JP6618288B2 - 貼付装置、貼付方法及びフィルム - Google Patents

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Description

本発明の一形態は、貼付装置、貼付方法及びフィルムに関する。
従来、例えば特許文献1に示すように、所定の物品(特許文献1では車両のボンネット)の表面にフィルムを貼り付ける場合があった。ここで、近年、幅が広くあらゆる形状を有する物品(例えば車両の屋根等)の表面にフィルムを貼り付けることが要請されている。
特開平6−238753号公報
しかしながら、被貼付面の形状によっては上述の方法にてフィルムの貼り付けを行った場合、作業に時間がかかってしまうと共に、貼付後のフィルムの仕上がりの品質において改善の余地が生じる可能性があった。従って、被貼付面に対するフィルムの貼り付けを迅速に行うと共に、仕上がりの品質を向上させることが要請されていた。
本発明の一形態に係る貼付装置は、被貼付物の被貼付面にフィルムを貼り付ける貼付装置であって、フィルムを支持するフィルム支持部を備え、フィルム支持部は、第1の方向に並ぶ第1の支持体及び第2の支持体と、第1の支持体及び第2の支持体に設けられ、第1の方向に沿ってフィルムを固定するフィルム固定機構と、第1の支持体及び第2の支持体同士における、第1の方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更する第1の角度変更機構と、を備える。
このような形態によれば、フィルム支持部は、フィルムを第1の方向に沿って第1の支持体と第2の支持体とで支持することができる。この状態で、第1の角度変更機構を用いて、第1の支持体及び第2の支持体同士における、第1の方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更することができる。従って、第1の方向に沿った被貼付面の形状に合わせて、第1の支持体と第2の支持体との間の角度を調整した上でフィルムの貼り付けが可能となる。以上によって、被貼付面に対するフィルムの貼り付けを迅速に行うと共に、仕上がりの品質を向上させることができる。
別の形態に係る貼付装置において、フィルム支持部は、第1の支持体に対する第2の支持体の反対側に、第3の支持体と、第1の支持体及び第3の支持体同士における、第1の方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更する第2の角度変更機構と、を備えてよい。
別の形態に係る貼付装置において、フィルム支持部の第1の方向における端部には、フィルム支持部に支持されたフィルムに張力を付与する張力発生機構が設けられていてよい。
別の形態に係る貼付装置において、第1の角度変更機構は、第1の支持体及び第2の支持体同士の角度を、第1の角度と、当該第1の角度より小さい第2の角度に変更してよい。
別の形態に係る貼付装置は、被貼付物に取り付けられる取付部を更に備え、第1の支持体は、取付部に対して、第1の方向と交差する第2の方向に配置され、取付部に回動可能に支持されてよい。
本発明の一形態に係る貼付方法は、被貼付物の被貼付面にフィルムを貼り付ける貼付方法であって、第1の方向に並ぶ第1の支持体及び第2の支持体を備えるフィルム支持部で支持されるフィルムを被貼付面に貼り付ける貼付工程を備え、貼付工程は、第1の支持体でフィルムを被貼付面に貼り付ける第1工程と、被貼付面に第2の支持体を近づけるように、第1の支持体に対する第2の支持体の角度を変更して、フィルムを被貼付面に貼り付ける第2工程と、を備える。
このような形態によれば、上述の貼付装置と同様な作用・効果を得ることができる。
別の形態に係る貼付方法において、フィルム支持部は、第1の支持体に対する第2の支持体の反対側に、第3の支持体を備え、貼付工程は、第3の支持体でフィルムを被貼付面に貼り付ける第3工程を備え、第1工程の後に、第2工程及び第3工程が実行されてよい。
本発明の一形態に係るフィルムは、被貼付物の被貼付面に貼り付けられるフィルムであって、アプリケーションフィルムと、基材層と、粘着層を順に備えると共に、長手方向に延び、被貼付面に貼り付けられる貼付領域、及び被貼付面に貼り付けられない非貼付領域を有し、非貼付領域には、長手方向に沿った両端部に被支持部と、長手方向の両端部に被固定部が形成される。
このような形態によれば、上述のような貼付装置を用いて被貼付面に対して迅速な貼付を行うことが可能となる。また、長手方向の両端部に被固定部が形成され、長手方向に沿った両端部に被支持部が形成されているため、フィルムの長手方向への張力の調整が可能となる。
別の形態に係るフィルムにおいて、被支持部は、長手方向に沿った両端部に形成された支持用の複数の貫通孔を有し、長手方向における基準位置に配置される貫通孔は、真円形の孔によって構成され、長手方向における基準位置以外に配置される貫通孔は、長手方向に沿って延びる長孔によって構成されてよい。
本発明の一側面によれば、被貼付面に対するフィルムの貼り付けを迅速に行うと共に、仕上がりの品質を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る貼付装置の概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る貼付装置の平面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る貼付装置の側面図である。 図4は、角度調整を行った場合のフィルム支持部の側面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る貼付装置の正面図である。 図6は、第2の角度調整部の拡大図であって、(a)は図3に示す状態の拡大図であり、(b)は図4に対応する状態の拡大図であり、(c)は第2の角度調整部をZ軸正側から見たときの拡大図である。 図7は、第1の張力発生機構をZ軸負側から見たときの拡大図である。 図8は、第1の張力発生機構の拡大図であって、(a)はX軸負側から見たときの拡大図であり、(b)は図7に示すVIIIb−VIIIb線に沿った拡大断面図である。 図9は、取付部の回動部の拡大図であり、(a)はZ軸正側から見た拡大図であり、(b)はY軸負側から見た拡大図であり、(c)はX軸正側から見た拡大図である。 図10は、フィルムを示す平面図である。 図11は、フィルムを示す概略図であり、(a)は長手方向の端部付近の貫通孔を示す概略図であり、(b)は図10に示すXIb−XIb線に沿った概略断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る貼付装置1の概略構成について説明する。図1(a),(b)に示すように、貼付装置1は、被貼付物Mの被貼付面SにフィルムFを貼り付ける装置である。本実施形態においては、被貼付物Mとして自動車を採用している。また、被貼付面Sとして、屋根の車幅方向における両端部を採用している。ここで、以下の説明においては、自動車の前後方向をY軸方向(第1の方向)とし、車幅方向をX軸方向(第1の方向と交差する第2の方向)とし、上下方向をZ軸方向とする。自動車の後方がY軸正側であり、自動車を正面から見たときの右側がX軸正側であり、上方がZ軸正側であるものとする。貼付装置1は、フィルムFを支持する一対のフィルム支持部2と、被貼付物Mに取り付けられる取付部3と、を備えている。一対のフィルム支持部2は、取付部3のX軸方向の両側に回動可能に支持されている。フィルム支持部2は、Y軸方向に複数(ここでは3個)個の領域に分割されている。なお、フィルム支持部2の分割数は特に限定されない。
次に、図2〜図9を参照して、本発明の実施形態に係る貼付装置1の詳細な構成について説明する。図2及び図3に示すように、フィルム支持部2は、Y軸方向に並ぶ第1の支持体2A、第2の支持体2B及び第3の支持体2Cと、第1の角度変更機構4A及び第2の角度変更機構4Bと、フィルム固定機構6と、第1の張力発生機構7A及び第2の張力発生機構7Bと、を備える。各図は、フィルム支持部2が、フィルムFを水平方向に広がるように支持している時の姿勢を示している。以降の説明においては、特に説明がない限り、フィルム支持部2が当該姿勢であるものとして、各構成要素の配置等について説明する。
図2及び図3に示すように、第2の支持体2Bは、第1の支持体2Aに対してY軸負側に並ぶように配置されている。第3の支持体2Cは、第1の支持体2Aに対する第2の支持体2Bの反対側である、Y軸正側に並ぶように配置されている。すなわち、Y軸正側へ向かって、第2の支持体2B、第1の支持体2A、及び第3の支持体2Cの順で並べられている。各支持体2A,2B,2Cは、それぞれの四辺に配置されるフレーム部材によって構成される矩形枠状部材である。各支持体2A,2B,2Cは、X軸正側に配置されるフレーム部材2Aa,2Ba,2Caと、X軸負側に配置されるフレーム部材2Ab,2Bb,2Cbと、Y軸正側に配置される2Ac,2Bc,2Ccと、Y軸負側に配置されるフレーム部材2Ad,2Bd,2Cdと、を備える。ただし、互いに隣り合って平行に並ぶフレーム部材2Ad,2Bcは、Z軸方向へ延びる部材2eによって、他のフレーム部材よりもZ軸正側に配置されている。互いに隣り合って平行に並ぶフレーム部材2Ac,2Cdも、Z軸方向へ延びる部材2eによって、他のフレーム部材よりもZ軸正側に配置されている。
各支持体2A,2B,2CのX軸方向の寸法は互いに同一である。各支持体2A,2B,2CのY軸方向の寸法は互いに異なっており、第1の支持体2Aが最も長く、第3の支持体2Cが最も短い。ただし、各支持体2A,2B,2CのY軸方向の寸法は適宜変更可能であり、互いに同一であってもよい。このような構成によって、フィルム支持部2は、全体として、Y軸方向を長手方向とした長方形状のフレーム体を構成する。
第1の角度変更機構4Aは、第1の支持体2A及び第2の支持体2B同士における、Y軸方向と交差するように延びる軸線(当該姿勢ではX軸方向に延びる軸線であるが、姿勢によって延びる方向は異なる)周りの角度を変更する機構である。第1の角度変更機構4Aは、第1の支持体2Aと第2の支持体2Bとの間、すなわちフレーム部材2Ad,2Bc付近に設けられている。第2の角度変更機構4Bは、第1の支持体2A及び第3の支持体2C同士における、Y軸方向と交差するように延びる軸線(当該姿勢ではX軸方向に延びる軸線であるが、姿勢によって延びる方向は異なる)周りの角度を変更する機構である。第2の角度変更機構4Bは、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間、すなわちフレーム部材2Ac,2Cd付近に設けられている。第1の角度変更機構4Aは、第1の支持体2Aに対して、第2の支持体2Bを軸線周りにZ軸負側へ回動させる。これによって、図3に示すように、第1の支持体2Aと第2の支持体2Bとの間の角度が180°の状態から、図4に示すように僅かに減少する。すなわち、第1の角度変更機構4Aは、第1の支持体2A及び第2の支持体2B同士の角度を、第1の角度(180°)と、当該第1の角度より小さい第2の角度に変更する。第2の角度変更機構4Bは、第1の支持体2Aに対して、第3の支持体2Cを軸線周りにZ軸負側へ回動させる。これによって、図3に示すように、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間の角度が180°の状態から、図4に示すように僅かに減少する。すなわち、第2の角度変更機構4Bは、第1の支持体2A及び第3の支持体2C同士の角度を、第1の角度(180°)と、当該第1の角度より小さい第3の角度に変更する。なお、第2の角度及び第3の角度として1〜30°を設定してよい。第2の角度及び第3の角度は、1〜20°であってよく、1〜10°であってもよい。
図6を参照して、第2の角度変更機構4Bについて詳細に説明する。なお、第1の角度変更機構4Aは、第2の角度変更機構4Bと同趣旨の構成を有しているため、説明を省略する。図6に示すように、第2の角度変更機構4Bは、ヒンジ部11と、ガイド部12と、ストッパ部13と、を備えている。図6では、第2の角度変更機構4Bのうち、X軸正側のヒンジ部11及びガイド部12を示しているが、X軸負側においても同様の構成のヒンジ部11及びガイド部12が設けられる。ヒンジ部11は、第1の支持体2Aのフレーム部材2Aaに接続された回動部材71と、第3の支持体2Cのフレーム部材2Caに接続された回動部材72と、回動部材71及び回動部材72を軸支する軸73と、を備えている。この軸73の中心線が第2の角度変更機構4Bにおける軸線となっている。なお、当該軸線は、Y軸方向に対して直行していなくともよく、所定の角度に傾斜してY軸方向に交差していてもよい。回動部材71と回動部材72は、一部が互いに重ね合わせられると共に、当該重ね合わせられた部分にX軸方向に延びるように、軸73が挿入される。
ガイド部12は、Z軸方向へ延びる一対の部材2eの中途位置に設けられている。具体的には、ガイド部12は、一方の部材2e(ここではY軸負側)に固定されると共にY軸方向へ延びて一方の部材2eまで及ぶ突出片74と、他方の部材2e(ここではY軸正側)からX軸方向へ突出する突起部75と、を備えている。ただし、突出片74が他方の部材2eに設けられて突起部75が一方の部材2eに設けられてもよい。突出片74には、長円形の貫通孔76が設けられており、当該貫通孔76に突起部75が挿通される。長円形の貫通孔76は、Y軸方向に延びると共に、Y軸正側へ向かうにしたがって、Z軸負側へ位置するように傾斜している。図6(a)に示すように、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間の角度が180°の状態では、突起部75は、長円形の貫通孔76のY軸負側の縁部に位置する。図6(b)に示すように、ヒンジ部11での回動により、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間の角度が変化した場合、突起部75は、長円形の貫通孔76のY軸正側の縁部に位置する。
ストッパ部13は、フレーム部材2Ac,2CdのX軸方向における中央位置に設けられている。ストッパ部13は、フレーム部材2Acに設けられると共にY軸正側へ延びる支持片77と、支持片77のZ軸負側の面から突出する突起部78と、フレーム部材2CdからY軸負側へ延びると共に、支持片77に対してZ軸負側で重ね合わせられる受け部79と、受け部79に形成されて突起部78を受容可能な溝部81と、を備えている。突起部78は、支持片77のZ軸正側に設けられている取手部82に連結されており、作業者が取手部82を操作することによって、突起部78の突出量を変更可能である。図6(a)に示すように、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間の角度が180°の状態では、突起部78が溝部81内に収容されることによって、突起部78と溝部81とが係止されて、ヒンジ部11での回動が規制されている。図6(b)に示すように、作業者が取手部82を操作することで、突起部78の突出力をヒンジ部11での回動により、第1の支持体2Aと第3の支持体2Cとの間の角度が変化した場合、突起部78が支持片77内へ引き込まれることで、突起部78と溝部81との間の係止が解除される。これによって、ヒンジ部11での回動が行われる。
フィルム固定機構6は、Y軸方向に沿ってフィルムFを固定する機構である。フィルム固定機構6は、第1の支持体2A、第2の支持体2B及び第3の支持体2Cに設けられる。フィルム固定機構6は、フィルムFの長辺側の縁部を固定可能とする長辺部6Aと、フィルムFの短辺側の縁部を固定可能とする短辺部6Bと、を備えている。なお、ここでの「固定可能」とは、フィルムF側の貫通孔の形状次第では、フィルムFの縁部を固定することもできるが、貫通孔の形状次第では、フィルムFの端部を(固定ではなく)支持することとなる場合もあることを示す。本実施形態では、長辺部6Aは、フィルムFの長辺側の端部を支持することとなる(詳細は後述する)。
フィルム固定機構6の長辺部6Aは、フィルム支持部2の長辺側の縁部に設けられた複数の突起部によって構成され、短辺部6Bは、フィルム支持部2の短辺側の縁部に設けられた複数の突起部によって構成されている(図2,3参照)。長辺部6Aを構成する突起部及び短辺部6Bを構成する突起部は、後述する図10(a)のフィルムFの長辺側の貫通孔と短辺側の貫通孔に対応する位置に形成される。すなわち、X軸方向両側における長辺側には、それぞれ9個の長辺部6Aの突起部が形成され、Y軸方向両側における短辺側には、それぞれ3個の短辺部6Bの突起部が形成される。なお、突起部の数量や配置は特に限定されない。各突起部は、各部材のZ軸負側の面からZ軸負側へ突出する円柱状の部材である。具体的には、フィルム固定機構6の短辺部6Bは、支持体2A,2B,2CのX軸正側のフレーム部材2Aa,2Ba,2Ca及びX軸負側のフレーム部材2Ab,2Bb,2Cbに設けられる。
フィルム固定機構6の短辺部6Bは、フィルム支持部2のY軸方向における両端部に設けられた可動部材17A,17Bにそれぞれ設けられる。可動部材17Aは、第2の支持体2BのY軸負側の端部側において、フレーム部材2Ba,2Bb間をX軸方向に延びるように設けられる。可動部材17Aは、フレーム部材2Bdに対してY軸正側に離間して設けられる。可動部材17Aは、後述の第1の張力発生機構7AによってY軸方向へ移動可能な部材である。可動部材17Bは、第3の支持体2CのY軸正側の端部側において、フレーム部材2Ca,2Cb間をX軸方向に延びるように設けられる。可動部材17Bは、フレーム部材2Ccに対してY軸負側に離間して設けられる。可動部材17Bは、後述の第2の張力発生機構7BによってY軸方向へ移動可能な部材である。
図2に示すように、第1の張力発生機構7Aは、フィルム支持部2のY軸方向におけるY軸負側の端部に設けられ、フィルム支持部2に支持されたフィルムFに張力を付与する機構である。第1の張力発生機構7Aは、フィルムFの短辺部を固定している可動部材17AをY軸負側へ移動させることによって、フィルムFに張力を付与する。第2の張力発生機構7Bは、フィルム支持部2のY軸方向におけるY軸正側の端部に設けられ、フィルム支持部2に支持されたフィルムFに張力を付与する機構である。第2の張力発生機構7Bは、フィルムFの短辺部を固定している可動部材17BをY軸負側へ移動させることによって、フィルムFに張力を付与する。
図7及び図8を参照して、第1の張力発生機構7Aについて詳細に説明する。なお、第2の張力発生機構7Bは第1の張力発生機構7Aと同趣旨の構成を有しているため、説明を省略する。第1の張力発生機構7Aは、フィルムFの短辺部を固定可能な可動部材17AをY軸方向へスライドさせるスライド部21と、X軸方向における端部において可動部材17AのY軸方向の移動をガイドするガイド部22と、X軸方向における中央位置において可動部材17AのY軸方向の移動をガイドするガイド部23と、を備える。なお、図7では、X軸負側のスライド部21及びガイド部22のみが示されているが、X軸正側のスライド部21及びガイド部22も同趣旨の構成を有する。
図7及び図8(a)に示すように、スライド部21は、第2の支持体2BのX軸負側のフレーム部材2BbにおけるZ軸負側の面に設けられており、可動部材17AのX軸負側の端部をY軸方向へ往復移動させる機構である。スライド部21は、Y軸方向に互いに離間する一対の支持部材26と、一対の支持部材26間に架け渡されてY軸方向に延びるレール部材27と、可動部材17Aの端部に固定されてレール部材27に沿って往復移動可能なスライド部材28と、を備える。レール部材27は、Y軸方向へ延びる板状の形状をなしており、支持部材26で支持されることによって、フレーム部材2BbのZ軸負側の面からZ軸負側へ離間した位置に配置される。
図7及び図8(a)に示すように、ガイド部22は、第2の支持体2BのX軸負側のフレーム部材2BbにおけるX軸負側の面に設けられており、可動部材17AのX軸負側の端部(スライド部21より更にX軸負側の部分)のY軸方向への往復移動をガイドする機構である。ガイド部22は、フレーム部材2BbのX軸負側の面に設けられた支持部材31と、支持部材31からY軸方向に沿ってY軸負側へ延びるガイド部材32と、を備える。ガイド部材32は、スライド部21と隣り合う位置において、フレーム部材2BbからX軸負側へ離間した位置に配置されている。ガイド部材32は、可動部材17AのX軸負側の端部に挿通されている。
図7及び図8(b)に示すように、ガイド部23は、可動部材17AのX軸方向における中央位置に設けられてY軸負側へ向かって延びる被ガイド部材33と、第2の支持体2BのY軸負側のフレーム部材2Bdに設けられて被ガイド部材33をガイドするガイド部材34と、ガイド部材34に設けられて被ガイド部材33を固定して位置決めする位置決め部36と、を備えている。被ガイド部材33は、可動部材17AからY軸負側のフレーム部材2Bd側へ延びる板状の部材であると共に、Y軸負側の先端部分付近が、ガイド部材34内に挿入されている。ガイド部材34は、断面矩形環状の形状をなしており、被ガイド部材33を受け入れるようにY軸方向へ貫通する貫通部34aを有している。位置決め部36は、ガイド部材34の貫通部34a内へ突出する突出部36aと、突出部36aの突出量を調整可能な取手部36bと、を備えている。位置決め部36は、スライド部21でスライドさせてフィルムFに張力を付与した後、被ガイド部材33を突出部36aで固定することで、可動部材17Aの位置決めを行う。
次に、図2、図3、図5及び図9を参照して、取付部3の構成について説明する。取付部3は、被貼付物Mに取り付けられると共に、X軸方向の両側で各支持体2を支持するものである。フィルム支持部2の第1の支持体2Aは、取付部3に対して、X軸方向に配置され、取付部3に回動可能に支持されている。取付部3は、複数のフレーム部材を組み合わせたフレーム体であり、本実施形態では、Y軸方向に互いに対向してX軸方向に延びるフレーム部材3a,3bと、当該フレーム部材3a,3bを連結するようにX軸方向に互いに対向してY軸方向に延びる一対のフレーム部材3cと(なお、図2では他方のフレーム部材は省略されている)、Y軸負側のフレーム部材3aからY軸負側へ向かって延びるフレーム部材3dと、を備える。当該フレーム部材3dは、フレーム部材3aのX軸方向における中央位置に設けられる。また、取付部3は、フィルム支持部2を回動可能に支持する回動部40A,40Bと、取付部3を被貼付物Mへ取り付けるための取付金具41A,41B,41Cと、を備えている。
取付金具41Aは、フレーム部材3dのY軸負側の先端部に設けられ、被貼付物MのY軸負側の屋根部の前端側の部分に取り付けられる。取付金具41Aは、フレーム部材3dのZ軸負側の面からZ軸負側へ向かって突出する金具である。取付金具41Bは、フレーム部材3aのX軸正側の端部に設けられ、被貼付物MのX軸正側の端部付近に取り付けられる金具である。取付金具41Bは、フレーム部材3aのZ軸負側の面からZ軸負側へ向かって突出する部材46と、部材46からX軸正側に延びると共に、X軸方向の位置を調整可能な状態で被貼付物Mと連結される連結部材47と、を備える(図9参照)。連結部材47は、被貼付物Mの屋根部に設けられた溝部にはめ込まれることによって連結される。取付金具41Cは、フレーム部材3bのX軸正側の端部に設けられ、被貼付物MのX軸正側の端部付近に取り付けられる金具である。取付金具41Cは、取付金具41Bと同趣旨の構成を有する。
回動部40Aは、フレーム部材3aのX軸正側の端部に設けられており、第1の支持体2Aのフレーム部材2Abと回動可能に連結されている。回動部40Bは、フレーム部材3bのX軸正側の端部に設けられており、第1の支持体2Aのフレーム部材2Abと回動可能に連結されている。回動部40A,40Bは、例えば図5に示すように、フィルム支持部2がZ軸正方向に持ち上がった位置P2と、フィルム支持部2のフィルムFが被貼付面Sを覆うことができる位置P3との間で、フィルム支持部2を回動させることができる。
図9を参照して、回動部40Aの構成について詳細に説明する。なお、回動部40Bは、回動部40Aと同趣旨の構成を有しているため、説明を省略する。図9に示すように、回動部40Aは、フレーム部材3aのZ軸正側の面に設けられるベース部42と、ベース部42に回動可能に支持されてフィルム支持部2のフレーム部材2Abと連結されるアーム部43と、ベース部42及びアーム部43を回動可能に連結する軸44と、を備える。ベース部42のZ軸正側の領域には、溝が設けられることによって、アーム部43を挟持するように、互いにY軸方向に対向する一対の壁部42aが形成される。アーム部43は、Y軸方向から見てL字状の形状を有している(特に図9(b)参照)。アーム部43は、ベース部42からZ軸正側へ延びてX軸正側へ屈曲しており、先端部にてフィルム支持部2のフレーム部材2Abを支持している。また、アーム部43は、ベース部42の一対の壁部42aに挟持されて、当該壁部42aに挟持された位置にて軸44がY軸方向に挿入されている(特に図9(c)参照)。なお、第1の支持体2Aのフレーム部材2Aaには、取手部70が設けられている。作業者は、フィルム支持部2を倒すときに当該取手部70を把持することで容易に倒すことができ、フィルム貼り付け時には、当該取手部70を操作することで容易に押し付け力を調整することができる。
次に、図10及び図11を参照して、フィルムFの構成について説明する。図10に示すように、フィルムFは、長手方向に延びる矩形状の形状を有している。フィルムFは、被貼付面Sに貼り付けられる貼付領域E1、及び被貼付面Sに貼り付けられない非貼付領域E2を有している。フィルムFの貼付領域E1は、被貼付面Sの形状に対応する形状に設定されており、本実施形態では、図中の内周側の破線で示す形状が、貼付領域E1に対応する。当該貼付領域E1以外の領域が非貼付領域E2に対応する。
非貼付領域E2には、長手方向に沿った両端部に被支持部T3,T4と、長手方向の両端部に被固定部T1,T2が形成される。被支持部T3,T4は、長手方向に沿った両端部に形成された支持用の複数の貫通孔を有し、被固定部T1,T2は、長手方向の両端部に形成された固定用の複数の貫通孔を有している。具体的には、図11(a)に示すように、被支持部T3,T4では、長手方向における基準位置CLに配置される貫通孔62は、真円形の孔によって構成されている。一方、長手方向における基準位置CL以外に配置される貫通孔61は、長手方向に沿って延びる長孔によって構成される。なお、基準位置CLは、フィルムFの長手方向における略中央位置に設定される。被固定部T2では、長手方向における端部に配置される貫通孔63は、真円形の孔によって構成されている(図示されない被固定部T1も同様の構成である)。
以上の構成により、被固定部T1,T2では、真円形の貫通孔63にフィルム固定機構6の短辺部6Bを構成する円柱状の突起部が挿入される。フィルムFの貫通孔63は突起部で位置が固定されていずれの方向ヘも移動することができない。従って、張力発生機構7A,7Bによって可動部材17A,17Bが移動すると、被固定部T1,T2は、当該移動に伴って移動を行う。被支持部T3,T4では、基準位置CLの真円形の貫通孔62、及び長孔である貫通孔63にフィルム固定機構6の長辺部6Aを構成する円柱状の突起部が挿入される。フィルムFの基準位置CLの貫通孔62は突起部で位置が固定される一方、貫通孔61は長手方向に延びる長孔であるため、突起部に沿って長手方向への微小な移動が可能である。従って、張力発生機構7A,7Bによって可動部材17A,17Bが移動すると、被支持部T3,T4は、当該移動に伴って、貫通孔61の長手方向の大きさの範囲内で、僅かな位置調整が可能である。なお、以上のように、貫通孔がフィルム固定機構6の突起部に対していずれの方向への移動も規制されている状態のことを「固定」と称している。一方、貫通孔が突起部で保持されつつ、いずれかの方向(ここでは長手方向)への移動が許容されている状態のことを「支持」と称している。
図11(b)に示すように、フィルムFは、アプリケーションフィルム51と、基材層52と、粘着層53と、剥離層54とを順に備える。フィルムFの厚さは50μm〜1mmであり、幅は200mm〜800mmであり、長手方向の寸法は1000mm〜3000mmである。なお、本明細書では説明のために、当該層構造と記載しているが、層数は様々な態様を採用してよい。例えば、意匠性を高めるため基材層52とプリケーションフィルム51の間に意匠層を積層させるなど他の層を積層させてもよい。
基材層52は、例えば合成樹脂等の高分子成分を薄い膜状に成型したものであり、ポリ塩化ビニルやポリウレタンにより構成されている。基材層52は、被貼付面Sの意匠面を構成する。粘着層53は、アクリル系粘着剤やウレタン系粘着剤等により構成されている。粘着層53は被貼付面Sに貼り付けられる部分である。剥離層54は、例えばセルロース系樹脂やシリコーン樹脂により構成されている。剥離層54は、粘着層53に貼付されており、フィルムFを被貼付面Sに貼り付ける直前に粘着層53から剥離される。アプリケーションフィルム51は、例えばオレフィン系樹脂やポリウレタンにより構成されている。アプリケーションフィルム51は、フィルム貼り付け直前まで基材層52を保護するものであり、基材層52の装飾面に貼付されており、フィルムFを被貼付面Sに貼り付けた後に、装飾面から分離される。なお、貼付領域E1と非貼付領域E2との間の境界部分E3では、貼付領域E1の外形に沿って基材層52、粘着層53及び剥離層54が除去された部分が形成されている。このように、貼付領域E1における基材層52と、非貼付領域E2における基材層52とは、アプリケーションフィルム51にて互いに支持されている。なお、境界部分E3は、上述のようにスリット状の構成のみならず、ミシン目によって構成されていてもよく、特に態様は限定されない。
次に、被貼付物Mの被貼付面SにフィルムFを貼り付ける貼付方法について説明する。フィルムFの貼付方法は、フィルムFをフィルム支持部2で支持させる準備工程と、フィルム支持部2で支持されるフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける貼付工程と、を備える。
準備工程では、作業者は、フィルム支持部2を図5に示す位置P2に配置し、フィルム固定機構6の長辺部6A及び短辺部6Bを構成する各突起部にフィルムFの被固定部T1,T2及び被支持部T3,T4の各貫通孔を挿通させる。これにより、フィルムFが各支持体2A,2B,2Cに支持された状態となる。また、作業者は、張力発生機構7A,7Bを介して可動部材17A,17Bの少なくとも一方を移動させることによって、フィルムFに適切な張力を付与する。張力付与作業が完了したら、取手部36bを操作して突出部36aで被ガイド部材33を固定することにより、可動部材17A,17Bを位置決めする(図8(b)参照)。当該作業終了後、フィルムFの貼付領域E1の剥離層54を剥離させて、粘着層53を露出させる(図11(b)参照)。次に、作業者は、フィルム支持部2全体を下ろすことで、図5に示す位置P3へフィルム支持部2を配置し、貼付工程へ移行する。
貼付工程は、第1の支持体2AでフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第1工程と、被貼付面Sに第2の支持体2Bを近づけるように、第1の支持体2Aに対する第2の支持体2Bの角度を変更して、フィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第2工程と、被貼付面Sに第3の支持体2Cを近づけるように、第1の支持体2Aに対する第3の支持体2Cの角度を変更して、第3の支持体2CでフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第3工程と、を備える。また、第1工程の後に、第2工程及び第3工程が実行される。第2工程と第3工程はいずれを先に行ってもよく、両工程を同時に行ってもよい。第2工程及び第3工程を実行する際、作業者は、角度変更機構4A,4Bの取手部82を操作して、突起部78による係止を解除する(図6(a)参照)。つまり、フィルムFの被貼付面Sへの貼付は、第1工程、第2工程、第3工程のそれぞれによって実行される。フィルムFの被貼付面Sへの貼り付けが完了したら、作業者は、アプリケーションフィルム51を貼付領域E1における基材層52から剥がすことによって、アプリケーションフィルム51と共に非貼付領域E2の基材層52等を除去する。以上により、被貼付面SへのフィルムFの貼り付けが完了する。
次に、本実施形態に係る貼付装置1、貼付方法、及びフィルムFの作用・効果について説明する。
本実施形態に係る貼付装置1によれば、フィルム支持部2は、フィルムFをY軸方向に沿って第1の支持体2Aと第2の支持体2Bとで支持することができる。この状態で、第1の角度変更機構4Aを用いて、第1の支持体2A及び第2の支持体2B同士における、Y軸方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更することができる。従って、Y軸方向に沿った被貼付面Sの形状に合わせて、第1の支持体2Aと第2の支持体2Bとの間の角度を調整した上でフィルムFの貼り付けが可能となる。例えば、本実施形態に係る被貼付面Sは、Y軸方向に長尺であって、Y軸方向に沿って緩やかに湾曲している。被貼付面Sは、二軸方向に曲率を有しており、例えば、Y軸方向の曲率半径が1000mmであり、X軸方向の曲率半径が200mmである。特に、実施例では、被貼付面Sは、Y軸方向から見ても90°に近い角度を有しており、Z軸方向及びX軸方向に向かう平面を有する3次元形状となっている。このような形状では、例えば、従来のフィルム支持部のようにY軸方向の角度を変形することができないものでは、容易な貼付が困難であった。それに対して、本実施形態の構成によれば、貼付装置1は、当該湾曲に合わせて第2の支持体2Bの角度を調整することで、作業者は、容易に、且つ迅速にフィルムの貼り付けを行うことができる。以上によって、被貼付面Sに対するフィルムFの貼り付けを迅速に行うと共に、仕上がりの品質を向上させることができる。
本実施形態に係る貼付装置1において、フィルム支持部2は、第1の支持体2Aに対する第2の支持体2Bの反対側に、第3の支持体2Cと、第1の支持体2A及び第3の支持体2C同士における、Y軸と交差するように延びる軸線周りの角度を変更する第2の角度変更機構4Bと、を備えてよい。このような構成によれば、第2の支持体2Bとは反対側の第3の支持体2Cにおいても、被貼付面Sの形状に合わせて角度調整を行うことができる。
本実施形態に係る貼付装置1において、フィルム支持部2のY軸方向における端部には、フィルム支持部2に支持されたフィルムFに張力を付与する張力発生機構7A,7Bが設けられていてよい。このような構成によれば、Y軸方向沿って各支持体2A,2B,2Cで支持されているフィルムFに対して、適切な張力を付与した状態で貼り付けを行うことができる。
本実施形態に係る貼付装置1において、第1の角度変更機構4Aは、第1の支持体2A及び第2の支持体2B同士の角度を、第1の角度と、当該第1の角度より小さい第2の角度に変更してよい。このような構成によれば、被貼付面Sが車幅方向外側へ膨らむように湾曲する形状を有する場合、図4に示すように、第1の支持体2A及び第2の支持体2B同士の角度を第2の角度に変更することで、被貼付面Sに対応した角度にてフィルムFの貼り付けを行うことができる。一方、フィルムFをフィルム支持部2に支持させるときは、図3に示すように、第1の角度(すなわち、第1の支持体2Aと第2の支持体2Bが真っ直ぐに並ぶ)に設定することで、容易にフィルムFを固定することができる。
本実施形態に係る貼付装置1は、被貼付物Mに取り付けられる取付部3を更に備え、第1の支持体2Aは、取付部3に対して、Y軸方向と交差するX軸方向に配置され、取付部3に回動可能に支持されてよい。このような構成によれば、取付部3を介してフィルム支持部2を被貼付物Mに取り付けた状態で、フィルム支持部2に対するフィルムFの固定作業等を行い、第1の支持体2Aを取付部3に対して回動させるだけで、フィルムFの貼り付けが可能となる。
本実施形態に係る貼付方法は、被貼付物Mの被貼付面SにフィルムFを貼り付ける貼付方法であって、Y軸方向に並ぶ第1の支持体2A及び第2の支持体2Bを備えるフィルム支持部2で支持されるフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける貼付工程を備える。貼付工程は、第1の支持体2AでフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第1工程と、被貼付面Sに第2の支持体2Bを近づけるように、第1の支持体2Aに対する第2の支持体2Bの角度を変更して、フィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第2工程と、を備える。
このような貼付方法によれば、上述の貼付装置1と同様な作用・効果を得ることができる。
本実施形態に係る貼付方法において、フィルム支持部2は、第1の支持体2Aに対する第2の支持体2Bの反対側に、第3の支持体2Cを備え、貼付工程は、第3の支持体2CでフィルムFを被貼付面Sに貼り付ける第3工程を備える。また、第1工程の後に、第2工程及び第3工程が実行されてよい。このような方法によれば、このような構成によれば、第2の支持体2Bとは反対側の第3の支持体2Cにおいても、被貼付面Sの形状に合わせて角度調整を行うことができる。
本実施形態に係るフィルムFは、被貼付物Mの被貼付面Sに貼り付けられるフィルムFであって、アプリケーションフィルム51と、基材層52と、粘着層53を順に備えると共に、長手方向に延びる。被貼付面Sに貼り付けられる貼付領域E1、及び被貼付面Sに貼り付けられない非貼付領域E2を有し、非貼付領域E2には、長手方向に沿った両端部に被支持部T3,T4と、長手方向の両端部に被固定部T1,T2が形成される。
このような形態によれば、上述のような貼付装置1を用いて被貼付面Sに対して迅速な貼付を行うことが可能となる。また、長手方向の両端部に被固定部T1,T2が形成され、長手方向に沿った両端部に被支持部T3,T4が形成されているため、フィルムFの長手方向への張力の調整が可能となる。
本実施形態に係るフィルムFにおいて、被支持部T3,T4は、長手方向に沿った両端部に形成された支持用の複数の貫通孔61,62を有し、長手方向における基準位置CLに配置される貫通孔62は、真円形の孔によって構成され、長手方向における基準位置C以外に配置される貫通孔61は、長手方向に沿って延びる長孔によって構成されてよい。このような構成によれば、各貫通孔61,62に対してフィルム固定機構6の突起部を挿入したときに、基準位置CLに配置される真円形の貫通孔62では位置が固定される一方、長孔によって構成される貫通孔61では、Y軸方向への移動が許容される。従って、張力発生機構7A,7Bによる張力の調整時に、各貫通孔61において位置の微調整が可能となる。
本実施形態においては、フィルム支持部2は、枠状のフレーム体として構成されていた。すなわち、縁部にフレーム部材を有しており中央位置付近においては中空な形状を有している。当該形状を採用した場合、フィルム支持部2を押さえ付けた状態でスキージによるフィルムFのしごきを行うことができ、フィルムFの被貼付面Sに対する貼り付けをより着実にできる。なお、フィルム支持部2の形状は、実施形態のように枠状のフレーム体ではなく、中央位置付近も中空となっていない平板状であってもよい。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、フィルム支持部は、被貼付物Mに取り付けられる取付部に支持されていた。しかし、取付部を省略してもよい。例えば、フィルム支持部をロボットアームなどで支持して、当該フィルム支持部を被貼付面Sの位置へ搬送してもよい。
また、被貼付物Mは車両に限定されず、船舶、建築物、家電等であってよい。また、被貼付面の形状も、上述の実施形態のような形状に限定されない。例えば、第2の支持体2B及び第3の支持体2Cを車幅方向の外側へ向かって傾斜させるように角度を調整するような被貼付面であってもよい。
また、上述の実施形態では、フィルムFの長手方向に沿った端部では複数の貫通孔61が長孔によって構成されることで被支持部T3,T4が形成されていた。しかし、当該部分の貫通孔の一部または全部を真円形としてもよい。例えば、フィルムF中の貫通孔をすべて真円形とした場合、フィルム固定機構6側の長辺部6Aにおける各突起部をY軸方向にスライド可能としてもよい。あるいは、フィルムFの長手方向にける端部の貫通孔63を長手方向に延びる長孔としてもよい。この場合、フィルム固定機構6とは独立した構成を有する張力発生機構を設けてよい(例えば、フィルムFの端部を把持して長手方向に引っ張る機構をフィルム固定機構と別に設けてよい)。なお、フィルムFの貫通孔の形状も特に限定されない。例えば、三角形などの多角形形状、または楕円などの諸々の形状であってもよい。ただし、貫通孔を真円とした場合は、位置決めや加工性を向上できる。
また、フィルムFの被貼付面Sへの貼付をより確実に行うために、作業者がスキージ等を用いてフィルムFを被貼付面Sへ押圧してもよいが、スキージは用いても用いなくてもよい。
1…貼付装置、2…フィルム支持部、2A…第1の支持体、2B…第2の支持体、2C…第3の支持体、3…取付部、4A…第1の角度変更機構、4B…第2の角度変更機構、6…フィルム固定機構、7A,7B…張力発生機構、51…アプリケーションフィルム、52…基材層、53…粘着層、54…剥離層、61,62,63…貫通孔、E1…貼付領域、E2…非貼付領域、F…フィルム、T1,T2…被固定部、T3,T4…被支持部。

Claims (7)

  1. 被貼付物の被貼付面にフィルムを貼り付ける貼付装置であって、
    前記フィルムを支持するフィルム支持部を備え、
    前記フィルム支持部は、
    第1の方向に並ぶ第1の支持体及び第2の支持体と、
    前記第1の支持体及び前記第2の支持体に設けられ、前記第1の方向に沿って前記フィルムを固定するフィルム固定機構と、
    前記第1の支持体及び前記第2の支持体同士における、前記第1の方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更する第1の角度変更機構と、を備える、貼付装置。
  2. 前記フィルム支持部は、
    前記第1の支持体に対する前記第2の支持体の反対側に、第3の支持体と、
    前記第1の支持体及び前記第3の支持体同士における、前記第1の方向と交差するように延びる軸線周りの角度を変更する第2の角度変更機構と、を備える、請求項1に記載の貼付装置。
  3. 前記フィルム支持部の前記第1の方向における端部には、前記フィルム支持部に支持されたフィルムに張力を付与する張力発生機構が設けられている、請求項1又は2に記載の貼付装置。
  4. 前記第1の角度変更機構は、前記第1の支持体及び前記第2の支持体同士の角度を、第1の角度と、当該第1の角度より小さい第2の角度に変更する、請求項1〜3の何れか一項に記載の貼付装置。
  5. 前記被貼付物に取り付けられる取付部を更に備え、
    前記第1の支持体は、前記取付部に対して、前記第1の方向と交差する第2の方向に配置され、前記取付部に回動可能に支持されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の貼付装置。
  6. 被貼付物の被貼付面にフィルムを貼り付ける貼付方法であって、
    第1の方向に並ぶ第1の支持体及び第2の支持体を備えるフィルム支持部で支持される前記フィルムを前記被貼付面に貼り付ける貼付工程を備え、
    前記貼付工程は、
    前記第1の支持体で前記フィルムを前記被貼付面に貼り付ける第1工程と、
    前記被貼付面に前記第2の支持体を近づけるように、前記第1の支持体に対する前記第2の支持体の角度を変更して、前記フィルムを前記被貼付面に貼り付ける第2工程と、を備える、貼付方法。
  7. 前記フィルム支持部は、前記第1の支持体に対する前記第2の支持体の反対側に、第3の支持体を備え、
    前記貼付工程は、前記第3の支持体で前記フィルムを前記被貼付面に貼り付ける第3工程を備え、
    前記第1工程の後に、前記第2工程及び前記第3工程が実行される、請求項6に記載の貼付方法。
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