JPH11316342A - 防振機能を有した変倍光学系 - Google Patents

防振機能を有した変倍光学系

Info

Publication number
JPH11316342A
JPH11316342A JP10136171A JP13617198A JPH11316342A JP H11316342 A JPH11316342 A JP H11316342A JP 10136171 A JP10136171 A JP 10136171A JP 13617198 A JP13617198 A JP 13617198A JP H11316342 A JPH11316342 A JP H11316342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
lens
lens unit
refractive power
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10136171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4323584B2 (ja
Inventor
Hiroshi Endo
宏志 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13617198A priority Critical patent/JP4323584B2/ja
Publication of JPH11316342A publication Critical patent/JPH11316342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323584B2 publication Critical patent/JP4323584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/146Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups
    • G02B15/1461Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having more than five groups the first group being positive

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動による撮影画像のブレを光学性能を良好
に維持しつつ補正することのできる防振機能を有した変
倍光学系を得ること。 【解決手段】 物体側より順に正の屈折力の第1群と負
の屈折力の第2群を有し、前記第1群と第2群の間隔を
変化させて広角端から望遠端への変倍を行い、前記第2
群は物体側より第2a群と負の屈折力を有する第2b群
を含む複数のレンズ群を有し、前記第2b群を光軸と垂
直方向に移動させて画像のブレを補正する防振を行い、
広角端での第i群と第i+1群の間隔DiW、望遠端で
の第2b群の焦点距離f2,f2b、広角端と望遠端で
の全系の焦点距離fW,fTを各々適切に設定したこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は防振機能を有した変
倍光学系に関し、特に変倍光学系の一部のレンズ群を光
軸と垂直方向に移動させることにより、該変倍光学系が
振動(傾動)したときの撮影画像のブレを光学的に補正
して静止画像を得るようにし、撮影画像の安定化を図っ
た写真用カメラやビデオカメラ等に好適な防振機能を有
した変倍光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】進行中の車や航空機等の移動物体上から
撮影をしようとすると撮影系に振動が伝わり、手振れと
なり撮影画像にブレが生じる。
【0003】従来よりこのときの撮影画像のブレを防止
する機能を有した防振光学系が種々と提案されている。
【0004】例えば、撮影系を構成するレンズ群、もし
くはレンズ群の一部を光軸からずらして(シフトさせ
て)像ブレを補正した光学系(以下、光学防振レンズ)
が種々と提案されている。
【0005】特開平7−318865号公報では、物体
側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、
正の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、負の屈折力
の第5群から成り、広角端から望遠端へのズーミングに
際して第1群と第2群の間隔が増大し、第2群と第3群
の間隔が減少し、第3群と第4群の間隔が増大し、第4
群と第5群の間隔が減少するように、少なくとも第1群
及び第5群を物体側へ移動するように構成し、第4群を
シフトさせて防振を行ったズームレンズを開示してい
る。
【0006】特開平7−128619号公報では、物体
側より順に変倍及び合焦の際に固定の正の屈折力の第1
群、変倍機能を有する負の屈折力の第2群、開口絞り、
正の屈折力の第3群、そして変倍により変動する像面を
補正する補正機能と合焦機能の双方の機能を有する正の
屈折力の第4群の4つのレンズ群を有した変倍光学系で
あって、該第3群は負の屈折力の第31群と正の屈折力
の第32群の2つのレンズ群より成り、該第32群を光
軸と垂直方向に移動させて該変倍光学系が振動したとき
の撮影画像のブレを補正している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に撮影系の一部の
レンズ群を振動させて撮影画像のブレをなくし、静止画
像を得る機構には画像のブレの補正量が大きいことやブ
レ補正の為に振動させるレンズ群(可動レンズ群)の移
動量や回転量が少ないこと、光学系全体が小型であるこ
と等が要望されている。又、可動レンズ群を偏心させた
とき偏心コマ、偏心非点収差、偏心色収差、そして偏心
像面湾曲収差等が多く発生すると画像のブレを補正した
とき偏心収差の為、画像がボケてくる。例えば偏心歪曲
収差が多く発生すると光軸上の画像の移動量と周辺部の
画像の移動量が異なってくる。この為、光軸上の画像を
対象に画像のブレを補正しようと可動レンズ群を偏心さ
せると、周辺部では画像のブレと同様な現象が発生して
きて光学特性を著しく低下させる原因となってくる。
【0008】このように防振機能を有した光学系におい
ては可動レンズ群を光軸と直交する方向に移動させて、
偏心状態にしたとき画質の低下を少なくする為に偏心収
差発生量が少ないこと、装置全体を小型にする為に可動
レンズ群の少ない移動量で大きな画像のブレを補正する
ことができる、所謂偏心敏感度(単位移動量ΔHに対す
る画像のブレの補正量ΔXとの比Δx/ΔH)が大きい
こと等が要求されている。
【0009】本発明は、光学系(撮影系)の一部のレン
ズ群を光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮影画像の変
位(ブレ)を補正する際、各レンズ要素を適切に配置す
ることによって35mmフィルム換算で焦点距離が10
0mm〜400mm程度と超望遠域までを含み、各種の
偏心収差を良好に補正し、又十分に少ない偏心駆動量で
十分に大きい変位補正(ブレ補正)を実現し、基準状態
と防振状態の双方で良好なる光学性能を有した防振機能
を有した変倍光学系の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の防振機能を有し
た変倍光学系は、 (1-1) 物体側より順に正の屈折力の第1群と負の屈折力
の第2群を有し、前記第1群と第2群の間隔を変化させ
て広角端から望遠端への変倍を行い、前記第2群は物体
側より第2a群と負の屈折力を有する第2b群を含む複
数のレンズ群を有し、前記第2b群を光軸と垂直方向に
移動させて画像のブレを補正する防振を行い、広角端で
の第i群と第i+1群の間隔をDiW、望遠端での第2
b群の焦点距離を各々f2,f2b、広角端と望遠端で
の全系の焦点距離を各々fW,fTとしたとき D1W<D1T ‥‥‥(1) 0.85<f2b/f2<1.2 ‥‥‥(2)
【0011】
【数7】 なる条件を満足することを特徴としている。
【0012】(1-2) 物体側より順に正の屈折力の第1
群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈
折力の第4群、正の屈折力の第5群、そして負の屈折力
の第6群の6つのレンズ群を有し、該第2群は正の屈折
力の第2a群と負の屈折力の第2b群又は正の屈折力の
第2a群と負の屈折力の第2b群、そして負の屈折力の
第2c群より成り、広角端から望遠端への変倍を該第
1,第3,第5,第6群をいずれも物体側へ移動させて
行う変倍光学系であって、該第2b群を光軸と垂直方向
に移動させて該変倍光学系が振動したときに生じる画像
のブレを補正し、広角端での第i群と第i+1群の間隔
をDiW、望遠端での第2b群の焦点距離を各々f2,
f2b、広角端と望遠端での全系の焦点距離を各々f
W,fTとしたとき D1W<D1T ‥‥‥(1) 0.85<f2b/f2<1.2 ‥‥‥(2)
【0013】
【数8】 なる条件を満足することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1,図4,図7,図10は本発
明の数値実施例1〜4のレンズ断面図である。図2は本
発明の数値実施例1の広角端における無限遠物体の基準
状態と変倍光学系を0.5°傾けたときの収差図、図3
は本発明の数値実施例1の望遠端における無限遠物体の
基準状態と変倍光学系を0.5°傾けたときの収差図、
図5は本発明の数値実施例2の広角端における無限遠物
体の基準状態と変倍光学系を0.5°傾けたときの収差
図、図6は本発明の数値実施例2の望遠端における無限
遠物体の基準状態と変倍光学系を0.5°傾けたときの
収差図、図8は本発明の数値実施例3の広角端における
無限遠物体の基準状態と変倍光学系を0.5°傾けたと
きの収差図、図9は本発明の数値実施例3の望遠端にお
ける無限遠物体の基準状態と変倍光学系を0.5°傾け
たときの収差図、図11は本発明の数値実施例4の広角
端における無限遠物体の基準状態と変倍光学系を0.5
°傾けたときの収差図、図12は本発明の数値実施例4
の望遠端における無限遠物体の基準状態と変倍光学系を
0.5°傾けたときの収差図である。
【0015】図中、L1は正の屈折力の第1群、L2は
負の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4
は負の屈折力の第4群、L5は正の屈折力の第5群、L
6は負の屈折力の第6群、SPは絞りである。
【0016】第2群は図1の数値実施例1では正の屈折
力の第2a群L2aと負の屈折力の第2b群L2bより
成り、図4,図7,図10の数値実施例2,3,4では
正の屈折力の第2a群L2a、負の屈折力の第2b群L
2b、そして負の屈折力の第2c群L2cより成ってい
る。そして変倍光学系が振動したときに生じる画像のブ
レを第2b群L2bを光軸と垂直方向に移動させて補正
している。矢印は広角端から望遠端への変倍に際して各
レンズ群の移動軌跡を示している。
【0017】本実施形態では広角端から望遠端への変倍
に際して第1,第3,第5,第6群をいずれも物体側へ
移動させている。第2,第4群は固定である。
【0018】即ち、第1群と第2群の間隔が増大し、第
2群と第3群の間隔が減少し、第3群と第4群の間隔が
増大し、第4群と第5群の間隔が減少し、第5群と第6
群の間隔が減少するようにしている。
【0019】本発明のズームレンズにおいては無限遠物
体から近距離物体への焦点調節の際には、第6群を像面
側へ移動させるか、又は第6群を像面側へ移動させると
共に第4群を物体側へ移動させて行っている。これによ
って、至近物体における画面周辺部の光量を効果的に確
保している。
【0020】尚、本実施形態においては第6群が最も像
面側の負の屈折力のレンズ群、第5群が最も像面側の負
の屈折力のレンズ群の物体側の正のレンズ群に相当して
いる。
【0021】本実施形態では前述の如く各レンズ群を設
定すると共に条件式(1)〜(3)を満足させることに
よって基準状態及び防振状態での光学性能を良好に維持
した望遠型の変倍光学系を達成している。
【0022】次に防振動作について説明する。本発明に
於いては画像のブレを撮影系の一部のレンズ群(第2b
群)を防振レンズ群とし、光軸と垂直な方向に移動させ
ることで補正する、所謂シフト防振を用いている。さら
に詳しく説明すると、撮影時に手ブレ等による撮影系に
振動が発生した場合、振動ジャイロ・加速度センサー等
の振動検出手段により撮影系の振動を検出する。そして
振動検出手段からの信号に基づいて防振レンズ群駆動手
段により防振レンズ群を光軸と垂直な方向に駆動するこ
とでフィルム面(感光面)上の画像の位置を垂直方向に
変位させ前記振動による画像ブレを打ち消している。
【0023】前記振動検出手段、防振レンズ群駆動手段
では電力を消費するため、カメラとしてはバッテリの消
耗を少なくするため、なるべく電力消費量の少ない防振
光学系が求めらている。さらに撮影系の振動に対する防
振レンズ群の追従性をよくするために防振レンズ群の軽
量化、小型化が必要となっている。また、防振レンズ群
の縞心敏感度、すなわち防振レンズ群の駆動量に対する
像面の変位量が大きいほど防振レンズ群の駆動量が小さ
くて済むため、防振レンズ群の編心敏感度の大きい光学
系が求められている。
【0024】本実施形態では比較的レンズ外径が小さい
第2群を複数のレンズ群、第2a群,第2b群の少なく
とも2つのレンズ群に分割し、第2a群を正の屈折力の
レンズ群とすることで、第2群全体で防振する場合に比
べ、第2b群の外径を小さくし、かつ偏心敏感度を大き
くしている。
【0025】ここで前述の条件式(1)を満足するよう
に第1群を移動させて、所定の変倍比を効果的に得てい
る。又、条件式(2)は第2群と第2b群の屈折力の比
を規定し、第2b群の備心敏感度を大きくするとともに
第2群中の他のレンズ構成を簡単のものにし、小型化を
図り、占有するスペースを少なくし、スペース的に有利
なものとするための式である。条件式(2)の下限値を
越えて第2b群の屈折力が強くなると偏心敏感度は大き
くなり、有利だが、第2群中の他のレンズ群のレンズ構
成を複雑にしないと収差補正が困難となる。又、上限値
を越えて第2b群の屈折力が弱くなると偏心敏感度が小
さくなり好ましくない。
【0026】条件式(3)は、広角端と望遠端の焦点距
離の積の平方根に対する第2群の焦点距離の比を規定す
るものである。条件式(3)の下限値を越えて第2群の
屈折力が強くなると第2群の偏心敏感度は大きくなり前
記第2群の一部で防振を行う際のレンズ駆動量を少なく
できるので好ましい。
【0027】しかしながら第2群で発生する収差が大き
くなり、その補正が困難となり、またレンズ系の近軸配
置がテレフォトタイプが弱くなるため、必要以上にバッ
クフォーカスが長くなり、レンズ全長が増大する。又、
上限値を越えて第2群の屈折力が弱くなると第2群の偏
心敏感度が小さくなり、防振を行う際のレンズ駆動量が
大きくなり好ましくない。
【0028】本発明の防振機能を有した変倍光学系は以
上の諸条件を満足させることにより達成されるが、更に
全変倍範囲にわたり収差変動が少なく、画面全体にわた
り高い光学性能を得るには、次の諸条件のうち少なくと
も1つを満足させるのが良い。
【0029】(ア-1) 前記第2a群の焦点距離をf2aと
したとき 10<f2a/|f2|<20 ‥‥‥(4) なる条件を満足することである。
【0030】条件式(4)は第2群の焦点距離に対する
第2a群の焦点距離の比を規定するものである。条件式
(4)の下限値を越えて第2a群の正の屈折力が強くな
ることは第2b群の負の屈折力が強くなることを意味
し、第2b群で防振を行う際のレンズ駆動量を少なくで
きる。また望遠端で第2b群に入射するFNo光線の径
が小さくなるため第2b群のレンズ外径が小さくなる
が、収差補正のために第2a群,第2b群のレンズ枚数
を増やす必要が生じる。
【0031】又、上限値を越えて第2a群の正の屈折力
が弱くなると収差補正上は好ましいが、第2b群の偏心
敏感度を上げること及び第2b群のレンズ外径を小さく
し、レンズ重量を軽くする効果が小さくなる。
【0032】又、本実施形態では少ないレンズ枚数で良
好な光学性能を得るために第2a群を1枚の正レンズ、
第2b群を2枚の負レンズと1枚の正レンズより構成し
ている。
【0033】(ア-2) 前記第2a群は1枚の正レンズより
構成されることである。
【0034】(ア-3) 前記第1群は1枚の負レンズと1枚
又は2枚の正レンズより構成され、前記第1群の焦点距
離をf1としたとき
【0035】
【数9】 なる条件を満足することである。
【0036】条件式(5)は広角端と望遠端の焦点距離
の積の平方根に対する第1群の焦点距離の比を規定する
ものである。条件式(5)の下限値を越えて第1群の屈
折力が強くなるとレンズ系のコンパクト化には有利だが
第1群で発生する諸収差が増大し、これを他のレンズ群
でバランス良く補正することが困難となる。又、上限値
を越えて第1群の屈折力が弱くなると広角端から望遠端
への変倍の際、所定の変倍比を得る為に第1群の移動量
を増大させる必要が生じ、レンズ系が大きくなる。
【0037】(ア-4) 前記第2b群は2枚の負レンズと一
枚の正レンズより構成されることである。
【0038】(ア-5) 全レンズ系の最も像面側には負の屈
折力の第LR群が配置されており、該第LR群は1枚の
正レンズと1枚又は2枚の負レンズより構成され、広角
端から望遠端への変倍の際には物体側に移動し、前記第
LR群の焦点距離をfRN、広角端と望遠端での倍率を
βW,βTとしたとき 1.2<βT/βW<1.5 ‥‥‥(6)
【0039】
【数10】 なる条件を満足することである。
【0040】本実施形態では、最も像面側のレンズ群
(第1群)を1枚の正レンズと1枚又は2枚の負レンズ
より構成される負レンズ群とし、広角端から望遠端への
変倍に際して物体側に移動させることで該負レンズ群に
も変倍効果を持たせ、高変倍化を図りつつ、レンズ系全
体のコンパクトを図っている。
【0041】条件式(6)は前記最も像面側の負レンズ
群(第6群)の広角端での倍率βWと望遠端での倍率β
Tの比である。条件式(6)の下限値を越えると該負レ
ンズ群の変倍効果が小さくなることを意味し、これを主
に第1群と第2群での変倍を大きくすることで補うこと
になるため、レンズ系の増大につながる。
【0042】又上限値を越えるとレンズ系のコンパクト
化には良いが、望遠端で該負レンズ群の位置敏感度が大
きくなり、また本実施形態では、フォーカシングに該負
レンズ群を用いているが、フォーカシングでの収差変動
が大きくなり好ましくない。
【0043】条件式(7)は広角端と望遠端の焦点距離
の積の平方根に対する前記最も像面側の負レンズ群の焦
点距離の比を規定するものであり、条件式(7)の下限
値を越えて該負レンズ群の屈折力が強くなるとコンパク
ト化には良いが、望遠端で該負レンズ群の位置敏感度が
大きくなる。
【0044】また本実施形態では、フオーカシングに該
負レンズ群を用いているが、フオーカシングでの収差変
動が大きくなり好ましくない。又、上限値を越えて該負
レンズ群の屈折力が弱くなると該負レンズ群の変倍効果
が小さくなることを意味し、これを主に第1群と第2群
での変倍を大きくすることで補うことになるためレンズ
系の増大につながる。
【0045】(ア-6) 前記第LR群の物体側には正の屈折
力の第LF群が配置され、前記第LF群の焦点距離をf
RP、広角端と望遠端での前記第LR群と前記第LF群
の間隔を各々DRE,DRTとしたとき DRT<DRW ‥‥‥(8)
【0046】
【数11】 なる条件を満足することである。
【0047】本実施形態では、前記最も像面側の負レン
ズ群の物体側に隣接して正レンズ群(第5群)を配置し
ている。これにより、レンズ系のテレフォトタイプを強
め、(レンズ系全体の)コンパクト化を図っている。そ
して条件式(8)を満足させるようにレンズ群を移動さ
せて所定の変倍比を効果的に得ている。
【0048】条件式(9)は広角端と望遠端の焦点距離
の積の平方根に対する該正レンズ群(第5群)の焦点距
離の比を規定するものである。条件式(9)の下限値を
越えて該正レンズ群の屈折カが強くなると前述のテレフ
ォトタイプが強くなりコンパクト化には有利だが該正レ
ンズ群で発生する諸収差が増大し好ましくない。又上限
値を越えて該正レンズ群の屈折力が弱くなると前述のテ
レフォトタイプが弱くなりレンズ系の増大につながる。
【0049】(ア-7) 前記第2群の像面側には、正の屈折
力を有する第3群が配置され、前記第3群は1枚の負レ
ンズと1枚又は2枚の正レンズより構成され、前記第3
群の焦点距離をf3としたとき D2T<D2W ‥‥‥(10) 1.4<f3/|f2|<1.7 ‥‥‥(11) なる条件を満足することである。
【0050】条件式(10)を満足するように第1群を
移動させて、所定の変倍比を効果的に得ている。条件式
(11)は第2群と第3群の焦点距離の比に関し、主に
レンズ系全体の小型化を図りつつ、高変倍化を図る為の
ものであり、条件式(11)の下限値を越えて第3群の
屈折力が強くなるとレンズ系全体は小型化されるが変倍
の際の収差変動が大きくなってくる。又上限値を越えて
第3群の屈折力が弱くなると所定の変倍比を確保する為
の第3群の移動量が増大し、レンズ全長が長くなってく
る。
【0051】(ア-8) 前記第3群の像面側には1枚の負レ
ンズより構成される第4群を有し、前記第4群の焦点距
離をf4としたとき
【0052】
【数12】 なる条件を満足することである。
【0053】条件式(12)は広角端と望遠端の焦点距
離の積の平方根に対する前記第4群の焦点距離の比を規
定するものである。条件式(12)の下限値を越えて第
4群の負の屈折力が強くなると第4群で発生する収差が
大きくなり、また第4群での光束の発散作用が強くなる
ため特に広角端でFNoを確保するために第4群より像
面側のレンズ群の外径が増大し、好ましくない。
【0054】又、上限値を越えて第4群の負の屈折力が
弱くなると前述のフォーカシングの際の第4群でのフロ
ーティングによる収差補正作用が小さくなり、特に広角
側でのフォーカシングによる像面変動が大きくなる。
【0055】(ア-9) フォーカシングを前記第LR群を移
動させて行ったことである。
【0056】(ア-10) 物体距離無限から至近へのフォー
カシングを前記第LR群を像面側に移動させ、前記第4
群を物体側に移動させて行ったことである。
【0057】本実施形態では、無限遠物体から至近物体
へのフォーカシングを最も像面側の負レンズ群(第6
群)を像面側に移動させるとともに、第4群を物体側に
移動させて行っている。これにより、ズームレンズでは
一般的に行われている第1群によるフォーカシングに比
べ、レンズ重量の経いレンズ群で行うため迅速なオート
フォーカスができるようにしている。さらに、第4群を
移動させることでフローティングを利用したフォーカシ
ング時の収差変動、特に広角側での像面変動を小さくす
ることを可能としている。
【0058】(ア-11) 前記第2群は物体側より正の屈折
力の第2a群と負の屈折力の第2b群より構成されるこ
とである。
【0059】(ア-12) 前記第2群は物体側より正の屈折
力の第2a群と負の屈折力の第2b群、そして負の屈折
力を有する第2c群より構成され、前記第2c群の焦点
距離をf2cとしたとき 4<f2c/f2<20 ‥‥‥(13) なる条件を満足することである。
【0060】本発明の実施形態1は第2群を正の屈折力
の第2a群と負の屈折力の第2b群の2つの群より構成
している。また、実施形態2,3,4は第2群を正の屈
折力の第2a群と負の屈折力の第2b群、そして負の屈
折力の第2c群の3つの群より構成している。この様に
第2群を3つのレンズ群に分割し中央のレンズ群を光軸
と垂直な方向に備心させて防振を行うことで、第2群を
2つのレンズ群に分割した場合に比べ、防振時の光学性
能をより良好に維持している。
【0061】条件式(13)は前記第2群の焦点距離に
対する前記第2c群の焦点距離の比の範囲を規定するも
のである。条件式(13)の下限値を越えて第2c群の
屈折力が強くなると、これに伴い第2b群の屈折力が弱
くなるため第2b群の偏心敏感度が小さくなり防振のた
めのレンズ駆動量が大きくなり好ましくない。又上限値
を越えて第2c群の屈折力が弱くなると、第2c群を置
いた意味がなくなる。(ア-13) 前記第1群の広角端から
望遠端への変倍の際の移動量をM1、広角端での光学全
長をOTLW、最も像面側に配置される第LR群の広角
端から望遠端への変倍の際の移動量をMRNとしたとき 0.32<−M1/OTLW<0.4 ‥‥‥(14) 0.5 <|MRN/M1|<0.6 ‥‥‥(15) D3W<D3T ‥‥‥(16) D4T<D4W ‥‥‥(17) なる条件を満足することことである。
【0062】条件式(14)は広角端の光学全長に対す
る広角端から望遠端への変倍の際の第1群の移動量の比
である。条件式(14)の下限値を越えて変倍における
第1群の物体側への移動量が少なくなると望遠端でのテ
レ比が短くなることを意味し、望遠側での収差補正が困
難となってくる。又上限値を越えて第1群の物体側への
移動量が多くなると収差補正上は有利であるが、この移
動を実現するために鏡簡構造が複雑になる。更に鏡簡の
ガタによる光学性能の劣化が大きくなる等の不具合が生
じる。
【0063】条件式(15)は広角端から望遠端への変
倍の際の第1群の移動量に対する最も像面側のレンズ群
(第6群)の移動量の比を規定するものである。条件式
(15)の下限値を越えて最も像面側のレンズ群の物体
側への移動量が少なくなると該レンズ群での変倍効果が
小さくなるため所定の変倍比を得るために第2群に大き
な変倍効果を持たせる必要が生じる。この結果、第2群
の負の屈折力を強めるためレンズ系全体としてテレフォ
トタイプが弱くなり、バックフォーカスが長くなり、広
角端でのレンズ全長の増大につながる。又上限値を越え
て最も像面側のレンズ群の物体側への移動量が大きくな
るとコンパクト化には有利だが、望遠端での該レンズ群
の位置敏感度が大きくなりすぎ鏡簡のガタによるピント
変動が無視出来なくなってくる。
【0064】条件式(16),(17)は変倍に伴う第
3群、第LR群(第6群)の移動条件を適切に設定し、
レンズ系全体の小型化を図りつつ、良好なる光学性能を
得る為のものである。
【0065】次に本発明の数値実施例を示す。数値実施
例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の
曲率半径、Diは物体側より順に第i番目のレンズ厚及
び空気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目
のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。また前述
の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表−
1に示す。
【0066】 数値実施例 1 f=102.5 〜389.9 FNo=1:4.6〜5.8 2ω= 23.8°〜 6.4° Rl= 130.537 Dl= 5.10 Nl= 1.55963 νl= 61.2 R2= 441.062 D2= 0.15 R3= 112.964 D3= 3.50 N2= 1.74950 ν2= 35.O R4= 68.259 D4= 0.27 R5= 67.858 D5= 10.70 N3= 1.43387 ν3= 95.1 R6= -3625.649 D6= 可変 R7= 300.000 D7= 2.00 N4= 1.51633 ν4= 64.2 R8= 0.000 D8= 2.00 R9= -1292.823 D9= 1.65 N5= 1.69680 ν6= 55.5 RlO= 55.328 DlO= 4.00 Rll= -56.181 Dll= 1.65 N6= 1.62299 ν6= 58.2 R12= 66.648 D12= 3.00 N7= 1.84666 ν7= 23.8 R13=-10578.693 D13= 可変 R14= 493.499 D14= 4.80 N8= 1.43875 ν8= 95.O R15= -39.596 D15= 1.20 R16= -43.852 D16= 2.00 N9= 1.69680 ν9= 55.5 R17= -76.652 D17= 0.15 R18= 59.575 D18= 3.10 N10=1.62299 νlO=58.2 R19= 143.557 D19= 2.50 R20= 0.000( 絞り) D20= 可変 R21= -41.758 D21= 3.30 Nll=1.60311 νll=60.6 R22= -78.298 D22= 可変 R23= 311.334 D23= 2.90 N12=1.51633 ν12=64.1 R24= -70.624 D24= 0.15 R25= 722.761 D25= 1.50 N13=1.80518 ν13=25.4 R26= 50.638 D26= 1.30 R27= 89.382 D27= 3.10 N14=1.51633 ν14=64.1 R28= -126.212 D28= 0.15 R29= 43.536 D29= 3.70 N15=1.66672 ν15=48.3 R30= -4831.014 D30= 可変 R31= 257.070 D31= 1.80 N16=1.80610 ν16=40.9 R32= 41.745 D32= 6.82 R33= 39.810 D33= 4.10 N17=1.72825 ν17=28.5 R34= -763.243 D34= 0.00 R35= -744.684 D35= 1.80 N18=1.77250 ν18=49.6 R36= 43.199 焦点距離 102.55 158.11 389.86 可変問隔 D 6 14.21 46.21 94.20 D 13 18.64 13.58 2.48 D 20 8.39 13.46 24.55 D 22 31.73 24.25 8.76 D 30 22.87 19.05 2.06 f FNo 2ω ω lO2.5 4.6 23.8 11.9 158.1 5.1 15.6 7.8 389.9 5.8 6.4 3.2 数値実施例 2 f=96.9〜389.8 FNo=1:4.6 〜5.8 2ω= 25.2°〜 6.4° Rl= 122.417 Dl= 5.10 Nl= 1.55963 νl= 61.2 R2= 440.291 D2= 0.15 R3= 106.940 D3= 3.50 N2= 1.74950 ν2= 35.O R4= 64.736 D4= 0.27 R5= 63.855 D5= 10.70 N3= 1.43387 ν3= 95.1 R6= 4198.433 D6= 可変 R7= -3948.641 D7= 2.00 N4= 1.51633 ν4= 64.2 R8= -261.095 D8= 2.00 R9= 3714.496 D9= 1.40 N5= 1.69680 ν5= 55.5 RlO= 50.574 DlO= 3.80 Rll= -50.953 Dll= 1.40 N6= 1.62299 ν6= 58.2 R12= 70.467 D12= 2.80 N7= 1.84666 ν7= 23.8 R13= -632.093 D13= 2.00 R14= 387.375 D14= 2.00 N8= 1.51633 ν8= 64.1 R15= 112.675 D15=可変 R16= 69.750 D16= 6.00 N9= 1.43875 ν9= 95.O R17= -37.682 D17= 1.20 R18= -38.158 D18= 2.00 NlO=1.69680 νlO=55.5 R19= -73.751 D19= 0.15 R20= 66.819 D20= 3.10 Nll=1.62299 νll=58.2 R21= 138.216 D21= 2.50 R22= 0.000(絞り) D22=可変 R23= -47.436 D23= 3.30 N12=1.60311 ν12=60.6 R24= -75.623 D24=可変 R25=-1515.347 D25= 2.90 N13=1.51633 ν13=64.1 R26= -74.069 D26= 0.15 R27= 417.802 D27= 1.50 N14=1.80518 ν14=25.4 R28= 48.168 D28= 1.30 R29= 79.403 D29= 3.10 N15=1.51633 ν15=64.1 R30= -148.149 D30= 0.15 R31= 42.182 D31= 3.70 N16=1.66672 ν16=48.3 R32= 1816.629 D32=可変 R33= 1575.362 D33= 1.80 N17=1.80610 ν17=40.9 R34= 43.675 D34= 2.40 R35= 41.428 D35= 4.10 N18=1.72825 ν18=28.5 R36= -118.833 D36= 0.00 R37= -118.833 D37= 1.80 N19=1.77250 ν19=49.6 R38= 49.276 焦点距離 96.95 152.76 389.82 可変間隔 D 6 3.76 37.34 87.71 D 15 17.15 11.96 2.48 D 22 8.09 13.28 22.77 D 24 37.96 29.35 15.50 D 32 27.16 23.77 6.83 f FNo 2ω ω 96.9 4.6 25.2 12.6 152.8 5.1 16.1 8.1 389.8 5.8 6.4 3.2 数値実施例 3 f=102.9 〜389.5 FNo=1:4.6〜5.8 2ω= 23.8°〜 6.4° Rl= 134.141 Dl= 5.10 Nl= 1.55963 νl= 61.2 R2= 597.331 D2= 0.15 R3= 114.052 D3= 3.50 N2= 1.74950 ν2= 35.O R4= 69.779 D4= 0.27 R5= 68.893 D5= 10.70 N3= 1.43387 ν3= 95.1 R6= 2336.892 D6= 可変 R7= 289.725 D7= 2.00 N4= 1.51633 ν4= 64.2 R8= -2258.790 D8= 2.00 R9= -289.661 D9= 1.40 N5= 1.69680 ν6= 55.5 RlO= 60.445 DlO= 3.80 Rll= -64.103 Dll= 1.40 N6= 1.62299 ν6= 58.2 R12= 56.235 D12= 2.80 N7= 1.84666 ν7= 23.8 R13= 352.607 D13= 1.20 R14= 1217.766 D14= 2.00 N8= 1.51633 ν8= 64.1 R15= 109.994 D15= 可変 R16= 108.194 D16= 4.80 N9= 1.43875 ν9= 95.0 R17= -37.924 D17= 1.20 R18= -38.800 D18= 2.00 N10=1.69680 νlO=55.5 R19= -75.372 D19= 0.15 R20= 49.021 D20= 3.10 Nll=1.62299 νll=58.2 R21= 188.685 D21= 2.50 R22= 0.000( 絞り) D22= 可変 R23= -53.102 D23= 3.30 N12=1.60311 ν12=60.6 R24= -67.991 D24= 可変 R25= 499.495 D25= 1.50 N13=1.80518 ν13=25.4 R26= 44.712 D26= 1.30 R27= 89.343 D27= 3.10 N14=1.51633 ν14=64.1 R28= -76.029 D28= 0.15 R29= 39.280 D29= 3.70 N15=1.66672 ν15=48.3 R30= -851.740 D30= 可変 R31= -811.632 D31= 1.80 N16=1.80610 ν16=40.9 R32= 43.007 D32= 7.18 R33= 49.463 D33= 4.10 N17=1.72825 ν17=28.5 R34= -139.571 D34= 0.01 R35= -229.472 D35= 1.80 N18=1.77250 ν18=49.6 R36= 70.320 焦点距離 102.88 155.31 389.47 可変問隔 D 6 18.51 50.73 99.06 D 15 20.97 16.03 2.31 D 22 8.40 13.35 27.07 D 24 27.68 19.70 2.37 D 30 21.46 17.80 1.88 f FNo 2ω ω lO2.9 4.6 23.8 11.9 155.3 5.0 15.9 7.9 389.5 5.8 6.4 3.2 数値実施例 4 f=102.6 〜389.7 FNo=1:4.6〜5.8 2ω= 23.8°〜 6.4° Rl= 117.753 Dl= 5.10 Nl= 1.55963 νl= 61.2 R2= 435.781 D2= 0.15 R3= 111.901 D3= 3.50 N2= 1.74950 ν2= 35.O R4= 65.442 D4= 0.27 R5= 65.459 D5= 10.70 N3= 1.43387 ν3= 95.1 R6= -12879.609 D6= 可変 R7= -728.223 D7= 2.00 N4= 1.51633 ν4= 64.2 R8= -197.480 D8= 2.00 R9= -228.449 D9= 1.40 N5= 1.69680 ν6= 55.5 RlO= 55.688 DlO= 3.40 Rll= -59.735 Dll= 1.40 N6= 1.62299 ν6= 58.2 R12= 60.680 D12= 2.80 N7= 1.84666 ν7= 23.8 R13= -2043.048 D13= 2.00 R14= -609.425 D14= 2.00 N8= 1.51633 ν8= 64.1 R15= 135.085 D15= 可変 R16= 69.802 D16= 6.00 N9= 1.43875 ν9= 95.0 R17= -35.133 D17= 1.20 R18= -35.084 D18= 2.00 N10=1.69680 νlO=55.5 R19= -58.558 D19= 0.15 R20= 72.723 D20= 3.10 Nll=1.62299 νll=58.2 R21= 332.176 D21= 2.50 R22= 0.000( 絞り) D22= 可変 R23= -48.187 D23= 3.30 N12=1.60311 ν12=60.6 R24= -213.359 D24= 可変 R25= 195.332 D25= 2.90 N13=1.58313 ν13=59.4 R26= -67.958 D26= 0.15 R27= 478.832 D27= 1.50 N14=1.84666 ν14=23.8 R28= 44.974 D28= 1.30 R29= 102.324 D29= 3.10 N15=1.51633 ν15=64.1 R30= -133.626 D30= 0.15 R31= 39.589 D31= 3.70 N16=1.60342 ν16=38.0 R32= 1522.486 D32= 可変 R33= 415.593 D33= 3.00 N17=1.84666 ν17=23.8 R34= -105.338 D34= 0.42 R35= -96.205 D35= 1.80 N18=1.77250 ν18=49.6 R36= 51.513 焦点距離 102.57 154.68 389.66 可変問隔 D 6 12.70 44.96 93.35 D 15 14.68 11.53 2.42 D 22 7.76 10.90 20.02 D 24 26.97 21.52 10.31 D 32 26.36 22.28 1.96 f FNo 2ω ω lO2.6 4.6 23.8 11.9 154.7 4.9 15.9 8.0 389.7 5.8 6.4 3.2
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、光学系
(撮影系)の一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に偏心
駆動させて撮影画像の変位(ブレ)を補正する際、各レ
ンズ要素を適切に配置することによって35mmフィル
ム換算で焦点距離が100mm〜400mm程度と超望
遠域までを含み、各種の偏心収差を良好に補正し、又十
分に少ない偏心駆動量で十分に大きい変位補正(ブレ補
正)を実現し、基準状態と防振状態の双方で良好なる光
学性能を有した防振機能を有した変倍光学系を達成する
ことができる。
【0069】特に本発明によれば、物体側より正の屈折
力の第1群、負の屈折力の第2群及び後続のレンズ群よ
り構成し、適切な屈折力配置とレンズ構成を与え、前記
第2群を複数のレンズ群に分割し、第2b群を実質光軸
方向と垂直に移動で防振を行うことで、コンパクトで特
に防振時にも良好な光学性能の望遠型の防振機能を有し
た変倍光学系を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図3】本発明の数値実施例1の望遠端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図4】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】本発明の数値実施例2の広角端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図6】本発明の数値実施例2の望遠端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図7】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】本発明の数値実施例3の広角端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図9】本発明の数値実施例3の望遠端における無限遠
物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収差
【図10】本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】本発明の数値実施例4の広角端における無限
遠物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収
差図
【図12】本発明の数値実施例4の望遠端における無限
遠物体の基準状態と0.5°傾けたときの防振状態の収
差図
【符号の説明】
L1 第1群 L2 第2群 L2a 第2a群 L2b 第2b群 L2c 第2c群 L3 第3群 L4 第4群 L5 第5群 L6 第6群 SP 絞り ΔM メリディオナル像面 ΔS サジタル像面 d d線 g g線 y 像高

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に正の屈折力の第1群と負
    の屈折力の第2群を有し、前記第1群と第2群の間隔を
    変化させて広角端から望遠端への変倍を行い、前記第2
    群は物体側より第2a群と負の屈折力を有する第2b群
    を含む複数のレンズ群を有し、前記第2b群を光軸と垂
    直方向に移動させて画像のブレを補正する防振を行い、
    広角端での第i群と第i+1群の間隔をDiW、望遠端
    での第2b群の焦点距離を各々f2,f2b、広角端と
    望遠端での全系の焦点距離を各々fW,fTとしたとき D1W<D1T 0.85<f2b/f2<1.2 【数1】 なる条件を満足することを特徴とする防振機能を有した
    変倍光学系。
  2. 【請求項2】 前記第2a群の焦点距離をf2aとした
    とき 10<f2a/|f2|<20 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有した変倍光学系。
  3. 【請求項3】 前記第2a群は1枚の正レンズより構成
    されることを特徴とする防振機能を有した変倍光学系。
  4. 【請求項4】 前記第1群は1枚の負レンズと1枚又は
    2枚の正レンズより構成され、前記第1群の焦点距離を
    f1としたとき 【数2】 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有した変倍光学系。
  5. 【請求項5】 前記第2b群は2枚の負レンズと一枚の
    正レンズより構成されることを特徴とする請求項1の防
    振機能を有した変倍光学系。
  6. 【請求項6】 全レンズ系の最も像面側には負の屈折力
    の第LR群が配置されており、該第LR群は1枚の正レ
    ンズと1枚又は2枚の負レンズより構成され、広角端か
    ら望遠端への変倍の際には物体側に移動し、前記第LR
    群の焦点距離をfRN、広角端と望遠端での倍率をβ
    W,βTとしたとき 1.2<βT/βW<1.5 【数3】 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有した変倍光学系。
  7. 【請求項7】 前記第LR群の物体側には正の屈折力の
    第LF群が配置され、前記第LF群の焦点距離をfR
    P、広角端と望遠端での前記第LR群と前記第LF群の
    間隔を各々DRE,DRTとしたとき DRT<DRW 【数4】 なる条件を満足することを特徴とする請求項6の防振機
    能を有した変倍光学系。
  8. 【請求項8】 前記第2群の像面側には、正の屈折力を
    有する第3群が配置され、前記第3群は1枚の負レンズ
    と1枚又は2枚の正レンズより構成され、前記第3群の
    焦点距離をf3としたとき D2T<D2W 1.4<f3/|f2|<1.7 なる条件を満足することを特徴とする請求項1の防振機
    能を有した変倍光学系。
  9. 【請求項9】 前記第3群の像面側には1枚の負レンズ
    より構成される第4群を有し、前記第4群の焦点距離を
    f4としたとき 【数5】 なる条件を満足することを特徴とする請求項8の防振機
    能を有した変倍光学系。
  10. 【請求項10】 フォーカシングを前記第LR群を移動
    させて行ったことを特徴とする請求項6の防振機能を有
    した変倍光学系。
  11. 【請求項11】 物体距離無限から至近へのフォーカシ
    ングを前記第LR群を像面側に移動させ、前記第4群を
    物体側に移動させて行ったことを特徴とする請求項9の
    防振機能を有した変倍光学系。
  12. 【請求項12】 前記第2群は物体側より正の屈折力の
    第2a群と負の屈折力の第2b群より構成されることを
    特徴とする請求項3の防振機能を有した変倍光学系。
  13. 【請求項13】 前記第2群は物体側より正の屈折力の
    第2a群と負の屈折力の第2b群、そして負の屈折力を
    有する第2c群より構成され、前記第2c群の焦点距離
    をf2cとしたとき 4<f2c/f2<20 なる条件を満足することを特徴とする請求項3の防振機
    能を有した変倍光学系。
  14. 【請求項14】 前記第1群の広角端から望遠端への変
    倍の際の移動量をM1、広角端での光学全長をOTL
    W、最も像面側に配置される第LR群の広角端から望遠
    端への変倍の際の移動量をMRNとしたとき 0.32<−M1/OTLW<0.4 0.5 <|MRN/M1|<0.6 D3W<D3T D4T<D4W なる条件を満足することを特徴とする請求項9の防振機
    能を有した変倍光学系。
  15. 【請求項15】 物体側より順に正の屈折力の第1群、
    負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力
    の第4群、正の屈折力の第5群、そして負の屈折力の第
    6群の6つのレンズ群を有し、該第2群は正の屈折力の
    第2a群と負の屈折力の第2b群又は正の屈折力の第2
    a群と負の屈折力の第2b群、そして負の屈折力の第2
    c群より成り、広角端から望遠端への変倍を該第1,第
    3,第5,第6群をいずれも物体側へ移動させて行う変
    倍光学系であって、該第2b群を光軸と垂直方向に移動
    させて該変倍光学系が振動したときに生じる画像のブレ
    を補正し、広角端での第i群と第i+1群の間隔をDi
    W、望遠端での第2b群の焦点距離を各々f2,f2
    b、広角端と望遠端での全系の焦点距離を各々fW,f
    Tとしたとき D1W<D1T 0.85<f2b/f2<1.2 【数6】 なる条件を満足することを特徴とする防振機能を有した
    変倍光学系。
JP13617198A 1998-04-30 1998-04-30 防振機能を有した変倍光学系 Expired - Fee Related JP4323584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13617198A JP4323584B2 (ja) 1998-04-30 1998-04-30 防振機能を有した変倍光学系

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13617198A JP4323584B2 (ja) 1998-04-30 1998-04-30 防振機能を有した変倍光学系

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11316342A true JPH11316342A (ja) 1999-11-16
JP4323584B2 JP4323584B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=15168994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13617198A Expired - Fee Related JP4323584B2 (ja) 1998-04-30 1998-04-30 防振機能を有した変倍光学系

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4323584B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096536A1 (ja) * 2008-01-30 2009-08-06 Nikon Corporation 変倍光学系、この変倍光学系を備えた光学機器、及び変倍光学系の製造方法
JP2012053444A (ja) * 2010-08-02 2012-03-15 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
WO2014115565A1 (ja) * 2013-01-28 2014-07-31 株式会社ニコン 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145804A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145806A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145803A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145805A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145807A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2015118141A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2016045435A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社シグマ 防振機能を有する望遠ズームレンズ
JP2016080824A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 株式会社シグマ 防振機能を備えた変倍結像光学系
WO2018066649A1 (ja) 2016-10-07 2018-04-12 株式会社ニコン 変倍光学系、光学機器および変倍光学系の製造方法
JP2020204744A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 キヤノン株式会社 光学系、および光学機器
US11409086B2 (en) 2018-11-20 2022-08-09 Nikon Corporation Variable magnification optical system, optical equipment, and method for producing variable magnification optical system

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009096536A1 (ja) * 2008-01-30 2009-08-06 Nikon Corporation 変倍光学系、この変倍光学系を備えた光学機器、及び変倍光学系の製造方法
JP2009180844A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Nikon Corp 変倍光学系及びこの変倍光学系を備えた光学機器
CN101842730A (zh) * 2008-01-30 2010-09-22 株式会社尼康 变倍光学系统、具有变倍光学系统的光学设备及变倍光学系统的制造方法
US8081390B2 (en) 2008-01-30 2011-12-20 Nikon Corporation Variable magnification optical system, optical apparatus provided with the variable magnification optical system and method for manufacturing variable magnification optical system
JP2012053444A (ja) * 2010-08-02 2012-03-15 Panasonic Corp ズームレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム
CN104956248A (zh) * 2013-01-28 2015-09-30 株式会社尼康 变倍光学系统、光学装置和变倍光学系统的制造方法
US11221469B2 (en) 2013-01-28 2022-01-11 Nikon Corporation Zooming optical system, optical apparatus, and manufacturing method for the zooming optical system
JP2014145806A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145803A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145805A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145807A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
JP2014145804A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Nikon Corp 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
WO2014115565A1 (ja) * 2013-01-28 2014-07-31 株式会社ニコン 変倍光学系、光学装置、及び、変倍光学系の製造方法
CN108627888B (zh) * 2013-01-28 2020-06-05 株式会社尼康 变倍光学系统和光学装置
US10459207B2 (en) 2013-01-28 2019-10-29 Nikon Corporation Zooming optical system, optical apparatus, and manufacturing method for the zooming optical system
CN108627888A (zh) * 2013-01-28 2018-10-09 株式会社尼康 变倍光学系统和光学装置
JP2015118141A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 キヤノン株式会社 ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP2016045435A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社シグマ 防振機能を有する望遠ズームレンズ
JP2016080824A (ja) * 2014-10-15 2016-05-16 株式会社シグマ 防振機能を備えた変倍結像光学系
WO2018066649A1 (ja) 2016-10-07 2018-04-12 株式会社ニコン 変倍光学系、光学機器および変倍光学系の製造方法
US11150451B2 (en) 2016-10-07 2021-10-19 Nikon Corporation Zoom optical system, optical apparatus and method for manufacturing the zoom optical system
US12085701B2 (en) 2016-10-07 2024-09-10 Nikon Corporation Zoom optical system, optical apparatus and method for manufacturing the zoom optical system
US11409086B2 (en) 2018-11-20 2022-08-09 Nikon Corporation Variable magnification optical system, optical equipment, and method for producing variable magnification optical system
US11644655B2 (en) 2018-11-20 2023-05-09 Nikon Corporation Variable magnification optical system, optical equipment, and method for producing variable magnification optical system
US12092802B2 (en) 2018-11-20 2024-09-17 Nikon Corporation Variable magnification optical system, optical equipment, and method for producing variable magnification optical system
JP2020204744A (ja) * 2019-06-19 2020-12-24 キヤノン株式会社 光学系、および光学機器
US11703661B2 (en) 2019-06-19 2023-07-18 Canon Kabushiki Kaisha Optical system and optical apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4323584B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6473231B2 (en) Variable magnification optical system having image stabilizing function
US4927250A (en) Optical system for compensating chromatic abherration of image
JP4834360B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US6010537A (en) Zoom lens system having an image blur compensation function
JP5332169B2 (ja) ズームレンズと、これを有する光学装置
JP5458477B2 (ja) 変倍光学系、光学装置、変倍光学系の変倍方法
JP4447704B2 (ja) 変倍光学系及びそれを有するカメラ
JP4146977B2 (ja) ズームレンズ
JP4928165B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4880940B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
US7782544B2 (en) Zoom lens system and image pickup apparatus including the same
JP2007148056A (ja) ズーム光学系
JPH11231220A (ja) 防振機能を有した変倍光学系
JPH1164728A (ja) 手ぶれ補正機能を有するズームレンズ
JPH11316342A (ja) 防振機能を有した変倍光学系
JPH11202201A (ja) ズームレンズ
JP4545849B2 (ja) 変倍光学系
JP3003368B2 (ja) 防振機能を有した変倍光学系
JP4677210B2 (ja) ズームレンズおよびそれを用いた撮像装置
JP3706644B2 (ja) 防振機能を有した変倍光学系
JP5361496B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JPH11202202A (ja) ズームレンズ
JP2000047107A (ja) ズームレンズ
JP4630578B2 (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
JP4533437B2 (ja) ズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees