JP6641142B2 - 薬剤揮散器 - Google Patents
薬剤揮散器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6641142B2 JP6641142B2 JP2015190508A JP2015190508A JP6641142B2 JP 6641142 B2 JP6641142 B2 JP 6641142B2 JP 2015190508 A JP2015190508 A JP 2015190508A JP 2015190508 A JP2015190508 A JP 2015190508A JP 6641142 B2 JP6641142 B2 JP 6641142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- drug
- cover member
- medicine container
- neck
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 title claims description 183
- 229940079593 drug Drugs 0.000 title claims description 60
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 title claims description 29
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 46
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 32
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 32
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 125000003118 aryl group Chemical group 0.000 description 1
- 239000002781 deodorant agent Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Description
図6は薬剤容器の斜視図、図7は薬剤容器の正面図、図8は図7の平面図、図9はキャップを取り付けた状態の薬剤容器の正面図である。図5〜図9に示すように、本実施形態に係る薬剤容器1は、直方体状の本体部11と、この本体部11の上端に連結された首部12と、を備えており、これらは一体的に形成されている。本体部11は、左右方向が前後方向よりも長く形成されており、その内部空間に液状の薬剤が収容される。また、本体部11は、首部12に連結される第1部位111と、この第1部位111の下端部に連結される第2部位112と、を備えている。第1部位111及び第2部位112は、ともに直方体状に形成されているが、第2部位112は、第1部位111の外形よりもやや大きく、左右方向及び前後方向において、第1部位111の下端から膨出するように形成されている。これにより、第1部位111と第2部位112との境界には段部113が形成されている。
次に、吸液芯2及び薬剤容器1への取付について、図10も参照しつつ説明する。図10に示すように、吸液芯2は、円柱状に形成されており、外周面には、軸方向に延びる断面V字型の溝21が形成されている。この溝21は、吸液芯2の上端から下端に亘って形成されている。
続いて、支持体3について、図11〜図15を参照しつつ説明する。図11は支持体の正面図、図12は図11の平面図、図13は図11の底面図、図14は図11の背面図、図15は図11の右側面図である。
次に、上記のように構成された支持体3への薬剤容器1の取付について、図16〜図18を参照しつつ、説明する。図16及び図17は、薬剤容器の支持体への取付を示す側面図、図18は薬剤容器が取付けられた状態の支持体の斜視図である。まず、図16及び図17に示すように、保持部32の両保持片321a,321bの間に、薬剤容器1の首部12を挿入する。具体的には、首部12の突部13と本体部11の上面115との隙間に、両保持片321a,321bの内縁が係合するようにする。この状態で、両保持片321a,321bの前端側の隙間は、首部12の径よりも狭いので、これが抜け止めになって、首部12が保持部32から離脱するのが防止される。このとき、薬剤容器1にキャップ15が取り付けられていなくても、保持部32に取付けることができる。
続いて、カバー部材4について、図19〜図21を参照しつつ、説明する。図19はカバー部材の正面図、図20は図19の底面図、図21は図19の背面図である。カバー部材4は、支持体3に取付けられるものであり、支持体3に取り付けられた状態では、支持体3とともに薬剤容器1の上部を覆う内部空間を形成するものである。以下、詳細に説明する。
続いて、上記のように構成された支持体3へのカバー部材4の取付について、図22〜図25を参照しつつ、説明する。図22及び図23は支持体に対するカバー部材の取付を示す背面図及び正面図、図24は支持体にカバー部材が取付けられた状態を示す底面図、図25は薬剤容器、支持体、及びカバー部材が組立てられた状態を示す背面図である。
次に、固定部材5について、図26も参照しつつ説明する。図26は固定部材の側面図である。固定部材5は、図4に示すように、支持本体31の取付部35から背面側に延びるように形成されている。より詳細に説明すると、固定部材5は、取付部35に連結される連結部51と、この連結部51から後方に延びる板状の第1固定片52と、この第1固定片52の下側に平行に延びる板状の第2固定片53と、を備えており、これらは一体的に形成されている。連結部51は、小径の軸部511と、その前側に取り付けられ、軸部511よりも径の大きい円形の抜け止め部512とを備えており、軸部511が、取付部35の貫通孔351に切欠き352を介して取り付けられる。取付部35の内径は、軸部511とほぼ同じであるが、抜け止め部512よりは小さいため、連結部51は、取付部35において前後方向に延びる軸周りに取り付けられる。また、貫通孔351に隣接する切欠き352の最小幅D(図14参照)は、軸部511の径よりも小さいため、切欠き352は軸部511の抜け止めになる。
次に、上記のように構成された薬剤揮散器の使用方法について説明する。まず、図9の状態から、薬剤容器1のキャップ15を取り外し、吸液芯2を露出させる。続いて、キャップ15を取り外した薬剤容器1を、図16で示したように、支持体3に取付ける。すなわち、支持体3の両保持片321a,321bの間に、薬剤容器1の首部12を挿入する。具体的には、首部12の突部13と本体部11の上面115との隙間に、両保持片321a,321bの内縁が係合するようにする。この状態で、両保持片321a,321bの前端側の隙間は、首部12の径よりも狭いので、これが抜け止めになって、首部12が保持部32から離脱するのが防止される。なお、固定部材5は、支持体3に対して予め取付けておく。
以上のように、本実施形態によれば、次の特徴を有している。
カバー部材4を、取付対象物側に向かわない方向、つまり上方にスライドすることにより、支持体3から取り外すことができるため、カバー部材4のスライドに際し、カバー部材4は、取付対象物とは干渉しない。そのため、支持体3を取付対象物に取り付けたままで、カバー部材4の取り外しを行うことができる。そして、カバー部材4を取り外すと、吸液芯2が差し込まれた薬剤容器1が現れ、これを取り外すことができるため、支持体3を取付対象物に取り付けたままで、薬剤容器1を簡単に交換することができる。
薬剤を収容する薬剤容器1の首部12が、支持体3の保持部32により左右から挟まれるように保持されているため、薬剤容器1が横方向からの振動を受けても、薬剤容器1が支持体から離脱するのを防止することができる。その結果、薬剤容器1から薬剤がこぼれるのを防止することができる。
首部12の外周面に、突部13が形成されており、突部13と本体部11の上面115との隙間に、保持部32が係合するため、薬剤容器1の上下方向の移動が拘束される。そのため、薬剤容器1が上下方向の振動を受けても、支持体3から離脱するのを防止することができる。
薬剤容器1の本体部11が、首部12に連結される第1部位111と、第1部位111の下端部に連結され、当該第1部位111よりも外形の大きい第2部位112と、を備えているため、本体部11を高さ方向に大きくすることなく、薬剤容器1の容積を大きくすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組合わせ可能である。
上記実施形態では、カバー部材4を上下方向にスライド可能とし、上方にスライドさせることで、支持体3から取り外せるようにしているが、これに限定されない。すなわち、取付対象物に向かわない方向であれば、いずれの方向にスライドさせて、支持体3から取り外せるようにしてもよい。
カバー部材4の構成は、特には限定されず、吸液芯2にユーザが接触しないように、少なくとも吸液芯を覆うように構成されていればよい。
上記実施形態では、首部12の突部13と本体部11の上面115との間に保持部32を係合させているが、これに限定されるものでない。すなわち、首部12に設けられた雄ねじ14を利用して保持部32を係合させることもできる。また、首部12の突部13は、首部12の全周に亘って設ける必要はなく、一部でもよい。さらに、突部13を首部12の軸方向に複数設け、隣接する突部13の間に保持部32を係合させてもよい。
支持体3の形態も、特には限定されず、少なくとも保持部32が設けられ、カバー部材4が着脱されるように構成されていればよい。
連結部51の軸部511を多角形状に形成し、各辺が取付部315の貫通孔351に係合するように構成することができる。これにより、連結部51の回転する際に、所定角度おきに、連結部51を取付部315に対して固定することができ、薬剤揮散器を取付対象物に対して所望の角度に固定することができる。あるいは、固定部材5の連結部51は、ほぼ抵抗なく取付部315に対して回転するようにしても良い。これによって、例えば、支持体3が振動を受けた場合、支持体3は固定部材5に対して回転することができる。
薬剤容器1の形態も特には限定されず、少なくとも上部に開口121を有し、この開口121から薬剤に含浸されるように吸液芯2が挿入可能であればよい。したがって、形状、材料などは特には限定されない。
薬剤容器1の首部12の開口121に形成された溝122や、吸液芯2の溝21は、少なくともいずれかがあればよい。したがって、首部12の開口の溝のみ、または吸液芯2の溝21のみが設けられていてもよい。
11 :本体部
12 :首部
121 :開口
13 :突部
2 :吸液芯
3 :支持体
31 :支持本体
32 :保持部
4 :カバー部材
5 :固定部材
Claims (7)
- 上部に開口を有し、液状の薬剤が収容された薬剤容器と、
前記薬剤容器の開口に差し込まれる吸液芯と、
前記薬剤容器を支持するとともに、取付対象物に取り付けられる支持体と、
前記支持体に着脱自在に取付けられ、少なくとも前記吸液芯を覆うカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、前記取付対象物には向かわない方向にスライドすることにより、前記支持体から取り外されるように構成され、
前記薬剤容器は、前記支持体を挟んで前記取付対象物とは反対側において、当該支持体に取付けられており、
前記取付対象物から前記薬剤容器に向かう方向とは、直交する方向に、前記カバー部材がスライドするように構成され、
前記カバー部材は、前記吸液芯と前記薬剤容器の少なくとも一部を覆うように形成されており、上方に向かってスライドすることで前記支持体から離脱するように構成されている、薬剤揮散器。 - 前記支持体は、前記開口の軸線方向に対する径方向外方から、前記薬剤容器を挟むように保持する保持部を備えている、請求項1に記載の薬剤揮散器。
- 前記薬剤容器は、前記開口が形成された首部と、前記首部よりも外形が大きく、当該首部が連結される本体部と、を備え、
前記保持部は、前記首部を保持するように構成されている、請求項2に記載の薬剤揮散器。 - 前記本体部は、前記首部に連結される第1部位と、前記第1部位の下端部に連結され、当該第1部位よりも外形の大きい第2部位と、を備えている、請求項3に記載の薬剤揮散器。
- 前記薬剤容器の前記第2部位が、前記カバー部材の下側から突出するように、前記支持体に取付けられている、請求項4に記載の薬剤揮散器。
- 前記支持体とカバー部材とで、少なくとも前記吸液芯が収容される内部空間を形成し、
前記カバー部材及び支持体の少なくとも一方に、前記内部空間と連通する少なくとも1つの通気孔が形成されている、請求項1から5のいずれかに記載の薬剤揮散器。 - 複数の前記通気孔が形成されており、
前記通気孔の少なくとも1つは、前記支持体において、前記取付対象物と対向する位置に形成されている、請求項6に記載の薬剤揮散器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015190508A JP6641142B2 (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 薬剤揮散器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015190508A JP6641142B2 (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 薬剤揮散器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017063898A JP2017063898A (ja) | 2017-04-06 |
JP6641142B2 true JP6641142B2 (ja) | 2020-02-05 |
Family
ID=58490671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015190508A Active JP6641142B2 (ja) | 2015-09-28 | 2015-09-28 | 薬剤揮散器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6641142B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7270482B2 (ja) * | 2019-06-27 | 2023-05-10 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
JP7365153B2 (ja) * | 2019-06-27 | 2023-10-19 | 小林製薬株式会社 | 薬液揮散器 |
-
2015
- 2015-09-28 JP JP2015190508A patent/JP6641142B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017063898A (ja) | 2017-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8157188B2 (en) | Container for a device for dispensing a volatile liquid | |
JP7147198B2 (ja) | インク補給補助装置及びインク補給装置 | |
JP6641142B2 (ja) | 薬剤揮散器 | |
JP2000153886A5 (ja) | ||
MX2013002727A (es) | Difusor de fragancia. | |
JP6662628B2 (ja) | 揮散容器 | |
TW202015565A (zh) | 筒匣、霧化單元及非燃燒式吸嚐器 | |
JP5748973B2 (ja) | 揮散剤容器 | |
WO2021261335A1 (ja) | 薬液揮散器 | |
JP2020193022A (ja) | 吐出容器 | |
JP2016124602A (ja) | 薬剤容器及びこれを備えた薬剤揮散器 | |
JP6609101B2 (ja) | 薬剤揮散器 | |
US20220387654A1 (en) | Device for the diffusion of volatile substances | |
JP3747831B2 (ja) | 謄写輪転機用インク容器 | |
JP2017065696A (ja) | 薬剤揮散器 | |
JP6377462B2 (ja) | 薬剤収容器及び薬剤揮散器 | |
JP2016123766A (ja) | 薬剤揮散器 | |
JP4266772B2 (ja) | 揮散器 | |
KR20120035091A (ko) | 액체 휘산구 | |
JP6086758B2 (ja) | 揮散装置 | |
JP7383379B2 (ja) | 薬剤揮散器 | |
WO2021261336A1 (ja) | 薬液揮散器 | |
JP3190108U (ja) | 液体収容具 | |
JP2022002973A (ja) | 薬液揮散器 | |
JP2019099194A (ja) | 揮散体、及び揮散装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191227 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6641142 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |