JP2000097505A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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Abstract
を回避し、高い安全性を確保する。 【解決手段】 室内及び室外に部品1、3を設置し、可
燃性冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用
い、前記室内に設置した部品1からの漏洩を検知手段3
3によって検知する。この検知手段33からの検知信号
に基づいて排出手段29、31により冷媒を冷媒流路外
へ排出し、室内での引火による火災や爆発を回避する。
Description
いた空気調和機に関する。
2等の不燃性の冷媒が用いられて来た。R22等の不燃
性冷媒は温室効果が高く、地球温暖化防止の観点からそ
の生産・使用を制限又は中止することが望まれている。
地球保護の観点から大変好ましい冷媒であるが、可燃性
のため取扱いが面倒となる。このために、より安全に使
用するための技術が提案されており、例えば特開平9−
324928号公報、特開平9−264641号公報も
その例である。
技術は複雑な構成及び制御を必要としている。また、可
燃性冷媒を使用した場合における問題として、火災発生
時に空調機に延焼し、冷媒配管の破損等による冷媒漏
洩、爆発といった2次災害の危険が指摘されているが、
その対策は必ずしも十分なものではない。
されたもので、冷媒漏洩時の危険性の低減ならびに火災
発生時の二次災害の回避を図り、安全性を高めた空気調
和機を提供することを目的としている。
に、この発明の請求項1にあっては、室内及び室外に部
品を設置し、可燃性冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分
とした冷媒を用いた空気調和機において、前記室内に設
置した部品からの冷媒漏洩を検知する検知手段と、前記
室外に設置した部品に設けられ、前記検知手段からの検
知信号に基づいて冷媒を冷媒流路外へ排出する排出手段
を備えたことを特徴とする。
冷媒管内の冷媒は、排出手段によって外へ排出される結
果、室内への漏洩量を低減し、引火による火災や爆発の
可能性を低減できる。
手段を、室外の大気中に冷媒を排出する開閉弁とする。
時に開閉弁の開動作によって冷媒管内の冷媒は速やかに
室外へ排出され、請求項1と同様に、室内への漏洩量を
低減し、引火による火災や爆発の可能性を低減できる。
弁を開いた時に冷媒が排出される排出端部は、冷媒が拡
散し易い場所に設置する。
ることはなく、冷媒濃度を可燃範囲以下にすることがで
きる。
端部の近接部位に、冷媒を拡散するファンを設置する。
ンにより強制的に拡散され、冷媒濃度を可燃範囲以下に
することができる。
端部を、室外ファンの排気風が流れる排気風路領域内に
設置する。
より拡散され、冷媒濃度を可燃範囲以下にすることがで
きる。
端部を、垂直配管を介して上方に向けて冷媒を排出す
る。
ロパン等の可燃性冷媒を使用しても下方へ滞留させるこ
となく、室外にその大部分を排出することができ、クロ
ーズされた室内と比較して、可燃範囲を少なくできる。
抑制剤タンクを設け、冷媒排出時に、燃焼抑制剤タンク
内の燃焼抑制剤を前記排出端部へ向けて散布する。
性冷媒は、燃焼抑制剤によって可燃性冷媒が着火するこ
となく室外に排出される。
弁を、冷媒が循環する高圧側配管に設ける。
力差によって速やかに室外へ排出される。
弁を、圧縮機の吐出側配管に設ける。とする。
冷媒は室外へ速やかに排出される。
転停止時に検知手段による漏洩を検知時、圧縮機を起動
させる。
知した時は、圧縮機の起動により、冷媒管内の冷媒圧力
を高めることができ、冷媒は速やかに室外へ排出され
る。
脹弁をはさんで第1及び第2の開閉弁を設置し、冷房時
に冷媒漏洩を検知した時は室外熱交換器と膨張弁の間に
設けた第2の開閉弁を開とし、暖房時に冷媒漏洩を検知
した時は室内熱交換器と膨張弁の間に設けた第1の開閉
弁を開とする。
張弁の冷媒の流れとなり室外熱交換器と膨張弁の間が高
圧側になると共に、暖房時は冷房時とは冷媒サイクルの
流れが逆となるため、室内熱交換器と膨張弁の間が高圧
側となり、冷媒漏洩を検知した時に冷媒管内の冷媒は高
圧側の開閉弁から速やかに室外へ排出される。
閉弁と室内をつなぐ冷媒管に、前記開閉弁と直列に遮断
弁を設置し、開閉弁の開と同時に前記遮断弁を閉じるこ
とで室外から室内への冷媒の流れを遮断する。
やかに排出されると共に、遮断弁により室内側へ戻る冷
媒の流れを阻止し、室内への漏洩量を低減し、引火によ
る火災や爆発の可能性を低減できる。
閉弁を、冷媒管に複数配置し、冷媒漏洩時に同時に又は
順々に開とする。
生しても冷媒管内の冷媒を、短時間で確実に効率よく室
外へ排出できる。また、異なる場所から排出するため冷
媒が拡散し易い。
閉弁を、検知手段からの信号の外に、手動スイッチによ
る開動作を可能とする。
動作しなくても、手動スイッチによる開閉弁の動作が可
能となる。
転停止時において冷媒の漏洩を検知した時、冷媒漏洩中
であることを警報する警報手段を設ける。
手段によって知ることができる。
転停止時において、冷媒の漏洩を検知した時、運転始動
操作を不能とする遮断手段を設けた。
し、漏洩した冷媒への電気系スパークなどからの発火を
防止できる。
内及び室外に部品を設置し、可燃性冷媒あるいは、可燃
性冷媒を主成分とした冷媒を用いた空気調和機におい
て、火災時に、室内時の温度を検知する室内温度センサ
と、冷媒を室外へ排出する開閉弁とを有し、前記開閉弁
は、前記室内温度センサからの信号に基づいて開となり
冷媒を冷媒流路外へ排出する。
に室外へ排出し、大きな二次災害につながるのを回避す
る。
焼抑制剤タンクを設け、開閉弁の開放時に、燃焼抑制剤
タンク内の燃焼抑制剤を排出端部に向けて散布する。
への着火を防止できる。
縮機の低圧側冷媒管に弁を介して燃焼抑制タンクを接続
し、開閉弁の開放時に、燃焼抑制剤タンクに接続された
前記弁を開き、冷媒管内に燃焼抑制剤を混入させる。
されるため、冷媒を可燃範囲外の濃度にし、火災の2次
災害を防止できる。
出端部に、燃焼装置を接続する。
出される可燃性冷媒を燃焼させて、水と二酸化炭素にす
ることができる。
内機及び室外機の筐体を、不燃化材料で構成する。
内機及び室外機の筐体を、不燃剤で表面処理する。
内機及び室外機を構成する筐体構成材料に、不燃剤を練
り込む。
内に、窓ガラスより耐圧の低い材料で構成される爆発時
の逃し孔を設ける。
し孔から逃げるため、窓ガラス等が破損するのを防止で
きる。
し孔は、室内機の裏側に設ける。
しされるため、見栄えの面で大変好ましいものとなる。
し孔は、配管孔を兼ねる。
なぐ冷媒管の配管孔と兼ねることで、冷媒管の施工性が
良くなる。
明の第1の実施形態について具体的に説明する。
機をそれぞれ示している。
ぞれ設置されると共に、室内機1及び室外機3の筐体
は、不燃化材料で構成されている。
たり、筐体を不燃剤で表面処理(コーティング)を施す
ようにしたり、あるいは、筐体構成材料の成型時に不燃
剤を練り込む構造としてもよい。
7とから成り、室内熱交換器5は冷媒が流れる冷媒管9
と多数のファン11とから構成されている。
数のフィン15とから成る室外熱交換器17と室外ファ
ンの外に、圧縮機21、膨張弁23、四方弁25を有し
ている。
を貫通し室外へ延長された室内熱交換器5の冷媒管9と
接続連通している。
21から吐出された冷媒は、実線矢印で示す如く、四方
弁25、室内熱交換器5、膨張弁23、室外熱交換器1
7、四方弁25を通り、再び圧縮機21に戻る暖房サイ
クルを構成する。
ら吐出された冷媒は、点線矢印で示す如く、四方弁2
5、室外熱交換器17、膨張弁23、室内熱交換器5、
四方弁25を通り、再び圧縮機21に戻る冷凍サイクル
を構成する。
冷媒が用いられている。
復路側となる一方の冷媒管13には第1の開閉弁29
が、他方の冷媒管13には第2の開閉弁31がそれぞれ
配置されている。第1の開閉弁29は室内熱交換器5と
膨張弁23の間に、第2の開閉弁31は四方弁25と室
内熱交換器5との間にそれぞれ設けられると共に、風通
しが良く、冷媒が漏れた時に拡散し易い場所に設定され
ている。
は、冷媒管13の流路を開の状態に保持し、冷媒漏洩を
検知する検知手段としての漏洩検知センサ33からの検
知信号に基づき、弁を開とすることで冷媒管9、13内
の冷媒を排出端部Pから外へ排出する構成となってい
る。この排出端部pは,開閉弁と離れた場所に設ける場
合は、配管を介して開閉弁を接続される。
漏洩検知センサ33からの検知信号の外に、手動スイッ
チ35の操作信号に基づいて第1,第2の開閉弁29,
31の開閉動作の切換制御が可能となっており、漏洩検
知センサ33の故障時、あるいは、異常に気づいた時
に、手動スイッチ35を操作することで、冷媒管9、1
3内の冷媒を手動によって室外へ排出できるようになっ
ている。
29,31に対して機械的に連動した機構であっても良
く、この場合は、電気系統が故障していても開閉弁を開
き、冷媒を室外へ排出できる。
される。室内機1内には制御パネル37が設けられ、こ
の制御パネルには、漏洩検知時に、漏れた冷媒が室内へ
吹き出されるのを阻止するよう室内ファン7を停止する
機能と、冷媒が漏れていることを知らすことができる警
報器39へ警報信号を出力する機能と、一定時間後に、
圧縮機21の作動を停止させる機能を備えている。
起きた時であるが、その外に、運転停止時において、冷
媒の漏洩を検知すると、冷媒管9、13内の冷媒が室外
へ排出されるよう圧縮機21を一定時間作動させる機能
と、誤って運転開始操作が行なわれることがないよう運
転始動開始操作を不能とする遮断機能とを有している。
て、暖房運転時は、圧縮機21で圧縮された高温・高圧
の冷媒が、室内熱交換器5に送り込まれることで、熱交
換が行なわれ、熱交換された温風を室内ファン7によっ
て室内へ吹き出すことで室内が温められる。
れた高温・高圧の冷媒が、室外熱交換器17、膨張弁2
3の通過時に蒸発して低温・低圧となり、その冷媒が室
内熱交換器5に送り込まれることで、室内熱交換器5を
流れる空気との間で熱交換が行なわれ、熱交換された冷
風を室内ファン7によって室内へ吹き出すことで室内が
冷される。
の漏洩を漏洩検知センサ33が検知すると、その検知信
号により室内ファン7を停止させて漏れた冷媒が室内へ
送り出されるのを阻止すると共に、開閉弁29、31を
開に制御し、冷媒管29、31内を流れる冷媒を排出端
部Pから室外へ排出する。室外へ排出された冷媒は拡散
されて、濃度は可燃範囲以下となる。
いが垂直配管を介して高い位置から冷媒を排出するよう
にしてもよい。
表面に滞留させることなく速やかに拡散させることが出
来る。
定されず、さらに複数設け、それら各開閉弁を同時又は
順々に開となるよう切換え制御することで、一つが故障
しても速やかに冷媒管29、31内の冷媒を室外へ排出
することができる。
第2の実施形態を示したものである。
出端部Pの近接部位に、各開閉弁29、31を開いた時
に排出端部Pから排出される冷媒を強制的に拡散させる
ファン41を配置するものである。
あって、漏洩検知センサ33からの検知信号に基づきO
Nの運転状態に作動制御されるようになっている。
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
フローに基づいて説明すると、スタート(ステップS
1)により空調機の運転(ステップS2)に入り、運転
中において、冷媒の漏洩検知(ステップS3)を行な
う。漏洩がなければ、ステップS2に戻るサイクルを繰
返す。
よって検知されると、ファン41をON(ステップS
4)とし、開閉弁29、31を開に制御(ステップS
5)する。これにより、冷媒管29、31内の冷媒は排
出端部Pから室外へ排出されると同時に、ファン41に
よって強制的に拡散される結果、冷媒濃度を可燃範囲以
下にすることができる。そして、一定時間後、空調機は
停止(ステップS6)するようになる。
図示していないが室外ファン19による排気風が流れる
排気風領域に配置するようにしてもよい。これにより、
各開閉弁29、31の排出端部Pから排出された冷媒を
強制的に拡散できるようになる。
ようにした第3の実施形態を示したものである。
や消火剤等が大気圧以上で充填された燃焼抑制剤タンク
43を設置し、その噴射口45を前記第1、第2の開閉
弁29、31の排出端部に向けた配置となっている。燃
焼抑制剤タンク43は、漏洩検知センサ33からの検知
信号に基づいて噴射口45から燃焼抑制剤が各開閉弁2
9、31へ向けて散布されるようになっている。
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、漏洩検知センサ33による冷媒の漏洩が検知される
と、第1、第2の開閉弁29、31を開に制御すること
により冷媒管9、13内の冷媒が排出端部Pから室外へ
排出される。同時に、排出された冷媒に対し噴射口45
から燃焼抑制剤が散布されるため、可燃性冷媒が着火す
ることなく室外へ排出される。
けた第4の実施形態を示したものである。
3に開閉弁47を設けるものである。
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、漏洩検知センサ33によって冷媒の漏洩が検知され
ると、開閉弁47を開に制御し、冷媒管9、13内の冷
媒を排出端部Pから室外へ排出する。この時、開閉弁4
7は高圧側に配置されているため、その高い圧力で速や
かに外へ排出される。この結果、室内側へ漏洩する冷媒
量を低減し、引火による火災や爆発等の可能性を低減で
きる。
する冷媒を速やかに室外へ排出できるようにした第5の
実施形態を示したものである。
5と膨張弁23との間に配置する一方、第2の開閉弁3
1を、室外熱交換器17と膨張弁23との間に配置する
ものである。
一のため、同一符号を符して詳細な説明を省略する。
フローに基づき説明すると、スタート(S−1)により
空調機の運転(ステップS−2)に入り、漏洩検知(ス
テップS−3)を行なう。
に戻る循環を繰返す。
時か、冷媒運転時かを判断(ステップS−4)する。
された冷媒は、室内熱交換器5、膨張弁23、室外熱交
換器17の順に流れており、膨張弁23の上流側で、高
圧側となる第1の開閉弁29が開(ステップS−5)と
なる。
ら吐出された冷媒は、室外熱交換器17、膨張弁23、
室内熱交換器5の順に流れており、膨張弁23の上流側
で、高圧側となる第2の開閉弁31が開(ステップS−
6)となり、冷媒管9、13内の冷媒は高い圧力によっ
て排出端部9から速やかに室外へ排出される。
かとなり、引火による火災や爆発等の可能性を低減でき
る。
となる。
内側へ流れ込むのを阻止した第6の実施形態を示したも
のである。
との間に遮断弁49を、第2の開閉弁31と室内熱交換
機5との間に遮断弁51を直列にそれぞれ配置するもの
である。
遮断弁49,51を閉じることで冷媒が室外から室内へ
の流れるのを遮断する。
することになり、冷媒の可燃範囲を減少させることがで
きる。
一のため、同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、冷媒の漏洩が検知されると、漏洩検知センサ33か
らの検知信号に基づき第1、第2の開閉弁29、31は
開に制御され、冷媒管9、13内の冷媒は排出端部Pか
ら室外へ排出される。この時、遮断弁49、51によっ
て室外から室内への冷媒の流れ込みが阻止される。した
がって、室内側に漏洩する冷媒を最小限に抑え、引火に
よる火災や爆発の可能性を低減できる。
によって引火・爆発が起きないようにした第7の実施形
態を示したものである。
を設け、室内温度センサ53からの信号に基づいて、第
1、第2の開閉弁29、31を開に制御し、冷媒を室外
へ排出するようになっている。
は、不活性ガスや消火剤の燃焼抑制剤が大気圧以上の圧
力で充填さた燃焼抑制剤タンク55の弁57が接続され
ている。燃焼抑制剤タンク55の弁57は、前記室内温
度センサ53からの検知信号に基づき開となることで、
燃焼抑制剤を冷媒管13内へ混入するようになってい
る。
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、火災が発生し、それを室内温度センサ53が検知す
ると、その検知信号に基づき燃焼抑制剤タンク55内の
燃焼抑制剤は冷媒管13内へ混入される。同時に、第
1、第2の開閉弁29、31を開いて冷媒が室外へ排出
される。冷媒管13内の冷媒及び室外へ排出された冷媒
は燃焼抑制剤の混入によって、その濃度が可燃範囲外と
なっているので、火災の二次災害を防止できる。
で温度センサ53に代えて気体センサを使用しても良
い。
引火する恐れのない状態とする第8の実施形態を示した
ものである。
出端部Pに燃焼装置59を接続させるものである。
素)とにより燃焼可能となっていて室内温度センサ53
からの検知信号に基づき前記第1、第2の開閉弁29、
31を開に制御する一方、燃焼装置59へ着火信号を送
り出すようになっている。
一のため、同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、室内温度センサ53によって火災発生を検知する
と、第1、第2の開閉弁29、31を開に制御して冷媒
を燃焼装置59へ送り込む一方、着火信号を送り可燃性
冷媒を燃焼させる。これにより、可燃性冷媒は水と二酸
化炭素となって室外へ排出させるため、引火・爆発等を
回避することが出来る。
の破損が起きないようにした第9の実施形態を示したも
のである。
圧の低い材料61で閉塞された逃し孔63を設ける。
れ、見栄えの向上が図られると共に、室内と室外をつな
ぐ冷媒管9、13が貫通する配管孔を兼ねた構造となっ
ている。
一のため同一符号を符して詳細な説明を省略する。
ば、万一爆発が起きた時には、爆風は逃し孔63を介し
て外へ逃げるため、割れた破片が凶器となる窓ガラスの
破損を防げるようになる。
通する配管孔を兼ねる構造となっているが、独立して設
けてもよい。この場合、逃し孔63を塞ぐ部材61は壁
27と同一色とすることが望ましい。
調和機によれば、冷媒漏洩時に、冷媒管内の冷媒を速や
かに室外へ排出することができるため、室内に残る冷媒
を少なくでき、引火による火災や爆発による二次災害を
回避し、安全性を高めることができる。
調和機の回路説明図。
けた第2の実施形態を示した空気調和機の回路説明図。
うにした第3の実施形態を示した空気調和機の回路説明
図。
示す空気調和機の回路説明図。
となる冷媒管に開閉弁を設けるようにした第5の実施形
態を示す空気調和機の回路説明図。
むのを阻止した第6の実施形態を示す空気調和機の回路
説明図。
7の実施形態を示した空気調和機の回路説明図。
よう無害化した第8の実施形態を示した空気調和機の回
路説明図。
凶器となる窓ガラスの破損が起きないようにした第9の
実施形態を示した空気調和機の回路説明図。
Claims (26)
- 【請求項1】 室内及び室外に部品を設置し、可燃性冷
媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用いた空
気調和機において、前記室内に設置した部品からの冷媒
漏洩を検知する検知手段と、前記室外に設置した部品に
設けられ、前記検知手段からの検知信号に基づいて冷媒
を冷媒流路外へ排出する排出手段を備えたことを特徴と
する空気調和機。 - 【請求項2】 排出手段は、室外の大気中に冷媒を排出
する開閉弁であることを特徴とする請求項1記載の空気
調和機。 - 【請求項3】 開閉弁を開いた時に冷媒が排出される排
出端部は、冷媒が拡散し易い場所に設置することを特徴
とする請求項2記載の空気調和機。 - 【請求項4】 排出端部の近接部位に、冷媒を拡散する
ファンを設置することを特徴とする請求項3記載の空気
調和機。 - 【請求項5】 排出端部は、室外ファンの排気風が流れ
る排気風路領域内に設置することを特徴とする請求項3
記載の空気調和機。 - 【請求項6】 排出端部は、垂直配管を介して上方に向
けて冷媒を排出することを特徴とする請求項3記載の空
気調和機。 - 【請求項7】 燃焼抑制剤タンクを設け、冷媒排出時
に、燃焼抑制剤タンク内の燃焼抑制剤を前記開閉弁へ向
けて散布することを特徴とする請求項2に記載の空気調
和機。 - 【請求項8】 開閉弁は、冷媒が循環する高圧側配管に
設けることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。 - 【請求項9】 開閉弁は、圧縮機の吐出側配管に設ける
ことを特徴とする請求項8記載の空気調和機。 - 【請求項10】 運転停止時に検知手段による冷媒漏洩
を検知した時、圧縮機を起動させることを特徴とする請
求項8記載の空気調和機。 - 【請求項11】 膨脹弁をはさんで第1の開閉弁及び第
2の開閉弁を設置し、冷房時に冷媒漏洩を検知した時は
室外熱交換器と膨張弁の間に設けた第2の開閉弁を開と
し、暖房時に冷媒漏洩を検知した時は室内熱交換器と膨
張弁の間に設けた第1の開閉弁を開とすることを特徴と
する請求項8記載の空気調和機。 - 【請求項12】 開閉弁と室内をつなぐ冷媒管に、前記
開閉弁と直列に遮断弁を設置し、前記開閉弁の開と同時
に前記遮断弁を閉じることで室外から室内への冷媒の流
れを遮断することを特徴とする請求項2に記載の空気調
和機。 - 【請求項13】 開閉弁は、冷媒管に複数配置され冷媒
漏洩時に同時に又は順々に開となることを特徴とする請
求項2に記載の空気調和機。 - 【請求項14】 開閉弁は、前記検知手段からの信号の
外に、手動スイッチにより開動作が可能であることを特
徴とする請求項2記載の空気調和機。 - 【請求項15】 運転停止時において冷媒の漏洩を検知
した時、冷媒漏洩中であることを警報する警報手段を設
けることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項16】 運転停止時において、冷媒の漏洩を検
知した時、運転始動操作を不能とする遮断手段を設ける
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。 - 【請求項17】 室内及び室外に部品を設置し、可燃性
冷媒あるいは、可燃性冷媒を主成分とした冷媒を用いた
空気調和機において、火災時に、室内の温度を検知する
室内温度センサと、冷媒を室外へ排出する排出ポートを
備えた開閉弁とを有し、前記開閉弁は、前記室内温度セ
ンサからの信号に基づいて開となり冷媒を冷媒流路外へ
排出することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項18】 燃焼抑制剤タンクを設け、開閉弁の開
放時に、燃焼抑制剤タンク内の燃焼抑制剤を前記排出端
部に向けて散布することを特徴とする請求項17記載の
空気調和機。 - 【請求項19】 圧縮機の低圧側冷媒管に弁を介して燃
焼抑制剤タンクを接続し、前記開閉弁の開放時に、燃焼
抑制剤タンクに接続された前記弁を開き、冷媒管内に燃
焼抑制剤を混入させることを特徴とする請求項17記載
の空気調和機。 - 【請求項20】 排出端部に、燃焼装置を接続すること
を特徴とする請求項17記載の空気調和機。 - 【請求項21】 室内機及び室外機の筐体を、不燃化材
料で構成することを特徴とする請求項1又は17のいず
れかに記載の空気調和機。 - 【請求項22】 室内機及び室外機の筐体を、不燃剤で
表面処理することを特徴とする請求項1又は17のいず
かに記載の空気調和機。 - 【請求項23】 室内機及び室外機を構成する筐体構成
材料に、不燃剤を練り込むことを特徴とする請求項1又
は17のいずれかに記載の空気調和機。 - 【請求項24】 室内に、窓ガラスより耐圧の低い材料
で構成される爆発時の逃し孔を設けることを特徴とする
請求項1又は17のいずれかに記載の空気調和機。 - 【請求項25】 逃し孔は、室内機の裏側に設けること
を特徴とする請求項24記載の空気調和機。 - 【請求項26】 逃し孔は、配管孔を兼ねることを特徴
とする請求項24記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266679A JP2000097505A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10266679A JP2000097505A (ja) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | 空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
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