JP7147198B2 - インク補給補助装置及びインク補給装置 - Google Patents

インク補給補助装置及びインク補給装置 Download PDF

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Description

本発明は、プリンターのインクタンクにインクを補給するために使用されるインク補給補助装置、及び、それを備えるインク補給装置に関する。
インクジェットプリンターには、インクを貯留するインクタンクが設けられており、インクタンクから印刷ヘッドにインクが供給される。プリンターのインクタンクとしては、カートリッジタイプとインク補給タイプの2つのタイプが存在する。カートリッジタイプのインクタンクは、インク残量が低下した場合に新たなインクタンクと交換される。インク補給タイプのインクタンクでは、インク残量が低下した場合にもインクタンクをそのまま使用して、インク補給容器(例えばインクボトル)からインクが補充される。
特許文献1には、インク補給タイプのインクタンクにインクを補給するために使用されるインクボトルが開示されている。この従来技術では、インクボトルのインク流出口の近傍に位置決め用の突起を設け、その突起をインクタンクのインク入口の端部に当接させた状態でインクボトルのボトル本体を圧搾してインク補給を行っていた。
特開2016-087844号公報
上記従来技術によれば、手でインクボトルを把持した状態でボトル本体を圧搾して補給操作を行う必要があり、インク補給操作が容易ではないという問題があった。
本発明の目的は、インク補給操作を容易にするインク補給補助装置を提供することにある。本発明の他の目的は、複数種類のインク補給容器から選択してインク補給が可能なインク補給補助装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本発明の第1形態は、インク入口が設けられたインクタンクにインクを補給するためのインク補給補助装置であって、前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、を備える。前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有し、前記栓部は、ゴム弾性を有する部材で形成されている。
本発明の第2形態は、インク入口が設けられたインクタンクにインクを補給するためのインク補給補助装置と、前記インク補給補助装置を用いて前記インクタンクに前記インクを補給するインク補給容器と、を備えるインク補給装置である。前記インク補給補助装置は、前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、を備え、前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有する。前記インク補給容器は、インク出口と、前記インク出口を開閉可能なシール部とを備え、前記インク補給補助装置との接続の際に、前記流路部の前記第二開口の側が前記シール部内に挿入されるように構成される。前記インク補給補助装置は、前記インク補給補助装置の前記栓部を前記インク入口から取り外すために要する力が、前記インク補給容器の前記シール部を前記インク補給補助装置の前記流路部から取り外すために要する力より大きくなるように構成されている。
本発明の第3形態は、インクを収容するインク補給容器から、インク入口が設けられたインクタンクに前記インクを補給するためのインク補給補助装置である。前記インク補給補助装置は、前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、を備える。前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有し、前記栓部は、前記栓部の前記第二開口側において前記流路部の周囲に形成されたインク受け部を備え、前記インク受け部の先端は、前記インク補給容器が前記インク補給補助装置に接続される際に、前記インク補給容器のインク出口の端面と当接することによって前記インク出口と前記インク補給補助装置の前記流路部との接続位置を位置決めする位置決め部として機能する
(1)本発明の一形態によれば、インク入口が設けられたインクタンクにインクを補給するためのインク補給補助装置が提供される。このインク補給補助装置は、前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と;前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と;を備える。前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有する。
このインク補給補助装置によれば、インクタンクの入口にインク補給補助装置を装着し、流路部の第二開口側にインク補給容器を接続すれば、流路部を介してインクがインクタンク内に流入し、流路部を介してインクタンク内の空気が流出するため、インク補給容器を圧搾しなくても容易にインクタンクにインクを補給できる
。また、流路部を介して気液交換が行われるため、インク補給を比較的速やかに行うことができる。
また、好ましくは、流路部は複数の流路を含む。その結果、2つを含み複数の流路のうちの少なくとも一つからインクがインクタンク内に流入し、他の流路からインクタンク内の空気が流出するため、インク補給容器を圧搾しなくても容易にインクタンクにインクを補給できる。
(2)上記インク補給補助装置において、前記第二開口の開口面の面積は、前記インク入口の開口面の面積より小さく形成されているものとしてもよい。
この構成によれば、第二開口はインク入口の開口面積より小さい開口面積を有するため、ゴミ等がインクタンク内に入り難い。更に、流路部は、第二開口がインク入口の開口面積より小さく、また、流路部の第二開口側をインク出口に挿入可能な種々のインク補給容器を接続してインクを補給することが可能であり、様々な種類のインク補給容器から選択してインクタンクにインクを補給できる。
(3)上記インク補給補助装置において、前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インク入口を形成するインク入口部材より前記インクタンクの内部に位置するように形成されていてもよい。
この構成によれば、第一開口がインク入口部材よりもインクの液面に近くなるため、インク補給時に発生する泡立ちを低減できる。
(4)上記インク補給補助装置において、前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インクタンク内部の前記インク入口より大きな空間内に位置するように形成されていてもよい。
この構成によれば、インク補給時に発生するインクの飛沫がインクタンク内部の空間内に収容されるため、インク入口からインクが外部に飛散する可能性が低減する。
(5)上記インク補給補助装置において、前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インクタンクのインク満杯時の液面の高さに位置するように形成されていてもよい。
この構成によれば、インクタンク内のインク液面がインク満杯液面に達すると気液交換が停止するので、インク補給が自動で停止される。また、インクタンクのインクが満杯になったことをユーザーが認識できる。
(6)上記インク補給補助装置において、前記流路部は、複数の流路を含み、前記複数の流路の前記第一開口を、前記流路に沿った方向において異なる位置に配置しているものとしてもよい。
この構成によれば、インク補給容器からインクタンクへのインク流入位置と、インクタンクからインク補給容器への空気流出位置とが異なる位置になるので、気液交換が円滑に行われ、インク補給が速やかに行われる。
(7)上記インク補給補助装置において、前記栓部は、前記栓部の前記第二開口側において、前記流路部の周囲に形成されたインク受け部を備えるものとしてもよい。
この構成によれば、第二開口を介してインクを補給する際に漏れたインクをインク受け部に回収できるため、インクによる周辺への汚染を抑制できる。
(8)上記インク補給補助装置において、更に、前記流路部の前記第二開口を覆うキャップを備えるものとしてもよい。
この構成によれば、インク補給を行わないときにキャップで第二開口を覆うことにより、第二開口からのインクの蒸発を低減させることができる。また、インクタンクの姿勢を変化させたときの第二開口からのインク漏れを抑制できる。
(9)上記インク補給補助装置において、前記栓部は、圧入により前記インク入口に装着されるように構成されていてもよい。
この構成によれば、インク入口への装着を簡単に行うことができる。
(10)上記インク補給補助装置において、前記栓部は、ゴム弾性を有する部材で形成されていてもよい。
この構成によれば、栓部のインク入口への着脱が容易な構成とすることができる。
(11)上記インク補給補助装置において、前記栓部は、前記使用状態において前記インク入口の先端と当接して位置決めする位置決め面を有するものとしてもよい。
この構成によれば、栓部の位置決めができ、インク入口への装着時に栓部の浮きを予防できる。そのため、インク入口からのインク漏れの可能性を低減できる。
(12)本発明の他の形態は、上記のいずれかのインク補給補助装置と、前記インク補給補助装置を用いて、前記インクタンクにインクを補給するためのインク補給容器とを備えたインク補給装置である。
このインク補給装置によれば、インク補給操作を容易に行うことができる。
(13)上記インク補給装置において、前記インク補給容器は、インク出口と、前記インク出口を開閉可能なシール部とを備え、前記インク補給補助装置との接続の際に、前記流路部の前記第二開口の側が前記シール部内に挿入されるように構成され、前記インク補給補助装置は、前記インク補給補助装置の前記栓部を前記インク入口から取り外すために要する力が、前記インク補給容器の前記シール部を前記インク補給補助装置の前記流路部から取り外すために要する力より大きくなるように構成されていてもよい。
この構成によれば、インク補給容器をインク補給補助装置から脱抜するとき、インク補給補助装置がインクタンクのインク入口から抜けにくい。そのため、インク補給補助装置の脱抜によるインク飛散の可能性が低減する。
(14)上記インク補給装置において、前記栓部は、前記インク補給容器が接続される際に前記インク補給容器のインク出口と前記流路部との接続位置を位置決めするための位置決め部を備えるものとしてもよい。
この構成によれば、インク補給容器のインク補給補助装置に対する位置決めを行うことができ、適切な位置関係でインクを補給できる。
本発明は、上述したインク補給補助装置やインク補給装置以外の種々の形態で実現することが可能である。例えば、インクタンクとインク補給装置とを備えるインク補給システム等の形態で実現することができる。
一実施形態の印刷システムの斜視図。 インクタンクユニットの斜視図。 インクタンクとインク補給補助装置とインク補給容器を示す斜視図。 第1実施形態のインク補給補助装置の斜視図。 第1実施形態のインク補給補助装置の縦断面図。 インク補給補助装置とインク補給容器を使用する状態を示す断面図。 図6の一部拡大図。 第2実施形態のインク補給補助装置を示す断面図。 第3実施形態のインク補給補助装置とインク補給容器を使用する状態を示す縦断面図。
図1は、一実施形態としての印刷システムの斜視図である。図1には、互いに直交するXYZ軸が描かれている。なお、他の図においても必要に応じて図1に対応するXYZ軸が描かれている。この印刷システムは、プリンター100と、インクタンクユニット200とを備える。プリンター100は、インクを印刷媒体上に吐出して印刷を行うインクジェットプリンターである。プリンター100及びインクタンクユニット200はX軸方向とY軸方向とによって規定される水平な面に設置される。すなわち、Z軸方向が鉛直方向(上下方向)となる。また、-Z軸方向が鉛直下方向となり、+Z軸方向が鉛直上方向となる。
プリンター100は、筐体112と、筐体112の内部に収容された印刷ヘッド114と、を備える。筐体112の前面には、印刷媒体が排出される排出トレイ116が設けられている。印刷ヘッド114は、主走査方向(X軸方向)に移動可能に構成されている。
インクタンクユニット200は、筐体112の外壁面に取り付けられている。インクタンクユニット200は、ケース240と、ケース240の内側に配置された複数のインクタンク250とを有する。各インクタンク250は、インクの量(インクの液面)を外部から視認可能な状態でケース240に収納されている。ケース240は、インクタンク250を収容するケース本体244と、開閉自在にケース本体244に取り付けられたカバー242とを有する。各インクタンク250は、インク供給チューブ120によって印刷ヘッド114と連通している。複数のインクタンク250のそれぞれに収容されたインクは、インク供給チューブ120を通って印刷ヘッド114に供給される。これらのインクタンク250は、印刷ヘッド114を搭載するキャリッジ(図示省略)に載置されていない定置型のインクタンクである。
図2は、インクタンクユニット200の斜視図である。通常は、インクタンク250のインク入口252は、栓部材220で覆われている。図2の左端にある1つのインクタンク250では、インク入口252から栓部材220が取り外されて栓部材配置部260に配置されている。インク入口252は、インクタンク250の上方に開口している。インクタンク250にインクを補給する際は、利用者は、図2に示すようにカバー242を開いた後に、栓部材220をインク入口252から取り外す。そして、インク入口252からインクタンク250にインクを補給する。
本明細書において、「インクの補給」という用語は、インクタンク250にインクを供給してインク残量を増やす動作を意味している。但し、「インクの補給」によってインクタンク250をインクで満杯にする必要はない。また、「インクの補給」は、プリンター100の初回使用時に、空のインクタンク250にインクを充填する動作も含む。
図3は、インクタンク250とインク補給補助装置300とインク補給容器400を示す斜視図である。図3の状態では、左端のインクタンク250のインク入口252に、アタッチメントとしてのインク補給補助装置300が装着されている。インク補給補助装置300の構成については後述する。インク補給容器400は、インクを収容する容器本体410と、容器本体410に装着されたインク出口420とを有している。インク出口420は、インク補給補助装置300に着脱自在に装着可能である。インク補給補助装置300とインク補給容器400は、全体としてインク補給装置を構成する。
図4は、第1実施形態のインク補給補助装置300の斜視図であり、図5はその縦断面図である。インク補給補助装置300は、栓部310と、栓部310に連結して設けられた筒状の流路部320とを有する。インク補給補助装置300は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレンのような熱可塑性樹脂や、ゴム弾性を有する部材(シリコーンゴムやエラストマー)で形成することが可能である。なお、インク補給補助装置300は、その全体が樹脂によって一体成形されていることが好ましい。こうすれば、インク補給補助装置300をインクタンク250のインク入口252に装着する操作が容易になる。図5の断面図においては、栓部310と流路部320に異なるハッチングが付されているが、これは、栓部310と流路部320の部分を明確に区別するためであり、両者を同一材料で形成してもよい。但し、栓部310と流路部320を異なる材料で形成することも可能である。具体的には、例えば、栓部310をゴム弾性を有する部材で形成し、流路部320はゴム弾性を有さない熱可塑性樹脂で形成してもよい。栓部310と流路部320を別の材料で形成する場合にも、両者は一体成形されていることが好ましい。
栓部310は、インクタンク250のインク入口252(図3)に着脱可能に装着可能な部分である。図5に示す例では、栓部310は、流路部320の周囲を取り囲む円環状の板状部312と、板状部312から下方にそれぞれ延びる第1壁部314及び第2壁部316を有している。第1壁部314は、板状部312の外周側の端部近傍から下方に延びる円筒状の部分である。第2壁部316は、第1壁部314よりも内周側において板状部312の下面から下方に延びる円筒状の部分である。この2つの壁部314,316の間には、位置決め面315が形成されている。位置決め面315は、インク補給補助装置300の使用状態において、インクタンク250のインク入口252の先端と当接して位置決めする機能を有する。本明細書において、「インク補給補助装置300の使用状態」とは、栓部310がインクタンク250のインク入口252に装着された状態を意味する。
流路部320は、インク補給補助装置300の使用状態において、インクタンク250の内部と外部とを連通させる部分である。流路部320は、下端側の第一開口321と、第一開口321と反対側の第二開口322とを有する。流路部320の内部には、複数の流路341,342が流路部320の軸方向に沿って形成されている。複数の流路341,342は、仕切壁344によって仕切られている。インクを補給する際には、2つの流路341,342の一方はインクの流路として使用され、他方は空気の流路として利用される。この結果、インク補給容器400は、インクタンク250と気液交換を行いながらインクの補給を行うことが可能である。気液交換を利用してインクの補給を行う際には、容器本体410(図3)を圧搾する必要はない。このように、容器本体410を圧搾せずにインクの補給を行うことが可能なインク補給容器の種類を「非圧搾タイプ」とも呼ぶ。第1実施形態のインク補給補助装置300は、流路部320が複数の流路341,341を有しているので、非圧搾タイプのインク補給容器400を用いて、インク補給を比較的速やかに行うことができる。なお、流路部320内の流路の数は2に限らず、3以上に設定してもよい。
栓部310は、更に、栓部310の第二開口322側において流路部320の周囲に形成されたインク受け部318を有している。インク受け部318は、流路部320とインク受け部318との間に、インクを収容可能な空間を形成する。インク受け部318の機能については後述する。
図6は、インク補給補助装置300とインク補給容器400を使用する状態を示す断面図であり、図7はその一部拡大図である。この状態は、インク補給補助装置300を使用してインクタンク250にインク補給を行うインク補給状態である。このインク補給状態において、インク補給補助装置300は使用状態にある。前述したように、「インク補給補助装置300の使用状態」とは、インク補給補助装置300の栓部310がインクタンク250のインク入口252に装着された状態を意味する。なお、インク補給容器400がインク補給補助装置300に装着されていなくても、インク補給補助装置300の栓部310がインクタンク250のインク入口252に装着されていれば、「インク補給補助装置300の使用状態」に相当する。
図6の使用状態において、流路部320の第一開口321は、インクタンク250の内部に向けて開口し、第二開口322はインクタンク250の外部に向けて開口する。なお、第二開口322の開口面の面積は、インクタンク250のインク入口252の開口面の面積より小さく形成されていることが好ましい。こうすれば、インク補給容器400をインク補給補助装置300に装着していない状態でも、ゴミ等がインクタンク内に入り難いという利点がある。流路部320は、使用状態で上端となる第二開口322がインクタンク250のインク入口252の上端の開口面積より小さく、また、筒状の形状を有するように形成されている。従って、流路部320の第二開口322側を挿入可能なインク出口420を有する種々のインク補給容器を用いてインクを補給することが可能であり、様々な種類のインク補給容器から選択してインクタンク250にインクを補給できる。なお、第二開口322の開口面の面積は、流路部320が延びる方向に垂直な投影面に第二開口322を投影した状態で算出される面積である。インクタンク250のインク入口252の開口面の面積も、同じ投影面に投影した状態で算出される。
流路部320の第一開口321は、使用状態において、インクタンク250のインク入口252を形成するインク入口部材よりもインクタンク250の内部に位置するように形成されている。図6には、第一開口321の下端位置L321と、インク入口252を形成するインク入口部材の下端位置L252が示されている。第一開口321の下端位置L321は、インク入口252を形成するインク入口部材の下端位置L252よりもインクタンク250の内部に位置するように設定されている。このように、流路部320の第一開口321が、インクタンク250のインク入口252を形成するインク入口部材よりもインクタンク250の内部に位置するように形成されていれば、第一開口321がインク入口252よりもインクの液面に近くなるため、インク補給時に発生する泡立ちを低減できる。
流路部320は、また、使用状態において、第一開口321がインクタンク250のインク室254内に位置するように構成されている。このインク室254は、インク入口252よりも大きな空間である。「インク入口252よりも大きな空間」とは、インク入口252を形成するインク入口形成部材の下端部の横断面積よりも大きな横断面積を有する空間を意味する。このように、流路部320の第一開口321が、インクタンク250内部において、インク入口252よりも大きな空間に位置するような構成では、インク補給時に発生するインクの飛沫がインクタンク内部の空間内に収容されるため、インク入口252から外部にインクが飛散する可能性が低減されるという利点がある。
流路部320は、更に、使用状態において、第一開口321がインクタンク250のインク満杯時の液面HFの高さに位置するように形成されている。具体的には、図6に示すように、第一開口321の下端位置L321は、インクタンク250のインク満杯時の液面HFと等しい高さにある。インク補給時には、インクタンク250内のインク液面がインク満杯液面HFに達するとインクタンク250内の空気がインク補給容器400側に移動できなくなる。この結果、インクタンク250とインク補給容器400の間の気液交換が停止するので、インク補給が自動で停止される。インク補給が自動的に停止すれば、インクタンク250のインクが満杯になったことをユーザーが認識できる。なお、インク満杯液面HFは、インク室254の天井面256よりも低い位置に設定されていることが好ましい。
図7に拡大して示すように、栓部310のインク受け部318は、栓部310の第二開口322側において、流路部320の周囲に形成されている。インク受け部318は、流路部320とインク受け部318との間に、インクを収容可能な空間を形成する。このインク受け部318は、インク補給容器400から漏れたインクを受ける受け皿としての機能を有する。このようなインク受け部318を設けるようにすれば、第二開口322を介してインクを補給する際に、漏れたインクをインク受け部318に回収できるため、インクによる周辺への汚染を抑制できるという利点がある。但し、インク受け部318を省略してもよい。
なお、インク補給補助装置300は、ネジやボルト等の別部材としての固定部材を用いること無くインクタンク250のインク入口252に装着したり取り外したりできるように構成されていることが好ましい。このためには、例えば、栓部310が圧入によりインク入口252に装着されるように構成されていることが好ましい。こうすれば、インク補給補助装置300のインクタンク250への装着や取り外しが簡単である。特に、栓部310は、ゴム弾性を有する部材で形成されていることが好ましい。ゴム弾性を有する部材としては、シリコーンゴムやエラストマーを利用可能である。ゴム弾性を有する部材で栓部310を形成すれば、インク入口252への着脱がし易いという利点がある。栓部310の第2壁部316の外周面とインク入口252の内周面の接触部分は、インクをシールするシール部を構成する。なお、栓部310とインク入口252との間のシール部は、インク入口252の外周面側に形成されるようにインク補給補助装置300を構成してもよい。また、栓部310の把持を容易にするために、摩擦を利用した把持部(例えばギザギザ)や、栓部310から外に突出するタブ状の把持部を栓部310に設けるようにしてもよい。
栓部310の位置決め面315は、使用状態において、インクタンク250のインク入口252の先端と当接して位置決めする機能を有する。このような位置決め面315を設けておけば、栓部310の位置決めを行うことができるので、インク入口252への装着時に栓部310の浮きを予防できる。そのため、インク入口252からのインク漏れの可能性を低減できる。
インク補給容器400は、インク出口420を開閉可能なシール部430を備えている。シール部430は、インク補給を行わない状態では閉じ、インク補給を行う状態では開くように構成された部材である。また、シール部430は、インク補給補助装置300の使用状態において、インク補給補助装置300の流路部320の外周をシールする機能を有している。シール部430は、インク補給容器400とインク補給補助装置300の接続の際に、インク補給補助装置300の流路部320の第二開口322の側がシール部430内に挿入されるように構成されている。シール部430としては、例えばスリット弁を利用可能である。スリット弁は、ゴム弾性を有する部材に1つ以上のスリットが設けられた弁である。
インク補給補助装置300は、更に、栓部310をインク入口252から取り外すために要する力が、インク補給容器400のシール部430をインク補給補助装置300の流路部320から取り外すために要する力より大きくなるように構成されていることが好ましい。こうすれば、インク補給容器400をインク補給補助装置300から脱抜するときに、インク補給補助装置300がインクタンク250のインク入口252から抜けにくいという利点がある。そのため、インク補給補助装置300の脱抜によるインク飛散の可能性を低減することができる。
図7の使用状態において、栓部310の第二開口322側に設けられたインク受け部318の先端は、インク補給容器400がインク補給補助装置300に接続される際に、インク補給容器400のインク出口420とインク補給補助装置300の流路部320との接続位置を位置決めするための位置決め部319として機能している。図7の例では、位置決め部319は、インク出口420の端面と当接することによってインク出口420とインク補給補助装置300の流路部320との接続位置を位置決めしている。このような位置決め部319を設けるようにすれば、インク補給容器400のインク補給補助装置300に対する位置決めを行うことができるので、適切な位置関係でインクを補給することが可能である。
以上のように、第1実施形態のインク補給補助装置300によれば、インク入口252に着脱可能に装着可能な栓部310と、使用状態においてインクタンク250の内部と外部とを連通させる筒状の流路部320とを備えており、また、流路部320は、インクタンク250の内部に向けて開口する第一開口321と、第一開口321と反対側に位置しインクタンク250の外部に向けて開口する第二開口322と、第一開口321と第二開口322とを連通させる複数の流路341,342を有している。従って、流路部320の第二開口322にインク補給容器400を接続すれば、複数の流路341,342のうちの少なくとも一つからインクがインクタンク250内に流入し、他の流路からインクタンク250内の空気が流出するため、インク補給容器400を圧搾しなくても容易にインクタンク250にインクを補給できる。また、第二開口322の開口面の面積は、インク入口252の開口面の面積より小さく形成されている。従って、ゴミ等がインクタンク内に入り難く、また、流路部320の第二開口322側をインク出口に挿入可能な種々のインク補給容器を接続してインクを補給することが可能である。この結果、様々な種類のインク補給容器から選択してインクタンク250にインクを補給できる。
図8は、第2実施形態におけるインク補給補助装置300aを示す断面図であり、前述した図7に対応する図である。このインク補給補助装置300aが第1実施形態のインク補給補助装置300と異なる点は、キャップ350を有する点、及び、複数の流路341、342の下端の第一開口321a,321bの位置が、これらの流路341,342に沿った方向において互いに異なる位置に配置されている点である。但し、これらの2つの相違点のうちの一方を省略してもよい。
インク補給補助装置300aのキャップ350は、流路部320の第二開口322を覆うための部材である。インク補給補助装置300aの使用状態において、インク補給を行わないときにキャップ350で第二開口322を覆うようにすれば、第二開口322からのインクの蒸発を低減させることができる。また、インクタンク250の姿勢を変化させたときに、第二開口322からのインク漏れを抑制できる。第2実施形態において、キャップ350は、連結部材352で栓部310に連結されている。こうすれば、キャップ350が紛失してしまう可能性を低減できる。
また、第2実施形態のインク補給補助装置300aは、その使用状態において、一方の流路341の第一開口321aが、他方の流路342の第一開口321bよりも、下方に位置するように構成されている。このように、複数の流路341,342の第一開口321a,321bの位置が、これらの流路341,342に沿った方向において互いに異なる位置に配置されていれば、インク補給容器400からインクタンク250へのインク流入位置と、インクタンク250からインク補給容器400への空気流出位置とが異なる位置になる。この結果、気液交換が円滑に行われ、インク補給が速やかに行われる。なお、この構成において、図6で説明した第一開口321の下端位置L321は、複数の流路341,342の第一開口321a,321bの下端位置のうちで最も下方の位置になる。この理由は、最も下方にある第一開口321aを介して空気がインクタンク250からインク補給容器400側に移動しなくなった時点で気液交換が停止するので、その位置がインク満杯液面HFとなるからである。
なお、図8の例では、「流路341,342に沿った方向」は鉛直方向である。但し、「流路341,342に沿った方向」を鉛直方向から傾いた斜め方向に設定しても良い。例えば、インクタンク250のインク入口252が、鉛直方向から傾いた斜め方向を向いている場合には、「流路341,342に沿った方向」もその斜め方向に設定することが好ましい。この点は、第1実施形態も同様である。
第二開口322についても、第一開口321と同様に、複数の流路341、342の第二開口322の位置が、これらの流路341,342に沿った方向において互いに異なる位置に配置されるようにしてもよい。あるいは、第一開口321については複数の流路341,342の第一開口321を同じ位置に設定し、第二開口322については複数の流路341,342の第二開口322を異なる位置に設定するようにしてもよい。
図9は第3実施形態のインク補給補助装置300とインク補給容器400とを使用する状態を示す縦断面図である。
このインク補給補助装置300は、第1実施形態のインク補給補助装置300とは、流路部320が一つの流路343を備える点において異なる。図9に示される使用状態において、流路部320の第一開口321はインクタンク250の内部に向けて開口し、第二開口322はインクタンク250の外部に向けて開口する。第二開口322は、第二開口322の開口面の面積がインクタンク250のインク入口252の上端の開口面の面積より小さくなるように形成される。インク補給容器400は図6および図9に示されるように上下逆の状態で直立させることが可能であり、流路343を介してインクタンク250にインクを容易に充填することができる。このとき、インクタンク250内の空気は流路343を介してインクタンク250の外部に流出し、流路343を介して流入したインクにより置き換えられる。
・変形例:
本発明は上述した実施形態やその変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
・変形例1:
本発明は、インクの補給のためのインク補給装置やその補助装置に限らず、インク以外の液体を補給する際に利用される液体補給装置やその補助装置にも適用可能である。
100…プリンター、112…筐体、114…印刷ヘッド、116…排出トレイ、120…インク供給チューブ、200…インクタンクユニット、220…栓部材、240…ケース、242…カバー、244…ケース本体、250…インクタンク、252…インク入口、254…インク室、256…天井面、260…栓部材配置部、300,300a…インク補給補助装置、310…栓部、312…板状部、314…第1壁部、315…位置決め面、316…第2壁部、318…インク受け部、319…位置決め部、320…流路部、321,321a,321b…第一開口、322…第二開口、341,342…流路、344…仕切壁、350…キャップ、352…連結部材、400…インク補給容器、410…容器本体、420…インク出口、430…シール部

Claims (14)

  1. インク入口が設けられたインクタンクにインクを補給するためのインク補給補助装置であって、
    前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、
    前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、
    を備え、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有し、
    前記栓部は、ゴム弾性を有する部材で形成されている、インク補給補助装置。
  2. 請求項1に記載のインク補給補助装置であって、
    前記第二開口の開口面の面積は、前記インク入口の開口面の面積より小さく形成されている、インク補給補助装置。
  3. 請求項1又は2に記載のインク補給補助装置であって、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インク入口を形成するインク入口部材より前記インクタンクの内部に位置するように形成されている、インク補給補助装置。
  4. 請求項3に記載のインク補給補助装置であって、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インクタンク内部の前記インク入口より大きな空間内に位置するように形成されている、インク補給補助装置。
  5. 請求項1~4の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記第一開口が前記インクタンクのインク満杯時の液面の高さに位置するように形成されている、インク補給補助装置。
  6. 請求項1~4の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    前記流路部は、複数の流路を含み、前記複数の流路の前記第一開口を、前記流路に沿った方向において異なる位置に配置している、インク補給補助装置。
  7. 請求項1~6の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    前記栓部は、前記栓部の前記第二開口側において前記流路部の周囲に形成されたインク受け部を備える、インク補給補助装置。
  8. 請求項1~7の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    更に、前記流路部の前記第二開口を覆うキャップを備える、インク補給補助装置。
  9. 請求項1~7の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    前記栓部は、圧入により前記インク入口に装着されるように構成されている、インク補給補助装置。
  10. 請求項1~9の何れか一項に記載のインク補給補助装置であって、
    前記栓部は、前記使用状態において前記インク入口の先端と当接して位置決めする位置決め面を有する、インク補給補助装置。
  11. 請求項1~10の何れか一項に記載のインク補給補助装置と、
    前記インク補給補助装置を用いて前記第二開口から前記インクタンクにインクを補給するインク補給容器と
    を備えたインク補給装置。
  12. インク入口が設けられたインクタンクにインクを補給するためのインク補給補助装置と、
    前記インク補給補助装置を用いて前記インクタンクに前記インクを補給するインク補給容器と、
    を備えるインク補給装置であって、
    前記インク補給補助装置は、
    前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、
    前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、
    を備え、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有し、
    前記インク補給容器は、
    インク出口と、前記インク出口を開閉可能なシール部とを備え、
    前記インク補給補助装置との接続の際に、前記流路部の前記第二開口の側が前記シール部内に挿入されるように構成され、
    前記インク補給補助装置は、前記インク補給補助装置の前記栓部を前記インク入口から取り外すために要する力が、前記インク補給容器の前記シール部を前記インク補給補助装置の前記流路部から取り外すために要する力より大きくなるように構成されている、インク補給装置。
  13. 請求項12に記載のインク補給装置であって、
    前記栓部は、前記インク補給容器が接続される際に前記インク補給容器の前記インク出口と前記流路部との接続位置を位置決めするための位置決め部を備える、インク補給装置。
  14. インクを収容するインク補給容器から、インク入口が設けられたインクタンクに前記インクを補給するためのインク補給補助装置
    であって、
    前記インク入口に着脱可能に装着可能な栓部と、
    前記栓部に連結して設けられ、前記栓部が前記インク入口に装着された使用状態において前記インクタンクの内部と外部とを連通させる流路部と、
    を備え、
    前記流路部は、前記使用状態において、前記インクタンクの内部に向けて開口する第一開口と、前記第一開口と反対側に位置し前記インクタンクの外部に向けて開口する第二開口と、前記第一開口と前記第二開口とを連通させる流路とを有し、
    前記栓部は、前記栓部の前記第二開口側において前記流路部の周囲に形成されたインク受け部を備え、
    前記インク受け部の先端は、前記インク補給容器が前記インク補給補助装置に接続される際に、前記インク補給容器のインク出口の端面と当接することによって前記インク出口と前記インク補給補助装置の前記流路部との接続位置を位置決めする位置決め部として機能する、
    インク補給補助装置。
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