JP6651924B2 - 接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法 - Google Patents

接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、表面にAl又はAl合金からなるアルミニウム層が形成されたセラミックス部材と、このアルミニウム層に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法、セラミックス基板とこのセラミックス基板の表面に形成されたアルミニウム層とこのアルミニウム層に接合された銅層とを備えたパワーモジュール用基板の製造方法に関するものである。
LEDやパワーモジュール等の半導体装置においては、導電材料からなる回路層の上に半導体素子が接合された構造とされている。
風力発電、電気自動車、ハイブリッド自動車等を制御するために用いられる大電力制御用のパワー半導体素子においては、発熱量が多いことから、これを搭載する基板としては、例えばAlN(窒化アルミ)、Al(アルミナ)などからなるセラミックス基板と、このセラミックス基板の一方の面に導電性の優れた金属板を接合して形成した回路層と、を備えたパワーモジュール用基板が、従来から広く用いられている。なお、パワージュール用基板としては、セラミックス基板の他方の面に金属板を接合して金属層が形成したものも提供されている。
回路層を構成する金属としては、Al(アルミニウム)やCu(銅)等が用いられている。
例えば、特許文献1には、セラミックス基板の一方の面に、アルミニウム板からなる回路層が接合されたパワーモジュール用基板が提案されている。
また、特許文献2には、セラミックス基板の一方の面に銅板からなる回路層が接合されたパワーモジュール用基板が提案されている。
さらに、特許文献3には、回路層又は金属層を、セラミックス基板に接合されたアルミニウム層とこのアルミニウム層に接合された銅層とからなる2層構造としたパワーモジュール用基板が提案されている。
回路層又は金属層を、アルミニウム層と銅層との2層構造とすることにより、ヒートサイクル負荷時に発生する熱歪をアルミニウム層で吸収してセラミックス基板の割れを抑制できるとともに、銅層によって熱を面方向に広げることにより放熱特性を向上させることが可能となる。
特許第3171234号公報 特許第3211856号公報 特開2014−177031号公報
ところで、特許文献3においては、セラミックス基板とアルミニウム層となるアルミニウム板とをろう材を介して積層するとともに、アルミニウム板と銅層となる銅板とをTi箔を介して積層し、積層方向に加圧した状態で640℃程度に加熱することにより、セラミックス基板とアルミニウム板をろう材によって接合するとともに、アルミニウム板とTi箔及びTi箔と銅板を固相拡散接合している。これにより、セラミックス基板とアルミニウム板と銅板とを一括で接合している。
しかしながら、特許文献3においては、アルミニウム板とTi箔及びTi箔と銅板を固相拡散接合する際に、積層方向に対して1〜35kgf/cmといった荷重で加圧する必要があった。ここで、加圧荷重が接合面で不均一に作用した場合には、荷重が不足した領域において接合が不十分となるおそれがあった。
加圧荷重を接合面に均一に負荷させるためには、ばね材等を有する加圧治具を用いる必要があった。特許文献3に記載された方法では、上述の加圧治具を加熱炉に装入することになるため、加熱炉内へ装入できるセラミックス基板、アルミニウム板及び銅板の積層体の個数が制限され、パワーモジュール用基板の生産性が低下するといった問題があった。また、加圧治具に配設されたセラミックス基板、アルミニウム板及び銅板のそれぞれの接合面の加熱温度が均一となるように、加熱炉内で長時間保持する必要があった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、セラミックス部材の表面に形成されたアルミニウム層に対して銅部材を接合する際に、積層方向に大きな荷重をかけることなく、確実に接合を行うことが可能な接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法を提供することを目的とする。
このような課題を解決して前記目的を達成するために、本発明者ら鋭意検討した結果、被接合体を固相拡散接合する際に積層方向に加圧した場合、接合の初期段階において被接合体同士が確実に密着してこれらの接触面積が増加し、加熱時における原子の拡散が促進されていることを見出した。よって、被接合体同士の接触面積を十分に確保した状態で加熱することができれば、積層方向への加圧を無荷重又は低荷重としても被接合体を固相拡散接合可能であるとの知見を得た。
本発明は、上記の知見に基づいてなされたものであって、本発明の接合体の製造方法は、表面にAl又はAl合金からなるアルミニウム層が形成されたセラミックス部材と、このアルミニウム層に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法であって、前記セラミックス部材の表面に前記アルミニウム層形成するアルミニウム層形成工程と、前記アルミニウム層の表面に、Ti材を介して、前記銅部材を積層するTi材及び銅部材積層工程と、積層されたアルミニウム層、Ti材及び銅部材に対して、積層方向に0.39MPa以上0.59MPa以下の荷重をかけて超音波を付与し、前記アルミニウム層と前記Ti材、前記Ti材と前記銅部材をそれぞれ接合する超音波接合工程と、超音波接合されたアルミニウム層、Ti材及び銅部材に対して、積層方向への加圧荷重を無荷重(自重)、あるいは、0.09MPa以下の低荷重として、加熱処理を行い、前記アルミニウム層と前記Ti材、前記Ti材と前記銅部材をそれぞれ固相拡散接合する固相拡散接合工程と、を備えていることを特徴としている。
この構成の接合体の製造方法によれば、積層されたアルミニウム層、Ti材及び銅部材に対して、超音波を付与し、前記アルミニウム層と前記Ti材、前記Ti材と前記銅部材をそれぞれ接合する超音波接合工程を備えているので、アルミニウム層とTi材、Ti材と銅部材とが、それぞれ十分に密着することになり、これらの接触面積が十分に確保されることになる。よって、その後に加熱処理を行う際に、積層方向に大きな荷重で加圧することなく、アルミニウム層とTi材、Ti材と銅部材をそれぞれ固相拡散接合することができる。
よって、加圧治具を使用する必要がなくなり、加熱炉内への装入個数を多くすることができ、接合体を効率良く製造することが可能となる。
本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記回路層を、上述の接合体の製造方法によって形成することを特徴としている。
また、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に回路層が配設され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記金属層を、上述の接合体の製造方法によって形成することを特徴としている。
さらに、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、前記回路層及び前記金属層を、上述の接合体の製造方法によって形成することを特徴としている。
これらの構成のパワーモジュール用基板の製造方法によれば、セラミックス基板の一方の面に形成された回路層、及び、セラミックス基板の他方の面に形成された金属層が、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層された構造とされており、アルミニウム層と銅層とを固相拡散接合する際に積層方向に加圧する必要がないため、パワーモジュール用基板の製造効率が大幅に向上することになる。
本発明によれば、セラミックス部材の表面に形成されたアルミニウム層に対して銅部材を接合する際に、積層方向に大きな荷重をかけることなく、確実に接合を行うことが可能な接合体の製造方法、及び、パワーモジュール用基板の製造方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法によって製造されたパワーモジュール用基板を用いたパワーモジュールの概略説明図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法を示すフロー図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法(アルミニウム層形成工程、Ti材及び銅板積層工程及び超音波接合工程)を示す説明図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板の製造方法(固相拡散接合)を示す説明図である。 本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板とヒートシンク及び半導体素子との接合方法を示す説明図である。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照して説明する。
本実施形態において製造対象となる接合体は、セラミックス部材としてセラミックス基板11、アルミニウム部材としてアルミニウム板22A及び銅部材として銅板22Bが接合されてなる回路層12、アルミニウム部材としてアルミニウム板23A及び銅部材として銅板23Bが接合されてなる金属層13を備えたパワーモジュール用基板10とされている。
図1に、本発明の実施形態であるパワーモジュール用基板10を用いたパワーモジュール1を示す。
このパワーモジュール1は、回路層12及び金属層13が配設されたパワーモジュール用基板10と、回路層12の一方の面(図1において上面)にはんだ層2を介して接合された半導体素子3と、金属層13の他方の面(図1において下面)に接合されたヒートシンク40と、を備えている。
ここで、はんだ層2は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。なお、本実施形態では、回路層12とはんだ層2との間、Niめっき層(図示なし)が設けられている。
パワーモジュール用基板10は、セラミックス基板11と、このセラミックス基板11の一方の面(図1において上面)に配設された回路層12と、セラミックス基板11の他方の面(図1において下面)に配設された金属層13とを備えている。
セラミックス基板11は、回路層12と金属層13との間の電気的接続を防止するものであって、本実施形態では、絶縁性の高いAlN(窒化アルミ)で構成されている。また、セラミックス基板11の厚さは、0.2〜1.5mmの範囲内に設定されており、本実施形態では、0.635mmに設定されている。
回路層12は、図1で示すように、セラミックス基板11の一方の面に配設されたアルミニウム層12Aと、このアルミニウム層12Aの一方側(図1において上側)に積層された銅層12Bと、を有している。また、アルミニウム層12Aと銅層12Bとの間には、Ti層12Cが形成されている。
この回路層12には、回路パターンが形成されており、その一方の面(図1において上面)が、半導体素子3が搭載される搭載面されている。
アルミニウム層12Aは、図3に示すように、アルミニウム板22Aがセラミックス基板11の一方の面に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、アルミニウム層12Aは、純度が99.99mass%以上のアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)の圧延板からなるアルミニウム板22Aがセラミックス基板11に接合されることにより形成されている。ここで、接合されるアルミニウム板22Aの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
銅層12Bは、図3に示すように、銅板22Bがアルミニウム層12Aの一方側(図1において上側)に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、銅層12Bは、無酸素銅の圧延板からなる銅板22Bが、アルミニウム層12Aの一方側に固相拡散接合されることにより形成されている。ここで、接合される銅板22Bの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
Ti層12Cは、図3に示すように、Ti材22Cが、アルミニウム層12A及び銅層12Bとそれぞれ固相拡散接合されることによって形成されている。
本実施形態では、Ti材22Cは、純度が99mass%以上のTiからなり、その厚さが3μm以上40μm以下とされている。
金属層13は、図1で示すように、セラミックス基板11の他方の面に配設されたアルミニウム層13Aと、このアルミニウム層13Aの他方側(図1において下側)に積層された銅層13Bと、を有している。また、アルミニウム層13Aと銅層13Bとの間には、Ti層13Cが形成されている。
アルミニウム層13Aは、図3に示すように、アルミニウム板23Aがセラミックス基板11の一方の面に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、アルミニウム層13Aは、純度が99.99mass%以上のアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)の圧延板からなるアルミニウム板23Aがセラミックス基板11に接合されることにより形成されている。ここで、接合されるアルミニウム板23Aの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
銅層13Bは、図3に示すように、銅板23Bがアルミニウム層13Aの他方側(図1において下側)に接合されることにより形成されている。
本実施形態においては、銅層13Bは、無酸素銅の圧延板からなる銅板23Bが、アルミニウム層13Aの他方側に固相拡散接合されることにより形成されている。ここで、接合される銅板23Bの厚さは0.1mm以上1mm以下の範囲内に設定されていることが好ましい。
Ti層13Cは、図3に示すように、Ti材23Cが、アルミニウム層13A及び銅層13Bとそれぞれ固相拡散接合されることによって形成されている。
本実施形態では、Ti材23Cは、純度が99mass%以上のTiからなり、その厚さが3μm以上40μm以下とされている。
ヒートシンク40は、パワーモジュール用基板10側の熱を放散するためのものである。本実施形態では、ヒートシンク40は、銅又は銅合金で構成されており、具体的には無酸素銅で構成されている。また、このヒートシンク40には、冷却用の流体が流れるための流路41が設けられている。
本実施形態においては、ヒートシンク40と金属層13の銅層13Bとが、はんだ層32を介して接合されている。このはんだ層32は、例えばSn−Sb系、Sn−Ag系、Sn−Cu系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材(いわゆる鉛フリーはんだ材)とされている。
次に、上述した本実施形態であるパワーモジュール用基板10の製造方法及びパワーモジュール1の製造方法について、図2から図5を参照して説明する。
(アルミニウム層形成工程S01)
まず、図3に示すように、セラミックス基板11の一方の面に、ろう材26を介してアルミニウム層12Aとなるアルミニウム板22Aを積層するとともに、セラミックス基板11の他方の面に、ろう材27を介してアルミニウム層13Aとなるアルミニウム板23Aを積層する。
ここで、ろう材26,27としては、Al−Si系ろう材を用いることができる。なお、ろう材箔26,27の厚さは、5μm以上30μm以下の範囲内とすることが好ましい。また、接合時の加熱温度は、640℃〜650℃とすることが好ましい。
(Ti材及び銅板積層工程S02)
次に、アルミニウム層12Aの一方の面に、Ti材22Cを介して、Cu層12Bとなる銅板22Bを積層する。
なお、アルミニウム層12AとTi材22Cと銅板22Bの接合されるそれぞれの面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
(超音波接合工程S03)
次に、アルミニウム層12AとTi材22Cと銅板22Bに対して超音波を付与して、これらを超音波接合する。
本実施形態では、積層方向の荷重を4kgf/cm以上6kgf/cm以下(0.39MPa以上0.59MPa以下)の範囲内、付与する超音波の周波数を15kHz以上40kHz以下の範囲内、出力を80W/cm以上120W/cm以下の範囲内、接合時間を20sec以上40sec以下の範囲内に設定している。
(Ti材及び銅板積層工程S02)
次に、アルミニウム層13Aの他方の面に、Ti材23Cを介して、Cu層13Bとなる銅板23Bを積層する。
なお、アルミニウム層13AとTi材23Cと銅板23Bの接合されるそれぞれの面は、予め当該面の傷が除去されて平滑にされている。
(超音波接合工程S03)
次に、アルミニウム層13AとTi材23Cと銅板23Bに対して超音波を付与して、これらを超音波接合する。
本実施形態では、積層方向の荷重を4kgf/cm以上6kgf/cm以下(0.39MPa以上0.59MPa以下)の範囲内、付与する超音波の周波数を15kHz以上40kHz以下の範囲内、出力を80W/cm以上120W/cm以下の範囲内、接合時間を20sec以上40sec以下の範囲内に設定している。
本実施形態では、上述のように、セラミックス基板11の一方の面に形成されたアルミニウム層12Aの上にTi材22C及び銅板22Bを積層して超音波接合した後、セラミックス基板11の他方の面に形成されたアルミニウム層13Aの上にTi材23C及び銅板23Bを積層して超音波接合している。すなわち、Ti材及び銅板積層工程S02と超音波接合工程S03とを2回実施しているのである。
(固相拡散接合工程S04)
次に、図4に示すように、超音波接合された銅板22B、Ti材22C、アルミニウム層12A、セラミックス基板11、アルミニウム層13A、Ti材23C、銅板23Bを、真空加熱炉(真空度10−5Pa以上10−3Pa以下)内に配置して加熱し、アルミニウム層12AとTi材22C、Ti材22Cと銅板22B、及び、アルミニウム層13AとTi材23C、Ti材23Cと銅板23Bを、それぞれ固相拡散接合する。
ここで、固相拡散接合工程S04においては、積層方向への加圧荷重を無荷重(自重)、あるいは、0.09MPa以下の低荷重で接合することが好ましい。
また、固相拡散接合工程S04における保持温度は、530℃以上650℃以下の範囲内に設定している。なお、上述の保持温度での保持時間は30min以上240min以下の範囲内とすることが好ましい。
以上のような工程により、本実施形態におけるパワーモジュール用基板10が製造される。
(ヒートシンク接合工程S05)
次に、図5に示すように、パワーモジュール用基板10の他方側(図4において下側)に、はんだ材32を介してヒートシンク40を積層し、還元炉内において、パワーモジュール用基板10とヒートシンク40とを接合する。
(半導体素子接合工程S06)
次に、図5に示すように、パワーモジュール用基板10の回路層12(銅層12B)の一方の面に、はんだ材2を介して半導体素子3を積層し、還元炉内において、パワーモジュール用基板10の回路層12(銅層12B)と半導体素子3とを接合する。
以上のようにして、図1に示すパワーモジュール1が製造される。
以上のような構成とされた本実施形態であるパワーモジュール用基板10の製造方法によれば、積層されたアルミニウム層12A、13A、Ti材22C、23C及び銅板22B、23Bに対して、超音波を付与し、アルミニウム層12A、13AとTi材22C、23C、Ti材22C、23Cと銅板22B、23Bをそれぞれ接合する超音波接合工程S03を備えているので、アルミニウム層12A、13AとTi材22C、23C、Ti材22C、23Cと銅板22B、23Bとが、それぞれ十分に密着することになり、これらの接触面積が十分に確保されることになる。よって、その後の固相拡散接合工程S04において、積層方向に大きな荷重で加圧することなく、アルミニウム層12A、13AとTi材22C、23C、Ti材22C、23Cと銅板22B、23Bをそれぞれ固相拡散接合することができる。
よって、加圧治具を使用する必要がなくなり、加熱炉内への装入個数を多くすることができ、パワーモジュール用基板10の生産性を大幅に向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、パワーモジュール用基板を例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、セラミックス部材と、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材と、銅又は銅合金からなる銅部材とを接合した構造の接合体であればよい。
また、本実施形態では、回路層及び金属層を、それぞれアルミニウム層と銅層との2層構造を有するものとして説明したが、回路層又は金属層の少なくとも一方が、アルミニウム層と銅層との2層構造を有するものとされていればよい。
さらに、本実施形態では、セラミックス基板11として、窒化アルミ(AlN)を例に挙げて説明したが、これに限定されることはなく、アルミナ(Al)、窒化珪素(Si)等の他のセラミックスで構成されたものであってもよい。
また、ヒートシンクは、本実施形態で例示してものに限定されることはなく、ヒートシンクの構造に特に限定はない。
さらに、本実施形態では、セラミックス基板11の一方の面に形成されたアルミニウム層12Aの上にTi材22C及び銅板22Bを積層して超音波接合した後、セラミックス基板11の他方の面に形成されたアルミニウム層13Aの上にTi材23C及び銅板23Bを積層して超音波接合するものとして説明したが、これに限定されることはなく、セラミックス基板11の一方の面に形成されたアルミニウム層12Aの上にTi材22C及び銅板22Bを積層するとともに、セラミックス基板11の他方の面に形成されたアルミニウム層13Aの上にTi材23C及び銅板23Bを積層し、これらを超音波接合してもよい。ただし、付与する超音波の出力を低く抑えるためには、本実施形態のように、Ti材及び銅板積層工程S02と超音波接合工程S03とを2回に分けて実施することが好ましい。
また、本実施形態では、セラミックス基板にアルミニウム板をろう材を用いて接合することによりアルミニウム層を形成するものとして説明したが、これに限定されることはなく、他の接合方法によってセラミックス基板にアルミニウム板を接合することでアルミニウム層を形成してもよい。また、セラミックス基板の表面に蒸着等によってアルミニウム層を成膜してもよい。
本発明の有効性を確認するために行った確認実験について説明する。
表1に示すセラミックス基板(50mm×60mm×厚さ0.635mm)と、表1に示す組成のアルミニウムの圧延板(46mm×56mm×厚さ0.4mm)、表1に示す組成の銅の圧延板(46mm×56mm×厚さ0.4mm)、純度99mass%以上のTi材(50mm×60mm×厚さ20μm)を準備した。
次に、セラミックス基板の一方の面及び他方の面に、Al−7.5mass%Si合金ろう材(厚さ17μm)を介してアルミニウム板を積層し、積層方向に加圧(0.3MPa)して、640℃で40min保持し、セラミックス基板の一方の面及び他方の面にアルミニウム層を形成した。
次に、本発明例においては、アルミニウム層の上にTi材及び銅板を積層し、表1に示す条件で超音波を付与し、アルミニウム層とTi材、Ti材と銅板を超音波接合した。なお、従来例では、超音波接合を実施しなかった。
そして、アルミニウム層を形成したセラミックス基板、Ti材、銅板を、真空炉(10−4Pa)内に装入し、表1に示す荷重で積層方向に加圧し、表1に示す保持温度及び保持時間で加熱して、アルミニウム層、Ti材、銅板を固相拡散接合し、評価用試料を作成した。
(初期接合率)
得られた評価用試料を用いて、アルミニウム層とTi材、Ti材と銅板との接合率をそれぞれ評価した。なお、接合率は、セラミックス基板の一方の面側と他方の面側の両方で行い、その平均値を算出した。
具体的には、超音波探傷装置(日立パワーソリューションズ社製FINESAT)を用いて評価し、以下の式から算出した。ここで、初期接合面積とは、接合前における接合すべき面積、すなわち回路層(金属層)の面積(46mm×56mm)とした。超音波探傷像を二値化処理した画像において剥離は接合部内の白色部で示されることから、この白色部の面積を剥離面積とした。評価結果を表1に示す。
(接合率)={(初期接合面積)−(非接合部面積)}/(初期接合面積)×100
Figure 0006651924
アルミニウム層とTi材、Ti材と銅板を超音波接合した後、固相拡散接合した本発明例は、接合率が高かった。
一方、超音波接合をせず、低荷重で接合した従来例では接合率が低かった。
10 パワーモジュール用基板(接合体)
11 セラミックス基板(セラミックス部材)
12 回路層
13 金属層
22A アルミニウム板(アルミニウム部材)
23A アルミニウム板(アルミニウム部材)
22B 銅板(銅部材)
23B 銅板(銅部材)
22C Ti材
23C Ti材

Claims (4)

  1. 表面にAl又はAl合金からなるアルミニウム層が形成されたセラミックス部材と、このアルミニウム層に接合されたCu又はCu合金からなる銅部材と、を備えた接合体の製造方法であって、
    前記セラミックス部材の表面に前記アルミニウム層形成するアルミニウム層形成工程と、
    前記アルミニウム層の表面に、Ti材を介して、前記銅部材を積層するTi材及び銅部材積層工程と、
    積層されたアルミニウム層、Ti材及び銅部材に対して、積層方向に0.39MPa以上0.59MPa以下の荷重をかけて超音波を付与し、前記アルミニウム層と前記Ti材、前記Ti材と前記銅部材をそれぞれ接合する超音波接合工程と、
    超音波接合されたアルミニウム層、Ti材及び銅部材に対して、積層方向への加圧荷重を無荷重(自重)、あるいは、0.09MPa以下の低荷重として、加熱処理を行い、前記アルミニウム層と前記Ti材、前記Ti材と前記銅部材をそれぞれ固相拡散接合する固相拡散接合工程と、
    を備えていることを特徴とする接合体の製造方法。
  2. セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記回路層を、請求項1に記載の接合体の製造方法によって形成することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
  3. セラミックス基板の一方の面に回路層が配設され、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記金属層を、請求項1に記載の接合体の製造方法によって形成することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
  4. セラミックス基板の一方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる回路層、前記セラミックス基板の他方の面に、Al又はAl合金からなるアルミニウム層とCu又はCu合金からなる銅層とが積層されてなる金属層が形成されたパワーモジュール用基板の製造方法であって、
    前記回路層及び前記金属層を、請求項1に記載の接合体の製造方法によって形成することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。
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