JPH10161024A - 手ぶれ補正機能を有するズームレンズ - Google Patents

手ぶれ補正機能を有するズームレンズ

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JPH10161024A
JPH10161024A JP8318127A JP31812796A JPH10161024A JP H10161024 A JPH10161024 A JP H10161024A JP 8318127 A JP8318127 A JP 8318127A JP 31812796 A JP31812796 A JP 31812796A JP H10161024 A JPH10161024 A JP H10161024A
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JP
Japan
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group
lens
camera shake
shake correction
positive
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JP8318127A
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English (en)
Inventor
Kenji Konno
賢治 金野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B27/64Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
    • G02B27/646Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的軽量なレンズ群を手ぶれ補正群とする
ことにより手ぶれ補正駆動系への負担を小さくし、大き
な手ぶれが発生した場合でも良好な光学性能が得られる
手ぶれ補正機能を有するズームレンズを提供する。 【解決手段】 物体側から順に、負の第1群Gr1と正
の第2群Gr2とを含むズームレンズにおいて、第2群
Gr2が、物体側から順に、正の前群Gr2Fと正の後
群Gr2Rとで構成され、前群Gr2Fを平行偏心させ
ることにより手ぶれ補正を行う。更に、前群Gr2Fと
後群Gr2Rの屈折力比を適正にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手ぶれ補正機能を
有するズームレンズに関するものであり、更に詳しく
は、手ぶれ(例えば、カメラの手持ち撮影時の振動)によ
る像のぶれを防ぐことができる、レンズシャッターカメ
ラに好適な手ぶれ補正機能を有するズームレンズに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真撮影の失敗の原因は、その殆
どが手ぶれとピンボケであった。ところが、近年、カメ
ラの殆どにオートフォーカス機構が採用されるようにな
り、また、オートフォーカス機構のピント精度が向上す
るに従って、ピンボケによる写真撮影の失敗は殆ど解消
されている。一方、カメラに標準装備されるレンズは、
単焦点レンズからズームレンズへと移行してきている。
その結果、現在では、写真撮影の失敗の原因は手ぶれに
よるものといっても過言ではなく、そのためズームレン
ズには手ぶれ補正機能が不可欠なものとなってきてい
る。
【0003】このような課題に対して、特開平6−33
7374号公報では、第2群全体を平行偏心させること
によって手ぶれ補正を行う負・正の2成分ズームレンズ
が提案されている。また、特開平7−64025号公報
では、第2群を正の前群と負の後群とに分けて、正の前
群を平行偏心させることによって手ぶれ補正を行う負・
正の2成分ズームレンズが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−337374号では、第2群全体が手ぶれ補正群と
して移動する構成になっているため、手ぶれ補正駆動系
にかかる負荷が大きいという問題があった。また、特開
平7−64025号では、手ぶれ角度0.2度で評価し
ているため、より大きな手ぶれが発生した場合には補正
しきれないという問題があった。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであって、比較的軽量なレンズ群を手ぶれ補正群
とすることにより手ぶれ補正駆動系への負担を小さく
し、大きな手ぶれが発生した場合でも良好な光学性能が
得られる手ぶれ補正機能を有するズームレンズを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の手ぶれ補正機能を有するズームレンズ
は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1群と正の
屈折力を有する第2群とを含むズームレンズにおいて、
前記第2群が、物体側から順に、正の屈折力を有する前
群と正の屈折力を有する後群とで構成され、前記前群を
平行偏心させることにより手ぶれ補正を行い、更に以下
の条件を満足することを特徴とする。 0<φ2R/φ2F<1.0 ただし、 φ2F:第2群の前群の屈折力、 φ2R:第2群の後群の屈折力である。
【0007】また、第2の発明の手ぶれ補正機能を有す
るズームレンズは、上記第1の発明の構成において、前
記第2群の前群が、正レンズ1枚又は正の接合レンズ1
枚から成ることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施した手ぶれ補
正機能を有するズームレンズを、図面を参照しつつ説明
する。図1,図2は、第1,第2の実施の形態のズーム
レンズにそれぞれ対応するレンズ構成図であり、広角端
[W]でのレンズ配置を示している。また、レンズ構成図
中、ri(i=1,2,3,...)が付された面は物体側から数えてi
番目の面であり、di(i=1,2,3,...)が付された軸上面間
隔は物体側から数えてi番目の軸上面間隔である。
【0009】第1,第2の実施の形態のズームレンズ
は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1群Gr1
と正の屈折力を有する第2群Gr2とから成り、広角端
[W]から望遠端[T]へのズーミングに際して、第1群G
r1と第2群Gr2との間隔が狭くなるように移動する
ズームレンズである。図1,図2のレンズ構成図中、矢
印m1,m2は、広角端[W]から望遠端[T]へのズーミ
ングにおける第1群Gr1と第2群Gr2の移動をそれ
ぞれ模式的に示している。
【0010】第1の実施の形態において、第1群Gr1
は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレン
ズ,両凹の負レンズ,及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズで構成されており、第2群Gr2は、物体側から順
に、両凸の正レンズと負メニスカスレンズとの正の接合
レンズから成る前群Gr2Fと、絞りS,物体側に凸の
正メニスカスレンズ,両凹の負レンズ,及び像側に凸の
正メニスカスレンズから成る後群Gr2Rと、で構成さ
れている。
【0011】第2の実施の形態において、第1群Gr1
は、物体側から順に、物体側に凸の負メニスカスレン
ズ,両凹の負レンズ,及び物体側に凸の正メニスカスレ
ンズで構成されており、第2群Gr2は、物体側から順
に、両凸の正レンズから成る前群Gr2Fと、物体側に
凸の正メニスカスレンズ,両凹の負レンズ,及び像側に
凸の正メニスカスレンズから成る後群Gr2Rと、で構
成されている。また、第1群Gr1と第2群Gr2との
間には、ズーミングにおいて第2群Gr2と共に移動す
る絞りSが配置されている。
【0012】上記各実施の形態のように、物体側から順
に、負の屈折力を有する第1群Gr1と正の屈折力を有
する第2群Gr2とを含み、広角端[W]から望遠端[W]
へのズーミングに際して、第1群Gr1と第2群Gr2
との間隔が狭くなるように移動するタイプのズームレン
ズでは、広角端[W]でレトロ型になり、望遠端[T]でレ
トロ度合いが小さくなる。したがって、このタイプのズ
ームレンズは、広角端[W]で十分なバックフォーカスを
有し、かつ、広い画角でも良好な光学性能を有する。一
方、望遠端[T]では、コンパクト化が達成されるととも
に、良好な光学性能が得られる。
【0013】上記各実施の形態のように、物体側から順
に、負の屈折力を有する第1群Gr1と正の屈折力を有
する第2群Gr2とを含み、第1群Gr1と第2群Gr
2との間隔を変化させる(例えば、広角端[W]から望遠
端[W]へのズーミングに際して、第1群Gr1と第2群
Gr2との間隔を狭くする)ことによりズーミングを行
うズームレンズは、以下の条件式(1)を満足することが
望ましい。 -1.0<φ1/φ2<-0.4 …(1) ただし、 φ1:第1群Gr1の屈折力、 φ2:第2群Gr2の屈折力である。
【0014】条件式(1)は、ズーム群の屈折力の比を規
定している。この条件式(1)を満たすことは、コンパク
トな広角ズームを実現する上で必要である。条件式(1)
の下限を超えると、第2群Gr2以降のレンズ径が増大
し、また、レンズバックも必要以上に大きくなる。した
がって、コンパクト性が失われてしまう。条件式(1)の
上限を超えると、第1群Gr1で発生するペッツバール
和が負方向に過大に大きくなり、第2群Gr2で補正す
ることが困難になる。このため、良好な結像性能を得る
ことができなくなる。また、条件式(1)の上限を超える
と、一眼レフレックスカメラのレンズに必要なレンズバ
ックを得ることが困難になる。
【0015】以下の条件式(1a)や条件式(1b)を満足する
ことが更に望ましい。 -1.0<φ1/φ2<-0.55 …(1a) -0.8<φ1/φ2<-0.4 …(1b)
【0016】条件式(1a)は、条件式(1)の上限を-0.55に
限定した条件範囲を規定している。条件式(1a)の上限を
超えないようにすれば、更に良好な結像性能を得ること
ができる。条件式(1b)は、条件式(1)の下限を-0.8に限
定した条件範囲を規定している。条件式(1b)の下限を超
えないようにすれば、よりコンパクトな光学系を得るこ
とができる。
【0017】上記各実施の形態のように、物体側から順
に、負の屈折力を有する第1群Gr1と正の屈折力を有
する第2群Gr2とを含み、第1群Gr1と第2群Gr
2との間隔を変化させる(例えば、広角端[W]から望遠
端[W]へのズーミングに際して、第1群Gr1と第2群
Gr2との間隔を狭くする)ことによりズーミングを行
うズームレンズでは、その第1群Gr1のレンズは、径
が大きく重量も大きい。このため、第1群Gr1全体又
はその一部を手ぶれ補正群として用いることは、手ぶれ
補正駆動系への負担が大きくなるので好ましくない。第
2群Gr2は、比較的軽量のレンズで構成されるので手
ぶれ補正群としては好ましいが、第2群Gr2全体を手
ぶれ補正群として用いることは、手ぶれ補正駆動系への
負担が大きくなるので好ましくない。
【0018】そこで、上記各実施の形態では、第2群G
r2を、物体側から順に、正の屈折力を有する前群Gr
2Fと正の屈折力を有する後群Gr2Rとで構成し、前
群Gr2Fを平行偏心させる(すなわち、光軸に対して
垂直又はほぼ垂直に移動させる)ことにより手ぶれ補正
を行う構成としている。第2群Gr2は全体で正の屈折
力を有しているが、それを2つの正の屈折力を有する群
Gr2F,Gr2Rに分けると、第2群Gr2で発生す
る収差を分担させることができる。したがって、強い曲
率を有し大きな収差を発生させる面又はレンズを、第2
群Gr2に含めないようにすることができる。
【0019】仮に、第2群Gr2を正の屈折力を有する
群と負の屈折力を有する群とに分けたとすると、正の屈
折力を有する群は第2群Gr2の屈折力よりも大きな屈
折力を有することになる。その結果、強い曲率を有し大
きな収差を発生させる面又はレンズを含むことになり全
体の収差補正をうまくできないか、あるいは、それを避
けるためにレンズ枚数を増やす必要が生じてしまう。
【0020】上記各実施の形態のように、第2群Gr2
が正の前群Gr2Fと正の後群Gr2Rとから成り、前
群Gr2Fを平行偏心させることにより手ぶれ補正を行
うズームレンズでは、以下の条件式(2)を満足すること
が望ましい。 0<φ2R/φ2F<1.0 …(2) ただし、 φ2F:第2群Gr2の前群Gr2Fの屈折力、 φ2R:第2群Gr2の後群Gr2Rの屈折力である。
【0021】条件式(2)は、第2群Gr2の前群Gr2
Fと後群Gr2Rとの屈折力の比を規定している。条件
式(2)の下限に近づくほど、前群Gr2Fの屈折力が強
くなるため、前群Gr2Fで発生する収差が大きくなっ
て、良好な光学性能を得ることが難しくなる。条件式
(2)の上限を超えると、前群Gr2Fの屈折力が小さく
なり過ぎるため、手ぶれ補正群としての前群Gr2Fの
移動量が大きくなり過ぎてしまう。このため、レンズ径
を大きくする必要が生じ、結果としてコンパクト性が失
われてしまう。
【0022】以下の条件式(2a)や条件式(2b)を満足する
ことが更に望ましい。 0.2<φ2R/φ2F<1.0 …(2a) 0<φ2R/φ2F<0.8 …(2b)
【0023】条件式(2a)は、条件式(2)の下限を0.2に限
定した条件範囲を規定している。条件式(2a)の下限を超
えないようにすれば、更に良好な結像性能を得ることが
できる。条件式(2b)は、条件式(2)の上限を0.8に限定し
た条件範囲を規定している。条件式(2b)の上限を超えな
いようにすれば、よりコンパクトな光学系を得ることが
できる。
【0024】手ぶれ補正群に含まれるレンズ枚数を少な
くすれば、手ぶれ補正駆動系にかかる負担は軽くなる。
したがって、手ぶれ補正群である前群Gr2Fに含まれ
るレンズ枚数を少なくすれば、手ぶれ補正駆動系への負
担を更に小さくすることができる。特に、前群Gr2F
をレンズ1枚又は接合レンズ1枚で構成することが好ま
しい。前群Gr2Fを最少レンズ枚数で構成すれば、手
ぶれ補正駆動系にかかる負担も最小になるからである。
【0025】手ぶれ時にレンズを偏心させると軸上横色
収差が発生するが、これを抑えるためには、手ぶれ補正
群である前群Gr2Fが色補正されていることが望まし
い。この点に関し、前群Gr2Fは以下の条件式(3)を
満足することが望ましい。条件式(3)を満たすことによ
って、手ぶれ補正時の軸上横色収差の発生を抑えること
ができる。 νp>νn …(3) ただし、 νp:前群Gr2F中の正レンズのアッベ数、 νn:前群Gr2F中の負レンズのアッベ数である。
【0026】手ぶれ補正のためにレンズ群を光軸に対し
て垂直に移動させると、通常状態(偏心前状態)では光
線の通らない所を、手ぶれ補正状態(偏心後状態)では光
線が通ることになる。この光線が有害光線となって結像
性能を低下させてしまうおそれがある。そのため、手ぶ
れ補正群の物体側、手ぶれ補正群中、又は手ぶれ補正群
の像側に固定絞りを設けることによって、手ぶれ補正時
の有害光線を遮断するのが望ましく、これにより、手ぶ
れ補正状態においても良好な結像性能を得ることができ
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る手ぶれ補正機能を有する
ズームレンズを、コンストラクションデータ,収差図等
を挙げて、更に具体的に示す。ここで例として挙げる実
施例1,2は、前述した第1,第2の実施の形態にそれ
ぞれ対応する実施例であり、第1,第2の実施の形態を
表す図1,図2は、実施例1,2の広角端[W]でのレン
ズ配置をそれぞれ示している。
【0028】各実施例のコンストラクションデータにお
いて、ri(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面の
曲率半径を示しており、di(i=1,2,3,...)は物体側から
数えてi番目の軸上面間隔を示している。ズーミングに
よって変化する軸上面間隔(可変間隔)は、広角端[W]〜
中間焦点距離状態[M]〜望遠端[T]での各群間の面間隔
である。また、Ni(i=1,2,3,...),νi(i=1,2,3,...)
は、物体側から数えてi番目のレンズのd線に対する屈
折率(Nd),アッベ数(νd)を示している。なお、広角
端[W]〜中間焦点距離状態[M]〜望遠端[T]での、全系
の焦点距離f及びFナンバーFNOを、コンストラクショ
ンデータと併せて示す。
【0029】《実施例1》
【0030】《実施例2》
【0031】実施例1,2は、前述の条件式(1)〜(3)を
満たしている。以下の表1に、各実施例における条件式
(1),(1a),(1b);(2),(2a),(2b)の対応値{すなわち、条件
式(1),(1a),(1b):φ1/φ2,条件式(2),(2a),(2b):φ
2R/φ2F}を示す。
【0032】
【表1】
【0033】図3,図4は、実施例1,2にそれぞれ対
応する通常状態(偏心前状態)での縦収差図であり、各図
中、[W]は広角端,[M]は中間焦点距離状態(ミドル),
[T]は望遠端における諸収差(左から順に、球面収差
等,非点収差,歪曲;Y':像高)を示している。各収差図
中、実線(d)はd線に対する収差を表しており、破線
(SC)は正弦条件を表している。また、破線(DM)と実
線(DS)は、メリディオナル面とサジタル面でのd線に
対する非点収差をそれぞれ表わしている。
【0034】図5及び図6,図7及び図8は、無限遠撮
影状態における実施例1,2の広角端[W]及び望遠端
[T]に対応するメリディオナル面での横収差図である。
各図において、[A]は0.7度の手ぶれ補正状態{手ぶ
れ補正群の手ぶれ補正角θ=0.7°(=0.0122173rad)の補
正状態}における像高y'=+12,0,-12での横収差図であ
り、[B]は通常状態における像高y'=12,0での横収差図
である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように第1,第2の発明に
よれば、手ぶれ補正駆動系への負担が小さく、通常状態
だけでなく大きな手ぶれが発生したときの手ぶれ補正状
態においても、十分な光学性能が得られるコンパクトな
手ぶれ補正機能を有するズームレンズを実現することが
できる。また、第2の発明によれば、手ぶれ補正駆動系
にかかる負担を更に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態(実施例1)のレンズ構成図。
【図2】第2の実施の形態(実施例2)のレンズ構成図。
【図3】実施例1の収差図。
【図4】実施例2の収差図。
【図5】実施例1の広角端[W]での横収差図。
【図6】実施例1の望遠端[T]での横収差図。
【図7】実施例2の広角端[W]での横収差図。
【図8】実施例2の望遠端[T]での横収差図。
【符号の説明】
Gr1 …第1群 Gr2 …第2群 Gr2F…前群(手ぶれ補正群) Gr2R…後群 S …絞り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負の屈折力を有する第
    1群と正の屈折力を有する第2群とを含むズームレンズ
    において、 前記第2群が、物体側から順に、正の屈折力を有する前
    群と正の屈折力を有する後群とで構成され、前記前群を
    平行偏心させることにより手ぶれ補正を行い、更に以下
    の条件を満足することを特徴とする手ぶれ補正機能を有
    するズームレンズ; 0<φ2R/φ2F<1.0 ただし、 φ2F:第2群の前群の屈折力、 φ2R:第2群の後群の屈折力である。
  2. 【請求項2】 前記第2群の前群が、正レンズ1枚又は
    正の接合レンズ1枚から成ることを特徴とする請求項1
    に記載の手ぶれ補正機能を有するズームレンズ。
JP8318127A 1996-11-28 1996-11-28 手ぶれ補正機能を有するズームレンズ Pending JPH10161024A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8318127A JPH10161024A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 手ぶれ補正機能を有するズームレンズ
US08/978,310 US5969881A (en) 1996-11-28 1997-11-25 Zoom lens system

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JP8318127A JPH10161024A (ja) 1996-11-28 1996-11-28 手ぶれ補正機能を有するズームレンズ

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Cited By (13)

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