JP5443115B2 - テープ排出機能付き埃除去装置 - Google Patents

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本発明は、電子回路部品装着機に関するものであり、特に、テープフィーダを備え、そのテープフィーダから供給される電子回路部品を回路基板に装着する電子回路部品装着機の装着領域内の埃を排除可能な埃除去装置に関するものである。
テープフィーダにより送られるキャリヤテープから吸着ノズルにより電子回路部品(以下、特に必要がない限り「部品」と略称する)を取り出し、回路基板に装着する電子回路部品装着機(以下、特に必要がない限り「装着機」と略称する)は広く利用されているが、その装着作業が埃により妨げられることがある。例えば、吸着ノズルに埃が詰まり、部品の吸着が妨げられたり、撮像装置や、吸着ノズルに設けられた背景形成板に埃が付着し、撮像が妨げられたりするのである。
そのため、例えば、下記特許文献1には、装着機の装着領域を可及的に閉空間に近くし、上部開口から吸気ファンにより空気を吸入し、下部開口から排出することにより、空気と共に装着領域内の埃を排除することが記載されている。また、この装着機においては、フィーダから排出される部品取り出し後のキャリヤテープをシュータにより外部に排出することも記載されている。
また、下記特許文献2には、吸着ノズルに保持された部品にイオンを含む空気を吹き付けるとともに、部品周辺の空気をエア吸引装置により吸引し、埃を排除することが記載されている。
特開2005−277212号公報 特開2008−103405号公報
しかし、上記公報に記載の技術には未だ改良の余地がある。例えば、特許文献1記載の装置においては、装着作業領域を可及的に閉空間にするために装置コストが高くなり、あるいは比較的容量の大きい吸気ファンを必要とするために装置コストが高くなる上、消費エネルギが多くなり、運転騒音も大きくなる問題がある。また、特許文献2に記載の装置においては、イオンを含む空気を生成する装置が必要となって装置コストが高くなり、あるいは、吸着ノズルを必ず埃除去装置の近くを通過させることが必要であるため、装着作業の能率が低下したりする問題がある。本発明は、以上の事情を背景として、装着機をさらに改良することを課題としてなされたものである。
そして、本発明によって、(a)キャリヤテープの多数の収容凹部に電子回路部品が収容されて成るテープ化部品を送ることにより、電子回路部品を順次供給するテープフィーダに対向した入口と、反対側の出口とを備え、テープフィーダから排出される電子回路部品取り出し後の廃キャリヤテープを排出するテープ排出ダクトと、(b)そのテープ排出ダクトの、入口と出口との間の中間部から分岐させられた分岐通路と、(c)その分岐通路に設けられ、その分岐通路を経てテープ排出ダクト内の空気を吸引する吸気ファンと、(d)分岐通路に設けられ、吸気ファンに吸引される空気に混入している埃を捕捉するフィルタと、(e)内部の空間をテープ排出ダクトが通過するハウジングとを含み、そのハウジングの壁に形成された開口に前記吸気ファンが設けられ、ハウジングの内部空間を経て前記テープ排出ダクト内の空気が吸引されてハウジング外に排出され、ハウジングの内部空間が前記分岐通路を構成するテープ排出機能付き埃除去装置が得られる。
装着機の装着作業領域においては、特にテープフィーダ周辺において埃が発生し易い。例えば、キャリヤテープの収容凹部から部品が脱落することを防止するために、キャリヤテープにはトップカバーテープが貼り付けられているのが普通であるが、このトップカバーテープがキャリヤテープから剥がされる場合や、キャリヤテープがテープフィーダ内やテープ排出ダクト内を摺動する場合に埃が発生し易いのである。キャリヤテープが紙製の場合には特に埃が発生し易い。
それに対し、上記構成のテープ排出機能付き埃除去装置においては、テープフィーダに対向した入口と反対側の出口とを備えたテープ排出ダクトの途中から分岐させられた分岐通路に吸気ファンが設けられるため、入口側と出口側との両方から空気が吸入され、分岐通路に吸引される。そのため、テープフィーダ周辺に発生した埃も、テープ排出ダクト内で発生した埃も分岐通路に集められる。なお、テープ排出ダクトの分岐通路より下流側の部分における空気の流速を、キャリヤテープの出口側への移動は妨げず、埃はキャリヤテープとは逆の方向に移動することとなる大きさに設定すれば、その下流側の部分に発生した埃も分岐通路に集めることができる。このように、テープフィーダ周辺の空気を集中的に吸引するのであるため、吸気ファンは比較的容量の小さいもので済む。また、装着作業領域を可及的に閉空間とする必要がない。
その上、分岐通路に集められる埃は、フィルタにより除去されるため、装着機の外部に排出されることが防止され、作業環境の悪化も防止される。さらに、テープ排出機能付き埃除去装置をハウジングを含むものとし、そのハウジングの壁に形成された開口に吸気ファンを設け、ハウジングの内部空間を経てテープ排出ダクト内の空気が吸引されてハウジング外に排出され、ハウジングの内部空間が前記分岐通路を構成するようにすれば、分岐通路に分岐通路以外の機能を果たさせることが可能になる。例えば、テープフィーダを複数支持するフィーダ支持台や、電気制御装置等を収容するハウジングとして機能させることができるのであり、特に、後者の場合には、電気制御装置から発生する熱もハウジング外に排出されることとなり、一層好都合である。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載,従来技術等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(2)項が請求項2に、(3)項が請求項3に、(5)項が請求項4に、(9)項が請求項5に、それぞれ相当する。
(1)キャリヤテープの多数の収容凹部に電子回路部品が収容されて成るテープ化部品を送ることにより、電子回路部品を順次供給するテープフィーダに対向した入口と、反対側の出口とを備え、前記テープフィーダから排出される電子回路部品取り出し後の廃キャリヤテープを排出するテープ排出ダクトと、
そのテープ排出ダクトの、前記入口と前記出口との間の中間部から分岐させられた分岐通路と、
その分岐通路に設けられ、その分岐通路を経て前記テープ排出ダクト内の空気を吸引する吸気ファンと、
前記分岐通路に設けられ、前記吸気ファンに吸引される空気に混入している埃を捕捉するフィルタと
を含むことを特徴とするテープ排出機能付き埃除去装置。
(2)さらに、内部の空間を前記テープ排出ダクトが通過するハウジングを含み、そのハウジングの壁に形成された開口に前記吸気ファンが設けられ、ハウジングの内部空間を経て前記テープ排出ダクト内の空気が吸引されてハウジング外に排出され、ハウジングの内部空間が前記分岐通路を構成する(1)項に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
上記ハウジングは、テープフィーダを複数支持するフィーダ支持台でもよく、電気制御装置等を収容するハウジングでもよい。後者の場合には、電気制御装置から発生する熱もハウジング外に排出されることとなり、一層好都合である。
(3)前記テープ排出ダクトの、前記ハウジングの内部空間内に位置する部分の側壁に開口部が形成され、その開口部を塞ぐ状態で前記フィルタが配設された(2)項に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
フィルタは、分岐通路に設けられればよく、例えば、吸気ファンの直前あるいは直後に配設することも可能である。しかし、本項の構成によれば、テープ排出ダクトを経て吸引された埃がハウジングの内部空間に飛散することを防止することができる。
(4)前記フィルタが着脱可能とされた(3)項に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
(5)前記フィルタが、フィルタエレメントと、その外周部に設けられた枠部とを含む一方、前記テープ排出ダクトの外側面に、前記開口部の一部を囲む状態でフィルタ受部が設けられ、それらフィルタ受部により前記枠部が受けられることにより、前記フィルタが前記テープ排出ダクトの外側に着脱可能に取り付けられた(4)項に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
フィルタは、面ファスナ等、他の手段によって着脱可能に取り付けることも可能であるが、本項の態様で着脱可能とすることも可能である。その際、フィルタ受部が開口部の三方を囲む状態で形成され、開口部の一方へフィルタが抜き出し可能とされることが望ましい。例えば、開口部が四辺形とされる場合、フィルタ受部がその四辺形の3辺に沿って設けられ、一辺側には設けられないようにするのである。
フィルタの枠部は、フィルタエレメントの外周に厚紙製等、別体の枠部材を固定して形成することも可能であるが、フィルタエレメントの外周部を熱融着し、あるいは接着剤により固める等によって、固化させて形成することも可能である。
(6)前記ハウジングの壁の、前記テープ排出ダクトの前記開口部に対向する部分にメンテナンス穴が形成され、そのメンテナンス穴を閉塞する状態と開放する状態とをとり得る閉塞部材が設けられた(3)項ないし(5)項のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
閉塞部材を取り外すか、開くことにより、メンテナンス穴を開放すれば、フィルタの点検,交換を行うことができ、あるいは必要に応じて、テープ排出ダクトの一部を装着機外へ取り出すことができる。そして、この取り出し可能な一部に次項に記載のテープカッタ等を設ければ、それらに対するメンテナンスを装着機外で行うことができる。
(7)さらに、前記テープ排出ダクトの前記入口と前記出口との間の部分内に、廃キャリヤテープを切断するテープカッタが配設された(1)項ないし(6)項のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
廃キャリヤテープは長いままでも装着機外へ排出することができるが、比較的短く切断した方が、排出された廃キャリヤテープの取扱いが容易である。そして、この切断時に埃が発生し易いのであるが、本項の特徴によれば、切断時に発生した埃も良好に集めることができる。
(8)前記テープ排出ダクトの、前記テープカッタが設けられた部分、あるいはそれより下流側の部分から前記分岐通路が分岐させられた(7)項に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
廃キャリヤテープの切断時に発生する埃を良好に除去することができる。
(9)前記テープ排出ダクトの前記分岐通路への分岐部に、埃は通過させるが、テープ排出ダクト内を移動する廃キャリヤテープは通過させない大きさの貫通孔が複数形成されたせん孔板が配設された(1)項ないし(8)項のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
せん孔板はテープ排出ダクト内を通過する廃キャリヤテープの移動を妨げることのない状態で配設されることが望ましい。例えば、テープ排出ダクトの側壁の一部を構成する状態で設けられることが望ましく、その場合、せん孔板は、テープ排出ダクトの側壁の一部に多数の貫通孔が形成されたものでもよく、テープ排出ダクトの側壁に開口が形成され、その開口が、テープ排出ダクトとは別体のせん孔板により覆われるようにしてもよい。
本項が(3)項ないし(6)項に従属する態様においては、せん孔板が、フィルタの、テープ排出ダクト側の面を覆う状態とされることが望ましい。
本発明の一実施形態であるテープ排出機能付き埃除去装置を含む電子回路部品装着機の一種である装着モジュールが複数並べられて成る電子回路部品装着システムを示す斜視図である。 上記電子回路部品装着システムの一部を取り出して示す斜視図である。 上記電子回路部品装着システムのテープフィーダの一部をテープ化部品と共に示す平面図である。 前記装着モジュールにおいて使用される吸着ノズルに埃が付着した状態を示す底面図である。 前記テープ排出機能付き埃除去装置の側面図である。 上記テープ排出機能付き埃除去装置の正面図である。 上記テープ排出機能付き埃除去装置の一部を、フィルタを取り外した状態で示す図である。 上記フィルタの正面図である。 別の実施形態におけるテープ排出機能付き埃除去装置を示す斜視図である。
以下、請求可能発明の実施形態を、上記各図を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施形態の他、上記〔発明の態様〕の項に記載した態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に、電子回路部品装着システムの外観を示す。本装着システムは、複数の装着モジュール10の2台ずつが、それぞれ共通で一体のベース12上に、互いに隣接して横並びに配列されて固定されたものが、さらに複数横並びに配列されることにより構成されている。複数の装着モジュール10はそれぞれ電子回路部品装着機であり、回路基板への部品の装着を分担し、並行して行う。装着モジュール10は互いに近接して配列されているが、2本ずつのガイドローラ14および複数の支持ローラ16(図6参照)を介して、ベース12により、前方へ個別に引き出し可能に支持されており、引き出した状態でメンテナンスを行い得る。
装着モジュール10については、例えば、特開2004−104075公報に詳細に記載されており、本請求可能発明に関係する部分以外の部分については簡単に説明する。
各装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、本体フレームとしてのモジュール本体18,基板搬送装置20,基板保持装置22,部品供給装置24,装着装置26,部品撮像装置30および電気制御装置32を備えている。
モジュール本体18は、図2に示すように、前後方向に長いベッド36と、そのベッド36の前端部および後端部からそれぞれ立ち上がった2本ずつの前コラム38および後コラム40と、それら4本のコラム38,40に支持されたクラウン42とを備えている。クラウン42は、強度部材であるビーム44とそのビーム44の上方を覆うカバー46とを備えている。
基板搬送装置20は、図2に示すように、2つの基板コンベヤ54,56を備え、ベッド36の、装着モジュール10の前後方向の中央部に設けられ、回路基板57を複数の装着モジュール10が並ぶ方向と平行な方向であって、水平な方向に搬送する。基板保持装置22は2つの基板コンベヤ54,56の各々について設けられ、それぞれ回路基板57を下方から支持する支持部材および回路基板57の搬送方向に平行な両側縁部をそれぞれクランプするクランプ部材を備え、回路基板57をその部品が装着される装着面が水平となる姿勢で保持する。基板搬送装置20による回路基板57の搬送方向をX軸方向、基板保持装置22に保持された回路基板57の装着面に平行な平面である、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向とする。
部品供給装置24は、ベッド36の基板搬送装置20に対してY軸方向の一方の側であって、装着モジュール10の前面側に設けられている。部品供給装置24は、例えば、部品フィーダの一種であるテープフィーダ(以後、フィーダと略称する)58により部品を供給するものとされ、複数のフィーダ58と、それらフィーダ58が着脱可能に取り付けられるフィーダ支持台60(図5参照)とを含む。部品供給装置はトレイによって部品を供給する装置としてもよい。
装着装置26は、図2に示すように、装着ヘッド68と、その装着ヘッド68を移動させるヘッド移動装置70とを備えている。ヘッド移動装置70は、詳細な図示は省略するがX軸方向移動装置およびY軸方向移動装置を備えている。Y軸方向移動装置は、モジュール本体18を構成するクラウン42に、部品供給装置24の部品供給部と基板保持装置22とに跨って設けられたリニアモータを備え、可動部材としてのY軸スライド72をY軸方向の任意の位置へ移動させる。X軸方向移動装置は、Y軸スライド72上に設けられ、Y軸スライド72に対してX軸方向に移動させられるとともに、互いにX軸方向に相対移動させられる第1,第2X軸スライド74,76と、それらスライド74,76をそれぞれ、X軸方向に移動させるX軸スライド移動装置とを備えている。2つのX軸スライド移動装置はそれぞれ、例えば、駆動源たる電動回転モータの一種であるサーボモータと、ボールねじおよびナットを含む送りねじ機構とを含むものとされ、X軸スライド74,76をX軸方向の任意の位置へ移動させる。
装着ヘッド68は、第2X軸スライド76に着脱自在に搭載され、ヘッド移動装置70により、部品供給装置24の部品供給部と基板保持装置22とに跨る移動領域である装着作業領域内の任意の位置へ移動させられ、部品供給装置24により供給される部品90を吸着ノズル80によって受け取り、基板保持装置22に保持された回路基板57に装着する。装着ヘッド68は、部品保持具の一種である吸着ノズル80によって部品を保持するものとされており、吸着ノズル80を着脱可能に保持し、保持具保持部を構成するノズルホルダの数を異にする複数種類の装着ヘッド68が用意され、部品が装着される回路基板57の種類に応じて選択的に第2X軸スライド76に取り付けられる。
前記部品供給装置24においては、それぞれ異なる種類の部品を保持した複数のフィーダ58が、各々の部品供給部がX軸方向に沿って並ぶ状態でフィーダ支持台60に取り付けられる。部品90は、図3に示すように、それぞれ一定ピッチで形成された多数の部品収容凹部92と送り孔94とを備えたキャリヤテープ96に保持される。キャリヤテープ96は、部品収容凹部92用と送り孔94用との貫通孔が形成された紙テープの裏面の、部品収容凹部92用の貫通孔が並ぶ部分にボトムカバーテープが貼り付けられて成り、部品収容凹部92に部品90が収容された後、紙テープの表面の部品収容凹部92用の貫通孔が並ぶ部分にトップカバーテープ98が貼り付けられ、部品の脱落が防止される。この状態のものをテープ化部品100と称する。
部品90の取り出し時には、図3に示すように、テープ化部品100がフィーダ58のカバー106に覆われた状態で、図示を省略する送り装置により、部品収容凹部92の形成ピッチ分送られるとともに、トップカバーテープ98が図示を省略する剥離装置により剥ぎ取られ、順次開放される部品収容凹部92から吸着ノズル80により取り出される。部品90が取り出された後の廃キャリヤテープ108は、図5および図6に示すテープ排出ダクト110により、装着モジュール10の外部へ排出される。廃キャリヤテープ108は、テープ排出ダク110内において、テープカッタ111(図6参照)により所定の長さに切断され、テープ収容箱112に収容される。
吸着ノズル80の底面図を図4に示すが、底面に空気吸引孔114が開口させられて、部品90を吸着する吸着面116とされ、その吸着面116の上方には背景形成板118が設けられている。背景形成板118は、吸着面116に吸着された部品90が部品撮像装置30により撮像される際の、明るい、あるいは暗い背景を形成するものである。この吸着ノズル80の空気吸引孔114に埃が吸引され、詰まって部品90の吸着に悪影響を及ぼし、あるいは背景形成板118に埃が付着して、部品90の撮像により取得された画像データの処理に悪影響を及ぼすことがある。
そして、上記埃の重要な発生源の一つがテープ化部品100である。前述のように、テープ化部品100がフィーダ58によって送られ、キャリヤテープ96からトップカバーテープ98が剥がされ、キャリヤテープ96がテープ排出ダクト110により排出され、テープカッタ111により切断される際に、埃が発生するのである。
そのため、装着モジュール10には図5ないし図8に示す埃除去装置130が設けられている。この埃除去装置130は、上記テープ排出ダクト110を利用して構成され、テープ排出機能付き埃除去装置とされている。
前記フィーダ支持台60は、図5に示すように、フィーダ58を下方から直接支持する第1部132と、その第1部132を下方から支持する第2部134とを含んでいる。第2部134は、前記モジュール本体18のベッド36の一部により形成され、図示は省略するが、内部に前記電気制御装置32の一部が収納されている。第1部132は、フィーダ58を複数、前記X軸方向に平行な方向に並べて支持しており、それら複数のフィーダ58の基板搬送装置20に近い側の端部に対向して、前記テープ排出ダクト110の入口136が形成され、出口138が前記テープ収容箱112に対向して形成されている。
テープ排出ダクト110は、第1部材140,第2部材142および第3部材144という3つの部材によって構成されており、第1部材140は、入口136から後方へ延びる部分と、下部ほど前方に位置する向きに傾斜した傾斜部と、それら両部を滑らかにつなぐ湾曲部とを備え、第3部材は全体が下部ほど前方に位置する向きに傾斜している。第2部材142は、それら第1部材140と第3部材144との間に設けられ、第2部材142と第3部材144とは、互いに共同して、テープ排出ダクト110の、フィーダ支持台60内部を貫通する部分を構成している。第2部材142の内部にはアクチュータ146によって駆動される剪断式のテープカッタ111が設けられており、廃キャリヤテープ108は所定の長さに切断されてテープ収容箱112に収容される。第1部材140と第3部材144とはモジュール本体18に固定されているが、第2部材142は、図5に示すガイド150の案内で、X軸方向に平行な方向に移動可能とされている。
上記第2部材142の、X軸方向において互いに対向する2つの側壁(図6参照)は、図7に示すように、多数の貫通孔160が形成されてせん孔板部162とされている。このせん孔板部162は四辺形(図示の例では台形)とされており、その四辺形の互いに平行な2辺を含む3辺に対応する位置に、それぞれ溝形を成すフィルタ受部164,166,168が設けられている。また、図5に示すように、せん孔板部162を外側から覆う状態で、フィルタ170が配設されている。フィルタ170は、図8に示すように、フィルタエレメント(例えば、複数枚の不織布が重ねられたもの)172の外周部に枠部材(例えば、紙製)174,176が取り付けられたものであり、枠部材174がフィルタ受部164,166に受けられ、枠部材176がフィルタ受部168に受けられた状態で、第2部材142に着脱可能に取り付けられる。逆の見方をすれば、フィルタ170は、テープ排出ダクト110側の面をせん孔板部162により覆われることとなり、そのせん孔板部162の貫通孔160の大きさ(図示の例では円形であるため直径)が、廃キャリヤテープ108が引っ掛かることがない大きさに選定されているため、廃キャリヤテープ108がせん孔板部162にもフィルタ170にも引っ掛かることがない。また、せん孔板部162およびフィルタ170は、テープ排出ダクト110内に配設されているわけではないので、テープ排出ダクト110内における廃キャリヤテープ108の移動を妨げることも、勿論ない。
前記フィーダ支持台60の第2部134を形成するハウジング178の両側の側壁には、図6に示すように、フィルタ170の点検や着脱を可能にするメンテナンス穴180と、テープ排出ダクト110の前記第2部材を外部に引き出すことを可能にするメンテナンス穴182とが形成されているが、常には、両者が閉塞部材たるカバー184,186により閉塞されるとともに、他の開口もできる限り塞がれ、ハウジング178の内部空間が可及的に閉空間とされている。そして、ハウジング178の底壁に形成された開口には排気ファン190が取り付けられ、ハウジング178の内部空間の空気を外部に排出するようにされている。
上記排気ファン190がハウジング178の内部空間の空気を外部に排出すれば、内部空間の圧力が大気圧より低くなるため、テープ排出ダクト110内の空気がハウジング178の内部空間へ流れ、その結果、入口136と出口138とから空気が吸引され、入口136および出口138から第2部材に向かう空気の流れが生じる。つまり、ハウジング178の内部空間は、テープ排出ダクト110内の入口136から出口138に向かう主通路192の途中から分岐した分岐通路194を形成することになり、それら通路192,194内には図5,6に二点鎖線の矢印で示す空気の流れが生じる。この空気の流れと共に、前述の各部で発生する埃が第2部材142に向かって吸引されるが、分岐通路194の主通路192からの分岐部には前述の通りフィルタ170が設けられているため、埃はフィルタ170により捕捉され、空気のみが分岐通路194を経て、ハウジング178の外部へ排出される。結局、排気ファン190は、埃除去装置130においては、装着モジュール10の装着作業領域、特に、フィーダ58周辺の空気を埃と共に吸引する吸気ファンとして機能するのである。それと同時に、排気ファン190は、ハウジング178の内部空間において作動に伴って発熱する電気制御装置32によって温められた空気を、ハウジング178の外部へ排出する排気ファンとしての機能も果たす。
上記のように、テープ排出ダクト110の途中から空気が分岐通路194側へ吸引されるのであるが、第1部材140および第3部材144に比較して横断面積の大きい第2部材142の、しかも、廃キャリヤテープ108の移動経路から側方へ外れた箇所から吸引されるため、入口136の全体における空気の流速が比較的均一になり、複数並んだフィーダ58近傍の空気が埃と共に比較的均等に吸引される。そして、第2部材142内においては、表面積の割りに質量が小さい埃が空気と共に容易に移動方向を変えて分岐通路194側へ吸引される一方、表面積の割りに質量の大きい廃キャリヤテープ108の移動方向は容易には変わらず、主通路192内を出口138に向かって安定して移動し続ける。埃と廃キャリヤテープ108とが良好に分離されるのである。第2部材142内に設けられている導風筒196(図6参照)はこの傾向を助長する。また、テープカッタ111はこの導風筒196の出口近傍に設けられる。
本実施形態においては、排気ファン190が、ハウジング178内の温められた空気を排出する排気ファンと、埃除去装置130の吸気ファンとを兼ねさせられているが、吸気専用とすることも可能である。例えば、図9に示すように、ハウジング178とは別に形成した吸気専用ダクト200をテープ排出ダクト202の途中に接続して分岐通路を形成し、その吸気専用ダクト200に吸気ファン204を設けるのである。その場合でも、せん孔板部206を、テープ排出ダクト202の吸気専用ダクト200への分岐部に設けることが望ましいが、フィルタ208は、分岐部より下流側であればどこに設けてもよく、例えば、吸気ファン204より下流側に設けることも可能である。しかし、埃が吸気ファン204に付着して清掃が面倒になることを避ける観点からは、図示のように、吸気ファン204より上流側に、挿抜可能に設けることが望ましい。
10:装着モジュール 12:ベース 18:モジュール本体 20:基板搬送装置 22:基板保持装置 24:部品供給装置 26:装着装置 30:部品撮像装置 32:電気制御装置 36:ベッド 54,56:基板コンベヤ 57:回路基板 58:テープフィーダ(フィーダ) 60:フィーダ支持台 68:装着ヘッド 70:ヘッド移動装置 72:Y軸スライド 74:第1X軸スライド 76:第2X軸スライド 80:吸着ノズル 90:電子回路部品(部品) 92:収容凹部 94:送り孔 96:キャリヤテープ 98:トップカバーテープ 100:テープ化部品 108:廃キャリヤテープ 110:テープ排出ダクト 112:テープ収容箱 114:空気吸引口 116:吸着面 118:背景形成板 120:埃 130:埃除去装置 136:入口 138:出口 140:第1部材 142:第2部材 144:第3部材 148:テープカッタ 150:ガイド 160:貫通孔 162:せん孔板部 164,166,168:フィルタ受部 170:フィルタ 172:フィルタエレメント 174,176:枠部材 178:ハウジング 180,182:メンテナンス穴 184,186:カバー 190:排気ファン 192:主通路 194:分岐通路 200:吸気専用ダクト 202:テープ排出ダクト 204:吸気ファン 206:せん孔板部 208:フィルタ

Claims (8)

  1. キャリヤテープの多数の収容凹部に電子回路部品が収容されて成るテープ化部品を送ることにより、電子回路部品を順次供給するテープフィーダに対向した入口と、反対側の出口とを備え、前記テープフィーダから排出される電子回路部品取り出し後の廃キャリヤテープを排出するテープ排出ダクトと、
    そのテープ排出ダクトの、前記入口と前記出口との間の中間部から分岐させられた分岐通路と、
    その分岐通路に設けられ、その分岐通路を経て前記テープ排出ダクト内の空気を吸引する吸気ファンと、
    前記分岐通路に設けられ、前記吸気ファンに吸引される空気に混入している埃を捕捉するフィルタと、
    内部の空間を前記テープ排出ダクトが通過するハウジングと
    を含み、そのハウジングの壁に形成された開口に前記吸気ファンが設けられ、ハウジングの内部空間を経て前記テープ排出ダクト内の空気が吸引されてハウジング外に排出され、ハウジングの内部空間が前記分岐通路を構成するテープ排出機能付き埃除去装置。
  2. 前記テープ排出ダクトの、前記ハウジングの内部空間内に位置する部分の側壁に開口部が形成され、その開口部を塞ぐ状態で前記フィルタが配設された請求項1に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  3. 前記フィルタが、フィルタエレメントと、その外周部に設けられた枠部とを含む一方、前記テープ排出ダクトの外側面に、前記開口部の一部を囲む状態でフィルタ受部が設けられ、それらフィルタ受部により前記枠部が受けられることにより、前記フィルタが前記テープ排出ダクトに着脱可能に取り付けられた請求項1または2に記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  4. 前記テープ排出ダクトの前記分岐通路への分岐部に、埃は通過させるが、テープ排出ダクト内を移動する廃キャリヤテープは通過させない大きさの貫通孔が複数形成されたせん孔板が配設された請求項1ないし3のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  5. 前記テープ排出ダクトの、前記分岐通路の分岐部またはその分岐部より上流側の部分に、そのテープ排出ダクトを通過する廃キャリヤテープを切断するテープカッタが設けられた請求項1ないし4のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  6. 前記テープフィーダが一直線に沿って複数配列されており、前記テープ排出ダクトの前記入口が、それら複数のテープフィーダに対して相対移動不能に対向する横長の形状を有する請求項1ないし5のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  7. 前記ハウジングの内部空間内に電気制御装置が設置されており、前記吸気ファンがその電気制御装置の冷却ファンを兼ねる請求項1ないし6のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
  8. 前記ハウジングが、前記複数のテープフィーダを支持するフィーダ支持台の少なくとも一部を構成する請求項1ないし7のいずれかに記載のテープ排出機能付き埃除去装置。
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