JP6833272B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、前板と左側板と右側板と背板とで囲まれる角筒形に形成されかつ上開口から商品が出し入れされる構成の包装箱に関する。
一般に、ストレートタッグカートンと呼ばれる包装箱は、角筒形に形成されており、その背板には、上開口を閉塞するための蓋が設けられている(例えば特許文献1参照)。
前記蓋は、前記上開口とほぼ同一大きさに形成されていて、その前端には、差込部が設けられている。
そして、前記蓋を閉じる場合には、当該蓋を倒して前記上開口を覆う状態にしてから、差込部を上開口に差し入れることにより、前記蓋を上開口に引っ掛けて、前記蓋が開きにくくなる。
ところで、前記のような包装箱内に商品を収納した状態において、前記商品の高さが前記包装箱の内部空間の高さよりも小さい場合には、前記商品の上部から前記包装箱の蓋までの間に空間ができてしまい、当該包装箱内で前記商品ががたつくことがある。
近年では、前記商品の上部に商品名称や説明文を記載したシートが貼着されることがある。このシートは、ポップ(Point of Purchase)シートまたはポップラベルと呼ばれるものであって、前記商品の上部から上向きに突き出した状態にされる。
このようなシート付き商品の場合には、前記シートが上向きに突き出している関係より、前記包装箱の内部空間の高さを前記商品そのものの高さよりも大きく設定する必要がある。そのため、前記包装箱の蓋から前記商品の上部までの間に空間ができてしまうために、当該包装箱内で前記商品ががたつくことが懸念される。
例えば特許文献2の包装箱は、角筒形に形成されており、その背板に外蓋を連接するとともに、前板に内蓋と抑え部材とを連接し、前記内蓋と抑え部材とで、前記包装箱と前記商品との間の空間を埋めるようにすることにより、前記商品のがたつきを防ぐようにしている。
しかしながら、上記特許文献2に示される包装箱は、前記商品のがたつきを防ぐことができるものの、前記のようなシート付の商品を前記包装箱に収納するような場合には、前記内蓋および抑え部材を倒したときに、それらが前記シートを折り曲げたり、圧迫して変形させたりすることが懸念される。
たとえば特許文献3に示される包装箱は、角筒形の収容部の上開口に内向きに倒されることにより商品の上面を押さえる押さえ部を設け、前記のようなシートの折れ曲がりや変形を防ぐように構成している。
実用新案登録第2500563号公報 特開2014−213882号公報 特開2014−213909号公報
上記特許文献3に示される包装箱は、前記シートの折れ曲がりや変形を防ぐことができるものの、前記収容部の背板の上に連接されるカバー部を前下向きに折り畳むことにより前記収容部の上開口を覆い隠すようにしたうえで、前記カバー部の差し込み片を前記収容部の前板の上辺寄りに設けた差し込み口に差し込むことにより前記カバー部が簡単に開かないようにしている。
このように、前記収容部の上開口を前記カバー部で覆う形態にしているので、当該カバー部の開き防止のための前記差し込み片や前記差し込み口が必要になっており、そのため、包装箱の製造コストが嵩むことが懸念される。ここに改良の余地がある。
このような事情に鑑み、本発明は、製造コストの抑制を図りながらも、収納する商品のがたつきを防止可能とするとともに、前記シート付の商品を収納する場合に前記シートの変形を防止可能とすることを目的としている。なお、本明細書でいう「製造コスト」とは、「包装箱自体の原料コスト」と、「包装箱に商品を収納し組み立てる(梱包する)コスト、所謂、組み立て作業コスト」との両方を含むことを意味している。
本発明は、前板と左側板と右側板と背板とで囲まれる角筒形に形成されかつ上開口から商品が出し入れされる構成の包装箱であって、前記前板の上側部位と、前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが、内向きに倒されることによって前記上開口を覆うことが可能となるように形成されており、前記背板の上辺には、当該背板の内面に対向する位置まで内向きに折り畳むことが可能なロック板が上向きに突き出すように連接されており、前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態では、当該前板の上辺と前記背板の内面との間に隙間が設けられるように設定されており、前記前板の下辺から前記倒れの起点位置までの高さが、収納対象となる商品の高さと同じまたは近似値に設定されており、前記ロック板の先端辺の幅方向の中間部位には、前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態においてさらに前記ロック板が折り畳まれた状態において、前記倒された状態の前記前板の外面に重ね合わされるように当接される押さえ片が設けられており、前記ロック板の先端辺において前記押さえ片の左右両側には、前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態においてさらに前記ロック板が折り畳まれた状態において、前記隙間に入り込んで前記倒された状態の前記前板の上辺に引っ掛けられる係止片が設けられている、ことを特徴としている。
この構成において、前記前板の下辺から前記倒れ起点までの高さを、収納対象となる商品の高さと同じに設定した場合には、前記倒された状態の前板の内面が前記商品の上端に当接する状態になる。これにより、前記商品ががたつきにくくなるとともに、飛び出しにくくなる。
また、前記のように前板の上側部位と左側板および右側板の各上側部位の一部とを倒した状態において、前記ロック板を折り畳むと、当該ロック板の押さえ片が既に倒されている前記前板の外面を上から押さえつけるようになるとともに、前記係止片が前記隙間内に入り込んで前記前板の上辺に引っ掛けられるようになる。
これにより、前記前板の上側部位と前記左側板および前記右側板の各上側部位の一部とが元の姿勢に戻りにくくなるので、前記商品のがたつきと飛び出しを防ぐ効果が増すようになる。しかも、例えば前記包装箱が上下逆さまにされたときでも、前記前板の上側部位と前記左側板および前記右側板の各上側部位の一部とが元の姿勢に戻りにくくなるので、商品の保持性が向上する。
ところで、前記包装箱に収納する商品として、当該商品の上部に、商品名称や説明文を記載したシートが貼着されたものがあるが、このようなシートは前記商品の上部から上向きに突き出した状態になっているので、前記シート付の商品を前記包装箱に収納するにあたっては、前記シートを前記背板側に沿わせるように配置する形態で前記商品を前記包装箱内に収納すれば、前記前板の上側部位と前記左側板および前記右側板の各上側部位の一部とを倒したときに、前記シートが前記隙間内に配置されることになって、前記シートに前記前板が干渉しなくなる。
このように、前記シート付の商品を前記包装箱に収納した場合であっても、前記シートが従来例で説明したように折り曲げられたり、変形されたりすることが防止される。
さらに、本発明の包装箱では、上記特許文献3のようなカバー部ならびに当該カバー部の固定手段(差し込み片および差し込み口)を採用していないので、製造コストの上昇を抑制することが可能になる。
ところで、前記前板の下辺から前記倒れの起点位置までの高さが、収納対象となる商品の高さと同じまたは近似値に設定されている。
なお、前記近似値とは、前記商品の高さよりも僅かに小さい値や、前記商品の高さよりも僅かに大きい値も含むことを意味している。
ここでは、前記のように前記前板の上側部位と前記左側板および前記右側板の各上側部位の一部とを倒したときに、当該前板を前記商品の上面に当接または若干のクリアランスを介して対向させるための構成を特定している。
また、前記前板の上辺から下側に所定間隔離れた位置には、左右方向に沿う折り目が設けられており、前記左側板および前記右側板の各上側部位には、前記前板の折り目の左端および右端から前記背板側へ向けて斜め上向きに延びる傾斜折り目が設けられており、前記前板の上辺から前記折り目までの距離は、前記前板の内面から前記背板の内面までの間隔よりも小さく設定されている、構成とすることができる。
ここでは、前記前板の上側部位と前記左側板および前記右側板の各上側部位の一部とを倒す際に、倒し易くするための折り目を設けるとともに、例えばシート付き商品を収納する際に、前記シートに前記前板の上辺を干渉させないようにするための隙間が存在することを明確にしている。
また、前記背板は、前記前板の上辺よりも上に張り出す大きさに設定されており、前記左側板および前記右側板の各上側部位において前記背板寄りには、それぞれ前記前板の上辺よりも上に張り出して前記背板と連接される張り出し部が設けられている、構成とすることができる。
この構成では、前記背板において前記前板よりも上に張り出す部位と、前記左側板および前記右側板の各張り出し部とによって、前記包装箱の上開口における前記背板側の剛性が向上するようになる。
これにより、前記包装箱の上開口が、ストレートタッグカートンと呼ばれる包装箱のように蓋で完全に閉塞されていなくても、前記包装箱の上開口付近に外力が付加されたときに変形しにくくなる。
本発明に係る包装箱は、製造コストの抑制を図りながらも、収納する商品のがたつきを防止することが可能になるとともに、シート付の商品を収納する場合に前記シートの変形を防止することが可能になる。
また、本発明に係る包装箱は、該包装箱中に商品を収納し組み立てる(梱包する)作業工程が少なく極めて容易に行えることから、従来の作業工程が多い包装箱と対比して作業効率が格段に優れる。
本発明に係る包装箱の一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1の包装箱に商品を入れて前板を内向きに倒した状態を示す斜視図である。 図2の状態からロック板を倒してロックした状態を示す斜視図である。 図3の状態を上から見た図である。 図1の包装箱の底部を示す図である。 図1の包装箱を平面展開した図である。 図1の状態の包装箱の側面図である。 図2の状態の包装箱の側面図である。 図8の状態からロック板を倒す途中の状態を示す側面図である。 図3の状態の包装箱の側面図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図10に、本発明の一実施形態を示している。図中、1は商品、2は包装箱を示している。
商品1は、例えば縦長円柱形であって、円筒形の容器1aの上部に有底円筒形の蓋1bが開閉可能に装着された構成になっている。この商品1の形状については、特に限定されるものではなく、例えばチューブ形状や、断面が三角形、四角形、五角形の容器など、任意とすることができる。
この商品1には、商品名称や説明文を記載したシート1cが貼着されている。このシート1cは、公知のポップ(Point of Purchase)シートまたはポップラベルと呼ばれるものであって、その下側部分が商品1の外周面に貼着されて、上側部分が商品1の上部から上向きに突き出した状態にされるように使用される。
包装箱2は、前板3と左側板4と右側板5と背板6とで囲まれる角筒形に形成されており、その上開口7から商品1が出し入れされるようになっている。
具体的に、包装箱2は、1枚の板紙(コートボール)100を図6に示すように所定形状に打ち抜いてから、第1〜第4折り曲げ線102〜105で折り曲げるとともに、左側板4に連接される貼着片101を背板6に適宜の接着剤で貼着することにより、組み立てられる。
この包装箱2の下開口(図示、符号省略)は、前側底面板8と背側底面板9と左フラップ10と右フラップ11とを第5〜第8折り曲げ線106〜109で折り曲げるとともに前側底面板8と背側底面板9との各一部を重ね合わせることにより閉塞されるようになっている。
また、前板3の上側部位と、左側板4および右側板5の各上側部位の一部とが、内向きに倒されることによって、上開口7を覆うことが可能となるように形成されている。
具体的に、前板3は、平面視で矩形に形成されており、前板3の上辺から下側に所定間隔離れた位置には、左右方向に沿う折り目3aが設けられている。
前板3の上辺から折り目3aまでの長さ21は、図4に示すように、前板3の内面から背板6の内面までの間隔22よりも小さく設定されている。これにより、前板3の上側部位と左側板4および右側板5の各上側部位の一部とを倒したときには、図4および図8に示すように、前板3の上辺と背板6の内面との間に隙間12が設けられるようになる。また、前板3の下辺から折り目(倒れの起点位置に相当)までの高さ23は、収納対象となる商品1の高さ25と同じまたは近似値に設定されている。
背板6は、前板3の上辺よりも上に張り出す大きさに設定されている。この実施形態では、背板6の高さ24は、シート付き商品1の容器1aの底面からシート1cの上端までの寸法(全長寸法と言う)と同じかまたは僅かに大きく設定されている。
左側板4および右側板5の各上側部位には、前板3の折り目3aの左端および右端から背板6側へ向けて斜め上向きに延びる傾斜折り目4a,5aが設けられている。
左側板4および右側板5の各上側部位において背板6寄りには、前板3の上辺よりも上に張り出して背板6と連接される張り出し部4b,5bが設けられている。このような張り出し部4b,5bを設けていれば、包装箱2の上開口7における背板6側の剛性が向上するようになるので、包装箱2の上開口7が、ストレートタッグカートンと呼ばれる包装箱のように蓋で完全に閉塞されていなくても、包装箱2の上開口7付近に外力が付加されたときに変形しにくくなる。
また、背板6の上辺には、当該背板6の内面に対向する位置まで内向きに折り畳むことが可能なロック板6aが上向きに突き出すように連接されている。
このロック板6aの先端辺には、押さえ片6bと、係止片6c,6dとが設けられている。押さえ片6bは、ロック板6aの先端辺の幅方向(左右方向)の中間部位に設けられている。係止片6c,6dは、ロック板6aの先端辺において、押さえ片6bの左右両側に設けられている。
なお、前板3と左側板4および右側板5の各一部とが倒された状態においてさらにロック板6aが折り畳まれた状態において、既に倒された状態の前板3の外面に押さえ片6bが当接することで折り曲げられてから、係止片6c,6dが隙間12に入り込んで既に倒された状態の前板3の上辺に引っ掛けられるようになる。
次に、包装箱2に商品1を収納してから、包装箱2の上開口7を閉塞する際の手順を説明する。
まず、包装箱2内にシート付の商品1を収納するにあたっては、シート1cを背板6側に配置するような形態にする。
この後、前板3の上側部位と左側板4および右側板5の各上側部位の一部とを、図2および図8に示すように、内向きに倒す。
このとき、前板3と左側板4および右側板5との連接部位である角部の上側部位をそれぞれ逆向きに凹ませるように押し込むと、前板3が略90度内向きに倒される一方で、左側板4および右側板5において各傾斜折り目4a,5aより各上側部位が略180度内向きに折り畳まれることになって、当該各上側部位の内面が左側板4および右側板5において各傾斜折り目4a,5aよりも各下側部位の内面に当接または僅かなクリアランスを介して対向させられるようになる。
このような状態にすると、図2に示されているように、倒された前板3の内面が商品1の上面に当接または適宜のクリアランスを介して対向する状態になる。これにより、商品1ががたつきにくくなるとともに、飛び出しにくくなる。
しかも、シート1cが隙間12内に配置されることになって、前板3がシート1cに干渉しなくなる。これにより、シート1cが従来例で説明したように折り曲げられたり、変形されたりすることが防止されるようになる。
この後、図3および図10に示すように折り畳み線6eを山折りすることによりロック板6aを略180度折り畳むと、当該ロック板6aの押さえ片6bが折り曲げられることになって前板3の外面を上から押さえつけるようになるとともに、係止片6c,6dが隙間12内に入り込んで前板3の上辺に引っ掛けられるようになる。これにより、商品1のがたつきと飛び出しを防ぐ効果が増すようになる。
このロック板6aを折り畳む過程では、図9に示すように、押さえ片6bが、既に倒されている前板3の外面に押し付けられることによって折り曲げ線6fが徐々に谷折りされるようになる。このように押さえ片6bは自然に略90度折り曲げられるようになっている。
これにより、前板3の上側部位と左側板4および右側板5の各上側部位の一部とが元の姿勢に戻りにくくなるので、商品1のがたつきと飛び出しとを防ぐ効果が増すようになる。しかも、例えば包装箱2が上下逆さまにされたときでも、前板3の上側部位と左側板4および右側板5の各上側部位の一部とが元の姿勢に戻りにくくなるので、商品1の保持性が向上する。
このように、前板3に折り目3aを設けるとともに左側板4および右側板5に各傾斜折り目4a,5aを設けたうえで、前記したように前板3と左側板4および右側板5との連接部位である角部の上側部位を押し込み操作すれば、前板3の上側部位と左側板4および右側板5の各上側部位の一部とを、比較的小さな力でもって内向きに倒すことが可能になる。
以上説明したように、本発明を適用した実施形態の包装箱2によれば、収納する商品1のがたつきを防止することが可能になるとともに、シート1c付の商品1を収納する場合にシート1cの変形を防止することが可能になる。
また、この実施形態の包装箱2は、上述したように包装箱2中に商品1を収納して組み立てる(梱包する)作業工程が少なく極めて容易に行えることから、従来の作業工程が多い包装箱と対比して作業効率が格段に優れるなど、製造コストの上昇を抑制することが可能になる。
さらに、この実施形態の包装箱2では、上記特許文献3のようなカバー部ならびに当該カバー部の固定手段(差し込み片および差し込み口)を採用していないので、この点からも製造コストの上昇を抑制することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
(1)上記実施形態では、ロック板6aを背板6の幅方向中間部位に設けた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではない。図示していないが、例えばロック板6aを背板6の幅方向いずれか一方に片寄せて設けることが可能である。
(2)上記実施形態では、包装箱2を長方形の角筒形にした例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、包装箱2を例えば正方形の角筒形にすることも可能である。
(3)上記実施形態では、包装箱2に、シート1c(ポップシート)を商品1の外周面に貼着した形態のものを入れた例を挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば厚紙台紙に商品が保持されている形態のもの、商品が保管された商品箱自体に上向けに突き出しているポップシート(またはポップラベル)を有している形態のもの、などにも応用可能である。
本発明は、前板と左側板と右側板と背板とで囲まれる角筒形に形成されかつ上開口から商品が出し入れされる構成の包装箱に好適に利用することが可能である。
1 商品
1a 容器
1b 蓋
1c シート
2 包装箱
3 前板
3a 折り目(倒れの起点位置に相当)
4 左側板
4a 傾斜折り目
4b 張り出し部
5 右側板
5a 傾斜折り目
5b 張り出し部
6 背板
6a ロック板
6b 押さえ片
6c,6d 係止片
6e 折り畳み線
6f 折り曲げ線
7 上開口
8 前側底面板
9 背側底面板
10 左フラップ
11 右フラップ
12 隙間
21 前板3の上辺から折り目3aまでの長さ
22 前板3の内面から背板6の内面までの間隔
23 前板3の下辺から折り目までの高さ
24 背板6の高さ
25 商品1の高さ
100 板紙
101 貼着片

Claims (3)

  1. 前板と左側板と右側板と背板とで囲まれる角筒形に形成されかつ上開口から商品が出し入れされる構成の包装箱であって、
    前記前板の上側部位と、前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが、内向きに倒されることによって前記上開口を覆うことが可能となるように形成されており、
    前記背板の上辺には、当該背板の内面に対向する位置まで内向きに折り畳むことが可能なロック板が上向きに突き出すように連接されており、
    前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態では、当該前板の上辺と前記背板の内面との間に隙間が設けられるように設定されており、
    前記前板の下辺から前記倒れの起点位置までの高さが、収納対象となる商品の高さと同じまたは近似値に設定されており、
    前記ロック板の先端辺の幅方向の中間部位には、前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態においてさらに前記ロック板が折り畳まれた状態において、前記倒された状態の前記前板の外面に重ね合わされるように当接される押さえ片が設けられており、
    前記ロック板の先端辺において前記押さえ片の左右両側には、前記前板の上側部位と前記左側板および右側板の各上側部位の一部とが倒された状態においてさらに前記ロック板が折り畳まれた状態において、前記隙間に入り込んで前記倒された状態の前記前板の上辺に引っ掛けられる係止片が設けられている、ことを特徴とする包装箱。
  2. 請求項1に記載の包装箱において、
    前記前板の上辺から下側に所定間隔離れた位置には、左右方向に沿う折り目が設けられており、
    前記左側板および前記右側板の各上側部位には、前記前板の折り目の左端および右端から前記背板側へ向けて斜め上向きに延びる傾斜折り目が設けられており、
    前記前板の上辺から前記折り目までの距離は、前記前板の内面から前記背板の内面までの間隔よりも小さく設定されている、ことを特徴とする包装箱。
  3. 請求項1または2に記載の包装箱において、
    前記背板は、前記前板の上辺よりも上に張り出す大きさに設定されており、
    前記左側板および前記右側板の各上側部位において前記背板寄りには、それぞれ前記前板の上辺よりも上に張り出して前記背板と連接される張り出し部が設けられている、ことを特徴とする包装箱。
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