JP6624811B2 - 冷凍空調装置 - Google Patents

冷凍空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6624811B2
JP6624811B2 JP2015107200A JP2015107200A JP6624811B2 JP 6624811 B2 JP6624811 B2 JP 6624811B2 JP 2015107200 A JP2015107200 A JP 2015107200A JP 2015107200 A JP2015107200 A JP 2015107200A JP 6624811 B2 JP6624811 B2 JP 6624811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
unit
light
light receiving
outdoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015107200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016223640A (ja
Inventor
内藤 宏治
宏治 内藤
康孝 吉田
康孝 吉田
伊藤 誠
伊藤  誠
修平 多田
修平 多田
浦田 和幹
和幹 浦田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Original Assignee
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc filed Critical Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority to JP2015107200A priority Critical patent/JP6624811B2/ja
Publication of JP2016223640A publication Critical patent/JP2016223640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6624811B2 publication Critical patent/JP6624811B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、冷凍空調装置(冷凍機や空調機)の冷媒漏洩を検知する技術に関する。
冷凍空調装置に使われる冷媒は、地球温暖化係数(GWP(Global Warming Potential))が高く、また、運転中に大気中に漏洩する可能性がある。そのため、地球環境への影響を考慮し、冷凍空調装置の冷媒漏洩を検知して漏洩低減を図る必要がある。
また、近年の冷凍空調装置では、冷媒として、R404AやR410Aに比べて地球温暖化係数が小さいR32、HFO−R1234yf、HFO−R1234ze、HC(プロパン(C)などの炭化水素)などが用いられる場合がある。これらの冷媒は可燃性を有するため、特に冷媒封入量が多い冷凍空調装置の場合は、漏洩時の燃焼リスクを低減する必要がある。例えば、特許文献1には、冷凍サイクル装置(冷凍空調装置)において、運転停止後に、可燃性冷媒を、熱交換器よりも強度の高い圧縮機や特殊圧力容器に回収することで冷媒漏洩時の燃焼リスクを低減する技術が開示されている。
また、冷媒漏洩検知機として、一般的には、接触した冷媒ガスとの電気化学反応による電気抵抗値の変化によって冷媒漏洩を検知する半導体式センサが使われている。
また、特許文献2には、特定の気体が特定の波長の光を強く吸収する性質を利用し、対象空間に赤外光を放射し、受光データを画像データに変換して特定の気体を検出する技術が開示されている。
なお、非可燃性冷媒であったとしても、冷媒漏洩時には迅速に検知することが当然好ましい。
特開2000−028237号公報 特開2012−220313号公報
冷媒漏洩検知機を冷凍空調装置に取り付ける場合、高信頼性と低コストが求められる。しかし、前記した半導体式センサの場合、その性質上、経年劣化が起きやすく、高信頼性を維持するためには定期的なセンサ交換が必要となり、高コストとなってしまう。
また、前記した赤外光を使った気体検知装置の場合、経年劣化は起きにくいが、高感度の画像撮影素子が必要であるため、高コストとなってしまう。また、画像撮影素子の感度を高めるために基準冷温を確保する必要がある場合は、そのための装置も必要となり、さらに高コストとなる。
そこで、本発明は、冷凍空調装置において、高信頼性かつ低コストで冷媒漏洩を検知することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、冷媒を送出する室外機と、冷媒配管を介して前記室外機に接続された室内機と、前記室外機および前記室内機により形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、前記室外機と前記室内機の少なくともいずれかの筐体内に設置された冷媒センサと、を備え、前記冷媒センサは、周囲からの赤外線を受光する受光部を有し、前記受光部は、2つ設けられており、一方の前記受光部のみに、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、当該受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられており、前記制御部は、前記一方の受光部からの出力が低下した場合、他方の受光部からの出力が同様に低下していなければ、前記冷媒が漏洩したと判定し、前記他方の受光部からの出力が同様に低下していれば、外乱と判定することを特徴とする冷凍空調装置である。
その他の手段については後記する。
本発明によれば、冷凍空調装置において、高信頼性かつ低コストで冷媒漏洩を検知することができる。
本発明の実施形態の冷凍空調装置における冷凍サイクル系統図である。 冷媒の赤外吸収スペクトルを示すグラフである。 冷媒センサの例を示す図である。 冷媒センサの他の例を示す図である。 (a)は冷媒漏洩時の受光部の出力の経時変化を示すグラフである。(b)は外乱発生時の受光部の出力の経時変化を示すグラフである。 天井カセット型エアコン(四方向型)に冷媒センサを設置した様子の例を示す図である。(a)は側面から見た場合の内部構造図である。(b)は(a)のA方向で見た場合の内部構造図である。 床置き式エアコンに冷媒センサを設置した様子の例を示す図である。(a)は正面図である。(b)は(a)のB方向で見た場合の内部構造図である。 壁掛型エアコンに冷媒センサを設置した様子の例を示す外観斜視図である。 室外機に冷媒センサを設置した様子の例を示す図である。(a)は背面図である。(b)は(a)のC方向で見た場合の側面図(一部破断)である。 冷媒漏洩検知処理の流れを示すフローチャートである。 冷媒センサの変形例を示す図である。 図11の冷媒センサと温度センサを組み合わせて使用する例を示す図である。 冷媒センサの他の変形例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態の冷凍空調装置1は、冷媒を送出する1台の室外機10と、冷媒配管(液配管30、ガス配管34)を介して室外機10に接続された3台の室内機40a、40b、40c(総称する場合は「室内機40」と称する。)と、室外機10および室内機40により形成される冷凍サイクルを制御する制御部2と、を備えて構成される。
冷凍空調装置1は、空調機でも冷凍機でもその両方でも良い。なお、室外機10は1台より多くても良く、また、室内機40は3台より多くても少なくても(1台でも)良い。室内機40が多い場合は冷凍サイクルに封入される冷媒量が増えるため、冷媒漏洩量の管理もより重要になる。
室内機40a、40b、40cにはそれぞれ冷媒センサ61a、61b、61cが取り付けられている。室外機10には冷媒センサ61dが取り付けられている。なお、冷媒センサ61a、61b、61c、61dを総称する場合は「冷媒センサ61」と称する。取り付けられた冷媒センサ61の詳細、設置位置、冷媒検知時の制御については後記する。
制御部2は、例えば、マイクロプロセッサ、メモリなどを備えたコンピュータ装置として構成され、冷凍空調装置1における各種制御を実施する。なお、制御部2は、図1の例では室外機10に設けられているが、設置場所はこれに限定されない。
次に、冷凍空調装置1における冷媒の流れについて説明する。四方弁13の内部の実線は冷房運転側である。ここで、四方弁13の冷房運転側とは、圧縮機11の吐出側(図1における圧縮機11の上部に出ている2本の線(配管)の右側)が室外熱交換器14とつながっている状態を示す。逆に、四方弁13の暖房運転側とは、圧縮機11の吐出側がガス配管34とつながっている状態を示す。
冷房運転側では、圧縮機11で圧縮された高圧ガス冷媒は、四方弁13により室外熱交換器14へ入り、室外ファン19により送られる室外空気と熱交換し、凝縮して高圧液冷媒となり、室外膨張弁15、液配管30を通り室内機40a、40b、40cにそれぞれ送られる。室内機40a、40b、40cに送られた液冷媒は、室内膨張弁42a、42b、42cで絞られ減圧し、室内熱交換器41a、41b、41cへ入り、室内ファン46a、46b、46cにより送られる室内空気と熱交換し、蒸発して低圧ガス冷媒となり、ガス配管34で合流し、四方弁13を通って圧縮機11へ送られ、再び循環する。
暖房運転側では、圧縮機11で圧縮された高圧ガス冷媒は、四方弁13によりガス配管34を通り、室内機40a、40b、40cにそれぞれ送られる。室内機40a、40b、40cに送られた高圧ガス冷媒は、室内熱交換器41a、41b、41cへ入り、室内ファン46a、46b、46cにより送られる室内空気と熱交換し、凝縮して高圧液冷媒となり、室内膨張弁42a、42b、42cを通り、液配管30で合流し、室外機10へ送られる。室外機10に送られた高圧液冷媒は、室外膨張弁15へ送られ絞られ減圧し、室外熱交換器14へ入り、室外ファン19により送られる室外空気と熱交換し、蒸発して低圧ガス冷媒となり、四方弁13を通って圧縮機11へ送られ、再び循環する。
また、運転停止時においては、室外温度が室内温度より低い場合、室内機40側はガス冷媒で、室外機10側に多くの冷媒が溜まる。逆に、室外温度が室内温度より高い場合、室内機40側に冷媒が多く溜まり、室内機40の冷媒配管容積にもよるが、室外機10側はガス冷媒となる。そして、冷凍サイクル中に存在する冷媒の圧力は基本的に大気圧より高いため、配管接続部(室外機10の内外の境界部、室内機40の内外の境界部など)などに微小隙間ができると冷媒が大気中に漏洩する。なお、配管内部で液冷媒であっても、常温大気圧下では空気と熱交換しガス化するため、ガス冷媒の漏洩検知が必要である。
冷媒が可燃性冷媒であった場合、漏洩検知時には、例えば、次の4つの燃焼リスク低減方法が考えられる。
第一の燃焼リスク低減方法は、冷媒漏洩検知した箇所の近くの冷媒遮断弁を閉止することである。これにより、冷凍サイクル内の全冷媒が外部に漏洩することを防止できる。図1では、室内機40の液配管30側には室内膨張弁42a、42b、42c、冷媒遮断弁52a、52b、52cを設置し、室内機40のガス配管34側に冷媒遮断弁51a、51b、51cを設置している。例えば、室内機40a(冷媒センサ61a)で冷媒漏洩を検知した場合は、室内膨張弁42a、冷媒遮断弁51a、冷媒遮断弁52aを閉止する。冷媒の漏洩箇所は冷媒遮断弁51aと冷媒遮断弁52aの間のどこかと考えられるので、漏洩する冷媒量を少なく抑えることができる。
また、室外機10の液配管30側には室外膨張弁15、冷媒遮断弁52dを設置し、室外機10のガス配管34側には冷媒遮断弁51dを設置している。そして、室外機10(冷媒センサ61d)で冷媒漏洩を検知した場合は、室外膨張弁15、冷媒遮断弁51d、冷媒遮断弁52dを閉止する。冷媒の漏洩箇所は冷媒遮断弁51dと冷媒遮断弁52dの間のどこかと考えられるので、漏洩する冷媒量を少なく抑えることができる。
第二の燃焼リスク低減方法は、漏洩警報を発報することである。これにより、その場に人がいる場合でも待避できる。また、警報に連動して居室の排気装置を動かすこともできる。なお、室外機10が機械室などの屋内に存在する場合も同様である。
第三の燃焼リスク低減方法は、冷媒漏洩が室内の場合、室内ファン46a、46b、46cを、また、冷媒漏洩が室外の場合、室外ファン19を強制的に動かすことである。これにより、漏洩したガス冷媒を拡散させ、冷媒が燃焼濃度になるリスクを低減できる。
第四の燃焼リスク低減方法は、冷凍サイクルによって不可能な場合もあるが、他に回収できる場所がある場合は冷媒回収運転をすることである。例えば、室外機10の容積が大きい場合、室内機40の冷媒が漏れた際に冷媒を室外機10側に回収して全冷媒が外部に漏洩することを防止できる。
次に、本実施形態における冷媒漏洩検知の原理について説明する。図2は、冷媒の赤外吸収スペクトルの一例である。横軸は波数、縦軸は吸光度である。波数は光の波長の逆数に比例する。波長が長いと波数は小さくなる。一般に冷媒は8〜12μmのどこかの波長の光を強く吸収する。なお、この領域は、波長が0.4〜0.8μmの可視光に比べて波長が長く、赤外線領域である。ここで、冷媒の種類に応じて、対象の波長に絞ったバンドパスフィルタを使うことにより、受光部の感度を上げずに冷媒センサ61全体の感度を高くできる。
図3に示すように、冷媒センサ61は、赤外線を発する発光部64と、発光部64が発した赤外線を受光する受光部62と、を備えている。また、受光部62には、冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、冷媒センサ61への入射光の一部(遮光の対象となる波長の光)を遮る光学フィルタ65が設けられている。なお、この光学フィルタ65は冷媒のガスの赤外吸収波長域の赤外線のみを透過するものが望ましい。
受光部62と発光部64は対向して設置する。これにより、受光部62の感度が低く、発光部64の出力が限られていても、充分な検知精度を得られる。また、発光部64は冷媒が吸収する波長の赤外線を特に強く発生させるのが望ましい。なお、赤外線は可視光領域ではないため、発光部64は実際に光るわけではなく、赤外線ヒータのようなものである。また、光学フィルタ65を受光部62の表面につけているが、発光部64につけても良い。
図4は、冷媒センサ61として、図3に対して、光学フィルタ65を有しない受光部63を受光部62と並列に設置した例である。なお、発光部64には光学フィルタは取り付けていない。2個の受光領域の異なる受光部62、63を同一の発光部64に向けることにより、冷媒漏洩か外乱かを判定する精度を高くできる。具体的には図5にて原理を説明する。
図4の冷媒センサ61の場合、受光部62、63の出力(反応)が、冷媒漏洩時には図5(a)のようになり、外乱時には図5(b)のようになる。まず、図5(a)の冷媒漏洩時の反応について説明する。光学フィルタあり(図4の受光部62)の場合、冷媒に対して反応を示さない波長域の赤外線はカットされ、冷媒が吸収する波長域の赤外線の受光状態が変化すると出力も変化する。具体的には、冷媒が漏洩すると赤外線が吸収されるため受光量が減り出力が低下する。光学フィルタなし(図4の受光部63)の場合、感度のある波長域は広くなり、冷媒が漏洩しても受光部63へ届く全体の発光量変化は相対的に小さくなりほとんど変化しない。
次に、図5(b)の外乱時の反応について説明する。ここで、外乱としては、受光部62、63と発光部64の間に光を遮断するごみなどの異物が挿入する場合や、受光部62、63あるいは発光部64の供給電力が低下し出力が低下する場合や、発光部64の温度が急激に低下する場合などが想定される。これらの外乱が発生すると光学フィルタあり(図4の受光部62)、光学フィルタ(図4の受光部63)なし共に、出力は低下する。この図5(a)と図5(b)に示す反応の違いから冷媒漏洩か外乱かを判定できる。
以下、図6〜図9を参照して、3種類のエアコン(室内機40)と室外機10の場合を例にとって、冷媒センサ61の配置について説明する。なお、冷媒センサ61としては、図3に示すものを例にとるが、これに限定されず、図4に示すものでも良い。
図6は、天井カセット型エアコン(四方向型)に冷媒センサ61を取り付けた場合を示す。当該エアコンの運転中の空気流れは、当該エアコン下部中央四角の吸込み口から空気を吸い、ロの字型に設置された室内熱交換器41の内部から外部に空気は流れ、当該エアコン下部の四カ所の長方形の吹出し口から出ていく。冷媒センサ61の設置位置について、ガス冷媒は一般に空気より重たいため、当該エアコン筐体内の下部に設置するのが好ましい。また、室内熱交換器41とガス配管或いは液配管が接続されるコーナー部が4隅の1個所に存在するが、ここの冷媒漏洩リスクを低減するため、このコーナー部の下部にセンサを設置するのが好ましい。ここで、受光部62と発光部64は当該エアコン筐体内に設置できるスペースを考慮し、重力のかかる方向、つまり上下方向に対向させて設置するのが好ましい。
図7は、床置き式エアコンに冷媒センサ61を取り付けた場合を示す。当該エアコンの運転中の空気の流れは、当該エアコン下部の吸込み口から空気を吸い、当該エアコン上部に斜めに立て掛けられた板状の室内熱交換器41の下から上に空気は流れ、当該エアコン上部の吹出し口から出ていく。冷媒センサ61の設置位置について、図7では当該エアコン下部に設置している。この場所では室内熱交換器41の配管と、液配管とガス配管の接続部分の両方の漏洩を検知することができる。ここで、受光部62と発光部64は当該エアコン筐体内に重力のかかる方向、つまり上下方向に対向させて設置している。また、設置スペースが確保できるならば水平方向に設置しても良い。
図8は、壁掛型エアコンに冷媒センサ61を取り付けた場合を示す。当該エアコンの運転中の空気の流れは、当該エアコン正面上部及び上部の吸込み口から空気を吸い、当該エアコン内部にコの字に設置された室内熱交換器を通過し、当該エアコン正面下部の吹出し口から出ていく。冷媒センサ61の設置位置について、当該エアコン下部に設置するのが好ましく、図8では吹き出しルーバー上に設置している。この場合、受光部62と発光部64は水平方向に対向させて設置している。
図9は、室外機10に冷媒センサ61を取り付けられた場合を示す。冷媒漏洩に関し、室外機10での漏洩リスクも考えられる。また、ビル空調の場合、室外機10は機械室に設置される場合もあり、可燃性冷媒が漏洩した際には冷媒センサ61で検知し燃焼リスクを低減する必要がある。室外機10の運転中の空気の流れは、室外機10の背面から空気を吸い、背面に設置した室外熱交換器を通過し、室外機10上部の吹き出し口から出ていく。冷媒センサ61の設置位置について、室外機10下部の液配管とガス配管の接続部の下が好ましい。また、発光部64と受光部62は水平方向に対向させて設置している。
次に、図10を参照して(図1も適宜参照)、冷媒漏洩検知処理について説明する。この冷媒漏洩検知処理は、冷凍空調装置1が通電されている限りは常に実行するのが望ましい。
まず、制御部2は、冷媒漏洩検知処理を開始し(ステップS1)、ステップS2に進む。なお、ステップS1では、ステップS4を経由した後の場合は、タイムクリアを行う。
ステップS2において、制御部2は、受光部62の出力が規定値以下か否かを判定し、Yesの場合はステップS3に進み、Noの場合はステップS1に戻る。
ステップS3において、制御部2は、外乱か否かを判定し(図5参照)、Yesの場合はステップS1に戻り、Noの場合はステップS4に進む。
ステップS4において、制御部2は、タイマカウント(開始)を行い、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御部2は、受光部62の出力低下が所定時間以上継続しているか否かを判定し、Yesの場合はステップS6に進み、Noの場合はステップS2に戻る。
ステップS6において、制御部2は、冷媒漏洩と判定し、ステップS7に進む。なお、ステップS5の所定時間は、設けることで誤検知低減の効果があるが、長すぎては対応が遅れてリスク回避ができないため、例えば、数秒程度の適度な時間とする。
ステップS7において、制御部2は、冷媒漏洩箇所が室内機40か否かを判定し、Yesの場合はステップS8に進み、Noの場合はステップS9に進む。
ステップS8において、室内機40での冷媒漏洩のため、制御部2は、対象の室内機40について、対策を実施する。例えば、対象の室内機40の室内膨張弁42、冷媒遮断弁51、冷媒遮断弁52を閉止する。また、近くにいる人に待避を促すように漏洩警報を発報する。また、居室に排気装置がある場合は警報に合わせ排気装置を動かす。また、漏洩した冷媒ガスを拡散させるために室内送風機(室内ファン46)を強制的に動かす。また、室外機10に冷媒回収できる場所があれば室外機10に冷媒を回収する。
ステップS9において、室外機10での冷媒漏洩のため、制御部2は、室外機10について、対策を実施する。例えば、室外膨張弁15、冷媒遮断弁51d、冷媒遮断弁52dを閉止する。また、近くにいる人に待避を促すように漏洩警報を発報する。また、室外機10が設置されている機械室に排気装置がある場合は警報に合わせ排気装置を動かす。また、漏洩した冷媒ガスを拡散させるために室外送風機(室外ファン19)を強制的に動かす。これらにより燃焼リスクを低減できる。
このように、本実施形態の冷凍空調装置1によれば、前記した冷媒センサ61を用いることで、高信頼性かつ低コストで冷媒漏洩を検知することができる。なお、このような冷媒センサ61では、光学フィルタ65を用いることで感度を上げることができるので、特許文献2のように感度アップ用の冷温維持装置などは不要で、低コストで済む。
(冷媒センサ61の変形例)
次に、図11〜図13を参照して、冷媒センサ61の変形例について説明する。
図11に示すように、変形例の冷媒センサ61は、周囲からの赤外線を受光する受光部62を備え、発光部を備えていない。また、受光部62には、光学フィルタ65が設けられている。
発光部がなくても、すべての物体は温度に応じた強度の赤外線を放射しているので、受光部62は周囲の物体から赤外線を受信する。そして、受光部62は受光面の周辺に冷媒が存在するときに出力を低下させるので、制御部2は受光部62からの出力が低下したときに冷媒が漏洩したと判定することができる。
また、その際、図12に示すように、受光部62に対して赤外線を放射する周囲の部材71の近くの温度センサ72による検知温度も加味することで、制御部2は、赤外線の強度の変化を推定して補正し、さらに精度高く冷媒漏洩を判定することができる。なお、温度センサ72は、必ずしも新たに設ける必要はなく、室外機10や室内機40にある温度センサ(空気吸い込み口温度センサ、空気吹き出し口温度センサ)の出力を利用しても良い。
次に、図13に示すように、他の変形例の冷媒センサ61は、1つの受光部62に対して2つの発光部64a、64bが設けられている。発光部64aには光学フィルタ65がつけられておらず、発光部64bには光学フィルタ65がつけられている。また、受光部62には光学フィルタ65がつけられていない。
このような冷媒センサ61によれば、制御部2は、受光部62から、冷媒のガスの赤外吸収波長域の出力が低下した場合、冷媒のガスの赤外吸収波長域以外の出力が同様に低下していなければ冷媒が漏洩したと判定し、冷媒のガスの赤外吸収波長域以外の出力が同様に低下していれば外乱と判定することができる。そして、一般に、受光部よりも発光部のほうが単価が安いので、図4の場合に比べて冷媒センサ61を低コストで実現できる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。例えば、図13のように2つの発光部を用いる場合は、それらが時間的に交互に発光するようにしても良い。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1…冷凍空調装置
2…制御部
10…室外機
11…圧縮機
13…四方弁
14…室外熱交換器
15…室外膨張弁
19…室外ファン
30…液配管
34…ガス配管
40a、40b、40c…室内機
41a、41b、41c…室内熱交換器
42a、42b、42c…室内膨張弁
46a、46b、46c…室内ファン
51a、51b、51c、51d…冷媒遮断弁
52a、52b、52c、52d…冷媒遮断弁
61a、61b、61c、61d…冷媒センサ
62、63…受光部
64…発光部
65…光学フィルタ
71…部材
72…温度センサ

Claims (8)

  1. 冷媒を送出する室外機と、
    冷媒配管を介して前記室外機に接続された室内機と、
    前記室外機および前記室内機により形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、
    前記室外機と前記室内機の少なくともいずれかの筐体内に設置された冷媒センサと、を備え、
    前記冷媒センサは、周囲からの赤外線を受光する受光部を有し、
    前記受光部は、2つ設けられており、
    一方の前記受光部のみに、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、当該受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられており、
    前記制御部は、
    前記一方の受光部からの出力が低下した場合、
    他方の受光部からの出力が同様に低下していなければ、前記冷媒が漏洩したと判定し、
    前記他方の受光部からの出力が同様に低下していれば、外乱と判定する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
  2. 冷媒を送出する室外機と、
    冷媒配管を介して前記室外機に接続された室内機と、
    前記室外機および前記室内機により形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、
    前記室外機と前記室内機の少なくともいずれかの筐体内に設置された冷媒センサと、を備え、
    前記冷媒センサは、赤外線を発する発光部と、前記発光部が発した赤外線を受光する受光部と、を有し、
    前記受光部は、2つ設けられており、
    一方の前記受光部のみに、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、当該受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられており、
    前記制御部は、
    前記一方の受光部からの出力が低下した場合、
    他方の受光部からの出力が同様に低下していなければ、前記冷媒が漏洩したと判定し、
    前記他方の受光部からの出力が同様に低下していれば、外乱と判定する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
  3. 冷媒を送出する室外機と、
    冷媒配管を介して前記室外機に接続された室内機と、
    前記室外機および前記室内機により形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、
    前記室外機と前記室内機の少なくともいずれかの筐体内に設置された冷媒センサと、を備え、
    前記冷媒センサは、赤外線を発する発光部と、前記発光部が発した赤外線を受光する受光部と、を有し、
    前記発光部は、2つ設けられており、
    一方の前記発光部のみに、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、前記受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられており、
    前記制御部は、
    前記受光部から、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域の出力が低下した場合、
    前記冷媒のガスの赤外吸収波長域以外の出力が同様に低下していなければ、前記冷媒が漏洩したと判定し、
    前記冷媒のガスの赤外吸収波長域以外の出力が同様に低下していれば、外乱と判定する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
  4. 冷媒を送出する室外機と、
    冷媒配管を介して前記室外機に接続された室内機と、
    前記室外機および前記室内機により形成される冷凍サイクルを制御する制御部と、
    前記室外機と前記室内機の少なくともいずれかの筐体内に設置された冷媒センサと、
    前記筐体内に設置された温度センサと、を備え、
    前記冷媒センサは、前記筐体内の物体からの赤外線を受光する受光部を有し、
    前記受光部に、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、当該受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられ、
    前記制御部は、前記受光部からの出力を前記温度センサの検知温度に基づいて補正し、補正された前記出力が低下したときに、前記冷媒が漏洩したと判定する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
  5. 前記冷媒として可燃性冷媒が使用されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷凍空調装置。
  6. 前記冷媒センサは、前記筐体内の熱交換器、または、前記冷媒配管の接続部の下部に設置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷凍空調装置。
  7. 前記制御部は、
    前記受光部からの出力が低下した状態が所定時間以上継続したときに、前記冷媒が漏洩したと判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の冷凍空調装置。
  8. 圧縮機と、四方弁と、室外熱交換器と、室外膨張弁と、室内熱交換器と、室内膨張弁と、が冷媒配管によって接続されている冷凍サイクルと、
    前記冷凍サイクルを制御する制御部と、
    冷媒を検知する冷媒センサと、
    前記冷凍サイクルの周囲の温度を検知する温度センサと、を備え、
    前記冷媒センサは、前記冷凍サイクルの周囲からの赤外線を受光する受光部を有し、
    前記受光部に、前記冷媒のガスの赤外吸収波長域外に遮光性を有し、当該受光部への入射光の一部を遮る光学フィルタが設けられ、
    前記制御部は、前記受光部からの出力を前記温度センサの検知温度に基づいて補正し、補正された前記出力が低下したときに、前記冷媒が漏洩したと判定する
    ことを特徴とする冷凍空調装置。
JP2015107200A 2015-05-27 2015-05-27 冷凍空調装置 Active JP6624811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015107200A JP6624811B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 冷凍空調装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015107200A JP6624811B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 冷凍空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016223640A JP2016223640A (ja) 2016-12-28
JP6624811B2 true JP6624811B2 (ja) 2019-12-25

Family

ID=57747862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015107200A Active JP6624811B2 (ja) 2015-05-27 2015-05-27 冷凍空調装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6624811B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3318823B1 (en) * 2015-06-30 2020-10-28 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle system
JP6972125B2 (ja) * 2017-05-31 2021-11-24 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN110892203B (zh) * 2017-07-21 2021-12-31 三菱电机株式会社 空调机
JP6927315B2 (ja) * 2017-09-29 2021-08-25 ダイキン工業株式会社 冷凍装置
JP7401795B2 (ja) * 2019-09-09 2023-12-20 ダイキン工業株式会社 冷媒漏洩判定システム
EP3875861B1 (en) 2020-03-06 2023-05-17 Daikin Industries, Ltd. Air-conditioner, air-conditioning system, and method for monitoring air-conditioner
WO2023188317A1 (ja) * 2022-03-31 2023-10-05 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56155393A (en) * 1980-05-02 1981-12-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Detection of leakage of coolant for closed type heat exchanger
JPS60259933A (ja) * 1984-06-07 1985-12-23 Mitsubishi Electric Corp ガスリ−ク検出器
JPH02140574A (ja) * 1988-11-18 1990-05-30 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置
JPH11230648A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置
JP2000097527A (ja) * 1998-09-21 2000-04-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空気調和機およびその制御方法
JP2000097505A (ja) * 1998-09-21 2000-04-04 Toshiba Corp 空気調和機
JP3523584B2 (ja) * 2000-10-12 2004-04-26 株式会社 日立インダストリイズ ヒートポンプシステム
JP2005016822A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Toshiba Kyaria Kk 可燃性冷媒空気調和機の冷媒漏洩検知装置
KR20060025626A (ko) * 2004-09-17 2006-03-22 엘지전자 주식회사 멀티 공기조화기의 배관 냉매누설 제어장치 및 방법
JP4943887B2 (ja) * 2007-02-21 2012-05-30 矢崎総業株式会社 ガス警報器
JP2009299910A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP5211894B2 (ja) * 2008-06-27 2013-06-12 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP4975055B2 (ja) * 2009-04-10 2012-07-11 株式会社東科精機 燻蒸ガス濃度測定方法およびその方法を用いた燻蒸ガス濃度測定装置
JP5481981B2 (ja) * 2009-07-16 2014-04-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置および冷凍サイクル装置の制御方法
WO2011099063A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 三菱電機株式会社 空気調和装置
WO2011099058A1 (ja) * 2010-02-10 2011-08-18 三菱電機株式会社 空気調和装置
JP5517789B2 (ja) * 2010-07-02 2014-06-11 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
US8917183B2 (en) * 2013-03-12 2014-12-23 Airware, Inc Methane and water vapor gas sensors integrated into a personal miner's alarm
JP2015094524A (ja) * 2013-11-12 2015-05-18 ダイキン工業株式会社 室内機
JP6289233B2 (ja) * 2014-04-14 2018-03-07 三菱電機株式会社 空気調和機
JP2018028392A (ja) * 2014-12-25 2018-02-22 三菱電機株式会社 冷媒漏洩検知装置及びこれを備えた冷凍サイクル装置
JP6466219B2 (ja) * 2015-03-20 2019-02-06 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機の室内機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016223640A (ja) 2016-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6624811B2 (ja) 冷凍空調装置
JP5931688B2 (ja) 空気調和機
US11435102B2 (en) Refrigerant leakage determination device, air-conditioning apparatus, and refrigerant leakage determination method
JP6785883B2 (ja) 空気調和装置
WO2015029678A1 (ja) 空気調和装置および冷媒漏洩検知方法
JP6958627B2 (ja) 空気調和機
JP6929747B2 (ja) 空気調和機
JP5211894B2 (ja) 空気調和機
US11408624B2 (en) Refrigerant leak detection
US20190170384A1 (en) Ultraviolet (uv) light-based refrigerant leak detection system and method
JP2017009268A (ja) 空気調和システム
JP6972125B2 (ja) 空気調和装置
JP6065962B1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2016125694A (ja) 空気調和装置の室内機
JP6819706B2 (ja) 冷媒サイクル装置
WO2017002214A1 (ja) 冷凍サイクルシステム
JP2013245832A (ja) 輻射式空気調和機
JP2015094524A (ja) 室内機
US20170102157A1 (en) Air conditioner units and methods for determining indoor room temperatures
US11193684B2 (en) Detecting blockage of air conditioner unit based on control signal
JP2015094525A (ja) 室内機
CN115135933B (zh) 用于空调器单元的气体传感系统
US10837670B2 (en) Air-conditioning apparatus
KR20210108241A (ko) 히트펌프 및 그 동작방법
JP6815377B2 (ja) 空気調和機用ユニット及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160407

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171011

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6624811

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150