JP7387423B2 - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ズームレンズ及び撮像装置に関する。
近年、モニタの高精細化が進み、デジタルカメラ、ビデオカメラ、TVカメラなどの撮像装置に用いられるズームレンズの高画質化が進んできた。今後、更なる普及のためにも、安価で小型なズームレンズが求められる。
また、従来、小型で変倍比を効率良く確保可能なズームレンズが知られている。特許文献1には、物体側から像側へ順に、正、負、正、正の屈折力を有するレンズ群を配し、変倍時に第1レンズ群が固定された20倍程度のズームレンズが開示されている。特許文献2には、物体側から像側へより順に、正、負、正、正、正の屈折力を有するレンズ群を配し、変倍時に第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群とが固定された10倍程度のズームレンズが開示されている。
特開2015-55722号公報 特開2012-88618号公報
特許文献1に開示されたズームレンズは、光学全長が長い。特許文献2に開示されたズームレンズは、小型化と高倍化とを両立させることが難しい。
本発明は、例えば、小型、高倍、高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供することを目的とする。
本発明の一側面としてのズームレンズは、複数のレンズ群を有するズームレンズであって、前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズからなり、望遠端での前記ズームレンズの光学全長LDt、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離ft、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔Dpow、前記第2レンズ群の焦点距離f2、および広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量M2は、所定の条件式を満足する。
本発明の一側面としてのズームレンズは、複数のレンズ群を有するズームレンズであって、前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、望遠端での前記ズームレンズの光学全長LDt、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離ft、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔Dpow、前記第2レンズ群の焦点距離f2、望遠端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔Dpot、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量M2は、所定の条件式を満足する。
本発明の一側面としてのズームレンズは、複数のレンズ群を有するズームレンズであって、前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、少なくとも前記第2レンズ群および前記最終レンズ群は、ズーミングのために移動し、前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、望遠端での前記ズームレンズの光学全長LDt、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離ft、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔Dpow、前記第2レンズ群の焦点距離f2、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量M2は、所定の条件式を満足する。
本発明の一側面としてのズームレンズは、複数のレンズ群を有するズームレンズであって、前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、望遠端での前記ズームレンズの光学全長LDt、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離ft、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔Dpow、前記第2レンズ群の焦点距離f2、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量M2、前記一つまたは二つの中間レンズ群のうち物体側の中間レンズ群の広角端から望遠端までの移動量M3は、所定の条件式を満足する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、例えば、小型、高倍、高い光学性能の点で有利なズームレンズを提供することができる。
実施例1における光学系の断面図である。 実施例1における光学系の広角端での収差図である。 実施例1における光学系の中間焦点距離での収差図である。 実施例1における光学系の望遠端での収差図である。 実施例2における光学系の断面図である。 実施例2における光学系の広角端での収差図である。 実施例2における光学系の中間焦点距離での収差図である。 実施例2における光学系の望遠端での収差図である。 実施例3における光学系の断面図である。 実施例3における広角端での収差図である。 実施例3における中間焦点距離での収差図である。 実施例3における望遠端での収差図である。 実施例4における光学系の断面図である。 実施例4における広角端での収差図である。 実施例4における中間焦点距離での収差図である。 実施例4における望遠端での収差図である。 実施例5における光学系の断面図である。 実施例5における広角端での収差図である。 実施例5における中間焦点距離での収差図である。 実施例5における望遠端での収差図である。 各実施例における撮像装置の概略図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、各実施例のズームレンズの概略について説明する。各実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、一つまたは二つの正の屈折力を有するレンズ群からなる中間レンズ群、および、正の屈折力を有する最終レンズ群からなる。ここで、広角端から望遠端へのズーミングに際し、隣り合うレンズ群同士の間隔は変化する。これにより、各実施例のズームレンズは、高倍ズームに適した構成となっている。一つまたは二つの中間レンズ群は、3枚または4枚のレンズからなる。最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズからなる。これにより、ズームレンズを構成するレンズの枚数を抑制しつつ小型で良好な光学性能を得ることができる。中間レンズ群の最も像側には、正の屈折率を有する単レンズGpmiが配置されている。これにより、球面収差およびコマ収差を補正することができる。
各実施例のズームレンズは、以下の条件式(1)、(2)を満足する。
0.50<LDt/ft<1.00 … (1)
-1.40<Dpow/f2<-0.27 … (2)
ここで、LDtは、ズームレンズの望遠端における光学全長、ftはズームレンズの望遠端における焦点距離、Dpowは単レンズGpmiの広角端において隣接する物体側の空気間隔、f2は第2レンズ群の焦点距離である。光学全長は、ズームレンズの全長にバックフォーカスを加えたものである。バックフォーカス中にガラスブロックなどが存在する場合、ガラスブロックなどで伸びたバックフォーカスも加算する。
条件式(1)は、望遠端の光学全長と望遠端の焦点距離との比を規定している。条件式(1)の上限値を超えた場合、光学全長が長くなり好ましくない。一方、条件式(1)の下限値を超えた場合、望遠端の球面収差や軸上色収差の補正が困難となる。
条件式(2)は、中間レンズ群の最も像側に配置された正の単レンズGpmiの広角端において隣接する物体側の空気間隔と第2レンズ群の焦点距離との比を規定する。条件式(2)の上限値を超えた場合、ズームレンズの全長が長くなり好ましくない、または、波長毎の球面収差の差の補正が困難となる。一方、条件式(2)の下限値を超えた場合、ズーミングに際する像面湾曲の変動の補正が困難となる。
好ましくは、各実施例のズームレンズは、以下の条件式(3)を満足する。
Dpot-Dpow≦0.00 … (3)
ここでDpotは、望遠端における、中間レンズ群の最も像側に配置された正の単レンズGpmiに隣接する物体側の空気間隔である。条件式(3)は、単レンズGpmiの望遠端において隣接する物体側の空気間隔と単レンズGpmiの広角端において隣接する物体側の空気間隔との比を規定する。条件式(3)上限値を超えた場合、効率良く変倍比を稼ぐことが困難となる。
好ましくは、各実施例のズームレンズにおいて、少なくとも第2レンズ群および最終レンズ群は、ズーミング(変倍)のために移動する。第2レンズ群を移動させることにより、効率良く変倍比を稼ぐことが可能となる。また、最終レンズ群でズーミングに伴う像面移動の補正を行うと共に、ズーミングに際する倍率色収差の変動を補正することができる。
好ましくは、各実施例のズームレンズは、以下の条件式4)を満足する。
0.23<M2/LDt<0.43 … (4)
ここで、M2は広角端から望遠端までの第2レンズ群の移動量である。移動量M2は、広角端でよりも望遠端で第2レンズ群が像側に位置する場合に正の符号とする。条件式(4)は、広角端から望遠端までの第2レンズ群の移動量と望遠端の光学全長との比を規定する。条件式(4)の上限値を超えた場合、前玉径が大きくなり好ましくない。一方、条件式(4)の下限値を超えた場合、全長が長くなり好ましくない。
好ましくは、各実施例のズームレンズは、以下の条件式(5)を満足す。
0.22<M2/ft<0.34 … (5)
条件式(5)は、広角端から望遠端までの第2レンズ群の移動量と望遠端の焦点距離との比を規定する。条件式(5)の上限値を超えた場合、前玉径が大きくなり好ましくない。一方、条件式(5)の下限値を超えた場合、ズーミングに際する像面湾曲の変動の補正が困難となる。
好ましくは、各実施例のズームレンズは、以下の条件式(6)を満足する。
0.06<Dpow/f3<0.50 … (6)
ここでf3は、一つまたは二つの中間レンズ群のうち物体側の中間レンズ群(第3レンズ群)の焦点距離である。条件式(6)は、中間レンズ群の最も像側に配置された正の単レンズGpmiの望遠端において隣接する物体側の空気間隔と第3レンズ群の焦点距離との比を規定する。条件式(6)の上限値を超えた場合、広角端の非点隔差や歪曲収差の補正が困難になる。一方、条件式(6)の下限値を超えた場合、波長毎の球面収差の差を補正するのが困難となる。
好ましくは、各実施例のズームレンズは、以下の条件式(7)を満足する。
-0.38<M3/M2<-0.21 … (7)
ここでM3は、一つまたは二つの中間レンズ群のうち物体側の中間レンズ群(第3レンズ群)の広角端から望遠端までの移動量である。移動量M3は、広角端でよりも望遠端で第3レンズ群が像側に位置する場合に正の符号とする。条件式(7)は、広角端から望遠端までの第3レンズ群の移動量M3と広角端から望遠端までの第2レンズ群の移動量M2との比を規定する。条件式(7)の上限値を超えた場合、前玉径が大きくなり好ましくない。一方、条件式(7)の下限値を超えた場合、効率良く変倍比を稼ぐことが困難となる。
好ましくは、各実施例のズームレンズにおいて、ズーミングに際し、少なくとも第1レンズ群は固定されている(第1レンズ群は、ズーミングのためには移動しない)。第1レンズ群は質量が大きく、移動させるにはアクチュエータの大型化や機構の煩雑化を招き、好ましくない。また好ましくは、ズーミングに際し、開口絞りが像面に対して固定されている。ズーミングに際し開口絞りが光軸OAに沿った方向(光軸方向)に移動すると、機構の煩雑化やレンズユニットの大径化を招き、好ましくない。また好ましくは、合焦する被写体が遠距離から近距離になるに際し、最終レンズ群を像側から物体側へ移動させる。最終レンズ群をフォーカス群とすることで、広角端から望遠端の全域で遠距離から近距離に合焦する際の光学性能の変化を抑制することができる。また好ましくは、変倍比が18倍以上である。変倍比が小さい場合、各実施例の効果が得難くなる。
好ましくは、条件式(1)~(7)の数値範囲の少なくとも一つは、以下の条件式(1a)~(7a)のようにそれぞれ設定される。
0.55<LDt/ft<1.00 … (1a)
-1.25<Dpow/f2<-0.27 … (2a)
-12.00<Dpot-Dpow≦0.00 … (3a)
0.24<M2/LDt<0.42 … (4a)
0.23<M2/ft<0.33 … (5a)
0.07<Dpow/f3<0.40 … (6a)
-0.37<M3/M2<-0.22 … (7a)
より好ましくは、条件式(1a)~(7a)の数値範囲の少なくとも一つは、以下の条件式(1b)~(7b)のようにそれぞれ設定される。
0.59<LDt/ft<1.00 … (1b)
-1.11<Dpow/f2<-0.27 … (2b)
-10.52<Dpot-Dpow≦0.00 … (3b)
0.24<M2/LDt<0.41 … (4b)
0.23<M2/ft<0.32 … (5b)
0.07<Dpow/f3<0.34 … (6b)
-0.36<M3/M2<-0.22 … (7b)
次に、図1乃至図20を参照して、各実施例のズームレンズについて説明する。図1、図5、図9、図13、図17は、実施例1乃至5のそれぞれのズームレンズ(光学系)1a~1eの断面図である。図2、図6、図10、図14、図18は、実施例1乃至5のそれぞれのズームレンズの広角端での収差図である。図3、図7、図11、図15、図19は、実施例1乃至5のそれぞれのズームレンズの中間焦点距離での収差図である。図4、図8、図12、図16、図20は、実施例1乃至5のそれぞれのズームレンズの望遠端での収差図である。各収差図において、d、gはそれぞれd線およびg線、M、Sはそれぞれメリジオナル像面、サジタル像面を示す。倍率色収差は、g線によって示している。
図1、図5、図9、図13、図17に示されるズームレンズの断面図において、L1は第1レンズ群、L2は第2レンズ群、L3は第3レンズ群、L4は第4レンズ群、L5は第5レンズ群である。SPは絞り(開口絞り)、Pはフェースプレートやローパスフィルタなどのガラスブロック、Iは像面である。各実施例のズームレンズにおいて、広角端から望遠端へのズーミングに際し、図1、図5、図9、図13、図17の矢印のように各レンズ群を移動させている。各図中の実線と点線の矢印は、それぞれ、無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの移動軌跡である。
図1(実施例1)および図17(実施例5)において、中間レンズ群は3枚のレンズからなる第3レンズ群L3であり、最終レンズ群は第4レンズ群L4である。図5(実施例2)、図9(実施例3)、図13(実施例4)において、中間レンズ群は第3レンズ群L3と第4レンズ群L4であり、最終レンズ群は第5レンズ群L5である。図5および図13において、中間レンズ群は全体で3枚のレンズからなる。図9において、中間レンズ群は全体で4枚のレンズからなる。
以下、実施例1乃至5に対応する数値実施例1乃至5を記載する。各数値実施例において、riは物体側から順に第i番目の面の曲率半径、diは第i番目の面と第i+1番目の面の間隔(レンズ厚あるいは空気間隔)、ndiとνdiはそれぞれ第i番目のレンズの材質の屈折率とアッベ数である。なお、ある材料のアッベ数νdは、フラウンホーファ線のd線(587.6nm)、F線(486.1nm)、C線(656.3nm)における屈折率をNd、NF、NCとするとき、
νd=(Nd-1)/(NF-NC)
で表される。
なお、各数値実施例において、d、焦点距離(mm)、Fナンバー、半画角(°)は全て各実施例の光学系(ズームレンズ)が無限遠物体に焦点を合わせた時の値である。BF(バックフォーカス)は、レンズ最終面(最も像側のレンズ面)から近軸像面までの光軸上の距離を空気換算長により表記したものであり、ガラスブロックを含まない場合の値である。「レンズ全長」は、ズームレンズの最前面(最も物体側のレンズ面)から最終面までの光軸上の距離にバックフォーカスを加えた長さである。「レンズ群」は、複数のレンズから構成される場合に限らず、1枚のレンズから構成される場合も含むものとする。
また、光学面が非球面の場合は、面番号の右側に、「*」の符号を付している。非球面形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂直方向h軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、各非球面係数をk、A3、A4、A5、A6、A7、A8、A9、A10、A11とするとき、以下の式(A)で表される。
各数値実施例に記載されていない係数はゼロである。また、例えば「e-Z」の表示は「10-Z」を意味する。半画角は、光線追跡で求めた値である。

(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 55.076 1.43 1.90366 31.3
2 37.549 6.55 1.49700 81.5
3 -427.274 0.17
4 37.663 3.51 1.49700 81.5
5 139.590 (可変)
6 217.940 0.90 1.90366 31.3
7 11.630 5.91
8 -32.878 2.92 1.96300 24.1
9 -14.758 0.74 1.80400 46.5
10 31.381 0.17
11 23.136 2.59 1.96300 24.1
12 149.908 (可変)
13(絞り) ∞ (可変)
14* 11.990 5.13 1.58313 59.4
15* -96.919 4.22
16 55.161 0.84 1.91650 31.6
17 10.258 4.57
18 18.012 2.35 1.49700 81.5
19 -44.048 (可変)
20 28.314 1.98 1.60342 38.0
21 -53.097 0.73
22 -18.201 0.60 1.59551 39.2
23 15.391 0.64
24 17.012 4.31 1.48749 70.2
25 -15.207 (可変)
26 ∞ 0.92 1.51633 64.1
27 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第14面
K =-3.46301e-001 A 4=-1.45222e-005

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.23251e-005

各種データ
ズーム比 19.55
広角 中間 望遠
焦点距離 6.69 43.97 130.75
Fナンバー 2.06 3.60 4.12
半画角 36.10 5.86 1.97
像高 4.52 4.52 4.52
レンズ全長 124.77 124.77 124.77
BF 16.12 25.54 11.74

d 5 0.97 30.22 39.96
d12 40.40 11.15 1.41
d13 14.69 1.34 1.34
d19 2.34 6.26 20.07
d25 14.52 23.94 10.13

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 61.50
2 6 -12.18
3 14 31.48
4 20 41.16
5 26 ∞

(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 111.275 1.53 1.89190 37.1
2 49.992 5.53 1.49700 81.5
3 -14027.800 0.17
4 53.558 3.62 1.49700 81.5
5 211.028 0.17
6 59.823 3.51 1.49700 81.5
7 407.517 (可変)
8 -456.451 0.83 1.83481 42.7
9 12.920 6.06
10 -26.535 2.11 1.96300 24.1
11 -16.317 0.71 1.80400 46.5
12 81.362 0.17
13 31.966 2.26 1.96300 24.1
14 418.296 (可変)
15(絞り) ∞ (可変)
16* 11.038 4.59 1.55332 71.7
17* -112.788 2.55
18 27.415 1.17 1.89190 37.1
19 9.856 (可変)
20 25.742 1.33 1.48749 70.2
21 349.321 (可変)
22 21.615 1.96 1.69680 55.5
23 -129.475 0.61
24 -27.326 0.60 1.60342 38.0
25 18.051 1.49
26 20.275 3.38 1.48749 70.2
27 -21.505 (可変)
28 ∞ 0.92 1.51633 64.1
29 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第16面
K =-5.16072e-001 A 4=-9.09293e-006

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.27349e-005

各種データ
ズーム比 29.55
広角 中間 望遠
焦点距離 6.18 40.49 182.67
Fナンバー 2.06 3.86 4.64
半画角 36.10 6.40 1.40
像高 3.93 4.52 4.52
レンズ全長 138.78 138.78 138.78
BF 15.76 25.23 7.71

d 7 1.14 34.89 49.35
d14 49.71 15.97 1.50
d15 17.35 1.49 1.50
d19 7.42 4.35 1.98
d21 3.07 12.52 32.42
d27 14.15 23.63 6.10

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 71.21
2 8 -13.52
3 16 57.88
4 20 56.93
5 22 33.73
6 28 ∞

(数値実施例3)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 149.713 1.27 1.89190 37.1
2 74.283 8.05 1.43875 94.9
3 -613.897 0.17
4 76.249 5.48 1.43875 94.9
5 604.530 0.17
6 60.064 6.04 1.43875 94.9
7 303.867 (可変)
8 -190.063 0.73 1.83481 42.7
9 14.774 5.66
10 -38.001 2.07 1.96300 24.1
11 -20.784 0.73 1.80400 46.5
12 44.104 0.55
13 29.629 2.51 1.96300 24.1
14 216.592 (可変)
15(絞り) ∞ (可変)
16* 10.649 3.11 1.55332 71.7
17* -232.295 1.97
18 17.694 1.15 1.89190 37.1
19 9.263 0.89
20 26.124 1.79 1.65100 56.2
21 19.188 (可変)
22 21.571 2.12 1.48749 70.2
23 26.476 (可変)
24 24.332 1.32 1.69680 55.5
25 114.197 1.21
26 -18.585 0.59 1.60342 38.0
27 30.130 0.17
28 30.969 2.69 1.48749 70.2
29 -21.930 0.17
30 53.662 1.83 1.59522 67.7
31 -38.222 (可変)
32 ∞ 0.92 1.51633 64.1
33 ∞ 1.69
像面 ∞

非球面データ
第16面
K =-5.26702e-001 A 4=-6.72646e-006

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.13258e-006

各種データ
ズーム比 42.00
広角 中間 望遠
焦点距離 6.19 42.07 259.96
Fナンバー 2.88 4.11 4.63
半画角 36.10 6.16 0.98
像高 3.93 4.52 4.52
レンズ全長 160.07 160.07 160.07
BF 17.99 28.43 6.91

d 7 1.45 45.06 63.74
d14 63.79 20.18 1.49
d15 16.04 1.50 1.50
d21 3.99 1.36 0.76
d23 4.39 11.13 33.24
d31 15.70 26.14 4.61

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 87.77
2 8 -14.68
3 16 54.18
4 22 209.23
5 24 28.32
6 32 ∞

(数値実施例4)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 62.049 1.41 1.90366 31.3
2 38.941 6.12 1.49700 81.5
3 -295.843 0.17
4 36.416 3.83 1.49700 81.5
5 189.824 (可変)
6 -242.316 0.76 1.83481 42.7
7 11.487 5.22
8 -24.260 2.23 1.96300 24.1
9 -13.676 0.62 1.80400 46.5
10 66.385 0.17
11 27.280 1.85 1.96300 24.1
12 123.907 (可変)
13(絞り) ∞ (可変)
14* 11.895 5.80 1.55332 71.7
15* -64.584 1.51
16 23.255 1.17 1.69895 30.1
17 9.934 (可変)
18 23.741 1.35 1.48749 70.2
19 208.387 (可変)
20 20.064 1.77 1.60311 60.6
21 -834.502 0.39
22 -45.052 0.60 1.60342 38.0
23 16.327 1.93
24 17.162 2.96 1.48749 70.2
25 -30.770 (可変)
26 ∞ 0.92 1.51633 64.1
27 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第14面
K =-4.74092e-001 A 4=-1.81897e-005

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.30026e-005

各種データ
ズーム比 19.68
広角 中間 望遠
焦点距離 6.18 36.34 121.64
Fナンバー 2.06 3.50 4.12
半画角 36.10 7.11 2.10
像高 3.93 4.52 4.52
レンズ全長 118.73 118.73 118.73
BF 12.26 19.42 9.90

d 5 1.33 27.47 38.67
d12 38.93 12.80 1.60
d13 12.92 1.40 1.40
d17 11.86 4.22 1.84
d19 1.56 13.55 25.46
d25 10.65 17.82 8.30

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 59.87
2 6 -11.21
3 14 36.72
4 18 54.83
5 20 38.47
6 26 ∞

(数値実施例5)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd vd
1 67.766 1.18 1.90366 31.3
2 44.141 4.36 1.49700 81.5
3 -281.156 0.17
4 38.910 2.93 1.49700 81.5
5 114.261 (可変)
6 -1090.414 0.69 1.90366 31.3
7 10.714 4.46
8 -28.296 2.05 1.96300 24.1
9 -14.209 0.60 1.80400 46.5
10 30.405 0.17
11 21.655 2.43 1.96300 24.1
12 -2310.216 (可変)
13(絞り) ∞ (可変)
14* 9.876 3.84 1.58313 59.4
15* -215.273 2.90
16 32.417 0.60 1.91650 31.6
17 8.960 3.19
18 16.739 2.17 1.49700 81.5
19 -43.497 (可変)
20 25.111 1.73 1.60342 38.0
21 -74.016 1.00
22 -18.806 0.60 1.59551 39.2
23 14.015 0.17
24 14.143 4.01 1.48749 70.2
25 -15.505 (可変)
26 ∞ 0.92 1.51633 64.1
27 ∞ 1.00
像面 ∞

非球面データ
第14面
K =-4.38342e-001 A 4=-1.90277e-005

第15面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.61436e-005

各種データ
ズーム比 19.71
広角 中間 望遠
焦点距離 6.09 40.53 119.98
Fナンバー 2.06 3.60 4.12
半画角 36.60 6.36 2.14
像高 3.93 4.52 4.52
レンズ全長 99.75 109.75 118.47
BF 14.21 26.82 10.14

d 5 1.24 33.78 50.00
d12 32.66 2.13 1.60
d13 10.87 4.44 1.40
d19 1.52 3.34 16.08
d25 12.60 25.21 8.53

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離
1 1 69.79
2 6 -11.73
3 14 26.14
4 20 39.93
5 26 ∞

表1は、前述の各条件式と各数値実施例における諸数値との関係を示す。
次に、図21を参照して、各実施例のズームレンズを撮像光学系として用いた撮像装置について説明する。図21は、各実施例の撮像装置(ビデオカメラ)100の概略図である。図21において、10はビデオカメラ本体、11は各実施例のズームレンズを用いた撮像光学系である。12は、CMOSセンサやCCDセンサなどの撮像素子である。撮像素子12は、撮像光学系11を介して形成された被写体像(光学像)を光電変換する(ズームレンズにより形成された像を撮る)。13は、撮像素子12により撮像された被写体像を記録する記録手段(メモリ)である。14は、不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。表示素子は、液晶パネルなどにより構成され、撮像素子12上に形成された被写体像が表示される。
このように各実施例のズームレンズをビデオカメラなどの撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現することができる。撮像素子12は、CCDセンサなどの電子撮像素子であるため、電子的に収差補正をすることで出力画像を更に高画質化することが可能である。各実施例によれば、例えば、小型、高倍、高い光学性能の点で有利なズームレンズおよび撮像装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1a~1e ズームレンズ
Gpmi 単レンズ
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群(中間レンズ群)
L4 第4レンズ群(中間レンズ群、最終レンズ群)
L5 第5レンズ群(最終レンズ群)

Claims (8)

  1. 複数のレンズ群を有するズームレンズであって、
    前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズからなり
    前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、
    前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、
    望遠端での前記ズームレンズの光学全長をLDtとし、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離をftとし、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔をDpowとし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量をM2とし、移動量M2は、広角端と比較して望遠端で前記第2レンズ群が像側に位置する場合に正の符号として、
    0.50<LDt/ft<1.00
    -1.40<Dpow/f2<-0.27
    0.22<M2/ft<0.34
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 複数のレンズ群を有するズームレンズであって、
    前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、
    前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、
    望遠端での前記ズームレンズの光学全長をLDtとし、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離をftとし、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔をDpowとし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、望遠端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔をDpotとし、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量をM2とし、移動量M2は、広角端と比較して望遠端で前記第2レンズ群が像側に位置する場合に正の符号として、
    0.50<LDt/ft<1.00
    -1.40<Dpow/f2<-0.27
    0.22<M2/ft<0.34
    Dpot-Dpow≦0.00
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  3. 複数のレンズ群を有するズームレンズであって、
    前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、
    少なくとも前記第2レンズ群および前記最終レンズ群は、ズーミングのために移動し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、
    前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、
    望遠端での前記ズームレンズの光学全長をLDtとし、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離をftとし、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔をDpowとし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量をM2とし、移動量M2は、広角端と比較して望遠端で前記第2レンズ群が像側に位置する場合に正の符号として、
    0.50<LDt/ft<1.00
    -1.40<Dpow/f2<-0.27
    0.22<M2/ft<0.34
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  4. 複数のレンズ群を有するズームレンズであって、
    前記複数のレンズ群は、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、一つまたは二つの正の屈折力を有する中間レンズ群と、正の屈折力を有する最終レンズ群とからなり、
    広角端から望遠端へのズーミングのために、隣り合うレンズ群の各組の間隔は変化し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群は、全体で3枚または4枚のレンズを有し、
    前記一つまたは二つの中間レンズ群の中で最も像側に配置されたレンズは、正の屈折力を有する単レンズであり、
    前記最終レンズ群は、3枚または4枚のレンズを有し、
    望遠端での前記ズームレンズの光学全長をLDtとし、望遠端での前記ズームレンズの焦点距離をftとし、広角端での前記単レンズに隣接する物体側の空気間隔をDpowとし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、広角端から望遠端までの前記第2レンズ群の移動量をM2とし、前記一つまたは二つの中間レンズ群のうち物体側の中間レンズ群の広角端から望遠端までの移動量をM3とし、移動量M2は、広角端と比較して望遠端で前記第2レンズ群が像側に位置する場合に正の符号とし、移動量M3は、広角端と比較して望遠端で前記物体側の中間レンズ群が像側に位置する場合に正の符号として、
    0.50<LDt/ft<1.00
    -1.40<Dpow/f2<-0.27
    0.22<M2/ft<0.34
    -0.38<M3/M2<-0.21
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  5. 0.23<M2/LDt<0.43
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  6. 前記一つまたは二つの中間レンズ群のうち物体側の中間レンズ群の焦点距離をf3として、
    0.06<Dpow/f3<0.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第1レンズ群は、ズーミングのためには移動しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のズームレンズ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載のズームレンズと、
    前記ズームレンズにより形成された像を撮る撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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