JP4266772B2 - 揮散器 - Google Patents

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本発明は、芳香剤等の内容物を揮散させるのに用いて好適な揮散器に関するものである。
芳香剤等の内容物を揮散させるのに使用される揮散器は、従来、内容物を収容した容器に着脱可能に固定保持するカバー体と、このカバー本体内に配置される揮散板(紙あるいはフェルト製等)と、容器内の内容物を吸い上げて拡散板に染み込ませて揮散させる吸液芯にて構成されていた(例えば特許文献1参照)。
特開2001−261080号公報
ところで、上記のような従来の揮散器は、容器を開封してしまえば揮散板に供給される内容物の量はその揮散量に比例してほぼ一定に供給されるようになっていることから、揮散量の調節ができない不具合があった。
本発明の課題は、揮散体に供給される内容物の吸い上げ量を簡単な構造でもって調節できる新規な揮散器を提案するところにある。
本発明は、芳香剤等の内容物を充填する容器に装着され、該容器内の内容物を吸い上げて揮散させる揮散器であって、
天面に開口を有すると共に前記容器に着脱自在に係止するケース本体と、このケース本体の内部に設置され容器内の内容物を吸上げ芯を介して吸い上げて揮散させる揮散体とを備え、
前記ケース本体に、複数本の弾性アームを有し、前記開口に接近、離隔する向きにスライド可能な蓋体と、該蓋体を回動させることにより弾性アームの係合爪に係合させて蓋体の位置決めを行う、横向きに切り欠いた切り欠部を設け、
前記揮散体は、蓋体のスライドに伴ってその表面積を可変とする可変部材からなる、ことを特徴とする揮散器である。
上記の構成になる揮散器において可変部材は、スポンジ状の揮散紙を用いるか、あるいは、複数枚の素体を伸縮可能につないだ蛇腹状若しくはスプリング状の揮散紙を用いることができる。
また、蓋体については、蓋体は任意の位置で位置決めして揮散体の表面積を一定に維持する位置決め手段を有するのが望ましい。
ケース本体及び蓋体の少なくとも一方に揮散体から揮散された内容物を通過させるスリットを形成することができる。
蓋体をスライドさせることで揮散体の表面積が変更されるため、内容物の揮散量を適宜に調整することができる(内容物の吸い上げ量が調整される)。
以下図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う揮散器を内容物を充填する容器に装着した状態の実施の形態を示したものである。
図における1は容器、2はその下端部を容器1の肩部に着脱自在に係止(アンダーカットやねじ止め等の係合手段)するケース本体、3はケース本体2の内部に配置される揮散体である。この揮散体3は台座となる揮散紙3aとこの揮散紙3aに載置されるスポンジ3bからなっており、吸い上げ芯Sを通して吸い上げた内容物を揮散紙3aを介してスポンジ3bにおいて効率良く揮散させる。なお、揮散体3の揮散紙3aとスポンジ3bとは前記の別体構成のみならず、接着或いはインサート成形などにより予め一体に形成した構成のものを使用することも可能である。
また、4はケース本体2の開口に合わさることを可能とする蓋体であって、この蓋体4は天板4aとこの天板4aの裏側で一体になりケース本体2の内壁面に沿って摺動する複数本の弾性アーム4bからなっていて、該蓋体4の天板4aを押し下げあるいは引き下げることでケース本体2の開口に近接、離隔する向きにスライドさせることができるようになっている。
また、5はケース本体2の内壁面のスライド用長尺凹部内に設けられた突起、6は蓋体4の弾性アーム4bの先端に一体的に設けられた位置決め手段としての係合爪であり、この係合爪6をケース本体2の突起5に係合させることで蓋体4を任意の位置で位置決めする。
かかる構成になる揮散器においては、蓋体4を上方にスライドさせると押し潰されていた揮散体3のスポンジ3bの表面積が大となり、逆に下方にスライドさせるとスポンジ3bが押し潰されるためその表面積が小となる。このため、吸い上げ芯Sによる内容物の吸い上げ量は適宜に変更され揮散量の調整が可能となる。
図2はケース本体2及び蓋体4の外観を斜視図で示したものである。ケース本体2の胴体部、蓋体4の天板4aには内外に通じる複数本のスリット7を設けて、ケース本体2と蓋体4の相互間から内容物を揮散させる以外に、該スリット7を通して内容物を揮散させることもできる。
上掲図1においては、ケース本体2の内壁にスライド用の長尺凹部を形成してそこに突起5を設けて蓋体4の弾性アーム4bを係合させるようにしたが、図2に示すように突起5の代わりに横向きに切り欠いた切り欠部8を間隔を開けて設け、蓋体4を僅かに回動させて切り欠部8に弾性アーム4bの係合爪6を係合させることで蓋体4の位置決めを行うようにしてもよい。また、突起5又は切り欠部8を設けることなく、弾性アーム4bの係合爪6先端をケース本体2の内壁に形成したスライド用長尺凹部壁部に圧接することによる摩擦抵抗により、蓋体4の開閉位置を保持する機構とすることも可能である。更には、図1の実施例における長尺凹部の最下段部に図2に示す横向き切り欠部を形成してケース本体2と蓋体4とを回動方向で係合させておけば、流通時の蓋体4の不慮の開放を確実に防止することが可能となる。
弾性アーム4bは図示のようなものに限られるわけではなく、図3に示すような横向きのものであってもよく、この場合、突起6がケース本体2外壁と中央筒部(揮散体載置筒部)とを連結する梁の下方に係合して蓋体4の閉じた状態を保持することになる。なお、スライド開閉位置を保持する為、図3の突起6の構成に図1、2に示す突起6を組み合わせた構成とすることも可能である。
図4は本発明に従う他の実施の形態に係わる揮散器につき、蓋体4と揮散体3のみを取り出して示したものである。
本発明においては、揮散体3としてスポンジ3bを用いる代わりに図示のような、揮散紙からなる複数枚の素体をその長手方向に伸縮可能に蛇腹状あるいはスプリング状につないだものを用いることが可能で、この場合、揮散体3の下面をケース本体2に載置する一方、上面を蓋体4の裏面に設けた図示のような挟持片4cにて連結する。
上記のような構成によれば、蓋体4を上下にスライドさせることにより揮散体3の表面積を適宜に変更することが可能となり、スポンジを用いた場合と同様の効果を得ることができる。なお、揮散紙の連結部位は、前述の長手方向に限るものではなく、短手方向他揮散紙の外周部位のどの位置に形成しても良く、その部位は適宜に変更可能である。
本発明では、揮散体3の表面積を変更できるものとして、スポンジ3bや蛇腹状あるいはスプリング状のものを例示したが、蓋体4のスライドにてその表面積を変更できるものであればこれらのものに限定されることはない。
また、揮散にかかわる内容物を通過させるものとしてケース本体2、蓋体4にスリット7を設ける場合について説明したが、これは、模様を形成する複数の開孔であってもよく、この点についても限定されることはない。更には、容器1とケース本体2との係合位置も前掲の容器1肩部に限定されるものではなく、容器1のネック部(例えばネックリング)で係合しても良く、その位置は容器構成に合わせ適宜変更可能である。
内容物を揮散させる為の開口部の面積を可変とすることにより、内容物の揮散量を適宜調整可能な使い勝手の良い揮散器を提供できる。
本発明に従う揮散器の実施の形態を示した図である。 ケース本体、蓋体の外観斜視図である。 蓋体の要部を拡大して示した図である。 本発明に従う揮散器の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 容器
2 ケース本体
3 揮散体
3a 揮散紙
3b スポンジ
4 蓋体
4a 天板
4b 弾性アーム
4c 挟持片
5 突起
6 係合爪
7 スリット
8 切り欠部
S 吸い上げ芯

Claims (5)

  1. 芳香剤等の内容物を充填する容器に装着され、該容器内の内容物を吸い上げて揮散させる揮散器であって、
    天面に開口を有すると共に前記容器に着脱自在に係止するケース本体と、このケース本体の内部に設置され容器内の内容物を吸上げ芯を通して吸い上げて揮散させる揮散体とを備え、
    前記ケース本体に、複数本の弾性アームを有し、前記開口に接近、離隔する向きにスライド可能な蓋体と、該蓋体を回動させることにより弾性アームの係合爪に係合させて蓋体の位置決めを行う、横向きに切り欠いた切り欠部を設け、
    前記揮散体は、蓋体のスライドに伴ってその表面積を可変とする可変部材からなる、ことを特徴とする揮散器。
  2. 可変部材は、スポンジ状の揮散紙である請求項1記載の揮散器。
  3. 可変部材は、複数枚の素体を伸縮可能につないだ蛇腹状若しくはスプリング状の揮散紙である請求項1記載の揮散器。
  4. 蓋体は、蓋体は任意の位置で位置決めして揮散体の表面積を一定に維持する位置決め手段を有する請求項1〜3の何れかに記載の揮散器。
  5. ケース本体及び蓋体の少なくとも一方に揮散体から揮散された内容物を通過させるスリットを有する請求項1〜4の何れかに記載の揮散器。
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