JP6466219B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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    • F24F1/0059Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
従来、ヒートポンプ式空気調和機において、炭化水素などの強燃性の冷媒や、R32などの燃焼性が小さい冷媒を用いる場合は、万が一冷媒が漏洩すると、外的要因の現出によっては燃焼性が問題となる濃度(以下、「下限燃焼限界LFL」)に達する可能性がある。このため、ヒートポンプ式の空気調和機において、強燃性冷媒や燃焼性が小さい冷媒を用いる場合は、冷媒の漏洩を適切に検出し、漏洩した冷媒の濃度が下限燃焼限界LFLにならないようにすることが求められる。
例えば、特許文献1では、適用される燃焼性を有する冷媒が空気よりも比重が大きいことを利用して、床置型室内機の機械室下部の、ドレンパン近傍に、冷媒の漏洩検知センサを設置することで、熱交換器からの冷媒漏洩を検知している。
特開2002−98346号公報
しかしながら、特許文献1では、機械室に位置するドレンパンの近傍に漏洩検知センサが設けられているため、冷媒が漏洩しているにもかかわらずセンサが検知できない可能性があった。
本発明の目的は、漏洩冷媒の検知性を向上することが可能な空気調和機の室内機を提供するものである。
本発明は、空気を吸い込む吸込口および室内へ空気を吹き出す吹出口を有する筺体と、前記筺体の内部に設置される送風機と、前記吸込口と前記送風機との間に配置され、空気よりも比重の大きい冷媒が通流する配管を有する熱交換器と、前記送風機と前記吹出口との間に形成される通風路と、前記熱交換器の下方に位置するドレンパンと、前記通風路に設置され、前記冷媒の漏れを検知する漏洩検知センサと、を備え、前記吹出口の少なくとも一部は、前記熱交換器の下方に位置し、前記漏洩検知センサは、前記通風路の幅方向である長手方向の一端に設置される音源部と、他端に設置されて前記音源部からの音を検知する録音部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、漏洩冷媒の検知性を向上することが可能な空気調和機の室内機を提供できる。
第1実施形態に係る室内機を室外機と接続した状態を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係る室内機の内部構造を示す側面図である。 (a)はドレンパンを示す斜視図、(b)は制御ブロック図である。 第1実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。 (a)は、漏洩検知センサを吹出口側から見たときの斜視図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。 第2実施形態に係る室内機の漏洩検知センサを示す断面図である。 第3実施形態に係る室内機の漏洩検知センサを示す断面図である。 第4実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。 第5実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。 第6実施形態に係る室内機の漏洩検知センサを示す断面図である。 第7実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。 第8実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。 第9実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。 第10実施形態に係る室内機の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下において冷凍サイクルと特に断りなく記載した場合、冷却または加熱、もしくはその両方で使用可能な冷凍サイクルを指すものとする。また、説明の便宜上、各図面で共通する部材には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。正面背面上下左右の方向軸については、各図の記載によるものとする。なお、以下の説明において、第1実施形態ないし第4実施形態、および第9実施形態については、参考形態とする。
図1は、第1実施形態に係る室内機を室外機と接続した状態を示す外観斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る室内機1は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁および膨張弁を備える室外機2と、接続配管3などを介して接続される。この室内機1は、室内の床上に取り付けられる床置き型のものであり、接続配管3などを介して接続して冷媒を循環させることで、室内を空調する。なお、以下では、床置き型を例に挙げて説明するが、壁掛け型に適用することもできる。
また、室内機1は、樹脂を略箱状に成型加工した筺体4を備えている。この筺体4は、周囲を覆う化粧枠5と、前面を覆う前面パネル6と、を備えている。また、室内機1は、筺体4の上面に室内の空気を吸い込む吸込口7が設けられ、筺体4の前面下部に室内に空気を吹き出す吹出口8が設けられている。吹出口8は、室内機1の幅に略等しい幅を有する左右に細長い形状となっている。
また、室内機1は、吹出口8を開閉するとともに気流を上下方向に偏向する上下風向板11a(開閉板)と、気流を左右方向に偏向する左右風向板12と、を備えている。また、上下風向板11aは、吹出口8の近傍の側壁23c,23dに回動自在に支持されている。
図2は、第1実施形態に係る室内機の内部構造を示す側面図である。
図2に示すように、室内機1は、送風機21と、熱交換器22と、通風路23と、前面側ドレンパン24a(ドレンパン)、背面側ドレンパン24b(ドレンパン)と、漏洩検知センサ25と、制御装置26(図4参照)と、を備えて構成されている。
送風機21は、例えば貫流ファンで構成され、複数枚のファンブレード21a(一部のみ図示)と円環状の支持板21bとを有し、支持板21bにファンブレード21aが周方向に等間隔に配置されることで構成されている。また、送風機21は、略筒形状を呈し、熱交換器22に沿って(図2の紙面垂直方向に沿って)配設されている。また、送風機21の軸方向の一端は筺体4側に回転自在に支持され、軸方向の他端は図示しないモータと接続されている。
熱交換器22は、送風機21の幅と略等しい長さであり(図4参照)、前面側下部熱交換器22aと、前面側上部熱交換器22bと、背面側熱交換器22cとによって構成されている。前面側下部熱交換器22aの下端22a1は、送風機21の下端21sと略同じ高さ位置に設定されている。背面側熱交換器22cの下端22c1は、送風機21の上端21tよりも低い高さ位置に設定されている。また、熱交換器22は、送風機21をその上部から覆うように略逆V字状(略Λ字状)に配設されている。
吹出口8は、熱交換器22の下方に位置している。なお、吹出口8の開口部の全体が、熱交換器22の下方に位置している必要はなく、吹出口8の開口部の一部が、熱交換器22の下方に位置していればよい。
また、熱交換器22は、例えば、クロスフィンチューブ型のものであり、アルミニウム製の薄板を複数枚重ねたフィン22d(熱交換板)と、各フィン22dに貫通して取り付けられた銅製の伝熱管22eと、有して構成されている。フィン22dと伝熱管22eとは、フィン22dに挿入された伝熱管22eを液圧または機械的に拡管することにより密着させている。なお、フィン22dとフィン22dとの間には、微小な隙間が形成され、この隙間に室内の空気が通流し、この空気と室外機2から接続配管3の伝熱管の内部を流れる冷媒との間で熱交換が行われる。すなわち、送風機21が回転することにより、室内の空気が、吸込口7から吸い込まれ、熱交換器22、送風機21、通風路23を通って吹出口8から吹き出される。
通風路23は、送風機21と吹出口8との間に形成され、吹出口8から吹き出す流路を構成している。また、通風路23の上流側には、送風機21の一部(半分程度)が位置している。また、通風路23は、流路の上面を構成する上壁23aと、流路の底面を構成する下壁23bと、流路の側面を構成する側壁23c,23d(図4参照)と、を有して構成されている。下壁23bは、筺体4の前面下端から送風機21の背面側に向けて湾曲、上昇しながら延びている。上壁23aは、下壁23bと間隔を空けて送風機21の下端に向けて延びている。なお、通風路23とは、上壁23aの上流側の先端23sと、下壁23bの上流側の先端23tとを直線的に結ぶ位置と、吹出口8との間の領域を意味している。
前面側ドレンパン24aは、熱交換器22が蒸発器として作用する際に発生する水分(凝縮水)を受けるもので、前面側下部熱交換器22aの下部に配置されている。背面側ドレンパン24bは、同様に熱交換器22からの水分(凝縮水)を受けるもので、背面側熱交換器22cの下部に配置されている。
漏洩検知センサ25は、冷媒の漏れを検知するものであり、送風機21と吹出口8との間の通風路23に設けられている。
筺体4の吸込口7には、遮へい板13a,13bが回動自在に設けられており、遮へい板13a,13bが回動することによって吸込口7を開閉するようになっている。また、熱交換器22の外側には、フィルタ9a,9bが設けられており、吸込口7から吸い込まれた室内の空気がフィルタ9a,9bを通って、空気中の埃などが除去された後に、熱交換器22に導入されるようになっている。
図3(a)は、ドレンパンを示す斜視図、図3(b)は制御ブロック図である。
図3(a)に示すように、前面側ドレンパン24aおよび背面側ドレンパン24bは、皿形状を有するように形成され、熱交換器22の下部に沿って細長く形成され、熱交換器22全体を受ける構造となっている。
また、前面側ドレンパン24aおよび背面側ドレンパン24bは、ドレン配管22s,22sが接続されており、前面側ドレンパン24aおよび背面側ドレンパン24bに溜まった水分(凝縮水)は、屋外に排出するようになっている。なお、前面側ドレンパン24aおよび背面側ドレンパン24bの形状は、熱交換器22の構成に応じて適宜変更することができる。
図3(b)に示すように、制御装置26は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、インタフェース回路などを備え、電気品箱27(図4参照)に収納されている。制御装置26は、メモリ(ROM)に記憶された制御プログラムにしたがって冷凍サイクルおよび送風系の制御などを実行する。また、制御装置26は、上下風向板11a,11b、左右風向板12、送風機21、漏洩検知センサ25などと電気的に接続されている。例えば、制御装置26は、漏洩検知センサ25からの冷媒漏れを示す信号を取得することで、送風機21を回転させ、また上下風向板11aによって吹出口8が閉じられたときに、漏洩検知センサ25から信号を取得する。
図4は、第1実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。なお、図4は、室内機1の外観部品である化粧枠5と前面パネル6を取り外した状態の室内機1の内部構成図である。
図4に示すように、制御装置26を含む電気品箱27は、送風機21によって空気流が発生する通風路範囲S1とは別に区画された機械室28内に設けられている。この通風路範囲S1は、前記した通風路23の幅方向の寸法と略同じ長さとなるように設定されている。
機械室28内は、接続配管3が冷房運転時に露点温度以下になることにより、配管表面に生成した凝縮水が制御装置26に伝わらないように仕切板29によって仕切られている。
熱交換器22の伝熱管22eは、例えば、U字状の配管22e1がフィン22dの積層方向の一端(図示左端)から他端(図示右端)に向けて水平方向に挿通され、他端において別の配管22e1と継手部品(リターンベンド)22fを介して溶接されている。また、配管22e1と接続配管3とが継手部品22gを介して溶接されている。なお、配管22e1と継手部品22f,22gとの接続部分がろう付け部22h,22iとなる。
ところで、熱交換器22内を冷媒が流れることにより、室内の空気を熱交換器22で熱交換し、室内の空調を実現するが、熱交換器22を構成する伝熱管22eの劣化や、ろう付け部22g(接続部)の破損などによって冷媒が室内機1の内部に漏洩することが考えられる。
冷凍サイクルに使用される冷媒としては、燃焼性の小さい単一冷媒であるR32、R1234yf、R1234ze、またはこれらを主成分とする混合冷媒を適用できる。また、同様に空気より比重が大きい冷媒として、R290やR600aなどの単一冷媒、またはそれを主成分とする混合冷媒を用いてもよい。このような冷媒は、空気より比重が大きいため、漏洩した冷媒は重力方向に滞留することになる。また、燃焼性の小さい単一冷媒であるR32、R1234yf、R1234ze、R1123またはこれらを主成分とする混合冷媒を使用することにより、温暖化係数を小さくでき、不燃冷媒より効率を向上できる。
熱交換器22を構成する伝熱管22eから冷媒が漏洩した場合、仕切板29で仕切られた機械室28内の下方空間よりも、前記側ドレンパン24aや背面側ドレンパン24b(図2参照)に冷媒が滞留し易くなる。前面側ドレンパン24aや背面側ドレンパン24bに滞留した冷媒は、時間の経過とともに溢れることになる。そして、溢れた冷媒は、通風路23に流れ出ることになる。
そこで、第1実施形態では、通風路23と機械室28とを仕切っている側壁23cに漏洩検知センサ25を設ける構成とした。
図5(a)は、漏洩検知センサを吹出口側から見たときの斜視図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。
図5(a)に示すように、通風路23の流路を構成する側壁23cには、漏洩検知センサ25を取り付ける取付孔23c1が形成されている。この取付孔23c1に、漏洩検知センサ25の素子部25sが露出するようになっている。
図5(b)に示すように、漏洩検知センサ25は、例えば半導体式のものであり、素子部25sと、この素子部25sを支持するベース部25vとを有し、側壁23cの内側(通風路23とは反対側)に取り付けられている。
ベース部25vは、取付孔23c1を塞ぐ形状を有し、取付孔23c1を通して機械室28側に冷媒が流出しないように取付孔23c1を密閉している。なお、本実施形態では、通風路23の流路を構成する右側の側壁23cに漏洩検知センサ25を配置した場合を例に挙げて説明したが、通路路23の流路を構成する左側の側壁23d(図4参照)に、取付孔を設け、そこに漏洩検知センサ25を配置してもよい。
また、漏洩検知センサ25は、例えば、漏洩した冷媒の気体濃度を監視するものであり、冷媒の気体濃度が、下限燃焼限界LFLに達した場合に、制御装置26の漏洩検知部に信号を送る。また、漏洩検知センサ25は、冷媒が漏洩することで相対的に減少する気体成分(例えば、酸素)の濃度を監視するものであってもよい。このように、漏洩検知センサ25は、気化した冷媒ガス、または空気に含まれる酸素ガスを直接検知するガスセンサで構成されている。
なお、空気中の酸素濃度を計測する場合は、酸素濃度が低下した分が、略冷媒漏洩によって薄められた分であると近似することができる。つまり、酸素濃度と漏洩冷媒濃度との間には負の相関関係が認められるので、間接的に酸素濃度を計測することで、漏洩した冷媒濃度を検出することができる。
また、漏洩検知センサ25は、常時監視し続けることが望ましいため、室内機1の電源とは別の電源装置(例えば、リチウムイオン電池)を併用する構成であってもよい。
また、定期的にメンテナンスを行うことが望ましい漏洩検知センサ25を適用した場合には、漏洩検知センサ25の脱着が容易にできるように、筺体4に、漏洩検知センサ25の取り出し用の取っ手や引き出しを設けて、カートリッジ式のように簡単に脱着できるようにしてもよい。
このように構成された室内機1において、例えば、図4の熱交換器22の点Aの位置から冷媒が漏れた場合には、漏れ冷媒が点Aから重力方向(鉛直方向の下方)に向けて前面側ドレンパン24aの右端に下降する。前面側ドレンパン24aまで下降した冷媒は、前面側ドレンパン24aから直ちに溢れ出すか、前面側ドレンパン24aの全体に溜まった後に溢れ出す。点Aから冷媒が漏洩した場合には、前面側ドレンパン24aの右端から積極的に溢れ出すので、溢れた冷媒が、通風路23の側壁23cの近傍を通ることにより、漏洩検知センサ25によって冷媒の漏洩が検知される。
また、図4の熱交換器22の点Bの位置から冷媒が漏れた場合には、漏れ冷媒が点Bから重力方向(鉛直方向の下方)に向けて前面側ドレンパン24aの左端に下降する。前面側ドレンパン24aまで下降した冷媒は、前面側ドレンパン24aに溜まるとともに図4の矢印R1に示すように前面側ドレンパン24aの長手方向に沿って右側に流れる。そして、前面側ドレンパン24aの右端まで冷媒が到達すると、前面側ドレンパン24aから溢れ出し、通風路23の側壁23cに沿って吹出口8に向けて流れ出し、漏洩検知センサ25によって冷媒の漏洩が検知される。
以上説明したように、第1実施形態の空気調和機の室内機1では、通風路23に漏洩検知センサ25を設けるとともに吹出口8が熱交換器22の下方に位置している。これによれば、熱交換器22から漏れた冷媒(空気より比重の大きい冷媒)が、前面側ドレンパン24aや背面側ドレンパン24bに溜まって溢れ出す(図2参照)。そして、溢れ出た冷媒が、通風路23を通って吹出口8から流れ出ることで、通風路23に設けられた漏洩検知センサ25によって冷媒の漏れを確実に検知できる。これにより、冷媒の漏れの検知性能を向上できる。
また、第1実施形態では、通風路23の流路を構成する側壁23cの内側(通風路23とは反対側)に漏洩検知センサ25を設けたので、風路抵抗を低減できる。
また、第1実施形態によれば、漏洩検知センサ25として、酸素濃度を検知するセンサを適用することで、冷媒の種類に応じてセンサを変更することなく、異なる種類の冷媒に対して、共通の漏洩検知センサ25を適用することができる。
また、第1実施形態では、熱交換器22に、配管22e1の軸方向の一端にろう付け部22h,22iが設けられ、漏洩検知センサ25がろう付け部22h,22iの側に設置されている。これによれば、ろう付け部22h,22iの有る側が、ろう付け部の無い側よりも、冷媒が漏洩する確率が高くなることが予想されるので、ろう付け部22h,22iの側に漏洩検知センサ25を配置することで、冷媒の漏洩をより確実に検知できる。
また、第1実施形態によれば、漏洩検知センサ25が熱交換器22の下方に位置しているので、熱交換器22からの冷媒の漏洩の検知性をさらに向上できる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係る室内機を示す断面図である。なお、図6は、室内機の下部の断面構成を示している。また、図6に図示していない他の構成は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、第2実施形態の室内機1Aは、通風路23の流路を構成する上壁23aに漏洩検知センサ25を備えた構成である。漏洩検知センサ25は、上壁23aに取付孔23a1が形成され、この取付孔23a1が形成された上壁23aの内部(通風路23とは反対側)に設けられている。なお、漏洩検知センサ25は、通風路23の幅方向の任意の位置に取り付けることができる。
これにより、第1実施形態と同様に、熱交換器22から漏洩した冷媒が前面側ドレンパン24aや背面側ドレンパン24b(図2参照)で受けきれない量となったときに、冷媒が通風路23に流れ出ることで、漏洩検知センサ25によって冷媒の漏れを検知できる。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る室内機を示す断面図である。
図7に示すように、第3実施形態の室内機1Bは、通風路23の流路を構成する下壁23bに漏洩検知センサ25を備えた構成である。漏洩検知センサ25は、下壁23bに取付孔23b1が形成され、この取付孔23b1が形成された下壁23bの内部(通風路23とは反対側)に設けられている。なお、漏洩検知センサ25は、第2実施形態と同様に、通風路23の幅方向の任意の位置に取り付けることができる。
これにより、第1実施形態と同様に、熱交換器22から漏洩した冷媒が前面側ドレンパン24aや背面側ドレンパン24b(図2参照)で受けきれない量となったときに、冷媒が通風路23に流れ出ることで、漏洩検知センサ25によって冷媒の漏れを検知できる。
ここで、冷媒として、燃焼性の小さい(低い)単一冷媒であるR32、R1234yf、R1234ze、R1123またはこれらを主成分とする混合冷媒を適用した場合、これらの冷媒は、空気よりも比重が大きいため、漏洩した冷媒が重力方向に滞留する。このことから、通風路23の底側の流路を構成する下壁23bに漏洩検知センサ25を設けることで(図7参照)、第1実施形態および第2実施形態よりもより確実に漏洩した冷媒を検知することができる。
(第4実施形態)
図8は、第4実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
図8(a)に示すように、第4実施形態の室内機1Cは、第1実施形態ないし第3実施形態の漏洩検知センサ25に替えて、漏洩検知センサ25Aとした構成である。
漏洩検知センサ25Aは、通風路23の流路を構成する側壁23dに設けられた発光部25aと、通風路23の流路を構成する側壁23cに設けられた受光部25bと、を備えている。
また、発光部25aと受光部25bは、水平方向(送風機21の軸方向)において互いに対向する位置に配置されている。なお、発光部25aと受光部25bとの左右の位置関係はどちらであってもよい。
図8(b)に示すように、漏洩検知センサ25Aは、送風機21と吹出口8との間の通風路23に設けられている。また、漏洩検知センサ25Aは、通風路23のうちの前面側ドレンパン24aの近傍に設けられている。
発光部25aは、漏洩の検出対象である冷媒の吸収波長を含む光源で構成されている。例えば、R32では、1083cm-1(9.23μm)付近の遠赤外域に大きな吸収波長があるため、光源としては、面ヒータなどの熱源や、遠赤外域の波長を持つ半導体レーザ、LEDなどを用いることができる。なお、R32以外の冷媒を用いる場合には、その冷媒が持つ特徴的な吸収波長に合わせる。
また、受光部25bとしては、漏洩の検出対象である冷媒の吸収波長近傍の波長のみが透過するバンドパスフィルタと、このバンドパスフィルタを介して入射する光を受ける焦電型赤外線センサと、を組み合わせたものを用いることができる。
また、受光部25bとしては、必ずしも狭い領域の波長を透過するバンドパスフィルタと焦電型赤外線センサとの組み合わせに限定されるものではなく、必要な波長のみ(冷媒の吸収波長のみ)を検出するMCT(HgCdTe)光導電素子などを用いた赤外線センサを用いてもよい。
このように構成された第4実施形態によれば、漏洩冷媒の検知範囲を、長手方向(通風路23の幅方向)の全域に広げることができ、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて、検知範囲を広げることができる。
(第5実施形態)
図9は、第5実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。なお、第4実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9(a)に示すように、第5実施形態の室内機1Dは、第4実施形態の漏洩検知センサ25Aに替えて漏洩検知センサ25Bとした構成である。
漏洩検知センサ25Bは、第4実施形態と同様に、通風路23の流路を構成する側壁23dに設けられた発光部25aと、通風路23の流路を構成する側壁23cに設けられた受光部25bと、を備えている。さらに、第5実施形態の漏洩検知センサ25Bでは、発光部25aと受光部25bとが、水平方向(送風機21の軸方向)に対して斜めに配置されている。
すなわち、図9(b)に示すように、漏洩検知センサ25Bは、送風機21と吹出口8との間において通風路23の上壁23aと下壁23bとの中間を通るラインS2に対して、発光部25aが下壁23b側で、受光部25bが上壁23a側に位置するように構成されている。なお、発光部25aと受光部25bの位置関係が、前記とは上下逆であってもよい。
このように構成された第5実施形態によれば、漏洩冷媒の検知範囲を、通風路23の幅方向(熱交換器22の幅方向)に広げることができ、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて、検知範囲を広げることができる。さらに、第5実施形態では、第4実施形態のように発光部25aと受光部25bを平行に配置した場合よりもさらに検知範囲を広げることができる。
(第6実施形態)
図10は、第6実施形態に係る室内機の内部構造を示す断面図である。なお、図10は室内機1Eの下部を示す拡大図である。
図10に示すように、第6実施形態の室内機1Eは、第4実施形態の漏洩検知センサ25Aに替えて漏洩検知センサ25Cとした構成である。
漏洩検知センサ25Cは、通風路23の流路を構成する下壁23bに設けられた発光部25aと、通風路23の流路を構成する上壁23aに設けられた受光部25bと、を備えている。なお、発光部25aと受光部25bは、第4実施形態と同様なものを用いることができる。また、発光部25aと受光部25bの上下の位置関係はどちらであってもよい。
このように構成された第6実施形態によれば、漏洩冷媒の検知範囲を、上下方向(通風路23の高さ方向)の全域に広げることができ、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて、検知範囲を広げることができる。
(図7実施形態)
図11は、第7実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。
図11に示すように、第7実施形態の室内機1Fは、第6実施形態の漏洩検知センサ25Cに替えて、漏洩検知センサ25Dとした構成である。
漏洩検知センサ25Dは、第6実施形態の発光部25aと受光部25bとを組み合わせもの(漏洩検知センサ25C)を、通風路23の幅方向に間隔を空けて複数(本実施形態では5組)配置した構成である。
このように構成された第7実施形態によれば、漏洩冷媒の検知範囲を、通風路23の高さ方向に広げることができ、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて、検知範囲を広げることができる。また、第6実施形態のように1組の発光部25aと受光部25bを配置した場合よりもさらに検知範囲を広げることができる。
(第8実施形態)
図12は、第8実施形態に係る室内機の内部構造を示す正面図である。
図12に示すように、第8実施形態の室内機1Gは、第4実施形態の漏洩検知センサ25Aに替えて、漏洩検知センサ25Eとした構成である。
漏洩検知センサ25Eは、通風路23の流路を構成する側壁23cに設けられた発光部25aおよび受光部25bと、通風路23の流路を構成する側壁23dに設けられた反射部25cと、を備えている。反射部25cは、鏡、または冷媒に対応する吸収波長を反射できる素材で構成されたものを用いることができる。
このように構成された第8実施形態によれば、漏洩冷媒の検知範囲を、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて広げることができる。また、受光部25aと発光部25bを同じ側壁23c側に設けることで、電気部品である受光部25aおよび発光部25bを電気品箱27側に集約することが可能になる。
(図9実施形態)
図13は、第9実施形態に係る室内機の内部構造を示し、(a)は正面図、(b)は漏洩検知センサの取付位置を示す断面図である。
図13(a)に示すように、第9実施形態の室内機1Hは、第4実施形態の漏洩検知センサ25Aに替えて、漏洩検知センサ25Fとした構成である。
漏洩検知センサ25Fは、貫流ファンである送風機21の軸方向の一端に設けられた発光部25aと、軸方向の他端に設けられた受光部25bと、を備えている。また、発光部25aおよび受光部25bは、送風機21の内側に設けられている。
図13(b)に示すように、漏洩検知センサ25Fの発光部25aおよび受光部25bは、送風機21の軸中心付近に配置されている。なお、送風機21は、ファンブレード21aと支持板21bによって構成されているので、送風機21の内側(内部)が、軸方向に沿って光を通過できる空間となっている。
このように構成された第9実施形態によれば、漏洩検知センサ25Fが制御装置26に近くなり、電源を取り易くでき、設置性を向上できる。また、送風機21は、多翼(多数のファンブレード21a)で格子状にしか隙間がないので、送風機21の内側の空間が暗くなる。このため、漏洩検知センサ25F(発光部25aと受光部25b)を送風機21の内部に設置したときに、送風機21の内部に外部の光が入り難くなるので(ノイズを受け難くなるので)、漏洩検知センサ25Fの誤差を小さくできる。
(第10実施形態)
図14は、第10実施形態に係る室内機の動作を示すフローチャートである。
図14に示すように、制御装置26は、ステップS10において、上下風向板11a(開閉板)が閉じているか否かを判定し、上下風向板11aが閉じていると判定した場合には(Yes)、ステップS11に進み、上下風向板11aが閉じていないと判定した場合には(No)、リターンする。
ステップS11において、制御装置26は、冷媒漏れが有るか否かを判定し、冷媒漏れが有ると判定した場合には(Yes)、ステップS12に進み、冷媒漏れが無いと判定した場合には(No)、リターンする。冷媒漏れと判定する閾値として、例えば、冷媒濃度がLFLの1/4の値(LFL/4)よりも大きい否かを判定し、LFL/4よりも大きい場合は、冷媒漏れが発生していると判定する。
ステップS12において、制御装置26は、送風機21をONにする(駆動する)。送風機21をONすることにより、冷媒が漏れ続けているか否かを確認する。
ここで、冷媒の噴出速度が大きい場合、空気より重い冷媒が短時間に大量に漏洩するため、冷媒が室内の下方にたまりやすくなり、拡散しづらい。そこで、ステップS13では、上下風向板11aを斜め上方(水平方向よりも上方)に向ける。このことで、吹出口8から吹出す空気の流れが上向きになり、効率よく拡散させることができる。
更に、重い冷媒を効率よく部屋内を循環させられるよう、上方への角度は40°より大きくし、送風機21のファン速度も最大速度(例えば吹出口風速4〜6m/s程度)とすることがより望ましい。
なお、ステップS13において括弧書きで示したように、上下風向板11aを斜め上方(水平方向よりも上方)を含む範囲でスイング(一定間隔で繰り返し回動)させるようにしてもよい。
ステップS14において、制御装置26は、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過した場合には(Yes)、ステップS15に進み、所定時間が経過していない場合には(No)、送風機21をONにし続ける。なお、所定時間とは、設置室内に漏洩した冷媒を拡散させて濃度を閾値よりも下げることができる時間である。
ステップS15において、制御装置26は、送風機21をOFFにする(停止する)。
ステップS16において、制御装置26は、冷媒漏れが有るか否かを判定し、冷媒漏れが有ると判定した場合には(Yes)、ステップS17に進み、冷媒漏れが無いと判定した場合には(No)、リターンする。なお、この場合も、ステップS11と同様に、冷媒濃度がLFLの1/4の値よりも大きい場合に、冷媒漏れが発生していると判定する。
ステップS17において、制御装置26は、冷媒漏れが発生しているとして、異常を通知する。例えば、光と音を用いて、発光パターンや色を変化させたり、サイレン・ブザーで警報音を流すなどして、室内にいるユーザに警報・警告する。
なお、図14では、上下風向板11aが閉じているときに冷媒漏れを検知する場合を例に挙げて説明しているが、空気調和機が運転中で上下風向板11aが開いているときでも冷媒漏れを検知する構成であってもよい。
また、ステップS15において、LFLの1/4の値の検出によって媒漏れであると判定することで、警報・警告する構成に限定されず、その後、冷媒濃度がLFLの1/2の値よりも大きいと判定したときに、空気調和機の室内機の電源ユニット(不図示)に指令を送り、自身への電力供給を遮断し、電気品箱27の内部に収容されている電子回路を含んでなる制御装置26などに電流が流れないようにしてもよい。
このようにして、送風機21をON/OFFして、冷媒漏れを再度検出することにより、熱などによる誤検知を防ぐことが可能になる。また、上下風向板11aが閉じているときに冷媒漏れを検出することにより、通風路23内を暗くできるので、太陽光などの侵入による誤検知を防ぐことができる。また、上下風向板11aが閉じている場合には、冷媒が溜まり易くなるので、冷媒漏れの検知性を向上できる。
(第11実施形態)
第11実施形態の室内機は、第4実施形態の発光部25aと受光部25bの組み合わせに替えて、発光部25aを音源部25d(図8参照)とし、受光部25bを録音部25e(図8参照)との組み合わせにした構成である。
この場合、空気の媒体を通過するときの音速と、空気に冷媒が混ざった媒体を通過するときの音速は、変化するので、この変化を検知することで、冷媒の漏れを検知できる。また、音源部25dと録音部25eを、通風路23を構成する側壁23c,23dに設けたので、漏洩冷媒の検知範囲を、長手方向(通風路23の幅方向)に広げることができ、第1実施形態ないし第3実施形態に比べて、検知範囲を広げることができる。
なお、音源部25dと録音部25eとを組み合わせた漏洩検知センサを、第5実施形態ないし第8実施形態に適用してもよい。
また、第11実施形態において、上下風向板11aを閉じているときに冷媒漏れを検知することで、通風路23内に入る他の音を遮断でき、検出時のノイズを受け難くできる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々変更できる。例えば、第1実施形態ないし第11実施形態を適宜組み合わせて適用してもよい。また、前記した実施形態では、送風機21が1個の場合を例に挙げて説明したが、2個搭載するものであってもよい。
1 室内機
2 室外機
4 筺体
7 吸込口
8 吹出口
11a 上下風向板(開閉板)
21 送風機
22 熱交換器
22d フィン
22e 伝熱管(配管)
22h,22i ろう付け部
23 通風路
23a 上壁(壁)
23b 下壁(壁)
23c,23d 側壁(壁)
24a 前面側ドレンパン(ドレンパン)
24b 背面側ドレンパン(ドレンパン)
25,25A,25B,25C,25D,25E,25F 漏洩検知センサ
25a 発光部
25b 受光部
25c 反射部
25d 音源部
25e 録音部
26 制御装置

Claims (10)

  1. 空気を吸い込む吸込口および室内へ空気を吹き出す吹出口を有する筺体と、
    前記筺体の内部に設置される送風機と、
    前記吸込口と前記送風機との間に配置され、空気よりも比重の大きい冷媒が通流する配管を有する熱交換器と、
    前記送風機と前記吹出口との間に形成される通風路と、
    前記熱交換器の下方に位置するドレンパンと、
    前記通風路に設置され、前記冷媒の漏れを検知する漏洩検知センサと、を備え、
    前記吹出口の少なくとも一部は、前記熱交換器の下方に位置し、
    前記漏洩検知センサは、前記通風路の幅方向である長手方向の一端に設置される音源部と、他端に設置されて前記音源部からの音を検知する録音部と、を有することを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記熱交換器は、前記配管の軸方向の一端にろう付け部を有し、
    前記漏洩検知センサは、前記ろう付け部の側に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記音源部および前記録音部は、前記通風路の流路を構成する壁に対して傾斜した向きで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記漏洩検知センサは、前記熱交換器の下方に位置していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記漏洩検知センサは、前記通風路の壁内に設置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記冷媒は、R32、R1234yf、R1234ze、R1123の単一冷媒、または、それらを主成分とする混合冷媒であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記吹出口を開閉する開閉板と、
    前記開閉板を開閉制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記開閉板が閉じているときに前記漏洩検知センサによって前記冷媒の漏れを検知することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記送風機を制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記漏洩検知センサによって前記冷媒の漏洩を検知した場合、前記送風機を運転することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記吹出口を開閉する開閉板と、
    前記送風機を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記漏洩検知センサによって前記冷媒の漏洩を検知した場合、前記送風機を運転し、前記開閉板を開いた状態にするとともに、前記開閉板を水平方向よりも上方に向けることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記吹出口を開閉する開閉板と、
    前記送風機を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記漏洩検知センサによって前記冷媒の漏洩を検知した場合、前記送風機を運転し、前記開閉板を開いた状態にするとともに、前記開閉板を水平方向よりも上方を含む範囲でスイングさせることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の空気調和機の室内機。
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