JP2016123766A - 薬剤揮散器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る薬剤揮散器は、上部に開口を有し、液状の薬剤が収容された薬剤容器と、前記薬剤容器の開口に差し込まれる吸液芯と、前記薬剤容器を支持する支持体と、前記支持体に取り付けられ、当該支持体を取付対象物に取り付けるための固定部と、を備え、前記固定部は、前記支持体に対し、停止することなく回転できるように連結されている。
【選択図】図1
Description
図5は薬剤容器の正面図、図6は薬剤容器の底面図、図7は図5のA−A線断面図である。図5〜図7に示すように、本実施形態に係る薬剤容器1は、正面視逆三角形状の本体部11と、この本体部11の上端に連結された首部12と、を備えており、これらは一体的に形成されている。本体部11は、底面111、一対の側面112a,112b、前面113、背面114、及び上面115によって囲まれた内部空間を有しており、この内部空間に薬剤が収容される。底面111は、平面視矩形状に形成され、左右の縁部(周縁)は凸状に湾曲している。また、一対の側面112は、底面111の左右の縁部1111からそれぞれ斜め上方に向かって互いに離れるように延びている。前面113及び背面114は、底面111の前側及び後側の縁部からそれぞれ上方に向かって延びている。上面115は、一対の側面112、前面113、及び背面114の上端縁をつなぐように概ね水平に延びる矩形状に形成されている。そして、上面115の中央には、上述した首部12が連結されている。
次に、吸液芯2及び薬剤容器1への取付構造について説明する。まず、図7に示すように、薬剤容器1には、吸液芯2の取付部材5が取り付けられており、この取付部材5を介して、吸液芯2が薬剤容器1に取り付けられている。取付部材5は、薬剤容器1の首部12の内壁面に圧入される円筒状の取付本体51と、この取付本体51の上縁から径方向外方に延びるフランジ部52とを備えている。そして、取付本体51の内部には、吸液芯2が挿入される。また、フランジ部52は、首部12の開口周縁を上方から覆うように配置される。
続いて、支持体3について、図8〜図12を参照しつつ説明する。図8は第2のポジションにある支持体の斜視図、図9は図8の正面図、図10は第2のポジションにおいて薬剤容器が装着された支持体の側面図、図11は図10の正面図、図12は図10の背面図である。但し、図12では説明の便宜上、固定部を取り外した状態を示している。
次に、固定部4について、図11も参照しつつ説明する。図13は固定部の側面図である。固定部4は、支持本体31における上端部311の取付部315から背面側に延びるように形成されている。より詳細には、取付部315に回転自在に連結される連結部43と、この連結部43から後方に延びる板状の第1固定片41と、この第1固定片41の下側に平行に延びる板状の第2固定片42と、を備えており、これらは一体的に形成されている。連結部43は、小径の軸部431と、その前側に取り付けられ、軸部431よりも径の大きい円形の抜け止め部432とを備えており、軸部431が、取付部315の穴に切欠き3151を介して取り付けられる。取付部315の内径は、軸部431とほぼ同じであるが、抜け止め部432よりは小さいため、連結部43は、取付部315において前後方向に延びる軸周りに回転自在に取り付けられる。また、切欠き3151の幅は、軸部431の径よりも小さいため、切欠き3151は軸部431の抜け止めになる。このとき、連結部43は、ほぼ抵抗なく取付部315に対して回転するようになっており、これによって、例えば、支持体3が振動を受けた場合、支持体3は固定部4に対して回転するようになっている。
次に、上記のように構成された薬剤揮散器の使用方法について説明する。まず、薬剤容器1のキャップを取り外し、吸液芯2を露出させる。続いて、支持体3のカバー32を開いて第2ポジションとし、保持部314を露出させる。これに続いて、保持部314の両保持片3141a,3141bの間に、薬剤容器1の首部12を挿入する。具体的には、首部12の突部13と本体部11の上面115との隙間に、両保持片3141a,3141bの内縁が係合するようにする。この状態で、両保持片3141a,3141bの前端側の隙間は、首部12の径よりも狭いので、これが抜け止めになって、首部12が保持部314から離脱するのが防止される。こうして、首部12が保持部314に装着されると、薬剤容器1の本体部11の背面114は、支持本体31の中間部312に当接するとともに、本体部11の底面111が底面支持部318に当接する。
以上のように、本実施形態によれば、次の特徴を有している。
支持体3には、固定部4が回転自在に取り付けられているため、次のような効果がある。すなわち、支持体3が振動を受けた場合、支持体3は固定部4に対して回転するようになっている。したがって、例えば、取付対象物7が図14(a)に示す水平な状態から、図14(b)に示す傾いた状態になったとしても、支持体3の重心が、支持体3と固定部4との連結部分の鉛直下方に位置するように、支持体3は回転する。そのため、薬剤容器1は、開口121が上方を向いた状態に維持されるため、薬剤がこぼれるのを防止することができる。
薬剤を収容する薬剤容器1の首部12が、支持体3の保持部314により左右から挟まれるように保持されているため、薬剤容器1が横方向からの振動を受けても、薬剤容器1が支持体から離脱するのを防止することができる。その結果、薬剤容器1から薬剤がこぼれるのを防止することができる。
首部12の外周面に、突部13が形成されており、突部13と本体部11の上面115との隙間に、314保持部が係合するため、薬剤容器1の上下方向の移動が拘束される。そのため、薬剤容器1が上下方向の振動を受けても、支持体3から離脱するのを防止することができる。
薬剤容器1の本体部11は、上下方向において、保持部314と底面支持部318との間に挟まれた状態となっているため、一旦、薬剤容器1が支持体3に装着されると、斜め上方あるいは斜め下方には移動できないようになっており、薬剤容器1の離脱を防止することができる。
薬剤容器1の本体部11の外周面全体が支持本体31に支持されているのでなく、薬剤容器1は、支持本体31のうち、中間部312と当接し、下端部313とは隙間を空けている。そのため、薬剤容器1が振動を受けても、その振動の少なくとも一部を下端部313との隙間で吸収することができる。その結果、振動を受けたとき、薬剤容器1が支持本体31からの衝撃で破損するのを防止することができる。また、下端部313には棒状の突部317が形成されているため、薬剤容器1が隙間側へ移動したときには、この突部317がクッションとなって接触する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、以下の変形例は、適宜組合わせ可能である。
固定部4の形態は特には限定されず、取付対象物に固定できればよい。また、支持部に対して停止することなく回転することができれば、支持部と固定部との連結方法も特には限定されない。
<7−2>
上記実施形態では、首部12の突部13と本体部11の上面115との間に保持部314を係合させているが、これに限定されるものでない。すなわち、首部12に設けられた雄ねじ14を利用して保持部314を係合させることもできる。また、首部12の突部13は、首部12の全周に亘って設ける必要はなく、一部でもよい。さらに、突部13を首部12の軸方向に複数設け、隣接する突部13の間に保持部314を係合させてもよい。
支持体3の形態も、特には限定されず、少なくとも保持部314が設けられていればよい。したがって、カバー32も必要に応じて設けられればよい。
薬剤容器1の形態も特には限定されず、少なくとも上部に開口121を有し、この開口121から薬剤に含浸されるように吸液芯2が挿入可能であればよい。したがって、形状、材料などは特には限定されない。
薬剤容器1に形成された突条16、17a,17bは、薬剤を伝わせるために形成されたものであるが、これに限定されない。例えば、上記各突条16、17a,17bには溝が形成されているが、溝は必ずしもなくてもよく、図15に示すように、突条17だけでもよい。また、上記実施形態では、突条を薬剤容器1の底面111から側面112に亘って(16)と、上面115から首部12に亘って(17a,17b)形成しているが、少なくとも一方があればよい。また、複数の突条を設けることもできる。さらに、突条の代わりに、図16に示すように、薬剤容器1の内壁面に溝18を形成することもできる。
上記実施形態においては、図6に示すように、吸液芯2の下端部21は、薬剤容器の底面111の左右の縁部1111に接しているが、少なくとも一部が接していればよい。例えば、図17(a)に示すように、吸液芯2の下端部21の径が小さく、一方の縁部1111にのみ接していてもよいし、図17(b)に示すように、底面111のいずれかの縁部(この例では背面側)に接していてもよい。また、底面111の形状も特には限定されず、吸液芯2の下端部21の一部が縁部のいずれかに接するような形状であればよい。但し、このような構成は、必ずしも必要ではないが、設けられていることが好ましい。
11 :本体部
111 :底面
112 :側面(外周面)
113 :前面(外周面)
114 :背面(外周面)
115 :上面(外周面)
12 :首部
121 :開口
13 :突部
2 :吸液芯
21 :下端部
3 :支持体
31 :支持本体(上下支持部)
312 :中間部(第1支持部)
313 :下端部(第2支持部)
314 :保持部
318 :底面支持部
32 :カバー
4 :固定部
G :重心
Claims (6)
- 上部に開口を有し、液状の薬剤が収容された薬剤容器と、
前記薬剤容器の開口に差し込まれる吸液芯と、
前記薬剤容器を支持する支持体と、
前記支持体に取り付けられ、当該支持体を取付対象物に取り付けるための固定部と、
を備え、
前記固定部は、前記支持体に対し、停止することなく回転できるように連結されている、薬剤揮散器。 - 前記支持体は、前記開口の軸線方向に対する径方向外方から、前記薬剤容器を挟むように保持する保持部を備えている、請求項1に記載の薬剤揮散器。
- 前記支持体は、
前記保持部が設けられている側とは反対側から前記薬剤容器を覆う第1壁面と、
前記吸液芯が差し込まれた前記開口側を覆う第2壁面と、を備えたカバーをさらに備え、
前記第2壁面は、気体が通過可能に構成されている、請求項1または2に記載の薬剤揮散器。 - 前記薬剤容器は、前記開口が形成された首部と、前記首部よりも外形が大きく、当該首部が連結される本体部と、を備え、
前記保持部は、前記首部を保持するように構成されており、
前記支持体は、
前記薬剤容器の重心と対応する上下方向の位置において、前記本体部の外周面と当接する第1支持部と、
前記第1支持部に連結され、当該第1支持部よりも下方において、前記本体部と隙間を空けて配置される第2支持部と、を備えている、請求項1から3のいずれかに記載の薬剤揮散器。 - 前記薬剤容器は、前記開口が形成された首部と、前記首部よりも外形が大きく、当該首部が連結される本体部と、を備え、
前記保持部は、前記首部を保持するように構成されており、
前記支持体は、
上下方向に延び、前記保持部が前記首部に向けて延びるように連結されるとともに、少なくとも一部が前記本体部の外周面と当接する、上下支持部と、
前記上下支持部の下端部に連結され、前記保持部と同じ方向に、前記本体部の底面を支持するように延びる底面支持部と、を備えている、請求項1から3のいずれかに記載の薬剤揮散器。 - 前記薬剤容器は、前記開口の直下に形成された底面と、当該底面の周縁から上方へ延びる外周面とを備え、
前記吸液芯の下端部の少なくとも一部が、前記底面の周縁のいずれかに当接するように構成されている、請求項1から5のいずれかに記載の薬剤揮散器。
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|---|---|---|---|---|
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| JP2006523561A (ja) * | 2003-04-16 | 2006-10-19 | ゾベレ エスパーニャ ソシエダッド アノニマ | 車両用空気清浄剤拡散器 |
| US7140553B2 (en) * | 2003-06-10 | 2006-11-28 | Zobele Holding Spa | Device for diffusing volatile substances, in particular deodorants for vehicle interiors |
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| JP2005058338A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Earth Chem Corp Ltd | 揮散装置、揮散装置用外容器、および貯留容器 |
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