JP6964438B2 - 貼付治具、及び貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、フィルムの貼付治具、及び貼付方法に関する。
従来、貼付対象物にフィルムを貼り付けるための貼付治具として、特許文献1に示すものが知られている。この貼付治具は、上下方向に延びる自動車のフレームの上端側に設けられ、フィルムの上端側を保持した状態で位置合わせを行う。その後、作業者は、スキージなどの押圧部材でフィルムを押圧しながら上下方向へ移動させることで、フレームへフィルムを貼り付ける。
特開2001−39365号公報
しかしながら、上述のような貼付治具を用いてフィルムの貼付を行う場合、貼付対象物の形状によっては、容易にフィルムの貼付を行うことができず、ショックラインの発生などにより、フィルムの貼付後の意匠性に影響が及ぼされる場合もあった。従って、フィルムを貼付対象物に貼り付ける際の施工性を向上することができる貼付治具、及び貼付方法が求められていた。
本発明の一形態に係る貼付治具は、貼付対象物へフィルムを貼り付ける貼付治具であって、互いに離間する第1の保持部及び第2の保持部を少なくとも備え、第1の保持部及び第2の保持部にてフィルムを保持するフィルム保持部と、フィルム保持部に保持されたフィルムを第1の方向における一方側へ押圧する押圧部材と、フィルム保持部の第1の保持部と第2の保持部との間で、第1の方向と交差する第2の方向に沿った押圧部材の移動をガイドするガイド部材と、を備える。
このような形態によれば、フィルム保持部は、互いに離間する第1の保持部及び第2の保持部にてフィルムを保持することができる。従って、貼付対象物とフィルムとの間の位置合わせを行った状態にて、フィルム保持部がフィルムを保持することができる。ガイド部材は、フィルム保持部の第1の保持部と第2の保持部との間で、第1の方向と交差する第2の方向に沿った押圧部材の移動をガイドすることができる。従って、押圧部材は、位置合わせされた状態で第1の保持部及び第2の保持部で保持されたフィルムを貼付対象物に押圧し、当該状態でガイド部材にガイドされながら移動することで、フィルムをガイド部材に沿って正確に貼付対象に貼り付けることができる。このように、フィルム保持部でフィルムを保持し、ガイド部材に沿って押圧部材を移動させるだけの簡易な動作にて、良好にフィルムを貼り付けることができる。以上により、フィルムを貼付対象物に貼り付ける際の施工性を向上することができる。
別の形態に係る貼付治具において、押圧部材は、第1の方向へ伸縮可能な弾性部材を有してよい。
別の形態に係る貼付治具において、フィルム保持部は、第1の保持部及び第2の保持部の少なくとも一方を回動させる回動部を備えてよい。
別の形態に係る貼付治具は、ガイド部材を貼付対象物へ取り付ける第1の取付部を更に備え、第1の取付部は、ガイド部材の第2の方向における一端側を回動可能に支持する第1の回動支持部を介して、ガイド部材と接続されてよい。
別の形態に係る貼付治具は、ガイド部材を貼付対象物へ取り付ける第2の取付部を更に備え、ガイド部材は、第2の方向へ延び、且つ、第1の方向における他方側へ凸をなすように湾曲してよい。
別の形態に係る貼付治具において、フィルム保持部は、第1の保持部と第2の保持部との間の貼付対象物の曲面の何れかの位置に対し、第1の方向及び第2の方向と交差する第3の方向から見て、フィルムが接線をなすように、フィルムを保持してよい。
別の形態に係る貼付治具において、第2の取付部を介して貼付対象物へ取り付けられたガイド部材は、第1の方向及び第2の方向と交差する第3の方向から見て、フィルム保持部で保持されたフィルムと非平行の位置関係をなしてよい。
別の形態に係る貼付治具において、第2の取付部は、ガイド部材の第2の方向における一端側を回動可能に支持する第2の回動支持部を介して、ガイド部材と接続されてよい。
本発明の一形態に係る貼付方法は、上述の貼付治具を用いて貼付対象物へフィルムを貼り付ける貼付方法であって、フィルム保持部でフィルムを保持するフィルム保持工程と、ガイド部材を第1の取付部を介して貼付対象物へ取り付ける取付工程と、フィルム保持部に保持されたフィルムを押圧部材で貼付対象物へ押圧し、貼付対象物へ取り付けられたガイド部材に沿って、押圧部材を移動させることで、フィルムを貼付対象物へ貼り付ける貼付工程と、を備え、貼付工程では、第1の回動支持部でガイド部材を回動させながら、押圧部材でフィルムの貼り付けを行ってよい。
別の形態に係る貼付方法は、上述の貼付治具を用いて貼付対象物へフィルムを貼り付ける貼付方法であって、フィルム保持部でフィルムを保持するフィルム保持工程と、ガイド部材を第2の取付部を介して貼付対象物へ取り付ける取付工程と、フィルム保持部に保持されたフィルムを押圧部材で貼付対象物へ押圧し、貼付対象物へ取り付けられたガイド部材に沿って、押圧部材を移動させることで、フィルムを貼付対象物へ貼り付ける貼付工程と、を備え、取付工程では、ガイド部材が貼付対象物の曲面に沿って湾曲するように、ガイド部材を貼付対象物へ取り付けてよい。
本発明によれば、フィルムを貼付対象物に貼り付ける際の施工性を向上することができる貼付治具、及び貼付方法を提供できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る貼付治具を示す斜視図である。 図2は、図1に示す貼付治具を示す斜視図である。 図3は、図1に示す貼付治具を示す概略側面図である。 図4は、図1に示す貼付治具の拡大斜視図である。 図5は、図1に示す貼付治具の拡大斜視図である。 図6は、貼付対象物の一例を示す図である。 図7は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図8は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図9は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図10は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図11は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図12は、図1に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係る貼付治具を示す斜視図である。 図14は、図13に示す貼付治具を示す概略側面図である。 図15は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図16は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図17は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図18は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図19は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。 図20は、図13に示す貼付治具を用いた貼付方法を説明するための概略側面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示す、本発明の実施形態に係る貼付治具1は、貼付対象物へフィルム50を貼り付けるための治具である。貼付治具1は、フィルム50を保持した状態で貼付対象物に取り付けられる。当該状態にて作業者が、貼付治具1を用いながら貼付作業を行うことによって、貼付対象物にフィルム50を貼り付けることができる。本実施形態に用いるフィルム50は、裏面に粘着部(粘着剤(感圧接着剤)が塗布された部分)を備え、色彩や模様等を施された装飾フィルムである。装飾フィルムは、例えば塗装することに代えてフィルムを貼り付ける用途で塗装代替フィルムとして用いられる。貼付対象物は、意匠面を形成する必要のあるものであればあらゆる対象物を採用することができる。また、貼付対象物として、長尺な形状を有し、且つ湾曲した形状を有しているものを採用する場合、本実施形態に係る貼付治具1の効果が特に好適に得られる。例えば、貼付対象物は、車両用ドアフレーム部品、または車両用窓枠部品であってよい。図6に示すように、車両用ドアフレーム部品として、例えば、自動車のAピラー(前側のピラー)71、Cピラー(後側のピラー)72等が挙げられ、車両用窓枠部品として、Bピラー(車両前後方向の中央のピラー)73等が挙げられる。なお、本実施形態の貼付治具1は、曲率が大きく、更にはねじ曲がりの曲率も有するような、フィルムの貼付作業を行い難い貼付対象物に対して、特に効果的である。よって、貼付対象物としてAピラー71を採用することで、貼付治具1の効果がより顕著となる。例えば、Aピラー71は、必要なフィルム50の長さがBピラー73の1.5倍程度であるため、貼付開始の貼付角度のずれによる影響が大きくなるため、貼付角度のずれを小さくする必要がある。また、Aピラー71の意匠面の断面形状は、Bピラー73に比して非常に複雑であるため、フィルム50の貼付けを行いにくい。例えば、Bピラー73の意匠面の断面形状は実質的に1つの面によって構成されているとみなすことができ、意匠面から裏側へ折り返される両端部分も急角度で折れ曲がるため、意匠面と折り返し部の境界がはっきりしている。それに比して、Aピラー71の意匠面の断面形状は大きく膨らむことで実質的に2つの面によって構成されていとみなされる。また、意匠面から裏側へ折り返される両端部分が緩やかに折れ曲がるため、意匠面と折り返し部の境界が分かりにくい形状である。従って、Aピラー71にフィルム50を貼り付ける際は、複雑な断面形状を有する意匠面に対して貼付作業を行う必要がある。また、Aピラー71は、Bピラー73に比べて捻じれが大きい。例えば、Bピラー73の断面形状は、フィルム50の貼付開始の場所と貼付終了の場所とで、それほど変化はない。一方、Aピラー71の貼付開始の場所の断面形状と貼付終了の場所の断面形状とでは、Aピラー71の捻じれの影響によって、異なる断面形状となっている。従って、Aピラー71へフィルム50を貼り付けるときは、貼付開始の場所と貼付終了の場所とでは、フィルム50の押圧の仕方を変化させる必要が生じる。
図1〜図3を参照して、第1実施形態に係る貼付治具1の詳細な構成について説明する。図1〜図3に示すように、貼付治具1は、ガイド部材2と、フィルム保持部3と、押圧部材4と、取付部6A,6Bと、を備えている。本実施形態に係る貼付治具1は、貼付対象物に連結された取付部6A,6Bに対して、ガイド部材2を開閉動作させる機構を有している。使用者は、貼付治具1のガイド部材2の開閉動作を行いながらフィルム50を貼付対象物へ貼り付ける。なお、以降は、ガイド部材2に対してXYZ座標系を設定して説明を行う。Z軸方向は、押圧部材4がフィルム保持部3に保持されたフィルム50を押圧すう方向(第1の方向)である。Y軸方向は、Z軸方向と交差(ここでは直交)する方向であり、ガイド部材2が押圧部材4の移動をガイドする方向(第2の方向)である。X軸方向は、Z軸方向及びY軸方向と交差(ここでは直交)する方向(第3の方向)である。また、押圧部材4がフィルム50を押圧する方向をZ軸方向の負側とする。フィルム50の貼り付け時に押圧部材4が進行する方向をY軸方向の正側とする。X軸方向における一方側をX軸方向の正側とする。なお、XYZ座標系は、ガイド部材2に対して設定された相対的な座標系であり、ガイド部材2の開閉動作に伴って移動するものとする。なお、図1は、ガイド部材2を閉じた状態を示す。図2は、ガイド部材2を開いた状態を示す。図3は、貼付治具1を貼付対象物70に取り付け、ガイド部材2を開いた状態を示す。図3では、ガイド部材2内の構造を説明するために、ガイド部材2の後述の長辺部7B及び短辺部8A,8Bが省略されている。
ガイド部材2は、後述の第1の保持部11と第2の保持部12との間で、Y軸方向に沿った押圧部材4の移動をガイドするための部材である。ガイド部材2は、Y軸方向に長尺となる、矩形枠状の部材である。ガイド部材2は、X軸方向に互いに離間し、Y軸方向に平行に延びる長辺部7A,7Bを備える。長辺部7AがX軸方向の正側に配置され、長辺部7BがX軸方向の負側に配置される。本実施形態では、長辺部7A,7Bは、Y軸方向に沿って真っ直ぐに直線状に延びている。長辺部7A,7Bの内周側の側面には、押圧部材4をY軸方向へガイドするためのガイド溝9が形成されている(図3及び図4参照)。ガイド部材2は、長辺部7A,7BのY軸方向の両端部において、X軸方向に平行に延びる短辺部8A,8Bを備える。短辺部8AがY軸方向の負側に配置され、短辺部8BがY軸方向の正側に配置される。短辺部8A,8Bには、作業者が貼付治具1の取り付け時などに握るための取手部10が形成されている。なお、ガイド部材2は、押圧部材4をガイド可能である限り、形状は特に限定されず、取手部10も省略してもよい。
フィルム保持部3は、互いに離間する第1の保持部11及び第2の保持部12を備え、第1の保持部11及び第2の保持部12にてフィルム50を保持する。第1の保持部11及び第2の保持部12は、Y軸方向において互いに対向し、且つ離間するように設けられる。第1の保持部11は、ガイド部材2の内周側の領域内にて、Y軸方向へ長尺に延びるフィルム50のY軸方向の負側の端部を保持する。第2の保持部12は、ガイド部材2の内周側の領域内にて、Y軸方向へ長尺に延びるフィルム50のY軸方向の正側の端部を保持する。
図3に示すように、第1の保持部11は、ガイド部材2のうち、Y軸方向の負側の短辺部8A側に設けられる。第1の保持部11は、短辺部8Aに固定されて、ガイド部材2の内周側の領域内にて、Y軸方向の正側へ延びる板状部材によって構成される。第1の保持部11は、Y軸方向の正側の端部に、Z軸方向の正側へ突出する保持ピン11aを有する。保持ピン11aは、フィルム50の端部に形成された貫通孔を挿通させることで、当該フィルム50の端部を保持する。
図3及び図5に示すように、第2の保持部12は、ガイド部材2のうち、Y軸方向の正側の短辺部8B側に設けられる。ここで、フィルム保持部3は、第2の保持部12を回動させる回動部13を備える。また、フィルム保持部3は、第2の保持部12をY軸方向にスライドさせるスライド部17を備える。具体的には、第2の保持部12は、ガイド部材2にスライド可能に取り付けられたスライド部17と、スライド部17に固定されたベース部14と、ベース部14に対して回動可能に取り付けられた回動部13と、を備える。スライド部17は、ガイド部材2の長辺部7A,7Bのガイド溝9に取り付けられ、当該ガイド溝9にガイドされた状態で、Y軸方向へ移動可能である。また、スライド部17は、Y軸方向の位置決めが完了した場合、当該位置にてガイド部材2に固定可能である。ベース部14は、スライド部17に固定されて、ガイド部材2の内周側の領域内にて、Y軸方向の負側へ延びる板状部材によって構成される。回動部13は、ガイド部材2の内周側の領域内にて、ベース部14に対してY軸方向の負側に配置される板状部材である。回動部13は、可撓性を有する連結部材16を介して、ベース部14と連結される。回動部13は、Y軸方向の負側の端部に、Z軸方向の正側へ突出する保持ピン12aを有する。保持ピン12aは、フィルム50の端部に形成された貫通孔を挿通させることで、当該フィルム50の端部を保持する。以上のような構成により、貼付時において、押圧部材4が第2の保持部12付近まで移動してきた場合、連結部材がZ軸方向の負側へ湾曲することで、回動部13はフィルム50を保持したままの状態で、Z軸方向の負側へ回動する(図11及び図12参照)。
図1及び図2に示すように、フィルム50は、ガイド部材2の内周側の領域内にて、第1の保持部11及び第2の保持部12にてY軸方向の両端部を保持される。また、第2の保持部12のスライド部17のY軸方向の位置調整を行うことで、フィルム50は、張力を付与された状態で、第1の保持部11及び第2の保持部12に保持される。なお、張力を付与された状態のフィルム50は、Y軸方向において、ガイド部材2と平行に延びてもよいが、ガイド部材2と非平行に延びてもよい。
フィルム50の裏面(Z軸方向の負側の面)側は、フィルム50の裏面の粘着部を保護するためのライナ51で覆われている。また、フィルム50のY軸方向の両端側の領域には、貼付対象物70に貼り付けた後の形状に切り取るためのカットライン52が形成されている。フィルム50のうち、カットライン52よりもY軸方向の内側の領域50Aが、貼付対象物70に貼り付けられる部分であり、外側の領域50Bが、貼付完了後に破棄される部分である。カットライン52には、切り溝やミシン目などが形成されており、貼付後に作業者が不要な領域50Bを容易に除去可能となっている。なお、フィルム50の表面(Z軸方向の正側の面)側は、シートで覆われていてよい。この場合、フィルム50の領域50A及び領域50Bはシートを介して連結される状態となる。また、フィルム50がシートで覆われている場合、第1の保持部11及び第2の保持部12で保持される時点で領域50Bを予め除去しておいてよい。この場合、シートの部分が第1の保持部11及び第2の保持部12に保持される。
図3に示すように、押圧部材4は、フィルム保持部3に保持されたフィルム50をZ軸方向における負側(第1の方向における一方側)へ押圧する部材である。押圧部材4は、Z軸方向へ移動可能である。すなわち、押圧部材4は、Z軸方向の負側へ移動してフィルム50を貼付対象物70に対して押圧することができ、且つ、Z軸方向の正側へ移動してフィルム50の押圧状態を解除することができる。押圧部材4は、ガイド部材2によってガイドされた状態で、Y軸方向へ移動可能である。押圧部材4は、フィルム50を押圧する部分である押圧部21と、押圧部21をZ軸方向へ移動可能に支持する移動機構22と、作業者が押圧部材4を操作するための取手部23と、ガイド部材2のガイド溝9に沿ってスライド可能なスライド部24と、を備える。
より詳細には、図4に示すように、押圧部21は、X軸方向から見て押圧面である先端面が半円状をなす本体部26と、本体部26を移動機構22へ連結する連結部27と、を備える。本体部26は、ガイド部材2の内周側の領域に配置され、少なくともフィルム50よりもX軸方向の寸法が大きく設定されている。移動機構22は、スライド部24にZ軸方向の正側の位置で固定されるベース部28と、ベース部28に取り付けられた一対の弾性部材29と、弾性部材29の内部に配置されるロッド部31と、を備えている。一対の弾性部材29のZ軸方向の正側の端部同士は、取手部23にて連結されている。また、弾性部材29は、取手部23とベース部28との間に挟まれ、弾性変形可能に配置される。ロッド部31は、上端部が取手部23に接続され、下端部が連結部27(ベース部28の裏面すなわちZ軸方向の負側の少なくとも一部に延在している)に接続されている。さらに連結部27は押圧部21と接続している。このような構成により、作業者が取手部23をZ軸方向の負側へ押すと、ロッド部31を介して押圧部21がZ軸方向の負側へ移動する。これにより、押圧部21が、貼付対象物70に対してフィルム50を押圧することができる。更に、作業者が取手部23を持った状態でY軸方向の正側へ力を付与することで、押圧部材4全体が、スライド部24を介してガイド溝9に沿ってY軸方向の正側へ移動する。これにより、押圧部材4は、フィルム50を押圧した状態で、Y軸方向の正側へ移動することで、フィルム50の全域にわたって押圧力を付与することができる。また、当該状態では、弾性部材29が取手部23に圧縮される。従って、作業者が取手部23の押しつけを解除すると、弾性部材29は、Z軸方向の正側へ向けて取手部23を押し上げる。これにより、押圧部21が、取手部23及びロッド部31を介してZ軸方向の正側へ押し上げられる。
図3に示すように、取付部6A,6Bは、ガイド部材2を貼付対象物70へ取り付けるための部材である。図2及び図3に示すように、取付部6Aは、ガイド部材2に対してY軸方向の負側に配置される。取付部6Bは、ガイド部材2に対してY軸方向の正側に配置される。取付部6Aは、ガイド部材2のY軸方向における負側(第2の方向における一端側)を回動可能に支持する回動支持部(第1の回動支持部)33を介して、ガイド部材2と接続される。回動支持部33は、取付部6Aとガイド部材2とを連結するヒンジ機構によって構成される。取付部6Bとガイド部材2とは固定されておらず、ガイド部材2のY軸方向の正側の端部は、取付部6Bに対して自由に離間・近接可能である。取付部6Aと取付部6Bとの間には、取付部6Aと取付部6Bとを連結する棒状の連結部材34が架け渡されている。連結部材34は、X軸方向の正側に配置され、Y軸方向に延びている。連結部材34は、押圧部材4によるフィルム50の押圧を阻害しない位置に配置される。また、ガイド部材2の長辺部7AのY軸方向の正側の端部付近には、ガイド部材2の開閉位置をロックするためのロック部材36が設けられている。ロック部材36は、長辺部7AからZ軸方向の負側へ延び、取付部6Bに形成された穴部に挿入される。作業者が作業中に、ガイド部材2を開いた状態とし、当該開閉位置にてガイド部材2の姿勢を維持したい時に、ロック部材36を取付部6Bに対して固定する。
次に、図7〜図12を参照して、貼付治具1を用いたフィルム50の貼付方法の手順について説明する。まず図7に示すように、ガイド部材2を取付部6A,6Bを介して貼付対象物70へ取り付ける取付工程が実行される。この状態では、ガイド部材2は、取付部6A、6Bに対して開いた状態とされる。このとき、ガイド部材2と貼付対象物70との間の位置合わせを行いながら取付部6A,6B及び貼付対象物70を貼付対象物70に取り付ける。
次に、図8に示すように、フィルム保持部3でフィルム50を保持するフィルム保持工程が実行される。この工程では、フィルム50の両端をそれぞれ第1の保持部11及び第2の保持部12に保持させる。フィルム保持部3でフィルム50を保持したら、第2の保持部12のY軸方向への位置合わせを行うことで、フィルム50の弛みを伸ばし、張力を付与した状態にてフィルム50を保持する。これにより、フィルム50を貼付対象物70に対して位置合わせした状態とすることができる。当該工程の後、図9に示すように、フィルム50からライナ51を取り外す工程が実行される。
次に、図10〜図12に示すように、フィルム保持部3に保持されたフィルム50を押圧部材4で貼付対象物70へ押圧し、貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材2に沿って、押圧部材4を移動させることで、フィルム50を貼付対象物70へ貼り付ける貼付工程が実行される。この工程では、第1の保持部11と第2の保持部12との間で、押圧部材4がフィルム50を貼付対象物70へ押圧した状態でY軸方向の正側へ移動している。また、この工程では、押圧部材4がY軸方向の正側へ進むにつれて、ガイド部材2を回動支持部33周りに回動させながら、当該ガイド部材2を閉じてゆく。これにより、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、押圧部材4の移動に従ってガイド部材2を閉じて、当該ガイド部材2を貼付対象物70に近づけることができる。従って、押圧部材4を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。貼付工程が完了すると、フィルム50をカットライン57で切り取り、貼付治具1を貼付対象物70から取り外す。以上により、フィルムの貼付方法が完了する。
次に、本実施形態に係る貼付治具1、及び貼付方法の作用・効果について説明する。
フィルム保持部3は、互いに離間する第1の保持部11及び第2の保持部12にてフィルム50を保持することができる。従って、貼付対象物70とフィルム50との間の位置合わせを行った状態にて、フィルム保持部3がフィルム50を保持することができる。ガイド部材2は、フィルム保持部3の第1の保持部11と第2の保持部12との間で、Y軸方向に沿った押圧部材4の移動をガイドすることができる。従って、押圧部材4は、位置合わせされた状態で第1の保持部11及び第2の保持部12で保持されたフィルム50を貼付対象物70に押圧し、当該状態でガイド部材2にガイドされながら移動することで、フィルム50をガイド部材2に沿って正確に貼付対象物70に貼り付けることができる。このように、フィルム保持部3でフィルム50を保持し、ガイド部材2に沿って押圧部材4を移動させるだけの簡易な動作にて、良好にフィルム50を貼り付けることができる。以上により、フィルム50を貼付対象物70に貼り付ける際の施工性を向上することができる。
貼付治具1において、押圧部材4は、X軸方向へ伸縮可能な弾性部材29を有してよい。これにより、押圧部材4は、ガイド部材2のスライド可能に取り付けられた位置から、フィルム50を貼付対象物70に対して押圧することができる。
貼付治具1において、フィルム保持部3は、第2の保持部12を回動させる回動部13を備えてよい。これにより、押圧部材4が第2の保持部12付近まで移動してきたときに、第2の保持部12が回動部13で回動することで、フィルム50の角度を押圧部材4の動きに追従させることができる。
貼付治具1において、ガイド部材2を貼付対象物70へ取り付ける取付部6A,6Bを更に備え、取付部6Aは、ガイド部材2のY軸方向における負側の端部側を回動可能に支持する回動支持部33を介して、ガイド部材2と接続されてよい。例えば、ガイド部材2が取付部6Aに対して回動できない構成を考えた場合、貼付対象物70が大きく湾曲するものであった時には、Y軸方向の正側の端部付近の領域では、ガイド部材2が貼付対象物70の曲面70aから大きく離れることとなる。この場合、押圧部材4が貼付対象物70に届かず、フィルム50の貼付が行えなくなる可能性がある(例えば図10のY軸方向の正側の端部付近のガイド部材2と貼付対象物70の間のギャップを参照)。これに対して、ガイド部材2が回動支持部33を介してガイド部材2と接続されていることで、押圧部材4がY軸方向の正側へ進むにつれて、ガイド部材2を回動支持部33周りに回動させながら、当該ガイド部材2を閉じることが可能となる。これにより、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、押圧部材4の移動に従ってガイド部材2を閉じて、当該ガイド部材2を貼付対象物70に近づけることができる。従って、押圧部材4を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。また、当該構成によれば、ガイド部材2がY軸方向へ直線状に真っ直ぐ延びる構成であったとしても、押圧部材4の移動に対応して回動支持部33でガイド部材2を回動させることで、貼付対象物70の形状に関わらずフィルム50の貼り付けが可能になる。よって、貼付対象物70の形状が複数種あって形状の差異がある程度あっても貼付治具1を用いることができるので、貼付治具1の汎用性を高めることができる。
貼付方法は、上述の貼付治具1を用いて貼付対象物70へフィルム50を貼り付ける貼付方法であって、フィルム保持部3でフィルム50を保持するフィルム保持工程と、ガイド部材2を取付部6A,6Bを介して貼付対象物70へ取り付ける取付工程と、フィルム保持部3に保持されたフィルム50を押圧部材4で貼付対象物70へ押圧し、貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材2に沿って、押圧部材4を移動させることで、フィルム50を貼付対象物70へ貼り付ける貼付工程と、を備え、貼付工程では、回動支持部33でガイド部材2を回動させながら、押圧部材4でフィルム50の貼り付けを行ってよい。
このように、貼付工程において、回動支持部33でガイド部材2を回動させながら、押圧部材4でフィルム50の貼り付けを行うことで、上述の貼付治具1と同様に、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、押圧部材4の移動に従ってガイド部材2を閉じて、当該ガイド部材2を貼付対象物70に近づけることができる。従って、押圧部材4を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る貼付治具100は、フィルム50の貼付時において、貼付対象物に対するガイド部材2の位置を移動させることなく固定した状態とする点で、第1実施形態に係る貼付治具1と主に相違する。
図13及び図14に示すように、貼付治具100は、ガイド部材102と、フィルム保持部103と、押圧部材104と、取付部106A,106Bと、を備えている。
ガイド部材102は、Y軸方向へ延び、且つ、Z軸方向における正側(第1の方向における他方側)へ凸をなすように湾曲する。すなわち、ガイド部材102は、貼付治具100を貼付対象物70に取り付けたときに、貼付対象物70の曲面70aと対応するような湾曲形状を有する。ガイド部材102は、長辺部107A,107Bが上記形状に湾曲している。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
フィルム保持部103は、互いに離間する第1の保持部111及び第2の保持部112を備え、第1の保持部111及び第2の保持部112にてフィルム50を保持する。第1の保持部111は、第1実施形態と同様である。第2の保持部112は、ガイド部材102に固定されたガイド部116と、ガイド部材2にスライド可能に取り付けられたスライド部117と、スライド部117に固定されたベース部114と、ベース部114に対して回動可能に取り付けられた回動部113と、を備える。ベース部114は、スライド部117を介してガイド部116に沿ってY軸方向に移動可能であり、位置決めが可能である。
フィルム保持部103は、第1の保持部111と第2の保持部112との間の貼付対象物70の曲面70aの何れかの位置に対し、X軸方向から見て、フィルム50が接線をなすように、フィルム50を保持する。なお、「接線をなすようにフィルムを保持する」状態とは、フィルム50の姿勢をそのまま維持した状態で、貼付対象物70側へ移動させたときに、フィルム50が曲面70aに対する接線をなすことを示す。また、貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材102は、X軸方向から見て、フィルム保持部103で保持されたフィルム50と非平行の位置関係をなす。本実施形態では、フィルム50は、X軸方向から見て、第2の保持部112で支持された部分が、ガイド部材2よりもZ軸方向の正側に位置し、フィルム50とガイド部材2とが交差するような位置関係にある。フィルム保持部103の他の構成は、第1実施形態と同様である。
取付部106A,106Bは、ガイド部材102を貼付対象物70へ取り付けるための部材である。貼付時において、取付部106Aは、ガイド部材102のY軸方向の負側の端部付近を貼付対象物70へ取り付ける。また、取付部106Bは、ガイド部材102のY軸方向の正側の端部付近を貼付対象物70へ取り付ける。取付部106Bは、ガイド部材2のY軸方向における負側(第2の方向における一端側)を回動可能に支持する回動支持部(第2の回動支持部)133を介して、ガイド部材2と接続される。また、取付部106Aは、ガイド部材102を固定可能であると共に、必要に応じてガイド部材2を離脱可能である。このような構成により、フィルム50からライナ51を剥がす時に、ガイド部材102を取付部106Aから離脱させて、回動支持部133を中心として、取付部106Bに対して回動させて持ち上げることができる。
次に、図15〜図20を参照して、貼付治具100を用いたフィルム50の貼付方法の手順について説明する。まず図15に示すように、ガイド部材102を取付部106A,106Bを介して貼付対象物70へ取り付ける取付工程が実行される。この状態では、ガイド部材102は、貼付対象物70の曲面70aに沿って湾曲するように取り付けられる。すなわち、ガイド部材2は、貼付対象物70から見て外側へ向かって凸をなして湾曲するように、取付部106A、106Bに対して取り付けられる。このとき、ガイド部材102と貼付対象物70との間の位置合わせを行いながら取付部6A,6B及び貼付対象物70を貼付対象物70に取り付ける。
次に、図16に示すように、フィルム保持部103でフィルム50を保持するフィルム保持工程が実行される。この工程では、フィルム50の両端をそれぞれ第1の保持部111及び第2の保持部112に保持させる。フィルム保持部103でフィルム50を保持したら、第2の保持部112のY軸方向への位置合わせを行うことで、フィルム50の弛みを伸ばし、張力を付与した状態にてフィルム50を保持する。これにより、フィルム50を貼付対象物70に対して位置合わせした状態とすることができる。当該工程の後、図17に示すように、フィルム50からライナ51を取り外す工程が実行される。なお、ライナ51を剥がすときは、ガイド部材2を回動支持部133周りに回動させて、ガイド部材102を開いてもよい。
次に、図18〜図20に示すように、フィルム保持部103に保持されたフィルム50を押圧部材104で貼付対象物70へ押圧し、貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材102に沿って、押圧部材104を移動させることで、フィルム50を貼付対象物70へ貼り付ける貼付工程が実行される。この工程では、第1の保持部111と第2の保持部112との間で、押圧部材104がフィルム50を貼付対象物70へ押圧した状態でY軸方向の正側へ移動している。また、この工程では、ガイド部材2が貼付対象物70の曲面70aの形状に合わせて湾曲しているため、押圧部材104も、貼付対象物70の形状に沿った軌道を描きながらY軸方向へ移動することができる。これにより、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、当該湾曲形状に合わせて、押圧部材104を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。貼付工程が完了すると、フィルム50をカットライン57で切り取り、貼付治具100を貼付対象物70から取り外す。以上により、フィルムの貼付方法が完了する。
次に、本実施形態に係る貼付治具100、及び貼付方法の作用・効果について説明する。
フィルム保持部103は、互いに離間する第1の保持部111及び第2の保持部112にてフィルム50を保持することができる。従って、貼付対象物70とフィルム50との間の位置合わせを行った状態にて、フィルム保持部103がフィルム50を保持することができる。ガイド部材102は、フィルム保持部103の第1の保持部111と第2の保持部112との間で、Y軸方向に沿った押圧部材104の移動をガイドすることができる。従って、押圧部材104は、位置合わせされた状態で第1の保持部111及び第2の保持部112で保持されたフィルム50を貼付対象物70に押圧し、当該状態でガイド部材102にガイドされながら移動することで、フィルム50をガイド部材102に沿って正確に貼付対象物70に貼り付けることができる。このように、フィルム保持部103でフィルム50を保持し、ガイド部材102に沿って押圧部材104を移動させるだけの簡易な動作にて、良好にフィルム50を貼り付けることができる。以上により、フィルム50を貼付対象物70に貼り付ける際の施工性を向上することができる。
貼付治具100において、押圧部材104は、X軸方向へ移動可能であってよい。これにより、押圧部材104は、ガイド部材102のスライド可能に取り付けられた位置から、フィルム50を貼付対象物70に対して押圧することができる。
貼付治具100において、フィルム保持部103は、第2の保持部112を回動させる回動部113を備えてよい。これにより、押圧部材104が第2の保持部112付近まで移動してきたときに、第2の保持部112が回動部113で回動することで、フィルム50の角度を押圧部材104の動きに追従させることができる。
貼付治具100は、ガイド部材102を貼付対象物70へ取り付ける取付部106A,106Bを更に備え、ガイド部材102は、Y軸方向へ延び、且つ、Z軸方向における正側へ凸をなすように湾曲してよい。これにより、貼付対象物70が曲面70aを有して湾曲しているときに、当該湾曲形状に対応させるように、ガイド部材102を貼付対象物70に取り付けることができる。ガイド部材102が貼付対象物70の曲面70aの形状に合わせて湾曲しているため、押圧部材104も、貼付対象物70の形状に沿った軌道を描きながらY軸方向へ移動することができる。これにより、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、当該湾曲形状に合わせて、押圧部材104を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。上述した第1実施形態と比較すると、第1実施形態では押圧部材4の移動に対応して回動支持部33でガイド部材2を回動させる構成としていたが、当該構成ではそのように押圧部材104をY軸方向へ移動させている最中にガイド部材102等を回動させる必要がないため、容易にフィルム50の貼り付けを行うことができる。
貼付治具100において、フィルム保持部103は、第1の保持部111と第2の保持部112との間の貼付対象物70の曲面70aの何れかの位置に対し、X軸方向から見て、フィルム50が接線をなすように、フィルム50を保持してよい。これにより、Y軸方向において、保持された状態のフィルム50の貼付対象物70の曲面70aに対する角度が過度に大きくなる部分が発生することを抑制できる。従って、フィルム50を貼付対象物70に良好に貼り付けることができる。
貼付治具100において、取付部106A,106Bを介して貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材102は、X軸方向から見て、フィルム保持部103で保持されたフィルム50と非平行の位置関係をなしてよい。すなわち、真っ直ぐに保持されているフィルム50とは異なり、ガイド部材102を貼付対象物70の曲面70aの形状に合わせた形状に構成することができる。
貼付治具100において、取付部106Aは、ガイド部材102のY軸方向における負側の一端側を回動可能に支持する回動支持部133を介して、ガイド部材102と接続されてよい。これにより、フィルム50からライナ51を剥がすときに、ガイド部材102を回動支持部133周りに回動させて持ち上げることができる。これにより、容易にライナ51を剥がすことができる。
貼付方法は、上述の貼付治具100を用いて貼付対象物70へフィルム50を貼り付ける貼付方法であって、フィルム保持部103でフィルム50を保持するフィルム保持工程と、ガイド部材102を取付部106A,106Bを介して貼付対象物70へ取り付ける取付工程と、フィルム保持部103に保持されたフィルム50を押圧部材104で貼付対象物70へ押圧し、貼付対象物70へ取り付けられたガイド部材102に沿って、押圧部材104を移動させることで、フィルム50を貼付対象物70へ貼り付ける貼付工程と、を備え、取付工程では、ガイド部材102が貼付対象物70の曲面70aに沿って湾曲するように、ガイド部材102を貼付対象物70へ取り付けてよい。
このように、貼付工程において、ガイド部材102が貼付対象物70の曲面70aに沿って湾曲するように、ガイド部材102を貼付対象物70へ取り付けることで、上述の貼付治具100と同様に、貼付対象物70が曲面70aを有して湾曲しているときに、当該湾曲形状に対応させるように、ガイド部材102を貼付対象物70に取り付けることができる。ガイド部材102が貼付対象物70の曲面70aの形状に合わせて湾曲しているため、押圧部材104も、貼付対象物70の形状に沿った軌道を描きながらY軸方向へ移動することができる。これにより、貼付対象物70が湾曲している形状を有している場合であっても、当該湾曲形状に合わせて、押圧部材104を貼付対象物70へ届く位置に配置することができる。
以上、第1実施形態と第2実施形態とを説明した。これらを比較すると、第1実施形態では押圧部材4の移動に対応して回動支持部33でガイド部材2を回動させる構成であるため、ガイド部材2が湾曲形状である必然はないが、第2実施形態ではそのような回動させる構造が必然ではないためガイド部材102が湾曲している。このガイド部材102の湾曲は、貼付対象物70の形状に沿ったものである。また、フィルム保持部103によって保持されたフィルム50の方向は貼付対象物70との接線をなすようになっている。よって、ガイド部材102の形状は、フィルム保持部103によって保持されたフィルム50の方向とおおよそ接線をなすようになっている。
また、第2実施形態のガイド部材102は、上述のように貼付対象物70の形状に対応するものであるため、貼付対象物70の形状の差異(形状のバリエーション、たとえば車種の違いによるもの)が大きいと、ガイド部材102の形状を変えなければならない場合がある。一方の第1実施形態は、押圧部材4を移動させつつ回動支持部33でガイド部材2を回動する構成であるため、貼付対象物70の形状の差異への適用の範囲が第2実施形態よりも広い。
また、第1実施形態では、ガイド部材2が回動するために、ガイド部材2と取付部6A及び取付部6Bとの位置関係が可変であるため、取付部6A及び取付部6Bを連結する棒状の連結部材34やロック部材36を設けている。一方、第2実施形態では、ガイド部材102と取付部6A及び取付部6Bとの位置関係が基本的には可変ではないため、連結部材34やロック部材36のような部材が必要ではなく、軽量にできる。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述の実施形態では、第2の保持部12,112が回動部を有していたが、これに代えて、あるいはこれに加えて、第1の保持部11,111が回動部を有してもよい。
また、上述の第1実施形態では、ガイド部材2を押圧部材4の移動に伴って回動させていたが、貼付対象物70の形状によっては、回動させなくともよい。また、第2実施形態では、ガイド部材102は押圧部材4の移動中は回動していないが、貼付対象物70の形状によっては、回動させてもよい。
なお、上述の実施形態では、フィルム貼り付けの対象物として自動車の車体が例示されていた。しかし、自動車に限らず、屋根と側壁を有するものであれば、他のものをフィルム施工の対象物としてもよく、例えば、電車、飛行体、家具、電化製品等にも適用が考えられる。
1,100…貼付治具、2,102…ガイド部材、3,103…フィルム保持部、4,104…押圧部材、6A,6B…取付部(第1の取付部)、106A,106B…取付部(第2の取付部)、11,111…第1の保持部、12,112…第2の保持部、33…回動支持部(第1の回動支持部)、133…回動支持部(第2の回動支持部)、50…フィルム、70…貼付対象。

Claims (9)

  1. 貼付対象物へフィルムを貼り付ける貼付治具であって、
    互いに離間する第1の保持部及び第2の保持部を少なくとも備え、前記第1の保持部及び前記第2の保持部にて前記フィルムを保持するフィルム保持部と、
    前記フィルム保持部に保持された前記フィルムを第1の方向における一方側へ押圧する押圧部材と、
    前記フィルム保持部の前記第1の保持部と前記第2の保持部との間で、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿った前記押圧部材の移動をガイドするガイド部材と
    前記ガイド部材を前記貼付対象物へ取り付ける第1の取付部と、を備え、
    前記第1の取付部は、前記ガイド部材の前記第2の方向における一端側を回動可能に支持する第1の回動支持部を介して、前記ガイド部材と接続され、
    前記ガイド部材を前記貼付対象物へ取り付けたとき、前記貼付対象物の曲面は、前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する第3の方向から見て湾曲する、貼付治具。
  2. 貼付対象物へフィルムを貼り付ける貼付治具であって、
    互いに離間する第1の保持部及び第2の保持部を少なくとも備え、前記第1の保持部及び前記第2の保持部にて前記フィルムを保持するフィルム保持部と、
    前記フィルム保持部に保持された前記フィルムを第1の方向における一方側へ押圧する押圧部材と、
    前記フィルム保持部の前記第1の保持部と前記第2の保持部との間で、前記第1の方向と交差する第2の方向に沿った前記押圧部材の移動をガイドするガイド部材と
    前記ガイド部材を前記貼付対象物へ取り付ける第2の取付部と、を備え、
    前記ガイド部材は、前記第2の方向へ延び、且つ、前記第1の方向における他方側へ凸をなすように湾曲し、
    前記ガイド部材を前記貼付対象物へ取り付けたとき、前記貼付対象物の曲面は、前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する第3の方向から見て湾曲する、貼付治具。
  3. 前記押圧部材は、前記第1の方向へ伸縮可能な弾性部材を有する、請求項1又は2に記載された貼付治具。
  4. 前記フィルム保持部は、前記第1の保持部及び前記第2の保持部の少なくとも一方を回動させる回動部を備える、請求項1〜3の何れか一項に記載の貼付治具。
  5. 前記フィルム保持部は、前記第1の保持部と前記第2の保持部との間の前記貼付対象物の曲面の何れかの位置に対し、前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する前記第3の方向から見て、前記フィルムが接線をなすように、前記フィルムを保持する、請求項2に記載の貼付治具。
  6. 前記第2の取付部を介して貼付対象物へ取り付けられた前記ガイド部材は、前記第1の方向及び前記第2の方向と交差する第3の方向から見て、前記フィルム保持部で保持された前記フィルムと非平行の位置関係をなす、請求項2又は5に記載の貼付治具。
  7. 前記第2の取付部は、前記ガイド部材の前記第2の方向における一端側を回動可能に支持する第2の回動支持部を介して、前記ガイド部材と接続される、請求項2,5,6の何れか一項に記載の貼付治具。
  8. 請求項1に記載の貼付治具を用いて前記貼付対象物へ前記フィルムを貼り付ける貼付方法であって、
    前記フィルム保持部で前記フィルムを保持するフィルム保持工程と、
    前記ガイド部材を前記第1の取付部を介して前記貼付対象物へ取り付ける取付工程と、
    前記フィルム保持部に保持された前記フィルムを前記押圧部材で前記貼付対象物へ押圧し、前記貼付対象物へ取り付けられた前記ガイド部材に沿って、前記押圧部材を移動させることで、前記フィルムを前記貼付対象物へ貼り付ける貼付工程と、を備え、
    前記貼付工程では、前記第1の回動支持部で前記ガイド部材を回動させながら、前記押圧部材で前記フィルムの貼り付けを行う、貼付方法。
  9. 請求項2,5〜7の何れか一項に記載の貼付治具を用いて前記貼付対象物へ前記フィルムを貼り付ける貼付方法であって、
    前記フィルム保持部で前記フィルムを保持するフィルム保持工程と、
    前記ガイド部材を前記第2の取付部を介して前記貼付対象物へ取り付ける取付工程と、
    前記フィルム保持部に保持された前記フィルムを前記押圧部材で前記貼付対象物へ押圧し、前記貼付対象物へ取り付けられた前記ガイド部材に沿って、前記押圧部材を移動させることで、前記フィルムを前記貼付対象物へ貼り付ける貼付工程と、を備え、
    前記取付工程では、前記ガイド部材が前記貼付対象物の曲面に沿って湾曲するように、前記ガイド部材を前記貼付対象物へ取り付ける、貼付方法。
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