JP6645399B2 - 車両 - Google Patents

車両 Download PDF

Info

Publication number
JP6645399B2
JP6645399B2 JP2016209328A JP2016209328A JP6645399B2 JP 6645399 B2 JP6645399 B2 JP 6645399B2 JP 2016209328 A JP2016209328 A JP 2016209328A JP 2016209328 A JP2016209328 A JP 2016209328A JP 6645399 B2 JP6645399 B2 JP 6645399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
lower limit
vehicle
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016209328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018069832A (ja
Inventor
大輔 植尾
大輔 植尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016209328A priority Critical patent/JP6645399B2/ja
Publication of JP2018069832A publication Critical patent/JP2018069832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6645399B2 publication Critical patent/JP6645399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、車両に関し、特に、車両外部に給電するように構成された車両に関する。
特開2015−50895号公報(特許文献1)は、車両外部への給電(以下、「外部給電」とも称する。)が可能な車両を開示する。この車両は、電力ケーブルを介して給電スタンドに接続される。この車両の室内には給電スイッチが設けられている。車両と給電スタンドとが電力ケーブルを介して接続された状態で、ユーザによって給電スイッチが押下されると、車両から給電スタンドへの外部給電が開始される(特許文献1参照)。
特開2015−50895号公報
ハイブリッド自動車や燃料電池車等の燃料を用いて発電可能な車両において、外部給電は、たとえば、車両内で燃料を用いて発電するとともに発電された電力を車両外部へ供給することによって実現される。このような外部給電を行なう車両においては、外部給電後の最低限の走行可能距離を確保するために、所定量の燃料を残した状態で外部給電が停止される(通常の外部給電)。
しかしながら、たとえば災害時等においては、ユーザは、外部給電後の走行可能距離を犠牲にしてでも、より多くの電力を車両外部へ給電したいと考える可能性がある。そのような要望に応えるために、上記特許文献1に開示される車両において、給電スイッチに加えて、たとえば、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部へ供給するための専用スイッチを設けることが考えられるが、この場合にはスイッチの数が増加してしまい却って煩雑になる。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、スイッチの数を増やすことなく、通常の外部給電の指示に加えて、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための指示を受けることができる車両を提供することである。
本発明に従う車両は、車両外部に給電するように構成されている。車両は、燃料タンクと、発電装置と、給電装置と、スイッチと、制御装置とを備える。燃料タンクは、燃料を蓄えるように構成されている。発電装置は、燃料を用いることによって発電するように構成されている。給電装置は、発電装置によって発電された電力を車両外部に給電するように構成されている。スイッチは、ユーザの押下操作を受けるように構成されている。制御装置は、スイッチが第1の時間押下された場合に、燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が第1の下限値に達するまで給電装置による給電を許可するように構成されている。制御装置は、スイッチが第1の時間よりも長い第2の時間押下された場合には、燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が第1の下限値よりも小さい第2の下限値に達するまで給電装置による給電を許可する。
この車両においては、スイッチの押下時間によって、通常の外部給電が行なわれるか、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給する外部給電が行なわれるかが切り替えられる。したがって、この車両によれば、新たなスイッチを追加することなく、通常の外部給電の指示に加えて、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための指示をユーザから受けることができる。
この発明によれば、スイッチの数を増やすことなく、通常の外部給電の指示に加えて、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための指示を受けることができる車両を提供することができる。
給電システムを示す図である。 車両の構成を示すブロック図である。 外部給電の処理手順を示すフローチャートである。 ガソリン残量の下限値の変更処理手順を説明するためのフローチャートである。 案内画面の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[車両の構成]
図1は、本実施の形態に従う車両が適用される給電システムを示す図である。図1を参照して、給電システム1は、車両100と、給電スタンド200とを備える。
車両100は、電力ケーブル300を介して給電スタンド200に接続される。給電スタンド200は、たとえば、車両100と家屋(不図示)との間で安全に電力をやりとりするための装置である。給電スタンド200は、たとえば、異常時に電路を遮断するブレーカや電力監視装置等で構成される。車両100は、車載の蓄電装置(後述)に蓄えられた電力(車両100内部で発電された電力を含む。)を給電スタンド200を介して家屋に供給することができる。
図2は、車両の構成を示すブロック図である。車両100は、燃料を用いて発電可能な車両であって、たとえばハイブリッド自動車である。図2を参照して、車両100は、インレット110と、蓄電装置120と、充電装置130と、給電装置140と、PCU(Power Control Unit)150と、第1MG(Motor Generator)160と、第2MG165と、動力分割機構155と、エンジン180と、燃料タンク170と、MID(Multi Information Display)185と、ECU(Electronic Control Unit)190と、給電スイッチ195とを含む。
なお、充電装置130と給電装置140とは、必ずしも別々の装置として構成される必要はなく、充電装置130と給電装置140との両方の機能を備えた充放電装置として構成されてもよい。
インレット110には、電力ケーブル300のコネクタ310が接続される。そして、後述の蓄電装置120に蓄えられた電力が、インレット110及びコネクタ310を介して給電スタンド200(図1)に供給される。また、車両外部の電源からの電力が、コネクタ310及びインレット110を介して車両100に供給される。
蓄電装置120は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置120には、たとえば、車両外部から供給された電力、及び、車両内部において発電された電力が蓄えられる。蓄電装置120は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池あるいは鉛蓄電池などの二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電素子を含んで構成される。
充電装置130は、車両外部の電源から供給される交流電力を直流電力に変換する。充電装置130は、たとえば、交流電流を直流電流に変換する整流回路と、電圧を昇圧又は降圧するコンバータとを含んで構成される。
給電装置140は、蓄電装置120から供給される直流電力を交流電力に変換する。給電装置140は、たとえば、直流電流を交流電流に変換するインバータと、電圧を昇圧又は降圧するコンバータとを含んで構成される。
PCU150は、たとえば、インバータとコンバータとを含む。PCU150は、蓄電装置120から供給される直流電力を交流電力に変換し、第1MG160及び第2MG165に供給する。また、詳細については後述するが、第1MG160は発電可能に構成されている。PCU150は、第1MG160から供給される交流電力を直流電力に変換し、蓄電装置120に供給する。
燃料タンク170は、ガソリンを蓄えるように構成されている。エンジン180は、たとえば、ガソリンエンジンによって構成される。エンジン180は、燃料タンク170に貯蔵されたガソリンを用いることによって動力を出力する。なお、エンジン180は、ガソリンエンジンには限定されず、たとえば、ディーゼルエンジンによって構成されてもよい。
第1MG160及び第2MG165は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機で構成される。第1MG160及び第2MG165から出力された動力は、動力分割機構155を介して駆動輪(不図示)に伝達される。
また、第1MG160及び第2MG165は、動力分割機構155を介してエンジン180に接続されている。第1MG160は、エンジン180の回転によって発電可能である。すなわち、第1MG160及びエンジン180によって「発電装置」を構成することができる。
MID185は、車両100に関する様々な情報を表示するための表示装置である。たとえば、MID185は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成される。
ECU190は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及びメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各センサ(不図示)からの情報に基づいて車両100の各機器を制御する。
給電スイッチ195は、ユーザの押下操作を受けるように構成されている。給電スイッチ195がユーザによって押下されると、ECU190は、外部給電を開始するように給電装置140を制御する。
[外部給電の停止タイミング]
車両100においては、燃料タンク170に蓄えられたガソリンを用いて作動するエンジン180から動力を受ける第1MG160により発電が行なわれ、発電された電力が給電スタンド200に供給されることによって外部給電が実現される。給電スイッチ195が第1の時間(たとえば、1秒<第1の時間<3秒)押下された場合、ECU190は、ユーザから通常の外部給電の指示を受けたと解釈する。すなわち、この場合には、外部給電後の最低限の走行可能距離を確保するために、外部給電は、所定量(第1の下限値)のガソリンを残した状態で停止される。
しかしながら、たとえば災害時等においては、ユーザは、外部給電後の走行可能距離を犠牲にしてでも、より多くの電力を車両外部へ供給したいと考える可能性がある。そのような要望に応えるために、給電スイッチ195に加えて、たとえば、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための専用スイッチを設けることが考えられるが、この場合にはスイッチの数が増加してしまい却って煩雑になる。
そこで、本実施の形態に従う車両100において、ECU190は、給電スイッチ195が第1の時間よりも長い第2の時間押下された場合には、燃料タンク170に蓄えられたガソリンの残量が第1の下限値よりも小さい第2の下限値に達するまで給電装置140による外部給電を許可するように構成されている。
車両100によれば、給電スイッチ195以外の新たなスイッチを追加することなく、通常の外部給電の指示に加えて、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための指示をユーザから受けることができる。
以下、まず、外部給電の具体的な処理手順について説明し、その後、外部給電におけるガソリン残量の下限値がどのように設定されるかについて説明する。
[外部給電の処理手順]
図3は、外部給電の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、ユーザによって給電スイッチ195が第1の時間押下され、外部給電が開始された後に実行される。
図3を参照して、ECU190は、外部給電によって蓄電装置120のSOC(State Of Charge)が第1の所定値まで低下したか否かを判定する(ステップS100)。第1の所定値は、たとえば20%等の予め定められた値である。SOCが第1の所定値まで低下していないと判定されると(ステップS100においてNO)、ECU190は、SOCが第1の所定値に達するまで外部給電を継続する。
SOCが第1の所定値まで低下したと判定されると(ステップS100においてYES)、ECU190は、外部給電を一旦停止するように給電装置140を制御する(ステップS110)。そして、ECU190は、第1MG160による発電及び蓄電装置120の充電が開始されるようにエンジン180及びPCU150を制御する(ステップS120)。
その後、ECU190は、燃料タンク170におけるガソリン残量が下限値(後述の第1又は第2の下限値)に達したか否かを判定する(ステップS130)。ガソリン残量が下限値に達したと判定されると(ステップS130においてYES)、ECU190は、第1MG160による発電及び蓄電装置120の充電が停止されるようにエンジン180及びPCU150を制御し(ステップS140)、処理はエンドに移行する。
一方、ガソリン残量が下限値に達していないと判定されると(ステップS130においてNO)、ECU190は、蓄電装置120のSOCが第2の所定値(第2の所定値>第1の所定値)まで上昇したか否かを判定する(ステップS150)。第2の所定値は、たとえば80%等の予め定められた値である。SOCが第2の所定値に達していないと判定されると(ステップS150においてNO)、ECU190は、燃料タンク170におけるガソリン残量が下限値に達しない限り、SOCが第2の所定値に達するまで、第1MG160による発電及び蓄電装置120の充電が継続されるようにエンジン180及びPCU150を制御する。
一方、SOCが第2の所定値に達していると判定されると(ステップS150においてYES)、ECU190は、第1MG160による発電及び蓄電装置120の充電が停止されるようにエンジン180及びPCU150を制御する(ステップS160)。その後、ECU190は、外部給電を再開するように給電装置140を制御する(ステップS170)。
このように、本実施の形態に従う車両100においては、燃料タンク170に蓄えられたガソリンの残量が下限値に達するまで外部給電が継続される。本実施の形態においては、ガソリン残量の下限値が、ユーザの指示によって変更される。以下、ガソリン残量の下限値の変更処理手順について説明する。
なお、本実施の形態においては、蓄電装置120のSOCが低下した場合における第1MG160による発電中は、外部給電が一時的に停止されるが(図3におけるステップS110)、必ずしもこのような構成とする必要はなく、たとえば、第1MG160の発電を行ないつつ、外部給電を継続するような構成としてもよい。
[ガソリン残量下限値の変更処理手順]
図4は、ガソリン残量の下限値の変更処理手順を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、ユーザによって給電スイッチ195が第1の時間押下され、外部給電が開始された後に実行される。
図4を参照して、ECU190は、ガソリン残量の下限値として第1の下限値を設定する(ステップS200)。第1の下限値は、たとえば、燃料タンク170に蓄えることができるガソリン量の10%の値である。
その後、ECU190は、燃料タンク170におけるガソリンの残量が所定量以下となったか否かを判定する(ステップS210)。所定量とは、第1の下限値よりも大きい値であって、後述の案内画面(図5)の表示中にガソリン残量が第1の下限値に達しない程度の量である。
ガソリン残量が所定量以下になっていないと判定されると(ステップS210においてNO)、ECU190は、ガソリン残量が所定量以下になるまで待機する。一方、ガソリン残量が所定量以下になったと判定されると(ステップS210においてYES)、ECU190は、案内画面を表示するようにMID185を制御する。
図5は、案内画面の一例を示す図である。図5を参照して、MID185に表示される案内画面は、外部給電を継続する場合には給電スイッチ195を長押し(たとえば、3秒以上(第2の時間))するようにユーザに促す情報を含む。この案内画面は、その他にも、現時点のガソリン残量等による航続可能距離を表示する。たとえば、この案内画面は、ユーザからの指示がない限り、所定時間表示された後に表示が停止される。所定時間は、たとえば、30秒等の予め定められた時間である。
再び図4を参照して、ステップS220において案内画面が表示された後、ECU190は、案内画面の表示中に給電スイッチ195が第2の時間(第2の時間>第1の時間)押下されたか否かを判定する。給電スイッチ195が第2の時間押下されていないと判定されると(ステップS230においてNO)、処理はエンドに移行する。
一方、給電スイッチ195が第2の時間押下されたと判定されると(ステップS230においてYES)、ECU190は、ガソリン残量の下限値を第1の下限値から第2の下限値(第2の下限値<第1の下限値)に置き換える(ステップS240)。第2の下限値は、たとえば、燃料タンク170に蓄えることができるガソリン量の0%〜5%の値である。ガソリン残量の下限値が第1の下限値から第2の下限値に置き換えられることによって、図3のステップS130の判定で用いられるガソリン残量の下限値が第2の下限値となる。その結果、車両100は、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給することができる。
以上のように、本実施の形態に従う車両100において、ECU190は、給電スイッチ195が第1の時間よりも長い第2の時間押下された場合には、燃料タンク170に蓄えられた燃料の残量が第1の下限値よりも小さい第2の下限値に達するまで給電装置140による外部給電を許可するように構成されている。車両100によれば、給電スイッチ195以外の新たなスイッチを追加することなく、通常の外部給電の指示に加えて、通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給するための指示をユーザから受けることができる。
なお、本実施の形態においては、ガソリンを用いることによって発電するハイブリッド自動車を例に説明したが、本開示の技術は、ハイブリッド自動車以外にも適用可能である。本開示の技術は、たとえば、水素タンク(燃料タンク)に貯蔵された水素(燃料)を用いることによって発電する燃料電池車にも適用できる。
また、本実施の形態においては、外部給電中にユーザによって給電スイッチ195が第2の時間押下された場合に、ガソリン残量の下限値が第1の下限値から第2の下限値に置き換えられた。しかしながら、第2の下限値をガソリン残量の下限値に設定するタイミングは、これに限定されない。たとえば、外部給電の開始前にユーザによって給電スイッチ195が第1の時間押下された場合には、外部給電の開始時にガソリン残量の下限値を第1の下限値に設定する一方、外部給電の開始前にユーザによって給電スイッチ195が第2の時間押下された場合には、外部給電の開始時にガソリン残量の下限値を第2の下限値に設定するような構成としてもよい。
この場合には、主に図4に示されるフローチャートと図5に示される案内画面の内容が変更される。たとえば、ECU190は、外部給電の開始前に、図5に示される案内画面に代えて、「通常の外部給電を行なう場合には給電スイッチ195を一度押下して下さい。通常の外部給電よりも多くの電力を車両外部に供給する場合には給電スイッチ195を長押しして下さい。」といった内容の案内画面をMID185に表示させる。そして、ECU190は、ユーザによって給電スイッチ195が第1の時間押下された場合にはガソリン残量の下限値として第1の下限値を設定し、ユーザによって給電スイッチ195が第2の時間(第2の時間>第1の時間)押下された場合にはガソリン残量の下限値として第2の下限値を設定する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 給電システム、100 車両、110 インレット、120 蓄電装置、130 充電装置、140 給電装置、150 PCU、155 動力分割機構、160 第1MG、165 第2MG、170 燃料タンク、180 エンジン、185 MID、190 ECU、195 給電スイッチ、200 給電スタンド、300 電力ケーブル、310 コネクタ。

Claims (7)

  1. 車両外部に給電するように構成された車両であって、
    燃料を蓄えるように構成された燃料タンクと、
    前記燃料を用いることによって発電するように構成された発電装置と、
    前記発電装置によって発電された電力を車両外部に給電するように構成された給電装置と、
    ユーザの押下操作を受けるように構成されたスイッチと、
    前記スイッチが第1の時間押下された場合に、前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が第1の下限値に達するまで前記電装置による電を許可するように構成された制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記スイッチが前記第1の時間よりも長い第2の時間押下された場合には、前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が前記第1の下限値よりも小さい第2の下限値に達するまで前記電装置による電を許可する、車両。
  2. 前記スイッチが前記第1の時間押下された場合において、前記制御装置は、前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が前記第1の下限値に達すると前記発電装置の発電を停止させる、請求項1に記載の車両。
  3. 前記スイッチが前記第2の時間押下された場合において、前記制御装置は、前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が前記第2の下限値に達すると前記発電装置の発電を停止させる、請求項1または請求項2に記載の車両。
  4. 前記発電装置が発電した電力を貯蔵し、前記給電装置に電力を供給する蓄電装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記蓄電装置の蓄電量が第1の所定値に達するまで前記給電装置による給電を許可する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
  5. 給電時において、前記制御装置は、前記蓄電装置の蓄電量が前記第1の所定値に達すると前記給電装置の給電を停止させる、請求項4に記載の車両。
  6. 前記給電装置の給電が停止された場合において、前記発電装置が発電した電力を貯蔵することによって前記蓄電装置の蓄電量が前記第1の所定値よりも大きい第2の所定値に達したときには、前記制御装置は、前記給電装置による給電を許可する、請求項5に記載の車両。
  7. 情報を表示する表示装置をさらに備え、
    前記スイッチが前記第1の時間押下された場合において、前記制御装置は、
    前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が前記第1の下限値よりも大きい所定量に達すると、前記スイッチを前記第2の時間押下することにより前記第1の下限値を前記第2の下限値に切り替え可能な旨を前記表示装置に表示させ、
    前記スイッチが前記第2の時間押下されたときには、前記燃料タンクに蓄えられた燃料の残量が前記第2の下限値に達するまで前記発電装置による発電を許可する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両。
JP2016209328A 2016-10-26 2016-10-26 車両 Active JP6645399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016209328A JP6645399B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016209328A JP6645399B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018069832A JP2018069832A (ja) 2018-05-10
JP6645399B2 true JP6645399B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=62113567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016209328A Active JP6645399B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6645399B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000303874A (ja) * 1999-04-19 2000-10-31 Toyota Motor Corp 車両の発電制御装置
US7550861B2 (en) * 2004-11-30 2009-06-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha AC power supplying system, power supply apparatus, and vehicle having the same
JP4969184B2 (ja) * 2006-08-28 2012-07-04 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載システム及び接続装置
WO2013046252A1 (ja) * 2011-09-26 2013-04-04 トヨタ自動車株式会社 車両および車両の制御方法
JP2014184881A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Toyota Motor Corp 車両
US20150203093A1 (en) * 2014-01-22 2015-07-23 Ford Global Technologies, Llc System and method for determining vehicle power generation costs
JP5967125B2 (ja) * 2014-03-27 2016-08-10 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018069832A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5741635B2 (ja) 補機バッテリ用電力供給装置
US9337681B2 (en) Power source system, vehicle including same, and method for controlling power source system
CN108001226B (zh) 电动车辆
JP2007237792A (ja) ハイブリッド車両の表示装置および表示方法ならびにハイブリッド車両の制御装置および制御方法
JP5632771B2 (ja) 交流電流供給装置の制御器、及び交流電流供給方法
JP5846210B2 (ja) 車両および車両の制御方法
JP6007875B2 (ja) 給電車両及び給電システム
JPWO2012104957A1 (ja) 電源管理装置
JP2011087408A (ja) 車両の電源システム
KR101972958B1 (ko) 하이브리드 차량 및 하이브리드 차량의 제어 방법
JP2018093658A (ja) 車両およびその充電方法
JP2020068573A (ja) 車両
JP2022103582A (ja) 電力変換装置、および、それを備えた電力伝送システム
CN108001227B (zh) 电动车辆
CN104584373A (zh) 车辆电力控制系统和电力控制方法
JP6645399B2 (ja) 車両
JP6107550B2 (ja) 車載充電装置
US11872900B2 (en) Information notification device, information notification system, information notification method, and vehicle
JP2021099945A (ja) 燃料電池車両
JP5880075B2 (ja) 充電情報出力装置
US11299060B2 (en) Display device for charging system and display method for charging system
JP7314818B2 (ja) 車両
JP4888549B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置および制御方法
JP4840503B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置および制御方法
JP4423800B2 (ja) バッテリ容量判定方法及び判定装置並びに電力授受制御方法及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191223

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6645399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151