JP6646259B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、電子スチルカメラ、放送用カメラ、監視カメラ等のように撮像素子を用いた撮像装置、或いは銀塩フィルムを用いたカメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いた撮像装置に用いる撮像光学系には、全系が小型でありながら高ズーム比で全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有するズームレンズが要求されている。更に撮像時の手ぶれや、撮像装置の作動による振動などによる像ぶれを補正する防振機構を備えたズームレンズであること等が要求されている。像ぶれ補正の際には多くの場合、レンズ群(防振群)を光軸に対して垂直方向に移動させている。即ち防振群を光軸に対して偏芯させている。防振群を偏芯させると偏芯収差が発生してくる。
従来、像ぶれ補正の際に生ずる偏芯収差を低減するために複数の防振群を光軸に対し垂直な方向に移動させたズームレンズが知られている(特許文献1乃至3)。特許文献1は物体側から像側へ順に、正、負、正、負、正の屈折力の第1レンズ群乃至第5レンズ群よりなる5群ズームレンズにおいて、像ぶれ補正に際して第2レンズ群と第4レンズ群を光軸に対して垂直方向に移動させている。
特許文献2は物体側から像側へ順に、正、負、負、正の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群よりなる4群ズームレンズにおいて、像ぶれ補正に際して第3レンズ群と第4レンズ群を光軸に対して垂直方向に移動させている。特許文献3は物体側から像側へ順に、正、負、正、負の屈折力の第1レンズ群乃至第4レンズ群を有する4群ズームレンズにおいて第4レンズ群内に複数の防振群を設けている。そして像ぶれ補正に際して第4レンズ群に含まれる複数の防振群を光軸に対して垂直方向に移動させている。
特開2001−249276号公報 特開平07−27978号公報 特開2012−141598号公報
防振機能を有するズームレンズには、防振群を駆動させることで像ぶれ補正することができる像ぶれ量、即ち防振角(補正角や防振補正角と呼ばれることもある)が大きいことが要求されている。更に防振角が大きいズームレンズであっても、像ぶれ補正に際して偏芯収差の発生が少なく、良好なる光学性能が維持できることが要望されている。
一般に大きな防振角を得るためには、防振群を大きく偏芯させるか(偏芯量を増大させるか)、防振敏感度を大きくする必要がある。防振群の偏芯量を大きくすると、偏芯に寄与する収差(偏芯収差)も一般的に大きく発生し、光学性能が低下してくる。また、防振群の防振敏感度を高めるには、一般的には、防振群の屈折力を強くすることが必要である。しかしながら、屈折力を強くすると偏芯させたときに偏芯収差が多く発生してきて光学性能が低下してくる。
一般に防振機能を有したズームレンズにおいて、大きな防振角を確保しつつ、像ぶれ補正の際の収差変動を少なくするには、ズームレンズのレンズ構成、像ぶれ補正のための防振群の数及び防振群のレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。像ぶれ補正のために移動させる防振群の選定や防振群のレンズ構成等が適切でないと、大きな防振角が得られず、即ち像ぶれ補正が不十分となり、また防振時において偏芯収差の発生量が多くなり、防振時に高い光学性能を維持するのが困難になってくる。
本発明は、大きな防振角が得られ、しかも像ぶれ補正に際しても良好な光学性能を維持することができるズームレンズおよびそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を含む後群から構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
広角端に比べて望遠端において、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は減少し、
前記第2レンズ群の全体もしくは前記第2レンズ群一部である負の屈折力の部分群は、像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第1防振群であり、前記第3レンズ群一部である負の屈折力の部分群または前記後群に含まれる負の屈折力のレンズ群は像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第2防振群であり、
望遠端における前記第1防振群の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD1t、望遠端における前記第2防振群の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD2t、望遠端における前記ズームレンズの焦点距離をfTするとき、
0.2<D1t/fT<0.65
0.2<D2t/fT<0.65
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、大きな防振角が得られ、しかも像ぶれ補正に際しても良好な光学性能を維持することができるズームレンズが得られる。
(A)、(B) 実施例1のズームレンズの広角端と望遠端におけるレンズ断面図 (A)、(B) 実施例1のズームレンズの広角端と望遠端における縦収差図 (A)、(B) 実施例1のズームレンズの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例1のズームレンズの第2レンズ群B2で防振をしたときの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例1のズームレンズの第3b部分群B3bで防振をしたときの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例1のズームレンズの第2レンズ群B2で防振角を大きくしたときの望遠端と、第3b部分群B3bで防振角を大きくしたときの望遠端における横収差図 実施例1のズームレンズの第2レンズ群B2と第3b部分群B3bの両方で防振したときの望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの広角端と望遠端におけるレンズ断面図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの広角端と望遠端における縦収差図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの第2レンズ群B2で防振をしたときの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの第5レンズ群B5で防振をしたときの広角端と望遠端における横収差図 (A)、(B) 実施例2のズームレンズの第2レンズ群B2で防振角を大きくしたときの望遠端と、第5レンズ群B5で防振角を大きくしたときの望遠端における横収差図 実施例2のズームレンズの第2レンズ群B2と第5レンズ群B5の両方で防振したときの望遠端における横収差図 本発明の光学機器(撮像装置)の要部概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された正の屈折力(焦点距離の逆数)の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を含む後群から構成されている。そしてズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。このとき広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔は増大し、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔は減少する。
図1(A)、(B)は本発明の実施例1のズームレンズの広角端、望遠端におけるレンズ断面図である。図2乃至図7は本発明の実施例1のズームレンズに関する収差図である。図8(A)、(B)は本発明の実施例2のズームレンズの広角端、望遠端におけるレンズ断面図である。図9乃至図14は本発明の実施例2のズームレンズに関する収差図である。図15は本発明の撮像装置の要部概略図である。 本発明のズームレンズは、デジタルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられるものである。
レンズ断面図において左方が前方(物体側、拡大側)で右方が後方(像側、縮小側)である。レンズ断面図において、iは物体側から像側への各レンズ群の順序を示し、Biは第iレンズ群である。LRは1つ以上のレンズ群を含む後群である。B3aは第3a部分群、B3bは第3b部分群、B3cは第3c部分群である。B4aは第4a部分群、B4bは第4b部分群である。IS1は像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第1防振群である。IS2は像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第2防振群である。
SPは開放Fナンバー(Fno)光束を決定(制限)する開口絞りの作用をするFナンバー決定部材(以下「開口絞り」ともいう。)である。IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)の撮像面が置かれる。又、銀塩フィルム用カメラの撮影光学系として使用する際にはフィルム面に相当する感光面が置かれている。
収差図のうち球面収差図において実線はd線(波長587.6nm)、2点鎖線はg線(波長435.8nm)である。非点収差図において点線はメリディオナル像面、実線はサジタル像面である。倍率色収差はg線によって表している。横収差図においては半画角(ω)(度)の像高におけるd線の収差図を示す。破線はサジタル像面、実線はメリディオナル像面を表している。FnoはFナンバーである。半画角ωは光線追跡値による値を示す。レンズ断面図において矢印は広角端から望遠端へのズーミングに際しての各レンズ群の移動軌跡を示している。
以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍レンズ群が機構上光軸上移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、1つ以上のレンズ群を含む後群LRから構成されている。
第2レンズ群B2の全体もしくは第2レンズ群B2に含まれる一部からなり負の屈折力の部分群は、像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第1防振群IS1を構成している。また第3レンズ群B3に含まれる一部の負の屈折力の部分群B3bまたは後群LRに含まれる負の屈折力のレンズ群は像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第2防振群IS2を構成している。
そして望遠端における第1防振群IS1の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD1tとする。望遠端における第2防振群IS2の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD2tとする。望遠端における全系の焦点距離をfTする。このとき、
0.2<D1t/fT<0.65 ・・・(1X)
0.2<D2t/fT<0.65 ・・・(1Y)
なる条件式を満足する。
次に前述の条件式の技術的意味について説明する。条件式(1X)又は(1Y)の上限を上回ると、第1防振群IS1と第2防振群IS2を通る軸上光束と軸外光束が分離してしまい、防振時(偏芯時)に発生する偏芯像面湾曲を良好に補正するのが困難になる。一方、条件式(1X)又は(1Y)の下限を下回ると、第1防振群IS1と第2防振群IS2が像面に近づきすぎてしまい、軸上光束の有効径が小さくなってしまう。軸上光束の有効径が小さくなると防振敏感度が小さくなる傾向にあり、防振角を大きくすることが困難になる。
従って、条件式(1X)、(1Y)を満たすことで、防振角を大きくすることが容易となり、かつ、防振時の光学性能を良好に維持することが容易となる。このように各実施例におけるズームレンズは、非防振時の光学性能が優れており、かつ、防振角が大きい状態においても良好な光学性能が容易に得られる。更に好ましくは条件式(1X)、(1Y)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.3 <D1t/fT<0.60 ・・・(1Xa)
0.25<D2t/fT<0.55 ・・・(1Ya)
各実施例において、更に好ましくは次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。第1防振群IS1の焦点距離をfIS1とする。第2防振群IS2の焦点距離をfIS2とする。望遠端における第1防振群IS1の物体側に配置される全てのレンズ系の合成焦点距離をfIS1fとする。望遠端における第2防振群IS2の物体側に配置される全てのレンズ系の合成焦点距離をfIS2fとする。
このとき、次の条件式のうち1つ以上を満足するのが良い。
0.05<|fIS1/fT|<0.25 ・・・(2X)
0.05<|fIS2/fT|<0.25 ・・・(2Y)
|fIS1f/fT|<2.0 ・・・(3X)
|fIS2f/fT|<2.0 ・・・(3Y)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。条件式(2X)又は(2Y)の上限を上回ると、第1防振群IS1と第2防振群IS2の負の屈折力が弱くなりすぎ(負の屈折力の絶対値が小さくなりすぎ)、防振敏感度を大きくすることが困難となり、また防振角を大きくすることが困難となる。
一方、条件式(2X)又は(2Y)の下限を下回ると、第1防振群IS1と第2防振群IS2の負の屈折力が強くなりすぎ(負の屈折力の絶対値が大きくなりすぎ)、防振時の偏芯コマ収差等を軽減することが困難になる。従って、条件式(2X)、(2Y)を満たすことで、防振角を大きくすることが容易となり、かつ、防振時の光学性能を良好に維持することが容易となる。
条件式(3X)又は(3Y)の下限を下回ると、第1防振群IS1と第2防振群IS2に入射する光線の入射角が大きくなりすぎ、防振時の偏芯像面湾曲や偏芯コマ収差を軽減することが困難になる。従って、条件式(3X)、(3Y)を満たすことで、防振時の光学性能を良好に維持することが容易となる。更に好ましくは条件式(2)、(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.07<|fIS1/fT|<0.15 ・・・(2Xa)
0.10<|fIS2/fT|<0.23 ・・・(2Ya)
0.3<|fIS1f/fT|<1.5 ・・・(3Xa)
0.3<|fIS2f/fT|<1.5 ・・・(3Ya)
次に本発明において好ましいレンズ構成について説明する。第1防振群IS1および第2防振群IS2は、いずれも2枚または3枚のレンズより構成されるのが良い。例えば第1防振群IS1は、物体側から像側へ順に配置された負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、負レンズよりなるのが良い。また、第2防振群IS2は、物体側から像側へ順に配置された正レンズと負レンズよりなるのが良い。
第1防振群IS1と第2防振群IS2を1枚のレンズで構成してしまうと、偏芯時に色収差(特に色の偏芯コマ収差)が多く発生してしまう。また、4枚以上のレンズで構成すると、防振群の重量が大きくなり、防振時に偏芯させるための機構が大型化してしまう。偏芯させるための機構が大型化してしまうと、大きく偏芯することが困難になり、結果的に防振角を大きくすることが困難になる。従って、第1防振群IS1および第2防振群IS2を、2枚又は3枚のレンズで構成することで、防振時の画質を良好に維持しつつ、防振角を大きくすることが容易となる。
第1防振群IS1と第2防振群IS2との間に、開口径が可変の開口絞りSPが配置されているのが良い。即ち、第1防振群IS1と第2防振群IS2は、開口絞りSPに対して一方は物体側、他方は像側に配置することが好ましい。開口絞りSPの物体側の負の屈折力の防振群と像側の負の屈折力の防振群を、同時に同方向に偏芯させることで、偏芯時に発生する歪曲を補正することができ、また、光量比の偏りを抑えることも容易となる。従って、第1防振群IS1と第2防振群IS2を、開口絞りSP前後に配置することで、さらに光学性能を良好に維持することが容易となる。
次に、実施例1、2の構成が、防振角が大きい状態においても光学性能が優れているズームレンズを提供するに好ましい理由を説明する。
<負の屈折力の第2レンズ群B2>
実施例1(後述する実施例2においても同様である)においては、負の屈折力の第2レンズ群B2を、第1防振群IS1としている。ポジティブリードタイプ(最も物体側のレンズ群が正の屈折力であるズームレンズタイプ)においては、防振時(偏芯時)の偏芯像面湾曲を小さくするためには、負の屈折力の部分群が防振群として適していることが知られている。加えて、負の屈折力のレンズ群を防振群とすることで、防振群を偏芯させるための機構を小さくすることができ、光学系の小型化にも適している。
また、防振角を大きくしつつも、1つの防振群における偏芯量を小さくするためには、防振敏感度を高くする必要がある。防振敏感度は、軸上光線高に略比例の関係にあるので、ポジティブリードタイプの第2レンズ群B2は軸上光束径が大きいため防振群として適している。
<負の屈折力の第3b部分群B3b、負の屈折力の第5レンズ群B5>
実施例1においては、負の屈折力の第3b部分群B3b(実施例2では負の屈折力の第5レンズ群B5)を、第2防振群IS2としている。負の屈折力を有していることが第2防振群IS2として好ましい理由は前述の通りである。加えて、負の屈折力の部分群(レンズ群)どうしで防振をすることで、各々の防振群で発生する収差(偏芯収差)を軽減することが容易となる。
本発明においては、第1防振群IS1を偏芯させた際に生じる像面湾曲と、第2防振群IS2を同じ方向に偏芯させた際に生じるそれと補正する関係になっている。従って、2つの負の屈折力の防振群で同時に防振をすることで、防振角を大きくした際にも光学性能を良好に維持している。
次に各実施例のズームレンズのレンズ構成について説明する。
[実施例1]
図1の実施例1の光学系について説明する。実施例1のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された次のレンズ構成よりなっている。正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、後群LRより構成されている。後群LRは、負の屈折力の第4レンズ群B4で構成されている。
第3レンズ群B3は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第3a部分群B3a、負の屈折力を有する第3b部分群B3b、負の屈折力の第3c部分群B3cの3つの部分群より構成されている。また、第4レンズ群B4は最も広い空気間隔を境に、物体側から像側へ順に配置された負の屈折力の第4a部分群B4a、負の屈折力の第4b部分群B4bの2つの部分群より構成されている。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。
広角端から望遠端へのズーミングに際しては、全てのレンズ群が互いに異なる軌跡で物体側へ移動する。広角端に対して望遠端において第1レンズ群B1と第2レンズ群B2の間隔は増大し、第2レンズ群B2と第3レンズ群B3の間隔は減少し、第3レンズ群B3と第4レンズ群B4の間隔は減少する。第3a部分群B3a、第3b部分群B3b、第3c部分群B3cは、ズーミングに際して同一の軌跡で移動する。同様に、第4a部分群B4aと第4b部分群B4bについても、ズーミングに際して同一の軌跡で移動する。なお、フォーカシングは第4a部分群B4aによって行っている。
図2(A)、(B)は、実施例1のズームレンズの広角端および望遠端における縦収差図をそれぞれ示している。図3(A)、(B)は、実施例1のズームレンズの広角端および望遠端における横収差図をそれぞれ示している。図2、図3に示すように、本実施例のズームレンズは、非防振時においても、良好な光学性能を有している。
実施例1においては、第2レンズ群B2を第1防振群IS1、第3b部分群B3bが第2防振群IS2である。ズームレンズが振動したとき、防振群を光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動(偏芯)させることで、撮像素子に入射する光線の範囲を変位させている。即ち、像ぶれ補正を行っている。なお、防振前における物点と最も物体側のレンズ面の光軸中心を結んだ軸と、防振時における物点と最も物体側のレンズ面の光軸中心を結んだ軸との角度を、以下、防振角と呼ぶ。また、防振群を光軸に対して垂直方向に1mmあたり移動させたときの防振角を、防振敏感度と呼ぶこととする。
図4(A)、(B)は、広角端および望遠端において、第1防振群IS1のみを変位させることで防振角0.4度を実現した際の横収差図をそれぞれ表す。また、図5(A)、(B)は、広角端および望遠端において、第2防振群IS2のみを変位させることで防振角0.4度を実現した際の横収差図をそれぞれ表す。
図4、図5に示すように、本実施例のズームレンズは、第1防振群IS1と第2防振群IS2のいずれの防振群も単独して十分な防振機能を有しており、0.4度の防振角を実現した場合においても収差(偏芯収差)の発生を軽減している。
しかしながら、単独の防振群のみを用いて防振角を更に大きくしようとすると、画質が劣化してきてしまう。具体的には、望遠端において、第1防振群IS1のみを変位させることで防振角0.8度を実現した際の横収差図を図6(A)に、望遠端において第2防振群IS2のみを変位させることで防振角0.8度を実現した際の横収差図を図6(B)にそれぞれ表す。図6(A)、(B)を見るに、単独の防振群のみで防振角0.8度を実現すると、偏芯像面湾曲および非点収差が顕著になり、周辺の光学性能が劣化してきてしまう。
本発明のズームレンズでは、ズームレンズに、第1防振群IS1と第2防振群IS2の2つの防振群を有することで、第1防振群IS1と第2防振群IS2をそれぞれ互いに独立に偏芯させる構成にすることで、防振角を大きくすることを容易にしている。
図7は、望遠端において、第1防振群IS1と第2防振群IS2をいずれも光軸と垂直方向に偏芯させて、防振角0.8度を実現した場合の横収差図を表している。第1防振群IS1で防振角0.4度相当、第2防振群IS2で防振角0.4度相当を実現しており、2つの防振群を合わせて、防振角0.8度となる。なおこのとき、第1防振群IS1と第2防振群IS2は、光軸に対して垂直の同方向に偏芯させている。同じ方向に偏芯させることで、防振角を足し合わせる(大きくする)ことができる。
図7を見るに、2つの防振群を同時に用いて防振することで、防振角を大きくした際にも十分な光学性能を有していることが分かる。
実施例1においては、図6(A)、(B)に示したように、第1防振群IS1を偏芯させた際に生じる像面湾曲と、第2防振群IS2を同じ方向に偏芯させた際に生じるそれと補正する関係になっている。従って、2つの負の屈折力の防振群で同時に防振をすることで、防振角を大きくした際にも光学性能を良好に維持している。
[実施例2]
図8の実施例2のズームレンズについて説明する。実施例2のズームレンズは、物体側から像側へ順に配置された次のレンズ構成よりなっている。正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、後群LRより構成されている。後群LRは、物体側より像側へ順に配置された正の屈折力の第4レンズ群B4、負の屈折力を有する第5レンズ群B5、正の屈折力の第6レンズ群B6で構成されている。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化する。ズーミングに際して第2レンズ群B2は不動である。
広角端から望遠端へのズーミングの際には、第2レンズ群B2以外の全てのレンズ群が物体側へ互いに異なる軌跡で移動する。広角端に比べて望遠端において、第1レンズ群B1と第2レンズ群B2の間隔は増大し、第2レンズ群B2と第3レンズ群B3の間隔は減少し、第3レンズ群B3と第4レンズ群B4の間隔は増大する。更に第4レンズ群B4と第5レンズ群B5の間隔は増大し、第5レンズ群B5と第6レンズ群B6の間隔は減少する。フォーカシングは第1レンズ群B1によって行っている。
図9(A)、(B)は、実施例2のズームレンズの広角端および望遠端における縦収差図をそれぞれ示している。図10(A)、(B)は、実施例2のズームレンズの広角端および望遠端における横収差図をそれぞれ示している。図9、図10に示すように、本実施例のズームレンズは、非防振時においても、良好な光学性能を有している。
本実施例においては、第2レンズ群B2を第1防振群IS1、第5レンズ群B5を第2防振群IS2としている。図11(A)、(B)は、広角端および望遠端において、第1防振群IS1のみを変位させることで防振角0.4度を実現した際の横収差図をそれぞれ表す。また、図12(A)、(B)は、広角端および望遠端において、第2防振群IS2のみを変位させることで防振角0.4度を実現した際の横収差図をそれぞれ表す。
図11、図12に示すように、本実施例のズームレンズは、第1防振群IS1と第2防振群IS2のいずれの防振群も単独して十分な防振機能を有しており、0.4度の防振角を実現した場合においても収差(偏芯収差)の発生を軽減している。
しかしながら、単独の防振群のみを用いて防振角を更に大きくしようとすると、画質が劣化してきてしまう。具体的には、望遠端において、第1防振群IS1のみを変位させることで防振角0.8度を実現した際の横収差図を図13(A)に、望遠端において第2防振群IS2のみを変位させることで防振角0.8度を実現した際の横収差図を図13(B)にそれぞれ表す。これらを見るに、単独の防振群のみで防振角0.8度を実現すると、偏芯像面湾曲および非点収差、偏芯コマ収差が顕著になり、周辺の光学性能が劣化してきてしまう。
本実施例のズームレンズも、第1防振群IS1と第2防振群IS2をそれぞれ独立に偏芯させる構成にすることで、防振角を大きくすることを可能にしている。
図14は、望遠端において、第1防振群IS1と第2防振群IS2をいずれも光軸と垂直方向に偏芯させて、防振角0.8度を実現した場合の横収差図を表している。第1防振群IS1で防振角0.65度相当、第2防振群IS2で防振角0.15度相当を実現しており、2つの防振群を合わせて、防振角0.8度となる。
なおこのとき、第1防振群IS1と第2防振群IS2は、光軸に対して垂直の同方向に偏芯させている。同じ方向に偏芯させることで、防振角を足し合わせる(大きくする)ことができる。図14を見るに、2つの防振群を同時に用いて防振することで、防振角を大きくした際にも十分な光学性能を有していることが分かる。
図15は本発明のズームレンズを有する一眼レフカメラ(撮像装置)の要部概略図である。図15において、10は実施例1又は2のズームレンズ1を有するレンズ鏡筒である。
ズームレンズ1は保持部材である鏡筒2に保持されている。20はカメラ本体である。カメラ本体20はクイックリターンミラー3、焦点板4、ペンタダハプリズム5、接眼レンズ6等を有している。クイックリターンミラー3は、ズームレンズ1からの光束を上方に反射する。焦点板4はズームレンズ1の像形成位置に配置されている。ペンタダハプリズム5は焦点板4に形成された逆像を正立像に変換する。観察者は、その正立像を、接眼レンズ6を介して観察する。
7は感光面であり、像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)や銀塩フィルムが配置される。撮影時にはクイックリターンミラー3が光路から退避して、感光面7上にズームレンズ1によって像側形成される。このように本発明のズームレンズ1を一眼レフカメラ等の撮像装置に適用することにより、高い光学性能を得ている。
尚、本発明のズームレンズは、デジタルカメラ・ビデオカメラ・銀塩フィルム用カメラ等の他に望遠鏡、双眼鏡、複写機、プロジェクター等の光学機器にも適用できる。また、クイックリターンミラーのないミラーレスの一眼レフカメラ(ミラーレスカメラ)にも適用することができる。従って以上のように各実施例によれば、非防振時の光学性能が優れており、かつ、防振角が大きい状態においても優れた光学性能を有するズームレンズを得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
以下に、実施例1、2に各々対応する数値データ1、2を示す。各数値データにおいて、iは物体側からの面の順番を示し、riは第i番目(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndi、νdiはそれぞれd線を基準とした第i番目のレンズの材料の屈折率、アッベ数を示す。riおよびdiの単位はいずれもミリである。BFはバックフォーカスである。レンズ全長は第1レンズ面から像面までの距離である。
また、非球面は面番号の後に、*の符号を付加して表している。非球面形状は、Xを光軸方向の面頂点からの変位量、hを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、rを近軸曲率半径、Kを円錐定数、B、C、D、Eを各次数の非球面係数とするとき、
で表す。なお、各非球面係数における「E±XX」は「×10±XX」を意味している。また、前述の各条件式に関係した数値を表1に示す。
[数値データ1]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 68.382 3.10 1.48749 70.2 29.85
2 184.452 0.20 29.55
3 87.017 1.50 1.72047 34.7 29.43
4 43.783 5.30 1.48749 70.2 28.83
5 -207.658 (可変) 28.47
6 -92.700 0.90 1.69350 50.8 18.81
7 20.215 2.80 1.80809 22.8 18.49
8 51.908 1.99 18.29
9 -41.117 0.90 1.80400 46.6 18.29
10 1367.687 (可変) 18.71
11 20.229 4.37 1.57099 50.8 20.32
12 -222.747 0.50 20.07
13 16.872 4.52 1.49700 81.5 18.85
14 -306.488 0.90 1.84666 23.8 17.86
15 27.205 2.81 16.68
16(絞り) ∞ 2.53 16.10
17* 54.427 2.00 1.58313 59.4 14.93
18* 160.134 1.50 14.25
19 -138.752 1.82 1.80610 33.3 13.98
20 -25.017 0.80 1.69680 55.5 13.85
21 30.284 1.82 13.44
22 19.262 4.16 1.48749 70.2 13.52
23 -45.399 (可変) 12.97
24 186.197 0.60 1.69680 55.5 11.98
25 13.287 2.00 1.54072 47.2 11.42
26 39.121 19.10 11.15
27 -32.141 3.30 1.80610 33.3 18.52
28 -18.391 1.00 1.48749 70.2 19.51
29 279.850 (可変) 21.07
像面 ∞
非球面データ
第17面
K = 0.00000e+000, A4=-3.16609e-005, A6= 3.39904e-007, A8= 4.73860e-009,
A10=-4.98257e-011

第18面
K = 0.00000e+000, A4= 5.67745e-005, A6= 6.21973e-007, A8= 6.27275e-009,
A10=-4.26978e-011

各種データ
ズーム比 3.43
広角 中間 望遠
焦点距離 56.50 125.64 194.01
Fナンバー 3.78 5.24 6.50
半画角(度) 13.59 6.21 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 103.50 126.75 150.00

d 5 3.86 23.48 32.68
d10 15.12 3.64 1.27
d23 4.09 5.48 1.50
d29(BF) 10.00 23.73 44.13

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 102.90 10.10 1.28 -5.51
2 6 -26.01 6.59 2.93 -1.57
3 11 26.07 17.63 -0.53 -13.79
4 19 -40.69 2.62 1.20 -0.27
5 22 28.34 4.16 0.85 -2.01
6 24 -45.59 2.60 1.23 -0.41
7 27 -113.74 4.30 -3.11 -5.74
[数値データ2]
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 75.574 4.71 1.48749 70.2 41.04
2 -553.304 0.15 40.56
3 93.333 1.70 1.65412 39.7 39.39
4 36.686 6.86 1.48749 70.2 37.68
5 209.042 (可変) 37.01
6 -304.867 0.80 1.71300 53.9 18.29
7 18.724 2.72 1.80809 22.8 17.79
8 45.113 2.10 17.52
9 -35.845 0.80 1.77077 49.9 17.52
10 410.714 (可変) 17.89
11 59.413 3.45 1.76385 48.5 21.66
12 -61.689 0.30 21.72
13 35.134 4.12 1.49700 81.5 21.11
14 -51.421 1.12 1.90366 31.3 20.61
15 213.538 4.48 20.18
16(絞り) ∞ (可変) 19.11
17 -131.955 1.00 1.80000 29.8 14.08
18 18.294 4.00 1.51742 52.4 14.35
19 -69.004 1.00 15.11
20 28.751 2.86 1.83400 37.2 16.23
21 107.786 (可変) 16.14
22 -31.013 2.18 1.90366 31.3 16.43
23 -23.840 1.70 16.91
24 -25.459 0.70 1.48749 70.2 16.64
25 35.530 (可変) 17.05
26 66.834 2.38 1.83602 39.7 20.49
27 -288.201 (可変) 20.63
像面 ∞
各種データ
ズーム比 4.10
広角 中間 望遠
焦点距離 58.01 133.70 238.00
Fナンバー 4.16 5.09 5.88
半画角(度) 13.25 5.83 3.28
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 155.88 193.28 210.88

d 5 5.87 43.27 60.87
d10 24.92 11.49 1.49
d16 19.96 21.96 26.58
d21 4.10 8.13 8.16
d25 11.86 7.83 7.80
d27(BF) 40.04 51.47 56.85

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 130.71 13.42 -1.87 -10.62
2 6 -25.52 6.42 3.33 -1.16
3 11 35.42 13.47 -0.18 -10.06
4 17 105.90 8.87 10.01 4.93
5 22 -42.67 4.57 2.31 -0.88
6 26 65.09 2.38 0.25 -1.06

B1 第1レンズ群 B2 第2レンズ群 B3 第3レンズ群
B4 第4レンズ群 B5 第5レンズ群 B6 第6レンズ群
B3a 第3a部分群 B3b 第3b部分群 B3c 第3c部分群
B4a 第4a部分群 B4b 第4b部分群 SP 開口絞り
IS1 第1防振群 IS2 第2防振群

Claims (14)

  1. 物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、1つ以上のレンズ群を含む後群から構成され、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズにおいて、
    広角端に比べて望遠端において、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔は増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔は減少し、
    前記第2レンズ群の全体もしくは前記第2レンズ群一部である負の屈折力の部分群は、像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第1防振群であり、前記第3レンズ群一部である負の屈折力の部分群または前記後群に含まれる負の屈折力のレンズ群は像ぶれ補正に際して光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動する第2防振群であり、
    望遠端における前記第1防振群の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD1t、望遠端における前記第2防振群の最も物体側のレンズ面から像面までの距離をD2t、望遠端における前記ズームレンズの焦点距離をfTするとき、
    0.2<D1t/fT<0.65
    0.2<D2t/fT<0.65
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第1防振群の焦点距離をfIS1とするとき、
    0.05<|fIS1/fT|<0.25
    る条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第2防振群の焦点距離をfIS2とするとき、
    0.05<|fIS2/fT|<0.25
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記第1防振群よりも物体側に配置される全てのレンズ系の望遠端における合成焦点距離をfIS1fとするとき、
    |fIS1f/fT|<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第2防振群よりも物体側に配置される全てのレンズ系の望遠端における合成焦点距離をfIS2fとするとき、
    |fIS2f/fT|<2.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記第1防振群および前記第2防振群のそれぞれは枚または3枚のレンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1防振群と前記第2防振群との間に、開口径が可変の開口絞りが配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 前記第1防振群は、物体側から像側へ順に配置された、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、負レンズよりなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第2防振群は、物体側から像側へ順に配置された、正レンズ、負レンズよりなることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記後群は、負の屈折力の第4レンズ群より構成され、
    前記第3レンズ群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第3a部分群、負の屈折力の第3b部分群、正の屈折力の第3c部分群より構成され、
    前記第2レンズ群は前記第1防振群であり、前記第3b部分群は前記第2防振群であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群はいずれも互いに異なる軌跡で物体側へ移動することを特徴とする請求項10に記載のズームレンズ。
  12. 前記後群は、物体側から像側へ順に配置された、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、前記第2レンズ群は前記第1防振群であり、前記第5レンズ群は前記第2防振群であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  13. ズーミングに際して前記第2レンズ群は不動であり、
    広角端から望遠端へのズーミングに際して前記第1レンズ群、前記第3レンズ群、前記第4レンズ群、前記第5レンズ群、前記第6レンズ群はいずれも互いに異なる軌跡で物体側へ移動することを特徴とする請求項12に記載のズームレンズ。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置
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