JPH11202202A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JPH11202202A
JPH11202202A JP589198A JP589198A JPH11202202A JP H11202202 A JPH11202202 A JP H11202202A JP 589198 A JP589198 A JP 589198A JP 589198 A JP589198 A JP 589198A JP H11202202 A JPH11202202 A JP H11202202A
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JP
Japan
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lens
unit
group
positive
wide
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JP589198A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hagimori
仁 萩森
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ群の構成群数を少なくし、一つの群の
フォーカシングで鏡胴構成を簡略化した、広角端全長が
コンパクトで手ぶれ補正が可能なズームレンズを提供す
る。 【解決手段】 広角端[W]から望遠端[T]へのズーミン
グにおいて第1群(Gr1)が物体側へ移動する正・負・正
・負の4群ズームレンズであって、第3群(Gr3)を像面
側に移動させることにより無限遠から近接へのフォーカ
シングを行う。広角端[W]でのレンズ最終面から像面ま
での距離と全系の焦点距離との比を適正に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに関
するものであり、例えば、手ぶれ(例えばカメラの手持
ち撮影時の振動)による像ぶれを防ぐための手ぶれ補正
機能を有する、コンパクトなインナーフォーカス方式の
望遠ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より望遠ズームレンズに採用されて
いるフォーカシング方式の主流は、1群繰り出し方式で
ある。しかし、第1群はレンズ重量が大きいため、この
方式ではレンズ駆動用モーターに大きな負担がかかって
しまう。これを避けるために、他のタイプのフォーカシ
ング方式が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平3−225307号公報で
は、正・負・正・正・負の5群構成において第4群をフ
ォーカス移動させるフォーカシング方式が提案されてい
る。特開平3−225308号公報や特開平3−225
309号公報では、正・負・正・正・負の5群構成にお
いて2つ以上のレンズ群をフォーカス移動させるフォー
カシング方式が提案されている。特開平8−29684
号公報では、正・負・正・正・負の5群構成において、
正の第4群の一部をフォーカス移動させるフォーカシン
グ方式が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−22530
7号公報で提案されているフォーカシング方式による
と、レンズ群数,レンズ枚数が共に多いため、レンズの
コンパクト化が難しい。特開平3−225308号公
報,特開平3−225309号公報及び特開平8−29
684号公報で提案されているフォーカス方式による
と、いずれも鏡胴構成が複雑になる。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、レンズ群の構成群数をできるだけ少な
くするとともに、ある一つの群を動かすことでフォーカ
シングできるようにすることで鏡胴構成を簡略化した広
角全長がコンパクトでかつ手ぶれ補正補正可能なズーム
レンズを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明のズームレンズは、物体側より順に、正
のパワーを有する第1群と、負のパワーを有する第2群
と、正のパワーを有する第3群とを含み、広角端から望
遠端へのズーミングにおいて前記第1群が物体側へ移動
するズームレンズであって、前記第3群を像面側に移動
させることにより無限遠から近接へのフォーカシングを
行い、更に以下の条件式を満足することを特徴とする。 0.3<LBw/fw<0.8 ただし、 LBw:広角端でのレンズ最終面から像面までの距離、 fw :広角端での全系の焦点距離、 である。
【0007】第2の発明のズームレンズは、上記第1の
発明の構成において、物体側より順に、正のパワーを有
する第1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパワ
ーを有する第3群と、正又は負のパワーを有する第4群
と、の4群から成り、前記第2群の全体又は一部を光軸
に対して垂直方向に移動させることにより手ぶれ発生時
の像面補正を行うことを特徴とする。
【0008】第3の発明のズームレンズは、上記第2の
発明の構成において、前記第2群が物体側より順に負の
前群と負の後群とに分けられ、前記前群を光軸に対して
垂直方向に移動させることにより手ぶれ発生時の像面補
正を行うことを特徴とする。
【0009】第4の発明のズームレンズは、物体側より
順に、正のパワーを有する第1群と、負のパワーを有す
る第2群と、正のパワーを有する第3群と、正又は負の
パワーを有する第4群と、の4群から成り、広角端から
望遠端へのズーミングにおいて前記第1群が物体側へ移
動するズームレンズであって、以下の条件式を満足する
ことを特徴とする。 0.01<|f3/f4|<0.30 0.70<|f4/ft|<8.00 0.45<|f2/f3|<0.80 ただし、 f2:第2群の焦点距離、 f3:第3群の焦点距離、 f4:第4群の焦点距離、 ft:望遠端での全系の焦点距離、 である。
【0010】第5の発明のズームレンズは、上記第4の
発明の構成において、広角端から望遠端へのズーミング
において前記第3群と前記第4群との間隔が広くなるよ
うに第3群と第4群が移動し、更に以下の条件式を満足
することを特徴とする。 0.85<|M3/M4|<1.60 ただし、 M3:広角端から望遠端への第3群のズーム移動量、 M4:広角端から望遠端への第4群のズーム移動量、 である。
【0011】第6の発明のズームレンズは、物体側より
順に、正のパワーを有する第1群と、負のパワーを有す
る第2群と、正のパワーを有する第3群と、正又は負の
パワーを有する第4群と、の4群から成り、以下の条件
式を満足することを特徴とする。 0.30<Tw/ft<0.65 ただし、 Tw:広角端でのレンズ第1面から像面までの距離、 ft:望遠端での全系の焦点距離、 である。
【0012】第7の発明のズームレンズは、上記第6の
発明の構成において、前記第3群を像面側に移動させる
ことにより無限遠から近接へのフォーカシングを行うこ
とを特徴とする。
【0013】第8の発明のズームレンズは、上記第6の
発明の構成において、前記第2群の全体又は一部を光軸
に対して垂直方向に移動させることにより手ぶれ発生時
の像面補正を行うことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施したズームレ
ンズを、図面を参照しつつ説明する。図1〜図5は、第
1〜第5の実施の形態のズームレンズにそれぞれ対応す
るレンズ構成図であり、広角端[W]でのレンズ配置を示
している。各レンズ構成図中の矢印mi(i=1,2,3,...)
は、広角端[W]から望遠端[T]へのズーミングにおける
第i群(Gri)の移動をそれぞれ模式的に示している。ま
た、各レンズ構成図中、ri(i=1,2,3,...)が付された面
は物体側から数えてi番目の面であり、di(i=1,2,3,...)
が付された各群間の軸上面間隔は、物体側から数えてi
番目の軸上面間隔のうち、ズーミング,フォーカシング
及び手ぶれ補正において変化する可変間隔である。な
お、レンズ構成図中、矢印mDは手ぶれ補正群の平行偏心
{すなわち光軸(AX)に対して垂直方向の移動}を表してお
り、矢印mFはフォーカス群のフォーカス移動を表してい
る。
【0015】第1〜第5の実施の形態は、物体側より順
に、正のパワーを有する第1群(Gr1)と、負のパワーを
有する第2群(Gr2)と、正のパワーを有する第3群(Gr3)
と、正又は負のパワーを有する第4群(Gr4)と、の4群
から成る望遠ズームレンズである。各レンズ構成図中の
矢印m1〜m4で示すように、広角端[W]から望遠端[T]へ
のズーミングにおいて、第1群(Gr1)〜第4群(Gr4)はす
べて物体側へ移動する。
【0016】無限遠から近接へのフォーカシングは、矢
印mFで示すように第3群(Gr3)を、光軸(AX)に沿って像
面側に移動させることにより行われる。また、手ぶれ補
正は第2群(Gr2)で行われ、第3の実施の形態では第2
群(Gr2)全体を手ぶれ補正群としている。第1,第2,
第4,第5の実施の形態では、第2群(Gr2)は物体側よ
り順に負の前群(GrA)と負の後群(GrB)とに分けられ、矢
印mDで示すように前群(GrA)を光軸(AX)に対して垂直方
向に偏心移動させることにより、手ぶれ発生時の像面補
正(すなわち手ぶれ補正)が行われる。
【0017】第1の実施の形態は正・負・正・負の4群
ズームレンズであって、各群は物体側から順に以下のよ
うに構成されている。第1群(Gr1)は、物体側に凸の正
メニスカスレンズと、両凸の正レンズ及び両凹の負レン
ズから成る接合レンズと、で構成されている。第2群(G
r2)の前群(GrA)は、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズ
から成る接合レンズと、物体側に凹の負メニスカスレン
ズと、で構成されている。第2群(Gr2)の後群(GrB)は、
両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レンズ
で構成されている。第3群(Gr3)は、像面側に凸の正メ
ニスカスレンズと、両凸の正レンズ及び物体側に凹の負
メニスカスレンズから成る接合レンズと、で構成されて
いる。第4群(Gr4)は、両凸の正レンズ及び両凹の負レ
ンズから成る接合レンズと、像面側に凸の正メニスカス
レンズと、両凹の負レンズ及び両凸の正レンズから成る
接合レンズと、で構成されている。
【0018】第2の実施の形態は正・負・正・負の4群
ズームレンズであって、各群は物体側から順に以下のよ
うに構成されている。第1群(Gr1)は、両凸の正レンズ
と、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、で構成されている。第2群(Gr2)の前群(GrA)
は、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、両凹の負レンズと、で構成されている。第2群
(Gr2)の後群(GrB)は、両凸の正レンズと、両凹の負レン
ズと、で構成されている。第3群(Gr3)は、2枚の両凸
の正レンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、で
構成されている。第4群(Gr4)は、物体側に凸の正メニ
スカスレンズと、像面側に凹の負メニスカスレンズと、
像面側に凸の正メニスカスレンズと、両凹の負レンズ
と、両凸の正レンズと、で構成されている。
【0019】第3の実施の形態は正・負・正・負の4群
ズームレンズであって、各群は物体側から順に以下のよ
うに構成されている。第1群(Gr1)は、両凸の正レンズ
と、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、で構成されている。第2群(Gr2)は、両凸の正
レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レンズと、両凹
の負レンズと、両凸の正レンズと、物体側に凹の平凹レ
ンズと、で構成されている。第3群(Gr3)は、2枚の両
凸の正レンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、
で構成されている。第4群(Gr4)は、物体側に凸の正メ
ニスカスレンズと、両凹の負レンズと、物体側に凸の正
メニスカスレンズと、両凹の負レンズと、両凸の正レン
ズと、で構成されている。
【0020】第4の実施の形態は正・負・正・正の4群
ズームレンズであって、各群は物体側から順に以下のよ
うに構成されている。第1群(Gr1)は、両凸の正レンズ
と、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、で構成されている。第2群(Gr2)の前群(GrA)
は、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、両凹の負レンズと、で構成されている。第2群
(Gr2)の後群(GrB)は、両凸の正レンズと、両凹の負レン
ズと、で構成されている。第3群(Gr3)は、像面側に凸
の正メニスカスレンズと、両凸の正レンズと、物体側に
凹の負メニスカスレンズと、で構成されている。第4群
(Gr4)は、物体側に凸の正メニスカスレンズと、両凹の
負レンズと、両凸の正レンズと、両凹の負レンズと、両
凸の正レンズと、で構成されている。
【0021】第5の実施の形態は正・負・正・正の4群
ズームレンズであって、各群は物体側から順に以下のよ
うに構成されている。第1群(Gr1)は、両凸の正レンズ
と、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、で構成されている。第2群(Gr2)の前群(GrA)
は、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接合レ
ンズと、物体側に凹の負メニスカスレンズと、で構成さ
れている。第2群(Gr2)の後群(GrB)は、両凸の正レンズ
及び両凹の負レンズから成る接合レンズで構成されてい
る。第3群(Gr3)は、像面側に凸の正メニスカスレンズ
と、両凸の正レンズ及び物体側に凹の負メニスカスレン
ズから成る接合レンズと、で構成されている。第4群(G
r4)は、両凸の正レンズ及び両凹の負レンズから成る接
合レンズと、像面側に凸の正メニスカスレンズと、両凹
の負レンズ及び両凸の正レンズから成る接合レンズと、
で構成されている。
【0022】第1〜第5の実施の形態のように、物体側
より順に、正のパワーを有する第1群(Gr1)と、負のパ
ワーを有する第2群(Gr2)と、正のパワーを有する第3
群(Gr3)とを含み、広角端[W]から望遠端[T]へのズー
ミングにおいて第1群(Gr1)が物体側へ移動するズーム
レンズにあっては、第3群(Gr3)を像面側に移動させる
ことにより無限遠から近接へのフォーカシングを行い、
更に以下の条件式(1)を満足することが望ましい。 0.3<LBw/fw<0.8 …(1) ただし、 LBw:広角端[W]でのレンズ最終面から像面までの距
離、 fw :広角端[W]での全系の焦点距離、 である。
【0023】無限遠から近接へのフォーカシングを、第
3群(Gr3)を像面側に移動させることにより行えば、簡
単な鏡胴構成でフォーカシングの可能な望遠ズームレン
ズを実現することができる。正・負・正の3群を物体側
に含んだズーム構成は、コンパクトな望遠ズームレンズ
を実現するための基本構成である。そして、広角端[W]
から望遠端[W]へのズーミングにおいて第1群(Gr1)を
物体側へ移動させることにより、広角端[W]での全長を
極力短くすることが可能である。また、第1群(Gr1)で
フォーカシングを行う従来のズーム構成では、第1群(G
r1)のレンズ重量が大きいためレンズ駆動用モーターに
かかる負担が大きくなってしまうが、第1〜第5の実施
の形態のように、レンズ系内部に位置する重量の軽い第
3群(Gr3)をフォーカス群とすれば、モーターにか
かる負担を軽減することができて、スムーズなフォーカ
シングを達成することが可能になる。しかも、高精度で
コンパクトな圧電素子を用いたフォーカシングが可能に
なるというメリットも生まれてくる。
【0024】条件式(1)を満足することで、コンパク
トな望遠ズームレンズを実現することができる。条件式
(1)の下限値を下回ると、広角端[W]でのレンズバック
が短くなりすぎて、一定のレンズバックが必要とされる
一眼レフカメラには装着不可能となる。また、広角端
[W]での焦点距離が長くなりすぎて、十分な焦点距離を
確保することができなくなる。逆に、条件式(1)の上限
値を上回ると、広角端[W]でのレンズバックが大きくな
りすぎて、全長の増大を招くことになる。また、広角端
[W]での焦点距離が短くなりすぎて、ズーム比の増大に
より各群の移動量が大きくなり、全長の増大を引き起こ
すことになる。
【0025】上記フォーカシングを行う第3群(Gr3)
は、第1〜第5の実施の形態のように、物体側より順
に、正レンズ,正レンズ及び負レンズから成ることが望
ましい。フォーカシングにおいて物体側の2枚の正レン
ズで発生したアンダーの球面収差を最後の負レンズで補
正することができるため、良好な近接性能を確保するこ
とが可能になる。また、2枚目の正レンズを両凸レン
ズ、負レンズを物体側に凹の負メニスカスレンズで構成
すれば、更に良好な性能を確保することができる。
【0026】また、第1〜第5の実施の形態のように、
物体側より順に、正のパワーを有する第1群(Gr1)と、
負のパワーを有する第2群(Gr2)と、正のパワーを有す
る第3群(Gr3)と、正又は負のパワーを有する第4群(Gr
4)と、の4群から成るズームレンズにあっては、手ぶれ
発生時の像面補正を、第2群(Gr2)の全体又は一部を光
軸(AX)に対して垂直方向に移動させること(すなわち平
行偏心)により行えば、手ぶれ発生時の性能劣化を小さ
く抑えることができる。
【0027】有効径の観点から言えば、より物体側に近
いズーム群中で手ぶれ補正を行うことが望ましい。像面
照度やFナンバーを確保しようとすれば、手ぶれ補正群
より物体側に位置するレンズ群の有効径を手ぶれ補正群
の移動量の倍の量だけかさ上げする必要があるからであ
る。例えば、最像面側のズーム群で手ぶれ補正を行うこ
とにすれば、全てのズーム群の有効径をかさ上げしなけ
ればならなくなるため、その分ズームレンズはレンズ径
方向に大きくなっていまい、コンパクト化に反すること
になる。第1群(Gr1)で手ぶれ補正を行うことにすれ
ば、有効径的には有利になるが、第1群(Gr1)のレンズ
重量が大きいため、レンズ駆動用モーターに大きな負荷
がかかることになる。以上のような理由から、レンズ重
量が比較的小さく、かつ、物体面に近い第2群(Gr2)の
一部で手ぶれ補正を行うことが望ましいのである。
【0028】また、第1,第2,第4,第5の実施の形
態のように、負の第2群(Gr2)を物体側より順に負の前
群(GrA)と負の後群(GrB)とに分けて、前群(GrA)を平行
偏心させることにより手ぶれ補正を行う構成にすれば、
第2群(Gr2)全体で手ぶれ補正を行う場合よりも、レン
ズ駆動用モーターにかかる負担が軽くなるため、トータ
ルバランスの良い手ぶれ補正機能付きの望遠ズームレン
ズを実現することができる。また、手ぶれ補正群として
の前群(GrA)を2つの負レンズ群で構成すれば、良好な
手ぶれ性能を得ることができる。物体側の負レンズ群を
両凸レンズと両凹レンズとの接合レンズで構成すれば、
更に良好な性能を確保することができる。
【0029】また、第1〜第5の実施の形態のように、
物体側より順に、正のパワーを有する第1群(Gr1)と、
負のパワーを有する第2群(Gr2)と、正のパワーを有す
る第3群(Gr3)と、正又は負のパワーを有する第4群(Gr
4)と、の4群から成り、広角端[W]から望遠端[T]への
ズーミングにおいて第1群(Gr1)が物体側へ移動するズ
ームレンズにあっては、以下の条件式(2)〜(4)を満足す
ることが望ましい。 0.01<|f3/f4|<0.30 …(2) 0.70<|f4/ft|<8.00 …(3) 0.45<|f2/f3|<0.80 …(4) ただし、 f2:第2群(Gr2)の焦点距離、 f3:第3群(Gr3)の焦点距離、 f4:第4群(Gr4)の焦点距離、 ft:望遠端[T]での全系の焦点距離、 である。
【0030】条件式(2)〜(4)を満足することで、コンパ
クトな望遠ズームレンズを実現することができる。条件
式(2)の下限値を下回ると、第3群(Gr3)のパワーが強く
なりすぎて、第3群(Gr3)の中で特にアンダー側への球
面収差の補正が困難になる。逆に、条件式(2)の上限値
を上回ると、第4群(Gr4)のパワーが強くなりすぎて、
特に広角端[W]でのバックフォーカスを確保するのが困
難になってくる。条件式(3)の下限値を下回ると、第3
群(Gr3)のパワーが強くなりすぎて、特に広角端[W]で
のバックフォーカスを確保するのが困難になってくる。
逆に、条件式(3)の上限値を上回ると、望遠端[T]での
焦点距離が短くなり、高いズーム比を確保することがで
きなくなる。条件式(4)の下限値を下回ると、第2群(Gr
2)のパワーが強くなりすぎて、第2群(Gr2)中での特に
オーバー側への球面収差の補正が困難になる。逆に、条
件式(4)の上限値を上回ると、第3群(Gr3)のパワーが強
くなりすぎて、特に広角端[W]でのコマ収差の補正が困
難になってくる。
【0031】また、物体側より順に、正のパワーを有す
る第1群(Gr1)と、負のパワーを有する第2群(Gr2)と、
正のパワーを有する第3群(Gr3)と、正又は負のパワー
を有する第4群(Gr4)と、の4群から成り、広角端[W]
から望遠端[T]へのズーミングにおいて第1群(Gr1)が
物体側へ移動するズームレンズにあっては、広角端[W]
から望遠端[T]へのズーミングにおいて第3群(Gr3)と
第4群(Gr4)との間隔が広くなるように第3群(Gr3)と第
4群(Gr4)が移動し、更に以下の条件式(5)を満足するこ
とが望ましい。 0.85<|M3/M4|<1.60 …(5) ただし、 M3:広角端[W]から望遠端[T]への第3群のズーム移動
量、 M4:広角端[W]から望遠端[T]への第4群のズーム移動
量、 である。
【0032】条件式(5)を満足することで、コンパクト
で性能の良好な望遠ズームレンズを実現することができ
る。条件式(5)の下限値を下回ると、第3群(Gr3)のズー
ム移動量が小さくなりすぎて、第3群(Gr3)に入射する
軸上光の光線高が高くなり、特に第3群(Gr3)中での特
にアンダーへの球面収差の補正が困難になる。逆に、条
件式(5)の上限値を上回ると、第3群(Gr3)のズーム移動
量が大きくなりすぎて、特に望遠端[T]で第2群(Gr2)
と第3群(Gr3)が干渉するといった問題が生じてくる。
【0033】また、第1〜第5の実施の形態のように、
物体側より順に、正のパワーを有する第1群(Gr1)と、
負のパワーを有する第2群(Gr2)と、正のパワーを有す
る第3群(Gr3)と、正又は負のパワーを有する第4群(Gr
4)と、の4群から成るズームレンズにあっては、以下の
条件式(6)を満足することが望ましい。 0.30<Tw/ft<0.65 …(6) ただし、 Tw:広角端[W]でのレンズ第1面から像面までの距離、 ft:望遠端[T]での全系の焦点距離、 である。
【0034】条件式(6)を満足することで、特に広角端
[W]での全長が非常に短い望遠ズームレンズを実現する
ことができる。条件式(6)の下限値を下回ると、広角端
[W]での全長が短くなりすぎて、特に望遠端[T]におい
て所望の光学性能を確保することができなくなる。逆
に、条件式(6)の上限値を上回ると、望遠端[T]での焦
点距離が短くなりすぎて、所望のズーム比を確保するこ
とができなくなる。
【0035】また、正・負・正・(正又は負)の4群から
成り、条件式(6)を満たすことに特徴がある前述のズー
ムレンズについても、第3群(Gr3)を像面側に移動させ
ることにより無限遠から近接へのフォーカシングを行う
ことが望ましく、また、第2群(Gr2)の全体又は一部を
平行偏心させることにより手ぶれ補正を行うことが望ま
しい。前述したように、コンパクト化に反することな
く、レンズ駆動用モーターにかかる負担を軽減すること
ができるからである。
【0036】なお、第1〜第5の実施の形態を構成して
いる各ズーム群は、入射光線を屈折により偏向させる屈
折型レンズのみで構成されているが、これに限らない。
例えば、回折により入射光線を偏向させる回折型レン
ズ,回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏
向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ等で、各ズー
ム群を構成してもよい。
【0037】
【実施例】以下、本発明に係るズームレンズを、コンス
トラクションデータ,収差図等を挙げて、更に具体的に
示す。ここで例として挙げる実施例1〜5は、前述した
第1〜第5の実施の形態にそれぞれ対応しており、第1
〜第5の実施の形態を表す図1〜図5は、実施例1〜5
の広角端[W]でのレンズ構成をそれぞれ示している。
【0038】各実施例のコンストラクションデータにお
いて、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面の
曲率半径、di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の
軸上面間隔(ここでは偏心前状態について示す。)であ
り、ズーミングによって変化する軸上面間隔(可変間隔)
は、広角端[W]〜中間焦点距離状態(ミドル)[M]〜望遠
端[T]での各群間の実際の面間隔である。また、Ni(i=
1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)は、物体側から数えてi
番目のレンズのd線に対する屈折率(Nd),アッベ数
(νd)である。各焦点距離状態[W],[M],[T]に対応
する全系の焦点距離f及びFナンバーFNOを他のデータ
と併せて示し、表1に各実施例の条件式対応値を示す。
【0039】
【0040】[近接データ] 広角端[W]…β=-0.052,d13=16.450,d18=2.000 望遠端[T]…β=-0.162,d13= 7.935,d18=2.000
【0041】
【0042】[近接データ] 広角端[W]…β=-0.052,d14=26.751,d20=2.066 望遠端[T]…β=-0.163,d14=11.598,d20=2.000
【0043】
【0044】[近接データ] 広角端[W]…β=-0.052,d14=26.751,d20=2.066 望遠端[T]…β=-0.163,d14=11.598,d20=2.000
【0045】
【0046】[近接データ] 広角端[W]…β=-0.051,d14=26.912,d20=2.101 望遠端[T]…β=-0.163,d14=11.598,d20=2.000
【0047】
【0048】[近接データ] 広角端[W]…β=-0.052,d13=15.699,d18=2.000 望遠端[T]…β=-0.165,d13= 7.518,d18=2.000
【0049】
【表1】
【0050】図6〜図15に、各実施例の偏心前(通常
状態)の収差性能を示す。図6〜図10は、実施例1〜
実施例5の偏心前(通常状態),無限遠撮影状態での縦収
差図であり、図11〜図15は、実施例1〜実施例3の
偏心前,近接撮影状態(近接物体距離1.5m)での縦収
差図である。図6〜図15中、[W]は広角端,[M]は中
間焦点距離状態(ミドル),[T]は望遠端における諸収差
(左から順に、球面収差等,非点収差,歪曲;Y':像高)
を示しており、実線(d)はd線に対する収差、一点鎖線
(g)はg線に対する収差、二点鎖線(c)はc線に対する
収差、破線(SC)は正弦条件を表しており、破線(DM)
と実線(DS)はメリディオナル面とサジタル面でのd線
に対する非点収差をそれぞれ表わしている。
【0051】図16〜図30に、各実施例の偏心前(通
常状態)及び偏心後(手ぶれ補正状態)の無限遠撮影状態
での収差性能を示す。図16〜図18は実施例1、図1
9〜図21は実施例2、図22〜図24は実施例3、図
25〜図27は実施例4、図28〜図30は実施例5に
それぞれ対応し、図16,図19,図22,図25,図
28は広角端[W]、図17,図20,図23,図26,
図29はミドル[M]、図18,図21,図24,図2
7,図30は望遠端[T]にそれぞれ対応する横収差図で
ある。また、図16〜図30において、(A)〜(C)は
0.7度の手ぶれ補正状態{手ぶれ補正角θ=0.7°(=0.
0122173rad)の補正状態}における横収差、(D)及び(E)
は通常状態における横収差を示しており、(A)は像高Y'
=12、(B)は像高Y'=0、(C)は像高Y'=-12、(D)は像高
Y'=12、(E)は像高Y'=0での横収差を示している。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように第1〜第8の発明に
よれば、コンパクトでありながら高い光学性能を有する
ズームレンズを実現することができ、第1〜第3,第7
の発明によれば、更に広角端での全長がコンパクトにな
り、鏡胴構成が簡略化されたインナーフォーカス方式の
望遠ズームレンズを実現することができる。第2,第
3,第8の発明によれば、レンズ駆動用モーターにかか
る負担を最小に抑えながら、手ぶれ発生時の像面補正を
良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態(実施例1)のレンズ構成図。
【図2】第2の実施の形態(実施例2)のレンズ構成図。
【図3】第3の実施の形態(実施例3)のレンズ構成図。
【図4】第4の実施の形態(実施例4)のレンズ構成図。
【図5】第5の実施の形態(実施例5)のレンズ構成図。
【図6】実施例1の偏心前,無限遠撮影状態での縦収差
図。
【図7】実施例2の偏心前,無限遠撮影状態での縦収差
図。
【図8】実施例3の偏心前,無限遠撮影状態での縦収差
図。
【図9】実施例4の偏心前,無限遠撮影状態での縦収差
図。
【図10】実施例5の偏心前,無限遠撮影状態での縦収
差図。
【図11】実施例1の偏心前,近接撮影状態での縦収差
図。
【図12】実施例2の偏心前,近接撮影状態での縦収差
図。
【図13】実施例3の偏心前,近接撮影状態での縦収差
図。
【図14】実施例4の偏心前,近接撮影状態での縦収差
図。
【図15】実施例5の偏心前,近接撮影状態での縦収差
図。
【図16】実施例1の偏心前後,広角端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図17】実施例1の偏心前後,ミドル,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図18】実施例1の偏心前後,望遠端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図19】実施例2の偏心前後,広角端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図20】実施例2の偏心前後,ミドル,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図21】実施例2の偏心前後,望遠端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図22】実施例3の偏心前後,広角端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図23】実施例3の偏心前後,ミドル,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図24】実施例3の偏心前後,望遠端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図25】実施例4の偏心前後,広角端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図26】実施例4の偏心前後,ミドル,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図27】実施例4の偏心前後,望遠端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図28】実施例5の偏心前後,広角端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図29】実施例5の偏心前後,ミドル,無限遠撮影状
態での横収差図。
【図30】実施例5の偏心前後,望遠端,無限遠撮影状
態での横収差図。
【符号の説明】
Gr1 …第1群 Gr2 …第2群 GrA …前群 GrB …後群 Gr3 …第3群 Gr4 …第4群

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正のパワーを有する第
    1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパワーを有
    する第3群とを含み、広角端から望遠端へのズーミング
    において前記第1群が物体側へ移動するズームレンズで
    あって、前記第3群を像面側に移動させることにより無
    限遠から近接へのフォーカシングを行い、更に以下の条
    件式を満足することを特徴とするズームレンズ; 0.3<LBw/fw<0.8 ただし、 LBw:広角端でのレンズ最終面から像面までの距離、 fw :広角端での全系の焦点距離、 である。
  2. 【請求項2】 物体側より順に、正のパワーを有する第
    1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパワーを有
    する第3群と、正又は負のパワーを有する第4群と、の
    4群から成り、前記第2群の全体又は一部を光軸に対し
    て垂直方向に移動させることにより手ぶれ発生時の像面
    補正を行うことを特徴とする請求項1記載のズームレン
    ズ。
  3. 【請求項3】 前記第2群が物体側より順に負の前群と
    負の後群とに分けられ、前記前群を光軸に対して垂直方
    向に移動させることにより手ぶれ発生時の像面補正を行
    うことを特徴とする請求項2記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 物体側より順に、正のパワーを有する第
    1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパワーを有
    する第3群と、正又は負のパワーを有する第4群と、の
    4群から成り、広角端から望遠端へのズーミングにおい
    て前記第1群が物体側へ移動するズームレンズであっ
    て、以下の条件式を満足することを特徴とするズームレ
    ンズ; 0.01<|f3/f4|<0.30 0.70<|f4/ft|<8.00 0.45<|f2/f3|<0.80 ただし、 f2:第2群の焦点距離、 f3:第3群の焦点距離、 f4:第4群の焦点距離、 ft:望遠端での全系の焦点距離、 である。
  5. 【請求項5】 広角端から望遠端へのズーミングにおい
    て前記第3群と前記第4群との間隔が広くなるように第
    3群と第4群が移動し、更に以下の条件式を満足するこ
    とを特徴とする請求項4記載のズームレンズ; 0.85<|M3/M4|<1.60 ただし、 M3:広角端から望遠端への第3群のズーム移動量、 M4:広角端から望遠端への第4群のズーム移動量、 である。
  6. 【請求項6】 物体側より順に、正のパワーを有する第
    1群と、負のパワーを有する第2群と、正のパワーを有
    する第3群と、正又は負のパワーを有する第4群と、の
    4群から成り、以下の条件式を満足することを特徴とす
    るズームレンズ; 0.30<Tw/ft<0.65 ただし、 Tw:広角端でのレンズ第1面から像面までの距離、 ft:望遠端での全系の焦点距離、 である。
  7. 【請求項7】 前記第3群を像面側に移動させることに
    より無限遠から近接へのフォーカシングを行うことを特
    徴とする請求項6記載のズームレンズ。
  8. 【請求項8】 前記第2群の全体又は一部を光軸に対し
    て垂直方向に移動させることにより手ぶれ発生時の像面
    補正を行うことを特徴とする請求項6記載のズームレン
    ズ。
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