JPH09267821A - 包装用部材 - Google Patents

包装用部材

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JPH09267821A
JPH09267821A JP10446196A JP10446196A JPH09267821A JP H09267821 A JPH09267821 A JP H09267821A JP 10446196 A JP10446196 A JP 10446196A JP 10446196 A JP10446196 A JP 10446196A JP H09267821 A JPH09267821 A JP H09267821A
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JP
Japan
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piece
edge
fold line
packaging member
base piece
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JP10446196A
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English (en)
Inventor
Teruo Hara
輝夫 原
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ITAMI SHIGYO KK
Original Assignee
ITAMI SHIGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装用箱の蓋や箱本体について、コストの低
減、エコロジーへの対応を実現する。 【解決手段】 本願発明に係る包装用部材は、少なくと
も2つの側片2,2(2s,2t)が、その左右何れか
一方の側縁20aが隣合う側片2の側縁20aと分離さ
れ、左右何れか他方の側縁20bが隣合う側片2の側縁
20cと接続されている。互いに接続された側縁20
b,20cと基体片1とがなす頂点21bから、傾斜折
り目線4が形成されている。これにより、糊等接着剤や
これを貼付する糊代片の数を低減し、又廃棄時に潰しや
すくなった。更に、分離している両側片2,2の側縁
と、側片の先端辺とがなすコーナーに、アールを付ける
等の装飾を施すことが可能となり、包装用部材の装飾性
を著しく向上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、包装用部材に関
する。
【0002】
【従来の技術】厚紙等のシート状体にて形成された箱の
蓋或いは箱本体をなす包装用部材として、図5に見られ
るものがある。これは箱の蓋であり、使用されていると
きと上下逆様の状態にして眺めたものである。この蓋
は、矩形の基体片1と、基体片1の各辺から延設された
4つの側片2,2,2,2,とを備える。各側片2,
2,2,2は、基体片1の裏面11に対して略垂直とな
るように延設され表面が蓋の側面となっており、隣合う
側片2,2間は、全て一体となって4つの角c,c,
c,cが形成されている。そして、各側片2,2,2,
2は、上記各辺を折り目10,10,10,10として
基体片1裏面11側に折り畳まれ、包装用部材が使用さ
れていないときの嵩が低くなるように工夫されている。
上記隣合う側片2,2間を一体とするための構成につい
て説明すると、展開図である図6に描かれているよう
に、隣合う側片2,2間にあって、側片2,2の一方の
側縁20には、他方の側片2の裏面の一部に重なる糊代
部3が延設されている。
【0003】この糊代部3は、上記側片2の側縁20を
底辺とする鋭角三角形であり、隣の側片2の裏面に糊付
けされる。糊代部3が糊付けされた側片2は、前述の通
り各側片2,2,2,2が基体片1裏面11側に折り畳
まれた際、糊代部3が糊付けされた部位が隣の側片2の
裏面側と重なるように、自身の表面側へ谷折りとなる傾
斜折り目4を備える。この傾斜折り目4は、糊代部3を
備える側片2と糊代部3が糊付けされる側片2との間に
位置する、矩形の基体片1の一頂点21から、糊代部3
が糊付けされる側片2の先端辺22に向けて上記糊付け
部位を避けて伸びる。略三角形の糊代部3の底辺を除く
二つの辺30,31のうち、上記傾斜折り目4に近い方
の辺31には、傾斜折り目4を越えて側片2の裏面に沿
って伸びる補強用舌片5が延設されたものである(上記
三角形の底辺は側片2の側縁20或いはこの側縁20の
一部である。又、以下この三角形の上記辺30は外縁3
0と、上記辺31は境界線31という)。この補強用舌
片5の側片2裏面に沿う面は糊付けがなされず、傾斜折
り目4が折られた際は、上記側片2の裏面から離れ、傾
斜折り目4と共に折り曲げられないものである。補強用
舌片5は、折り畳まれた際は、不要なものとして、糊代
部3が延設されている側片2と、基体片1裏面11との
間に挟まれるものであるが、図5へ示す通り、包装用部
材を使用可能なよう側片2,2,2,2を基体片1から
起こした際に、側片2,2,2,2が基体片1の外側に
必要以上に開くことを防止して、側片2の自立を補助す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以下の問題が
あった。 (i)省コスト、省資源や、エコロジーの観点から、近
年の紙製品の紙の使用量の低減が叫ばれる中、側片2,
2同士がなすコーナーc,c,c,c全てを固定するた
めに糊代部3を4つも必要とし、製造に際しても4箇所
の糊付けを必要とするのは、上記近年の傾向に逆行する
ものである。特に、このように全てのコーナーc,c,
c,cが糊付けにより固定されていると、廃棄時に潰し
にくいものとなり、エコロジーの観点から全く好ましく
ないものであった。また、各側片2,2,2,2同士が
接続される結果、各側片の形状が均一化し、4角形が組
み合わされた何の変哲もないデザインにならざるを得な
い。更に、折り畳みには、折り目を4本とも側片2,
2,2,2の表面に対し谷折りする必要があるが、この
谷折りの作業には若干のこつを必要とし、慣れない者で
は、4箇所全て適切に折るのに時間がかかる場合があ
る。 (ii)図6に示すように、一枚の厚紙等のシート状体を
包装用箱の蓋として形成するために必要な上記糊代部
3,3,3,3の糊付けは、糊或いはその他の接着剤を
満遍なく貼付するため、糊代部3の中央Aに糊或いはそ
の他の接着剤を置く必要があるが、機械によって大量の
包装用部材の糊代部3へ糊等接着剤を付着させる際に、
僅かにずれて、図6の中央A以外の位置Bに糊等接着剤
を置いてしまうことが往々にして生じる。ところが、面
積の小さな鋭角三角形である糊代部3にとっては、中央
Aから僅かに外れるだけでも、辺境な位置となり、糊等
接着剤がはみ出し或いは他の箇所に充分に伸ばすことが
できず、確実な糊付けが行えないものであった。本願第
1の発明は、上記(i)の課題の解決を目的とし、本願
第2の発明は、上記(i)及び(ii)の課題の解決を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係る包
装用部材は、天部又は底部となる多角形の基体片1と、
基体片1の各辺から折り目線10を介して延設された複
数の側片2とを備え、基体片1の頂点21bから斜めに
伸びる傾斜折り目線4を側片2に形成することによっ
て、側片2を上記の折り目線10から折り畳み可能とし
た包装用部材について下記の構成を採る。即ち、少なく
とも2つの側片2,2(2s,2t)は、その左右何れ
か一方の側縁20aが隣合う側片2の側縁20aと分離
され、左右何れか他方の側縁20bが隣合う側片2の側
縁20cと接続されている。互いに接続された側縁20
b,20cと基体片1とがなす頂点21bから、上記の
傾斜折り目線4が形成されている。
【0006】このように、隣合う側片2との間が分離し
た側片2を有することにより、糊等接着剤やこれを貼付
する糊代部の数を低減し、コスト低下を実現した。又上
記のような構成を採ることにより、廃棄時に潰しやすく
なった。更に、分離している両側片2,2の側縁20
b,20cと、側片の先端辺とがなすコーナーにアール
を付ける等の装飾を施すことが可能となり、包装用部材
の装飾性を著しく向上した。
【0007】本願第2の発明に係る包装用部材は、上記
第1の発明に係るに包装用部材にあって、基体片1の裏
面に、基体片1と略同一形状の補強シート11aが貼着
されている。そして、互いに接続された側片2,2(2
s,2t)のうち、一方の側片2sの側縁20を折り目
線20bとして糊代部3が延設され、この糊代部3か
ら、補強用舌部5が延設されている。互いに接続された
側片2,2のうち、他方の側片2tに傾斜折り目線4が
形成され、この傾斜折り目線4とこの他方の側片2tの
側縁20cとの間の部位が糊付け部位2aとされて、上
記糊代部3と貼着されている。上記の糊代部3が、側縁
20としての折り目線20bと、補強用舌部5との間の
境界線31と、この折り目線20bと境界線31とをつ
なぐ外縁30とから規定されている。この補強用舌部5
が、上記境界線31と、展開状態にて他方の側片2tの
側縁20cに対向する傾斜縁50と、境界線31と傾斜
縁50とをつなぐ外縁51とから規定されている。展開
状態において、一方の側片に設けられた糊代部3の外縁
30が、基体片1と一方の側片2sとの間の折り目線1
0sと略平行であり、且つ、この一方の側片2sに設け
られた補強用舌部5の傾斜縁50が、基体片1と一方の
側片2sとの間の折り目線10sに対して傾斜してい
る。
【0008】このため、従来のように鋭角三角形として
形成された糊代部3、即ち、展開状態において一方の側
片2sに設けられた糊代部3の外縁30が基体片1と一
方の側片2sとの間の折り目線10sに対して傾斜して
おり(折り目線10sに対して平行でなく鋭角となって
おり)、糊代となる面が極めて偏狭な、従来の糊代部に
比べて、充分に大きな糊代の面積を確保することが可能
である。従って、中央位置から多少ずれた位置に糊等の
接着剤が置かれることによっても、はみ出すことなく確
実な糊付けが可能である。又未使用時に嵩張らないよう
折り畳むことが可能であるが、基体片1が矩形体の補強
によって充分に強度を持ち、上記の通り折り畳み可能で
あっても、形崩れが生じにくい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本願発明の
実施形態について説明する。図1、図2及び図3へ、本
願発明を包装用部材の蓋について実施した一実施の形態
を示す。
【0010】図1は、この蓋が、包装用箱の箱本体10
0に被せられた状態を示し、図2は、この蓋の展開して
裏面側から眺めた状態を示し、図3は、図1の状態から
蓋を折り畳んだ状態を示している(図3の一点鎖線は山
折れ線、二点鎖線は谷折れ線を示し、破線は折り目でな
く単なる区画線を示している)。この包装用部材は、厚
紙、ラミネート紙、ダンボール紙等の紙材又は、プラス
チック或いはアルミ等のシート状部材によって形成され
るものである。
【0011】そして、この包装用部材は、蓋の天板或い
は箱本体の底部となる矩形の基体片1と、基体片1の各
辺から延設された4つの側片2,2,2,2とを備え
る。基体片1は、この実施の形態において、図示の通り
平面視略正方形のものである。そして、図2へ示す通
り、その裏面11には、シート状体で基体片1とほぼ同
じ大きさの略正方形の補強シート11aが配設され、必
要に応じてこの基体片1の裏面11に接着されている。
【0012】個々の側片2,2,2,2は、長方形であ
り、各側片2,2,2,2は、基体片1の裏面11に対
して略垂直となるように基体片1に延設されている。こ
のような状態にて側片2,2,2,2の表面が蓋の4つ
の側面となると共に、上記各辺を折り目10,10,1
0,10として基体片1裏面11側に折り畳まれること
が可能である(図3)。
【0013】4つの側片2,2,2,2がなす4つのコ
ーナーa,b,a,b(図1)のうち、矩形の基体片1
の対線上に位置する2つのコーナーa,aについて、こ
のコーナーaを形成している隣合う側片2,2間にあっ
て、側片2,2(2s,2t)の一方(2s)の側縁2
0には、他方の側片2の裏面の一部に重なる糊代部3が
延設され、この側縁20自身は、折り目線20bとなっ
ている。即ち、この一方の側片2sの側縁20(20
b)と、この側片2sと隣合う他方の側片2tの側縁2
0cとの接続は、この糊代部3によってなされるのであ
る。
【0014】この糊代部3には、補強用舌部5が延設さ
れている。糊代部3自身は、側縁20としての折り目線
20bと、補強用舌部5との間の境界線31と、この折
り目線20bと境界線31とをつなぐ外縁30とから規
定されているのである。互いに接続された側片2,2の
うち、他方の側片2tには、側縁20(折り目線20
b)と側縁20cと基体片1とがなす頂点21bから、
斜めに伸びる傾斜折り目線4が形成されている。側片
2,2,2,2を基体片1へ折り込む際に、この傾斜折
り目線4にて、側片2t,2tが、その裏面11を谷折
りにされるのである。
【0015】上記の傾斜折り目線4と、側片2tの側縁
20cとの間の部位が糊付け部位2aとされて、上記糊
代部3と貼着されている。
【0016】補強用舌部5自身は、上記境界線31と、
展開状態にて他方の側片2tの側縁20cに対向する傾
斜縁50と、境界線31と傾斜縁50とをつなぐ外縁5
1とから規定されている。
【0017】そして、展開状態において、一方の側片に
設けられた糊代部3の外縁30が、基体片1と一方の側
片2sとの間の折り目線10sと略平行であり、且つ、
この一方の側片2sに設けられた補強用舌部5の傾斜縁
50が、基体片1と一方の側片2sとの間の折り目線1
0sに対して傾斜している。
【0018】図示の通り、この実施の形態において、糊
代部3は、上記側片2sの側縁20(折り目線20b)
を底辺とする直角三角形である。既述の折り目線20b
としての側縁20は、糊代部3をその側片2sに対して
谷折りにすることが可能となっているのである。上記の
境界線31は、折り目線20bと糊代部3がなす直角三
角形の斜辺となっている。そして、上記の外縁30が、
糊代部3のなす上記直角三角形の底辺(側片2sの側縁
20)と直角な辺をなしている。この外縁30は、図2
へ示す通り、この実施の形態において、側片2の先端辺
22の略延長線となっている。そして、外縁30側縁2
0bとが直角をなし、糊代部3が直角三角形となってい
るのである。
【0019】上述のような傾斜折り目線4が形成される
ことによって、糊代部3が糊付けされた側片2tは、各
側片2,2,2,2が基体片1裏面11側に折り畳まれ
た際、糊代部3が糊付けされた部位即ち糊付け部位2a
が隣の側片2sの裏面側と重なる。
【0020】傾斜折り目4が設けられた側片2の裏面側
は、傾斜折り目4にて上記糊付け部位2aと非糊付け部
位2bとに区画される。前述補強用舌片5は、上記境界
線31即ち糊代部3がなす直角三角形の斜辺から、傾斜
折り目4と交差して側片2の裏面に沿って伸びているの
である。この補強用舌片5の側片2裏面に沿う面は糊付
けがなされず、傾斜折り目4が折られた際は、上記側片
2の裏面から離れ、傾斜折り目4と共に折り曲げられな
い。
【0021】又既述の通り、傾斜縁50が、基体片1と
一方の側片2sとの間の折り目線10sに対して傾斜す
ることにより(或いは他方の側片2tの側縁20cに対
し傾斜することにより)、補強用舌片5を基体片1の裏
面11と当接させないための控Dが形成されている。即
ち、補強用舌片5は、使用時や折り畳みに際して、基体
片1の補強された裏面11と当接して、自身が曲げられ
たり、円滑な折り畳みを阻害することがないように控D
が設けられているのである。これにより、補強用舌片5
は、基体片1の裏面11と当接しない。
【0022】糊代部3,3による糊付けは、4つの側片
2,2,2,2がなす他の2つのコーナーb,b(図
1)については、行われない。詳述すると、これらのコ
ーナーb,bをなす2つの側片2,2は、何れも上述の
糊代部3を持たず、両者は、先端辺22から基体片1に
至るまで分離している。即ち図2へ示す側片2sと側片
2tとは、各々の側縁20a,20aにて、分離した状
態に形成されている。そして、この側縁20a,20a
と、各先端辺22,22とがなすコーナーには、装飾性
を向上するためにアール等の装飾r,rを付けている。
【0023】この装飾r,rは、図1へ示すように側縁
20a,20aの局部に設けられたものであってもよい
が、この他、図4(A)(B)(C)に示すように、側
縁20,20全体、即ち頂点21a,21aから各々の
先端辺22,22に至るまで、が装飾r,rをなすもの
であっても実施可能である。この図4の(A)に示すも
のは、側縁20a,20aを波形に形成して装飾r,r
としたものであり、図4の(B)に示すものは、側縁2
0a,20aを弧が連続した状態に形成して装飾r,r
としたものであり、図4の(C)に示すものは、側縁2
0,20同士を「ハ」の字に開いた状態に形成して装飾
r,rとしたものである。
【0024】尚、既述の実施の形態では、包装用箱の蓋
について、本願発明を実施したものであったが、箱本体
100について、実施してもよく、或いは箱本体100
と蓋の双方について実施してもよい。又、基体片1は、
正方形のものを例示したが、このような形状に限定する
ものではなく、他の多角形であっても実施可能である。
【0025】
【発明の効果】本願第1の発明によって、包装部材の、
糊代の低減、破棄時の潰しやすさを実現し、省資源、エ
コロジーの傾向に寄与した。又装飾性の向上を容易とし
た。又、本願第2の発明によって、本願第1の発明の上
記効果に加えて、折り畳み可能な包装用部材の蓋或いは
箱本体ついて、製造時、確実な糊付けが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】本願発明の一実施の形態を示す展開図である。
【図3】本願発明の一実施の形態の折り畳み状態を示す
平面図ある。
【図4】(A)は本願発明の他の実施の形態の要部斜視
図であり、(B)は本願発明の又他の実施の形態を示す
要部斜視図であり、(C)は本願発明の更に他の実施の
形態を示す要部斜視図である。
【図5】従来の包装用箱の蓋の斜視図である。
【図6】上記従来の包装用箱の蓋の展開図である。
【符号の説明】
1…基体片、2,2s,2t…側片、4…折り目線、1
0…折り目線、20,20a,20b,20c…側縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天部又は底部となる多角形の基体片(1)
    と、基体片(1) の各辺から折り目線(10)を介して延設さ
    れた複数の側片(2) とを備え、基体片(1) の頂点(21b)
    から斜めに伸びる傾斜折り目線(4) を側片(2) に形成す
    ることによって、側片(2) を上記の折り目線(10)から折
    り畳み可能とした包装用部材において、 少なくとも2つの側片(2s)(2t)は、その左右何れか一方
    の側縁(20a) が隣合う側片(2) の側縁(20a) と分離さ
    れ、左右何れか他方の側縁(20b) が隣合う側片(2) の側
    縁(20c) と接続されており、 互いに接続された側縁(20b)(20c)と基体片(1) とがなす
    頂点(21b) から、上記の傾斜折り目線(4) が形成されて
    いることを特徴とする包装用部材。
  2. 【請求項2】 基体片(1) の裏面に、基体片(1) と略同
    一形状の補強シート(11a) が貼着され、 互いに接続された側片(2) のうち、一方の側片(2s)の側
    縁(20)を折り目線(20b) として糊代部(3) が延設され、
    この糊代部(3) から、補強用舌部(5) が延設され、 互いに接続された側片(2) のうち、他方の側片(2t)に傾
    斜折り目線(4) が形成され、この傾斜折り目線(4) とこ
    の他方の側片(2t)の側縁(20c) との間の部位が糊付け部
    位(2a)とされて、上記糊代部(3) と貼着されており、 上記の糊代部(3) が、側縁(20)としての折り目線(20b)
    と、補強用舌部(5) との間の境界線(31)と、この折り目
    線(20b) と境界線(31)とをつなぐ外縁(30)とから規定さ
    れ、 この補強用舌部(5) が、上記境界線(31)と、展開状態に
    て他方の側片(2t)の側縁(20c) に対向する傾斜縁(50)
    と、境界線(31)と傾斜縁(50)とをつなぐ外縁(51)とから
    規定され、 展開状態において、一方の側片に設けられた糊代部(3)
    の外縁(30)が、基体片(1) と一方の側片(2s)との間の折
    り目線(10s) と略平行であり、且つ、この一方の側片(2
    s)に設けられた補強用舌部(5) の傾斜縁(50)が、基体片
    (1) と一方の側片(2s)との間の折り目線(10s) に対して
    傾斜していることを特徴とする請求項1記載の包装用部
    材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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