JP6616739B2 - 加熱調理システム - Google Patents
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Description
(1)調理対象物を加熱部で加熱する加熱調理機器に、通信回線により相互に通信可能な多機能携帯端末を連携した加熱調理システムにおいて、前記加熱調理機器は、前記加熱部の出力を制御する加熱制御部と、前記加熱部の異常な加熱状態を検知する異常検知部と、前記異常検知部で異常な加熱状態を検知したときに、前記加熱部の出力を停止する消火手段と、を有し、前記多機能携帯端末には、前記加熱制御部と接続して前記加熱部の出力を調整可能とする加熱制御プログラムが格納されていること、前記加熱制御部の制御モードは、前記加熱部で加熱状態にある第1制御モードと、前記加熱制御プログラムを介して前記加熱部の出力を可変する第2制御モードとを含み、前記制御モードを切り替えるモード切替手段を、選択的に手動で操作することにより、前記第1制御モードの加熱状態を引き継いで前記第2制御モードに切り替わり、前記第2制御モードが、前記消火手段を作動可能とする条件下で機能すること、を特徴とする。
(2)(1)に記載する加熱調理システムにおいて、前記第2制御モードには、前記加熱部の出力を調整する制御パラメータに対し、第1の閾値と第2の閾値とが、前記加熱調理機器と前記多機能携帯端末との間の通信距離に応じて設定され、前記第1の閾値は、前記第2の閾値より前記通信距離の小さい安全側に設定されていること、前記加熱部の出力を遠隔操作で可変するのにあたり、点火または、出力を増大する操作は、前記第1の閾値を超えない範囲で機能すると共に、消火または、出力を減少する操作は、前記第2の閾値を超えない範囲で機能すること、を特徴とする。
(3)(2)に記載する加熱調理システムにおいて、前記第2の閾値を超えたときに、前記加熱部の出力が停止状態になること、を特徴とする。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載する加熱調理システムにおいて、前記多機能携帯端末には、前記加熱制御プログラムの使用者を特定する使用者認証手段を有し、前記第2制御モードは、前記使用者認証手段による使用者の認証後に作動すること、を特徴とする。
(5)(2)乃至(4)のいずれか1つに記載する加熱調理システムにおいて、前記加熱制御部は、前記加熱部で調理を行う調理モードとして、炊飯完了までの全工程を行う炊飯モードと、湯を沸かす湯沸かしモードと、を具備し、調理モードが、前記炊飯モードまたは、前記湯沸かしモードのいずれかにある場合のみ、前記第2制御モードに基づく点火操作が機能すること、を特徴とする。
(1)調理対象物を加熱部で加熱する加熱調理機器に、通信回線により相互に通信可能な多機能携帯端末を連携した加熱調理システムにおいて、加熱調理機器は、加熱部の出力を制御する加熱制御部と、加熱部の異常な加熱状態を検知する異常検知部と、異常検知部で異常な加熱状態を検知したときに、加熱部の出力を停止する消火手段と、を有し、多機能携帯端末には、加熱制御部と接続して加熱部の出力を調整可能とする加熱制御プログラムが格納されていること、加熱制御部の制御モードは、加熱部で加熱状態にある第1制御モードと、加熱制御プログラムを介して加熱部の出力を可変する第2制御モードとを含み、制御モードを切り替えるモード切替手段を、選択的に手動で操作することにより、第1制御モードの加熱状態を引き継いで第2制御モードに切り替わり、第2制御モードが、消火手段を作動可能とする条件下で機能すること、を特徴とする。この特徴により、調理者が、単にモード切替手段を操作して、第1制御モードを第2制御モードに切り替えるだけで、加熱調理機器から離れた場所でも、加熱部のバーナーの出力を、消火手段を作動可能とする条件の下、安全を確保した上で、多機能携帯端末により調整することができる。また、多機能携帯端末により、加熱部のバーナーの出力を調整するため、特許文献2で使用する可搬型端末器とは異なり、調理者が、加熱調理機器に戻ったときに、多機能携帯端末を、加熱調理機器内の指定保管場所に保管する必要がなく、忙しい主婦等の調理者にとって、面倒な保管作業がなく、使い勝手が良い。
次に、操作部35で湯沸かしモードを実行する場合について、説明した後、スマートフォン3による遠隔操作で湯沸かしモードを実行する場合について、説明する。加熱調理コンロ2前で操作部35を使った場合の湯沸かしモードの工程は、次述の通りである。使用者が、水の入ったやかんをコンロ部31の五徳に載せた後、このモードに対応した操作部35内の操作スイッチをON状態にして、操作部35で点火操作と、火力の調整を手動操作で行って、湯を沸かす。そして、沸騰すると、コンロ部31が自動で消火すると共に、その旨をブザーが報知して、使用者は、操作部35で消火操作を手動で行う。
次に、スマートフォン3による遠隔操作で炊飯モードを実行する場合について、説明する。図12は、スマートコンロアプリのコンロ状態画面であり、炊飯モードで米を炊いている最中の状態を示す炊飯中画面である。炊飯モードでは、使用者が、米と水が入った鍋をコンロ部31の五徳に載せた後、このモードに対応した操作部35内の操作スイッチで、炊飯に必要な種々の設定と点火操作を手動で行い、米を炊く。そして、炊き上がると、コンロ部31が自動で消火すると共に、ブザーがその旨を報知する。
次に、スマートフォン3による遠隔操作で火力を増大した後に、消火を行う場合について、説明する。図13は、スマートコンロアプリのコンロ状態画面であり、マニュアルモードによる加熱で調理している最中の状態を示す第1の加熱調理中画面である。図14は、図13に続き、画面上で火力調整操作を実行後、増大した火力で調理している最中の状態を示す第2の加熱調理中画面である。図15は、図14に続き、画面上で消火操作を実行する直前の状態を示す消火操作確認画面であり、図15に続き、画面上で消火操作を実行した直後の状態を示す消火操作完了画面を、図16に示す。
次に、スマートフォン3による遠隔操作で火力を減少する場合について、説明する。図17は、スマートコンロアプリのコンロ状態画面であり、マニュアルモードによる強火加熱で調理している最中の状態を示す第3の加熱調理中画面である。図18は、図17に続き、画面上で火力減少の操作を実行し、中火加熱で調理している最中の状態を示す第4の加熱調理中画面であり、図18に続き、画面上で火力減少の操作をさらに実行し、弱火加熱で調理している最中の状態を示す第5の加熱調理中画面を、図19に示す。
図20は、スマートコンロアプリのコンロ状態画面であり、タイマーモードによる加熱で調理している最中の状態を示す第6の加熱調理中画面であり、図20に続き、画面上で火力減少の操作を実行し、弱火加熱で調理している最中の状態を示す第7の加熱調理中画面を、図21に示す。
(1)例えば、実施形態では、コンロ部31等の火力を、スマートフォン3による遠隔操作で、誤って火力を増大する操作を行った場合に、消火アイコン22のタップにより消火ON状態にして、コンロ部31等のバーナーの出力を停止するほか、スマートフォン3による遠隔操作により、加熱調理コンロ2の主電源をOFF状態にして、加熱調理コンロ2における全機能を即座に全停止する制御を行っても良い。
(2)実施形態では、スマートコンロアプリの起動によりスマートフォン3に表示される各種画面を、図4〜図21に図示したが、加熱制御プログラムの起動により多機能携帯端末に表示する画面の内容は、実施形態に限定されるものでなく、適宜変更可能である。
(4)実施形態では、加熱調理機器を、コンロ部31とグリル部32を備えた加熱調理コンロ2としたが、加熱調理機器は、ガスオーブンでも良い。
2 加熱調理コンロ(加熱調理機器)
3 スマートフォン(多機能携帯端末)
31 コンロ部(加熱部)
32 グリル部(加熱部)
36 モード切替スイッチ(モード切替手段)
41 加熱制御部
43 温度センサ(異常検知部)
44 立消え自動消火手段(消火手段)
Claims (5)
- 調理対象物を加熱部で加熱する加熱調理機器に、通信回線により相互に通信可能な多機能携帯端末を連携した加熱調理システムにおいて、
前記加熱調理機器は、前記加熱部の出力を制御する加熱制御部と、前記加熱部の異常な加熱状態を検知する異常検知部と、前記異常検知部で異常な加熱状態を検知したときに、前記加熱部の出力を停止する消火手段と、を有し、
前記多機能携帯端末には、前記加熱制御部と接続して前記加熱部の出力を調整可能とする加熱制御プログラムが格納されていること、
前記加熱制御部の制御モードは、前記加熱部で加熱状態にある第1制御モードと、前記加熱制御プログラムを介して前記加熱部の出力を可変する第2制御モードとを含み、
前記制御モードを切り替えるモード切替手段を、選択的に手動で操作することにより、前記第1制御モードの加熱状態を引き継いで前記第2制御モードに切り替わり、前記第2制御モードが、前記消火手段を作動可能とする条件下で機能すること、
を特徴とする加熱調理システム。 - 請求項1に記載する加熱調理システムにおいて、
前記第2制御モードには、前記加熱部の出力を調整する制御パラメータに対し、第1の閾値と第2の閾値とが、前記加熱調理機器と前記多機能携帯端末との間の通信距離に応じて設定され、前記第1の閾値は、前記第2の閾値より前記通信距離の小さい安全側に設定されていること、
前記加熱部の出力を遠隔操作で可変するのにあたり、点火または、出力を増大する操作は、前記第1の閾値を超えない範囲で機能すると共に、消火または、出力を減少する操作は、前記第2の閾値を超えない範囲で機能すること、
を特徴とする加熱調理システム。 - 請求項2に記載する加熱調理システムにおいて、
前記第2の閾値を超えたときに、前記加熱部の出力が停止状態になること、
を特徴とする加熱調理システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載する加熱調理システムにおいて、
前記多機能携帯端末には、前記加熱制御プログラムの使用者を特定する使用者認証手段を有し、
前記第2制御モードは、前記使用者認証手段による使用者の認証後に作動すること、
を特徴とする加熱調理システム。 - 請求項2乃至請求項4のいずれか1つに記載する加熱調理システムにおいて、
前記加熱制御部は、前記加熱部で調理を行う調理モードとして、炊飯完了までの全工程を行う炊飯モードと、湯を沸かす湯沸かしモードと、を具備し、
調理モードが、前記炊飯モードまたは、前記湯沸かしモードのいずれかにある場合のみ、前記第2制御モードに基づく点火操作が機能すること、
を特徴とする加熱調理システム。
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