JP6624093B2 - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6624093B2 JP6624093B2 JP2017012957A JP2017012957A JP6624093B2 JP 6624093 B2 JP6624093 B2 JP 6624093B2 JP 2017012957 A JP2017012957 A JP 2017012957A JP 2017012957 A JP2017012957 A JP 2017012957A JP 6624093 B2 JP6624093 B2 JP 6624093B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- chemical formula
- resin
- image
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/0664—Dyes
- G03G5/0696—Phthalocyanines
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/14—Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
- G03G5/147—Cover layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
本発明の第一実施形態に係る電子写真感光体(以下、感光体と記載することがある)の構造を説明する。図1は、第一実施形態に係る感光体1の構造を示す概略断面図である。図1(a)に示すように、感光体1は、導電性基体2と、感光層3とを備える。感光層3は、単層型感光層である。図1(a)に示すように、感光層3は導電性基体2上に直接的に配置されてもよい。また、図1(b)に示すように、感光体1は、例えば、導電性基体2と、中間層4(下引層)と、感光層3とを備える。図1(b)に示すように、感光層3は導電性基体2上に間接的に配置されてもよい。図1(b)に示すように、中間層4は、導電性基体2と感光層3との間に設けられてもよい。図1(c)に示すように、感光体1は、最表面層として保護層5を備えてもよい。
1)像担持体(感光体に相当)の表面を帯電する帯電工程、
2)帯電された像担持体の表面を露光して、像担持体の表面に静電潜像を形成する露光工程、
3)静電潜像をトナー像として現像する現像工程、及び
4)形成されたトナー像を、像担持体から記録媒体へ転写する転写。
導電性基体は、感光体の導電性基体として用いることができる限り、特に限定されない。導電性基体としては、少なくとも表面部が導電性を有する材料で構成される導電性基体を用いることができる。導電性基体の一例としては、導電性を有する材料で構成される導電性基体が挙げられる。導電性基体の別の例としては、導電性材料で被覆される導電性基体が挙げられる。導電性を有する材料としては、例えば、アルミニウム、鉄、銅、錫、白金、銀、バナジウム、モリブデン、クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、パラジウム、又はインジウムが挙げられる。これらの導電性を有する材料の中でも、1種単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。2種以上の組合せとしては、例えば、合金(具体的には、アルミニウム合金、ステンレス鋼、又は真鍮等)が挙げられる。これらの導電性を有する材料の中でも、感光層から導電性基体への電荷の移動が良好であることから導電性、アルミニウム又はアルミニウム合金が好ましい。
感光層は、電荷発生剤と、正孔輸送剤と、電子輸送剤と、バインダー樹脂とを含有する。感光層は添加剤を含有してもよい。感光層の厚さは、感光層としての機能を十分に発現できれば、特に限定されない。具体的には、感光層の厚さは、5μm以上100μm以下であってもよく、10μm以上50μm以下であることが好ましい。
電荷発生剤は、感光体用の電荷発生剤であれば、特に限定されない。電荷発生剤としては、例えば、フタロシアニン系顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ顔料、ジチオケトピロロピロール顔料、無金属ナフタロシアニン顔料、金属ナフタロシアニン顔料、スクアライン顔料、トリスアゾ顔料、インジゴ顔料、アズレニウム顔料、シアニン顔料、セレン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、硫化カドミウム、アモルファスシリコンのような無機光導電材料の粉末、ピリリウム塩、アンサンスロン系顔料、トリフェニルメタン系顔料、スレン系顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、又はキナクリドン系顔料が挙げられる。フタロシアニン系顔料としては、例えば、フタロシアニン又はフタロシアニン誘導体が挙げられる。フタロシアニンとしては、例えば、無金属フタロシアニン顔料(より具体的には、X型無金属フタロシアニン(x−H2Pc)等)が挙げられる。フタロシアニン誘導体としては、例えば、金属フタロシアニン顔料(より具体的には、チタニルフタロシアニン、又はV型ヒドロキシガリウムフタロシアニン等)が挙げられる。フタロシアニン系顔料の結晶形状については特に限定されず、種々の結晶形状を有するフタロシアニン系顔料が使用される。フタロシアニン顔料の結晶形状としては、例えば、α型、β型、又はY型が挙げられる。電荷発生剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの電荷発生剤のうち、フタロシアニン系顔料が好ましく、無金属フタロシアニン又はチタニルフタロシアニンがより好ましく、X型無金属フタロシアニン(x−H2Pc)又はY型チタニルフタロシアニン(Y−TiOPc)が更に好ましい。
CuKα特性X線回折スペクトルの測定方法を説明する。試料(チタニルフタロシアニン)をX線回折装置(株式会社リガク製「RINT(登録商標)1100」)のサンプルホルダーに充填して、X線管球Cu、管電圧40kV、管電流30mA、かつCuKα特性X線の波長1.542Åの条件で、X線回折スペクトルを測定する。測定範囲(2θ)は、3°以上40°以下(スタート角3°、ストップ角40°)であり、走査速度は、例えば10°/分である。得られたX線回折スペクトルから主ピークを決定し、主ピークのブラッグ角を読み取る。
正孔輸送剤は、一般式(HT)で表される。
電子輸送剤としては、例えば、キノン系化合物、ジイミド系化合物、ヒドラゾン系化合物、マロノニトリル系化合物、チオピラン系化合物、トリニトロチオキサントン系化合物、3,4,5,7−テトラニトロ−9−フルオレノン系化合物、ジニトロアントラセン系化合物、ジニトロアクリジン系化合物、テトラシアノエチレン、2,4,8−トリニトロチオキサントン、ジニトロベンゼン、ジニトロアクリジン、無水コハク酸、無水マレイン酸、又はジブロモ無水マレイン酸が挙げられる。キノン系化合物としては、例えば、ジフェノキノン系化合物、アゾキノン系化合物、アントラキノン系化合物、ナフトキノン系化合物、ニトロアントラキノン系化合物、又はジニトロアントラキノン系化合物が挙げられる。これらの電子輸送剤は、1種類を単独で使用してもよく、2種類以上を組み合わせて使用してもよい。これらの電子輸送剤のうち、一般式(ET1)、一般式(ET2)、一般式(ET3)、一般式(ET4)、又は一般式(ET5)で表される。以下、これらの電子輸送剤を、それぞれ電子輸送剤(ET1)、電子輸送剤(ET2)、電子輸送剤(ET3)、電子輸送剤(ET4)、及び電子輸送剤(ET5)と記載することがある。
バインダー樹脂は、ポリアリレート樹脂(1)を含む。ポリアリレート樹脂(1)は、一般式(1)で表される。
バインダー樹脂の製造方法は、ポリアリレート樹脂(1)を製造できれば、特に限定されない。これらの製造方法として、例えば、ポリアリレート樹脂の繰返し単位を構成するための芳香族ジオールと芳香族ジカルボン酸とを縮重合させる方法が挙げられる。ポリアリレート樹脂(1)の合成方法は特に限定されず、公知の合成方法(より具体的には、溶液重合、溶融重合、又は界面重合等)を採用することができる。以下、ポリアリレート樹脂(1)の製造方法の一例を説明する。
電荷発生層と、電荷輸送層と、単層型感光体の感光層と、中間層とのうちの少なくとも一つが、電子写真特性に悪影響を与えない範囲で、各種の添加剤を含有してもよい。添加剤としては、例えば、劣化防止剤(より具体的には、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、消光剤、又は紫外線吸収剤等)、軟化剤、表面改質剤、増量剤、増粘剤、分散安定剤、ワックス、ドナー、界面活性剤、又はレベリング剤が挙げられる。
第一実施形態に係る感光体は、中間層(例えば、下引き層)を有してもよい。中間層は、例えば、無機粒子及び樹脂(中間層用樹脂)を含有する。中間層を介在させると、電流リークの発生を抑制し得る程度の絶縁状態を維持しつつ、感光体を露光した時に発生する電流の流れを円滑にして、電気抵抗の上昇を抑えることができる。
感光体の製造方法について説明する。感光体の製造方法は、例えば、感光層形成工程を有する。
以下、図2を参照して第二実施形態に係る画像形成装置の一態様について説明する。図2は、第二実施形態に係る画像形成装置の一例を示す図である。
第三実施形態に係るプロセスカートリッジは、第一実施形態に係る感光体を備える。引き続き、図2を参照して、第三実施形態に係るプロセスカートリッジについて説明する。
(正孔輸送剤)
第一実施形態で説明したトリフェニルアミン誘導体(HT−1)〜(HT−7)を準備した。また、化学式(HT−8)又は(HT−9)で表される正孔輸送剤(以下、正孔輸送剤(HT−8)又は(HT−9)と記載することがある)を準備した。
第一実施形態で説明した電子輸送剤(ET1−1)〜(ET5−1)を準備した。
第一実施形態で説明した電荷発生剤(CGM−1)〜(CGM−2)を準備した。電荷発生剤(CGM−1)は、化学式(CGM−1)で表されるX型無金属フタロシアニンであった。
[ポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−11)]
第一実施形態で説明したポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−11)を調製した。
三口フラスコを反応容器として用いた。この反応容器は、温度計、三方コック、及び滴下ロート200mLを備えた容量1Lの三口フラスコである。反応容器に9,9−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン31.25g(82.56ミリモル)と、t−ブチルフェノール0.124g(0.826ミリモル)と、水酸化ナトリウム7.84g(196ミリモル)と、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド0.240g(0.768ミリモル)とを投入した。次いで、反応容器内をアルゴン置換した。その後、水600mLを更に反応容器に投入した。反応容器の内温20℃の条件下で、反応容器の内容物を1時間攪拌した。次いで、反応容器の内容物を冷却し、反応容器の内温を10℃まで降温した。このようにしてアルカリ性水溶液を調製した。
9,9−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレンをポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−4)の出発物質である芳香族ジオールに変更し、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジクロリド及び4,4’−オキシビス安息香酸クロリドをポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−4)の出発物質であるハロゲン化アルカノイルに変更した以外は、ポリアリレート樹脂(Resin−5)と同様にしてそれぞれポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−4)を製造した。また、ポリアリレート樹脂(Resin−1)〜(Resin−4)の製造における出発物質の物質量は、ポリアリレート樹脂の製造における物質量と同様であった。ここで、出発物質の物質量は、芳香族ジカルボン酸の合計物質量、及び芳香族ジオールの物質量を示す。
9,9−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレンをポリアリレート樹脂((Resin−6)〜(Resin−7))の出発物質である芳香族ジオールに変更し、2,6−ナフタレンジカルボン酸ジクロリド及び4,4’−オキシビス安息香酸クロリドをポリアリレート樹脂((Resin−6)〜(Resin−7))の出発物質であるハロゲン化アルカノイルに変更した以外は、ポリアリレート樹脂(Resin−5)と同様にしてそれぞれポリアリレート樹脂(Resin−6)〜(Resin−7)を製造した。また、ポリアリレート樹脂(Resin−6)〜(Resin−7)の製造における出発物質の物質量は、ポリアリレート樹脂の製造における物質量と同様であった。ここで、出発物質の物質量は、芳香族ジカルボン酸の合計物質量、及び芳香族ジオールの物質量を示す。
ポリアリレート樹脂(Resin−8)〜(Resin−11)の製造における出発物質(芳香族ジカルボン酸及び芳香族ジオール)の物質量を、それぞれ化学式(Resin−8)〜(Resin−11)中のモル分率に相当する物質量に変更した以外は、ポリアリレート樹脂(Resin−5)と同様にしてそれぞれポリアリレート樹脂(Resin−8)〜(Resin−11)を製造した。
ポリアリレート樹脂(Resin−5):1H−NMR(300MHz,CDCl3) δ=8.81(s, 1H), 8.26(d, 1H), 8.20(d, 2H), 8.09(d, 1H), 7.74−7.80(m, 2H), 7.28−7.48(m, 7H), 6.99−7.18(m, 7H), 2.11−2.18(m, 6H).
バインダー樹脂(Resin−A)〜(Resin−E)を準備した。バインダー樹脂(Resin−A)〜(Resin−E)は、それぞれ化学式(Resin−A)〜(Resin−E)で表される。
以下、実施例1に係る感光体(A−1)の製造について説明する。
下記に示す事項以外は、感光体(A−1)と同様の手法を用いて感光体を作製した。電荷発生剤(CGM−1)の代わりに表1に記載の電荷発生剤を用いた。電子輸送剤(ET1−1)の代わりに表1に記載の電子輸送剤を用いた。トリフェニルアミン誘導体(HT1−1)の代わりに表1に記載の正孔輸送剤を用いた。ポリアリレート樹脂(R−1)の代わりに表1に記載のバインダー樹脂を用いた。このようにして感光体(A−2)〜(A−23)及び感光体(B−1)〜(B−7)を得た。
(感度特性及び転写メモリーの評価)
感光体(A−1)〜(A−23)及び(B−1)〜(B−7)の各々に対し、感度特性及び転写メモリーの評価を行った。
感光体(A−1)〜(A−23)及び(B−1)〜(B−7)の各々に対し、画像不良の評価を行った。
(画像ゴーストの評価基準)
評価A(非常に良い):画像76に対応する画像ゴーストが肉眼観察でもルーペ観察でも全く確認されなかった。
評価B(良い):画像76に対応する画像ゴーストが肉眼観察では確認されないが、ルーペ観察ではわずかに確認された。
評価C(普通):画像76に対応する画像ゴーストが肉眼観察でわずかに観察された。
評価D(悪い):画像76に対応する画像ゴーストが肉眼観察で明確に確認された。
2 導電性基体
3 感光層
Claims (18)
- 導電性基体と、感光層とを備える電子写真感光体であって、
前記感光層は、単層型感光層であり、
前記感光層は、電荷発生剤と、正孔輸送剤と、電子輸送剤と、バインダー樹脂とを含有し、
前記正孔輸送剤は、トリフェニルアミン誘導体を含み、
前記トリフェニルアミン誘導体は、一般式(HT)で表され、
前記バインダー樹脂は、ポリアリレート樹脂を含み、
前記ポリアリレート樹脂は、一般式(1)で表される、電子写真感光体。
Q1、Q2、Q3、及びQ4は、各々独立に、水素原子又はメチル基を表し、
r及びsは、0以上49以下の整数を表し、
t及びuは、1以上50以下の整数を表し、
r+s+t+u=100であり、
r+t=s+uであり、
r及びtは、互いに同一であっても異なってもよく、
s及びuは、互いに同一であっても異なってもよく、
Xは、化学式(2A)、化学式(2B)、化学式(2C)、化学式(2D)、化学式(2E)、又は化学式(2F)で表される二価の基を表し、
Yは、化学式(4A)、化学式(4B)、化学式(4C)、化学式(4D)、又は化学式(4E)で表される二価の基を表し、
X及びYは、互いに異なる。
R1、R2、及びR3は、各々独立に、炭素原子数1以上4以下のアルキル基及び炭素原子数1以上4以下のアルコキシ基からなる群より選択される基を表し、
k、p、及びqは、各々独立に、0以上5以下の整数を表し、
m1及びm2は、各々独立に、1以上3以下の整数を表し、
kが2以上の整数を表す場合、複数のR1は互いに同一であっても異なってもよく、
pが2以上の整数を表す場合、複数のR2は互いに同一であっても異なってもよく、
qが2以上の整数を表す場合、複数のR3は互いに同一であっても異なってもよい。 - 前記一般式(1)中、
Q1、Q2、Q3、及びQ4は、メチル基を表す、請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(1)中、
sが0を表す場合、
Yは、前記一般式(4A)、前記一般式(4B)、又は前記一般式(4C)で表される前記二価の基を表し、
sが1以上の整数を表す場合、
Xは、前記一般式(2A)、前記一般式(2B)、又は前記一般式(2C)で表される前記二価の基を表し、
Yは、前記一般式(4A)、前記一般式(4B)、又は前記一般式(4C)で表される前記二価の基を表す、請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(1)中、
sが1以上の整数を表す、請求項1に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(HT)中、
R1は、前記炭素原子数1以上4以下のアルコキシ基及び前記炭素原子数1以上4以下のアルキル基よりなる群から選択される前記基を表し、
kは、1又は2を表し、
kが2を表す場合、2つのR1は互いに同一であっても異なってもよく、
p及びqは、0を表し、
m1及びm2は、2又は3を表す、請求項1〜5の何れか一項に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(HT)中、
R1は、炭素原子数1以上4以下のアルキル基を表し、
kは2を表す、請求項1〜6の何れか一項に記載の電子写真感光体。 - 前記一般式(HT)中、
m1及びm2は3を表す、請求項1〜7の何れか一項に記載の電子写真感光体。 - 前記電子輸送剤は、一般式(ET1)、一般式(ET2)、一般式(ET3)、一般式(ET4)、又は一般式(ET5)で表される、請求項1〜9の何れか一項に記載の電子写真感光体。
R11及びR12は、炭素原子数1以上6以下のアルキル基を表し、
前記一般式(ET2)中、
R13、R14、R15、及びR16は、炭素原子数1以上6以下のアルキル基を表し、
前記一般式(ET3)中、
R17及びR18は、各々独立に、炭素原子数1以上3以下のアルキル基を1又は複数有してもよい炭素原子数6以上14以下のアリール基を表し、
前記一般式(ET4)中、
R19及びR20は、炭素原子数1以上6以下のアルキル基を表し、
R21は、ハロゲン原子を1又は複数有してもよい炭素原子数6以上14以下のアリール基を表し、
前記一般式(ET5)中、
R22、R23、R24、及びR25は、炭素原子数1以上6以下のアルキル基を表す。 - 前記一般式(ET1)中、
R11及びR12は、炭素原子数1以上5以下のアルキル基を表し、
前記一般式(ET2)中、
R13、R14、R15、及びR16は、炭素原子数1以上4以下のアルキル基を表し、
前記一般式(ET3)中、
R17及びR18は、炭素原子数1以上2以下のアルキル基を複数有するフェニル基を表し、
前記一般式(ET4)中、
R19及びR20は、炭素原子数1以上4以下のアルキル基を表し、
R21は、ハロゲン原子を有するフェニル基を表し、
前記一般式(ET5)中、
R22、R23、R24、及びR25は、炭素原子数1以上4以下のアルキル基を表す、請求項10に記載の電子写真感光体。 - 前記電子輸送剤は、前記一般式(ET1)又は前記一般式(ET2)で表される、請求項10に記載の電子写真感光体。
- 前記電荷発生剤は、X型無金属フタロシアニン又はY型チタニルフタロシアニンである、請求項1〜13の何れか一項に記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜14の何れか一項に記載の電子写真感光体を備える、プロセスカートリッジ。
- 像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電する帯電部と、
帯電された前記像担持体の前記表面を露光して、前記像担持体の前記表面に静電潜像を形成する露光部と、
前記静電潜像をトナー像として現像する現像部と、
前記トナー像を前記像担持体から転写体へ転写する転写部と
を備える画像形成装置であって、
前記像担持体は、請求項1〜14の何れか一項に記載の電子写真感光体であり、
前記帯電部の帯電極性は、正極性であり、
前記転写部は、前記像担持体の前記表面と前記転写体とが接触しながら前記トナー像を前記転写体に転写する、画像形成装置。 - 前記帯電部は、前記像担持体の前記表面と接触しながら直流電圧を印加して前記像担持体の前記表面を帯電する、請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記転写体は記録媒体である、請求項16又は17に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017012957A JP6624093B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
CN201711416856.7A CN108363276B (zh) | 2017-01-27 | 2017-12-25 | 电子照相感光体、处理盒和图像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017012957A JP6624093B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018120161A JP2018120161A (ja) | 2018-08-02 |
JP6624093B2 true JP6624093B2 (ja) | 2019-12-25 |
Family
ID=63010065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017012957A Expired - Fee Related JP6624093B2 (ja) | 2017-01-27 | 2017-01-27 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6624093B2 (ja) |
CN (1) | CN108363276B (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3700421B2 (ja) * | 1998-10-27 | 2005-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体及びそれを用いた電子写真装置 |
KR100503069B1 (ko) * | 2002-10-09 | 2005-07-21 | 삼성전자주식회사 | 습식현상용 전자사진 감광체 |
JP2005215572A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2005255990A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-09-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | フィルム及び該フィルムを用いた画像表示装置 |
JP5417378B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2014-02-12 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トリアリールアミン誘導体、電子写真感光体、及び画像形成装置 |
JP5814212B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2015-11-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
JP5841969B2 (ja) * | 2013-05-31 | 2016-01-13 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トリフェニルアミン誘導体、その製造方法及び電子写真感光体 |
JP6361581B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2018-07-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 正帯電単層型電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
-
2017
- 2017-01-27 JP JP2017012957A patent/JP6624093B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2017-12-25 CN CN201711416856.7A patent/CN108363276B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018120161A (ja) | 2018-08-02 |
CN108363276A (zh) | 2018-08-03 |
CN108363276B (zh) | 2021-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6631721B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6747514B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
CN108693722B (zh) | 电子照相感光体、处理盒和图像形成装置 | |
JP6558322B2 (ja) | 単層型電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6812947B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2018036374A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP6760240B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
WO2018230100A1 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JPWO2018061368A1 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2018180244A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6624093B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6741145B2 (ja) | 電子写真感光体及び画像形成装置 | |
JP6859968B2 (ja) | 電子写真感光体及び画像形成装置 | |
CN110192155B (zh) | 电子照相感光体、处理盒和图像形成装置 | |
JP6515878B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6597658B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6540874B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6717217B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6565862B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2018194703A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2018194702A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6665801B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6593295B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6627815B2 (ja) | 電子写真感光体及び画像形成装置 | |
JP6565861B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181029 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190821 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190827 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191029 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6624093 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |