンサがハンドルバーに設置されたので、スロットルグリップからアクセルポジションセンサまでを接続するスロットルケーブルが略直線状に設けられる。このため、スロットルケーブルに曲げ部分があるときに生ずるスロットル操作時の抵抗を抑制でき、安定した良好なスロットル操作力を得ることができる。
また、スロットルケーブルが略直線状に設けられることで、このスロットルケーブルの長さを最小限に設定できる。しかも、アクセルポジションセンサがハンドルバーに設置されたので、ハンドルバーによる操舵時にスロットルグリップとアクセルポジションセンサが共に移動し、このため、スロットルケーブルに遊びを設ける必要がない。これらの結果、スロットルケーブルを短縮でき、車両の軽量化及び低コスト化を実現できる。
本発明に係る車両のアクセルポジションセンサ配置構造における第1の実施の形態が適用された自動二輪車を示す左側面図。 図1の自動二輪車が備える電子制御スロットルシステムを示す系統図。 図2のアクセルポジションセンサを示す斜視図。 図1の自動二輪車を示す平面図。 図1の自動二輪車の前半部を右斜め後方から目視して示す斜視図。 図4においてライトカウルを取り外して示すVI矢視図。 本発明に係る車両のアクセルポジションセンサ配置構造における第2の実施の形態が適用された自動二輪車において、ライトカウルを取り外して示す上部正面図。 図7の第2の実施の形態の変形形態が適用された自動二輪車において、ライトカウルを取り外して示す上部正面図。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
[A]第1の実施の形態(図1〜図6)
図1は、本発明に係る車両のアクセルポジションセンサ配置構造における第1の実施の形態が適用された自動二輪車を示す左側面図である。この実施の形態において、前後、左右、上下の表現は、車両乗車時の運転者を基準にしたものである。
図1に示すように、自動二輪車10は骨組みを構成する車体フレーム11を備える。この車体フレーム11は、前端に設置されたヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から後ろ斜め下方へ向かって延びる左右一対のメインフレーム13と、ヘッドパイプ12から下方へ向かって延出されたダウンチューブ14と、このダウンチューブ14の下端に接続され後方へ向かって延出された左右一対のロアチューブ15と、メインフレーム13の後端に接続されると共にロアチューブ15の後端に接続されたピボットフレーム16と、メインフレーム13及びピボットフレーム16に支持されて後ろ斜め上方へ延びるシートレール17とを有する。
ヘッドパイプ12にステアリング機構18が、左右方向に回動自在に枢支される。このステアリング機構18は、図1及び図5に示すように、ヘッドパイプ12内に挿通されるステアリングシャフト19と、このステアリングシャフト19の下端部を圧入固定するボトムブリッジ20と、ステアリングシャフト19の上端部にステアリングナット22により固着されるトップブリッジ21とを備えてなる。
ボトムブリッジ20とトップブリッジ21の左右両端部にフォークエレメント(クッションユニット)23L、23Rがそれぞれボルト締めにより取り付けられ、これらのフォークエレメント23L及び23Rによりフロントフォーク23が構成される。このフロント23の下端部に前輪24が回転自在に軸支される。また、フロントフォーク23の長手方向略中央位置に、前輪24の上方を覆うフロントフェンダ25が取り付けられている。
更に、フロントフォーク23の上部の前方にヘッドライトまたはライトカウル26が配置される。本実施の形態ではライトカウル25が、トップブリッジ21及びボトムブリッジ20に支持されて、フロントフォーク23の上部の前方に配置される。ステアリング機構18の上部であるトップブリッジ21には、取付ブラケット27を用いて、ハンドルバー28が固定してまたは弾性支持により設置される。これにより、ハンドルバー28は、ステアリング機構18の操舵軸心O(図6)回りに回動自在に設けられる。従って、ハンドルバー28に加わる操作力がステアリング機構18及びフロントフォーク23を介して前輪24に作用し、この前輪24は左右方向に回動(操舵)される。
図1に示す左右一対のピボットフレーム16は、車体フレーム11の後側に配置された後輪懸架装置29を車体フレーム11の上下方向に揺動自在に支持する。この後輪懸架装置29は、ピボットフレーム16に架設されたピボット軸30に枢着される。後輪懸架装置29は、前端がピボット軸30に枢着されたスイングアーム31と、このスイングアーム31を車体フレーム11に弾性的に支持させるリアサスペンション32とを備える。スイングアーム31の後端に後輪33が回転自在に軸支される。
メインフレーム13とダウンチューブ14とロアチューブ15とピボットフレーム16とにより囲まれた空間にエンジン34が搭載される。このエンジン34のシリンダヘッド35にエンジン吸気系36及びエンジン排気系37が接続される。エンジン吸気系36は、例えばエアクリーナ38にて得られた清浄な空気を、スロットルボディ39を経てシリンダヘッド35の吸気ポート(不図示)に吸入させる間に、スロットルボディ39にまたはスロットルボディ39近傍に設置されたフューエルインジェクタ(不図示)から燃料を吸入空気に噴射して、燃料と空気の混合気を吸気ポートへ導くものである。エアクリーナ38はシートレール17に支持される。また、スロットルボディ39には、シリンダヘッド35の吸気ポートへの吸入空気量を調整するスロットルバルブ40(図2)が内蔵されている。
エンジン排気系36は、シリンダヘッド35の排気ポート(不図示)に接続され、車両の右側方から後方へ延びる排気管41(図4)と、この排気管41の後端に接続された排気マフラー(不図示)とを有してなる。エンジン34の駆動力は、図示しないドライブチェーンを介して後輪33へ伝達される。
更に、エンジン34の上方に、メインフレーム13に支持されて燃料タンク43が配置され、この燃料タンク43の後方に、シートレール17に支持されて着座シート44が配置される。この着座シート44の下方がリアカバー45で覆われると共に、着座シート44の後方に、後輪33の上方を覆うリアフェンダ46がシートレール17に支持されて配置される。リアカバー45は、シートレール17、エアクリーナ38及び後述のECU55を側方から覆う。
さて、上述の自動二輪車10におけるハンドルバー28の一端部、例えば右側端部にはスロットルグリップ50が回転自在に設けられている。本実施の形態の自動二輪車10には、図2に示すように、ハンドルグリップ50の操作量に基づいてスロットルボディ39のスロットルバルブ40の開度を変動させ、エンジン34の駆動力を制御する電子制御スロットルシステム51が装備されている。この電子制御スロットルシステム51は、スロットルグリップ50、アクセルポジションセンサ52、スロットルケーブル53、スロットルバルブ40、アクチュエータとしての電子制御モータ54、及び制御部としてのECU(エレクトリックコントロールユニット)55を有して構成される。
アクセルポジションセンサ52は、スロットルグリップ50にスロットルケーブル53を介して接続され、スロットルグリップ50の操作量を検出するものである。このアクセルポジションセンサ52は、図2及び図3に示すように、スロットルケーブル53が巻き掛け可能なスロットルプーリ56と、このスロットルプーリ56の回動量をスロットルグリップ50の操作量として検出するセンサ部57とを有して構成される。
スロットルケーブル53は、アクセルポジションセンサ52のスロットルプーリ56に巻き掛けられて、スロットルグリップ50の操作量をスロットルプーリ56に伝達する。また、電子制御モータ54は、スロットルボディ39のスロットルバルブ40を駆動して、このスロットルバルブ40の開度を変動させる。この電子制御モータ54は、スロットルボディ39近傍に配置される。
ECU55は、図1に示すように、シートレール17に支持されてリアカバー45に覆われ、車両後端に設置される。このECU55とアクセルポジションセンサ52のセンサ部57及び電子制御モータ54とは、ハーネス(電気ケーブル)58にて電気的に接続されている。このECU55は、アクセルポジションセンサ52のセンサ部57によるスロットルグリップ50の操作量の検出結果に基づいて電子制御モータ54を制御し、スロットルボディ39のスロットルバルブ40の開度を変動させて、エンジン34の吸気ポートへの吸入空気量を調整し、これによりエンジン34が発生する駆動力を制御する。
ところで、前記アクセルポジションセンサ52は、図4〜図6に示すように、ハンドルバー28に固定して設置される。つまり、ハンドルバー28は、前述の如く、取付ブラケット27を用いてステアリング機構18のトップブリッジ21に固定、または弾性支持されるが、この取付ブラケット27に直接、または図示しない他のブラケットを介してアクセルポジションセンサ52が固定される。この他のブラケットは、取付ブラケット27と別体でもよいが、取付ブラケット27と一体に構成されてもよい。
このとき、アクセルポジションセンサ52は、取付ブラケット27を介してのハンドルバー28への固定状態で、車両幅方向においてフロントフォーク23の左右のフォークエレメント23Lとフォークエレメント23Rとの間に配置され、車両前後方向においてハンドルバー28とライトカウル26(またはヘッドライト)間に配置され、車両上下方向においてフロントフォーク23の上方に配置される。更に、アクセルポジションセンサ52のスロットルプーリ56における回動軸P(図6)は、車両上下方向に位置付けられると共に、車両幅方向でステアリング機構18の操舵軸心Oと略同一位置に設置される。
また、スロットルグリップ50とアクセルポジションセンサ52のスロットルプーリ56とを接続するスロットルケーブル53は、車両に対し水平に延びると共に、図4に示すように、車両平面視で、ハンドルバー28の直上または車両前方に配索され、且つ直線Lよりも車両後方に配索される。上記直線Lは、ハンドルバー28の右側端部(スロットルグリップ50の右側端部)から延び、ライトカウル26(またはヘッドライト)に接する直線である。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、次の効果(1)〜(7)を奏する。
(1)アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に取付ブラケット27を介して固定して設置されたので、ハンドルバー28の右側端部に設けられたスロットルグリップ50からアクセルポジションセンサ52までを接続するスロットルケーブル53が略直線状に設けられる。このため、スロットルケーブル53に曲げ部分があるときに生ずる、スロットルグリップ50によるスロットル操作時の抵抗を抑制できる。しかも、この抵抗はハンドルバー28による操舵によっても変化しない。これらの結果、安定した良好なスロットル操作力を得ることができる。
(2)更に、アクセルポジションセンサ52におけるスロットルプーリ56の回動軸Pが車両上下方向に配置されたので、スロットルケーブル53は水平方向に配索され、湾曲変形や曲げ変形部分が存在しない。このことからも、スロットルグリップ50によるスロットル操作時の抵抗を抑制でき、安定した良好なスロットル操作力を得ることができる。
(3)アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に取付ブラケット27を介して固定して設置されて、スロットルケーブル53が略直線状に設けられたことで、このスロットルケーブル53の長さを最小限に設定できる。しかも、アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に固定して設置されたので、ハンドルバー28による操舵時にスロットルグリップ50とアクセルポジションセンサ52が同期して共に移動し、このため、スロットルケーブル53に遊びを設ける必要がない。これらの結果、軽量で且つ低コストのハーネス58は長尺化されるものの、このハーネス58よりも重く且つ高コストなスロットルケーブル53を短縮できるので、車両の軽量化及び低コスト化を実現できる。
(4)アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に配置されたので、エンジン34からの熱に影響されず、アクセルポジションセンサ52の雰囲気温度を大気温度にすることができる。このため、アクセルポジションセンサ52の温度に依存した出力の変化を抑制でき、従って、アクセルポジションセンサ52の検出結果に基づくエンジン34の運転制御を正確に且つ安定して実施できる。
(5)アクセルポジションセンサ52が、ハンドルバー28とライトカウル26(またはヘッドライト)との間で、且つフロントフォーク23の上方に配置されたので、フロントフォーク23の上方空間を有効に利用できると共に、車両前方及び車両下方からの雨水や泥などの塵埃をライトカウル26及びフロントフェンダ25等を用いて遮り、アクセルポジションセンサ52を保護することができる。
(6)アクセルポジションセンサ52は、取付ブラケット27を介してハンドルバー28に設置されるが、このとき、車両幅方向においてフロントフォーク23の左右のフォークエレメント23L、23Rの間に配置されている。特に、アクセルポジションセンサ52のスロットルプーリ56の回動軸Pが、車両幅方向においてステアリング機構18の操舵軸心Oと略同一位置に配置されている。この結果、アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に設置されたことによっても、このハンドルバー28による操舵時の慣性モーメントの増大を抑制でき、良好な操舵フィーリングを得ることができる。
(7)スロットルケーブル53が、車両平面視で、ハンドルバー28の直上または前方に配索されると共に、ハンドルバー28の右側端部から延びライトカウル26(またはヘッドライト)に接する直線Lよりも後方に配索されている。このため、スロットルケーブル53を極力短縮できると共に、ミラー等のようなハンドルバー28に付属した部品とスロットルケーブル53との接触を回避できる。
[B]第2の実施の形態(図7、図8)
図7は、本発明に係る車両のアクセルポジションセンサ配置構造における第2の実施の形態が適用された自動二輪車において、ライトカウルを取り外して示す上部正面図である。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態の車両のアクセルポジションセンサ配置構造を適用した自動二輪車60が前記第1の実施の形態の自動二輪車10と異なる点は、図7及び図8に示すように、アクセルポジションセンサ52におけるスロットルプーリ56の回動軸Pが車両前後方向となるように、アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28に固定して設置された点である。
この場合、アクセルポジションセンサ52は、図7に示すようにハンドルバー28の上方に配置され、または、図8に示すようにハンドルバー28の下方に配置され、それぞれ取付ブラケット27に直接、または他のブラケット(不図示)を用いて固定される。また、このようにスロットルプーリ56の回動軸Pが車両前後方向になるようにアクセルポジションセンサ52を配置した場合、このスロットルプーリ56の回動軸Pは、車両幅方向においてステアリング機構18の操舵軸心Oと略同一位置に設置されるが、この第2の実施の形態では第1の実施の形態の場合よりも、スロットルプーリ56の回動軸Pをステアリング機構18の操舵軸心Oにより接近して位置づけることが可能になる。
以上のように構成されたことから、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態の効果(1)、(3)〜(7)を奏するほか、次の効果(8)〜(10)を奏する。
(8)アクセルポジションセンサ52におけるスロットルプーリ56の回動軸Pが車両前後方向になるようにアクセルポジションセンサ52が配置されたので、車両幅方向において、スロットルプーリ56の回動軸Pをステアリング機構18の操舵軸心Oにより接近して位置づけることができる。このため、ハンドルバー28による操舵時の慣性モーメントの増大を、第1の実施の形態の場合よりもより一層抑制することができる。
(9)アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28の下方に配置された場合には、アクセルポジションセンサ52がライトカウル26(またはヘッドライト)に接近した位置になるので、車両前方からの雨水や泥などの塵埃からアクセルポジションセンサ52をより好適に保護することができる。
(10)アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28の下方に配置された場合には、アクセルポジションセンサ52がハンドルバー28の上方へ突出することを抑制でき、運転者に対する安全性を向上させることができる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明は、自動二輪車に限らず、不整地走行車両や、電動二輪車、電動自転車にも適用することが可能である。更に、ブレーキケーブルを用いるブレーキシステムや、クラッチケーブルを用いるクラッチシステムに本発明を適用することも可能である。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
18 ステアリング機構
19 ステアリングシャフト
20 ボトムブリッジ
21 トップブリッジ
23 フロントフォーク
24 前輪
26 ライトカウル
27 取付ブラケット
28 ハンドルバー
34 エンジン
39 スロットルボディ
40 スロットルバルブ
50 スロットルグリップ
52 アクセルポジションセンサ
53 スロットルケーブル
56 スロットルプーリ
57 センサ部
60 自動二輪車
O 操舵軸心
P 回動軸
L 直線

Claims (7)

  1. ハンドルバーの一端に設けられたスロットルグリップと、このスロットルグリップにスロットルケーブルを介して接続され、前記スロットルグリップの操作量を検出するアクセルポジションセンサとを有し、このアクセルポジションセンサの検出結果に基づいて車両の駆動力が制御される車両のアクセルポジションセンサ配置構造であって、
    前記アクセルポジションセンサが、前記ハンドルバーに固定して設置されたことを特徴とする車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  2. 前記アクセルポジションセンサの検出結果に基づいて、スロットルボディにおけるスロットルバルブの開度を変動させるアクチュエータが制御され、前記スロットルバルブの開度によりエンジンへの吸入空気量が調整されて、前記エンジンにより発生する車両の駆動力が制御されることを特徴とする請求項1に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  3. 前記ハンドルバーは、車体フレームのヘッドパイプに回動自在に枢支されたステアリング機構の上部に設置され、このステアリング機構には、前輪を支持するフロントフォークが取り付けられ、このフロントフォークの上部の前方にヘッドライトまたはライトカウルが配置され、
    アクセルポジションセンサは、前記ハンドルバーと前記ヘッドライトまたは前記ライトカウルとの間で、且つ前記フロントフォークの上方に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  4. 前記アクセルポジションセンサは、スロットルケーブルが巻き掛け可能なスロットルプーリと、このスロットルプーリの回動量をスロットルグリップの操作量として検出するセンサ部とを有してなり、
    前記スロットルプーリの回動軸が車両上下方向となるように前記アクセルポジションセンサが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  5. 前記アクセルポジションセンサは、スロットルケーブルが巻き掛け可能なスロットルプーリと、このスロットルプーリの回動量をスロットルグリップの操作量として検出するセンサ部とを有してなり、
    前記スロットルプーリの回動軸が車両前後方向となるように前記アクセルポジションセンサが配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  6. 前記ハンドルバーは、車体フレームのヘッドパイプに枢支されたステアリング機構の上部に設置されて、前記ステアリング機構の操舵軸心回りに回動自在に設けられ、
    アクセルポジションセンサのスロットルプーリの回動軸が、車両幅方向で前記操舵軸心と略同一位置に設けられたことを特徴とする請求項4または5に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
  7. 前記スロットルケーブルは、車両平面視で、ハンドルバーの直上または前方に配索されると共に、前記ハンドルバーの端部から延びヘッドライトまたはライトカウルに接する直線よりも後方に配索されたことを特徴とする請求項1に記載の車両のアクセルポジションセンサ配置構造。
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