JP3523584B2 - ヒートポンプシステム - Google Patents

ヒートポンプシステム

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JP3523584B2 JP2000312403A JP2000312403A JP3523584B2 JP 3523584 B2 JP3523584 B2 JP 3523584B2 JP 2000312403 A JP2000312403 A JP 2000312403A JP 2000312403 A JP2000312403 A JP 2000312403A JP 3523584 B2 JP3523584 B2 JP 3523584B2
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    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒートポンプシステ
ムに係り、特に冷媒に可燃性の物質を用いたときに好適
なヒートポンプシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷房需要の増大による夏場の電力
需給の逼迫が深刻な課題となっている。特に、電力使用
量がピークになる8月においては、電力の約40%が冷
房に使用されている。そして、この割合は今後とも変わ
らないと予想されている。この課題を解決するために
は、家庭用エアコンや事務所用エアコンとして、電力消
費量の少ない吸収式冷房システムを使用するのが有効で
ある。また、工業廃熱の有効利用やエネルギ機器のハイ
ブリッド化によるコジェネレーション化には、熱源駆動
可能な吸収冷凍機が有効である。
【0003】吸収冷凍機としては、吸収溶液に臭化リチ
ウム水溶液を、冷媒に水を用いるものが多用されてい
る。その他には、アンモニア−水を作動冷媒とするもの
や特開平9−296966号公報に開示されている炭化
水素あるいはHFCを冷媒にし、ビニルエーテル化合物
を吸収剤にするもの、特開平9−104862号公報に
開示されているフッ化アルコールの1種であるトリフロ
ロエタノール(TFE)を冷媒にし、ジメチルイミダゾ
リドン(DMI)を吸収剤にしたものがある。ここで、
TFEは、圧縮式ヒートポンプで冷媒として用いられる
HFCの水素を、水酸基OHで置換したものであり、D
M1は高沸点の極性溶媒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吸収冷凍機
において、吸収溶液に臭化リチウム水溶液を、冷媒に水
を用いるものは、作動状態で冷媒である水の蒸気圧力が
数百Paと低いので、不凝縮ガスの排除が困難であっ
た。また、臭化リチウムは腐食性を有するので、定期的
に吸収冷凍機をメンテナンスすることが必要であった。
さらに、ヒートポンプ運転をしようにも冷媒である純水
は冬場には凍結する恐れがあり、ヒートポンプ運転が出
来ず暖房運転効率が劣るという不具合がある。
【0005】この不具合を改善するために、ヒートポン
プ運転が可能なアンモニア−水方式の吸収冷凍機では、
アンモニアは毒性について懸念されていること、および
腐食を回避するための適切なインヒビタが現在まだ開発
されていないこと、吸収冷凍機の作動圧力が高くなり2
重効用化が困難であること、等の不具合がある。さら
に、冷媒がHFCやTFEであると、地球温暖化係数が
大きくなる。また、吸収剤にビニルエーテル化合物やD
MIを用いると、高温部で腐食が生じる恐れがあり、そ
の対策が必要である等の不具合があった。
【0006】そこで、地球温暖化係数が低く、メンテナ
ンスを極力抑えたヒートポンプ用の冷媒として、ジメチ
ルエーテル等の炭化水素が文献Natural Working Fluids
'98(B. Adamson, M. AIRAH, Australia, ”Dimethyl
Ether as an R-12 Replacement”, Natural Working,F
luids '98, IIR-Gustav Lorentzen Conference, pp.569
-575 (1998))に記載されている。この文献によれば、
炭化水素は、単位体積あたりのエネルギー密度が大きい
こと、粘性が低いことおよび地球温暖化係数が小さいこ
と等の利点を有している。
【0007】また、冷凍サイクルに圧縮機を用いる圧縮
式ヒートポンプでも、オゾン層を保護して地球温暖化を
防止するために、自然冷媒等の可燃物質(プロパン、イ
ソブタン、ジメチルエーテル、HFC32等)を冷媒として
使用することも試みられている。これらの自然冷媒はい
ずれも、漏洩すると燃焼や爆発の恐れがあるので、これ
らの冷媒の使用に当たっては、ヒートポンプシステムに
保安装置を設ける必要がある。
【0008】そこで自然冷媒を安全に使用するための方
法が、特開平4−369370号公報や特開平6−18
0166号公報、特開平8−327195号公報に記載
されている。しかしながら、特開平4−369370号
公報や特開平6−180166号公報に記載のものは冷
媒の漏れを検出し圧縮式サイクルの運転モードを変える
ことで冷媒漏洩量を減らすことが記載されているもの
の、漏洩冷媒が滞留して爆発が生じるのを回避する点に
ついては考慮が十分にはなされていなかった。また、特
開平8−327195号公報には、冷媒漏洩を感知して
漏洩冷媒を拡散することが記載されているが、これも漏
洩冷媒による爆発の回避の点では考慮が十分ではなかっ
た。
【0009】本発明は上記従来の技術の不具合に鑑みな
されたものであり、その目的は作動冷媒として可燃性冷
媒を用いたヒートポンプシステムにおいて、可燃性冷媒
が漏洩した場合でも、爆発等の危険性を回避した安全な
ヒートポンプシステムを実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の特徴は、室外機と室内機とを有し、こ
れら室外機と室内機間を配管接続し、冷媒に可燃性冷媒
を用いたヒートポンプシステムにおいて、室外機の内部
に、冷媒の漏洩を検出する接触燃焼式のガスセンサー
と、このガスセンサーが冷媒の漏洩を検出したら作動す
る冷媒排出用ダンパと、ガスセンサーが冷媒の漏洩を検
出したら通常運転とは逆の方向に回転する送風ファン
と、ガスセンサーの出力に基づいて冷媒排出用ダンパお
よび送風ファンを制御するコントローラとを設けたこと
にある。
【0011】そして好ましくは、ダンパの近傍に、筐体
内から流出する空気の流れを邪魔する邪魔板を設けると
か、室外機は、吸収冷凍機の燃焼器を有し、この燃焼器
の吸気口が形成された側にダンパの排気口を配置するも
のである。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第2の
特徴は、室外機と室内機とを有し、これら室外機と室内
機間を配管接続し、冷媒に可燃性冷媒を用いたヒートポ
ンプシステムにおいて、室外機の内部に、冷媒の漏洩を
検出する接触燃焼式のガスセンサーと、このガスセンサ
ーが冷媒の漏洩を検出したら作動する緊急冷媒排出弁
と、ガスセンサーが冷媒の漏洩を検出したら通常運転と
は逆の方向に回転する送風ファンと、ガスセンサーの出
力に基づいて緊急冷媒排出弁および送風ファンを制御す
るコントローラとを設けたものである。
【0013】そして好ましくは、緊急冷媒排出弁から排
出される冷媒を燃焼させる着火具と燃焼室とを室外機の
筐体内、筐体に隣接するところ、または筐体の近傍の少
なくともいずれかに設けるものである。また上記いずれ
かの特徴において、室内機へ室外機から可燃性冷媒を導
くようにしてもよい。
【0014】上記目的を達成するための本発明の第3の
特徴は、室内機と室外機とを有し、これら室内機と室外
機とを配管接続し、冷媒に可燃性冷媒を用いたヒートポ
ンプシステムにおいて、室内機が配置された室内側に冷
媒の漏洩を検出するガスセンサーを設け、このガスセン
サーが冷媒の漏洩を検出したときに前記配管を遮断する
遮断弁と前記室内側の配管に含まれる冷媒を室外に排出
する冷媒排出弁とを、共に室外側に設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施例
を、図面を用いて説明する。吸収式冷凍機または圧縮式
冷凍機に可燃性物質からなる冷媒を用いたときには、万
が一のガス漏洩を考慮してガス検出手段を設ける。この
ガス漏洩の検出法には、接触燃焼式、半導体式、熱伝導
式、ガルバニ電池式、定電位電解式および比分離型赤外
線式が知られている。表1にこれら各方法の比較を示
す。
【0016】
【表1】
【0017】可燃性冷媒の多くは、空気と混合したとき
にガス濃度がある範囲になると爆発する。例えば、本発
明が対象とするヒートポンプシステムでは、ジメチルエ
ーテルやイソブタンを冷媒に使用するが、この爆発濃度
限界の下限値は2〜3%である。図1に、各方式の爆発
濃度範囲を示す。図1から、爆発濃度限界が2〜3%の
ガスを検出するには、接触燃焼式が適することが分か
る。しかしながら、この接触燃焼式を用いても、爆発濃
度限界の下限に近いところ(濃度0.5%以上)では測定
が困難である。そこで、本発明者らは、可燃性冷媒の漏
洩を検出するのに、接触燃焼式がどの濃度まで適用でき
るかを実験した。この結果を図2に示す。図2から明ら
かなように、ジメチルエーテル濃度が1.2%程度まで
は、補正式を適用すれば実用できることが分かった。
【0018】他方式のガスセンサーである半導体式ガス
センサーは、低濃度のガス検知が可能であり、より安全
性の高い携帯ガス検出器として、広く一般の用に供して
いる。この半導体式ガスセンサーは、冷媒漏洩量少なく
ても漏洩を感知するので、爆発の危険回避が容易にな
る。ただし、冷媒濃度が高濃度であると、爆発の危険回
避の判断に多大の時間を要する。
【0019】熱伝導度式のガスセンサーは、低濃度のガ
スの検出に不向きである。そのため、冷媒漏洩量が少な
いときは、漏洩を防止するのが困難であるが、高濃度の
冷媒濃度の検出が可能であるから、爆発を引き起こす濃
度近傍では早期に検出するので、爆発を容易に回避でき
る。
【0020】この図2で用いた漏洩検出器を有するヒー
トホンプシステムの一実施例を、図3に示す。図3は、
ヒートポンプシステムのシステム図である。ヒートポン
プは吸収ヒートポンプであり、室内側熱交換器と熱交換
するため、水などの2次熱媒体を用いている。吸収式ヒ
ートポンプ100は、再生器12、凝縮器13、減圧膨
張弁14、蒸発器8、吸収器9、冷媒と吸収液を混合す
る混合器10、吸収溶液ポンプ11、室外機筐体1、空
気熱交換器用の送風ファン2、ファン用モータ3を備え
ている。これら各部の作用は以下の通りである。
【0021】再生器12で発生した冷媒蒸気は、凝縮器
13で周囲空気により冷却され、凝縮する。凝縮して液
化した冷媒は、減圧膨張弁14を経て蒸発器8に流入す
る。蒸発器8に流入した冷媒は、伝熱面の内側を流れる
冷水と伝熱面を介して熱交換する。これにより、冷水は
冷却される。一方、冷媒は熱交換により温度上昇して蒸
発し、冷媒蒸気となる。冷媒蒸気は、吸収器9から流出
した冷却された吸収溶液に混合器10で混合される。混
合された吸収溶液は、吸収溶液ポンプ11を経て、再び
再生器12に流入する。再生器で加熱された冷媒は、凝
縮器13で濃縮される。以下このサイクルを繰り返す。
【0022】ヒートポンプシステムが備える蒸発器8で
熱交換された2次熱媒体(冷水)は、2次熱媒体用配管に
配置した2次熱媒体用ポンプ21により建屋26内に送
られる。そして、室内側熱交換器23と熱交換した後、
再度、蒸発器8に送られる。ここで、ヒートポンプシス
テムが可燃性の冷媒を使用していても、建屋26内には
2次熱媒体しか流れていないので、可燃性冷媒が漏洩す
るおそれはない。
【0023】図3に示すヒートポンプシステムでは、ヒ
ートポンプの室外機の筐体1内に冷媒漏洩を検出するセ
ンサー5を設けている。また、筐体1の下部には、筐体
1の外側にのみ容易に開閉する漏洩冷媒を排出するダン
パ7が取付けられている。さらに、筐体内の上部には、
逆回転可能な空気熱交換器用のモータ3付きファン2が
配置されており、ダンパ7やモータ3を制御するコント
ローラ6が筐体内の下部に設けられている。
【0024】センサー5が冷媒の漏洩を感知すると、コ
ントローラ6の指示でファン2を逆回転させ、筐体1外
から筐体の内部に空気を吸い込む。外部空気が筐体1内
に吸込まれると、筐体1内の圧力は高まってダンパ7が
開き、筐体1内に漏洩した冷媒を速やかに筐体外へ排出
する。筐体外に排出された可燃ガスは急速に拡散すると
ともに、筐体1内の冷媒濃度が爆発範囲まで上昇しない
ように外部空気で希釈する。これにより、爆発等の危険
を回避できる。なお、ダンパ7を開いたときに、ヒート
ポンプサイクル内に設置した緊急冷媒遮断弁15〜20
を遮断するようにする。これにより、冷媒の漏洩量も低
減できる。
【0025】次に上記のように構成したヒートポンプシ
ステムが有する保安装置の詳細を、図4および図5を用
いて説明する。空気熱交換式のヒートポンプでは、熱交
換性能を向上させるためおよび静音化するために、空気
熱交換器13を通過する空気の流速を小さくする。具体
的には、筐体1内が負圧になるように、ファン2を回転
させる。このとき、空気熱交換器13を通過する空気
は、筐体1の外側から内側に流れる。ダンパ7を筐体1
の外側にのみ開閉するようにすると、ファン2の正常回
転時には、外圧の方が高いので、ダンパ7は筐体1に押
しつけられており、閉じている。このため、ダンパ7を
設けても空気熱交換器13の性能は低下しない。
【0026】センサー5が冷媒の漏洩を感知すると、コ
ントローラ6の指示でモータ3を逆回転させる。モータ
3が逆回転すると、ファン2は筐体1外部から空気を吸
い込み、筐体1の内部圧力が高くなる。ファン2が逆回
転すると、空気熱交換器を流れる空気の方向も逆にな
る。空気熱交換器に逆向きに空気が流れると、順方向に
流れる場合(図4参照)に比べて大きな抵抗または圧力損
失を生じるので、空気流入により高まった筐体1内の圧
力は、すぐには低下しない。
【0027】ここで、ダンパ7は少しの圧力差でも開く
ように設定されているので、筐体1内の圧力上昇に伴い
ダンパ7が開く。そして、筐体1内に漏洩した冷媒が空
気とともに押し出され、速やかに排出される。なお図6
に示すように、筐体1内の下部であってダンパ7の近く
に、ダンパ7から流出する空気を邪魔する邪魔板28を
設置すれば、さらに冷媒の拡散効果を高めることが出来
る。
【0028】上記実施例では、空気熱交換器13を建屋
26側に設け、ファン2を建屋26と反対側に配置して
いる。これにより、図7に示すようにダンパ7をファン
2と同じ筐体面に設置することができ、漏洩した冷媒の
拡散効率が向上する。ただし、ヒートポンプを複数台設
置したり、建屋に対する設置方向が異なるときには、図
8に示すように、ファン2が設置された筐体面とは異な
る筐体面にダンパ30を設置すれば、漏洩した冷媒が容
易に拡散できる。
【0029】図9に、ヒートポンプシステムの室外機
が、燃焼器36を有する例を示す。この図9に示した吸
収式ヒートポンプシステムでは、漏洩した冷媒を排出す
るダンパ33の出口を、燃焼器36側へ向けている。そ
して、図示しないセンサーが冷媒の漏洩を感知すると、
図示しないコントローラの指示でファン2を逆回転させ
る。そして、図10に示すようにダンパ33が燃焼器3
6側へ開く。さらに、ダンパ33を通った可燃性冷媒を
多く含む空気は、吸気口35から吸込まれた空気ととも
に燃焼器36に導かれ、燃焼させられる。この結果、流
出するガスは、無害な二酸化炭素と水蒸気となってヒー
トポンプシステム外に排出されるので、爆発等の危険を
回避できる。
【0030】図11および図12に、漏洩した冷媒を強
制的に筐体1外に排出する緊急冷媒排出弁38、40を
を設けた例を示す。筐体1内には、冷媒漏洩を検知する
センサー5、冷媒を筐体外に排出する緊急冷媒排出弁3
8、41、およびこれらを制御するコントローラ6が設
けられている。センサー5が冷媒の漏洩を感知すると、
コントローラ6は冷媒を強制的に筐体1外に排出する。
この結果、筐体1内に漏洩して筐体1内に滞留する冷媒
量を減少させることができ、筐体1内の冷媒濃度が爆発
範囲に入るのを防止できる。ここで、図12に示すよう
に、緊急冷媒排出弁41の下流側に設けた冷媒排出部4
0をファン2の近傍に設置すれば、冷媒拡散の効果が高
まる。
【0031】図13に、筐体1内に漏洩する冷媒を燃焼
させるために燃焼装置を設けた例を示す。緊急冷媒排出
弁42から排出された冷媒は、筐体1上部に設けた燃焼
室57内に導かれる。燃焼室57には着火具44が配置
されており、冷媒排出部43を通って燃焼室57内に導
かれた冷媒に火をつけ、燃焼室57内で燃焼させる。こ
れにより、可燃冷媒ガスを二酸化炭素と水蒸気の形でヒ
ートポンプシステム外に排出するので、爆発等を回避で
きる。
【0032】なお、吸収式ヒートポンプでは冷媒以外に
作動冷媒として吸収剤も使用する。冷媒は蒸発し易い
が、吸収剤は蒸発し難く配管漏れが生じると、液状で流
出する。そこで、吸収液の流出や拡散を防止するため
に、図13に示すように、筐体1の下部に吸収液の受け
皿45を設けて、筐体1外への漏洩を防止する。
【0033】図14に、室内機24にも可燃性冷媒を導
いた直膨式のヒートポンプシステムの例を示す。図14
において、室内機24は冷媒の漏洩を検出するセンサー
46を備えている。筐体1の内外には、室内機24と室
外機とを接続する配管56を遮断する緊急冷媒遮断弁5
3、54、筐体1外に冷媒を強制的に排出する緊急冷媒
排出弁55、およびこれら各弁を制御するコントローラ
47が配置されている。室内26に冷媒が漏洩したのを
センサー46が感知すると、コントローラ47は緊急冷
媒遮断弁53、54を閉止し、緊急冷媒排出弁55から
冷媒を筐体1外へ放出する。これにより、室内側に漏洩
して滞留する冷媒量を減少させることができる。
【0034】以上本発明の各実施例においては、可燃性
冷媒を用いるヒートポンプシステムの室外機の筐体内
に、冷媒の漏洩を検出するセンサーとこのセンサーの出
力に応じて正逆回転方向を変更するファンおよびセンサ
ーの出力に応じて開閉するダンパとを設けている。した
がって、センサーが可燃性冷媒の漏洩を感知すれば、フ
ァンモータが逆回転して筐体外の空気を吸い込み、筐体
内の圧力を高めて筐体の下部に設けたダンパから漏洩し
た冷媒を速やかに筐体外に排出するので、筐体内の冷媒
濃度が爆発範囲に入るのを防止でき、爆発等の危険性を
回避できる。
【0035】また、ヒートポンプシステムの室外機が燃
焼器を備える吸収式ヒートポンプのときには、漏洩した
可燃性冷媒を含む空気を燃焼器導き燃焼させるようにし
たので、燃焼後のガスが二酸化炭素と水蒸気になり爆発
等の危険を回避できる。さらに、強制的に冷媒を排出可
能な弁を筐体自体もしくはその近傍に設けた実施例で
は、冷媒の漏洩をセンサーが検出すると冷媒を強制的に
筐体外に排出可能なので、筐体内に滞留する冷媒量を減
少させることができる。その結果、筐体内の冷媒濃度が
爆発範囲になることを防止できる。さらに、緊急冷媒排
出弁から排出された冷媒を燃焼させる手段を設ければ、
排出ガスは全く無害な二酸化炭素と水蒸気となり危険性
を回避できる。
【0036】さらに、室内機に可燃性冷媒を導く直膨式
のヒートポンプシステムの実施例では、室内機と室外機
とを接続する配管に緊急遮断弁を設けたので、室内機側
で可燃性冷媒の漏洩があっても、緊急遮断弁により室内
機に送られる可燃性冷媒の量を制限でき、室内の冷媒濃
度が爆発範囲になるのを防止できる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、可燃
性ガスを冷媒に用いたヒートポンプシステムにおいて、
漏洩した冷媒を速やかに室外機の筐体外へ導くか、また
は筐体内外で燃焼させるようにしたので、可燃性ガスの
爆発を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスセンサの適用範囲を説明する図。
【図2】接触燃焼式ガスセンサの濃度に対する感度を説
明するグラフ。
【図3】本発明に係るヒートポンプシステムの一実施例
のシステム図。
【図4】図3に示した室外機の動作を説明する図。
【図5】図3に示した室外機の動作を説明する図。
【図6】本発明に係るヒートポンプシステムが備える室
外機の一実施例の模式図。
【図7】本発明に係るヒートポンプシステムが備える室
外機の一実施例の斜視図。
【図8】本発明に係るヒートポンプシステムが備える室
外機の他の実施例の斜視図。
【図9】本発明に係るヒートポンプシステムが備える室
外機のさらに他の実施例の斜視図。
【図10】本発明に係るヒートポンプシステムが備える
室外機のさらに他の実施例の模式図。
【図11】本発明に係るヒートポンプシステムが備える
室外機のさらに他の実施例の模式図。
【図12】本発明に係るヒートポンプシステムが備える
室外機のさらに他の実施例の模式図。
【図13】本発明に係るヒートポンプシステムが備える
室外機のさらに他の実施例の模式図。
【図14】本発明に係るヒートポンプシステムのさらに
他の実施例の模式図。
【符号の説明】
1…室外機の筐体、2…ファン、3…ファン用モータ、4…
ファンカバー、5…冷媒の漏洩を検出するセンサー、6…
コントローラ、7…ダンパ、8…蒸発器、9…吸収器、10
…混合器、11…吸収溶液ポンプ、12…再生器、13…空気
熱交換器(凝縮器)、14…減圧膨張弁、15、16、17、1
8、19、20…緊急冷媒遮断弁、21…2次熱媒体用ポン
プ、22…2次熱媒体用配管、23…室内側熱交換器、24…
室内機の筐体、25…室内熱交換器用ファン、26…建屋、
27…基礎、28…邪魔板、29…ダンパ固定具、30…ダン
パ、31…ダンパ固定具、32…隔壁、33…ダンパ、34…ダ
ンパ固定具、35…吸気口、36…燃焼器、37…煙突、38…
緊急冷媒排出弁、39…冷媒排出部、40…緊急冷媒排出
弁、41…冷媒排出部、42…緊急冷媒排出弁、43…冷媒排
出部、44…着火具、45…吸収液受け皿、46…コントロー
ラ、47…冷媒の漏洩を検出するセンサー、48…コンプレ
ッサ、49…四方弁、50…空気熱交換器、51…減圧膨張
弁、52…室内熱交換器、53、54…緊急冷媒遮断弁、55…
緊急冷媒排出弁、56…冷媒配管、57…燃焼室、100…ヒ
ートポンプシステム。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−281569(JP,A) 特開 平8−200904(JP,A) 特開 平10−103838(JP,A) 特開 平7−19653(JP,A) 特開2000−171130(JP,A) 特開 平11−37619(JP,A) 特開 平8−327195(JP,A) 特開 平4−369370(JP,A) 特開 平6−180166(JP,A) 特開 平9−104862(JP,A) 特開 平9−296966(JP,A) 特開2001−134827(JP,A) 実開 昭51−72866(JP,U) 実開 昭61−74078(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 49/02 520 F25B 49/02 540 F25B 1/00 395 F25B 15/00 306 F25B 49/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外機と室内機とを有し、これら室外機と
    室内機間を配管接続し、冷媒に可燃性冷媒を用いたヒー
    トポンプシステムにおいて、前記室外機の内部に、冷媒
    の漏洩を検出するガスセンサーと、このガスセンサーが
    冷媒の漏洩を検出したら作動する冷媒排出用ダンパと、
    前記ガスセンサーが冷媒の漏洩を検出したら通常運転と
    は逆の方向に回転する送風ファンと、前記ガスセンサー
    の出力に基づいて前記冷媒排出用ダンパおよび前記送風
    ファンを制御するコントローラとを設けたことを特徴と
    するヒートポンプシステム。
  2. 【請求項2】前記ダンパの近傍に、筐体内から流出する
    空気の流れを邪魔する邪魔板を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載のヒートポンプシステム。
  3. 【請求項3】前記室外機は、吸収冷凍機の燃焼器を有
    し、この燃焼器の吸気口が形成された側に前記ダンパの
    排気口を配置したことを特徴とする請求項1に記載のヒ
    ートポンプシステム。
  4. 【請求項4】室外機と室内機とを有し、これら室外機と
    室内機間を配管接続し、冷媒に可燃性冷媒を用いたヒー
    トポンプシステムにおいて、前記室外機の内部に、冷媒
    の漏洩を検出する接触燃焼式のガスセンサーと、このガ
    スセンサーが冷媒の漏洩を検出したら作動する緊急冷媒
    排出弁と、前記ガスセンサーが冷媒の漏洩を検出したら
    通常運転とは逆の方向に回転する送風ファンと、前記ガ
    スセンサーの出力に基づいて前記緊急冷媒排出弁および
    前記送風ファンを制御するコントローラとを設けたこと
    を特徴とするヒートポンプシステム。
  5. 【請求項5】前記緊急冷媒排出弁から排出される冷媒を
    燃焼させる着火具と燃焼室とを前記室外機の筐体内、筐
    体に隣接するところ、または筐体の近傍の少なくともい
    ずれかに設けたことを特徴とする請求項4に記載のヒー
    トポンプシステム。
  6. 【請求項6】前記室内機へ室外機から可燃性冷媒を導く
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載のヒートポンプシステム。
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