JP6627716B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
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Description
エンジン1は、走行用の駆動力源であり、例えば多気筒ガソリンエンジンである。エンジン1は、吸入空気量、燃料噴射量、点火時期などの運転状態を制御可能である。エンジン1の出力軸であるクランクシャフト1aはトルクコンバータ2に連結されている。クランクシャフト1aの回転数(エンジン回転数Ne)はエンジン回転数センサ201によって検出される。
トルクコンバータ2は、入力軸側のポンプインペラ21、出力軸側のタービンランナ22、およびトルク増幅機能を発現するステータ(図示せず)などを備え、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。トルクコンバータ2には、このトルクコンバータ2の入力側と出力側とを直結またはスリップ係合状態で連結するロックアップクラッチ3が設けられている。トルクコンバータ2のタービンシャフト2aの回転数(タービン回転数Nt)はタービン回転数センサ203によって検出される。
クラッチ4はトルクコンバータ2と自動変速機5との間の動力伝達経路に設けられている。クラッチ4は、例えば、クラッチディスク、プレッシャプレート、ダイアフラムスプリング、レリーズベアリング、および油圧アクチュエータなどを備えた自動クラッチである。このクラッチ4の係合と解放とは、上記油圧アクチュエータ、油圧制御装置100およびECU200によって制御され、クラッチ4を係合/解放することにより、エンジン1と駆動輪7,7との間の動力伝達経路を断接することができる。
自動変速機5は、有段式の変速機であり、複数の油圧式の摩擦係合要素(クラッチおよびブレーキ等)と遊星歯車装置とを含んでいる。自動変速機5では、複数の摩擦係合要素が選択的に係合されることにより、複数の前進ギヤ段、後進ギヤ段、またはニュートラルの各ギヤポジションを選択的に成立させることが可能である。自動変速機5の入力軸5aはクラッチ4に連結されている。自動変速機5の出力軸5bはデファレンシャル装置6などを介して駆動輪7,7に連結されている。自動変速機5の入力軸5aの回転数(入力軸回転数Ni)は入力軸回転数センサ204によって検出される。
油圧制御装置100は、自動変速機5の複数の摩擦係合要素(クラッチ、ブレーキ等)の係合および開放を制御する。また、油圧制御装置100は、トルクコンバータ2のロックアップクラッチ3およびクラッチ4の断接(係合/解放)を制御する機能も有する。なお、油圧制御装置100は、自動変速機5の各摩擦係合要素、ロックアップクラッチ3およびクラッチ4の各油圧アクチュエータにそれぞれ制御油圧を供給するリニアソレノイドバルブなどを備えている。
ECU200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、およびバックアップRAMなどを備えている。
ECU200はフリーラン制御を実施する。フリーラン制御とは、車両Vの走行中において、フリーラン開始条件が成立したときに、クラッチ4を解放してエンジン1と駆動輪7,7との間の動力伝達経路を遮断するとともに、フューエルカット等によりエンジン1を自動停止する制御のことである。
まず、ECU200が実行するエンジン停止時制御の一例について図3のフローチャートを参照して説明する。図3の制御ルーチンの実行中において、ECU200は、入力軸回転数センサ204の出力に基づいて自動変速機5の入力軸回転数Niを逐次算出している。
次に、ECU200が実行するエンジン停止中制御の一例について図4のフローチャートを参照して説明する。図4の制御ルーチンの実行中において、ECU200は、入力軸回転数センサ204の出力に基づいて自動変速機5の入力軸回転数Niを逐次算出している。
次に、ECU200が実行するエンジン再始動時制御について説明する。
ステップST305では、エンジン回転数Neと自動変速機5の入力軸回転数Niとを用い、そのエンジン回転数Neが[Ne>Ni−第2閾値]となったか否かを判定する。このステップST305の判定に用いる第2閾値については後述する。
次に、上記図3のステップST102、図4のステップST202、および図5のステップST302の各判定に用いる第1閾値の決め方について図6を参照して説明する。
次に、上記図5のステップST305の判定に用いる第2閾値について説明する。
以上説明したように、本実施形態によれば、フリーラン制御からエンジン1を再始動して通常制御に復帰する際に、自動変速機5の入力軸回転数Niが大きい場合(第1閾値よりも大きい場合)には、クラッチ4の係合が遅れる状況であるとして、ロックアップクラッチ3を係合(L/Uオン)した状態でエンジン1を再始動する。このような制御により、トルクコンバータ2の損失をなくすことができるので、タービン回転数Ntの上昇時間を短くすることができる。これにより、クラッチ4の係合までの時間を短縮することができるので、駆動力の応答性が向上する。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 エンジン(内燃機関)
1a クランクシャフト
11 始動装置
12 電動オイルポンプ
2 トルクコンバータ
2a タービンシャフト
3 ロックアップクラッチ
4 クラッチ
5 自動変速機
5a 入力軸
7 駆動輪
100 油圧制御装置
200 ECU
201 エンジン回転数センサ
202 スロットル開度センサ
203 タービン回転数センサ
204 入力軸回転数センサ
205 アクセルペダルセンサ
206 ブレーキペダルセンサ
Claims (1)
- 内燃機関と、トルクコンバータと、前記トルクコンバータに設けられたロックアップクラッチと、変速機と、前記トルクコンバータと前記変速機との間に設けられ前記内燃機関と駆動輪との間の動力伝達経路を断接するクラッチとを備えた車両に適用され、所定の条件が成立した場合に、前記クラッチを解放して前記内燃機関と前記駆動輪との間の動力伝達経路を遮断するとともに前記内燃機関を停止するフリーラン制御が実行可能な制御装置であって、
前記フリーラン制御から前記内燃機関を再始動して通常制御に復帰する際に、前記変速機の入力軸回転数が所定値よりも大きい場合には前記ロックアップクラッチを係合した状態で前記内燃機関を再始動するように構成されていることを特徴とする車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016212185A JP6627716B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016212185A JP6627716B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 車両の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018071659A JP2018071659A (ja) | 2018-05-10 |
JP6627716B2 true JP6627716B2 (ja) | 2020-01-08 |
Family
ID=62114666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016212185A Active JP6627716B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2016
- 2016-10-28 JP JP2016212185A patent/JP6627716B2/ja active Active
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