JP6657565B2 - 蓄電素子 - Google Patents

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Description

本発明は、電極体を備えた蓄電素子に関する。
従来から、発電要素を備えた電池が知られている(特許文献1参照)。前記電池は、正極、負極、及びセパレータが積層された状態で巻回された発電要素と、前記発電要素を電解液と共に収容する電池ケースと、を備える。前記電極体では、前記正極と前記負極との間に前記セパレータが配置され、前記電解液が前記セパレータに保持される(染み込んでいる)。これにより、イオン等が正極と負極との間を移動可能となり、電池が充放可能となる。
前記電池では、充放電が繰り返される等によって、前記電極体が保持している電解液が減少する。前記電極体が保持している電解液が減少すると、前記イオン等の移動が困難となって、充放電特性が低下する。このため、前記電池では、前記電極体が保持できる量以上の電解液(余剰の電解液)が電池ケース内に収容されている。この余剰の電解液は、前記電極体に染み込ませる必要があるため、前記電極体の下部が十分に漬かる程度(即ち、前記電極体を構成するセパレータの一部が電解液に十分に漬かる程度)に、電池ケース内に収容されている。
しかし、近年では、電池の重量軽減等の観点から、前記余剰の電解液を減らすことが求められている。
特開2006−278245号公報
そこで、本発明は、ケース内に収容される電解液が少なくても、必要な量の電解液が電極体に供給される蓄電素子を提供することを目的とする。
本発明に係る蓄電素子は、
電極とセパレータとが重ね合わされた電極体と、
前記電極体を電解液と共に収容するケースと、
前記電極体と前記ケースとの間に配置されて前記電極体と接する絶縁部材と、を備え、
前記絶縁部材は、前記電解液を該絶縁部材に伝わせて前記ケース内の電解液の液面より上昇させ、
前記絶縁部材と前記電極体との接触領域の下端は、前記電解液の液面からの上昇範囲内に位置する。
かかる構成によれば、ケース内にある余剰の電解液が少なく、電極体がケース内の電解液に十分に漬かってない場合でも、電解液が絶縁部材を伝って電極体との接触領域まで上昇するため、該電解液が該絶縁部材に接触している電極体に供給される。これにより、ケースに収容される電解液を少なくしても、必要な量の電解液が電極体に供給される。
前記蓄電素子では、
前記電極体の下端と、前記絶縁部材における前記電極体の下方に位置する部位との間に隙間が設けられ、
前記電解液の液面は、前記電極体の下端より下方に位置してもよい。
このように、電極体の下方に空間が形成されている場合に、電解液の液面が電極体の下端より下方に位置する程度まで余剰な電解液(ケース内に溜まっている電解液)を減らしても、電解液が絶縁部材を伝って電極体との接触領域まで上昇するため、セパレータに電解液が供給される。
前記蓄電素子では、
前記電極体は、前記電極と前記セパレータとが巻回されることにより構成され、
前記セパレータは、前記電極体の最外周に位置して該電極体の外周面を構成し、
前記絶縁部材は、前記電極体の外周面と接してもよい。
かかる構成によれば、前記余剰の電解液が、絶縁部材に接触しているセパレータ(詳しくは、電極体の最外周に位置するセパレータ)に供給されて該セパレータの全体に染みわたる。これにより、ケースに収容される電解液を少なくしても、セパレータに必要な量の電解液が該セパレータに供給される。
前記蓄電素子では、
前記電極体は、巻回中心方向視において扁平な長円形状であり、前記巻回中心と同方向に延びる曲率中心を有する一対の円弧状湾曲部を有し、
前記絶縁部材は、前記一対の円弧状湾曲部が上下に並ぶような姿勢で前記ケースが配置されたとき、及び前記巻回中心が上下方向を向くような姿勢で前記ケースが配置されたときに、各姿勢において前記接触領域の下端が前記電解液の液面からの上昇範囲内にそれぞれ位置するように構成されることが好ましい。
蓄電素子は、一対の円弧状湾曲部が上下に並ぶ姿勢、又は巻回中心が上下方向を向く姿勢で配置される場合が多い。このため、上記の構成によれば、余剰の電解液が少ない状態で蓄電素子が上記いずれの姿勢で配置されても、電解液がセパレータに好適に供給される。
前記蓄電素子では、
前記絶縁部材は、前記電極体の外周面と対向する対向面を有し、
前記対向面の少なくとも一部は、前記電解液との親和性を向上させる処理を施されてい
てもよい。
かかる構成によれば、絶縁部材は、該絶縁部材の対向面の少なくとも一部、若しくは該絶縁部材の対向面の少なくとも一部を含む表層を伝うように電解液を上昇させることができ、これにより、絶縁部材の内部全体に染み渡るようにして電解液を上昇させる構成に比べ、余剰の電解液をより少なくすることができる。
前記蓄電素子は、
前記絶縁部材と前記ケースとの間に前記電解液が浸入可能に構成され、
前記絶縁部材の前記対向面には、該対向面に沿って上昇する電解液の液面からの上昇範囲が前記絶縁部材と前記ケースとの間で上昇する電解液の液面からの上昇範囲より大きくなるような前記処理が施されていることが好ましい。
かかる構成によれば、絶縁部材とケースとの間での電解液の上昇範囲より、絶縁部材の対向面を伝って上昇する電解液の上昇範囲が大きいため、絶縁部材とケースとの間に電解液が浸入可能に構成されていても、電解液がセパレータに効率よく供給される。
以上より、本発明によれば、ケース内に収容される電解液が少なくても、必要な量の電解液が電極体に供給される蓄電素子を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電素子の斜視図である。 図2は、図1のII―II線位置の断面図である。 図3は、前記蓄電素子の電極体の構成を説明するための図である。 図4は、巻回中心が左右方向を向いた姿勢の前記蓄電素子において、絶縁部材を伝った電解液の液面からの上昇範囲を説明するための図である。 図5は、巻回中心が上下方向を向いた姿勢の前記蓄電素子において、絶縁部材を伝った電解液の液面からの上昇範囲を説明するための図である。 図6は、前記蓄電素子を含む蓄電装置の斜視図である。
以下、本発明に係る蓄電素子の一実施形態について、図1〜図5を参照しつつ説明する。蓄電素子には、一次電池、二次電池、キャパシタ等がある。本実施形態では、蓄電素子の一例として、充放電可能な二次電池について説明する。尚、本実施形態の各構成部材(各構成要素)の名称は、本実施形態におけるものであり、背景技術における各構成部材(各構成要素)の名称と異なる場合がある。
本実施形態の蓄電素子は、非水電解質二次電池である。より詳しくは、蓄電素子は、リチウムイオンの移動に伴って生じる電子移動を利用したリチウムイオン二次電池である。この種の蓄電素子は、電気エネルギーを供給する。蓄電素子は、単一又は複数で使用される。具体的に、蓄電素子は、要求される出力及び要求される電圧が小さいときには、単一で使用される。一方、蓄電素子は、要求される出力及び要求される電圧の少なくとも一方が大きいときには、他の蓄電素子と組み合わされて蓄電装置に用いられる。前記蓄電装置では、該蓄電装置に用いられる蓄電素子が電気エネルギーを供給する。
蓄電素子は、図1〜図3に示すように、電極とセパレータ25とが重ね合わされた状態で巻回された電極体2と、電極体2を電解液と共に収容するケース3と、電極体2とケース3との間に配置されて電極体2の外周面と接する絶縁部材6と、を備える。電極は、正の極性を有する電極(正極)23と、負の極性を有する電極(負極)24とを含む。また、蓄電素子1は、電極体2、ケース3、及び絶縁部材6の他に、外部端子4、及び電極体2と外部端子4とを導通させる集電体5等を備える。
図2及び図3に示すように、電極体2は、巻芯21と、正極23と負極24とが互いに絶縁された状態で積層された積層体22であって、巻芯21の周囲に巻回された積層体22と、を備える。電極体2においてリチウムイオンが正極23と負極24との間を移動することにより、蓄電素子1が充放電する。この電極体2は、該電極体2の巻回中心Cと同方向に延びる曲率中心Cを有する一対の円弧状の湾曲部(円弧状湾曲部)27を有する。具体的に、電極体2は、間隔を空けて対向する一対の円弧状湾曲部27と、互いに対向する一対の直線部28であって、円弧状湾曲部27の対応(対向)する端部同士を接続する一対の直線部28と、を有する。各円弧状湾曲部27は、外側(互いに離間する方向)に突出するように湾曲する。
巻芯21は、通常、絶縁部材によって形成される。巻芯21は、筒形状である。本実施形態の巻芯21は、偏平な筒形状である。
積層体22は、正極23及び負極24が積層された(重ねられた)状態で巻芯21の周囲に巻回されることで形成される。本実施形態の積層体22は、扁平な長円形状に巻回されている。
正極23は、金属箔と、金属箔の上に形成された正極活物質層と、を有する。金属箔は帯状である。本実施形態の金属箔は、例えば、アルミニウム箔である。正極23は、帯形状の短手方向である幅方向の一方の端縁部に、正極活物質層の非被覆部(正極活物質層が形成されていない部位)231を有する。正極23において正極活物質層が形成される部位を被覆部232と称する。
負極24は、金属箔と、金属箔の上に形成された負極活物質層と、を有する。金属箔は帯状である。本実施形態の金属箔は、例えば、銅箔である。負極24は、帯形状の短手方向である幅方向の他方(正極23の非被覆部231と反対側)の端縁部に、負極活物質層の非被覆部(負極活物質層が形成されていない部位)241を有する。負極24の被覆部(負極活物質層が形成される部位)242の幅は、正極23の被覆部232の幅よりも大きい。
本実施形態の電極体2では、以上のように構成される正極23と負極24とがセパレータ25によって互いに絶縁された状態で巻回される。即ち、本実施形態の電極体2では、正極23、負極24、及びセパレータ25の積層体22が巻回される。
セパレータ25は、絶縁性を有する部材である。このセパレータ25は、正極23と負極24との間に配置される。これにより、電極体2(詳しくは、積層体22)において、正極23と負極24とが互いに絶縁される。また、セパレータ25は、ケース3内において、電解液を保持する。これにより、蓄電素子1の充放電時において、リチウムイオンが、セパレータ25を挟んで交互に積層される正極23と負極24との間を移動可能となる。セパレータ25は、電極体2(巻回された積層体22)の最外周に位置し、該電極体2の外周面を構成する。
セパレータ25は、帯状である。セパレータ25は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロース、ポリアミドなどの多孔質膜によって構成される。セパレータ25は、SiO粒子、Al粒子、ベーマイト(アルミナ水和物)等の無機粒子を含んだ無機層を、多孔質膜によって形成された基材の上に設けることで形成されてもよい。本実施形態のセパレータ25は、例えば、ポリエチレンによって形成される。セパレータの幅(帯形状の短手方向の寸法)は、負極24の被覆部242の幅より僅かに大きい。セパレータ25は、被覆部232同士が重なるように幅方向に位置ずれした状態で重ね合わされた正極23と負極24との間に配置される。このとき、正極23の非被覆部231と負極24の非被覆部241とは重なっていない。即ち、正極23の非被覆部231が、正極23と負極24との重なる領域から幅方向に突出し、且つ、負極24の非被覆部241が、正極23と負極24との重なる領域から幅方向(正極23の非被覆部231の突出方向と反対の方向)に突出する。正極23の非被覆部231又は負極24の非被覆部241のみが積層された部位によって、電極体2における非被覆積層部26が構成される。
以上のように構成される非被覆積層部26は、電極体2の各極に設けられる。即ち、正極23の非被覆部231のみが積層された非被覆積層部26が電極体2における正極の非被覆積層部を構成し、負極24の非被覆部241のみが積層された非被覆積層部26が電極体2における負極の非被覆積層部を構成する。
ケース3は、開口を有するケース本体31と、ケース本体31の開口を塞ぐ(閉じる)蓋板32と、を有する。ケース3は、電極体2等と共に、電解液を内部空間33に収容する。本実施形態の蓄電素子1では、図4に示すように、電極体2の一対の円弧状湾曲部27が上下に並ぶように蓄電素子1が配置されたときに、電極体2の下端と、絶縁部材6における電極体2の下方に位置する部位との間に隙間(空間)が設けられている。そして、この蓄電素子1では、ケース3内の電解液の液面63が電極体2の下端より下方に位置する量の電解液がケース3内に収容されている。ケース3は、電解液に耐性を有する金属によって形成される。本実施形態のケース3は、例えば、アルミニウム、又は、アルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料によって形成される。ケース3は、ステンレス鋼及びニッケル等の金属材料、又は、アルミニウムにナイロン等の樹脂を接着した複合材料等によって形成されてもよい。
前記電解液は、非水溶液系電解液である。電解液は、有機溶媒に電解質塩を溶解させることによって得られる。有機溶媒は、例えば、プロピレンカーボネート及びエチレンカーボネートなどの環状炭酸エステル類、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートなどの鎖状カーボネート類である。電解質塩は、LiClO、LiBF、及びLiPF等である。本実施形態の電解液は、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、及びエチルメチルカーボネートを、プロピレンカーボネート:ジメチルカーボネート:エチルメチルカーボネート=3:2:5の割合で調整した混合溶媒に、1mol/LのLiPFを溶解させたものである。
図1及び図2に戻って、ケース3は、ケース本体31の開口周縁部と、蓋板32の周縁部とを重ね合わせた状態で接合することによって形成される。また、ケース3は、ケース本体31と蓋板32とによって画定される内部空間33を有する。本実施形態では、ケース本体31の開口周縁部と蓋板32の周縁部とは、溶接によって接合される。
ケース本体31は、板状の閉塞部311であってケース3の内側を向く内面とケース3の外側を向く外面とを有する閉塞部311と、閉塞部311の周縁に接続される胴部312であって、閉塞部311の内面側に延び且つ該内面を包囲する筒状の胴部312とを備える。
閉塞部311は、開口が上を向くようにケース本体31が配置されたときに、ケース本体31の下端に位置する(即ち、前記開口が上を向いたときのケース本体31の底壁となる)部位である。閉塞部311は、該閉塞部311の法線方向視において、矩形状である。
以下では、図1に示すように、閉塞部311の長辺方向をX軸方向とし、閉塞部311の短辺方向をY軸方向とし、閉塞部311の法線方向をZ軸方向とする。
本実施形態の胴部312は、角筒形状を有する。詳しくは、胴部312は、偏平な角筒形状を有する。胴部312は、閉塞部311の周縁における長辺から延びる一対の長壁部313と、閉塞部311の周縁における短辺から延びる一対の短壁部314とを有する。即ち、一対の長壁部313は、Y軸方向に間隔(詳しくは、閉塞部311の周縁における短辺に相当する間隔)を空けて対向し、一対の短壁部314は、X軸方向に間隔(詳しくは、閉塞部311の周縁における長辺に相当する間隔)を空けて対向する。短壁部314が一対の長壁部313の対応(詳しくは、Y軸方向に対向)する端部同士をそれぞれ接続することによって、角筒状の胴部312が形成される。
蓋板32は、ケース本体31の開口を塞ぐ板状の部材である。具体的に、蓋板32は、ケース本体31の開口を塞ぐようにケース本体に当接する。開口周縁部と蓋板32とが重ねられた状態で、蓋板32とケース本体31との境界部が溶接される。これにより、ケース3が構成される。蓋板32は、Z軸方向視において、ケース本体31の開口周縁部に対応した輪郭形状を有する。即ち、蓋板32は、Z軸方向視において、X軸方向に長い矩形状の板材である。
ケース3には、電解液を注入するための注液孔が設けられる。注液孔は、ケース3の内部と外部とを連通する。本実施形態の注液孔は、蓋板32に設けられる。この注液孔は、注液栓326によって密閉される(塞がれる)。本実施形態の注液栓326は、溶接によってケース3(本実施形態の例では蓋板32)に固定される。
外部端子4は、他の蓄電素子の外部端子又は外部機器等と電気的に接続される部位である。外部端子4は、導電性を有する部材によって形成される。例えば、外部端子4は、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料、銅又は銅合金等の銅系金属材料等の溶接性の高い金属材料によって形成される。
集電体5は、ケース3内に配置され、電極体2と通電可能に直接又は間接に接続される。集電体5は、導電性を有する部材によって形成される。集電体5は、ケース3の内に配置され、電極体2と外部端子4とを導通可能に接続する。集電体5は、蓄電素子1の正極と負極とにそれぞれ配置される。具体的に、正極の集電体5は、電極体2の正極側の短壁部314に沿って配置される。また、負極の集電体5は、電極体2の負極側の短壁部314に沿って配置される。正極の集電体5と負極の集電体5とは、同じ、又は異なる材料によって形成される。具体的に、正極の集電体5は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金によって形成され、負極の集電体5は、例えば、銅又は銅合金によって形成される。
絶縁部材6は、ケース3(詳しくはケース本体31)と電極体2との間に配置される。本実施形態の絶縁部材6は、電極体2の外周面(即ち、セパレータ25)と接すると共に、ケース3(ケース本体31)の内面と接する。絶縁部材6は、絶縁性を有する部材によって形成され、ケース3と電極体2との間を絶縁する。絶縁部材6は、シート状の部材によって構成される。絶縁部材6は、例えば、ポリプロピレン、ポリフェニレンスルフィド等の樹脂によって形成される。本実施形態の絶縁部材6は、所定の形状に裁断された絶縁性を有するシート状の部材を折り曲げることによって袋状に形成された絶縁袋である。絶縁部材6とケース3との間に、電解液が浸入可能である。即ち、絶縁部材6とケース3とは、接着等されておらず、分離可能である。
絶縁部材6は、電解液を該絶縁部材6に伝わせてケース3内の電解液の液面より上昇させる。本実施形態の絶縁部材6は、電極体2の外周面と対向する内面(対向面)61であって、電解液との親和性を向上させる処理(以下、単に「表面処理」とも称する。)が施された内面61を有する。
前記表面処理とは、例えば、フレーム処理による官能基の付与、サンドブラスト処理による表面荒さの制御、及び親液性物質(無機粒子等)の付与である。かかる処理が内面61に施されることにより、電解液は、図4及び図5に示すように、内面61を伝って所定の範囲(上昇範囲)64内で上昇する。このとき、絶縁部材6の内面61と電極体2の外周面との接触領域の下端62が、絶縁部材6を伝った電解液の液面63からの上昇範囲64内に位置するように、絶縁部材6は、該絶縁部材6(本実施形態の例では内面61)を伝うように電解液を該電解液の液面63から上昇させる。尚、図4及び図5においては、説明の便宜上、電解液の上昇範囲64を誇張して示している。実際には、電解液の上昇範囲64の上端は、絶縁部材6と電極体2の外周面との接触領域の下端62より僅かに上側に位置している。
絶縁部材6の内面61を伝った電解液の液面63からの上昇範囲64は、絶縁部材6とケース3との間で上昇する電解液の液面63からの上昇範囲より大きい。この絶縁部材6とケース3との間での電解液の上昇とは、絶縁部材6の外面(ケース3の内面と対向する面)を伝って上昇する場合と、ケース3の内面を伝って上昇する場合と、絶縁部材6の外面とケース3の内面との間の僅かな隙間を毛細管現象等の表面張力に起因した現象によって上昇する場合等と、を含む。
また、絶縁部材6は、一対の円弧状湾曲部27が上下方向に並ぶようにケース3(蓄電素子1)が配置されたとき(図4参照)、及び巻回中心Cが上下方向を向くようにケース3(蓄電素子1)が配置されたとき(図5参照)に、絶縁部材6の内面61と電極体2の外周面との接触領域の下端62が、前記絶縁部材6の内面61を伝って上昇した電解液の液面63からの上昇範囲64内にそれぞれ位置するように構成される。
絶縁部材6は、シート状の部材を単に折り曲げて袋状に形成せずに、シート状の部材を例えば融着又は溶着して袋状に形成してもよい。絶縁部材6は、初めから袋状に形成してもよい。
本実施形態の蓄電素子1では、袋状の絶縁部材6に収容された状態の電極体2(詳しくは、電極体2及び集電体5)がケース3内に収容される。
以上の蓄電素子1によれば、ケース3内にある余剰の電解液が少なく、電極体2がケース3内の電解液に十分に漬かってなくても、電解液が絶縁部材6を伝って電極体2との接触領域まで上昇する。このため、該電解液が該絶縁部材6に接触している電極体2に供給される。その結果、ケース3に収容される電解液を少なくしても、必要な量の電解液が電極体2に供給される。
具体的に、本実施形態の蓄電素子1では、セパレータ25が、電極体2の最外周に位置して該電極体2の外周面を構成し、絶縁部材6が、電極体2の外周面と接している。このため、余剰な電解液(ケース3内に溜まっている電解液)が、絶縁部材6に接触しているセパレータ(詳しくは、電極体2の最外周に位置するセパレータ)25に供給されて該セパレータ25の全体に染みわたる。これにより、ケース3に収容される電解液を少なくしても、セパレータ25に必要な量の電解液が該セパレータ25に供給される。
蓄電素子1は、一対の円弧状湾曲部27が上下に並ぶ姿勢、又は巻回中心Cが上下方向を向く姿勢で配置される場合が多い。このため、本実施形態の蓄電素子1では、一対の円弧状湾曲部27が上下に並ぶように蓄電素子1(ケース3)が配置されたとき、及び巻回中心Cが上下方向を向くように蓄電素子1(ケース3)が配置されたときに、絶縁部材6の内面61と電極体2の外周面との接触領域の下端62が、絶縁部材6を伝って上昇した電解液の液面63からの上昇範囲64内に位置するように絶縁部材6が構成されている。これにより、本実施形態の蓄電素子1では、余剰の電解液が少ない状態でいずれの姿勢で配置されても、電解液がセパレータ25に好適に供給される。
また、本実施形態の蓄電素子1では、電解液の液面63が電極体2の下端より下方に位置する程度まで余剰な電解液(ケース3内に溜まっている電解液)を減らしても、電解液が絶縁部材6を伝って電極体2との接触領域まで上昇するため、セパレータ25に電解液を供給することができる。
本実施形態の絶縁部材6は、電極体2の外周面と対向する内面61であって、表面処理(電解液との親和性を向上させる処理)が施された内面61を有している。このため、絶縁部材6は、該絶縁部材6の内面61、若しくは該絶縁部材6の内面61を含む表層を伝って電解液を上昇させることができる。これにより、例えば、多孔質部材で構成される絶縁部材のような内部全体に染み渡るようにして電解液を上昇させる構成に比べ、余剰の電解液をより少なくすることができる。原理的に、電解液と絶縁部材6の濡れ性に依存し、濡れやすい(接触角が小さい)界面物性であればよく、電解液と絶縁部材6は、どのような組み合わせでもよい。尚、前記表面処理は、絶縁部材6の全面に施される必要はなく、蓄電素子1の設置方向を考慮して、上述の効果を奏するために必要な部分だけ施されてもよい。
また、本実施形態の蓄電素子1では、絶縁部材6の内面61を伝って上昇する電解液の液面63からの上昇範囲64が、絶縁部材6とケース3との間で上昇する電解液の液面63からの上昇範囲より大きい。このため、絶縁部材6とケース3との間に電解液が浸入可能であっても、前記間を上昇する電解液より、絶縁部材6の内面61を伝って上昇する電解液の方が多く、これにより、電解液をセパレータ25に効率よく供給することができる。
本実施形態の蓄電素子1では、絶縁部材6がケース3と分離可能な構成(本実施形態の例では絶縁袋)であるため、ケース3と分離不可能な絶縁部材に対して行う場合に比べて内面61への表面処理が容易になる。
尚、本発明の蓄電素子は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
上記実施形態の蓄電素子1では、巻回中心Cが左右方向を向くように蓄電素子1が配置されたときに、電極体2の下端(一方の円弧状湾曲部27)と絶縁部材6との間に隙間が形成されているが、この構成に限定されない。電極体2の前記一方の円弧状湾曲部27と絶縁部材6とが接していてもよい。この場合、ケース3内に余剰の電解液が入っていれば、巻回中心Cが左右を向くように蓄電素子1が配置されると、前記余剰の電解液と電極体2の外周面(セパレータ25)とが接しているため、該余剰の電解液は、セパレータ25に供給される。このため、絶縁部材6は、少なくとも、巻回中心Cが上下方向を向くように蓄電素子が配置されたときに絶縁部材6と電極体2の外周面との接触領域の下端が電解液の液面63からの上昇範囲64内に位置するように、構成(例えば、表面処理)されていればよい。
また、蓄電素子1が巻回中心Cが左右を向くように蓄電素子1が配置される場合には、絶縁部材6は、少なくとも、巻回中心Cが左右方向を向くように蓄電素子が配置されたときに絶縁部材6と電極体2の外周面との接触領域の下端が電解液の液面63からの上昇範囲64内に位置するように、構成(例えば、表面処理)されていればよい。
また、上記実施形態の蓄電素子1では、ケース3と絶縁部材6とが別体(分離可能)であるが、この構成に限定されない。例えば、絶縁部材6として絶縁層がケース3の内面に設けられてもよい、即ち、ケース3と絶縁部材6とが一体に形成されてもよい。
また、上記実施形態の蓄電素子1では、絶縁部材6が、内面61を伝って電解液を上昇させる構成であるが、この構成に限定されない。例えば、絶縁部材6は、多孔質材料によって構成されてもよい。この場合、絶縁部材6に表明処理等を施すことなく、絶縁部材6に伝わせて電解液を上昇させることができる。即ち、電解液が絶縁部材6全体に染み渡るように、電解液が液面63より上昇する。但し、電極体2とケース3との絶縁を図るために、多孔質材料としては、電極体2からケース3まで貫通する孔がない若しくは少ないものが好ましい。
また、上記実施形態の蓄電素子1における電極体2は、電極とセパレータ25とが重ね合わされた状態で巻回された、いわゆる巻回型であるが、この構成に限定されない。電極体2は、例えば、枚葉状の電極(正極23、負極24)と、セパレータ25とが積層された積層型であってもよい。
また、上記実施形態においては、蓄電素子が充放電可能な非水電解質二次電池(例えばリチウムイオン二次電池)として用いられる場合について説明したが、蓄電素子の種類や大きさ(容量)は任意である。また、上記実施形態において、蓄電素子の一例として、リチウムイオン二次電池について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本発明は、種々の二次電池、その他、一次電池や、電気二重層キャパシタ等のキャパシタの蓄電素子にも適用可能である。
蓄電素子(例えば電池)は、図6に示すような蓄電装置(蓄電素子が電池の場合は電池モジュール)11に用いられてもよい。蓄電装置11は、少なくとも二つの蓄電素子1と、二つの(異なる)蓄電素子1同士を電気的に接続するバスバ部材12と、を有する。この場合、本発明の技術が少なくとも一つの蓄電素子1に適用されていればよい。
1…蓄電素子、2…電極体、21…巻芯、22…積層体、23…正極、231…非被覆部、232…被覆部、24…負極、241…非被覆部、242…被覆部、25…セパレータ、26…非被覆積層部、27…円弧状湾曲部、28…直線部、3…ケース、31…ケース本体、311…閉塞部、312…胴部、313…長壁部、314…短壁部、32…蓋板、326…注液栓、33…内部空間、4…外部端子、5…集電体、6…絶縁部材、61…内面、62…絶縁部材と電極体の外周面との接触領域の下端、63…電解液の液面、64…電解液の上昇範囲、12…バスバ部材、C…巻回中心、C…曲率中心

Claims (5)

  1. 電極とセパレータとが巻回されることにより構成される電極体と、
    前記電極体を収容するケースと、
    前記電極体と共に前記ケースに収容される電解液と、
    前記電極体と前記ケースとの間に配置されて前記電極体の外周面と接する絶縁部材と、を備え、
    前記電極体は、巻回中心方向視において扁平な長円形状であり、前記巻回中心と同方向に延びる曲率中心を有する一対の円弧状湾曲部を有し、
    前記セパレータは、前記電極体の最外周に位置して該電極体の外周面を構成し、
    前記絶縁部材は、前記電極体を収容した状態で前記ケース内に収容される袋状であり、前記一対の円弧状湾曲部が上下に並ぶような姿勢で前記ケースが配置され又は前記巻回中心が上下方向を向くような姿勢で前記ケースが配置され、且つ、該絶縁部材と前記外周面を構成するセパレータとの接触領域の下端より前記ケース内の電解液の液面が下方に位置したときに、該電解液を該絶縁部材に伝わせて前記液面より上昇させることにより前記電解液を前記セパレータに供給可能である、蓄電素子。
  2. 前記絶縁部材は、前記電極体の外周面と接すると共に前記ケースの内面と接する、請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記絶縁部材は、所定の形状に裁断された絶縁性を有するシート状の部材が折り曲げられたことにより袋状に形成されている、請求項1又は2に記載の蓄電素子。
  4. 前記袋状の絶縁部材は、前記電極体の外周面と対向する面を有し、
    前記面の少なくとも一部は、前記電解液との親和性を向上させる処理を施されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記絶縁部材と前記ケースとの間に前記電解液が浸入可能に構成され、
    前記絶縁部材の前記面には、該面に沿って上昇する電解液の液面からの上昇範囲が前記絶縁部材と前記ケースとの間で上昇する電解液の液面からの上昇範囲より大きくなるような前記処理が施されている、請求項に記載の蓄電素子。
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