JP6668904B2 - 板ガラスの製造方法および製造装置 - Google Patents
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Description
ここで、素材ガラスの割断方法としては、従来より、素材ガラスの一方の主面に分割線(スクライブ線)を予め形成しておき、当該スクライブ線に沿って押圧することにより、素材ガラスを折割していた。
しかしながらこのような割断方法では、スクライブ線に沿って素材ガラスを折割する際に発生するガラス粉等によって、素材ガラスの主面に傷が形成されやすいという問題があった。
具体的には、前記「特許文献1」には、分断ライン(スクライブ線)に沿ってガラス基板(素材ガラス)を分断する基板分断装置に設けられ、分断時に発生するガラス粉を除去するガラス粉の除去装置において、前記スクライブ線に沿って配設され、真空吸引手段に連なるとともにガラス粉を吸引する吸引部と、前記吸引部の両外側に前記スクライブ線を中心に線対称となるように配設され、気体供給手段に連なるとともに前記素材ガラスに吹き付けた供給気体により前記ガラス粉を前記吸引部に向かって吹き上げる一対の吹出し部と、を備えたことを特徴とするガラス粉の除去装置に関する技術が開示されている。
このような場合、例えば素材ガラスの折割作業が終了し、前記除去装置が素材ガラスより退避する際、素材ガラスの周囲より食み出た保護シートの一部が前記除去装置によって吸い込まれることがある。
その結果、保護シートの一部が前記除去装置に巻き込まれて、製造装置全体としてトラブルが誘発され、最終的に製品として作製される板ガラスの品質向上を図ることが困難となる恐れがあった。
その結果、板ガラスの製造装置全体としてトラブルが誘発されることもなく、最終的に製品として作成される板ガラスの品質向上を図ることができる。
その結果、板ガラスの製造装置全体としてトラブルが誘発されることもなく、最終的に製品として作成される板ガラスの品質向上を図ることができる。
即ち、本発明に係る板ガラスの製造方法および製造装置によれば、保護シートの一部を吸い込んで巻き込むこともなく、板ガラスを割断する際に発生するガラス粉等を安定して吸引し除去することができる。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1、図2、および図4の上下方向を板ガラスの製造装置1の上下方向と規定して記述する。
また、図1および図4においては、矢印Aの方向を板ガラスGの搬送方向と規定して記述する。
先ず、本実施形態における板ガラスの製造装置1(以下、単に「製造装置1」と記載する)の構成について、図1を用いて説明する。
また、板ガラスGは、第二主面Gbが保護シートSと接触するようにして当該保護シートS上に載置される。
こうして、板ガラスGは、第一主面Gaを上側に向けた水平姿勢にて製造装置1内に投入され配置される。
折割機構部10は、例えば略帯板形状の部材からなる折割バー11、および折割バー11を昇降させる第一昇降装置(図示せず)などにより構成される。
これにより、投入された板ガラスGは、折割バー11によって下方から突上げられる。
その結果、板ガラスGは、折割バー11によってスクライブ線Lに沿いながら第二主面Gbを押圧され、割断される。
押え機構部20は、板ガラスGの第一主面Gaを上方より押圧して、後述する吸着機構部40とともに折割バー11によって突上げられる板ガラスGの姿勢を保持するための保持手段として設けられるものである。
押え機構部20は、直線状のチャンネルブラシ21、およびチャンネルブラシ21を昇降させる第二昇降装置22などにより構成される。
つまり、チャンネルブラシ21は、搬送方向から見て、製造装置1内の所定位置に投入された板ガラスGを間に挟んで、折割バー11と上下方向に平行に配置される。
これにより、投入された板ガラスGは、チャンネルブラシ21によって上方より押付けられる。
集塵機構部30は、チャンネルブラシ21による押圧時、および折割バー11による割断時などにおいて、板ガラスGに発生するガラス粉等を第一主面Ga側より集塵するための集塵手段として設けられるものである。
集塵機構部30は、詳細は後述するが、一方向に延出するノズル31を備え、当該ノズル31は、ブラケット32を介してチャンネルブラシ21より支持されている。
これにより、ノズル31は、第二昇降装置22によるチャンネルブラシ21の昇降動作に追従するようになっている。
吸着機構部40は、板ガラスGの第一主面Gaを上方より押圧し、前述した押え機構部20とともに折割バー11によって突上げられる板ガラスGの姿勢を保持する一方、割断された板ガラスGの一部を吸着して当該板ガラスGの一部を所定の場所(例えば、板ガラスGの一部を製造装置1の機外に排出するための排出コンベアなど)に搬送するためのものである。
吸着機構部40は、水平方向に配置された複数の吸着パッド41・41・・・、これらの吸着パッド41・41・・・の吸着動作を制御する真空回路(図示せず)、これらの吸着パッド41・41・・・を昇降させる第三昇降装置(図示せず)、および当該吸着パッド41・41・・・を所定の場所へと移動させる移動装置(図示せず)などにより構成される。
これにより、投入された板ガラスGは、複数の吸着パッド41・41・・・によって上方より押付けられる。
そして、後述するように、板ガラスGが割断された後においては、前記移動装置(図示せず)を介して直ちに板ガラスGの一部(スクライブ線Lの搬送方向下流側)を所定の場所(排出コンベア等)へと搬送する構成となっている。
次に、集塵機構部30の構成について、図1乃至図3を用いて詳述する。
ノズル31は、例えば一方向に延出する矩形箱状のノズル本体31Aを備え、当該ノズル本体31Aの一方の側面には、ノズル口31Bが接続されている。
なお、ノズル口31Bの構成については、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、複数の幅狭のノズル口をノズル本体31Aの延出方向に沿って一列に配置する構成としてもよい。
つまり、ノズル本体31Aは、板ガラスGの第一主面Gaにおけるスクライブ線Lの上方にノズル口31Bの先端が位置するようにして配置される。
換言すると、ノズル31において、ノズル本体31Aの他方の側面には、配管部材の一例である複数のダクト管33・33・・・が連通されている。
なお、シャッター板38が設けられる箇所については、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、ノズル本体31Aの外部において、各々のダクト管33の端部に直接設けられることとしてもよい。
また、これら複数組(四組)の大型切欠き孔38A・38A・・・および小型切欠き孔38B・38B・・・は、互いに隣接する組ごとにダクト管33・33・・・の配置間隔と同程度の離間寸法を有して各々配置される。
一方、図3(b)に示すように、複数の小型切欠き孔38B・38B・・・がダクト管33・33・・・の端部に位置するように、シャッター板38が移動されることにより、集塵機構部30は「待機モード」の状態となる。
一方、小型切欠き孔38Bの内径は、後述するように、集塵機構部30の吸引圧力を効果的に抑制することができるように、例えば本実施形態においては、約30[mm]程度に設定されている。
これにより、例えば、集塵機構部30の運転モードを「待機モード」に切り替えた場合において、保護シートSの一部を吸い込んで巻き込むことがない反面、後述するように、ヘッダータンク34に一時的に貯溜されたガラス粉等がノズル口31Bより零れ落ちない程度に、集塵機構部30の吸引圧力を効果的に抑制することができる。
例えば、図5に示すように、別実施形態の一つとして、一種類の矩形状の切欠き孔138A・138A・・・がダクト管33・33・・・の本数分形成されたシャッター板138をもって構成してもよい。
この場合、図5(a)に示すように、複数の切欠き孔138A・138A・・・がダクト管33・33・・・の端部に位置するように、シャッター板138が移動されることにより、集塵機構部130は「集塵モード」の状態となる。
一方、図5(b)に示すように、複数の切欠き孔138A・138A・・・がダクト管33・33・・・の端部に僅かにかかる位置にシャッター板138が移動されることにより、集塵機構部130は「待機モード」の状態となる。
そして、図6(a)に示すように、複数の大型切欠き孔238A・238A・・・がダクト管33・33・・・の端部に位置するように、シャッター板238・238・・・の位置が各々切替えられることにより、集塵機構部230は「集塵モード」の状態となる。
一方、図6(b)に示すように、複数の小型切欠き孔238B・238B・・・がダクト管33・33・・・の端部に位置するように、シャッター板238・238・・・の位置が各々切替えられることにより、集塵機構部230は「待機モード」の状態となる。
ヘッダータンク34は、ノズル31を通じて吸い込んだ、板ガラスGに発生するガラス粉等を、一時的に貯溜するためのものである。
ヘッダータンク34は、図2に示すように、例えば一方向に延出する矩形箱状に構成され、ノズル31の直上においてノズル本体31Aと平行に配設される。
これにより、ヘッダータンク34は、これらのダクト管33・33・・・を介して、ノズル31と連通される。
そして、ヘッダータンク34は、これらのダクトホース35・35を介して後述する集塵機36およびダンパー37と各々連通される。
集塵機36は、集塵機構部30の集塵機能を発揮させる器機である。
集塵機36は、例えば市販の集塵装置によって構成され、配管部材の一例であるダクトホース35を介して、ヘッダータンク34と連通されている。
こうして、集塵機構部30の集塵機能が発揮される。
ダンパー37は、集塵機構部30の運転モードが「待機モード」となり、集塵機36の吸引力によって急激に負圧が高められたヘッダータンク34の内部を開放し、当該ヘッダータンク34内の負圧を所定圧にまで抑制するためのものである。
また、開閉バルブ37Bには、ダクトホース35の上端部が連結されている。
これにより、ダンパー37は、開閉バルブ37Bによる開閉機能を備え、ダクトホース35を介して、ヘッダータンク34と連通される。
これにより、ヘッダータンク34の内部は、集塵機36の吸引力によって負圧が高められるものの、シャッター板38によって複数のダクト管33・33・・・の下端部の断面形状が縮小されることはない。
その結果、これらのダクト管33・33・・・内に流れる空気の流量が減少されることもなく、ヘッダータンク34内の負圧は、所定圧に保持される。
これにより、たとえシャッター板38によって複数のダクト管33・33・・・の下端部の断面形状が縮小されて、ヘッダータンク34内の負圧が急激に高められたとしても、筒状開口部37A1を介してダンパー37内に外部の空気を取り込むことにより、ヘッダータンク34内の負圧を所定圧にまで抑制することができる。
次に、製造装置1の動作手順について、図4を用いて説明する。
先ず始めに、折割機構部10において、折割バー11は、最下限の「下方待機位置」にて停止しており、板ガラスGが搬送される搬送レベルLvに対して埋没した状態となっている。
この際、ノズル31のシャッター板38は、「待機モード」の状態となっており、集塵機構部30の吸引圧力が抑制された状態となっている。
また、ダンパー37の開閉バルブ37B(図2を参照)は、「開」状態となっており、ダンパー本体37Aを通じて、ヘッダータンク34内が外部に対して開放された状態となっている。
投入された板ガラスGは、製造装置1内の所定位置へと搬送され、図4(a)に示すように、折割機構部10と、押え機構部20および吸着機構部40との間において、第一主面Gaを上面としつつ、平面視にて折割バー11に沿ってスクライブ線L(図1を参照)が位置する状態にて停止する。
また、チャンネルブラシ21とともに、吸着パッド41も下降を開始する。
また、吸着パッド41もその下端部にて板ガラスGの第一主面Ga(より詳しくは、折割バー11に対する搬送方向下流側の領域であって、廃棄される不要部分)と当接する。
これにより、板ガラスGは、チャンネルブラシ21および吸着パッド41によって上方より押圧され、製造装置1内の所定位置での姿勢を保持される。
また、これと同時に、ダンパー37の開閉バルブ37Bは、「閉」状態に切替り、ダンパー本体37Aを通じて、ヘッダータンク34内が外部に対して閉じられた状態となる。
そして、折割バー11は、スクライブ線L(図1を参照)に沿いながら第二主面Gbを下方より突上げて板ガラスGを押圧する。
これにより、図4(c)に示すように、板ガラスGは、スクライブ線Lを中心として当該スクライブ線Lが形成される第一主面Ga側に向かって凸状に湾曲しながら折割される。
なお、前述したように、板ガラスGの下面には保護シートSが設けられており、当該保護シートの一部が集塵機構部30のノズル31の近傍に曝されることとなるが、チャンネルブラシ21および吸着パッド41によって板ガラスGを介しつつ上方より押圧されているため、前記保護シートSの一部が集塵機構部30のノズル31内に吸込まれることはない。
そして、図4(d)に示すように、折割バー11は、再び「下方待機位置」に到達すると、下降を停止する。
また、これと同時に、ダンパー37の開閉バルブ37Bも「開」状態に切替り、ダンパー本体37Aを通じて、ヘッダータンク34内が外部に対して開放された状態となる。
また、チャンネルブラシ21の上昇とともに、吸着パッド41も、板ガラスGの不要部分を吸着した状態のまま上昇を開始する。
但し、ノズル31のシャッター板38が「待機モード」の状態にある場合であっても、集塵機構部30の吸引圧力は完全に停止するわけではなく、抑制された状態にて発揮されることから、例えば、既に吸引し終えてヘッダータンク34内に一時的に貯溜されたガラス粉等が、ノズル31のノズル口31Bより零れ落ちるようなこともない。
これにより、製造装置1の動作手順は一旦終了し、新たな別の板ガラスGが製造装置1内に投入されるまで待機することとなる。
30 集塵機構部(集塵手段)
31 ノズル
31B ノズル口
33 ダクト管(配管部材)
34 ヘッダータンク
36 集塵機
37 ダンパー
38 シャッター板
38A 大型切欠き孔
38B 小型切欠き孔
G 板ガラス
Ga 第一主面
Gb 第二主面
L スクライブ線
S 保護シート
Claims (10)
- 第一主面にスクライブ線を有するとともに、該第一主面とは反対側の第二主面が保護シートと接触するようにして該保護シート上に載置された板ガラスを、前記スクライブ線に沿って割断する板ガラスの製造方法であって、
折割手段によって、前記保護シートを介しつつ前記スクライブ線に沿って前記第二主面を押圧することにより、前記板ガラスの割断を行うとともに、
集塵手段によって、前記板ガラスの割断時に発生するガラス粉を前記第一主面側より集塵し、
前記集塵手段は、
前記ガラス粉の集塵を行うための所定の吸引力を有する集塵モードと、
前記所定の吸引力に比べて相対的に弱い吸引力を有する待機モードと、
からなる二種類の運転モードを選択可能である、
ことを特徴とする板ガラスの製造方法。 - 前記集塵手段は、
前記ガラス粉の吸い込み口となるノズルと、
該ノズルに連通する配管部材と、
該配管部材の開口面積を調整するシャッター板と、を備える、
ことを特徴とする、請求項1に記載の板ガラスの製造方法。 - 前記シャッター板には、大型切欠き孔と、該大型切欠き孔を縮径した形状からなる小型切欠き孔とが形成され、
前記シャッター板が前記大型切欠き孔を前記配管部材の端部に移動させることで、前記集塵手段が前記集塵モードに設定される一方、
前記シャッター板が前記小型切欠き孔を前記配管部材の端部に移動させることで、前記集塵手段が前記待機モードに設定される、
ことを特徴とする、請求項2に記載の板ガラスの製造方法。 - 前記小型切欠き孔の内径は、前記大型切欠き孔の内径に対して1/4以上且つ1/3以下である、
ことを特徴とする、請求項3に記載の板ガラスの製造方法。 - 前記集塵手段は、
前記配管部材が接続するヘッダータンクと、
該ヘッダータンクに接続する集塵機と、を有し、
前記ヘッダータンクには、開閉機能を備えるダンパーが接続され、
前記集塵モードでは前記ダンパーが閉状態となり、
前記待機モードでは前記ダンパーが開状態となる、
ことを特徴とする、請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の板ガラスの製造方法。 - 第一主面にスクライブ線を有するとともに、該第一主面とは反対側の第二主面が保護シートと接触するようにして該保護シート上に載置された板ガラスを、前記スクライブ線に沿って割断する板ガラスの製造装置であって、
前記保護シートを介しつつ前記スクライブ線に沿って前記第二主面を押圧することにより、前記板ガラスの割断を行う折割手段と、
前記板ガラスの割断時に発生するガラス粉を前記第一主面側より集塵する集塵手段と、を備え、
前記集塵手段は、
前記ガラス粉の集塵を行うための所定の吸引力を有する集塵モードと、
前記所定の吸引力に比べて相対的に弱い吸引力を有する待機モードと、
からなる二種類の運転モードを選択可能である、
ことを特徴とする板ガラスの製造装置。 - 前記集塵手段は、
前記ガラス粉の吸い込み口となるノズルと、
該ノズルに連通する配管部材と、
該配管部材の開口面積を調整するシャッター板と、を備える、
ことを特徴とする、請求項6に記載の板ガラスの製造装置。 - 前記シャッター板には、大型切欠き孔と、該大型切欠き孔を縮径した形状からなる小型切欠き孔とが形成され、
前記シャッター板が前記大型切欠き孔を前記配管部材の端部に移動させることで、前記集塵手段が前記集塵モードに設定される一方、
前記シャッター板が前記小型切欠き孔を前記配管部材の端部に移動させることで、前記集塵手段が前記待機モードに設定される、
ことを特徴とする、請求項7に記載の板ガラスの製造装置。 - 前記小型切欠き孔の内径は、前記大型切欠き孔の内径に対して1/4以上且つ1/3以下である、
ことを特徴とする、請求項8に記載の板ガラスの製造装置。 - 前記集塵手段は、
前記配管部材が接続するヘッダータンクと、
該ヘッダータンクに接続する集塵機と、を有し、
前記ヘッダータンクには、開閉機能を備えるダンパーが接続され、
前記集塵モードでは前記ダンパーが閉状態となり、
前記待機モードでは前記ダンパーが開状態となる、
ことを特徴とする、請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の板ガラスの製造装置。
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