JP6659020B2 - 中空積層板及びその端部処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、端部熱シール加工しやすい中空積層板及びその端部処理方法に関する。
自動車の燃費向上は自動車開発において重要項目であるが、これを解決する方法として車輌の軽量化が挙げられ、様々な自動車部品の軽量化が活発に行われている。
その中の1つとしてラゲッジボード等自動車内装材に関しては、従来ハードボード等木質系板材が使用されていたが、森林伐採による環境破壊、或いはバインダーとして用いられているフェノール樹脂が人体に悪影響を及ぼすこともあり、独立中空部を有するプラスチックダンボール等の軽量且つ剛性の高い中空積層基材を利用した部品に切り替わりつつある。
この中空積層基材として、少なくとも一表面に不織布等の表皮材を貼り合せ意匠性を高め、各自動車内装部品形状に裁断して使用することが一般的であり、厚み5mm、目付け1500g/m程度の中空積層基材が使用されている。
独立中空部を有するこの種の中空積層基材としては、宇部エクシモ株式会社製「シングルコーン(登録商標)」、「ツインコーン(登録商標)」などを挙げることができる。
本出願人は、軽量化を損なわず剛性を向上させることが可能な板材を鋭意検討して、熱可塑性樹脂シートに突設された中空錐台状の凸部同士を突き合せた状態で熱融着してなる芯材「コアコーン(登録商標))」の製造方法を提案し、該方法で得られた芯材の両面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材を貼り合わせた中空構造板材を商品名「ツインコーン(登録商標)」として上市している。ツインコーンは、軽量であり、断面ハーモニカ構造のポリプロピレン(以下、「PP」ということがある。)中空プレートと比べて方向性が少なく、且つ厚みが9〜20mm前後であるので合板の代替品に適し、自動車内装材に限らず、物流資材、建材資材等に使用されつつある。
さらに、本出願人は、より軽量な中空積層基材として、上記コアコーンの一枚のみを芯材として、その少なくとも一方の表面に熱可塑性樹脂シートからなる表面材を貼り合わせた「シングルコーン(登録商標)」を上市しており、突設された中空錘台状の凹部開口側に熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層(貼り合わせ)されているのが、一般的である。
ところで、これらの中空積層基材を自動車内装部材等として使用する上で、部品形状に裁断しただけでは端部が鋭角で取り扱い時や接触時に手を切るという問題がある。また、中空であるが故に、基材端面が露出した状態となるため、基材内部にゴミが入る等衛生上の問題や、意匠性も損なわれる。したがって、中空積層基材の端末を封止する端末処理加工が必須となってくる。
特許文献1において、縦壁部を有する熱可塑性樹脂シートの一方の側に熱可塑性樹脂からなるカバーシートと表皮材とを積層してなる積層素材を端末処理されたものが開示されている。しかし、溶融加熱による端末処理加工した部分において、独立空間内にある空気の膨張により、表面に膨出部(膨らみ)が発生するため見栄えが悪くなる虞がある。さらに、前記積層素材を軽量化した場合、表皮材等の厚みが薄くなってしまうため、前記積層素材の独立空間内における空気の膨張に耐えられず、膨出部(膨らみの高さ0.5mm)が顕著となり見栄えが悪くなる虞がある。
国際公開 第2012/049878号
本発明は、上記従来の熱可塑性中空板の端部シールにおける問題点を解決するためになされたものであって、独立中空部を有する中空積層基材の端部を熱シール加工する際に発生する、中空部空間内における空気の膨張を防ぎ、突起部分の発生を抑制できる、中空積層板及び中空積層基材の端部処理方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来技術の問題点を解決するため鋭意研究した結果、前記積層素材の溶融加熱による端末処理加工する近傍部分において、独立空間内にある空気を外部と連通する開口部を設けることにより、前記突起を抑制できることを見出した。
すなわち、本発明は、以下の〔1〕〜〔8〕を提供する。
〔1〕独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材に端部処理が施された中空積層板であって、該中空積層板は、該中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部に、該独立中空部が外気に通じるための開口部を備え、該開口部は、切欠き又は孔、或いは切欠き及び孔であり、かつ、該中空積層基材が、以下の(1)〜(3)から選択されるいずれかである、ことを特徴とする中空積層板。
(1)少なくとも一方の面に中空状の凸部が複数形成されたシートからなるコア材1の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
(2)シートに突設された凸部同士を突き合せた状態で熱融着してなるコア材2の少なくとも一方の凹部側の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
(3)縦壁部により独立中空部が相互に隣接して配置されてなる、ハニカム構造のコア材3の上下両面に表面材を有してなる中空積層基材。
〔2〕前記(1)又は(2)の中空積層基材においては、コア材1若しくはコア材2の凸部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、前記(3)の中空積層基材においては、コア材3の縦壁部に、前記切欠きを有してなる、〔1〕に記載の中空積層板。
〔3〕前記(1)又は(2)の中空積層基材においては、コア材1若しくはコア材2の中空凸部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、前記(3)の中空積層基材においては、コア材3の縦壁部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、前記孔を有してなる、〔1〕に記載の中空積層板。
〔4〕前記中空積層基材が前記(1)又は(2)の中空積層基材であって、中空状の凸部が錐台状であるコア材1又はコア材2の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されてなる、〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の中空積層板。
〔5〕前記表面材の、コア材1〜3のいずれかが積層されている面の反対側の表面に、表皮材が積層されてなる〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の中空積層板。
〔6〕〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の中空積層板に端部熱シール加工を施してなることを特徴とする中空積層板部材。
〔7〕独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材の端部処理方法であって、端部熱シール加工予定の近傍部に、該独立中空部が外気に通じるための開口部として、切欠き又は孔、或いは切欠き及び孔を設けることを特徴とする中空積層基材の端部処理方法。
〔8〕〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の中空積層板の端部処理部分の近傍を、溶融しつつ熱シールするとともに賦形することを特徴とする中空積層板部材の製造方法。
本発明の中空積層板は、独立中空部を有する中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部に、該独立中空部が外気に通じるための開口部を供えているので、端部熱シール加工時に、独立中空部において、加熱により膨張した気体は、開口部から外気に通じて逸散することができるので、熱シールの熱により独立中空部が膨化して、突起部が形成されることはなく、美麗なシール端部処理が可能な中空積層板を提供できる。
本発明の前記中空積層板を端部熱シール加工されたものであり、美麗な端部を有する中空積層板部材を提供することができる。
本発明の中空積層基材の端部処理方法によれば、一般的な熱シール金型などの設備を利用して、再現性よく処理できる。
本発明の中空積層板部材の製造方法は、予め中空積層板に端部処理が施されているので、
比較的容易に、美麗な端部熱シールができる方法を提供できる。
本発明の中空積層基材→中空積層板→中空積層板部材のフローチャートである。 本発明の実施形態に用いる中空積層基材のコア材1の一例の(a)上面側斜視図、(b)凸部の構造を示す縦断面図、(c)下面側斜視図、(d)コア材1の円錐台下底側に表面材を積層した中空積層基材、及び(e)コア材1の両面に表面材を積層した中空積層基材の拡大断面模式図である。 本発明の実施形態に用いるコア材2の一例を用いた中空積層基材のコア部の模式断面図である。 本発明において開口部として表面材側に切欠き、切目を設けた実施態様の説明図である。 本発明において開口部としてコア材2の凸部、及び表面材並びに凸部に切欠きを施した実施態様の説明図である。 本発明において開口部として孔を採用する場合の設置箇所の説明図である。 本発明において端部熱シール加工された中空積層板部材の一例を示す部分破断斜視図である。 本発明において窓枠部が端部熱シール加工された中空積層板部材の一例を示す部分破断斜視図である。 上下表面材突合せにより厚み方向中央部で端部シール加工した実施態様の一例を示す模式断面図である。 下表面材側に端部シール部を形成した実施態様の一例を示す模式断面図である。 下表面材側に意匠上湾曲を有する端部シール部を形成した実施態様の一例を示す模式断面図である。
本発明は、図1に示すように、独立中空部を有する中空積層基材に、端部熱シール加工の予備処理として端部処理を施して中空積層板を得、次いで、当該端部処理が施された中空積層板に端部熱シール加工を行って、中空積層板部材を得るというフローに関連する中空積層板、或いは中空積層板部材に関連するものである。
本発明の中空積層板は、独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材に端部処理が施された中空積層板であって、該中空積層板は、該中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部に、該独立中空部が外気に通じるための開口部を備え、該開口部は、切欠き又は孔、或いは切欠き及び孔であり、かつ、該中空積層基材が、以下の(1)〜(3)から選択されるいずれかである、ことを特徴としている。
本発明において、独立中空部とは、プラスチックシートに形成された凸部の内面側の凹部が熱可塑性樹脂シートからなる表面材で積層され、気体(一般には空気)が密閉された状態となっている全ての個々の空間部分、或いはハニカムコアの如く縦壁部により独立中空部が連続している場合の各コア空間を意味する。
なお、本発明において、「端部熱シール加工予定の近傍部」の「近傍部」とは、端部熱シール予定線の最も近傍に存在する独立中空部が存在する領域を意味している。
<(1)の中空積層基材>
(1)の中空積層基材は、少なくとも一方の面に中空状の凸部が複数形成された1又は2枚の熱可塑性樹脂シートからなる中空凸部成形シートの少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されている。
図2にその一態様を示す。同図に示す中空積層基材は、図2(a)に示すように熱可塑性樹脂シート(コア材)本体部11に複数の凸部12が一方の面に規則的に設けられ、下底側が開口した中空円錐台状をなすものであって、この実施の形態においては、本体部11の長手方向に沿って所定の間隔ごとに凸部12を一列に設けて凸部列13を構成し、このような凸部列13を中空突起体シートベース面11の幅方向に所定の間隔ごとに複数列設けて構成している。凸部列13は、隣り合う凸部列13’とは幅方向における中空錐台状の凸部の位置をずらしたいわゆる千鳥状とすることが、より等方性の物性の中空積層基材とするために望ましい。中空錐台の形状は、中空角錐台状など(図示省略)であってもよい。また、複数の凸部12は、全て同一の形態であってもよいし、2種以上の形態を自由に選択して組み合わせてもよく、凸部12の途中に段差を設けたり、凸部12の途中にウェーブを設けたりすることも可能である。以下、中空円錐台状の凸部のものにより説明する。
各凸部12のテーパー角度及び各凹部内面14のテーパー角度θ〔図2(b)に示す〕は、46〜80°の範囲内とし、より好ましくは60〜75°の範囲内とする。テーパー角度が60°未満であると、芯材としての耐圧性が不足する。また、テーパー角度を75°以上とすると、凸部壁面の厚みが小さくなり、同様に耐圧性が不足する。
また、各凸部12の下底部直径は3〜30mm、上底部直径1.5〜20mm、隣接する円錐台状凸部の隙間間隔は10mm以下、凸部の高さは3〜20mmとする。隣接する円錐台状凸部の隙間間隔は、10mm以上となると、耐圧性が不足しやすくなる。凸部の高さが3〜20mmであれば、コア材として、耐圧性を有し、かつ、繰返しの使用においても、変形、へたりが少ない。
本体部11の厚みは、0.1〜2mmが好ましい。本体部11の厚みを0.1mmよりも薄くすると、成形機により成形して複数の凸部12を形成した場合に、各凸部12がフィルム状態で十分な剛性が得られなくなるので、熱可塑性樹脂製中空板(物流用板材)等の芯材の中空突起体シートとしての耐圧性が不足し、凸部が破壊してしまう。
さらに、コア材1の少なくとも一方の面には熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層される。一方の面のみに表面材を積層する場合は、円錐台状凹部の下底側14、すなわち図2(c)の上面に表面材が積層され、図2(d)に示される断面を有する中空積層基材が得られる。図2(e)は、コア材1の両面に熱可塑性樹脂シートからなる表面材15、16が積層された場合の断面図である。
<(2)の中空積層基材>
(2)の中空積層基材は、シートに突設された凸部同士を突き合せた状態で熱融着してなるコア材2の少なくとも一方の凹部側の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材である。
図3にその一例として、部分断面を示す中空積層基材は、熱可塑性樹脂シートからなる2枚の円錐台状の凸部を有する中空突起体シート21a、22aの凸部頂点同士を融着により貼り合わせて構成したコア材2の両面に表面材23、24を貼り合わせて構成したものである。この種の中空積層基材は宇部エクシモ株式会社より、「ツインコーン(登録商標)」として市販されている。
また、本発明のコア材2としては、角錐台状、円柱状または角柱状の凸部同士を重ねあわせた状態で熱融着したコア材であってもよく、その少なくとも一方のコア材の凹部側の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されたものを中空積層基材とできる。
本発明においては、中空積層基材が前記(1)又は(2)の中空積層基材であって、中空状の凸部が錐台状であるコア材1又はコア材2の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されてなる、中空積層基材を用いてなる中空積層板とすることがより好ましい。
<(3)の中空積層基材>
(3)の中空積層基材は、縦壁部により独立中空部が相互に隣接して配置されてなる、ハニカム構造のコア材3の上下両面に表面材を有してなる中空積層基材である。具体的には、平面視三角形状や四角形状のような多角形状の中空部(図示省略)を多数有するハニカム状の中空コア層を有する積層基材である。
本発明の中空積層基材のコア材及び表面材に用いられる熱可塑性樹脂としては、特に限定されるものではない。例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロック状ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂およびこれらのコモノマー若しくはコモノマーと他のモノマーとの共重合体、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ABS、AAS、AES、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファイド、ポリサルホン、ポリエーテルケトン及びこれらのコモノマー若しくはコモノマーと他のモノマーとの共重合体等が挙げられ、これらは単独で使用しても併用してもよい。以上のように各種の熱可塑性樹脂を用いることができるが、コスト面、成形性、物性、耐低温性、耐熱性等の特性とのバランスを考慮すると、ポリプロピレン系樹脂が好ましく、また、自己消火性が要求される場合にはポリカーボネート系樹脂が好ましい。
コア材の剛性を高める目的で、フィラーを副材料として配合してもよい。
副材料は、特に限定されるものではないが、コスト面、成形性、取り扱い性等とのバランスを考慮すると、タルク、炭酸カルシウム等が好ましい。フィラーの添加量が増加すると、コスト高、比重の増大につながるので、これらのバランスを考慮すると、添加量は総重量に対してタルクの場合は5〜30質量%、炭酸カルシウムの場合は20質量%程度以下とするのが好ましい。
さらに、前記フィラーの他に、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、抗菌剤、難燃剤、光安定剤、滑剤等を必要に応じて添加もしてもよい。
<開口部>
本発明の中空積層板は、中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部に、中空積層基材の独立中空部が外気に通じるための開口部を備えている。本発明において、独立中空部が外気に通じるとは、一般的に解釈される外気のみならず、中空積層基材内の隣接する中空凸部間の隙間へ通じることをも含む意味である。本発明において、中空積層基材への開口部は、その後に施される端部熱シール加工予定の近傍部に設けられる。本発明において、近傍部とは、端部熱シール加工時に、その熱により独立中空部が膨化するなどの影響を受ける範囲の領域を意味する。
本発明において、開口部には、切欠き又は孔、或いは切欠き及び孔であり、切欠きには線状の切目も含まれる。
(切欠き)
本発明において、(1)又は(2)の中空積層基材においては、コア材1若しくはコア材2の凸部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、(3)の中空積層基材においては、コア材3の縦壁部に、切欠きを有してなる中空積層板とすることができる。
図4に開口部として、図3に示す断面の中空積層基材において上面側の表面材23側に切欠き40、41及び切目42を設けた状態の実施態様を示す。同図において切欠き40は、例えば、図4の左側端縁を直線状に熱シール加工する場合に、適用される。また、コーナー部にR(湾曲)状に熱シール加工する場合には、切欠き41のように傾斜した切欠きが施される。また切欠き40、41は、切欠き幅を有しているが、切目42のように、切断刃の厚み程度でも独立中空部が外気に通じ、熱による膨化が抑制できれば、開口の幅、間隔、深さは、特に限定されない。切欠きを施す列数等も端部熱シール加工時の熱の影響を、熱可塑性樹脂の熱的性質等も勘案して、適宜決定すればよい。さらに、切欠きは、破線状の切欠き、曲線または直線状の切欠き等であってもよく、断続的に形成されていてもよく、それらの組み合わせであってもよい。
また、切欠きを行う方法としては、公知のトムソン抜き型で用いられる木型を用いるような接触加工法でもよいし、レーザー加工のような非接触加工法であってもよい。
中空積層基材において、その厚み方向に切欠きを設ける部位は、図5に、(2)に属する中空積層基材であるツインコーンにおいて、表面シート23の表面側とコア材21a及び22aに切欠きを施す例を示す。切欠き43は、コア材21aと22aの双方に、切欠き44は、一方の表面材23と、コア材21aと22aの双方に切欠きを施した状態を示している。また、表面材のみに切欠きを施す場合において、厚み方向の中央部に熱シールによる溶融突合せ部を設けるときは、表面材23、24の双方に切込みを設けることができる。
また、図示を省略したが、ハニカム構造のコア材3の縦壁、及び表面材(平坦部分)を対象に切欠きを設けることができる。
切欠きは、コア材の厚みとの関係で、コア材に施した場合、端部熱シール加工時に厚み方向に座屈する場合もあるので、コア材の厚みが薄い場合には、表面材側に切欠きを施すことが好ましい。
(孔)
本発明においては、前記(1)又は(2)の中空積層基材においては、コア材1若しくはコア材2の中空凸部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、前記(3)の中空積層基材においては、コア材3の縦壁部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、開口部としての前記孔を設けることができる。
本発明において、開口部として孔を設ける場合の例を図6に示す。同図は、図3に示す断面の中空積層基材(「ツインコーン(登録商標)」)において、上面側の表面材23側に、開口部としての孔を設ける場合を例示しており、孔(単独孔)50は、上面側の表面材23側から、独立中空部21aに向けて穿孔して外気に通じる開口部を設けた場合を示しており、孔(共用孔)51は、隣接する4つの独立中空部21aが外気に通じるように大きめな孔を設けた場合を示している。前記共用孔51は、複数の独立中空部21aが外気に通じる孔であれば、どのような形態でも構わない。なお、図6では、上面側の表面材23に孔を設ける場合を示しているが、下万側の表面材24にも、ほぼ対称な位置に孔を設けるのが一般的である。上下の両表面側に開口部としての孔を設ける場合、単独孔とするか、共用孔とするか、或いはそれらの大きさ等は、熱シール加工装置の中空積層基材に対する温度分布の影響や、接触時間等を考慮して適宜決定すればよく、上下両表面材間で必ずしも対称とする必要はなく、中空積層板部材の要求等に応じて適宜決定すればよい。
また、孔の種類は、丸孔、角孔(正方形の孔)、長丸孔(長方形の角が丸くなったもの)、長角孔(長方形の孔)などであってもよい。
孔の大きさは、上記のように特に限定しない。1個の独立空間に対し1個以上の孔を設けてもよいし、複数の独立空間に対して1個以上の孔(共用孔)を設けてもよい。
穿孔の方法としては、公知のパンチング加工のような接触加工法、またはレーザー加工のような非接触加工法を挙げることができる。
本発明においては、表面材の、コア材1〜3のいずれかが積層されている面の反対側の表面に、表皮材が積層されてなる中空積層板とすることができる。表面材への表皮材の積層は、表皮材が熱融着性を有している場合には熱融着法により、熱融着に適しない場合には適宜の接着剤により積層される。
表皮材としては、不織布、織物(ファブリック)、人工皮革(レーザー表皮)などを挙げることが出来る。また、表面材が両面に存在する場合には両面に異なる種類や意匠(色彩、模様)の異なるものを積層してもよい。
表皮材の積層は、中空積層基材の段階で行っても、開口部を設けて中空積層板とした後に行っても良い。いずれにしても、端部熱シール加工が積層された表皮材と一緒にできると工程数を短縮できるので好ましい。
本発明は、前述した開口部を有する中空積層板に、端部熱シール加工を施した中空積層板部材をも提供する。
本発明の中空積層基材の端部処理方法は、独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材の端部処理方法であって、端部熱シール加工予定の近傍部に、該独立中空部が外気に通じるための開口部として、切欠き又は孔、或いは切欠き及び孔を設けることを特徴とする。本発明の端部処理方法には、図に示すような、中空積層板部材のR状端末部60に対応する部位の近傍に開口部を設ける処理、及び図8に示すように中空積層板の内部に窓枠状の把手部61などを形成するための端部熱シール加工予定部に対応する部位にも施される。
開口部及び切欠き、孔等については既に詳細に述べたのでその説明を割愛する。
本発明は、前記の本発明による中空積層板の端部処理部分の近傍を、溶融しつつ熱シールするとともに賦形することを特徴とする中空積層板部材の製造方法をも提供する。
溶融しつつ熱シールするとともに賦形する方法としては、再公表特許(A1)WO2012/049878に、「樹脂積層ボード部材及びその端末処理方法」として開示されている方法が応用できる。すなわち、中空積層板の端部処理部分と熱シール処理部分が対峙するように、上下から一対の熱刃で挟持し、当該中空積層板の厚み方向において、概ね中央部に熱溶着部を形成することができる。
中空積層板の厚み方向の概ね中央部に熱溶着部を形成するには、中空積層板材を、例えば上下の押さえ具で固定保持し、上方から上熱刃を下降させ、それと同時に下熱刃を上昇させ、それぞれ中空積層板を加熱、軟化及び変形させつつ、当該中空積層板の厚み方向概ね中央部の位置にて上熱刃と下熱刃が相互にかみ合うように挟持するのが好ましい。
上下表面材に表皮材が積層されている場合には、上下の表皮材が厚み方向の概ね中央部の位置で重なり、上下の熱刃の少なくとも一方に設けたエッジ部で溶融切断する。
賦形は、上下の熱刃の断面形状を突合せ時に、端部成形後の湾曲形状に相似するようにすることで、図9に示すような美麗な端部を得ることができる。
また、本発明の中空積層板部材の製造方法は、例えば、図10及び図11により示すように、コア材1の両面に表面材を有する中空積層基材の独立中空部に開口部を備えた中空積層板を、平板上に載置し、上部より傾斜状刃型を有する熱刃を下降させて、図10に示す形状の平坦状の端末部を形成する場合や、上方側熱刃と下方側熱刃で湾曲状の図11に示すような端末を形成する場合にも、独立中空部の熱による膨化の悪影響を排除して、美麗な端部処理面を形成することができる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例になんら限定されるものではない。
〔中空積層基の製造〕
中空積層基材として、中空円錐台状のコア材1の両面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材を溶融接着して積層した中空積層基材(宇部エクシモ株式会社製、シングルコーン:品番TSC5−0853N)を準備した。この中空積層基材は、コア材が熱可塑性樹脂としてポリプロピレン系樹脂からなる目付け850g/mのものである。なお得られたコア材1は、芯材の凸部は、中空円錐台状であって、突起の配置が千鳥格子状、中空円錐台の先端部径がφ2mm、基部(下底部)径がφ6mm、凸部の隙間間隔が2mm、円錐台の高さが4.5mmであり、シート部の厚さが0.35mm、凸部先端部間の最短距離に対する基部間の最短距離の比が3:1のものである。
さらに、このコア材の表裏両面に、ポリプロピレン系樹脂(プライムポリマー製:E601)をシート状に押出して表面材とし、該凸部の先端に接触する該表面材の厚み0.325mm、目付け325g/mの樹脂シートと、該凸部の基部に接触する該表面材の厚み0.175mm、目付け175g/mの樹脂シートと、を熱融着により芯材の表裏両面に貼り合わせた全体厚みが5.0mm、目付け850g/mの中空積層基材を得た。
実施例1
〔中空積層板の製造〕
得られた上記の中空積層基より、200×300mmの長方形状で、4隅が30mmRに端部熱シール加工された(長円状の)中空積層板部材を得るため、以下のようにして、端部熱シール加工予定の近傍部に開口部を備えた中空積層板を得た。
先ず、中空積層基を所定の大きさに打ち抜くためプレス機にセットできる押し切り用金属製打ち抜き金型により所定外形寸法に打ち抜いた。
次いで、打ち抜かれた外形の端縁から内側10mmにある独立中空部において、凸部の基部に接触する表面材を、トムソン刃により2mm幅で切欠いて、独立中空部を外気および一部は中空積層基材の凸部間に通じるようにした中空積層板を得た。
〔中空積層板部材の製造〕
次いで、切欠きによる開口部が設けられた前記中空積層板について、得ようとする寸法に対応した上部熱刃及び下部熱刃を備えた端部熱シール機により、端部熱シール加工を行った。
得られた端部熱シール面は、図9に示す如く、美麗なものであった。
比較例1
上記の中空積層基材に実施例1のように開口部を設けた中空積層板とすることなく、所定寸法形状に打ち抜いたままで、端部熱シール加工を行った。端部には、独立中空部の膨化による凹凸が見られ、その、突起部分(突起高さ0.5mm)が顕著となり見栄えが悪いものであった。
本発明の中空積層板は、美麗な熱シール端部処理が可能な中空積層板部材を得ることのできる中空積層板として利用できる。
本発明の中空積層基材の端部処理方法は、美麗な熱シール端部処理が可能な中空積層板部材を得るための端部処理方法として有効に利用できる。
本発明の中空積層板部材の製造方法は、予め中空積層板に端部処理が施されているので、比較的容易に、美麗な端部熱シールができる方法として利用できる。
1 コア材1(中空円錐台状コア材)
2 コア材2
3 コア材3
10 中空積層基材
11、21 熱可塑性樹脂シート本体部(ベース面)
12 凸部
13 凸部列
14 円錐台状凹部下底側 表皮材
15、16 表面材
21a、22a 中空突起体シート(コア材2)
23、24 表面材
40、41 切欠き
42 切目
43、44 切欠き
50 孔(単独孔)
51 孔(共用孔)
60 コーナーR部
61 窓枠状把手部
62 直線状シール部
63 湾曲状シール部

Claims (8)

  1. 独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材に端部処理が施された中空積層板であって、
    該中空積層板は、該中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部の該独立中空部の全てが外気に通じるための開口部を備え、
    該開口部は、切欠きであり、
    かつ、該中空積層基材が、以下の(1)〜(3)から選択されるいずれかである、ことを特徴とする中空積層板。
    (1)少なくとも一方の面に中空状の凸部が複数形成されたシートからなるコア材1の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
    (2)シートに突設された凸部同士を突き合せた状態で熱融着してなるコア材2の少なくとも一方の凹部側の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
    (3)縦壁部により独立中空部が相互に隣接して配置されてなる、ハニカム構造のコア材3の上下両面に表面材を有してなる中空積層基材。
  2. 前記(1)又は(2)の中空積層基材においては、コア材1若しくはコア材2の凸部、又は表面材の少なくともいずれか一方に、前記(3)の中空積層基材においては、コア材3の縦壁部に、前記切欠きを有してなる、請求項1に記載の中空積層板。
  3. 前記中空積層基材が前記(1)又は(2)の中空積層基材であって、中空状の凸部が錐台状であるコア材1又はコア材2の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されてなる、請求項1又は2に記載の中空積層板。
  4. 前記表面材の、コア材1〜3のいずれかが積層されている面の反対側の表面に、表皮材が積層されてなる請求項1〜のいずれかに記載の中空積層板。
  5. 前記コア材1の両面に熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層されてなる、請求項4に記載の中空積層板。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の中空積層板に端部熱シール加工を施してなることを特徴とする中空積層板部材。
  7. 独立中空部を有する熱可塑性樹脂製の中空積層基材の端部処理方法であって、
    下記の(1)〜(3)から選択されるいずれかの中空積層基材の端部熱シール加工予定の近傍部該独立中空部の全てが外気に通じるための開口部として、切欠きを設けることを特徴とする中空積層基材の端部処理方法。
    (1)少なくとも一方の面に中空状の凸部が複数形成されたシートからなるコア材1の少なくとも一方の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
    (2)シートに突設された凸部同士を突き合せた状態で熱融着してなるコア材2の少なくとも一方の凹部側の面に、熱可塑性樹脂シートからなる表面材が積層された中空積層基材。
    (3)縦壁部により独立中空部が相互に隣接して配置されてなる、ハニカム構造のコア材3の上下両面に表面材を有してなる中空積層基材。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の中空積層板の端部処理部分の近傍を、上下の押さえ具で固定保持し、上方から上熱刃を下降させ、それと同時に下熱刃を上昇させ、それぞれ中空積層板を溶融しつつ熱シールするとともに賦形することを特徴とする中空積層板部材の製造方法。
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