JP7153863B2 - 作業装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作業が行われる作業空間の上方を覆う本体カバーに設けた開口部を通じて作業空間内の空気を排気する排気部を備えた作業装置に関するものである。
従来、基板に部品を搭載する作業を行う部品搭載装置のような作業装置では、作業が行われる作業空間の上方が本体カバーによって覆われている。本体カバーは作業空間を覆うことで外部からのごみや埃等のダストの侵入を防ぐ一方、作業によって発生した熱を作業空間内にこもらせてしまうという不都合も生じる。このため本体カバーには開口部が設けられるとともに、その開口部を通じて作業空間内の空気を排気する排気部が備えられている。排気部は、ファンを駆動することによって、作業空間内の空気を本体カバーの外部に排出するようになっている(下記の特許文献1参照)。
特開2010-263069号公報
しかしながら、従来の作業装置では、本体カバーに設けられた排気部の開口部を通じて作業空間内にダストが侵入し易く、生産物の品質低下を招くおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、本体カバーに設けられた排気部の開口部を通じてダストが作業空間内に容易に入り込むことを防止できる作業装置を提供することを目的とする。
本発明の作業装置は、作業が行われる作業空間の上方を覆う本体カバーに設けた開口部を通じて作業空間内の空気を排気する排気部を備えた作業装置であって、前記排気部は、平面視して前記開口部に重なる位置に配置された送風ファンと、前記送風ファンの上方に配置されたファンカバーと、前記送風ファンによって送られる空気を排気する複数の排気口と、前記送風ファンの下方に配置されて前記送風ファンから落下するダストを受けるダスト受け部とを備え、前記ファンカバーは、平面視して前記開口部の全体を覆う天井部と、前記複数の排気口が形成される外周部を有し、前記ダスト受け部は、平面視して前記複数の排気口によって囲まれた位置にあり、前記排気口の下方には前記本体カバーの上面が位置する
本発明によれば、本体カバーに設けられた排気部の開口部を通じてダストが作業空間内に容易に入り込むことを防止できる。
本発明の一実施の形態における部品搭載装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置の部分側面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える台車の部分側面図 (a)(b)(c)本発明の一実施の形態における部品搭載装置の台車が備える防塵部の例を示す図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置の台車の部分側面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える台車の部分側面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える排気部の斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える排気部の一部分解斜視図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える排気部の平面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える排気部の側断面図 本発明の一実施の形態における部品搭載装置が備える排気部の側断面図 本発明の一実施の形態の第1変形例における部品搭載装置が備える排気部の側断面図 本発明の一実施の形態の第2変形例における部品搭載装置が備える排気部の側断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2に示す部品搭載装置1は、基板PBの表面に部品PTを装着する装置である。部品搭載装置1は基台11、基板搬送部12、部品供給部13、搭載ヘッド移動機構14、搭載ヘッド15、部品認識カメラ16及び本体カバー17を備えている。
図1及び図2において、基板搬送部12は基台11上を作業者(図示せず)から見た左右方向(X軸方向)に延びている。基板搬送部12は部品搭載装置1に上流工程側(作業者から見た左側)から送られてきた基板PBを搬入して基台11の中央の所定の作業位置に位置決めする。
図1及び図2において、部品供給部13は、基板搬送部12の側方に設置されている。部品供給部13は台車21と、台車21に設けられたフィーダベース21Fに着脱自在に取り付けられた複数のフィーダ22と、各フィーダ22に対応して設けられた複数のリール23を備えている。各リール23は部品PTを収納したキャリアテープ24をフィーダ22に供給する。
図1及び図2において、台車21は一対のハンドル21Hを備えている。作業者は一対のハンドル21Hを操作して台車21を床面上で走行させ、基台11に結合させる。台車21が基台11に結合されると、フィーダベース21Fに取り付けられた複数のフィーダ22が一括して基台11に連結される。基台11に連結された各フィーダ22は、リール23が供給するキャリアテープ24をピッチ送りする。これによりキャリアテープ24に収納された部品PTがひとつずつ、基板搬送部12側の端部に設けられた部品供給口22Kに供給される。
図1及び図2において、搭載ヘッド移動機構14は固定ビーム14a、移動ビーム14b及び移動プレート14cを備えている。固定ビーム14aは基台11の上方を作業者から見た前後方向(Y軸方向)に延びており、そのY軸方向の両端部が基台11に固定されている。移動ビーム14bはX軸方向に延びており、固定ビーム14aにガイドされてY軸方向に移動する。移動プレート14cは移動ビーム14b上をX軸方向に移動自在に設けられている。
図1及び図2において、搭載ヘッド15は移動プレート14cに取り付けられている。搭載ヘッド15は、固定ビーム14aに対する移動ビーム14bのY軸方向への移動と、移動プレート14cの移動ビーム14bに対するX軸方向への移動とによって、水平面内を移動する。
図2において、搭載ヘッド15は下方に延びた複数のノズル15aを備えている。各ノズル15aは搭載ヘッド15に対して上下軸(Z軸)方向への移動及びZ軸回りの回転が自在となっている。部品認識カメラ16は基台11上の基板搬送部12と部品供給部13の間に、撮像光軸を上方に向けた状態で取り付けられている。
本体カバー17は部品搭載装置1の外殻を形成するものであり、搭載ヘッド15が基板PBに対する部品PTの搭載作業を行う作業空間11Sを覆って設けられている。本体カバー17の天面17aの複数箇所には、作業空間11S内の空気を排気する排気部30が設けられている。
図2において、台車21はダクト31、切断部32、廃棄ボックス33及び防塵部34を備えている。ダクト31は、フィーダベース21Fの前方(基台11の側)をX方向及びZ方向に延びた2つの板状部材(前方板状部材41及び後方板状部材42)を備えている。なお、ここでは、作業者から見た台車21を基準に前後方向を規定し、作業者から見た台車21の奥側を前方、作業者から見た台車21の手前側を後方としている。
後方板状部材42はフィーダ22の前方に位置しており、前方板状部材41は後方板状部材42の更に前方に位置している。すなわち、前方板状部材41の後壁(第1の壁41K)はフィーダ22に対向しており、後方板状部材42の前壁(第2の壁42K)はフィーダ22と第1の壁41Kとの間において、第1の壁41Kと所定間隔をおいてY軸方向に対向して位置している。第1の壁41Kと第2の壁42Kとの間の空間は、各フィーダ22から排出されたキャリアテープ24(部品PTを供給した後の空のキャリアテープ24)を下方に導くテープ排出路31Kとなっている。
図2において、切断部32は、ダクト31の下方に設けられた固定刃32Aと、固定刃32Aに対して相対移動される可動刃32Bを備えている。フィーダ22から排出されたキャリアテープ24はダクト31によって固定刃32Aと可動刃32Bとの間に導かれ、可動刃32Bは固定刃32Aに対して前後方向に相対移動することで、キャリアテープ24を一定間隔で切断する。切断部32がキャリアテープ24を切断することで生成したキャリアテープ24の断片及びその切り屑は、自重によって落下する。
廃棄ボックス33は、切断部32がキャリアテープ24を切断することによって落下したキャリアテープ24の断片及びその切り屑を収容する。図3(図2中の領域AR1の拡大図)に示すように、廃棄ボックス33は、ダクト31の下端部及び切断部32の全体を覆っている。
図3において、廃棄ボックス33とダクト31との間は廃棄ボックス33に設けられたシール部33Sによってシールされている。このため、廃棄ボックス33に廃棄されたキャリアテープ24の断片や切り屑はもとより、キャリアテープ24の切断によって生じた粉塵が、ダクト31と廃棄ボックス33との間の隙間から廃棄ボックス33の外部に流出することはない。
防塵部34はX軸方向及びZ軸方向に延びた可撓性を有する部材から成り、ダクト31の内部(すなわちテープ排出路31K内)に設けられている。防塵部34は、例えば、多数の毛材34Zの上部を結束部34Tによって束ねて構成したブラシ34A(図4(a))、下方からの切込み34Kが所定間隔で設けられたシート34B(図4(b))、複数の帯状シート34Sが並べられて形成されたものの上部を結束部34Tによって束ねて構成した帯状シート集合体34C(図4(c))等から構成される。
後方板状部材42の上部の前面側には、後方板状部材42とほぼ同じ幅方向寸法(X軸方向の長さ)を有する防塵部押さえ43が複数の螺子部材44によって取り付けられている(図3及び図4(a),(b),(c))。図5(図3中の領域AR2の拡大図)にも示すように、防塵部34の上部(防塵部34がブラシ34A又は帯状シート集合体34Cの場合には結束部34T)は後方板状部材42の上部と防塵部押さえ43とによって挟持され、これにより防塵部34の一端(上端)は第2の壁42Kに固定された固定端34Pとなっている。一方、防塵部34の他端(下端)は自由端34Qとなっている(図5)。防塵部34の自由端34Qの高さ位置は防塵部34の固定端34Pの高さ位置よりも低く、自由端34Qは防塵部34の弾性力によって、第1の壁41Kに後方から接している。
このように防塵部34はテープ排出路31K内に位置しており、テープ排出路31Kを塞ぐように配置されている。このため、フィーダ22の前端部から排出されたキャリアテープ24が自由によってテープ排出路31Kを下方に進むときは、防塵部34の自由端34Q側を押し退けながら進むことになる。キャリアテープ24が防塵部34を押し退けながら進むとき、キャリアテープ24はその反力として防塵部34によって第1の壁41Kに押し付けられるが、その押付け力は極めて小さいので、キャリアテープ24の進行の妨げとはならない。
また、防塵部34は可撓性を有している。このため、キャリアテープ24がエンボスキャリアテープのように厚みを有する場合であっても、防塵部34は自身が撓むことによって、キャリアテープ24を通過させることができる。このように、防塵部34が可撓性を有することによって、様々な厚さのキャリアテープ24を通過させつつ、キャリアテープ24の断片、切り屑や粉塵がダクト31から作業空間11Sへ侵入することと抑制することができる。
図6は、ダクト31に対する防塵部34の取り付け方の他の例を示している。図6に示す例では、防塵部34の上部はその端部(上端部)が下方を向くように後方板状部材42に取り付けられており、防塵部34の中間部は上方に凸となる形状に反ったうえで、下部が上方から下方に向けて垂れて、自由端34Qが前方板状部材41の後壁(第1の壁41K)に接するようになっている。このような取り付け方によれば、防塵部34の腰が弱い場合であっても自由端34Qを第1の壁41Kに接しさせ易くなり、テープ排出路31Kを塞ぐように防塵部34を配置させ易くなる。
図7及び図8において、排気部30は、ファンカバー51、送風ファン52及び受け部材53を備えている。図9、図10(図9におけるA-A断面図)及び図11(図9におけるB-B断面図)において、ファンカバー51は矩形形状の天井面51aと天井面51aの四辺から下方に延びた4つの側面51bを有している。4つの側面51bのうちY軸方向に対向する一対の側面51bは天面17aに対して傾斜した面であり、4つの側面51bのうちX軸方向に対向する一対の側面51bは天面17aに垂直な面となっている。
図9、図10及び図11に示すように、ファンカバー51は開口部17Kの上方に配置されており、平面視して本体カバー17の開口部17Kの全体を覆っている。ファンカバー51の縁部51F(4つの側面51bの下縁)は本体カバー17の上方(天面17aに設けられた開口部17Kの縁)まで広がっており、その縁部51Fが天面17aに取り付けられている。
送風ファン52はケース54に収容されている。ケース54は上面及び下面に開口を有している。ケース54の上面からは複数の支柱55が上方に延びて設けられている。これら複数の支柱55の上端はファンカバー51の天井面51aの下面側に固定螺子56によって取り付けられている。このように送風ファン52はケース54ごとファンカバー51から吊り下げられおり、送風ファン52とファンカバー51とはユニット化されている。このため作業者は、ファンカバー51を天面17aへ着脱することによって、送風ファン52の本体カバー17への取付けと取外しを行うことができる。
送風ファン52は平面視して開口部17Kに重なる位置に配置されている(図9)。送風ファン52は水平面内で回転することで、下方の作業空間11Sから吸い込んだ空気を上方に送り出す(図10及び図11中に示す矢印F参照)。ファンカバー51は送風ファン52の上方に配置されているので、部品搭載装置1の外部に浮遊しているダストDSが開口部17Kから作業空間11S内に容易に入り込んだり、送風ファン52に付着したりするのが防止される(図10及び図11)。
図9、図10及び図11において、ファンカバー51の外周部には複数の排気口57が開口して設けられている。ここでは、平面視して矩形形状を有するファンカバー51の天井面51aの4辺に対応して4つの排気口57が形成されている。具体的には、Y軸方向に対向する天井面51aの2辺に対応する2つの排気口57は天井面51aに設けられており、X軸方向に対向する天井面51aの2辺に対応する2つの排気口57は、天面17aに対して傾斜した2つの側面51bに設けられている。各排気口57は、送風ファン52によって下方から(すなわち作業空間11Sから)から送られてくる空気をファンカバー51の外部に(すなわち本体カバー17の外部に)排気する。
図8、図10及び図11において、受け部材53は、底面部であるダスト受け部53Tと、ダスト受け部53Tから上方に延びた2つの側面部53Sと、2つの側面部53Sの上端から水平外方に延びた2つのフランジ部53Fを有した溝形形状を有している。2つのフランジ部53Fは本体カバー17の天面17aの下面側に取り付けられている。ダスト受け部53Tは送風ファン52の下方に位置し、平面視して送風ファン52の下面全体を覆っている。
図7、図8、図10及び図11において、受け部材53が有する複数の側面部53Sのそれぞれには吸気口53Kが設けられている。送風ファン52が回転すると、各吸気口53Kを介して送風ファン52により空気が吸引される。ダスト受け部53Tは、開口部17Kから侵入したダストDSのほか、送風ファン52の停止時等において送風ファン52に付着したダストDSが落下した際、これを受け止めることによって(図10及び図11)、作業空間11S内にダストDSが入り込むことを防止する。
図7、図8、図9及び図10において、排気部30は、ファンカバー51が備える排気口57から排気される空気の流れを上方へ向ける整流部58を有している。本実施の形態では、Y軸方向に対向して設けられた2つの側面51bの排気口57の一辺から上方に延びて設けられた2つの延出面51cと、X軸方向に対向して設けられた2つの側面51bがそれぞれ整流部58となっている。これら整流部58が排気口57から排気される空気の流れを上方に向けるので、部品搭載装置1の側方で作業者が作業をしている場合に、その作業者に不快な排気が吹き付けられることが防止される。
上記構成の部品搭載装置1が部品PTの搭載作業を行う場合には、先ず、基板搬送部12が上流工程側の装置(例えば基板PBに半田等のペーストを印刷する装置)から基板PBを受け取って搬送し、作業位置に位置決めする。そして、各フィーダ22が部品供給口22Kに部品PTを供給し、搭載ヘッド15はフィーダ22の上方に移動して各ノズル15aに部品PTを吸着させてピックアップする。
搭載ヘッド15は部品PTをピックアップしたら、各部品PTが部品認識カメラ16の上方を通過するように移動する。部品認識カメラ16は各部品PTを撮像し、部品認識が行われる。部品認識が行われたら搭載ヘッド15が基板PBの上方に移動し、部品認識結果に基づいて、ノズル15aによりピックアップした部品PTを基板PB上の定められた位置に搭載する。搭載ヘッド15による基板PBへの部品PTの搭載動作が全て終了したら、基板搬送部12が基板PB(部品PTが実装された実装基板)を下流工程側に搬出する。
このような部品搭載装置1による部品PTの搭載作業において、フィーダ22が部品PTを部品供給口22Kに供給した後に排出したキャリアテープ24は、ダクト31のテープ排出路31Kを通って下方に進み、切断部32によって一定間隔で切断された後、廃棄ボックス33内に落下する。前述のように、防塵部34はダクト31のテープ排出路31Kを塞ぐように配置されているので、キャリアテープ24が切断部32によって切断された際、その切断によって生じた粉塵が舞い上がった場合であっても、その粉塵がテープ排出路31Kを逆流してフィーダ22側(すなわち作業空間11S内)に達することが抑制される。
特に、本実施の形態における部品搭載装置1では、排気部30が作業空間11Sを覆う本体カバー17の天面17aに設けられているので、作業空間11S内には上昇する空気の流れが生成し易く、本実施の形態における防塵部34が発揮する効果は非常に大きい。
ここで、防塵部34は導電体を含むものであればより好ましい。防塵部34が導電体を含むものであれば、切断部32による切断時等において摩擦によって帯電した粉塵が防塵部34に付着しにくくなるので、メンテナンス作業時に防塵部34から粉塵を除去する作業が容易となる。
本実施の形態における部品搭載装置1が備える排気部30は、送風ファン52の上方にファンカバー51を有するとともに、送風ファン52の下方にダスト受け部53Tを有している。これらファンカバー51とダスト受け部53Tは、ともに本体カバー17に設けられた開口部17Kからごみや埃のダストDSが作業空間11S内に容易に入り込むことを防止するので、部品搭載装置1によって生産される生産物(ここでは実装基板)の品質の低下を防ぐことができる。
図12は、上述の実施の形態の第1変形例における部品搭載装置1が備える排気部30の構成を示している。第1変形例では、送風ファン52を収容したケース54がファンカバー51から吊り下げられているのではなく、本体カバー17の天面17aに取り付けられている。すなわち送風ファン52はファンカバー51を介して天面17aに取り付けられているのではなく、天面17aに直接取り付けられている。このように、送風ファン52の天面17aへの取り付け方は任意である。
図13は、上述の実施の形態の第2変形例における部品搭載装置1が備える排気部30の構成を示している。第2変形例では、上述の実施の形態におけるファンカバー51の天面17aに対して傾斜した2つの側面51bがなく、ファンカバー51のY軸方向に開口した排気口57となっている。そして、これら2つの排気口57とY軸方向に対向する位置に、上述の実施の形態における延出面51cに相当する垂直面59aを有したアングル部材59が設けられている。すなわち第2変形例では、アングル部材59の垂直面59aが整流部58を構成している。このように整流部58は、ファンカバー51の一部としてでなはく、ファンカバー51とは別部材として設けられていても構わない。
上記第1及び第2の変形例においても、送風ファン52は水平面内で回転することで、下方の作業空間11Sから吸い込んだ空気を上方に送り出す(図12及び図13中に示す矢印F参照)。そして、送風ファン52の上方にファンカバー51を有するとともに、送風ファン52の下方にダスト受け部53Tを有した構成となっているので、これらファンカバー51とダスト受け部53Tは、ともに本体カバー17に設けられた開口部17Kからごみや埃のダストDSが作業空間11S内に容易に入り込むことを防止でき、前述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施の形態における部品搭載装置1では、開口部17Kの上方に配置されたファンカバー51が、送風ファン52にダストDSが付着するのを抑制し、送風ファン52の下方に配置されて送風ファン52から落下するダストDSを受けるダスト受け部53Tが、送風ファン52に付着していたダストDSが作業空間11S内に落下するのを抑制する。これにより、本体カバー17に設けられた開口部17Kから作業空間11S内にごみや埃のダストDSが入り込むことが防止され、部品搭載装置1によって生産される生産物(ここでは実装基板)の品質の低下を防ぐことができる。
なお、上述の実施の形態及びその変形例では、作業が行われる作業空間11Sの上方を覆う本体カバー17に設けた開口部17Kを通じて作業空間11S内の空気を排気する排気部30を備えた作業装置の例として基板PBに部品PTを搭載する部品搭載装置1を示したが、これは一例であり、作業が行われる作業空間11Sの上方を覆う本体カバー17に設けた開口部17Kを通じて作業空間11S内の空気を排気する排気部30を備えたものであれば、作業装置は部品搭載装置1以外の作業装置であってもよい。
本体カバーに設けられた排気部の開口部を通じてダストが作業空間内に容易に入り込むことを防止できる作業装置を提供する。
1 部品搭載装置(作業装置)
11S 作業空間
17 本体カバー
17K 開口部
30 排気部
51 ファンカバー
51F 縁部
52 送風ファン
53T ダスト受け部
57 排気口
58 整流部
DS ダスト

Claims (5)

  1. 作業が行われる作業空間の上方を覆う本体カバーに設けた開口部を通じて作業空間内の空気を排気する排気部を備えた作業装置であって、
    前記排気部は、
    平面視して前記開口部に重なる位置に配置された送風ファンと、
    前記送風ファンの上方に配置されたファンカバーと、
    前記送風ファンによって送られる空気を排気する複数の排気口と、
    前記送風ファンの下方に配置されて前記送風ファンから落下するダストを受けるダスト受け部とを備え、
    前記ファンカバーは、平面視して前記開口部の全体を覆う天井部と、前記複数の排気口が形成される外周部を有し、
    前記ダスト受け部は、平面視して前記複数の排気口によって囲まれた位置にあり、
    前記排気口の下方には前記本体カバーの上面が位置する作業装置。
  2. 前記ダスト受け部は、平面視して前記送風ファンの下面全体を覆う請求項1に記載の作業装置。
  3. 前記ファンカバーの縁部は前記本体カバーの上方まで広がっている請求項1に記載の作業装置。
  4. 前記排気口から排気される空気の流れを上方へ向ける整流部を備えた請求項1に記載の作業装置。
  5. 前記ファンカバーは前記排気口から排気される空気の流れを上方へ向ける整流部を有する請求項4に記載の作業装置。
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