JP6071620B2 - 揮散器 - Google Patents
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Description
本発明に係る揮散器は、内部に収容された揮散剤からの気化ガスを外部に放散する揮散孔が形成された容器体と、前記容器体内に配置され、前記容器体内の前記揮散剤を、容器軸方向に沿う前記容器体の底部側である下側から前記揮散孔側である上側に吸い上げる含浸体と、を備え、前記容器体の胴部において底部から上側に離間した部分には、径方向の外側に膨出し、内周面上に前記含浸体が係止される拡幅部が設けられ、前記胴部は、この胴部の上端開口部が径方向に挟みこまれて閉塞されてなるシール部を備え、前記拡幅部は、前記シール部を形成するときに上端開口部を挟み込む挟み込み方向および容器軸方向の両方向に直交する直交方向に膨出し、前記含浸体には、前記拡幅部内に配置され、径方向の外側の端部が前記拡幅部の内周面上に係止された広幅部と、前記広幅部から下側に向けて延在し、前記胴部において前記底部と前記拡幅部との間に位置する貯留部内に配置された狭幅部と、が備えられ、前記揮散孔は、前記拡幅部に形成されていることを特徴とする。
この揮散器によれば、含浸体が、胴部の拡幅部の内周面上に係止されているので、容器体に拡幅部を設けるといった簡素な構造で、容器体により含浸体を容器軸方向に支持し、含浸体を容器軸方向に安定に保持することができる。したがって、含浸体の露出部分から揮散剤を確実に気化させることが可能になり、揮散剤を安定に揮散させることができる。
また、広幅部が拡幅部内に配置され、狭幅部が貯留部内に配置されているので、揮散剤を、容器体のうちの貯留部に限定して収容することで、狭幅部により揮散剤を吸い上げつつ広幅部をヘッドスペース内に露出させることが可能になり、含浸体の露出部分を大きく確保し易くすることができる。したがって、揮散剤を露出部分から効果的に気化させることが可能になり、揮散剤をより安定に揮散させることができる。
また、胴部がシール部を備えているので、例えば胴部の上端開口部を胴部とは別部材で閉塞する場合などに比べて、容器体を確実に簡素な構造で形成することができる。つまり、容器体としてチューブ容器のような簡素な構造を採用することが可能となる。
また、胴部がシール部を備えているので、例えばシール部に支持孔を設けること等により、容器体の上方からシール部を保持して揮散器を吊り下げ支持することが可能になり、容器体の底部を接地させることなくこの揮散器を使用すること等もできる。
また、拡幅部が前記直交方向に膨出しているので、例えば拡幅部が前記挟み込み方向に膨出している場合などに比べて、シール部を形成するときに、容器体の上端開口部を抵抗少なく挟み込むことが可能になり、シール部を容易に形成し易くすることができる。
胴部14は、この胴部14の上端開口部が径方向に挟みこまれて閉塞されてなるシール部15を備えている。シール部15は、このシール部15を形成するときに上端開口部を挟み込む挟み込み方向から見た正面視において、前記挟み込み方向および容器軸O方向の両方向に直交する直交方向Dに延在する帯状に形成されている。
拡幅部16は、容器体11の上側部分を構成していて、拡幅部16の上端部には前記シール部15が配設されている。
また、広幅部19が拡幅部16内に配置され、狭幅部20が貯留部17内に配置されているので、本実施形態のように、揮散剤Mを、容器体11のうちの貯留部17に限定して収容することで、狭幅部20により揮散剤Mを吸い上げつつ広幅部19をヘッドスペースH内に露出させることが可能になり、含浸体12の露出部分を大きく確保し易くすることができる。したがって、揮散剤Mを露出部分から効果的に気化させることが可能になり、揮散剤Mをより安定に揮散させることができる。
また、胴部14がシール部15を備えているので、例えばシール部15に支持孔を設けること等により、容器体11の上方からシール部15を保持して揮散器10を吊り下げ支持することが可能になり、容器体11の底部13を接地させることなくこの揮散器10を使用すること等もできる。
例えば、封止フィルム18はなくてもよい。
さらに前記実施形態では、広幅部19が含浸体12の上側部分を構成しているものとしたが、これに限られない。例えば広幅部が、含浸体の容器軸方向の中央部を構成していてもよい。
11 容器体
11a 揮散孔
12 含浸体
13 底部
14 胴部
15 シール部
16 拡幅部
17 貯留部
19 広幅部
20 狭幅部
D 直交方向
M 揮散剤
O 容器軸
Claims (2)
- 内部に収容された揮散剤からの気化ガスを外部に放散する揮散孔が形成された容器体と、
前記容器体内に配置され、前記容器体内の前記揮散剤を、容器軸方向に沿う前記容器体の底部側である下側から前記揮散孔側である上側に吸い上げる含浸体と、を備え、
前記容器体の胴部において底部から上側に離間した部分には、径方向の外側に膨出し、内周面上に前記含浸体が係止される拡幅部が設けられ、
前記胴部は、この胴部の上端開口部が径方向に挟みこまれて閉塞されてなるシール部を備え、
前記拡幅部は、前記シール部を形成するときに上端開口部を挟み込む挟み込み方向および容器軸方向の両方向に直交する直交方向に膨出し、
前記含浸体には、前記拡幅部内に配置され、径方向の外側の端部が前記拡幅部の内周面上に係止された広幅部と、前記広幅部から下側に向けて延在し、前記胴部において前記底部と前記拡幅部との間に位置する貯留部内に配置された狭幅部と、が備えられ、
前記揮散孔は、前記拡幅部に形成されていることを特徴とする揮散器。 - 請求項1に記載の揮散器であって、
前記含浸体は、前記揮散孔に径方向に対向していることを特徴とする揮散器。
Priority Applications (1)
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JP2013032030A JP6071620B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 揮散器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013032030A JP6071620B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 揮散器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014162491A JP2014162491A (ja) | 2014-09-08 |
JP6071620B2 true JP6071620B2 (ja) | 2017-02-01 |
Family
ID=51613470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013032030A Active JP6071620B2 (ja) | 2013-02-21 | 2013-02-21 | 揮散器 |
Country Status (1)
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-
2013
- 2013-02-21 JP JP2013032030A patent/JP6071620B2/ja active Active
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