JP2001249276A - 像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ - Google Patents

像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ

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JP2001249276A
JP2001249276A JP2000063372A JP2000063372A JP2001249276A JP 2001249276 A JP2001249276 A JP 2001249276A JP 2000063372 A JP2000063372 A JP 2000063372A JP 2000063372 A JP2000063372 A JP 2000063372A JP 2001249276 A JP2001249276 A JP 2001249276A
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敦次郎 石井
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    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
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Abstract

(57)【要約】 【課題】十分な補正敏感度を持ちしかも補正時の性能劣
化が少ない像ぶれ補正機能を有し、かつ、像ぶれ補正機
能を有することによるレンズ枚数の増加やレンズ系全体
の大型化を最小限に抑えた撮影レンズを提供する。 【解決手段】複数のレンズ群G2,G32を光軸方向と
は異なる方向に移動させることにより像ぶれを補正する
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ぶれやカメラ内
部の振動等による像ぶれを補正する機能を備えた、銀塩
カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ等に使用される
撮影レンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手ぶれ等による像ぶれ補正機能を
備えた撮影レンズとしては、特開平8−62541号公
報、特開平10−282413号公報等に示されるよう
な、撮影レンズ系の一部を構成する補正レンズ系を光軸
に垂直な方向に移動させることにより、手ぶれ等による
像の移動を打ち消す方向に像を移動させる方法の像ぶれ
補正機能を備えた撮影レンズが提案されている。また特
開平3−83006号公報に示されるように、撮影レン
ズ系の一部を光軸上の一点を中心に回転させることによ
り、像の移動を打ち消す方向に像を移動させる方法の像
ぶれ補正機能を備えた撮影レンズも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
等の撮影レンズは、像ぶれの補正を単一の補正レンズ群
により行なうように構成されていたため、補正レンズ群
の駆動量に対する像の移動量(いわゆる、補正敏感度)
を大きくし、かつ補正レンズ群を移動したときに発生す
る偏心収差を小さく抑えるためには、設計上の自由度を
増やすためにレンズ枚数を増加させたり、パワー配置の
変更に伴いレンズ系全体を大型化させたりすることを避
けることが困難であった。そこで、本発明は、十分な補
正敏感度を持ちしかも補正時の性能劣化が少ない像ぶれ
補正機能を有し、かつ、像ぶれ補正機能を有することに
よるレンズ枚数の増加やレンズ系全体の大型化を最小限
に抑えた撮影レンズを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による像ぶれ補正
機能を有する撮影レンズは、複数のレンズ群を光軸方向
とは異なる方向に移動させることにより像ぶれを補正す
るようにしたことを特徴とする。
【0005】また、本発明は、複数のレンズ群を、光軸
に垂直な方向に移動させるか、または光軸近傍の点を中
心に回転させることにより像ぶれを補正するようにする
のが好ましい。
【0006】また、本発明は、複数のレンズ群の重心位
置の近傍を中心に、前記複数のレンズ群を一体的に回転
させることにより像ぶれを補正するようにするのが好ま
しい。
【0007】
【発明の実施の形態】一般に撮影レンズ系の一部を駆動
することによって、手ぶれ等による像ぶれが補正される
ように像を移動させる場合、少ない駆動量でもって大き
な像ぶれが補正できることや、大きな像ぶれを補正して
もレンズ性能の劣化が少ないこと等が要求される。即
ち、補正レンズ群の駆動量に対する像の移動量、いわゆ
る補正敏感度が十分に大きいことや、補正レンズ群を駆
動したときに発生する偏心収差が小さいことが必要にな
る。
【0008】光学系の一部が光軸に対して垂直にEだけ
偏心したときに発生する3次の偏心収差は、松井吉哉氏
の論文「偏心の存在する光学系の3次の収差論」(JOE
M,1990年6月)や、早川慎吾氏の論文「手ぶれ補正光学
系の設計」(日本光学会、光設計研究グループ機関誌N
O.16)に開示されている。すなわち偏心した部分系を
i、偏心した部分系iよりも像面側にある部分系をkと
し、それぞれの部分系で発生する3次収差係数をi,k
の添え字をつけて表すと、偏心と同方向のY方向に発生
する横収差ΔY(E)とそれに垂直なZ方向に発生する
横収差ΔZ(E)は、次の式(1)〜(8)で表すことが
できる。
【0009】
【0010】また、光学系の一部が光軸に対してεだけ
傾いたときに発生する3次の偏心収差も上述の論文によ
り、次の式(9)〜(16)で表すことができる。 但し、p,p'、q,q'は図13に示すように傾きの中心
から傾くレンズ群のそれぞれ入射瞳面、射出瞳面、物体
面、像面までの距離である。
【0011】上記式(1),(3)において(ΔE)はレンズ
の光軸に垂直な方向の偏心による像の横ずれの成分を表
している。また上記式(9),(11)の(Δε)も同様にレ
ンズの傾きεによる像の横ずれの成分を表している。こ
こで、上記式(11)の (Δε)=−2(αi'q'−αiq) において図14の関係を適用すれば、 q=s−C q'=s'−C 横倍率 β=s'/s=αi/αi' より、 (Δε)=−2(αi'−αi)C となる。
【0012】すなわちΔYのうち像の横ずれの成分は上
記式(1)と式(9)でそれぞれ (αi'−αi)/α'×E (αi'−αi)C/α'×ε であり、ここで(αi'−αi)は偏心するレンズ群にお
ける物体近軸光線の屈折角を表している。したがって補
正レンズ群を光軸に垂直な方向に偏心させる場合も、光
軸上の一点を中心に回転させる場合も、補正レンズ群の
駆動量に対する像ぶれの補正量の比すなわち補正敏感度
は、補正レンズ群における物体近軸光線の屈折角に比例
している。
【0013】したがって補正敏感度を大きくするために
は補正レンズ群による物体近軸光線の屈折角を大きくす
れば良いが、物体近軸光線の屈折角を大きくすると、一
般に補正レンズ群による収差の発生量、特に上記式
(1),(9)における球面収差Ii、コマ収差IIi等が大きく
なるので、結果として上記式(1),(9)中の項の値のうち
特に画像のシャープネスやコントラストの低下につなが
る偏心収差(IIE),(IIIE),(IIε),(IIIε)
の中のIi,IIi,(αi'−αi)IIk,(αi'−α i)III
k等の項の値が増大する。
【0014】これらの項の値が大きくなっても(II
E),(IIIE),(IIε),(IIIε)等の偏心収差が
大きくならないようにするためには、レンズ系全体とし
て収差がキャンセルされるように球面収差I,コマ収差I
I,非点収差III等の収差構造やパワー配置を決めなけれ
ばならない。しかし、通常の撮影レンズはレンズ系全体
をコンパクト化するためにパワー配置を制限され、また
無偏心状態におけるレンズ系全体の収差を良好に補正す
るために設計上の自由度がほとんど奪われているため、
その上でさらに偏心収差を補正することは設計上の自由
度からみて困難な場合が多い。また、ズームレンズのよ
うに変倍し、しかも、ズームポイントにおいて偏心収差
を含めた各収差を良好に保たなければならないような場
合には、偏心収差を補正することはさらに困難になる。
【0015】そこで、本発明では、像ぶれ補正時に複数
のレンズ群を、光軸に垂直な方向に移動、または光軸近
傍の一点を中心に回転させることによって像ぶれを補正
するように構成した。ここで、偏心するレンズ群におけ
る物体近軸光線の屈折角(α i'−αi)の符号は、補正
レンズ群のパワーの符号によって決まり、正のパワーを
持つレンズ群であれば正の値をとり、負のパワーを持つ
レンズ群であれば負の値をとる。従って、同じ符号のパ
ワーを持つ複数のレンズ群を光軸に対して同じ方向に駆
動すれば、各レンズ群による像移動の効果が足し合わさ
れて、一定の像移動量を発生させるのに必要な各レンズ
群の駆動量を小さく抑えることができる。また、異なる
符号のパワーを持つ複数のレンズ群を光軸に対して互い
に逆方向に駆動しても上述と同様の効果を得ることが出
来る。これにより、各補正レンズ群の(αi'−αi)の
値を大きくすること無く、比較的小さい駆動量で像ぶれ
に対し大きな補正量を得ることができる。またこの場
合、複数の補正レンズ群のうち隣り合う補正レンズ群同
士が同符号のパワーを持つレンズ群である場合には、そ
の間に逆符号のパワーを持つレンズ群を配置して逆符号
の収差を発生させるようにすれば、撮影レンズ系全体と
しての収差のバランスをとるとともに全体としてのパワ
ーを比較的小さくすることが可能になる。
【0016】また、一つの補正レンズ群の偏心によって
像ぶれを補正する場合には、上述のように、上記式
(1),(9)の偏心収差を小さく抑えるように無偏心状態で
の各収差(I、II、III、P、V)や補正レンズ群前後の
パワー配置を設計する必要があるが、通常の撮影レンズ
では、無偏心状態でのレンズ系全体の収差を良好に補正
するためや、レンズ系全体をコンパクトに構成するため
に、ほとんどの設計自由度が使われているため、新たに
偏心収差を良好に補正するのは困難な場合が多い。この
ためさらに収差補正の自由度を増やすためにレンズ枚数
が増加したり、パワー配置の変更によるレンズ系全体が
大型化することが避けられない。そこで、本発明のよう
に複数のレンズ群を偏心させて像ぶれを補正するように
構成すれば、複数の補正レンズ群を1..nとし、上記
式(1)〜(8),(9)〜(16)におけるi,kを補正レンズ群の
番号を添えてin,knと表すと、発生する3次の偏心
収差は、次の式(17)〜(28)に示すように、各群単独に
よる像移動の効果を足し合わせたものになる。
【0017】
【0018】従って、本発明の撮影レンズによれば、偏
心収差を決定する自由度が補正群の数に比例して増える
ので、偏心収差を小さくすることが、従来の撮像レンズ
のように単一の補正レンズ群でもって像ぶれを補正する
場合に比べて容易になる。例えば、それぞれの補正レン
ズ群で発生する偏心収差がキャンセルされるように補正
レンズ群を選択して組み合わせすることによって、各補
正レンズ群の個々の偏心収差の発生量が大きくても補正
レンズ群全体としての収差の発生量を小さく抑えること
が可能になる。これにより、大幅に設計自由度を増加さ
せるためにレンズ枚数が増加するのを抑えることがで
き、また、パワー配置を変更するために撮影レンズ系全
体が大型化するのを避けることができる。
【0019】また、本発明のように複数のレンズ群を偏
心させて像ぶれを補正する場合、複数のレンズ群をそれ
ぞれ別個に駆動するとその数に比例してアクチュエータ
ーその他の駆動機構が必要になるため、コストアップや
鏡胴の大型化、さらには補正誤差の要因の増加にもつな
がる。そこで、複数のレンズ群を、像ぶれを補正すると
きに、共通の駆動機構により一体的に駆動するように構
成するのが好ましい。
【0020】また、撮影レンズが、ズームレンズのよう
にレンズ群の間隔を変化させて変倍を行うタイプのレン
ズである場合、補正レンズ群として像ぶれ補正時に駆動
するレンズ群同士の間隔を変倍時に変化させることは、
機構上困難な場合が多く、複雑な機構や鏡胴の大型化、
コストアップ等につながる。そこで、本発明において、
補正レンズ群同士が、変倍時には、一体的に移動または
固定するようにして補正レンズ群同士の間隔を変化させ
ないようにすれば、機構の複雑化や鏡胴の大型化、コス
トアップを避けることができる。
【0021】また、一般に補正レンズ群を光軸に垂直な
方向に偏心させて像ぶれを補正する場合、補正レンズ群
は可動方向に重力の影響を受け、その方向はカメラの保
持方向によって変化するためその対策が必要になる。本
発明では、複数のレンズ群を光軸に垂直な方向に偏心さ
せることによって像ぶれを補正することができるが、光
軸近傍の一点を中心に回転させることによっても像ぶれ
を補正することができる。このとき、複数のレンズ群を
一体的にそれら一体の複数のレンズ群の重心位置で支持
し、その重心位置を中心に回転させるように構成すれ
ば、補正レンズ群の駆動に関して重力の影響を受けない
ようにすることが可能になる。
【0022】また、一般に手ぶれによる写真撮影の失敗
は撮影レンズの焦点距離が長いほど起きやすいことが知
られている。これは手ぶれによるカメラの回転角が一定
でも、それによる像ぶれ量は焦点距離に比例することに
よる。また近年カメラに高倍率のズームレンズが使われ
るようになっており、ズームレンズの望遠端での手ぶれ
による写真撮影の失敗が問題になってきている。高倍率
のズームレンズに適したレンズ構成の代表的なものとし
ては、物体側から正の屈折力を有する第1群と、負の屈
折力を有する第2群と、正の屈折力を有する第3群とを
有する構成が知られている。さらに第3群内を正正、正
負正、正正負等のレンズユニットに分割し変倍時に各ユ
ニット間の間隔を変化させることによって、収差補正や
変倍の補助的な役割を行うタイプのズームレンズが知ら
れている。
【0023】このようなタイプのズームレンズでもって
高倍率の変倍を行う場合、第1,2,3群の各群の間隔
は広角端から望遠端にかけて変倍のために比較的大きく
変化する。また、このようなタイプのズームレンズで
は、第2群と第3群の間、または第3群内に開口絞りを
配置するのが一般的である。
【0024】このような構成のズームレンズに対し、本
発明のように、複数の補正レンズ群による像ぶれ補正機
構を適用する場合、各レンズ群の補正敏感度や偏心収差
の発生量を考慮して補正レンズ群を任意に選択すること
が可能であるが、第1群内のレンズは一般にレンズ径が
大きく重量も重いため補正レンズ群としては不向きであ
る。また、第2群の光軸方向の厚みが大きくなると第1
群における軸外の主光線高が高くなり、第1群のレンズ
径がさらに大きくなることにつながるので、第2群は一
般に3〜5枚程度のレンズでもってコンパクトに構成さ
れるのが好ましい。このため、第2群内に複数の補正レ
ンズ群を配置するのは困難である。また第2,3群の群
間隔は変倍時の変化が大きく、ズーム位置によっては光
軸方向の距離が大きくなる上、間に開口絞りの機構が入
るため、第2,3群にそれぞれ補正レンズ群を配置して
上述のように像ぶれ補正時や変倍時に一体的に駆動する
ように構成することは機構上の大型化や複雑化を招くた
め困難であることが多い。そこで複数の補正レンズ群を
3群内に配置することが、機構の簡単化や鏡胴の小型化
等の点からみて好ましい。
【0025】さらに、本発明の撮影レンズを、前記第3
群を正負正の3つのユニットに分割し、物体側から順に
正の第1群と、負の第2群と、正の第3群と、負の第4
群と、正の第5群とで構成し、第3群と第5群を一体的
に光軸に垂直な方向に偏心させることにより像ぶれを補
正するように構成すれば、第3群と第5群との偏心によ
る補正量が足し合わされて十分な補正敏感度を達成で
き、しかも、第3群で発生する偏心収差と第5群で発生
する偏心収差とがキャンセルされて、補正時の性能を良
好に保つことができる。
【0026】また、本発明の撮影レンズは、前記第3群
を正、負、正または負、正の4つのユニットに分割し、
物体側から順に正の第1群と、負の第2群と、正の第3
群と、負の第4群と、正または負の第5群と、正の第6
群とで構成し、第4群と第6群を一体的に光軸近傍の1
点を中心として回転することにより像ぶれを補正するよ
うに構成すれば、第4群と第6群の偏心による像ぶれの
補正量が足し合わされて十分な補正敏感度を達成でき、
しかも、第4群で発生する偏心収差と第6群とで発生す
る偏心収差がキャンセルされて、補正時の性能を良好に
保つことができる。
【0027】以下、数値データを用いた実施例に基づき
本発明を詳細に説明する。第1実施例 図1は本発明による撮影レンズの第1実施例のレンズ構
成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は
望遠端での状態を示す。図2は第1実施例における球面
収差、非点収差、歪曲収差及びコマ収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は望遠端での状態を示す。図3
は、第1実施例において、像ぶれを補正すべき補正角を
0.5°と設定して補正レンズ群を偏心させたときの望
遠端での収差図であり、(a)は軸上横収差、(b),(c)は
光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外れた位
置での横収差、 (d)は非点収差を示す。
【0028】本実施例の撮影レンズは、図1に示すよう
に、物体側から正のパワーを持つ第1のレンズ群(第1
群)G1と、負のパワーを持つ第2のレンズ群(第2
群)G2と、正のパワーを持つ第3のレンズ群G3を有
し、広角端から望遠端にかけての変倍に応じて各群の間
隔が変化するズームレンズとして構成されている。第2
群G2は、4枚のレンズで構成されている。第3のレン
ズ群G3は、正のパワーを持つレンズユニット(第3
群)G31と、負のパワーを持つレンズユニット(第4
群)G32と、正のパワーを持つレンズユニット(第5
群)G33の3つのユニットで構成されており、変倍時
には各ユニット間の間隔を変化させて、収差補正や変倍
の補助的な役割を行なうようになっている。
【0029】そして本実施例では、第2群G2と第4群
のレンズユニットG32が、それぞれ第1補正レンズ群
1、第2補正レンズ群2として、図示省略したアクチュ
エーター等の駆動機構を介してそれぞれ別個に駆動し、
駆動時にそれぞれ光軸に垂直な同じ方向に移動して手ぶ
れ等による像ぶれを補正することができるようになって
いる。このため、一定の像移動量を発生させるのに必要
な各レンズ群の駆動量を小さく抑えることができる。な
お、レンズユニットG31は、第2群G2、レンズユニ
ットG32を像ぶれ補正のために駆動するときは、位置
を固定されている。またレンズユニットG31は、第2
群G2、レンズユニットG32とは逆符号の収差を発生
させるようになっており、撮影レンズ系全体の収差のバ
ランスをとるとともに撮影レンズ系全体のパワーが小さ
くなるようにしている。なお、開口絞りSは第2群と第
3群との間に配置されている。
【0030】次に、本実施例にかかる撮影レンズを構成
している光学部材の数値データを示す。本実施例の数値
データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半
径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、
n1、n2、…は各レンズのd線での屈折率、ν1、ν
2、…は各レンズのアッべ数、fは撮影レンズ全系の焦
点距離、2ωは画角、FBはバックフォーカスである。
なお、非球面形状は、光軸方向をZ、光軸に直交する方
向にyをとり、円錐係数をk、非球面係数をAC2、A
4、AC6、AC8、AC10、AC12、AC14、AC16
AC18、AC20としたとき、次の式で表される。 Z=(y2/r)/[1+{1−(1+k)・(y/
r)21/2]+AC22+AC44+AC66+AC8
8+AC1010+AC1212+AC1414+AC16
16+AC1818+AC2020 なお、これらの記号は後述の実施例の数値データにおい
ても共通である。
【0031】数値データ1 r1=63.455 d1=1.400 n1=1.84666 ν1=23.78 r2=39.227 d2=7.794 n2=1.69350 ν2=53.21 r3=305.969 d3=0.200 r4=37.975 d4=4.390 n4=1.49700 ν4=81.54 r5=86.043 d5=D1(可変) r6=69.250 d6=1.000 n6=1.77250 ν6=49.60 r7=12.791(非球面) d7=5.341 r8=-45.481 d8=1.000 n8=1.77250 ν8=49.60 r9=30.669 d9=0.300 r10=18.350 d10=4.263 n10=1.84666 ν10=23.78 r11=-70.813 d11=0.434 r12=-39.193 d12=1.000 n12=1.77250 ν12=49.60 r13=28.173 d13=D2(可変) r14=∞(絞り面) d14=1.200 r15=25.075 d15=4.098 n15=1.51821 ν15=65.04 r16=-13.934 d16=0.995 n16=1.84666 ν16=23.78 r17=-20.818(非球面) d17=0.100 r18=22.219 d18=1.978 n18=1.49700 ν18=81.54 r19=20.400 d19=D3(可変) r20=-58.793 d20=1.691 n20=1.84666 ν20=23.78 r21=-26.492 d21=0.650 n21=1.83481 ν21=42.72 r22=-40.480 d22=1.996 r23=-23.673(非球面) d23=0.971 n23=1.83481 ν23=42.72 r24=-137.253 d24=D4(可変) r25=57.183(非球面) d25=5.208 n25=1.52249 ν25=59.84 r26=-25.894 d26=0.100 r27=803.290 d27=4.964 n27=1.51633 ν27=64.14 r28=-23.472 d28=0.300 r29=-20.469 d29=1.095 n29=1.84666 ν29=23.78 r30=-36.603 像面 ∞
【0032】 非球面係数 第7面 k=0.0000 A4=7.8223×10-6 6=3.3835×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第17面 k=0.0000 A4=1.2669×10-5 6=3.0281×10-8 8=0.0000×10010=4.2903×10-15 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第23面 k=0.0000 A4=1.1833×10-5 6=-1.2918×10-9 8=0.0000×10010=6.2359×10-17 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第25面 k=0.0000 A4=-1.1569×10-5 6=2.8431×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100
【0033】 ズームデータ 広角端 中間 望遠端 焦点距離f(mm) 14.409 43.998 141.993 Fナンバー 3.485 4.139 4.421 2ω(°) 76.5 27.9 8.7 FB(mm) 33.706 51.345 50.809 D1 1.200 20.308 37.421 D2 21.633 8.196 1.500 D3 1.297 0.441 7.279 D4 15.765 7.785 1.000
【0034】
【0035】第2実施例 図4は本発明による撮影レンズの第2実施例のレンズ構
成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は
望遠端での状態を示す。図5は第2実施例における球面
収差、非点収差、歪曲収差及びコマ収差を示す図であ
り、(a)は広角端、(b)は望遠端での状態を示す。図6
は、第2実施例の望遠端で各補正群を単独で偏心させた
ときの収差と、一体的に偏心させたときの収差を示す図
である。ここで、図6(a)は軸上横収差であって左側が
第3群のみを偏心させた場合、中央が第5群のみを偏心
させた場合、右側が第3群と第5群を一体で偏心させた
場合である。同様に、(b)は非点収差、(c),(d)は光軸
からそれぞれ+0.35°,−0.35°外れた位置で
の横収差を示す。
【0036】本実施例の撮影レンズは、図4に示すよう
に、物体側から正のパワーを持つ第1のレンズ群(第1
群)G1と、負のパワーを持つ第2のレンズ群(第2
群)G2と、正のパワーを持つ第3のレンズ群G3を有
し、広角端から望遠端にかけての変倍に応じて各群の間
隔が変化するズームレンズとして構成されている。第2
群G2は、4枚のレンズで構成されている。第3のレン
ズ群G3は、正のパワーを持つレンズユニット(第3
群)G31と、負のパワーを持つレンズユニット(第4
群)G32と、正のパワーを持つレンズユニット(第5
群)G33の3つのレンズユニットで構成されており、
変倍時には各ユニット間の間隔を変化させて、収差補正
や変倍の補助的な役割を行なうようになっている。
【0037】そして本実施例では、第3群のレンズユニ
ットG31と第5群のレンズユニットG33が、それぞ
れ第1補正レンズ群1、第2補正レンズ群2として、図
示省略したアクチュエーター等の共通の駆動機構を介し
て一体的に駆動し、駆動時にそれぞれ光軸に垂直な同じ
方向に一体的に移動して手ぶれ等による像ぶれを補正す
ることができるようになっている。このため、第3群の
レンズユニットG31と第5群のレンズユニットG33
との偏心による補正量が足し合わされて十分な補正敏感
度が達成でき、しかも、第3群のレンズユニットG31
で発生する偏心収差と第5群のレンズユニットG33で
発生する偏心収差とがキャンセルされて、補正時のレン
ズ#の性能を良好に保つことができる。なお、レンズユ
ニットG32は、レンズユニットG31,G33を像ぶ
れ補正のために駆動するときは、位置を固定されてい
る。またレンズユニットG32は、レンズユニットG3
1,G33とは逆符号の収差を発生させるようになって
おり、撮影レンズ系全体の収差のバランスをとるととも
に撮影レンズ系全体のパワーが小さくなるようにしてい
る。なお、開口絞りSは第2群と第3群との間に配置さ
れている。
【0038】次に、本実施例にかかる撮影レンズを構成
している光学部材の数値データを示す。数値データ2 r1=72.736 d1=1.400 n1=1.84666 ν1=23.78 r2=42.968 d2=6.896 n2=1.72916 ν2=54.68 r3=607.641 d3=0.200 r4=41.689 d4=3.689 n4=1.49700 ν4=81.54 r5=94.143 d5=D1(可変) r6=115.017 d6=1.000 n6=1.77250 ν6=49.60 r7=14.245(非球面) d7=5.097 r8=-45.467 d8=1.000 n8=1.77250 ν8=49.60 r9=37.237 d9=0.300 r10=20.328 d10=4.721 n10=1.84666 ν10=23.78 r11=-41.230 d11=0.234 r12=-35.778 d12=1.000 n12=1.77250 ν12=49.60 r13=24.157 d13=D2(可変) r14=∞(絞り面) d14=1.200 r15=34.234 d15=4.379 n15=1.60300 ν15=65.44 r16=-13.542 d16=0.995 n16=1.84666 ν16=23.78 r17=-27.117(非球面) d17=0.100 r18=22.108 d18=1.909 n18=1.49700 ν18=81.54 r19=65.701(非球面) d19=D3(可変) r20=-63.876 d20=2.318 n20=1.84666 ν20=23.78 r21=-15.937 d21=0.650 n21=1.83481 ν21=42.72 r22=-42.448 d22=1.996 r23=-34.505(非球面) d23=0.971 n23=1.83481 ν23=42.72 r24=37.823 d24=D4(可変) r25=38.424(非球面) d25=5.318 n25=1.52249 ν25=59.84 r26=-27.769 d26=0.100 r27=712.059 d27=5.035 n27=1.51633 ν27=64.14 r28=-21.551 d28=0.300 r29=-19.379 d29=1.095 n29=1.84666 ν29=23.78 r30=-33.588 像面 ∞
【0039】 非球面係数 第7面 k=0.0000 A4=-7.1010×10-7 6=-1.6684×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第17面 k=0.0000 A4=2.5627×10-6 6=1.2976×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第23面 k=0.0000 A4=1.6348×10-5 6=-2.8682×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第25面 k=0.0000 A4=-1.9281×10-5 6=4.5758×10-8 8=0.0000×10010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×10016=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100
【0040】 ズームデータ 広角端 中間 望遠端 焦点距離f(mm) 14.404 43.999 141.993 Fナンバー 3.485 4.139 4.421 2ω(°) 76.1 27.0 8.5 FB(mm) 32.829 48.023 50.071 D1 1.200 20.309 37.391 D2 21.602 8.446 1.500 D3 1.295 4.452 8.215 D4 12.984 7.053 1.000
【0041】補正角が0.5°のときの偏心量 第1,2補正レンズ群(第3群,第5群) 広角端 0.04mm 望遠端 0.25mm
【0042】補正レンズ群による3次の偏心収差係数
【0043】第3実施例 図7は本発明による撮影レンズの第3実施例のレンズ構
成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)望
遠端での状態を示す。図8は第3実施例における球面収
差、非点収差、歪曲収差及びコマ収差を示す図であり、
(a)は広角端、(b)は望遠端での状態を示す。図9は、第
3実施例の望遠端で各補正群を単独で偏心させたときの
収差と、一体的に偏心させたときの収差を示す図であ
る。ここで、図9(a)は軸上横収差であって左側が第4
群のみを偏心させた場合、中央が第6群のみを偏心させ
た場合、右側が第4群と第6群を一体で偏心させた場合
である。同様に、(b)は非点収差、(c),(d)は光軸から
それぞれ+0.35°,−0.35°外れた位置での横
収差を示す。
【0044】本実施例の撮影レンズは、図7に示すよう
に、物体側から正のパワーを持つ第1のレンズ群(第1
群)G1と、負のパワーを持つ第2のレンズ群(第2
群)G2と、正のパワーを持つ第3のレンズ群G3を有
し、広角端から望遠端にかけての変倍に応じて各群の間
隔が変化するズームレンズとして構成されている。第2
群G2は、4枚のレンズで構成されている。第3のレン
ズ群G3は、正のパワーを持つレンズユニット(第3
群)G31と、負のパワーを持つレンズユニット(第4
群)G32と、正のパワーを持つレンズユニット(第5
群)G33と、正のパワーを持つレンズユニット(第6
群)G34の4つのレンズユニットで構成され、変倍時
には各ユニット間の間隔を変化させて、収差補正や変倍
の補助的な役割を行なうようになっている。
【0045】そして本実施例では、互いに異なるパワー
を持つ第4群のレンズユニットG32と第6群のレンズ
ユニットG34が、それぞれ第1補正レンズ群1、第2
補正レンズ群2として、図示省略したアームを介して光
軸近傍の点3を中心に回転可能に支持され、図示省略し
たアクチュエーター等の共通の駆動機構を介して一体的
に駆動し、駆動時に光軸近傍の回転中心3を中心に回転
することによって手ぶれ等による像ぶれを補正すること
ができるようになっている。そして、レンズユニットG
32,G34は互いに光軸に対して垂直な方向の移動成
分が、光軸に対して対称な方向を向いている。このた
め、第4群のレンズユニットG32と第6群のレンズユ
ニットG34との偏心による補正量が足し合わされて十
分な補正敏感度が達成でき、しかも、第4群のレンズユ
ニットG32で発生する偏心収差と第6群のレンズユニ
ットG34で発生する偏心収差とがキャンセルされて、
補正時のレンズ#の性能を良好に保つことができる。ま
た、光軸近傍の回転中心3は、レンズユニットG32及
びレンズユニットGG34の重心に位置しており、レン
ズユニットG32,G34の補正レンズ群としての駆動
に関して重力の影響を極力受けないようになっている。
なお、レンズユニットG33は、レンズユニットG3
2,G34を像ぶれ補正のために駆動するときは、位置
を固定されている。また、開口絞りSは第2群と第3群
との間に配置されている。
【0046】次に、本実施例にかかる撮影レンズを構成
している光学部材の数値データを示す。数値データ3 r1=65.483 d1=1.500 n1=1.84666 ν1=23.78 r2=40.596 d2=9.816 n2=1.60311 ν2=60.64 r3=722.384 d3=0.100 r4=51.481 d4=5.101 n4=1.49700 ν4=81.54 r5=337.557 d5=D1(可変) r6=351.027(非球面) d6=0.850 n6=1.77250 ν6=49.60 r7=13.404 d7=7.541 r8=-25.020(非球面) d8=0.860 n8=1.80440 ν8=39.59 r9=-80.787 d9=0.100 r10=126.230 d10=3.838 n10=1.84666 ν10=23.78 r11=-23.712 d11=0.432 r12=-20.265 d12=0.750 n12=1.74100 ν12=52.64 r13=-660.283 d13=D2(可変) r14=∞(絞り面) d14=0.850 r15=18.607(非球面) d15=4.718 n15=1.48749 ν15=70.23 r16=-35.787 d16=D3(可変) r17=64.557 d17=0.806 n17=1.80610 ν17=40.92 r18=22.291 d18=D4(可変) r19=-64.517 d19=1.792 n19=1.69895 ν19=30.13 r20=-40.746 d20=D5(可変) r21=39.510 d21=6.216 n21=1.49700 ν21=81.54 r22=-24.817 d22=0.700 n22=1.80518 ν22=25.42 r23=-78.589 d23=0.293 r24=653.336(非球面) d24=3.160 n24=1.60311 ν24=60.64 r25=-72.746(非球面) 像面 ∞
【0047】 非球面係数 第6面 k=0.0000 A4=7.6868×10-6 6=-7.7938×10-98=2.4302×10-13 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第8面 k=0.0000 A4=8.5661×10-6 6=-8.9029×10-9 8=6.9049×10-13 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第15面 k=0.0000 A4=-3.7878×10-5 6=3.0781×10-8 8=-2.1965×10-1010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第24面 k=0.0000 A4=-1.6542×10-6 6=-4.3793×10-88=0.0000×100 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第25面 k=0.0000 A4=-1.3946×10-6 6=-4.4808×10-88=0.0000×100 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100
【0048】 ズームデータ 広角端 中間 望遠端 焦点距離f(mm) 14.363 45.499 140.494 Fナンバー 3.851 3.911 4.065 2ω(°) 73.8 24.6 8.0 FB(mm) 32.540 47.098 40.143 D1 1.198 22.772 38.284 D2 32.717 10.494 1.199 D3 2.423 6.576 15.684 D4 21.565 18.908 1.314 D5 1.232 3.862 21.483
【0049】補正角が0.5°のときの偏心量 第1,2補正レンズ群(第4群,第6群) 広角端 0.28° 望遠端 2.27°
【0050】補正レンズ群による3次の偏心収差係数
【0051】第4実施例 図10は本発明による撮影レンズの第4実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は望遠端での状態を示す。図11は第4実施例における
球面収差、非点収差、歪曲収差及びコマ収差を示す図で
あり、(a)は広角端、(b)は望遠端での状態を示す。図1
2は、第4実施例において、像ぶれを補正すべき補正角
を0.5°と設定して補正レンズ群を偏心させたときの
望遠端での収差図であり、(a)は軸上横収差、(b),(c)
は光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外れた
位置での横収差、 (d)は非点収差を示す。
【0052】本実施例の撮影レンズは、図10に示すよ
うに、物体側から正のパワーを持つ第1のレンズ群(第
1群)G1と、負のパワーを持つ第2のレンズ群(第2
群)G2と、正のパワーを持つ第3のレンズ群G3を有
し、広角端から望遠端にかけての変倍に応じて各群の間
隔が変化するズームレンズとして構成されている。第2
群G2は、4枚のレンズで構成されている。第3のレン
ズ群G3は、正のパワーを持つレンズユニット(第3
群)G31と、負のパワーを持つレンズユニット(第4
群)G32と、正のパワーを持つレンズユニット(第5
群)G33と、正のパワーを持つレンズユニット(第6
群)G34とで構成されており、変倍時には各ユニット
間の間隔を変化させて、収差補正や変倍の補助的な役割
を行なうようになっている。
【0053】そして本実施例では、互いに異なるパワー
を持つ第4群のレンズユニットG32と第6群のレンズ
ユニットG34が、それぞれ第1補正レンズ群1、第2
補正レンズ群2として、図示省略したアクチュエーター
等の駆動機構を介してそれぞれ別個に駆動し、駆動時に
それぞれ光軸に垂直であって互いに光軸に対して対称な
方向に移動して手ぶれ等による像ぶれを補正することが
できるようになっている。このため、一定の像移動量を
発生させるのに必要な各レンズ群の駆動量を小さく抑え
ることができる。なお、レンズユニットG33は、レン
ズユニットG32,G34を像ぶれ補正のために駆動す
るときは、位置を固定されている。また、開口絞りSは
第2群と第3群との間に配置されている。
【0054】次に、本実施例にかかる撮影レンズを構成
している光学部材の数値データを示す。数値データ4 r1=81.593 d1=1.500 n1=1.84666 ν1=23.78 r2=46.199 d2=9.654 n2=1.60311 ν2=60.64 r3=-11730.474 d3=0.100 r4=46.455 d4=5.302 n4=1.49700 ν4=81.54 r5=260.019 d5=D1(可変) r6=-461.212(非球面) d6=0.850 n6=1.77250 ν6=49.60 r7=14.170 d7=7.444 r8=-21.222(非球面) d8=0.860 n8=1.80440 ν8=39.59 r9=-80.778 d9=0.100 r10=97.622 d10=3.911 n10=1.84666 ν10=23.78 r11=-24.702 d11=0.891 r12=-19.237 d12=0.750 n12=1.74100 ν12=52.64 r13=-77.535 d13=D2(可変) r14=∞(絞り面) d14=0.850 r15=19.645(非球面) d15=4.835 n15=1.48749 ν15=70.23 r16=-37.573 d16=D3 r17=99.818 d17=0.806 n17=1.80610 ν17=40.92 r18=24.656 d18=D4(可変) r19=-100.172 d19=2.267 n19=1.69895 ν19=30.13 r20=-33.702 d20=D5(可変) r21=40.356 d21=5.302 n21=1.49700 ν21=81.54 r22=-27.200 d22=0.700 n22=1.80518 ν22=25.42 r23=11402.817 d23=0.448 r24=101.055(非球面) d24=3.261 n24=1.60311 ν24=60.64 r25=-82.585(非球面) 像面 ∞
【0055】 非球面係数 第6面 k=0.0000 A4=2.6299×10-5 6=-6.2619×10-8 8=1.5806×10-1010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第8面 k=0.0000 A4=-5.3746×10-6 6=-3.8061×10-8 8=-9.2436×10-1110=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第15面 k=0.0000 A4=-3.4699×10-5 6=2.5178×10-8 8=-2.0882×10-1010=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第24面 k=0.0000 A4=5.7869×10-6 6=1.0794×10-8 8=0.0000×100 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100 第25面 k=0.0000 A4=4.3590×10-6 6=1.0474×10-8 8=0.0000×100 10=0.0000×100 12=0.0000×100 14=0.0000×100 16=0.0000×100 18=0.0000×100 20=0.0000×100
【0056】 ズームデータ 広角端 中間 望遠端 f(mm) 14.365 45.499 140.495 fナンバー 3.851 3.911 4.065 2ω(°) 76.3 25.7 8.5 FB(mm) 34.362 47.316 40.000 D1 1.197 23.495 39.824 D2 29.595 9.404 1.199 D3 2.513 6.686 13.998 D4 19.372 14.930 1.309 D5 1.235 6.050 21.046
【0057】
【0058】以上説明したように、本発明による撮影レ
ンズは、特許請求の範囲に記載された特徴のほかに下記
に示すような特徴も備えている。 (1)前記複数のレンズ群の間に、像ぶれ補正時に位置
を固定されるレンズ群を有することを特徴とする請求項
1又は2に記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0059】(2)前記複数のレンズ群のうち、少なく
とも1つのレンズ群は光軸に対して垂直な方向の移動成
分がそれ以外のレンズ群とは光軸に対して対称な方向を
向いていることを特徴とする請求項1,2、上記(1)
のいずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レン
ズ。
【0060】(3)前記複数のレンズ群を一体的に駆動
することを特徴とする請求項1,2、上記(1),
(2)のいずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影
レンズ。
【0061】(4)前記複数のレンズ群を一体的に、そ
れら一体の複数のレンズ群の重心位置の近傍を中心に回
転することにより像ぶれを補正するようにしたことを特
徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の像ぶれ
補正機能を有する撮影レンズ。
【0062】(5)前記複数のレンズ群が、像ぶれ補正
時に同方向の像移動を発生させる2つのレンズ群を含む
ことを特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(4)の
いずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0063】(6)前記複数のレンズ群が、像ぶれ補正
時に同方向の像移動を発生させる同符号のパワーを持つ
2つのレンズ群を含み、該2つのレンズ群の間に像ぶれ
補正時には固定の、該2つのレンズ群とは逆符号のパワ
ーを持つレンズ群を有することを特徴とする上記(1)
〜(3)のいずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮
影レンズ。
【0064】(7)前記複数のレンズ群が、光軸に対し
て垂直な方向の移動成分が光軸に対して対称な方向を向
く、異符号のパワーを持つ2つのレンズ群を含むことを
特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(5)のいずれ
かに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0065】(8)前記複数のレンズ群が、像ぶれ補正
時に反対符号の偏心収差を発生させる2つのレンズ群を
含むことを特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜
(7)のいずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影
レンズ。
【0066】(9)前記複数のレンズ群が、像ぶれ補正
時に前記複数のレンズ群全体としての偏心収差がほぼキ
ャンセルされるように偏心収差を発生させることを特徴
とする請求項1〜3、上記(1)〜(8)のいずれかに
記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0067】(10)前記複数のレンズ群が、相対的な
位置関係を変えずに変倍可能な、変倍機能を有する請求
項1〜3、上記(1)〜(9)のいずれかに記載の像ぶ
れ補正機能を有する撮影レンズ。
【0068】(11)物体側から順に正の第1群、負の
第2群、正の第3群の3群構成を有し少なくとも前記3
群の間の間隔を変化させることにより変倍可能であるこ
とを特徴とする請求項1〜3、上記(1)〜(10)の
いずれかに記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0069】(12)物体側から順に正の第1群、負の
第2群、正の第3群の3群構成を有し少なくとも前記3
群の間の間隔を変化させることにより変倍可能であるズ
ームレンズにおいて、前記複数のレンズ群を前記第3群
内に配置したことを特徴とする請求項1〜3、上記
(1)〜(11)のいずれかに記載の像ぶれ補正機能を
有する撮影レンズ。
【0070】(13)物体側から順に正の第1群、負の
第2群、正の第3群、負の第4群、正の第5群を有し、
第3群と第5群を一体的に光軸に垂直な方向に移動する
ことにより、像ぶれを補正するようにした特徴とする像
ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
【0071】(14)物体側から順に正の第1群、負の
第2群、正の第3群、負の第4群、正または負の第5
群、正の第6群を有し、第4群と第6群を光軸近傍の一
点を中心にして一体的に回転させることにより、像ぶれ
を補正するようにしたことを特徴とする像ぶれ補正機能
を有する撮影レンズ。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、十分な補正敏感度を有
し、補正時の性能劣化が少なく、なおかつ像ぶれ補正機
能を加えたことによるレンズ枚数の増加やレンズ全系の
大型化を最小限に抑えた撮影レンズを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮影レンズの第1実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は望遠端での状態を示す。
【図2】第1実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差及びコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は
望遠端での状態を示す。
【図3】第1実施例において、像ぶれを補正すべき補正
角を0.5°と設定して補正レンズ群を偏心させたとき
の望遠端での収差図であり、(a)は軸上横収差、(b),
(c)は光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外
れた位置での横収差、 (d)は非点収差を示す。
【図4】本発明による撮影レンズの第2実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は望遠端での状態を示す。
【図5】第2実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差及びコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は
望遠端での状態を示す。
【図6】第2実施例の望遠端で各補正群を単独で偏心さ
せたときの収差と、一体的に偏心させたときの収差を示
す図である。ここで、図6(a)は軸上横収差であって左
側が第3群のみを偏心させた場合、中央が第5群のみを
偏心させた場合、右側が第3群と第5群を一体で偏心さ
せた場合である。同様に、(b)は非点収差、(c),(d)は
光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外れた位
置での横収差を示す。
【図7】本発明による撮影レンズの第3実施例のレンズ
構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)
は望遠端での状態を示す。
【図8】第3実施例における球面収差、非点収差、歪曲
収差及びコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は
望遠端での状態を示す。
【図9】第3実施例の望遠端で各補正群を単独で偏心さ
せたときの収差と、一体的に偏心させたときの収差を示
す図である。ここで、図9(a)は軸上横収差であって左
側が第4群のみを偏心させた場合、中央が第6群のみを
偏心させた場合、右側が第4群と第6群を一体で偏心さ
せた場合である。同様に、(b)は非点収差、(c),(d)は
光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外れた位
置での横収差を示す。
【図10】本発明による撮影レンズの第4実施例のレン
ズ構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、
(b)は望遠端での状態を示す。
【図11】第4実施例における球面収差、非点収差、歪
曲収差及びコマ収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)
は望遠端での状態を示す。
【図12】第4実施例において、像ぶれを補正すべき補
正角を0.5°と設定して補正レンズ群を偏心させたと
きの望遠端での収差図であり、(a)は軸上横収差、(b),
(c)は光軸からそれぞれ+0.35°,−0.35°外
れた位置での横収差、 (d)は非点収差を示す。
【図13】光学系を光軸の一点を中心に回転させたとき
の図であって、回転中心を基準にしてパラメータを定義
した様子を示す図である。
【図14】レンズ系の主点を基準にしてパラメータを定
義した様子を示す図である。
【符号の説明】
1,2 補正レンズ群 3 補正レンズ群の回転中心 G1 正の第1レンズ群(第1群) G2 負の第2レンズ群(第2群) G3 正の第3レンズ群 G31 第3群を構成するレンズユニット(第3
群) G32 第3群を構成するレンズユニット(第4
群) G33 第3群を構成するレンズユニット(第5
群) G34 第3群を構成するレンズユニット(第6
群) S 開口絞り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA01 NA07 PA11 PA13 PA19 PA20 PB13 PB16 QA02 QA06 QA07 QA17 QA21 QA25 QA34 QA37 QA41 QA42 QA45 RA05 RA12 RA13 RA36 SA13 SA17 SA19 SA43 SA47 SA49 SA53 SA55 SA62 SA63 SA64 SA65 SA66 SB04 SB15 SB21 SB22 SB24 SB32 SB34 SB44 9A001 BB06 HH34 KK16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレンズ群を光軸方向とは異なる方
    向に移動させることにより像ぶれを補正するようにした
    ことを特徴とする像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
  2. 【請求項2】 複数のレンズ群を、光軸に垂直な方向に
    移動させるか、または光軸近傍の点を中心に回転させる
    ことにより像ぶれを補正するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レン
    ズ。
  3. 【請求項3】 複数のレンズ群の重心位置の近傍を中心
    に、前記複数のレンズ群を一体的に回転させることによ
    り像ぶれを補正するようにしたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の像ぶれ補正機能を有する撮影レンズ。
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