JP2008152189A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 全てのズーム領域において、画面周辺の像面湾曲の変動が少なく、画面全体にわたって良好な光学性能を維持したズームレンズを得ること。
【解決手段】 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
該第1、第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2とするとき
1.20<|f1/f2|<2.00
なる条件を満足すること。
【選択図】図1

Description

本発明はズームレンズに関し、例えば、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、銀塩フィルム用カメラ、或いは監視カメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置に用いられる撮影レンズは、画面全体にわたり高い光学性能を持ち、しかも小型で、軽量のズームレンズであることが要望されている。
これらの要望を満足するズームレンズとして、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群L1と正の屈折力の第2レンズ群より成り、各レンズ群を移動させてズーミングを行うネガティブリード型の2群ズームレンズが知られている(特許文献1〜3)。
この他、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、および正の屈折力の第3レンズ群より成り、各レンズ群を移動させてズーミングを行うネガティブリード型の3群ズームレンズが知られている(特許文献4、5)。
このようなネガティブリード型の3群ズームレンズにおいて非球面を用いて光学性能の向上を図った3群ズームレンズが知られている(特許文献6)。
特開平11−052235号公報 特開2003−131128号公報 特開2004−102211号公報 特開2000−147381号公報 特開2000−284177号公報 特開2001−100098号公報
ネガティブリード型の2群ズームレンズは比較的少ないレンズ枚数でレンズ系が構成出来るため、レンズ系全体の小型化が容易であるという特長がある。又、ネガティブリード型の3群ズームレンズは、小型化を図りつつ、高ズーム比化を図ることが容易であるという特長がある。
しかしながら、これらのネガティブリード型のズームレンズは、画面周辺における像面湾曲が広角端で大きくなり、画面周辺の画質が低下する傾向がある。
このため、ネガティブリード型の2群ズームレンズや3群ズームレンズにおいては各レンズ群の屈折力や、各レンズ群のレンズ構成を適切に設定することが重要になってくる。これらが満足されないと、ズーミングに伴う画面周辺の収差変動が増大し、画面全体にわたり高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
一方、これらのズームレンズにおいては、レンズ系の一部に非球面を用いれば、ズーミングに伴う収差変動を小さくでき、全ズーム範囲で高い光学性能を得るのが容易となる。
しかしながら非球面は製作が難しい。このため、非球面を用いるときは少ない数の非球面で非球面の効果をより多く得られるよう、非球面をレンズ系中の適切なる位置に設けることが重要になってくる。
本発明は、全てのズーム領域において、画面周辺の像面湾曲の変動が少なく、画面全体にわたって良好な光学性能を維持したズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
該第1、第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2とするとき
1.2 < |f1/f2| <2.0
なる条件を満足することを特徴としている。
この他本発明は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
該第2レンズ群の焦点距離をf2、
広角端における全系の焦点距離をfwとするとき
0.90<f2/fw<1.60
なる条件を満足することを特徴としている。
この他本発明は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
該第1、第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、
広角端における全系の焦点距離をfw、
前記第1レンズ群の最も像側のレンズは正レンズであり、該正レンズの材料のアッベ数をν13とするとき
1.20<|f1/f2|<2.0
0.90<f2/fw<1.60
30.0<ν13
1.00<|f1/fw|<2.00
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明によれば、全てのズーム領域において、画面周辺の像面湾曲の変動が少なく、画面全体にわたって良好な光学性能を維持したズームレンズが得られる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1は、本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)は、それぞれ実施例1のズームレンズの広角端と、望遠端(長焦点距離端)における無限遠物体に合焦したときの収差図である。
実施例1はズーム比2.0、開口比4.0のズームレンズである。
図3は、本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)は、それぞれ実施例2のズームレンズの広角端と、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。実施例2はズーム比1.98、開口比4.0のズームレンズである。
図5は、本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)は、それぞれ実施例3のズームレンズの広角端と、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。実施例3はズーム比1.98、開口比4.0のズームレンズである。
図7は、本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)は、それぞれ実施例4のズームレンズの広角端と、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。実施例4はズーム比1.97、開口比4.0のズームレンズである。
図9は本発明のズームレンズを備えるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。
各実施例のズームレンズは、撮像装置に用いられる撮影レンズ系であり、レンズ断面図において、左方が物体側で、右方が像側である。
図1、図3、図5、図7の実施例1〜4のレンズ断面図において、L1は負の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群である。図3、図5において、L3は正の屈折力の第3レンズ群である。
SPは開放Fナンバー(Fno)光束を決定(制限)する開口絞りの作用をするFナンバー決定部材(以下「開口絞り」ともいう。)である。開口絞りSPは第2レンズ群L2のレンズ系中に位置しており、ズーミングに際して第2レンズ群L2と一体的に移動している。
FCは開口径が不変のフレアーカット絞りであり、第2レンズ群L2の像側に位置している。iは物体側からのレンズの順序を示し、Giは第iレンズである。

IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する感光面が置かれている。
矢印は広角端から望遠端へのズーミングに際して各レンズ群とフレアーカット絞りFCの移動軌跡を示している。
収差図において、d、g、F、Cは順に、d線、g線、F線、C線である。ΔM、ΔSはメリディオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線、F線、C線によって表わしている。
FnoはFナンバーである。Yは像高である。
図1の実施例1のズームレンズでは、広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。又、第2レンズ群L2は開口絞りSPと一体で物体側に移動している。 フレアーカット絞りFCは像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。
図3の実施例2のズームレンズでは、広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。又、第2レンズ群L2は物体側に開口絞りSPと一体で移動している。第3レンズ群L3は不動である。
フレアーカット絞りFCは像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。
図5の実施例3のズームレンズでは、広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が、像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。
第2レンズ群L2は開口絞りSPと一体で第1レンズ群L1との間隔が小さくなるように物体側へ移動している。第3レンズ群L3は像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。
フレアーカット絞りFCは像側に凸状の軌跡の一部を描いて移動している。
図7の実施例4のズームレンズでは、広角端から望遠端のズーム位置へのズーミングに際して、第1レンズ群L1が像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。又、第2レンズ群L2は開口絞りSPと一体で物体側に移動している。
フレアーカット絞りFCは像側に凸状の軌跡の一部を描くように移動している。
尚、各実施例において広角端と望遠端のズーム位置は変倍用レンズ群(第2レンズ群)が機構上、光軸上移動な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例のズームレンズでは、第2レンズ群L2の移動により主な変倍を行い、第1レンズ群L1の移動によって変倍に伴う像点の移動を補正している。
実施例1、4では、第1レンズ群L1でフォーカスを行っている。実施例2、3では、第1レンズ群L1又は第3レンズ群L3でフォーカスを行っている。
各実施例のズームレンズにおいて、負の屈折力の第1レンズ群は、2枚以上の負(負の屈折力の)レンズと、2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有している。ここで空気レンズとは2つのレンズ面で挟まれる空気の空間によるレンズ作用をいう。
尚、各実施例では、第1レンズ群L1を独立した3つの第1〜第3レンズG1〜G3で構成しているため、空気レンズの数は2つである。
第1レンズG1と第2レンズG2とで形成される空気レンズは、負の屈折力である。第2レンズG2と第3レンズG3とで形成される空気レンズは正の屈折力である。
第1レンズ群L1は、具体的には、物体側から像側へ順にメニスカス形状の負の第1レンズG1、両凹形状の負の第2レンズG2、メニスカス形状の正の第3レンズG3で構成されており、非球面は第1レンズG1の像側の面と、第3レンズG3の像側の面である。このように異なる像高の光線が通る面をそれぞれ非球面形状とすることによって、広角端で特に大きくなっている、中間像高と周辺像高における像面湾曲、非点隔差を補正している。又、その他のズーム域の光学性能に大きな影響を与えることなく補正し、全ズーム域において像面湾曲の変動が少ない、良好な光学性能を得ている。
開口絞りSPが一体となっている正の屈折力の第2レンズ群L2は、1以上の非球面を有している。
各実施例では、第2レンズ群L2の最も物体側の正の第4レンズG4の物体側の面を非球面形状としている。これによって、特に望遠端で大きくなる球面収差を補正し、ズーミングにおける球面収差の変動を低減し、画面全域において良好な光学性能を得ている。
更に、正の第4レンズG4の材料に、紫外域の透過率の高い材料を用いることで、非球面形状をレプリカ樹脂によって成型している。この非球面によって所望の光学性能を得ている。
更に、第2レンズ群L2は、4枚以上の正レンズを有し、これにより第1レンズ群L1で生じる球面収差の補正を分担し、画面全域において良好な光学性能を得ている。
開口絞りSPは、第2レンズ群L2の物体側から像側に順に正の第4レンズ、正の第5レンズ、負の第6レンズを配置した次に配置している。
これによって諸収差の補正を容易にしている。
実施例2、3では正の屈折力の第3レンズ群L3を単一の正の第11レンズG11より構成している。これによって全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得ている。
各実施例では、第1レンズ群L1の焦点距離をf1、第2レンズ群L2の焦点距離をf2、とする。このとき、
1.20<|f1/f2|<2.00 (1)
なる条件を満足している。
条件式(1)は、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の屈折力の比に関するものであり、ズーミングにおける収差変動を少なくし、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得る為のものである。
条件式(1)の上限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が弱いと、第1レンズ群L1がズーミングの際に移動する量が大きくなり、像面湾曲の変動が大きくなり、所望の光学性能を満たすことが難しくなる。
下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が強いと、ズーミングにおける球面収差の変動量が大きくなり、光学性能が悪化してくる。
更に好ましくは条件式(1)は、
1.30<|f1/f2|<1.50 (1a)
の条件を満たすことが望ましい。
第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。広角端における全系の焦点距離をfwとする。このとき、
0.90<f2/fw<1.60 (2)
なる条件を満足している。
条件式(2)は、第2レンズ群L2の焦点距離の範囲、即ち第2レンズ群L2の適切な屈折力の範囲を示したものである。
条件式(2)の上限を超えて第2レンズ群L2の屈折力が弱いと、第2レンズ群L2のズーミング時の移動量が大きくなり、全系が大型化する。
また条件式(2)の下限を超えて第2レンズ群L2の屈折力が強いと、ズーミングによる収差変動が大きく、良好な光学性能を保つのが困難になる。
更に好ましくは条件式(2)は、
1.10<f2/fw<1.40 (2a)
の条件を満たすことが望ましい。
第1レンズ群L1の最も像側のレンズは正レンズである。この正レンズの材料のアッベ数をν13とする。このとき、
30.0<ν13 (3)
なる条件を満足している。
条件式(3)は第1レンズ群L1の最も像側の正レンズの材料のアッベ数に関し、非球面形状を有する正レンズをレプリカ樹脂で成型するためのものである。
条件式(3)の下限を超えて、正レンズの材料のアッベ数が小さい材料は、紫外域の透過率が低く、レプリカ樹脂で形成することが困難になる。
更に好ましくは条件式(3)は
33.0<ν13 (3a)
の条件を満足するのが良い。
第1レンズ群L1の焦点距離をf1とする。このとき、
1.00<|f1/fw|<2.00 (4)
なる条件を満足している。
条件式(4)は第1レンズ群L1の焦点距離f1と全系の広角端における焦点距離fwの比に関し、第1レンズ群L1の屈折力を適切に保つ為のものである。
条件式(4)の上限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が弱いと、第2レンズ群L2の広角端での結像倍率が小さくなり、第1レンズ群L1のズーミングにおける移動量が大きくなる。
この結果、ズーミングにおける像面湾曲の変動が大きくなり、所望の光学性能を得ることが困難になる。
条件式(4)の下限を超えて第1レンズ群L1の屈折力が強いと、ズーミングにおける球面収差の変動が大きくなり、良好な光学性能を保つのが困難になる。
更に好ましくは条件式(4)は、
1.50<|f1/fw|<1.90 (4a)
の条件を満たすことが望ましい。
以上のように各条件式を満足すれば、ネガティブリード型の2群以上のズームレンズにおいて、ズーミングにおける像面湾曲の変動が少なく、画面全域にわたって良好な光学性能を得ることができる。
以上の各実施例において、第1レンズ群L1の物体側にコンバーターレンズ又は/及び最終レンズ群の像側にコンバーターレンズやフィールドレンズを付加しても良い。
次に本発明の数値実施例を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは第i番目の面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第(i+1)面の間隔、ni、νiはそれぞれ第i番目の部材のd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。
非球面形状は光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を、面頂点を基準にしてxとするとき
x=(h/R)/[1+{1−(h/R)1/2
+Ah+Bh+Ch+Dh
で表わされる。但し、kは円錐定数、A,B,C,Dは非球面係数、Rは近軸曲率半径である。
又「E−0x」は「×10−x」を意味している。fは焦点距離、FnoはFナンバーを示す。
又、前述の各条件式と各実施例との関係を表1に示す。
Figure 2008152189
Figure 2008152189
Figure 2008152189
Figure 2008152189
Figure 2008152189
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラ(撮像装置)の実施例を図9を用いて説明する。
図9において20はカメラ本体である。21は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学系である。22は撮影光学系21によって被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は撮像素子22が受光した被写体像を記録するメモリ、24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。
このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
実施例1のズームレンズの光学断面図 実施例1のズームレンズの広角端、望遠端での無限遠物体に合焦したときの収差図 実施例2のズームレンズの光学断面図 実施例2のズームレンズの広角端、望遠端での無限遠物体に合焦したときの収差図 実施例3のズームレンズの光学断面図 実施例3のズームレンズの広角端、望遠端での無限遠物体に合焦したときの収差図 実施例4のズームレンズの光学断面図 実施例4のズームレンズの広角端、望遠端での無限遠物体に合焦したときの収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
SP 絞り
FC フレアカッター絞り
IP 像面
Fno Fナンバー
Y 像高
実線 d線
倍率色収差図における2点鎖線 g線
倍率色収差図における1点鎖線 C線
倍率色収差図における鎖線 F線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (12)

  1. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
    該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
    該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
    該第1、第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2とするとき
    1.20<|f1/f2| <2.00
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 広角端における全系の焦点距離をfwとするとき
    0.90<f2/fw<1.60
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の最も像側のレンズは正レンズであり、該正レンズの材料のアッベ数をν13とするとき
    30.0<ν13
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記第2レンズ群は、4以上の正レンズを有していることを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。
  5. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
    該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
    該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
    該第2レンズ群の焦点距離をf2、
    広角端における全系の焦点距離をfwとするとき
    0.90<f2/fw<1.60
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  6. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき
    1.00<|f1/fw|<2.00
    なる条件を満足することを特徴とする請求項5のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群の最も像側のレンズは正レンズであり、該正レンズの材料のアッベ数をν13とするとき
    30.0<ν13
    なる条件を満足することを特徴とする請求項5又は6のズームレンズ。
  8. 前記第2レンズ群は、4以上の正レンズを有していることを特徴とする請求項5、6又は7のズームレンズ。
  9. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群と、正の屈折力の第2レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群が独立に移動するズームレンズにおいて、
    該第1レンズ群は、2以上の負レンズと2以上の空気レンズと、2以上の非球面を有し、
    該第2レンズ群は、ズーミングに際し、一体的に移動する開口絞りと、1以上の非球面を有し、
    該第1、第2レンズ群の焦点距離を各々f1、f2、
    広角端における全系の焦点距離をfw、
    前記第1レンズ群の最も像側のレンズは正レンズであり、該正レンズの材料のアッベ数をν13とするとき
    1.20<|f1/f2|<2.0
    0.90<f2/fw<1.60
    30.0<ν13
    1.00<|f1/fw|<2.00
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  10. 前記第1レンズ群は物体側から像側へ順に負の第1レンズ、負の第2レンズ、正の第3レンズより成り、第1レンズと第2レンズで形成される空気レンズは負の屈折力であり、第2レンズと第3レンズとで形成される空気レンズは正の屈折力であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項のズームレンズ。
  11. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項のズームレンズ。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する固体撮像素子とを有していることを特徴とする撮像装置。
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