JP6650681B2 - テープシュートおよび案内板 - Google Patents

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Description

本発明は、テープフィーダから出された廃テープを回収する回収箱の上流側に設けられたテープシュート、案内板に関するものである。
特許文献1には、テープフィーダ本体の廃キャリヤテープの出口付近に設けられた第1の開口部と、その第1の開口部よりテープフィーダ本体から離れた側に設けられ、第1の開口部より広い第2の開口部とを含むテープ通路が記載されている。テープフィーダ本体から出された廃キャリヤテープのうち、腰が強いものは第2の開口部からテープ通路を経て回収箱に回収され、腰が弱いものは第1の開口部からテープ通路を経て回収される。それにより、廃キャリヤテープをスムーズに回収箱に回収することができる。
特許文献2には、部品保持テープのテープ幅に応じて変更可能な通路を含む回収箱が記載されている。それにより、回収箱の内部においてカバーテープの滞留を抑制することができる。
特開平11−289190号公報 特開2013−214572号公報
本発明の課題は、テープフィーダから出された廃テープが回収箱に偏って回収され難くすることである。
課題を解決するための手段、作用および効果
本発明に係るテープシュートは、通路の幅の一部の幅を有する案内板を備えたものである。テープフィーダから出された廃テープが、案内板に案内されて回収箱に回収されるもの、案内板に案内されることなく回収されるもの等に分けられる。それにより、回収箱に偏って廃テープが回収され難くすることができる。
特許請求可能な発明
以下、本願において特許請求が可能と認識されている発明、あるいは、発明の特徴点について説明する。
(1)テープフィーダから出された廃テープを回収する回収箱の上流側に設けられたテープシュートであって、
前記廃テープが通る通路を形成するシュート本体と、
前記シュート本体に設けられ、前記通路の幅である通路幅の一部に対応する幅を有する少なくとも1枚の案内板と
を含むことを特徴とするテープシュート。
シュート本体に設けられる案内板は1枚であっても、複数枚であってもよい。
(2)前記少なくとも1つの案内板の各々は、概して羽根状を成すものとすることができる。
案内板は、一端部がフリーな状態で、他端部においてシュート本体に取り付けられるようにすることができる。
(3)前記テープフィーダは、フィーダ保持部材に、複数、前記通路の幅方向に並んで保持される。
(4)前記少なくとも1つの案内板の各々は、前記通路の幅方向の中間部に設けることができる。
(5)前記少なくとも1つの案内板の各々は、前記通路の幅方向の両端部からそれぞれ前記通路幅の1/9以上離れた部分に設けることができる。
(6)前記少なくとも1つの案内板の各々の幅は、前記テープフィーダの3本分の幅より大きくすることができる。
(7)前記少なくとも1つの案内板の各々の幅は、前記テープフィーダの10本分の幅より小さくすることができる。
(8)前記少なくとも1つの案内板の各々の幅は、前記通路幅の1/20以上とすることができ、1/15以上、1/10以上とすることが望ましい。
(9)前記少なくとも1つの案内板の各々の幅は、前記通路幅の2/3以下とすることができ、1/2以下、1/3以下、1/4以下、1/5以下とすることができる。
(10)前記少なくとも1つの案内板の各々は、前記シュート本体に対して傾斜した部分を有する形状を成すものとすることができる。
案内板は、シュート本体に対する傾斜角度が一定のものであっても、長手方向において段階的に変化するものであってもよい。案内板は、例えば、折れ曲がった形状を成すものとすることができる。
(11)前記テープフィーダが、前記廃テープとして、廃キャリヤテープと廃カバーテープとを出すものであり、
前記シュート本体が、前記通路を、前記廃キャリヤテープが通る領域と、前記廃カバーテープが通る領域とに仕切る仕切り板を含むものとすることができる。
本項に記載の廃テープは、廃キャリヤテープと廃カバーテープとの両方を含むものとしたり、廃キャリヤテープと廃カバーテープとのいずれか一方としたりすること等ができる。
(12)前記仕切り板は、前記通路の幅方向とほぼ平行な姿勢で設けることができる。
(13)前記少なくとも1つの案内板の各々は、前記仕切り板より前記シュート本体の案内面に対する傾斜角度が大きい姿勢で設けることができる。
(14)テープフィーダと、そのテープフィーダから出された廃テープを回収する回収箱との間の、前記廃テープが通る通路の途中に少なくとも1枚設けられ、
前記通路の幅である通路幅の一部に対応する幅を有することを特徴とする案内板。
本項に記載の案内板には、(1)項ないし(13)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
(15)複数のテープフィーダから出された廃テープを回収するテープ回収装置であって、
前記廃テープを収容する回収箱と、
その回収箱の上流側に設けられた少なくとも1枚の案内板と
を含むことを特徴とするテープ回収装置。
本項に記載のテープ回収装置には、(1)項ないし(13)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
本発明の実施例1に係る案内板、テープシュートを含む部品装着ユニットの一部断面図である。 上記部品装着ユニットの斜視図である。 上記部品装着ユニットに含まれるテープフィーダの正面図である(カバーを外した状態)。 上記部品装着ユニットに含まれるフィーダ保持装置の斜視図である。 上記テープフィーダで用いられる部品保持テープの平面図である。 上記テープシュートの要部の斜視図である。 上記テープシュートの断面図である。 (a)〜(c)本発明のその他の実施例に係る案内板、テープシュートを概念的に示す図である。 上記テープシュートが設けられた別の部品装着ユニットの斜視図である。
発明の実施形態
以下、本発明の一実施形態であるテープシュートを含むテープ回収装置について図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態に係るテープシュートには、本発明の一実施形態である案内板が含まれる。テープ回収装置は、対基板作業装置としての部品装着ユニットに設けられる。
図1,2に示すように、部品装着ユニット2は、(a)ユニット本体4、(b)基板搬送保持部6、(c)部品供給部8、(d)部品装着部9、(e)テープ回収装置10等を含む。基板搬送保持部6によって搬送されて保持された基板に、部品供給部8によって供給された部品が部品装着部9によって装着される。図1,2において、基板の搬送方向である部品装着ユニット2の幅方向をx、部品装着ユニット2の前後方向をy、上下方向をzとする。
部品供給部8は、図4に示すフィーダ保持部材16、そのフィーダ保持部材16に保持された複数のテープフィーダ12等を含む。フィーダ保持部材16は、テープフィーダ12を保持する保持台22と、テープフィーダ12の位置決めを行う位置決め部24とを含む。保持台22には、互いに平行に延びた複数の保持溝26が並んで設けられる。テープフィーダ12は、保持溝26の各々に、位置決め部24によって決められた姿勢で保持され得る。フィーダ保持部材16は、ユニット本体4に保持溝26が並ぶ方向がx方向(幅方向)となる姿勢で設けられる。その結果、複数のテープフィーダ12は、x方向(幅方向)に並んで保持されることになる。なお、部品装着ユニット2において、保持台22には45本の保持溝26が形成され、45本のテープフィーダ12が保持可能とされている。
テープフィーダ12は、図3に示すように、フィーダ本体29、リール保持装置30、送り装置32、剥離装置34等を含む。リール保持装置30には、多数の部品sが保持された部品保持テープ40が巻かれたリール42が保持される。部品保持テープ40は、図5に示すように、部品sが収容される複数の凹部43を有するキャリヤテープ44と、カバーテープ46とを含む。送り装置32は、部品保持テープ40を送るものであり、複数の送りローラ47、それら複数の送りローラ47を駆動する駆動モータ48等を含む。剥離装置34は、カバーテープ46を剥がすものであり、送り装置32と共通の駆動モータ48により駆動される複数の送りローラ50等を含む。
部品保持テープ40は送り装置32によって送られるが、部品引き渡し位置Pに達する前にカバーテープ46が剥離装置34によって剥がされる。部品引き渡し位置Pに達した凹部43に保持された部品sが部品装着部9によってピックアップされる。部品sがピックアップされた後のキャリヤテープ44である廃キャリヤテープ44dは、フィーダ本体29の先端部から出され、図1に示すキャリヤテープシュート54を通って、回収箱56に回収される。また、剥がされたカバーテープ46である廃カバーテープ46dは、フィーダ本体29の中間下部から出されて、回収箱56に回収される。
キャリヤテープシュート54は、概して上下方向に伸びたものであり、テープフィーダ12とテープ回収装置10との間に設けられる。キャリヤテープシュート54は、上流側シュート本体60、中間シュート本体62等を含む。また、これら上流側シュート本体60と中間シュート本体62との間にテープ切断装置64が設けられる。
上流側シュート本体60は、上流側の開口である入口66aが、テープフィーダ12の先端部の廃キャリヤテープ44dが出される部分の近傍に位置し、下流側の開口である出口66bがテープ切断装置64の上流側に位置する状態で設けられる。上流側シュート本体60の内側の入口66a,出口66bの間が上流側通路66sとされる。
テープ切断装置64は、廃キャリヤテープ44dを切断するものであり、アクチュエータ70、カッタ71、カッタ受け部72等を含む。アクチュエータ70はエアシリンダであり、エアシリンダ70の駆動によりカッタ71が、カッタ受け部72に向かって前進したり、後退したりする。このカッタ71のy(前後)方向の移動により、フィーダ保持部材16にx(幅)方向に並んで保持された複数のテープフィーダ12から出され、概してz(上下)方向に伸びた複数の廃キャリヤテープ44dが同時に切断される。
中間シュート本体62は、下方へ向かうにつれて前方へ向かう向きに傾斜して設けられ、上流側の開口である入口74aがテープ切断装置64の下流側に位置し、下流側の開口である出口74bがテープ回収装置10の上流側に位置する。中間シュート本体62の内側のこれら入口74a,出口74bの間が中間通路74sとされる。テープ切断装置64によって切断された廃キャリヤテープ44dが中間通路74sを経てテープ回収装置10に送られる。
テープ回収装置10は、図1に示すように、前述の回収箱56、下流側シュート本体76等を含む。
回収箱56は、廃キャリヤテープ44d、廃カバーテープ46d等の廃テープを収容するものであり、ユニット本体4の下部に前後方向に相対移動可能、かつ、着脱可能に設けられる。回収箱56は、上方に開放された開口78を有するものであり、正面には取手79が設けられる。回収箱56がフル状態になると、溜まった廃テープが作業者によって捨てられる。
下流側シュート本体76は、図1,6,7に示すように、断面が概して四角形状を成す枠状とされ、ユニット本体4の下部の、回収箱56の上方にボルト等により固定的に設けられる。下流側シュート本体76は、一対の側板80、前板81、後板82、仕切り板84等を含み、仕切り板84により、下流側シュート本体76の内側の通路である下流側通路86が前後方向に、前側通路86fと後側通路86rとに仕切られる。また、下流側通路86の上流側の開口である入口88と、下流側の開口である出口90も、仕切り板84により、前側入口88f、前側出口90fと後側入口88r、後側出口90rとに仕切られる。
前側入口88fは、フィーダ本体29の中間下部の廃カバーテープ46dの出口の下方に位置する。テープフィーダ12から出された廃カバーテープ46dは、良好に下流側シュート本体76の前側入口88fから入って前側通路86fを通って、回収箱56に回収される。
後側通路86rは、下流側シュート本体76のうちの一対の側板80の各々の後部と、仕切り板84と後板82とによって規定される。後板82、仕切り板84は、中間シュート本体62と同様に、下方へ行くにつれて前方へ行く向きに傾斜して設けられる。また、後側入口88rは、中間シュート本体62の出口74bに対向し、かつ、開口面積が出口74bの開口面積より大きくされている。そのため、中間シュート本体62の出口74bから出された廃キャリヤテープ44dは下流側シュート本体76の後側入口88rに良好に受けられる。
後板82の幅方向(x方向)の中間部には、2枚の案内板92,94が設けられる。
(1)2枚の案内板92,94の各々は、概して長手形状を成す羽根状のものである。案内板92,94の各々は、上端部において後板82にボルト等により取り付けられ、中間部において折り曲げられて、後板82の内側の案内面82hに対する角度がφとなる向きに伸ばされ、下端部がフリーとされる。このように、案内板92,94を折り曲げ形状を成すものとすることにより、強度を大きくすることができる。
(2)案内板92,94の各々の幅wは、図6に示すように、テープフィーダ12のほぼ7本分の幅とされる。案内板92,94の幅が狭すぎる場合には廃キャリヤテープ44dを良好に案内することが困難となり、幅が広すぎる場合には良好に分散させることが困難になったり、強度を大きくする必要が生じたりする。以上の事情から、案内板92,94の各々の幅wは、テープフィーダ12の3本分以上、15本分以下とすることが望ましく、5本以上、10本以下とすることがさらに望ましい。なお、下流側通路86の幅である通路幅は、テープフィーダ12のほぼ45本分である。そのため、案内板92,94の幅は、ほぼ通路幅の7/45となる。
(3)案内板92,94の間の隙間Smは、テープフィーダ12のほぼ15本分の幅とされ、案内板92,94の各々と側板80との間の隙間Seは、それそれ、テープフィーダ12のほぼ8本分とされている。2枚の案内板92,94の各々と一対の側板80との間の間隔(隙間Seに対応)は、下流側通路86の通路幅の8/45、換言すれば、通路幅の1/8以上隔たった位置に設けられる。これら隙間Se,Smは、案内板92,94の幅wとの関係で、良好に分散可能な大きさに設計することができる。
一方、部品装着ユニット2において部品の基板への装着作業が行われる場合に、すべての保持溝26にテープフィーダ12が保持され、すべての保持溝26に保持されたテープフィーダ12から供給される部品が用いられるとは限らない。例えば、一部の保持溝26にのみテープフィーダ12が保持される場合、複数のテープフィーダ12のうちの一部から供給される部品のみが用いられる場合等がある。これらの場合には、フィーダ保持部材16の中間部に位置する保持溝26が用いられたり、中間部に位置するテープフィーダ12から供給される部品のみが用いられたりすることが多い。また、通常、使用頻度が高い部品を供給するテープフィーダ12は、中間部に位置する保持溝26に保持されるようにすることが多い。
したがって、これらの場合であっても、廃キャリヤテープ44dが良好に分散して回収されるように、隙間Smの大きさ、案内板92,94の幅w等を設計することができる。
(4)xy平面(出口90を規定する面)に対する案内板92,94の傾斜角度θgは35°とされ、後板82の傾斜角度θhは49°とされ、仕切り板84の傾斜角度θdは42°とされる。また、案内板92,94の後板82に対する傾斜角度φは14°とされる。
(4-1) 案内板92,94の傾斜角度θgが小さく、後板82に対する傾斜角度φが大きい場合には、廃キャリヤテープ44dを、案内板92,94に沿って、隙間Se,Smを通って回収箱56に回収された廃キャリヤテープ44dから遠く離れた部分に収容させる(良好に分散させる)ことができるが、廃キャリヤテープ44dが滞り易くなる。それに対して、傾斜角度θgが大きく傾斜角度φが小さい場合には、廃キャリヤテープ44dを、案内板92,94に沿ってスムーズに通すことが可能になるが、廃キャリヤテープ44dを良好に分散させることが困難となる。そこで、案内板92,94の傾斜角度θg、φは、廃キャリヤテープ44dが、案内板92,94の上で滞ることなく流れ得、かつ、回収箱56において、隙間Se,Smを通って収容される廃キャリヤテープ44dから離れた部分に収容され得る大きさに設計することができる。
(4-2) また、複数のテープフィーダ12から出される廃カバーテープ46dと廃キャリヤテープ44dとの容積の比率、複数のテープフィーダ12の使用状況等に基づき、隙間Se,Smに対応するテープフィーダ12から出される廃キャリヤテープ44dと、案内板92,94に対応するテープフィーダ12から出される廃キャリヤテープ44dと、廃カバーテープ46dとのおよその比率(γ1:γ2:γ3)を求めることができる。廃キャリヤテープ44d、廃カバーテープ46dが、回収箱56において、この比率に基づいて分散して収容されるように、傾斜角度θh、θg、θdが設計されるようにすることができる。
なお、下流側シュート本体76の出口90は、回収箱56の開口78に対向し、かつ、出口90の開口面積は開口78の開口面積より小さい。そのため、出口90から出された廃キャリヤテープ44d、廃カバーテープ46dは、回収箱56に良好に収容され得る。
以上のように構成された部品装着ユニット2において、フィーダ保持部材16の保持溝26の各々に45本のテープフィーダ12が保持された場合には、両端のほぼ8本ずつのテープフィーダ12、中央のほぼ15本のテープフィーダ12から出された廃キャリヤテープ44dは、上流側通路66s、中間通路74sを経て、後側入口88rの隙間Se、Smから後側通路86rに入って、後板82の案内面82hに沿って流れ、後側出口90rから出され、主として回収箱56の部分Q1へ収容される。それ以外の案内板92,94に対応するほぼ7本ずつのテープフィーダ12から出された廃キャリヤテープ44dは、後側入口88rから入って、案内板92,94に沿って流れ、回収箱56の主として部分Q2へ収容される。また、複数のテープフィーダ12から出された廃カバーテープ46dは、前側入口88fから入って仕切り板84に沿って流れ、前側出口90fから出され、主として、回収箱56の部分Q3に収容される。
このように、案内板92,94を設けることにより(簡単な構造を追加するだけで)、廃キャリヤテープ44dを回収箱56の部分Q1,2に分けて回収することができる。廃テープが回収箱56の一部に偏って溜まることを良好に回避し、回収箱56の容積を有効に利用することができる。それにより、回収箱56から廃テープを捨てる頻度を少なくすることができ、作業者の手間を軽減することができる。
また、フィーダ保持部材16の一部の例えば、中央の30本の保持溝26にテープフィーダ12が保持された場合、中央の30本の保持溝26に保持されたテープフィーダ12から供給された部品のみが用いられる場合には、中央のほぼ15本のテープフィーダ12から出された廃キャリヤテープ44dが回収箱56の主として部分Q1に収容され、両隣のほぼ7本ずつのテープフィーダ12から出された廃キャリヤテープ44dが案内板92,94に沿って主として回収箱56の部分Q2に収容される。その結果、廃キャリヤテープ44dを良好に分散させて回収することができる。
以上、本実施例においては、下流側シュート本体76がシュート本体に対応し、下流側シュート本体76、案内板92,94等によりテープシュートが構成される。
なお、下流側シュート本体76の一部(仕切り板84、後板82、一対の側板80の一部等)によりシュート本体が構成され、これらシュート本体と、案内板92,94等によりテープシュートが構成されると考えることもできる。この場合には、廃キャリヤテープ44dが廃テープに対応する。
その他の実施例
なお、案内板の枚数は、1枚でも、3枚以上でもよく、案内板の幅も7本分に限定されない。例えば、案内板100を1枚設ける場合には、図8(a)に示すように、一対の側板80のうちの一方に隣接して設けることもできる。案内板100の幅wは、下流側通路86の通路幅Waの1/2とすることができる(w=Wa/2)。このように、案内板の枚数が少ない場合は幅を広くして、枚数が多い場合は幅を狭くすることができるのであり、案内板の枚数、幅等は、回収箱56に収容された廃テープの偏りが少なくなるように適宜設計することができる。案内板間の隙間Sm、案内板と側板80との間の隙間Seについても、適宜設計可能である。
案内板の出口90を規定するxy平面に対する傾斜角度θg、案内板の形状も上記実施例のそれに限らない。例えば、図8(b)に示すように、案内板110の形状を、2回以上折れ曲がった形状とすることができる。案内板110は、後板82の案内面82hに対して角度φで傾斜した部分112と、平行な部分(θg´=θh)114とを含む。また、2枚の案内板の傾斜角度を互いに異ならせることもできる。
案内板120は、図8(c)に示すように、中間シュート本体62の途中に設けることもできる。その場合には、中間シュート本体62がシュート本体に対応し、中間シュート本体62および案内板120等によりテープシュートが構成されると考えることができる。その場合には、下流側シュート本体76は不可欠ではない。
なお、案内板は仕切り板84に設けることもできる。また、仕切り板84は不可欠ではない。
さらに、テープ回収装置10は、図9に示すように2つの部品装着ユニット150に設けることもできる。この場合には、上流側シュート本体60、中間シュート本体62、テープ切断装置64は、部品装着ユニット150に対してそれぞれ設けられるため、テープ回収装置10は、2つずつの上流側シュート本体60、中間シュート本体62に対して共通に設けられることになる。なお、部品装着ユニット150においては、フィーダ保持部材に保持可能なテープフィーダ12の本数が部品装着ユニット2における場合のほぼ半分(23本)とされる。
本発明は、前記実施例に記載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
10:テープ回収装置 12:テープフィーダ 16:フィーダ保持部材 56:回収箱 60:上流側シュート本体 62:中間シュート本体 76:下流側シュート本体 82:後板 82f:案内面 84:仕切り板 92,94,100,110,120:案内板

Claims (5)

  1. 一方向に並んで保持された複数のテープフィーダから出された廃テープを少なくとも上流側通路と、その上流側通路より下流側に位置する下流側通路とを経て回収する回収箱の上流側の前記下流側通路を含んで設けられたテープシュートであって、
    前記下流側通路を規定し、前板と、後板と、前記後板の幅方向の両端部に位置する一対の側板とを備えたシュート本体と、
    前記後板に設けられ、前記下流側通路の前記後板の前記一対の側板の間の長さである通路幅より小さい幅を有する少なくとも1枚の案内板と
    を含み、
    前記後板において、前記少なくとも1枚の案内板が設けられた部分と前記少なくとも1枚の案内板が設けられていない部分とが、前記一方向に沿って並び、
    前記少なくとも一枚の案内板が、前記後板の案内面に対して傾いて設けられたことを特徴とするテープシュート。
  2. 前記少なくとも1つの案内板が、それぞれ、前記下流側通路の幅方向の中間部に設けられた請求項1に記載のテープシュート。
  3. 前記テープフィーダが、前記廃テープとして、廃キャリヤテープと廃カバーテープとを出すものであり、
    前記シュート本体が、前記下流側通路を、前記廃キャリヤテープが通る領域と、前記カバーテープが通る領域とに仕切る仕切り板を含み、
    前記少なくとも1つの案内板の各々の、前記後板の案内面に対する傾斜角度が前記仕切り板の前記案内面に対する傾斜角度より大きくされた請求項1または2に記載のテープシュート。
  4. 前記少なくとも1つの案内板が、下端部がフリーな状態で、上端部において前記後板に取り付けられるとともに、
    上記少なくとも1つの案内板の前記上端部の幅が、前記通路幅より小さくされた請求項1ないし3のいずれか1つに記載のテープシュート。
  5. 前記廃テープが、前記上流側通路、中間通路および前記下流側通路を経て前記回収箱に回収され、
    前記シュート本体が、前記中間通路を含んで設けられた請求項1ないし4のいずれか1つに記載のテープシュート。
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