JP6653641B2 - 感光性材料の収納箱 - Google Patents
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Description
本実施形態の収納箱10は、厚紙や段ボール等の紙製とされており、例えば医療用や工業用のレントゲンフイルム等の感光性材料Kを収納する用途に用いられる。なお、感光性材料Kは、収納箱10に直接収納されていてもよく、また、感光や湿度等の影響をより低減するために、遮光性や防湿性等を有する保護袋に包装された状態で収納箱10に収納されていてもよい。
中箱12は、図3に示すように、1枚の平面状のブランク20で構成されている。具体的には、ブランク20は、長方形形状の第1胴面22A及び第2胴面22Bと、第1胴面22A、第2胴面22Bの長辺に沿って形成された3つの長方形形状の側面24A、24B、24Cと、第1胴面22Aの短辺に沿ってそれぞれ形成された長方形形状の上面26A及び下面26Bと、を有している。
図5〜図7に外箱本体16の構成を示す。なお、図5〜図7では、図中における上方向が外箱本体16における下方向、図中における下方向が外箱本体16における上方向となる。
蓋部材18は、図8に示すように、1枚の平面状のブランク50で構成されている。具体的には、ブランク50は、長方形形状の第1胴面52A及び第2胴面52Bと、第1胴面52A、第2胴面52Bの長辺に沿って形成された2つの長方形形状の側面54A、54B及び圧着代56と、を有している。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
なお、本開示について実施形態の一例を説明したが、本開示はかかる実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
実施例1では、上記実施形態と同様の構成の収納箱を形成した。具体的には、中箱に接着部分がなく、上胴面フラップの垂下長さが30mmとされ、上側面フラップの側端部が傾斜し、下側面フラップが中箱の側面の幅と略同じ幅(直線状)とされている。また、外箱本体及び蓋部材の第2構成片の先端部がそれぞれ円弧形状とされており、蓋部材に指掛部としての貫通孔が形成されている。
実施例2では、外箱本体及び蓋部材の第2構成片の先端部の形状が直線形状とされた収納箱を形成した。なお、実施例2において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例2の収納箱では、遮光性及び取扱性は実施例1と同様の結果となったが、収納箱を手組みするのに3分以上かかった。
実施例3では、上胴面フラップの垂下長さが10mmとされた収納箱を形成した。なお、実施例3において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例3の収納箱では、手組性及び取扱性は実施例1と同様の結果となったが、20mm以内のかぶり部分が生じた。
実施例4では、上側面フラップが中箱の側面の幅と略同じ幅(直線状)とされた収納箱を形成した。なお、実施例4において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例2の収納箱では、遮光性及び取扱性は実施例1と同様の結果となったが、実施例1と比較して、蓋部材を取外すのに手間がかかった。
実施例5では、上胴面フラップの垂下長さが蓋部材の高さより大きくされた収納箱を形成した。なお、実施例5において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例5の収納箱では、遮光性及び取扱性は実施例1と同様の結果となったが、実施例1と比較して、上胴面フラップが長いため蓋部材を取外すのに手間がかかった。
実施例6では、外箱本体側のみ第2構成片の先端部の形状が直線形状とされた収納箱を形成した。なお、実施例6において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例6の収納箱では、遮光性及び取扱性は実施例1と同様の結果となったが、収納箱を手組みするのに2分以上かかった。
実施例7では、下側面フラップの側端部が上側面フラップのように傾斜された収納箱を形成した。なお、実施例7において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例7の収納箱では、遮光性及び手組性は実施例1と同様の結果となったが、蓋部材を取外す際に外箱本体側が中箱から抜けてしまい、実施例1と比較して、蓋部材を取外すのに手間がかかった。
実施例8では、蓋部材に指掛部が形成されていない収納箱を形成した。なお、実施例8において、その他の条件は実施例1と同一の条件とした。図5からも分かるように、実施例8の収納箱では、遮光性及び手組性は実施例1と同様の結果となったが、実施例1と比較して、蓋部材を取外すのに手間がかかった。
比較例1では、中箱、外箱本体、及び蓋部材が立体形状の箱状に組立てられ、接着剤等によって圧着固定されている従来の収納箱を形成した。図5からも分かるように、比較例1の収納箱では、20mm以内のかぶり部分が生じ、かつ、感光性材料をスムーズに収納箱から取出すことができなかった。また、収納箱が予め接着剤等によって固定されて箱状に形成されているため、手組みが不可能であった。
12 中箱
14 外箱
16 外箱本体
16A 下面
18 蓋部材
18A 上面
20 ブランク
22A 第1胴面
22B 第2胴面
24A、24B、24C 側面
26A 上面
26B 下面
28 上側面フラップ
28A 基端部
28B 先端部
28C 側端部
30 上胴面フラップ
30A 基端部
30B 先端部
32 下側面フラップ
32A 基端部
34 下胴面フラップ
34A 基端部
36 ブランク
38A 第1胴面
38B 第2胴面
40A、40B 側面
42 圧着代
44 第1構成片
44A 基端部
44B 先端部
44C 係止突起
46 第2構成片
46A 基端部
46B 先端部
48 第3構成片
48A 基端部
50 ブランク
52A 第1胴面
52B 第2胴面
54A、54B 側面
56 圧着代
58 貫通孔
60 第1構成片
60A 基端部
60B 先端部
60C 係止突起
62 第2構成片
62A 基端部
62B 先端部
64 第3構成片
64A 基端部
K 感光性材料
Claims (8)
- 平面状のブランクを圧着せずに組立てることにより平面展開可能に構成された中箱と、
前記中箱の下端部側に嵌合される外箱本体と、前記外箱本体より高さが低く、前記中箱の上端部側に嵌合される蓋部材と、によって構成され、前記中箱の外面を覆う外箱と、
前記中箱の上面に設けられ、前記中箱の側面及び胴面の少なくとも一方の外側に配置され、前記中箱の前記側面及び前記胴面の少なくとも一方と前記上面との隙間を覆うことで隙間から前記中箱内に光が入ることを抑制するフラップと、
を備える感光性材料の収納箱。 - 前記外箱本体及び前記蓋部材は、それぞれ折畳み可能に構成されている、請求項1に記載の感光性材料の収納箱。
- 前記外箱本体の下面及び前記蓋部材の上面の少なくとも一方は、前記外箱本体及び前記蓋部材の少なくとも一方の第1胴面に基端部が一体的に接続された第1構成片と、前記第1胴面に対向する第2胴面に基端部が一体的に接続され、前記第1構成片の先端部に形成された一対の係止突起の間に先端部が差込まれる第2構成片と、を有しており、
前記第2構成片の前記先端部は円弧形状とされている、
請求項2に記載の感光性材料の収納箱。 - 前記フラップは、前記中箱の前記胴面の外側に配置され、前記中箱の前記胴面と前記上面との隙間を覆う胴面フラップであり、
前記胴面フラップの前記上面からの垂下長さは、20mm以上かつ前記蓋部材の高さ以下とされている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の感光性材料の収納箱。 - 前記フラップは、前記中箱の前記側面の外側に配置され、前記中箱の前記側面と前記上面との隙間を覆う上側面フラップであり、
前記上側面フラップは、先端部の幅が前記中箱の前記上面に一体的に接続する基端部の幅より小さくされており、
前記上側面フラップの前記上面からの垂下長さは、前記蓋部材の高さ以下とされている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の感光性材料の収納箱。 - 前記中箱の下面には、前記中箱の前記側面の外側に配置され、前記中箱の前記側面と前記下面との隙間を覆う下側面フラップが設けられており、
前記下側面フラップは、前記中箱の前記側面の幅と同じ幅とされている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の感光性材料の収納箱。 - 前記蓋部材の第1胴面、及び前記第1胴面に対向する第2胴面には、指掛かりとなる指掛部がそれぞれ形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の感光性材料の収納箱。
- 前記指掛部は貫通孔である、請求項7に記載の感光性材料の収納箱。
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