JP6626241B2 - 対象物検査装置 - Google Patents

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この発明は、検査対象物を撮像して、良品であるか不良品であるかを検査する装置に関するものである。
ボルトなどの頭部を有する軸体を検査するための装置として、特許文献1に記載のものがある。この検査装置は、回転する円盤の周囲に切り欠きを設け、これに軸体の頭部を保持し、カメラによって軸体を撮像して検査を行うものである。この検査装置によれば、軸体を効率よく、しかも正確に検査することができる。
特開2012−166933
しかしながら、上記従来技術では、頭部によって軸体を支え、移動させながら検査を行うようにしている。このため、ピンなどのように頭部のないものは、検査を行うことができないという問題があった。
この発明は、上記のような問題点を解決して、頭部がなく吊り下げて保持することの困難な対象物に対し、効率よく正確に検査することのできる検査装置を提供することを目的とする。
(1)この発明に係る対象物検査装置は、検査対象物を保持部に保持して所定方向に移動させる保持移動手段であって、少なくとも前記保持部の底面が透明性を有する部材で構成された保持移動手段と、前記保持部に保持された検査対象物を撮像する第一の撮像手段と、前記透明性を有する部材を介して前記保持部に保持された検査対象物を撮像する第二の撮像手段と、前記第一の撮像手段、第二の撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて、検査対象物の欠陥の有無を判断する判断手段とを備えている。
したがって、どのような形状のものであっても(特に、頭部のない形状であっても)、その両面の検査を行うことができる。
(2)この発明に係る対象物検査装置は、保持移動手段は、上面に複数の保持部を有し、回転駆動される円盤であることを特徴としている。
したがって、対象物を回転移動させながら検査を行うことができる。
(3)この発明に係る対象物検査装置は、前記複数の各保持部を直接的または間接的に検出する検出手段と、検出手段の出力に基づいて、前記第一の撮像手段、前記第二の撮像手段の撮像タイミングを決定する制御手段とをさらに備えたことを特徴としている。
したがって、適切なタイミングにて撮像を行うことができる。
(4)この発明に係る対象物検査装置は、判断手段によって不良品であると判断された検査対象物を不良品排出通路に排出する不良品排出手段と、判断手段によって良品であると判断された検査対象物を良品排出通路に排出する良品排出手段とをさらに備え、制御手段は、検出手段の出力に基づいて、前記不良品排出手段および良品排出手段の排出タイミングを決定することを特徴としている。
したがって、適切に良品と不良品を区分して排出することができる。
(5)この発明に係る対象物検査装置は、保持移動手段の保持部に向けて検査対象物を搬送する搬送手段をさらに備えたことを特徴としている。
したがって、検査対象物を自動的に供給することができる。
(6)この発明に係る対象物検査装置は、搬送手段は、検査対象物を一旦停止させ、当該停止を解除することによって前記保持部に向けて検査対象物を送り出す一旦停止手段を備えており、前記制御手段は、検出手段の出力に基づいて、前記一旦停止手段の停止解除のタイミングを決定することを特徴としている。
したがって、検査対象物を1つずつ適切に保持部に送り出すことができる。
(7)この発明に係る対象物検査装置は、搬送手段は、前記保持部の移動方向側に、開放、閉鎖可能なゲート手段を備えており、前記制御手段は、一旦停止させた検査対象物を送り出す際に、前記ゲート手段を開放することを特徴としている。
したがって、保持部に適切に収納されなかった検査対象物によって、装置が損壊するおそれがない。
(8)この発明に係る検査方法は、検査対象物を保持部に保持して所定方向に移動させながら、検査対象物を検査する検査方法であって、前記保持部を透明性を有する部材で構成し、保持部に保持された検査対象物を上面および下面から撮像して検査を行うようにしている。
したがって、どのような形状のものであっても(特に、頭部のない形状であっても)、その両面の検査を行うことができる。
この発明において、「保持移動手段」は、実施形態においては円盤6がこれに対該当する。
「第一の撮像手段」は、実施形態においては、上カメラ24がこれに該当する。
「第二の撮像手段」は、実施形態においては、下カメラ26がこれに該当する。
「判断手段」は、実施形態においては、CPU80および制御プログラム88がこれに該当する。
この発明の一実施形態による検査装置の概要を示す図である。 円盤6の詳細を示す図である。 ハードウエア構成を示す図である。 搬送部の詳細を示す図である。 搬送部の詳細を示す図である。 検査対象物である割ピンを示す図である。 制御プログラム88の送り出し制御の部分のフローチャートである。 制御プログラム88の送り出し制御の部分のフローチャートである。 送り出し時の状態を説明するための図である。 センサの構造を示す図である。 ゲート69の機能を説明するための図である。 インデックスセンサ30による制御を説明するための図である。 良品回収ボックス45、仕掛品回収ボックス49を示す図である。
1.対象物検査装置の全体構成
図1に、この発明の一実施形態による対象物検査装置の全体構成を示す。搬送ガイド2によって軸体などの検査対象物が矢印4の方向に、滑りながら搬送される。搬送された検査対象物は、保持手段である円盤6に設けられた保持部である窪部8に送り込まれる。
図2に、円盤6の詳細を示す。図2Aが平面図、図2Bが断面図である。この円盤6は、ガラス等の透明性部材10の上に、金属などの保持部形成板12が設けられている。透明性部材10、保持部形成板12の中央部には貫通穴14、16が設けられている。この貫通穴14、16に回転軸(図示せず)が挿入され、ナット18によって、透明性部材10、保持部形成板12が回転軸に固定される。回転軸は、モータなどによって回転される。
透明性部材10は、これを通してカメラによる撮像が可能な程度の透明性を有することが必要である。また、屈折率が小さいことが好ましい。保持部形成板12には、その外周において、等間隔のピッチ(あるいは、既知の異なるピッチ)にて複数の凹部20が設けられている。この実施形態では、凹部20と、その底面の透明性部材10とによって、窪部8が形成されている。
図1に戻って、搬送ガイド2から送り込まれた検査対象物は、円盤6の窪部8に保持される。円盤6の回転に伴って、窪部8に保持された検査対象物も回転方向22に移動する。
カメラ24が、円盤6の上側から、窪部8に保持された検査対象物を撮像するように設けられている。また、カメラ26が、円盤6の下側から、透明性部材10を介して、窪部8に保持された検査対象物を撮像するように設けられている。カメラ24、カメラ26の撮像タイミングは、窪部8(凹部20)を検出する光電センサ30の出力に基づいて、制御手段40が決定している。上記のように、検査対象物の上側と下側を撮像するようにしているので、上下両面を検査することができる。特に、円柱状のものであれば、ほぼ全周にわたった検査を行うことができる。
判断手段42は、撮像された画像に基づいて、検査対象物の寸法が規格内であるかや、傷の有無などを判断する。判断手段42が「良品」であると判断した場合、制御手段40は、当該検査対象物が良品排出ガイド44の位置まで来たときに、排出ノズル48を駆動する。これにより、良品と判断された検査対象物は、良品排出ガイド44をとおって、良品回収容器(図示せず)に収納される。
判断手段42が「不良品」であると判断した場合、制御手段40は、当該検査対象物が不良品排出ガイド46の位置まで来たときに、排出ノズル50を駆動する。これにより、不良品と判断された検査対象物は、不良品排出ガイド46をとおって、不良品回収容器(図示せず)に回収される。
上記のようにして、検査対象物に対する検査を、迅速にかつ正確に実行することができる。
2.制御手段40、判断手段42のハードウエア構成
制御手段40、判断手段42を、CPUを用いて実現した場合のハードウエア構成を、図3に示す。CPU80には、タッチパネル82、不揮発性メモリ84、センサ30〜38、不良品ノズル48、良品ノズル50、上カメラ24、下カメラ26などが接続されている。
不揮発性メモリ84には、オペレーティングシステム86、判断・制御プログラム88が記録されている。判断・制御プログラム88は、オペレーティングシステム86と協働してその機能を発揮するものである。
3.搬送ガイド2の詳細
図4に、搬送ガイド2の詳細を示す。図4Aが平面図、図4Bが断面図である。この実施形態においては、搬送ガイド2は、ガイド底板60の上に、検査対象物の幅よりも少し大きな間隔で2枚のガイド立板62が設けられている。この実施形態では、図6に示すような割ピン100を検査対象物とする場合について説明する。パーツフィーダから供給される割ピン100は、上面から見て図6Aの様な状態(図では、頭部が左にあるが、頭部が右になる場合もある)になるように送られてくる。この時の側面図は、図6Bのとおりである。
上記のような割ピン100を対象とする場合には、2枚のガイド立板62の間隔は、割ピン100の頭部の幅Wよりも少し大きくすることが好ましい。ガイド立板62の左端に対し、パーツフィーダ(図示せず)からの割ピン100が供給される。
図4Bにおいて、供給された割ピン100は、ストッパ70に当たって停止し、整列することになる。ストッパ70は、ストッパシリンダ66によって上下に移動する。ストッパ70を上げることにより、割ピン100が先端部63から円盤6の窪部8に送られる。
また、整列した2つ目の割ピン100は、セパレータ68によって押さえつけられて停止している。このセパレータ68は、セパレータシリンダ64によって上下に移動する。また、ガイド立板62の一方側の先端部には、ゲート69が設けられている。このゲート69は、ゲートシリンダ65によって上下動する。窪部8に上手く収納されず、窪部8から突出した状態で保持された割ピン100が回転させられた場合であっても、そのタイミングにてゲート69を上げることにより、割ピンが引っかかることを防ぐためのものである。
4.制御プログラム
CPU80は、セパレータシリンダ68、ストッパシリンダ66、ゲートシリンダ65の上下動を制御し、割ピン100を、一つずつ、円盤6の保持部8に送り出す。判断・制御プログラム88のうち、この送り出し制御の部分のフローチャートを図7a、図7bに示す。CPU80は、開始時に初期設定を行う(ステップS1)。初期設定では、ストッパシリンダ66によってストッパ70を下げ、セパレータシリンダ64によってセパレータ68を上げる。この状態で、パーツフィーダ(図示せず)から割ピン100を供給する。これにより、先頭の割ピン100がストッパ70によって止まり、その後ろに割りピンが並んだ状態となる。さらに、CPU80は、セパレータ68を下げる。このようにして、図4Bに示すように、初期設定が完了する。また、CPU80は、このとき、ゲート69を下げるようにしている。
次に、CPU80は、ストッパ上昇センサ38が窪部8を検出したかを判断する(ステップS2)。検出すると、ストッパシリンダ66を制御し、ストッパ70を上昇させる(ステップS3)。
この実施形態では、図9Aに示すように、発光素子200と、これに対向する受光素子202によって、ストッパ上昇センサ38を構成している。したがって、円盤6の回転に伴い、窪部8のない部分では受光素子20は受光せず、窪部8のある部分では受光素子20が受光し、窪部8を検出することができる。この実施形態では、図1に示すように、搬送ガイド2の先端部63が窪部8に合致する位置より少し早いタイミングにて、検出信号が出るような位置に、ストッパ上昇センサ38が設けられている。
ストッパ70が、上昇すると、図8Aに示すように、割ピン100aが傾斜した搬送ガイド2を矢印の方向に滑り、さらに、円盤6の窪部8に保持される。このとき、ゲート69(図4参照)は下降しているので、割ピン100は、正しい方向にガイドされる。
次に、CPU80は、ストッパ下降センサ34が窪部8を検出したかを判断する(ステップS4)。その構成は、ストッパ上昇センサ38と同様である。検出すると、ストッパシリンダ66を制御し、ストッパ70を下降させる(ステップS5)。このときの状態を、図8Bに示す。
また、CPU80は、このとき、ゲートシリンダ65を制御して、ゲート69を上昇させる(ステップS6)。これは、窪部8に適切に収納されなかった割ピン100によって、装置が傷ついたり故障したりしないようにするためのである。たとえば、図10Aに示すように、割ピン100が窪部8に収納しきれずに飛び出した状態となった場合でも、ゲート69を上げておけば、ゲート69と割ピン100が干渉して障害をもたらすことを避けられるからである。
次に、CPU80は、セパレータ上昇センサ36が窪部8を検出したかを判断する(ステップS7)。その構成は、ストッパ上昇センサ38と同様である。検出すると、セパレータシリンダ64を制御し、セパレータ68を上昇させる(ステップS8)。これにより、図8Cに示すように、割ピン100bがストッパ70に当接するように移動する。また、CPU80は、このとき、ゲートシリンダ65を制御して、ゲート69を下降させる(ステップS9)。
続いて、CPU80は、セパレータ下降センサ32が窪部8を検出したかを判断する(ステップS10)。その構成は、ストッパ上昇センサ38と同様である。検出すると、セパレータシリンダ64を制御し、セパレータ68を下降させる(ステップS11)。これにより、図4Bと同じ状態となる。
以後は、ステップS2以下を繰り返して実行し、窪部8に対して、割ピン100を順次供給する。
CPU80は、上記の送り出し制御と並行して、検査処理を行う。インデックスセンサ30(ストッパ上昇センサ38と同様の構成である)が、窪部8を検出すると、CPU80は、窪部8のそれぞれにIDを付して、各窪部8がどの位置にあるかを認識する。
たとえば、図11に示すように、インデックスセンサ30の窪部8の検出に応じて、CPU80が、各窪部8に、1〜18までのインデックスIDを付す。インデックスセンサ30、搬送ガイド2、上カメラ24、下カメラ26、良品ノズル48、不不良品ノズル50の位置関係は決まっているので、CPU80は、搬送ガイド2から供給された割ピン100が現在どの位置にあるかを特定することができる。
まず、インデックスセンサ30の検出に応じて、CPU80は、上カメラ24、下カメラ26による撮像を指示する。なお、上カメラ24、下カメラ26によって撮像される位置に対しては、照明手段(図示せず)が設けられている。CPU80は、撮像の指示とともに、この照明手段による照明も指示している。
上カメラ24によって撮像された割ピン100は、CPU80の画像処理によって、その寸法などが算出される。たとえば、図6A、図6Bに示すように、全長L1、短長L2、内径φ、ピン外形Dなどの寸法が算出される。CPU80は、これらの寸法が、予め定められた規格内にあるかどうかを判断する。全てが規格内であれば、図11Bに示す検査テーブルにおいて、対応するインデックスIDに「良」を記録する。一つでも規格外のものがあれば、対応するインデックスIDに「不良」を記録する。
下カメラ26による撮像画像についても同様に、判断がなされる。なお、この実施形態では、円盤6の窪部8の底面を透明性のある部材で構成しているので、下カメラ26によって、下側から撮像することができる。
CPU80は、インデックスセンサ30の検出に応じて、上カメラ24、下カメラ26ともに「良」である割ピン100が、良品ノズル48の位置に来れば、吹きつけを行う。これにより、良品であると判断された割ピン100は、吹き付けられて良品排出ガイド44に排出される。図12に示すように、良品排出ガイド44の先には、良品回収ボックス45が置かれており、良品が回収されることになる。
また、CPU80は、少なくともいずれか一方のカメラにて「不良」であると判断された割ピン100が、不良品ノズル50の位置に来れば、吹きつけを行う。これにより、不良品であると判断された割ピン100は、吹き付けられて不良品排出ガイド46に排出される。不良品排出ガイド46の先には、不良品回収ボックス(図示せず)が置かれており、不良品が回収されることになる。
なお、この実施形態においては、図1に示すように、不良品吹き損ねセンサ33が設けられている。不良品吹き損ねセンサ33の構成を、図9Bに示す。発光素子200に対向するように、受光素子202が設けられている。なお、発光素子200、受光素子202は、透明性部材10のみの最外周部9に設けられている。したがって、通常は、発光素子200の光は、受光素子202において受光される。しかし、吹き損ねがあると、この最外周部9に割ピン100が位置することになる。したがって、割ピン100によって、受光素子202による受光が途絶えると、不良品の吹きそこねがあったと判断できる。
この実施形態においては、CPU80は、不良品の吹き損ねを検出すると、その時点で円盤6に保持されている全ての割ピン100について、エラー処理を行う。具体的には、CPU80は、上記吹き損ねた割ピン100を含め、保持されている全ての割ピン100に対して、良品ノズル48によって吹きつけを行い、良品排出ガイド44に排出する。このとき、CPU80は、良品排出ガイド44の底板47を、図12の二点鎖線で示すように開く。これにより、エラー処理の対象となった割ピン100は、仕掛品回収ボックス49に回収されることになる。なお、エラー処理の対象となった割ピン100の中には「良品」も含まれているが、ここでは、全て、仕掛品として回収するようにしている。このようにすることで、「良品」の中に「不良品」が紛れるのを防止している。
上記と同様に、CPU80は、図10Aに示す投入不良センサ31(不良品吹き損ねセンサ33と同様の構成である)が割ピン100を検出した場合も、上記と同じようにエラー処理を行うようにしている。
5.その他の実施形態
(1)上記実施形態では、検査対象として割ピンを例として説明した。しかし、シャフト、ネジ、ナットなどについても同様に適用することができる。
(2)上記実施形態では、ガラス等の透明性部材10の上に、凹部20を持つ保持部形成板12を重ねることで、当該凹部20により窪部8を形成し、これを保持部としている。このように、物理的な壁を設けることによって保持部を形成している。しかし、磁石などによって、対象物を所定の位置に保持するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、通常のカメラによる撮像画像によって検査を行っているが、赤外線カメラ、距離画像を出力するカメラなどを用いてもよい。また、他の検査(寸法測定器などによる検査)を行うようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、保持移動手段として回転する円盤6を用いている。しか
しながら、リニアに移動する保持移動手段(たとえば、直線的な無限軌道)を用いてもよい。
(5)上記実施形態では、良品と不良品を回収箱に回収している。しかし、不良品を脱落させ、良品をそのまま製造工程に移送して使用するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、光電センサによって窪部8の位置を検出するようにしている。しかし、磁気センサなど、他のセンサを用いるようにしてもよい。また、窪部8が等間隔(あるいは既知の異なる間隔)に設けられていることから、異なる窪部8の位置を検出することで、タイミングを決定するようにしている。たとえば、ストッパ70を上昇させるタイミングは、対象物の投入位置ではなく反対側において検出している。つまり、間接的に、所望の窪部8の位置を検出するようにしている。しかし、所望の窪部8を直接的に検出する位置にセンサを設けてもよい。

Claims (7)

  1. 検査対象物を保持部に保持して所定方向に移動させる保持移動手段であって、少なくとも前記保持部の底面が透明性を有する部材で構成された保持移動手段と、
    前記保持部に保持された検査対象物を撮像する第一の撮像手段と、
    前記透明性を有する部材を介して前記保持部に保持された検査対象物を撮像する第二の撮像手段と、
    前記第一の撮像手段、第二の撮像手段によって撮像された撮像画像に基づいて、検査対象物の欠陥の有無を判断する判断手段と、
    を備えた対象物検査装置において、
    前記保持移動手段は、回転駆動される円盤であり、当該円盤の上面に複数の保持部を有し、当該保持部は前記円盤の回転に沿って検査対象物が移動するように窪部として形成され、
    当該保持部は透明に、隣接する保持部と保持部の間は非透明に構成されており、
    前記隣接する保持部と保持部の間は光が通過せず、前記透明な各保持部を光が通過することを検出することで、保持部の位置を検出する光センサを有する検出手段と、
    前記検出手段の出力に基づいて、前記第一の撮像手段、前記第二の撮像手段の撮像タイミングを決定する制御手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする対象物検査装置。
  2. 請求項1の対象物検査装置において、
    前記判断手段によって不良品であると判断された検査対象物を不良品排出通路に排出する不良品排出手段と、
    前記判断手段によって良品であると判断された検査対象物を良品排出通路に排出する良品排出手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、検出手段の出力に基づいて、前記不良品排出手段および良品排出手段の排出タイミングを決定することを特徴とする対象物検査装置。
  3. 請求項1または2の対象物検査装置において、
    前記保持移動手段の保持部に向けて検査対象物を搬送する搬送手段をさらに備えたことを特徴とする対象物検査装置。
  4. 請求項3の対象物検査装置において、
    前記搬送手段は、検査対象物を一旦停止させ、当該停止を解除することによって前記保持部に向けて検査対象物を送り出す一旦停止手段を備えており、
    前記制御手段は、検出手段の出力に基づいて、前記一旦停止手段の停止解除のタイミングを決定することを特徴とする対象物検査装置。
  5. 請求項4の対象物検査装置において、
    前記搬送手段は、前記保持部の移動方向側に、開放、閉鎖可能なゲート手段を備えており、
    前記制御手段は、一旦停止させた検査対象物を送り出す際に、前記ゲート手段を開放することを特徴とする対象物検査装置。
  6. 円盤状に形成された透明性を有する透明性部材と、
    透明性部材の上に設けられ、外周部に複数の凹部を有することで、検査対象物を保持するための窪部を形成するための非透明の保持部形成板と、
    を備え、
    回転駆動によって検査対象物を移動し、当該検査対象物を上方向および透明性部材を介して下方向から撮像して検査するための検査用円盤。
  7. 検査対象物を保持移動部材に保持して所定方向に移動させながら、検査対象物を検査する検査方法であって、
    前記保持移動部材の少なくとも窪部底面を透明性を有する部材で構成し、
    隣接する窪部底面と窪部底面の間を非透明とし、
    前記保持移動部材は、窪部に保持した検査対象物を前記移動に合致して移動させ、
    前記隣接する保持部と保持部の間は光が通過せず、前記透明な各保持部を光が通過することを光センサで検出することで、保持部の位置を検出し、
    当該検出結果に基づいて、前記窪部の上下からの撮像タイミングを決定し、前記窪部に保持された検査対象物を上面および下面から撮像して検査を行う検査方法。

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