JP2014184881A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両外部の電気機器へ電力を供給する際に、電力供給効率を向上させる。
【解決手段】給電装置は、蓄電装置110に蓄えられた蓄電電力および発電装置が発電する発電電力のうちの少なくとも一方を、接続部220から出力する。ECU300は、発電装置およびそれを駆動するためのシステムを停止して、接続部220へ蓄電電力を供給するように給電装置を制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両に関し、特に、車両外部の電気機器へ電力を供給可能な車両に関する。
特許第5099281号公報(特許文献1)は、車両外部の電気機器へ蓄電器に蓄積された電力を供給することが可能な車両を開示している。この車両は、蓄電器と、電気機器の電気プラグが接続可能な接続部と、蓄電器を充電するための電力を発電可能なエンジンとを備える。
特許第5099281号公報 特開2012−223043号公報
上記のような車両においては、蓄電器に十分な電力が蓄えられている場合には、エンジンの駆動力による発電を停止して蓄電器から電気機器へ電力を供給することができる。このようなときに、エンジンの駆動力による発電が停止しているにもかかわらず、エンジンを駆動するためのシステムが起動されていると、無駄な電力が消費されるため、電力供給効率が低下してしまうという課題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両外部の電気機器へ電力を供給する際に、電力供給効率を向上させることである。
この発明によれば、車両は、蓄電装置と、発電装置と、電力出力部と、給電装置と、制御装置とを備える。電力出力部は、電力を出力可能である。給電装置は、蓄電装置に蓄えられた蓄電電力および発電装置が発電する発電電力のうちの少なくとも一方を、電力出力部から出力する。制御装置は、発電装置およびそれを駆動するためのシステムを停止して、電力出力部へ蓄電電力を供給するように給電装置を制御する。
好ましくは、制御装置は、発電装置および上記システムを停止して電力出力部への電力供給を実行する停止モードと、発電装置および上記システムを起動して電力出力部への電力供給を実行する駆動モードとを含む給電モードを、ユーザによる選択に基づいて切り替える。
好ましくは、車両は、操作部をさらに備える。操作部は、ユーザによって操作される。制御装置は、給電モードが停止モードである場合に、操作部が操作されたときは、駆動モードへ給電モードを切り替える。
好ましくは、制御装置は、給電モードが停止モードである場合に、車両を走行可能な状態とする所定の操作が操作部に入力されたときは、駆動モードへ給電モードを切り替える。
好ましくは、制御装置は、給電モードが駆動モードである場合に、蓄電装置の充電状態を示す状態量がしきい値を上回ったときは、発電装置を停止する。
好ましくは、制御装置は、給電モードが駆動モードである場合に、蓄電装置の充電状態を示す状態量がしきい値を上回ったときは、停止モードへ給電モードを切り替える。
この発明においては、発電装置およびそれを駆動するためのシステムを停止して、電力出力部へ蓄電電力が供給される。よって、電力出力部へ電力を出力する際に、無駄な消費電力を抑制することができる。したがって、この発明によれば、車両外部の電気機器へ電力を供給する際に、電力供給効率を向上させることができる。
実施の形態1に従う車両の全体ブロック図である。 実施の形態1において、ECUで実行される制御を説明するための機能ブロック図である。 実施の形態1において、ECUで実行される処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2に従う車両の全体ブロック図である。 実施の形態3に従う車両の全体ブロック図である。 実施の形態4に従う車両の全体ブロック図である。 実施の形態5に従う車両の全体ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に従う車両の全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、蓄電装置110と、システムメインリレー(以下、SMR(System Main Relay)とも称する。)115と、PCU(Power Control Unit)120と、モータジェネレータ130,135と、動力伝達ギア140と、駆動輪150と、エンジン160と、制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)とも称する。)300と、操作部350とを備える。
蓄電装置110は、充放電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置110は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池または鉛蓄電池などの二次電池、あるいは電気二重層キャパシタなどの蓄電素子のセルを含んで構成される。
蓄電装置110は、SMR115を介して、モータジェネレータ130,135を駆動するためのPCU120に接続される。そして、蓄電装置110は、車両100の駆動力を発生させるための電力をPCU120に供給する。また、蓄電装置110は、モータジェネレータ130,135で発電された電力を蓄電する。蓄電装置110の出力は、たとえば200Vである。
蓄電装置110は、蓄電装置110の出力電圧VBおよび出力電流IBを検出し、ECU300へ出力する。ECU300は、出力電圧VBおよび出力電流IBに基づいて、蓄電装置110の充電状態を示すSOC(State Of Charge)を算出する。
SMR115は、蓄電装置110の正極端子と電力線PL1とに接続されるリレーと、蓄電装置110の負極端子と電力線NL1とに接続されるリレーとを含む。そして、SMR115は、ECU300からの制御信号SE1に基づいて、蓄電装置110とPCU120との間での電力の供給と遮断とを切換える。
PCU120は、コンバータ121と、インバータ122,123と、コンデンサC1,C2とを含む。
コンバータ121は、ECU300からの制御信号PWCに基づいて、電力線PL1,NL1と電力線PL2,NL1との間で電圧変換を行なう。
インバータ122,123は、電力線PL2,NL1に対して並列に接続される。インバータ122,123は、ECU300からの制御信号PWI1,PWI2に基づいて、コンバータ121から供給される直流電力を交流電力に変換し、モータジェネレータ130,135をそれぞれ駆動する。
コンデンサC1は、電力線PL1,NL1の間に設けられ、電力線PL1,NL1間の電圧変動を減少させる。また、コンデンサC2は、電力線PL2,NL1間に設けられ、電力線PL2,NL1間の電圧変動を減少させる。
モータジェネレータ130,135は交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。
モータジェネレータ130,135の出力トルクは、減速機や動力分割機構によって構成される動力伝達ギア140を介して駆動輪150へ伝達されて、車両100を走行させる。モータジェネレータ130,135は、車両100の回生制動動作時には、駆動輪150の回転力によって発電することができる。そして、その発電電力は、PCU120によって蓄電装置110の充電電力に変換される。
さらに、モータジェネレータ130,135は、動力伝達ギア140を介してエンジン160とも結合される。そして、ECU300により、モータジェネレータ130,135からの出力トルクおよびエンジン160からの出力トルクが協調的に制御される。
また、車両100が駐車されている場合に、エンジン160の駆動力によってモータジェネレータ130が発電を行うことができる。このとき発電された電力によって、蓄電装置110が充電される。以下、エンジン160の駆動力による発電を、「エンジン発電」とも称する。
車両100は、車両100に接続される電気機器へ蓄電装置110の電力を供給する(以下、「外部給電」とも称する。)ための構成として、インバータ190と、リレーRY10,RY20と、電圧センサ196と、ヒューズ197と、アウトレット(コンセント)195と、接続部220と、スイッチSWとをさらに含む。
インバータ190は、電力線PL1,NL1に接続され、ECU300からの制御信号PWDに基づいて、蓄電装置110から供給される直流電力を交流電力に変換して電力線ACL3,ACL4へ出力する。そして、インバータ190は、リレーRY20を介して、変換した交流電力をアウトレット195に供給する。また、インバータ190は、リレーRY10を介して、変換した交流電力を接続部220に供給する。
リレーRY10は、ECU300からの制御信号SE3によって制御され、電力線ACL3,ACL4と電力線ACL1,ACL2との接続と非接続とを切換える。リレーRY10が導通状態であるときは、インバータ190からの電力を接続部220へ供給可能である。
リレーRY20は、インバータ190の出力端子に対して接続部220に並列に接続される。リレーRY20は、ECU300からの制御信号SE4によって制御され、電力線ACL3,ACL4と電力線ACL5,ACL6との接続と非接続とを切換える。リレーRY20が導通状態であるときは、インバータ190からの電力をアウトレット195へ供給可能である。
電圧センサ196は、電力線ACL5,ACL6の間に設けられ、アウトレット195へ供給される電圧を検出する。そして、電圧センサ196は、その検出値VCをECU300へ出力する。ECU300は、検出値VCに基づいて、リレーRY20の接続状態を検出したり、リレーRY20の溶着の発生を検出したりする。
ヒューズ197は、インバータ190と電力線PL1との間に設けられる。ヒューズ197は、蓄電装置110からインバータ190への経路に所定電流を上回る電流が流れたときに溶断し、この経路を遮断することによって過電流の発生を回避する。
アウトレット195は、車室内に設けられる。アウトレット195は、電力線ACL5,ACL6を介してリレーRY20へ接続される。このアウトレット195に一般電気機器の電源プラグを接続することによって、当該電気機器に電力を供給することができる。インバータ190によって供給される交流電圧は、たとえばAC100V程度である。
接続部220は、車両100のボディに設けられる。接続部220は、電力線ACL1,ACL2を介してリレーRY10へ接続される。接続部220には、接続ケーブル400の接続コネクタ410が接続される。そして、接続ケーブル400の接続コネクタ420が、外部機器500のプラグ510に接続されることによって、車両100からの電力が、接続ケーブル400の電線部430を介して外部機器500に伝達される。また、接続ケーブル400の電線部430には、車両100から外部機器500への電力の供給と遮断とを切換えるための、供給回路遮断装置(図示せず)が介挿される場合がある。
接続ケーブル400の接続コネクタ410には、図示しない接続検出部が含まれる。接続コネクタ410が接続部220に接続されると、接続検出部は接続信号CNCTをECU300に出力する。ECU300は、この接続信号CNCTによって、接続コネクタ410が接続されたことを認識する。
スイッチSWは、ユーザが外部給電を開始するスイッチである。スイッチSWは、ユーザの操作を検出したことを示す信号SIGをECU300へ出力する。ECU300は、スイッチSWから受けた信号SIGに基づいて、外部給電を開始する。
車両100は、車両外部からの電力を用いて蓄電装置110を充電する(以下、「外部充電」とも称する。)ための構成として、充電装置200と、充電リレーCHR210とをさらに備える。この場合、接続部220には、外部機器500に代えて、電力供給可能な外部電源(図示せず)が接続される。
充電装置200は、電力線ACL1,ACL2を介して接続部220に接続される。また、充電装置200は、CHR210を介して蓄電装置110に接続される。そして、充電装置200は、ECU300からの制御信号PWEに基づいて、外部電源から供給される交流電力を、蓄電装置110の充電が可能な直流電力に変換する。
CHR210は、蓄電装置110の正極端子と電力線PL3とに接続されるリレーと、蓄電装置110の負極端子と電力線NL3とに接続されるリレーとを含む。そして、CHR210は、ECU300からの制御信号SE2に基づいて、充電装置200から蓄電装置110への電力の供給と遮断とを切換える。
操作部350は、選択部351と、IGスイッチ352と、ブレーキペダル353とを含む。
選択部351は、外部給電時の給電モードをユーザが選択するために設けられる。給電モードは、エンジン160の駆動を許可する駆動モードと、エンジン160の駆動を停止する停止モードとを含む。選択部351は、ユーザが駆動モードおよび停止モードのいずれかを選択する操作を検出する。選択部351は、ユーザが選択した給電モードを示す信号MODEをECU300へ出力する。選択部351は、たとえば、車両100に搭載されるディスプレイに設けられるタッチパネル、または運転席に設けられるスイッチである。
IGスイッチ352は、電力を発生するための発電装置およびそれを駆動するためのシステムを、ユーザが起動するために設けられるスイッチである。IGスイッチ352は、IGスイッチ352の操作状態を示す信号IGをECU300へ出力する。ECU300は、ユーザによってIGスイッチ352がオン操作されると、発電装置および上記システムを起動状態(以下、「IGオン状態」とも称する。)とする。なお、発電装置および上記システムが停止している状態を、「IGオフ状態」とも称する。なお、発電装置は、エンジン160と、モータジェネレータ130,135と、PCU120とを含む。また、発電装置を駆動するためのシステムは、上記発電装置の動作を可能とするための機器であって、たとえば、発電装置の制御装置および駆動装置などを含む。
ここで、IGオン状態では、発電装置および上記システムへ動作用の電力が供給され、エンジン発電を実行可能な状態となる。なお、IGオン状態は、エンジン160を駆動可能な状態であり、エンジン160が駆動されているとは限らない。一方、IGオフ状態では、発電装置および上記システムへの動作用の電力の供給が停止され、エンジン発電を実行できない状態となる。なお、IGオフ状態であっても、外部給電を実行するための装置(以下、「給電装置」とも称する。)へは、電力が供給される。したがって、IGオフ状態においても外部給電が実行可能である。給電装置は、インバータ190を含む。
ブレーキペダル353は、ユーザによるブレーキペダル353の操作状態を示す信号BKをECU300へ出力する。
ここで、ユーザは、車両100を走行可能な状態とするときに、ブレーキペダル353を踏みながらIGスイッチ352をオン操作する(以下、「レディオン操作」とも称する。)。ECU300は、IGスイッチ352からの信号IG、およびブレーキペダル353からの信号BKに基づいて、レディオン操作が実行されたか否かを判断する。ECU300は、レディオン操作が実行されたときに、車両100の走行用のシステムを起動して、車両100を走行可能な状態とする。具体的には、ECU300は、SMR115を導通状態とし、PCU120を駆動状態とする。
以上のような構成において、外部給電時に、エンジン160の駆動力による発電を実行していないにもかかわらず、IGオン状態であると、発電装置およびそれを駆動するためのシステムによって電力が消費されるため、電力供給効率が低下してしまう。
そこで、本実施の形態においては、IGオフ状態で外部給電を実行することによって、発電装置およびそれを駆動するためのシステムによる電力消費を抑制する。これにより、外部給電時の電力供給効率を向上させることができる。
さらに、外部給電を実行すると、蓄電装置110の蓄電量が次第に減少する。蓄電装置110の蓄電量が少なくなると、外部給電を継続するためにエンジン発電を実行することが考えられる。このエンジン発電によって、蓄電装置110が充電されるため、外部給電を継続することが可能となる。
しかしながら、外部給電が実行されている場合において、エンジン160を駆動することが好ましくない場合がある。たとえば、エンジン160の駆動による騒音や振動などの発生が好ましくない場所に車両100が駐車されている場合などである。このため、外部給電時のエンジン発電の実行が好ましくない場合には、ユーザは、選択部351によって停止モードを選択し、エンジン発電を禁止する。
この場合、外部給電によって蓄電装置110の蓄電量が少なくなっても、エンジン発電によって蓄電装置110が充電されないため、外部給電を継続することが困難となる。しかしながら、エンジン発電の禁止よりも外部給電の継続を優先したい場合がある。たとえば、外部給電によって動作する電気機器の作動を完了させたい場合などである。
そこで、本実施の形態においては、停止モードにおいて外部給電が実行されている場合において、蓄電装置110の蓄電量が低下したに、ユーザが外部給電の継続を優先させることができる制御を実行する。
図2は、実施の形態1において、ECU300で実行される制御を説明するための機能ブロック図である。図2の機能ブロック図に記載された各機能ブロックは、ECU300によるハードウェア的あるいはソフトウェア的な処理によって実現される。
図1および図2を参照して、ECU300は、判定部310と、給電制御部320と、発電制御部330とを含む。
判定部310は、選択部351からの信号MODE、IGスイッチ352からの信号IG、およびブレーキペダル353からの信号BKを受ける。判定部310は、これらの信号に基づいて、エンジン160の駆動の禁止および許可を判定する。判定部310は、停止モードが選択されているときは、エンジン160の駆動を禁止する。判定部310は、駆動モードが選択されているときは、エンジン160の駆動を許可する。
ここで、判定部310は、停止モードが選択されているときであっても、レディオン操作がされるとエンジン160の駆動を許可する。判定部310は、エンジン160の駆動の禁止および許可を示す信号を、給電制御部320へ出力する。
給電制御部320は、スイッチSWからの信号SIGと、判定部310からの信号とを受ける。給電制御部320は、スイッチSWがオン操作されると、外部給電を開始する。具体的には、給電制御部320は、SMR115およびリレーRY10,RY20をオンするように信号SE1,SE3,SE4を生成し、SMR115およびリレーRY10,RY20へ出力する。また、給電制御部320は、インバータ190を駆動するための信号PWDを生成し、インバータ190へ出力する。
エンジン160の駆動が許可されている場合に、蓄電装置110のSOCがしきい値Xを下回ると、給電制御部320は、エンジン発電を実行するための信号を生成し、発電制御部330へ出力する。そして、エンジン発電によって蓄電装置110のSOCがしきい値Yを上回ると、給電制御部320は、エンジン発電を停止するための信号を生成し、発電制御部330へ出力する。一方、エンジン160の駆動が禁止されている場合は、蓄電装置110のSOCがしきい値Zを下回ると、給電制御部320は、外部給電を停止する。
なお、しきい値Xは、蓄電装置110のSOCが低下したことを表わす値であり、エンジン発電の実行が必要であることを判定するためのしきい値である。また、しきい値Yは、しきい値Xよりも大きい値であり、エンジン発電の実行が不必要であることを判定するためのしきい値である。また、しきい値Zは、蓄電装置110のSOCが低下したことを表わす値であり、外部給電の継続が不可能であることを判定するためのしきい値である。
発電制御部330は、給電制御部320からの信号に基づいてエンジン発電を実行する。エンジン発電時には、発電制御部330は、エンジン160を制御するための信号DRVを生成し、エンジン160へ出力するとともに、インバータ122を制御するための信号PWI1を生成し、インバータ122へ出力する。
図3は、実施の形態1において、ECU300で実行される処理の詳細を説明するためのフローチャートである。図3に示すフローチャートは、ECU300に予め格納されたプログラムを所定周期で実行することによって実現される。あるいは、一部のステップについては、専用のハードウェア(電子回路)を構築して処理を実現することも可能である。
なお、当該処理が開始される初期状態においては、IGオフ状態であるとともに、インバータ190による電力変換動作は停止しており、SMR115およびリレーRY10,RY20は非接続状態であるものとする。
図1および図3を参照して、ECU300は、ステップ(以下、ステップをSと略す。)100にて、スイッチSWがオンされているか否かを判定する。スイッチSWがオンされていない場合(S100にてNO)は、ECU300は、外部給電を実行せずに処理を終了する。
スイッチSWがオンされている場合(S100にてYES)は、処理がS110に進められて、ECU300は、外部給電を開始する。具体的には、ECU300は、SMR115およびリレーRY10,RY20を導通状態として、インバータ190を駆動状態とする。
続いてS120にて、ECU300は、給電モードが停止モードであるか否かを判定する。給電モードが停止モードではない場合、すなわち給電モードが駆動モードである場合(S120にてNO)は、ECU300は、IGスイッチ352が操作されなくても、IGオン状態とする(S130)。
続いてS140にて、ECU300は、蓄電装置110のSOCがしきい値Xよりも小さいか否かを判定する。蓄電装置110のSOCがしきい値X以上である場合(S140にてNO)は、ECU300は、外部給電を継続する。
蓄電装置110のSOCがしきい値Xよりも小さい場合(S140にYES)は、ECU300は、エンジン160を始動する(S150)。エンジン160が始動されると、モータジェネレータ130による発電が実行され、蓄電装置110が充電される。これにより、蓄電装置110のSOCが徐々に上昇する。
続いてS160にて、ECU300は、蓄電装置110のSOCがしきい値Yよりも大きいか否かを判定する。蓄電装置110のSOCがしきい値Y以下である場合(S160にてNO)は、ECU300は、エンジン160の駆動力による発電を継続する。
蓄電装置110のSOCがしきい値Yよりも大きい場合(S160にてYES)は、ECU300は、エンジン160を停止して、IGオフ状態とする(S170)。また、ECU300は、給電モードを停止モードへ切り替える。
続いてS180にて、ECU300は、スイッチSWがオフされると外部給電を停止する。具体的には、ECU300は、SMR115およびリレーRY10,RY20を非導通状態として、インバータ190を非駆動状態とする。
一方、S120にて給電モードが停止モードであると判断された場合(S120にてYES)は、ECU300は、処理がS190に進められて、レディオン操作が実行されたか否かを判定する。
レディオン操作が実行された場合(S190にてYES)は、処理がS130に進められて、ECU300は、IGオン状態とする。
レディオン操作が実行されない場合(S190にてNO)は、ECU300は、蓄電装置110のSOCがしきい値Zよりも小さいか否かを判定する(S200)。蓄電装置110のSOCがしきい値Z以上である場合(S200にてNO)は、処理がS190に進められて、ECU300は、外部給電を継続する。
蓄電装置110のSOCがしきい値Zよりも小さい場合(S200にてYES)は、処理がS180に進められる。
以上のように、この実施の形態1においては、発電装置およびそれを駆動するためのシステムを停止して、電気機器へ蓄電装置の蓄電電力が供給される。よって、電気機器へ電力を供給する際に、無駄な消費電力を抑制することができる。したがって、この実施の形態1によれば、車両外部の電気機器へ電力を供給する際に、電力供給効率を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、停止モードにおいて外部給電が実行されている場合において、蓄電装置110の蓄電量が低下したときに、ユーザが給電モードを切り替えるための操作を実行したときは、エンジン発電を許可する。よって、ユーザの意思によって外部給電を継続させることができる。したがって、外部給電時の利便性を向上することができる。
また、この実施の形態1によれば、ユーザが給電モードを切り替えるための操作は、レディオン操作によって実現される。よって、ユーザが給電モードを切り替えるための専用のスイッチを設ける必要がないため、専用のスイッチの故障による不具合を抑制するとともに、コストの低減を図ることができる。
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2に従う車両100Aの全体ブロック図である。図4において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図4を参照して、車両100Aは、図1における車両100と比較して、充電装置200と、CHR210と、接続部220と、リレーRY10,RY20とが設けられない構成となっている。すなわち、アウトレット195は、電力線ACL3,ACL4を介してインバータ190へ直接接続される。
この実施の形態2においては、蓄電装置110から出力される電力は、インバータ190によって変換される。インバータ190によって変換された電力は、アウトレット195から出力される。よって、実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図5は、実施の形態3に従う車両100Bの全体ブロック図である。図5において、図1と重複する要素の説明は繰り返さない。
図5を参照して、車両100Bは、図1における車両100と比較して、アウトレット195と、リレーRY20とが設けられない構成となっている。なお、接続部220には、ビークルパワーコネクタ450が接続される。
ビークルパワーコネクタ450は、接続コネクタ460と、アウトレット470とを含む。接続コネクタ460は、接続コネクタ410と同様に接続部220に接続される。アウトレット470は、接続コネクタ410および接続部220を介して、電力線ACL1,ACL2へ接続される。このアウトレット470に一般電気機器の電源プラグを接続することによって、当該電気機器にインバータ190からの電力を供給することができる。
この実施の形態3においては、蓄電装置110から出力される電力は、インバータ190によって変換される。インバータ190によって変換された電力は、接続部220から出力される。よって、実施の形態3においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態4]
図6は、実施の形態4に従う車両100Cの全体ブロック図である。図6において、図1および図5と重複する要素の説明は繰り返さない。
図6を参照して、車両100Cは、図1における車両100と比較して、充電装置200に代えて充電装置205が設けられる一方、インバータ190と、リレーRY10,RY20と、アウトレット195とが設けられない構成となっている。
充電装置205は、電力線PL3,NL3と電力線ACL1,ACL2との間において双方向に電力を変換することができる。すなわち、充電装置205は、外部充電時には、電力線ACL1,ACL2の交流電力を直流電力に変換して電力線PL3,NL3へ出力する。一方、充電装置205は、外部給電時には、電力線PL3,NL3の直流電力を交流電力に変換して電力線ACL1,ACL2へ出力する。充電装置205は、ECU300からの制御信号PWFに基づいて、電力変換を実行する。なお、実施の形態3と同様に、接続部220には、ビークルパワーコネクタ450が接続される。
この実施の形態4においては、蓄電装置110から出力される電力は、充電装置205によって変換される。充電装置205によって変換された電力は、接続部220から出力される。よって、実施の形態4においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、実施の形態4では、実施の形態1〜3とは異なり、IGオン状態においてSMR115が非導通状態となる。
[実施の形態5]
図7は、実施の形態5に従う車両100Dの全体ブロック図である。図7において、図1および図6と重複する要素の説明は繰り返さない。
図7を参照して、車両100Dは、図1における車両100と比較して、充電装置200に代えて充電装置205が設けられる一方、インバータ190と、リレーRY10,RY20とが設けられない構成となっている。ここで、アウトレット195は、電力線ACL1,ACL2を介して充電装置205に接続される。
この実施の形態5においては、蓄電装置110から出力される電力は、充電装置205によって変換される。充電装置205によって変換された電力は、接続部220またはアウトレット195から出力される。よって、実施の形態5においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。なお、実施の形態5では、実施の形態4と同様に、IGオン状態においてSMR115が非導通状態となる。
なお、上記において、接続部220およびアウトレット195は、この発明における「電力出力部」の一実施例に対応し、インバータ190は、この発明における「給電装置」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100,100A〜100D 車両、110 蓄電装置、121 コンバータ、122,123,190 インバータ、130,135 モータジェネレータ、140 動力伝達ギア、150 駆動輪、160 エンジン、195,470 アウトレット、196 電圧センサ、197 ヒューズ、200,205 充電装置、220 接続部、310 判定部、320 給電制御部、330 発電制御部、350 操作部、351 選択部、352,SW スイッチ、353 ブレーキペダル、400 接続ケーブル、410,420,460 接続コネクタ、430 電線部、450 ビークルパワーコネクタ、500 外部機器、510 プラグ、C1,C2 コンデンサ、210 CHR、RY10,RY20 リレー。

Claims (6)

  1. 蓄電装置と、
    発電装置と、
    電力を出力可能な電力出力部と、
    前記蓄電装置に蓄えられた蓄電電力および前記発電装置が発電する発電電力のうちの少なくとも一方を、前記電力出力部から出力するための給電装置と、
    前記発電装置およびそれを駆動するためのシステムを停止して、前記電力出力部へ前記蓄電電力を供給するように前記給電装置を制御する制御装置とを備える、車両。
  2. 前記制御装置は、前記発電装置および前記システムを停止して前記電力出力部への電力供給を実行する停止モードと、前記発電装置および前記システムを起動して前記電力出力部への電力供給を実行する駆動モードとを含む給電モードを、ユーザによる選択に基づいて切り替える、請求項1に記載の車両。
  3. ユーザによって操作される操作部をさらに備え、
    前記制御装置は、前記給電モードが前記停止モードである場合に、前記操作部が操作されたときは、前記駆動モードへ前記給電モードを切り替える、請求項2に記載の車両。
  4. 前記制御装置は、前記給電モードが前記停止モードである場合に、前記車両を走行可能な状態とする所定の操作が前記操作部に入力されたときは、前記駆動モードへ前記給電モードを切り替える、請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御装置は、前記給電モードが前記駆動モードである場合に、前記蓄電装置の充電状態を示す状態量がしきい値を上回ったときは、前記発電装置を停止する、請求項2に記載の車両。
  6. 前記制御装置は、前記給電モードが前記駆動モードである場合に、前記蓄電装置の充電状態を示す状態量がしきい値を上回ったときは、前記停止モードへ前記給電モードを切り替える、請求項2に記載の車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215735A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 三菱自動車工業株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP2018069832A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 トヨタ自動車株式会社 車両
JP2020145796A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 東京電力ホールディングス株式会社 車載制御装置、車載制御プログラム及び電力供給システム

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