JP6896407B2 - 揮散装置 - Google Patents

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Description

本発明は、芳香剤等の薬液を収容し、この収容した薬液を揮散する揮散装置に関する。
車内等の室内に芳香剤や消臭剤等を拡散する為に、揮散装置が用いられている。揮散装置は、芳香剤や消臭剤等の薬液を容器の内部に収容し、この収容した薬液を容器の内部に配置された吸液部材により吸い上げる。吸液部材により吸い上げられた薬液は、揮発し、容器の開口から周囲に出る。
この種の揮散装置に用いられる薬液は揮発性を有しているので、周囲の温度の影響により容器内での薬液の気化した量が多くなると、容器内の圧力が高くなる。この為、揮散装置は、容器内の圧力上昇により容器が破損することを防止する為に、容器の内部及び外部を連通する通気用の通路を有している。
通気用の通路は、容器内に配置されてその内側に吸液部材を配置する中栓の外周面に形成された溝、及びこの溝を覆う容器の内面により構成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−123766号公報
上述の、通気用の通路を有する揮散装置には、以下の問題があった。即ち、揮散装置が転倒した場合、通気用の通路を通して容器内の薬液が外部へ漏れ出るという問題がある。特に車内においては、走行時の振動により揮散装置の転倒や落下が生じやすいという問題がある。揮散装置の転倒時に薬液が通路部を通して外部へ漏れ出ることを防止する方法として、出荷時の揮散装置内の薬液の量を、揮散装置の転倒時に薬液が通路を通して外部に漏れ出ることがない量に抑えることが考えられる。しかしながら、この方法では、揮散装置の出荷時の薬液の量が少なくなる傾向にあり、好ましくない。
そこで本発明は、転倒しても薬液が外部へ漏れ出ることを防止しつつ、薬液の量を多くすることができる揮散装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の揮散装置は、次のように構成されている。本発明の一態様に係る揮散装置は、首部、前記首部に連続する肩部、及び、前記肩部に連続する本体部を有する有底筒状の容器、並びに、前記首部を着脱可能に内側に配置するリング部、及び、前記リング部に形成される連結部を有するリング部材を備え、外郭を規定する外郭体と、前記容器内に配置される吸液部材と、前記連結部に着脱可能に連結され、前記連結部に連結された状態で前記外郭体の外周面より外側に突出するクリップと、前記容器内に形成され、前記容器の内部及び外部を連通する通路部と、を備える。前記本体部の外周面は、平面部を有する。前記連結部の前記リング部の軸線側の面は、前記リング部が前記首部に取り付けられた状態で前記本体部の前記外周面の前記平面部に面接触して前記リング部材の前記首部回りの回転を防止する平面部を有する。前記通路部は、前記リング部が前記首部に取り付けられて前記連結部の前記平面が前記本体部の前記外周面の前記平面に面接触し、かつ、前記クリップが前記連結部に連結された状態で、前記容器の軸線を挟んで前記クリップの反対側の前記容器の軸方向のいずれかの位置に配置される。前記容器を軸方向に見たときに、前記外郭体の最外郭となる外周面の少なくとも前記クリップの反対側の部分は、前記本体部の軸線側を中心とする曲面に形成される。前記通路部は、前記クリップの幅方向の中心及び前記容器の軸線を通り、前記容器の軸線に平行な平面に配置される。前記曲面は、前記容器の軸線に直交する断面が円弧となる曲面であり、前記外郭体の前記外周面の180度以上の範囲に形成される。

本発明によれば、転倒しても薬液が外部へ漏れ出ることを防止しつつ、薬液の量を多くすることができる揮散装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係る揮散装置を示す斜視図。 同揮散装置を示す断面図。 同揮散装置の容器を示す平面図。 同揮散装置の中栓を示す正面図。 同中栓を示す平面図。 同中栓を示す側面図。 同揮散装置のリング部材を示す斜視図。 同揮散装置のクリップを示す斜視図。 同クリップの端面を示す側面図。 揮散装置10の要部を示す説明図。
本発明の一実施形態に係る揮散装置10を、図1乃至図10を用いて説明する。図1は、揮散装置10を示す斜視図である。図2は、揮散装置10を示す断面図である。図3は、揮散装置10の容器20を示す平面図である。図4は、揮散装置10の中栓40を示す正面図である。図5は、中栓40を示す平面図である。図6は、中栓40を示す側面図である。図7は、揮散装置10のリング部材80を示す斜視図である。図8は、揮散装置10のクリップ90を示す斜視図である。図9は、クリップ90の端部を示す側面図である。図10は、揮散装置10の要部を示す説明図である。
図1及び図2に示すように、揮散装置10は、揮散装置10の外郭すなわち外観を規定する外郭体であって、薬液を収容可能に形成された有底筒状の容器20、容器20に着脱可能に取り付けられるキャップ30等を有する外郭体5と、筒状に形成され、容器20内に配置される中栓40と、中栓40内に配置され、薬液を吸い上げることが可能に形成された吸液部材60と、中栓40に着脱可能に取り付けられる中キャップ70と、容器20に設けられたクリップ90と、を有している。本実施形態では、容器20の軸方向のうち容器20の開口が形成される側を上端として、揮散装置10の上下方向を設定する。
外郭体5は、上述のように、揮散装置10の外観すなわち外郭を規定する。本実施形態では、外郭体5は、一例として、容器20、キャップ30、及び後述するリング部材80を有している。容器20は、外周面に雄ねじが形成された筒状の首部21、首部21の下端に連続して形成され、なだらかに拡径する肩部23、肩部23の下端に連続して形成された本体部24、及び首部21の外周面に形成されたフランジ22を有している。
図3に示すように、本体部24の外周面25は、本体部24の軸方向に平行な面に形成されている。本体部24の外周面25は、容器20をその軸方向に見たときに、容器20の外周面のうち最外郭となる外周面である。最外郭の外周面は、容器20のように複数の外径を有する筒状の径方向に最も外側の外周面である。なお、本実施形態では、図2に示すように、本体部24の外周面25がキャップ30の外周面よりも揮散装置10の径方向に外側に位置する。換言すると、揮散装置10を容器20の軸方向に見たときに、本体部24の外周面25が、キャップ30の外周面よりも外側に位置する。本実施形態では、本体部24の外周面25が、揮散装置10の外郭体5の最外郭となる外周面となる。外郭体5の最外郭となる外周面とは、後述するように、揮散装置10が転倒したときに、揮散装置10が載置された平面1に接触する外周面である。
外周面25は、円弧状に形成された第1の曲面部26、及び第1の平面部27を有している。第1の曲面部26は、首部21の軸線C1の延長線を中心とする円弧状の曲面に形成されている。すなわち、第1の曲面部26は、首部21の軸線の延長線に直交する断面が、この延長線を中心とする円弧に形成されている。なお、本実施形態では、首部21の軸線C1及び軸線Cの延長線を含む線を、第1の基準線L1とする。第1の曲面部26は、第1の基準線L1を中心として、180度以上の範囲に形成されている。本実施形態では、第1の曲面部26は、例えば、第1の基準線L1回りに300度の範囲に形成されている。
第1の平面部27は、第1の基準線L1に平行な平面に形成されている。図2に示すように、本体部24の底壁部28の底面29aは、第1の基準線L1に直交する平面に形成されている。
このように構成された本体部24は、その外周面25の断面が円であると仮定したときの軸線、すなわち第1の曲面部26の曲率中心が、第1の基準線L1に配置される。換言すると、同軸となる。
フランジ22の外周面22aは、図3に示すように、第2の曲面部22b、及び第2の平面部22cを有している。第2の曲面部22bは、首部21の軸線C1を中心とする、断面が円弧となる曲面に形成されている。第2の曲面部22bの径は、第1の曲面部26の径よりも小さい。
第2の曲面部22bは、図3に示すように首部21の軸方向に見たときに、径方向に第1の曲面部26に対向する範囲に形成されている。第2の平面部22cは、首部21の軸線C1に平行な平面に形成されている。第2の平面部22cは、図3に示すように首部21の軸方向に見たとき、径方向に第1の平面部27に対向する範囲に形成されている。
キャップ30は、図1及び図2に示すように、有天筒状に形成されている。キャップ30は、具体的には、周壁部31及び上壁部32を有している。周壁部31の内周面33の開口端から軸方向の中途部までの範囲には、首部21に螺合可能な雌ねじが形成されている。周壁部31の外周面には、軸方向に延びる複数の溝部34が形成されている。複数の溝部34は、周方向に離間して配置されている。周壁部31の一部と、上壁部32の一部とには、複数の揮散口35が形成されている。複数の揮散口35は、周壁部31の一部及び上壁部32の一部を貫通している。
図2及び図4に示すように、中栓40は、内側に吸液部材60を配置可能な筒状に形成されている。中栓40は、その軸線C2が第1の基準線L1と同軸に配置される。中栓40は、具体的には、容器20の開口内に固定可能に形成された大径部41、及び大径部41に連続して形成された小径部42を有している。
大径部41は、首部21内に首部21と同軸に配置され、周方向に固定可能に形成されている。大径部41は、具体的には、首部21の内径よりも若干小さい径を有する有底筒状に形成されている。大径部41は、その開口縁部に、首部21の開口縁に軸方向に接触するフランジ43が形成されている。大径部41は、その長さが、首部21の軸方向の長さよりも短い。大径部41は、中栓40が容器20に取り付けられた状態、すなわち、フランジ43が首部21の上端開口に接触した状態で、その下端が容器20のフランジ22よりも上方に配置される長さを有している。
大径部41の外周面41aには、外周面41aよりも径方向外側に突出する凸部44が形成されている。凸部44は、環状に形成されている。凸部44は、例えば、複数形成されている。凸部44は、中栓40が首部21内に配置されると、首部21の内周面に接触することにより大径部41の外周面と首部21の内周面との間を液密にシール可能に形成されている。また、凸部44は、大径部41を首部21内で周方向の固定可能に、首部21内に嵌合可能に形成されている。このように、大径部41は、凸部44により首部21内に締まり嵌めとなり、首部21内に嵌合し周方向に固定される。この為、中栓40は、容器20内での回転が防止される。
図5に示すように、大径部41の底壁部45には、小径部42よりも径方向外側に、孔47が形成されている。孔47は、本発明の通路部の一例である。孔47は、底壁部45を中栓40の軸方向に貫通している。孔47は、中栓40の軸方向に見た平面視で、例えば、長方形等の矩形状に形成されている。
孔47は、中栓40の軸線側の配置される面47aを有している。面47aの底壁部45の底面45aに配置される縁は、本実施形態では、底壁部45の底面45aと小径部42の外周面との間の稜部に配置されている。この為、面47aは、底面45a及び小径部42の外周面の間の稜部に沿う曲面に形成されている。
小径部42は、図2、図4及び図6に示すように、大径部41の底壁部45の底面45aから軸方向に突出している。小径部42は、その外周面42a及び内周面42bが先端に向かうにつれて次第に縮径する筒状に形成されている。小径部42は、大径部41と同軸に形成されている。
小径部42の大径部41側の端部の内周面42bの径は、吸液部材60との間に若干の隙間を有する径に設定されている。小径部42の下端42cの内周面42bの径は、吸液部材60に接触し、吸液部材60を保持可能な径に設定されている。ここでいう保持は、吸液部材60を中栓40内に挿入するときに、吸液部材60の下端が小径部42の下端42cから出ることを阻害するほどの保持力を有するものではない。
小径部42は、中栓40が図2に示すように容器20に取り付けられた状態、すなわち、フランジ43が容器20の開口端に接触した状態で、少なくとも、下端42cが容器20の軸方向の中間位置よりも下方に配置される長さを有している。容器20の軸方向の長さは、首部21の上端から底壁部28の上面29bまでの長さである。小径部42は、本体部24の底壁部28の上面29bに接触しない位置であって、上面29bに近い位置に配置される長さを有することが好ましい。
また、中栓40は、小径部42の外周面42aの一部及び大径部41の底壁部45の底面45aの一部に連続して形成される囲い壁部50を有している。囲い壁部50は、図4に示すように、孔47に連通し中栓40の径方向に開口を有する溝55を内部に形成する。囲い壁部50は、中栓40の径方向に見た形状が、底壁部45の底面45aに向かって開口するU字形状に形成されている。囲い壁部50の両端は、底壁部45の底面45aに接続されている。
囲い壁部50は、本実施形態では、中栓40の軸方向に平行な板状の第1の壁部51及び第2の壁部52、並びに、中栓40の軸方向に直交する板状の第3の壁部53を有している。第1の壁部51の一端51a及び第2の壁部52の一端52aは、底壁部45の底面45aに接続されている。より具体的には、一端51aは、孔47の縁に接続されている。一端52aは、孔47の縁に接続されている。第1の壁部51及び第2の壁部52は、平行に形成されている。第3の壁部53は、第1の壁部51の他端、及び第2の壁部52の他端に接続されている。
溝55の幅方向の長さ、すなわち第1の壁部51の内面51bと第2の壁部52の内面52bとの間の長さは、溝55の長さ、すなわち孔47の底面45a内の開口と第3の壁部53の内面53aとの間の長さよりも短い。第1の壁部51、第2の壁部52、及び第3の壁部53の、中栓40の軸線C2を通りこの軸線C2に平行な1つの平面からの高さは同じである。また、孔47の径方向外側の面47bは、第1の壁部51の高さ方向の先端51c、第2の壁部52の高さ方向の先端52c、及び第3の壁部53の高さ方向の先端53cを配置する平面に配置されている。
また、囲い壁部50は、揮散装置10が転倒したときに、表面張力により、薬液が溝55内を通って孔47に到達しないように形成されている。具体的には、囲い壁部50は、表面張力が作用するように、第1の壁部51の内面51b及び第2の壁部52の内面52bの間の長さ、底壁部45の底面45a及び第3の壁部53の内面53aの間の長さ、並びに、溝55の深さが決定されている。また、囲い壁部50は、溝55の開口に薬液が残らないように考慮されて形成されている。具体的には、例えば揮散装置10が転倒するなどして、薬液が溝55の開口に薬液が浸された場合であっても、その後、揮散装置10の姿勢が戻されると、すなわち、中栓40の軸方向が重力の作用する方向に平行となる姿勢になると、溝55の開口に付着した薬液が、重力により落ち、溝55の開口に薬液が残らない。囲い壁部50は、この作用が生じるように、形成されている。この作用を生じさせる為に、溝55の開口は、中栓40の軸方向に長い長方形状に形成されている。なお、溝55の形状は、実験により求めることができる。
吸液部材60は、図2に示すように、断面が例えば円となる棒状に形成されている。吸液部材60は、中栓40内に配置される。吸液部材60は、中栓40の小径部42の下端42cにより保持される大きさを有している。吸液部材60は、その下端が容器20の底壁部28の上面29bに接触したときに、その上端が中栓40の上端よりも上方に位置する長さを有している。
中キャップ70は、中栓40の大径部41の開口に着脱可能に形成されている。中キャップ70は、大径部41の開口に取り付けられると大径部41の開口を液密に閉塞することが可能に形成されている。中キャップ70は、具体的には、大径部41内に嵌合する有底筒状の中キャップ本体71、及び中キャップ本体71の外周面に形成されたフランジ73を有している。中キャップ70は、フランジ73が大径部41の上端に接触する位置まで、大径部41内に挿入される。中キャップ70は、揮散装置10の出荷時に取り付けられており、使用時には取り外される。
クリップ90は、空調装置の送風口に設けられるルーバ等の取り付け部を挟持することにより揮散装置10をこの取り付け部に取り付け可能に構成されている。クリップ90は、本実施形態では、容器20に着脱可能に構成されている。クリップ90は、容器20に着脱可能なリング部材80を介して容器20に取り付けられる。
リング部材80は、図2及び図7に示すように、リング部82、及びこのリング部82に一体に形成され、クリップ90が着脱可能に連結される連結部83を有している。リング部82は、内側に首部21を配置可能な孔84を有し、首部21のフランジ22に載置可能な環状に形成されている。孔84は、首部21の雄ねじよりも若干大きい径を有している。また、リング部82は、図2に示すように、その外周面の径が容器20の本体部24の外周面25よりも小さい。すなわち、リング部82の外周面は、外郭体5の最外郭を規定する外周面とはならない。なお、連結部83は、クリップ90が連結されることにより、クリップ90の一部として機能する為、本実施形態では、外郭体5の一部を構成しない。
連結部83は、リング部82の外周部の一部に形成されている。連結部83は、その外観が、例えば直方体状に形成されている。連結部83は、具体的には、周壁部85及び上壁部86を有している。また、連結部83は、その内部に、クリップ90の後述する被収容部93を収容する収容部89が設けられている。
収容部89は、連結部83の下端に開口している。連結部83の、リング部82の孔84の軸線側の面は、図2に示すように、第3の平面部87を有している。本実施形態では、第3の平面部87は、収容部89に形成されている。第3の平面部87は、リング部82の軸線の延長線に平行な平面に形成されている。なお、本実施形態では、リング部82の軸線及びこの軸線の延長線を含む線を第2の基準線L2とする。
第3の平面部87の上部は、首部21のフランジ22の第2の平面部22cに対向する。第3の平面部87の下部は、第1の平面部27に面接触する。第3の平面部87が第1の平面部27に面接触することにより、リング部材80が首部21回りに回転することを防止可能に形成されている。
周壁部85の第3の平面部87と反対側の壁部には、連結部83内に連通する溝88が形成されている。溝88は、リング部82の軸方向に延びており、連結部83の下端の開口に連通している。溝88の幅方向Wの中心は、第2の基準線L2に平行な平面に配置されている。なお、幅方向Wは、リング部82の孔84の軸方向に直交する方向であって、第3の平面部87に平行な方向である。
クリップ90は、図8に示すように、平面U字状に形成された挟持部91、挟持部91の一端に形成された筒状の首部92、及び首部92の一端に形成された被収容部93を有している。
挟持部91は、基部94、及び板状の一対の腕部95を有している。一対の腕部95は、基部94に一体に形成されている。一対の腕部95は、隙間を有して対向配置されている。一対の腕部95は、これら一対の腕部95の間の長さが基部94側から先端側に向かって短くなるように、形成されている。このように構成された挟持部91は、弾性を有しており、一対の腕部95間に空調装置の送風口に設けられたルーバ等の取り付け部を挟持可能に形成されている。
首部92は、基部94の腕部95と反対側の部分に一体形成されている。首部92は、連結部83の溝88内に配置可能に形成されている。被収容部93は、連結部83の下端の開口を通して収容部89内に収容可能に形成されている。被収容部93は、首部92の軸方向に直交する板状に形成されている。被収容部93は、図9に示すように、その外周面93aに複数の平面部93bを有する多角形に形成されている。
被収容部93は、その外周面93aの平面部93bが収容部89の内面に面接触することにより、連結部83内に固定される。被収容部93は、本実施形態では、正面形状が、正8角形に形成されている。被収容部93は、正面視で8角形に形成されることにより、クリップ90を、少なくとも、一対の腕部95が並ぶ方向が第2の基準線L2に直交する方向となる姿勢、または、一対の腕部95が並ぶ方向がリング部82の孔84の軸方向となる姿勢で、連結部83に保持可能となる。
このように構成されたクリップ90は、同じ形状の一対の腕部95を有するので、対称な形状に形成される。また、クリップ90は、リング部材80を介して容器20に取り付けられると、容器20の外周面より径方向に突出することとなる。また、クリップ90は、被収容部93によりいずれの姿勢に固定されても、その幅方向Wの中心が、容器20の径方向に、リング部材80の連結部83の幅方向Wの中心に並ぶ。さらに、クリップ90が被収容部93によりいずれの姿勢に固定されても、クリップ90の幅方向Wの長さは、容器20の外周面25の第1の曲面部26の径よりも小さい。なお、本発明で言うクリップ90の幅方向は、容器20の軸方向に直交し、かつ、外郭体5からのクリップ90の突出方向に直交する方向であり、本実施形態では、幅方向Wとなる。
この為、図10に示すように、揮散装置10を、水平な平面1に容器20の本体部24の外周面25を接触させるように載置すると、クリップ90の重みと、外周面25の第1の曲面部26が円弧状の曲面であること、とにより、クリップ90の挟持部91が平面1に接触する位置まで回転する。なお、図10では、説明の為、キャップ30及び吸液部材60は省略されている。
このように構成された揮散装置10の、中栓40の容器20内の周方向の位置について、具体的に説明する。中栓40は、首部21の周方向の位置X1に固定される。位置X1は、図10に示すように、孔47が、中栓40の軸線C2及びクリップ90の幅方向Wの中心C3を通り、軸線C2に平行な平面P1に配置される位置である。本実施形態では、孔47の中心47cが、平面P1に配置される。すなわち、孔47は、クリップ90の反対側に配置されることとなる。
中栓40が位置X1に配置されることにより、揮散装置10が図10に示すように平面1に載置されると、孔47の中心47cは、軸線C2よりも上方に配置される。なお、本実施形態では、孔47は、その全体が、軸線C2より上方に位置する大きさを有している。
次に、揮散装置10の組み立て工程の一例を説明する。まず、容器20内に薬液を収容する。次に、中栓40を容器20内に挿入する。このとき、中栓40を、容器20内の周方向の位置X1に配置する。作業者は、中栓40の囲い壁部50を確認することにより、孔47の周方向の位置を把握することができる為、中栓40を、スムーズに位置X1に配置することができる。中栓40は、大径部41が首部21内に嵌合することにより、その位置が周方向に固定される。
次に、吸液部材60を中栓40内に挿入する。次に、リング部材80にクリップ90を取り付ける。具体的には、クリップ90の被収容部93をリング部材80の連結部83の収容部89内に収容する。次に、クリップ90が取り付けられたリング部材80を、容器20の首部21に取り付ける。このとき、第3の平面部87を第1の平面部27に面接触させる。次に、中キャップ70を中栓40の大径部41内に挿入する。次に、キャップ30を容器20の首部21に螺合し、固定する。キャップ30が螺合されることにより、リング部材80が、フランジ22及びキャップ30に挟持される。
次に、揮散装置10の作用を説明する。揮散装置10は、中キャップ70により、使用時までに薬液が容器20外へ出ることが防止される。揮散装置10は、その使用時には、中キャップ70が取り外される。中キャップ70が取り外されると、吸液部材60により吸い上げられ、大径部41内で薬液が揮発したものは、キャップ30の揮散口35を通り、周囲に出る。
周囲の温度の影響により容器20内での薬液の揮発量が多くなると、容器20内で薬液が揮発したものは、溝55及び孔47を通り、中栓40の大径部41内に出る。中栓40内に出た、薬液が揮発したものは、揮散口35を通り揮散装置10外に出る。この為、容器20内の過度に圧力が高くなることが防止されるので、内圧により吸液部材60を通じて薬液が外部に噴出することが防止される。
このように構成された揮散装置10では、容器20にクリップ90が設けられ、孔47が位置X1に配置されることにより、揮散装置10が転倒したときに、揮散装置10は、図10に示すようにクリップ90が載置面に接触する姿勢になりやすい。図10に示す姿勢では、孔47は、中栓40の軸心C1よりも上方に配置される。薬液は、揮散装置10の転倒時の液面が孔47の下方であれば、孔47を通して外部へ漏れ出ない。上述のように、揮散装置10の転倒時の孔47を、図10に示されるように中栓40の軸心C1より高い位置に配置できることにより、容器20内の薬液の量を多くすることができる。すなわち、揮散装置10の出荷時の薬液の量、言い換えると揮散装置10が使用される前の薬液の量を、多くすることができる。
さらに、容器20の本体部24の外周面25が第1の曲面部26を有することにより、揮散装置10は第1の曲面部26によって、図10に示すようにクリップ90が載置面に接触するまで回転可能となる。この為、揮散装置10が転倒しても、孔47は、図10に示すように中栓40の軸線C1よりも上方に配置される。さらに、容器20が第1の基準線L1回りにいずれの方向に回転しても、孔47は、軸線C1よりも上方に配置される。
さらに、孔47は、大径部41の底壁部45に形成されるので、揮散装置10が転倒しても、中栓40の大径部41の外周面41aの下端となる位置よりも上方に位置する。この為、容器20内の薬液が孔47に到達しにくくなるので、薬液が容器20外に漏れ出ることが防止される。
さらに、揮散装置10が転倒しても、囲い壁部50により、容器20内の薬液が孔47に到達し難くなるので孔47を通して容器20から漏れ出ることが防止される。さらに、囲い壁部50は、表面張力により、薬液が溝55内に入り込むことを防止可能に形成されている。この為、溝55の開口が下方を向く姿勢となり、薬液の液面が溝55の開口よりも上方に位置することとなっても、容器20内の薬液が外部に漏れ出ることが防止される。例えば、揮散装置10は、転倒すると、クリップ90が平面1に当接するまで回転する。この回転をしている際に、揮散装置10は、溝55の開口が下方に向く姿勢となる場合があるが、上述のように表面張力により、薬液が溝55内に入り込むことを防止される。さらに、溝55の開口の形状は、揮散装置10が転倒する等して溝55の開口が薬液に浸された場合であっても、揮散装置10の姿勢が戻されると、すなわち、中栓40の軸方向が上下方向に平行となる姿勢となると、溝55の開口に薬液が残らないように形成されている。この為、容器20内の圧力が高くなっても、溝55の開口に付着した薬液が外部に噴出するということがない。
さらに、小径部42は、中栓40が容器20に取り付けられた状態で、その下端42cが容器20の軸方向の中間位置よりも下方に配置される長さを有する。この為、揮散装置10が転倒して容器20内の薬液が小径部42の下端42cを通って中栓40内に侵入しても、この侵入した薬液が中栓40の他端となる開口に到達するまでの経路を長くすることができるので、薬液が容器20の外部に漏れ出ることを防止できる。
さらに、囲い壁部50が目印となるので、中栓40の容器20への取り付け作業の作業性が向上する。
また、本実施形態のように、小径部42が、その下端42cが容器20の底壁部48に近い位置に配置される長さを有することにより、小径部42の長さを長くすることができる。
なお、本実施形態では、クリップ90は、容器20に着脱可能に構成されているが、これに限定されない。クリップ90は、容器20に一体に形成されてもよい。また、本実施形態では、容器20の本体部24の外周面25は、その一部が円弧面となる曲面に形成されているが、これに限定されない。他の例では、外周面25は、その断面が円に形成されてもよい。すなわち、本体部24は、有底円筒状に形成されてもよい。この場合であっても、揮散装置10は、転倒しても、外周面25及びクリップ90の重さにより、クリップ90の挟持部91が平面1に接触するまで回転する。
また、本実施形態では、リング部材80は、第3の平面部87及び第1の平面部27の面接触により、首部21回りに回転が防止された。しかしながら、リング部材80の回転防止構造は、この面接触により達成されることに限定されない。他の構造により、リング部材80の回転が防止されてもよい。
また、本実施形態では、クリップ90は、リング部材80を介して、容器20に取り付けられたが、これに限定されない。他の例では、クリップ90は、他の部材を介さず、容器20の着脱可能に形成されてもよい。または、クリップ90は、容器20に固定されており、容器20と一体に形成されてもよい。
また、本実施形態では、第1の曲面部26は、クリップ90の反対側に形成された曲面の一例であるが、断面が円弧となる曲面に限定されない。他の例では、断面が円弧となる曲面以外であっても、転倒した揮散装置10を、図10に示すように、クリップ90が平面1に接触する姿勢となるように、揮散装置10を回転させる曲面であればよい。
なお、本実施形態では、通路部の一例である孔47は、中栓40に形成された。これは、通路部が容器内に形成されることの一例である。他の例では、通路部は、容器20の周壁部内に形成されてもよい。このことも、通路部が容器内に形成されることの一例である。
なお、本実施形態では、孔47は、図2に示すように、容器20の軸線を挟んでクリップ90の径方向反対側に配置されている。この位置は、容器20の軸線を挟んでクリップ90の反対側の容器20の軸方向のいずれかの位置の一例である。他の例では、孔47と同様の機能を有する通路部は、大径部41の周壁部に形成され、クリップ90に対して容器20の軸方向に離れた位置に配置されてもよい。この場合、通路部は、中栓40のみにより形成されるのではなく、例えば、容器20の内面と中栓40の外周面との間に、これら内面と外周面とにより構成されてもよい。この一例としては、首部21の内周面に形成された、容器20の軸方向に延びる溝、及び、中栓40の大径部41の外周面に形成された、容器20の軸方向に延びる溝とが互いに合わさることにより形成されてもよい。
なお、本実施形態では、揮散装置10の外郭体5は、キャップ30を有している。キャップ30は、揮散装置10の通常使用時では、容器20に取り付けられる。そして、本実施形態では、キャップ30の外周面は、断面略面円となる曲面に形成されているが、本体部24の外周面25の第1の曲面部26の径よりも小さい。この為、外周面25が最外郭の外周面となっている。すなわち、揮散装置10が転倒しても、揮散装置10は、外周面25が平面1に接触し、第1の曲面部26により転がる。他の例として、例えば、キャップ30の外周面が外郭体5の最外郭の外周面となる場合、すなわち、揮散装置10を軸方向に見たときに、キャップ30の外周面が本体部24の外周面25よりも径方向外側に位置し、外郭体5の最外郭の外周面となり、揮散装置10の転倒時にキャップ30の外周面が平面1に接触する場合には、揮散装置10を容器20の軸方向に見たときに、最外郭となるキャップ30の外周面の少なくともクリップ90と反対側の部分を、曲面に形成することにより、本実施形態と同様の効果が得られる。同様に、本実施形態では、リング部材80も外郭体5の一部を構成している。リング部材80の例えばリング部82が外郭体5の外周面が外郭体5の最外郭となる外周面である場合は、最外郭となるリング部82の外周面の少なくともクリップ90と反対側の部分を、曲面に形成することにより、本実施形態と同様の効果が得られる。なお、本実施形態では、外郭体5は、一例として、容器20に加えて、キャップ30を有している。しかしながら、これに限定されない。例えば、揮散装置10がキャップ30を有さず、外郭体5が容器20のみから構成されてもよい。このように、外郭体5は、揮散装置によって、容器20のみからなる構成、または、容器20に加えてキャップ30等他の部材を有する構成がある。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1]
有底筒状の容器を少なくとも具備し、外郭を規定する外郭体と、
前記容器内に配置される吸液部材と、
前記外郭体に設けられ、前記外郭体の外周面より外側に突出するクリップと、
前記容器内に形成され、前記容器の内部及び外部を連通する通路部と、
を具備し、
前記通路部は、前記容器の軸線を挟んで前記クリップの反対側の前記容器の軸方向のいずれかの位置に配置される
揮散装置。
[2]
前記通路部は、前記クリップの幅方向の中心及び前記容器の軸線を通り、前記容器の軸線に平行な平面に配置される
[1]に記載の揮散装置。
[3]
前記容器を軸方向に見たときに、前記外郭体の最外郭となる外周面の少なくとも前記クリップの反対側の部分は、曲面に形成される
[1]に記載の揮散装置。
[4]
前記曲面は、前記容器の軸線に直交する断面が円弧となる曲面に形成される
[3]に記載の揮散装置。
[5]
前記曲面は、前記外郭体の前記外周面の180度以上の範囲に形成される
[4]に記載の揮散装置。
5…外郭体、10…揮散装置、20…容器、21…首部、24…本体部、30…キャップ、40…中栓、41…大径部、42…小径部、42a…外周面、45…底壁部、47…孔、50…囲い壁部、60…吸液部材、70…中キャップ、80…リング部材、90…クリップ。

Claims (1)

  1. 首部、前記首部に連続する肩部、及び、前記肩部に連続する本体部を有する有底筒状の容器、並びに、前記首部を着脱可能に内側に配置するリング部、及び、前記リング部に形成される連結部を有するリング部材を備え、外郭を規定する外郭体と、
    前記容器内に配置される吸液部材と、
    前記連結部に着脱可能に連結され、前記連結部に連結された状態で前記外郭体の外周面より外側に突出するクリップと、
    前記容器内に形成され、前記容器の内部及び外部を連通する通路部と、
    を具備し、
    前記本体部の外周面は、平面部を有し、
    前記連結部の前記リング部の軸線側の面は、前記リング部が前記首部に取り付けられた状態で前記本体部の前記外周面の前記平面部に面接触して前記リング部材の前記首部回りの回転を防止する平面部を有し、
    前記通路部は、前記リング部が前記首部に取り付けられて前記連結部の前記平面部が前記本体部の前記外周面の前記平面部に面接触し、かつ、前記クリップが前記連結部に連結された状態で、前記容器の軸線を挟んで前記クリップの反対側の前記容器の軸方向のいずれかの位置に配置され、
    前記容器を軸方向に見たときに、前記外郭体の最外郭となる外周面の少なくとも前記クリップの反対側の部分は、前記本体部の軸線側を中心とする曲面に形成され
    前記通路部は、前記クリップの幅方向の中心及び前記容器の軸線を通り、前記容器の軸線に平行な平面に配置され、
    前記曲面は、前記容器の軸線に直交する断面が円弧となる曲面であり、前記外郭体の前記外周面の180度以上の範囲に形成される、
    揮散装置。
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