JP6616140B2 - 吊り具 - Google Patents

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本発明は、深礎工法において、土留め補強材として用いられる補強リング(H形鋼)を吊るのに好適な吊り具に関する。
従来より、都市部や山岳地帯での橋梁基礎工事に際して、深礎工法が用いられている。この深礎工法は、人力又は小型バックホウなどの掘削機械によりライナープレート50、50…及び補強リング51などにより土留め(図7参照)を行いながら掘削を行い、これを型枠として内部に配筋を行い、コンクリートを打設して基礎を構築する工法である。
前記ライナープレート50は、同図7に示されるように、薄鋼板を波加工した部材で上下端部に夫々継手部を有し、地盤の掘り下げに伴って順次、ライナープレート50を接続していくことにより深さ方向に土留めが構築される。土留めとしては、前記ライナープレート50のみで構成される場合もあるが、多くの場合は、土留めの剛性を増すために、適当な間隔で補強リング51が設けられる。この補強リング51としては、H形鋼が用いられており、このH形鋼のウエブ(中間の水平部材)に対して上側及び下側のライナープレート50,50を夫々接続するようになっている。
前記補強リング51の設置に当たって、クレーンにより補強リング51を吊り降ろし、所定位置にセットすることになるが、この際、補強リング51を吊るために吊り具(吊りクランプ)が用いられる。この吊り具(吊りクランプ)には、各種の用途に応じて横吊り用と縦吊り用とが存在する。横吊り用クランプとは、図8に示されるように、クランプの掴み部が横を向いた状態で吊る構造のクランプ52を言い、縦吊り用クランプとは図9に示されるように、クランプの掴み部が縦を向いた状態で吊る構造のクランプ53を言う。
前記横吊り用クランプ52としては、例えば下記特許文献1に、横方向に開口するワーク挿入口を有する本体と、本体に対してカムボルトで回動自在に連結されるカムと、ワーク挿入口を挟んでカムと略対向する位置において本体に設けられる受け金と、カムに連結される吊環とを有し、吊り上げようとするワークの端部を本体のワーク挿入口に挿入した状態で吊環をクレーンで巻き上げたときにカムがカムボルトを中心として一方向に回転してカム先端歯がワーク挿入口にせり出し、ワークをカムと受け金との間で締め付けて挟持するクランプにおいて、リンクが、その下端において前記カムの基端部に対して第一の垂直面において回動自在に連結されると共に、その上端において前記吊環に対して前記第一の垂直面に略直交する第二の垂直面において回動自在に連結されており、且つ、吊環の下方には本体の幅よりも両側外方に突出する羽根が設けられ、ワークを挟持したクランプの吊り角度が所定角度以上傾いたときに羽根が本体の上端部に当接するようにしたクランプが開示されている。
また、前記縦吊り用クランプ53としては、下記特許文献2に、開口部を挟んで両側に脚部を有するクランプ本体と、クランプ本体に連結される吊り環と、クランプ本体の一方の脚部から開口部に突出して設けられる受け金と、クランプ本体の他方の脚部から開口部にせり出すように回転可能に設けられるカムと、クランプ本体の開口部にワークを挿入した状態で吊り環を介してクランプ本体を吊り上げたときにカムを開口部にせり出すように回転させてワークを受け金とカムとの間に挟んで締め付けるように構成された吊りクランプにおいて、クランプ本体を構成する一対の本体板の少なくともいずれか一方に、インメタル型のRFIDタグが、その表面を該本体板の外面に露出させた状態で埋設されている吊りクランプが開示されている。
特開2012−86974号公報 特開2014−227259号公報
しかしながら、図8に示されるように、補強リング51を横吊りした場合は、設置位置で補強リング51を軸芯回りに90度回転させなければならず、設置に多くの手間が掛かることになっていた。
また、図9に示されるように、補強リング51を縦吊りした場合は、設置状態と向きが合っているため回転させる必要は無いが、上部側に設置済みのライナープレート50が存在しているため、吊りチェーン54とライナープレート50とが干渉することになり、吊った状態で正規の設置位置に補強リング51を位置決めすることができないという問題があった。仮に、上部側の設置済みのライナープレート50との干渉を避けるために、仮に補強リング51の片側のフランジだけを縦吊り用クランプ53で吊持した場合は、今度は補強リング51を水平に保持することはできず、部材長手方向軸回りに回転し傾いてしまうという問題が発生することになる。
そこで本発明の主たる課題は、深礎工法において、補強リング(H形鋼)を吊った状態で、ライナープレートと干渉させることなく、正規の設置位置に水平状態で位置決めできる吊り具を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、揚重機のフックを直接的又は間接的に掛止させる吊り支点部材と、この吊り支点部材から2方向に夫々延びるとともに、下部側に垂直方向部分を有する左右一対のアーム部材と、前記垂直方向部分に設けられた上下一対のクランプとからなり、
前記上下一対のクランプの内、下側クランプは前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの下辺を嵌合させるために上向きU字状断面の下側嵌合保持部を有し、
一方、上側クランプは前記アーム部材に沿って上下方向に移動可能かつ前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの上辺を嵌合させるために下向きU字状断面の上側嵌合保持部を有し、
前記下側嵌合保持部及び上側嵌合保持部の内の少なくとも一方側に、嵌合されたH形鋼の固定手段を備え、H形綱を水平状態を保持したまま片側のフランジ部分だけで吊持可能としたことを特徴とする吊り具が提供される。
上記請求項1記載の発明では、吊り具を、揚重機(クレーン等)のフックを直接的又は間接的に掛止させる吊り支点部材と、この吊り支点部材から2方向に夫々延びるとともに、下部側に垂直方向部分を有する左右一対のアーム部材と、前記垂直方向部分に設けられた上下一対のクランプとから構成する。そして、前記上下一対のクランプの内、下側のクランプは前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの下辺を嵌合させるために上向きU字状断面の下側嵌合保持部を有し、一方、上側のクランプは前記アーム部材に沿って上下方向に移動可能かつ前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの上辺を嵌合させるために下向きU字状断面の上側嵌合保持部を有する構造とし、前記下側嵌合保持部及び上側嵌合保持部の内の少なくとも一方側に、嵌合されたH形鋼の固定手段を備えるようにした。
従って、前記垂直方向部分に夫々設けられた上下一対のクランプによって、補強リングとなるH形鋼の片側フランジの下辺を前記下側嵌合保持部によって嵌合保持させ、その上辺を前記上側嵌合保持部によって嵌合保持させるようにして吊り具をクレーンによって吊持すると、H形鋼は水平状態を保持したまま片側のフランジ部分だけで吊持できるようになるため、この補強リング(H形鋼)をライナープレートと干渉させることなく、正規の設置位置に水平状態で位置決めできるようになる。また、前記下側クランプ及び上側クランプは、アーム部材回りに回転可能に支持されているため、様々な曲率半径の補強リング(H鋼材)に対して対応できるようになる。
請求項2に係る本発明として、少なくとも前記アーム部材の垂直方向部分は、断面円形のパイプによって構成され、前記下側クランプ及び上側クランプは、前記アーム部材に外嵌する円形の筒状部を備えることにより前記アーム部材回りに回転可能に支持されている請求項1記載の吊り具が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記下側クランプ及び上側クランプをアーム部材回りに回転可能に支持する具体的態様について示したものである。簡易的には、少なくとも前記アーム部材の垂直方向部分は、断面円形のパイプによって構成され、前記下側クランプ及び上側クランプは、前記アーム部材に外嵌する円形の筒状部を備えることにより前記アーム部材回りに回転可能に支持されている。
請求項3に係る本発明として、前記固定手段は、前記上向きU字状断面の下側嵌合保持部及び/又は前記下向きU字状断面の上側嵌合保持部の外面側から螺入させ、先端をH形鋼の外面に当接させたボルト部材とされる請求項1,2いずれかに記載の吊り具が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記固定手段の具体的態様について規定したものである。前記固定手段としては、簡易的には前記上向きU字状断面の下側嵌合保持部及び/又は前記下向きU字状断面の上側嵌合保持部の外面側から螺入させ、先端をH形鋼の外面に当接させたボルト部材とすることができる。
以上詳説のとおり本発明によれば、深礎工法において、補強リング(H形鋼)を吊った状態で、ライナープレートと干渉させることなく、正規の設置位置に水平状態で位置決めできるようになる。
本発明に係る吊り具1を示す、(A)は正面図、(B)は平面図である。 下側クランプ5を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 上側クランプ6を示す、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は右側面図である。 本発明に係る吊り具1による補強リング(H形鋼)の吊り要領を示す平面図である。 図4のV−V線矢視図である。 本発明に係る吊り具1による補強リング(H形鋼)の設置要領図である。 深礎工法における土留めの拡大断面図である。 横吊り用吊りクランプ52による横吊り状態を示す斜視図である。 縦吊り用吊りクランプ53による縦吊り状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔吊り具1の構造〕
本発明に係る補強リング(H形鋼)の吊り具1は、図1に示されるように、揚重機(クレーン等)のフックを直接的又は間接的に掛止させる吊り支点部材2と、この吊り支点部材2から2方向に夫々延びるとともに、下部側に垂直方向部分3a、4aを有する左右一対のアーム部材3,4と、前記垂直方向部分3a、4aに設けられた上下一対のクランプ5,6(7,8)とからなる。
以下、更に具体的に詳述する。
前記吊り支点部材2は、揚重機(クレーン等)のフックを直接的又は間接的に掛止させるための部材であり、本形態例では板状部材が用いられている。前記吊り支点部材2の中央には掛止孔2aが設けられている。前記吊り支点部材2としては、板状部材に限らず、種々の構造の部材を使用することができる。例えば、左右一対のアーム部材3,4が頂部で連続している場合、この頂部に設けた吊り環であってもよい。要はアーム部材3,4の頂部位置にクレーンのフック等を掛止させ得る構造のものであればよい。なお、「直接的又は間接的」とは、揚重機のフックを直接的に吊り支点部材2に掛止させる場合を直接的といい、揚重機のフックとの間に別の吊りロープ、吊りワイヤー、吊りチェーンなどを介して掛止させる場合を間接的という。
前記左右一対のアーム部材3,4は、夫々前記吊り支点部材2に対して上端が溶接付けによって固定されたパイプ部材が用いられている。前記アーム部材3,4は夫々180°方向、すなわち同一面に沿って配向されており、斜め下り傾斜方向に延びた後、重力方向に向きを変えた垂直方向部分3a、4aを有する。前記垂直方向部分3a、4aの下端には、左右一対のアーム部材3,4が抜け出ないように保持するために、外径を大きくした抜止め3b、4bが設けられている。これらアーム部材3,4は、前記上下一対のクランプ5,6(7,8)をアーム部材回りに回転可能に支持するために、少なくとも前記垂直方向部分3a、4aは、断面円形のパイプによって構成されていることが望ましい。また、前記左右一対のアーム部材3,4の下り傾斜部分同士を連結するように補強部材9が設けられている。
前記垂直方向部分3a、4aには、上下一対のクランプ5,6(7,8)が設けられている。代表的に上下一対にクランプ5,6について図2、図3に基づいて詳述する。一方の上下一対のクランプ7,8は上下反対勝手で同じものを使用することができるようになっている。
前記上下一対のクランプ5,6の内、下側クランプ5は、図2に示されるように、前記アーム部材3に外嵌する円形の筒状部5Aと、これに一体的に付設される上向きU字状断面の下側嵌合保持部5Bとからなる。前記下側嵌合保持部5Bは、補強リングとして用いられるH形鋼のフランジの下辺を嵌合させるためのものである。この下側嵌合保持部5Bには、外面側から螺入させたボルト部材10が設けられている。このボルト部材10は、嵌合されたH形鋼を固定保持するための固定手段であり、前記下側嵌合保持部5BにH形鋼を嵌合させた状態で、螺進させ先端をH形鋼の外面に当接させることによりH形鋼を動かないように固定する。この下側クランプ5は、前記筒状部5Aが前記アーム部材3の垂直方向部分3aに外嵌するように取り付けられることによりアーム部材3回り(鉛直軸回り)に回転可能に支持される。
一方、上側クランプ6は、図3に示されるように、前記アーム部材3に外嵌する円形の筒状部6Aと、これに一体的に付設される下向きU字状断面の上側嵌合保持部6Bとからなる。前記上側嵌合保持部6Bは、補強リングとして用いられるH形鋼のフランジの上辺を嵌合させるためのものである。この上側嵌合保持部6Bには、前記下側嵌合保持部5Bと同様に、嵌合されたH形鋼を固定するために外面側から螺入させたボルト部材10が設けられている。この上側クランプ6は、前記筒状部6Aが前記アーム部材3の垂直方向部分3aに外嵌するように取り付けられることにより前記アーム部材3に沿って上下方向に移動可能かつ鉛直軸回りに回転可能に支持される。
前記下側クランプ5及び上側クランプ6について、前記アーム部材回りに回転可能に支持するのは、様々な曲率半径の補強リング(H鋼材)に対して対応できるようにするためである。また、上側クランプ6を前記アーム部材3に沿って上下方向に移動可能とするのは、補強リング(H形鋼)を上下のクランプ5,6で保持する際、上側クランプ6を上方側に移動させる必要があるからである。本形態例の構造では下側クランプ5も実際には前記アーム部材3に沿って上下方向に移動可能となっているが、これを条件とはしない。下側クランプ5については上下方向に移動不能な状態で鉛直軸回りに回転可能に支持されていてもよい。前記上側クランプ6については、上方向に移動させた際に、勝手に落ちてこないように仮保持手段を設けるようにしてもよい。この仮保持手段としては、例えば垂直方向部分3aの上側位置であって外面に小さな凸部を設けておき、摩擦力によって保持するような簡単なものであってもよい。
更に、前記下側クランプ5及び上側クランプ6のそれぞれに対して、固定手段としてボルト部材10を設けるようにしたが、前記下側クランプ5及び上側クランプ6の内の一方側のみに前記ボルト部材10を設けるようにしてもよい。
〔補強リングの吊り要領及び設置要領〕
次に、前記吊り具1による補強リング(H形鋼)の吊り要領及び設置要領について図4〜図6に基づいて詳述する。
図4及び図5に示されるように、補強リング11は、掘削部壁面の内側に沿って設置されるものであり、掘削部壁面の形状に合わせた曲率半径を有するように平面視で円弧状を成している。補強リング11は、図5に示されるように、相対的に掘削部壁面側に位置する外側フランジ11と、相対的に掘削部の内側に位置する内側フランジ11bと、これら両フランジ11a、11bを繋ぐウエブ11aとからなるH断面の形鋼であり、本吊り具1は、補強リング11の内側フランジ11bを吊持しながら、補強リング11を水平状態に保持できるようになっている。
前記下側クランプ5、7をそれぞれ、補強リング(H形鋼)11の接線方向に合わせるようにアーム部材3,4回りに回転させた後、上側クランプ6,8を上方向に移動させた状態で、下側クランプ5,7の下側嵌合保持部5B,7Bに対して補強リング11の内側フランジ11bの下辺を嵌合させたならば、上側クランプ6,8を下側に降ろして補強リング11の内側フランジ11bの上辺を上側嵌合保持部6B、8Bに嵌合させるようにしてから、下側クランプ5,7のボルト部材10を螺入させて補強リング(H形鋼)11を堅固に固定するとともに、上側クランプ6,8のボルト部材10を螺入させて補強リング(H形鋼)11を堅固に固定する。
次に、図6に示されるように、揚重機のフックを吊り支点部材2の掛止孔2aに掛止させ、掘削底部まで吊り降ろしたならば、正規の設置位置に水平状態で位置決めする。この際、本吊り具1では、補強リング(H形鋼)11の内側フランジ11bのみを吊持するものであるため、設置済みのライナープレート12や補強リング11に干渉することなく、補強リング(H形鋼)11を正規の設置位置に水平状態で位置決めすることができる。
前記補強リング(H形鋼)11を位置決めしたならば、設置済みのライナープレート12の下端の継手部をウエブ11aの上面にあてがうとともに、補強リング(H形鋼)11のウエブ11aの下面側に新規のライナープレートを設置し、これらをボルトによって連結する。
〔他の形態例〕
(1)本形態例では、深礎工法における補強リング(H形鋼)11の吊り具として好適なものであるが、種々の建築工事においてH形鋼を壁面に対して取り付ける工事に対しても適用が可能である。また、T形鋼などを横T字状態で吊る場合に対しても適用が可能である。
1…吊り具、2…吊り支点部材、3・4…アーム部材、3a・4a…垂直方向部分、5・7…下側クランプ、5A…筒状部、5B…下側嵌合保持部、6・8…上側クランプ、6A…筒状部、6B…上側嵌合保持部、9…補強部材、10…ボルト部材、11…補強リング(H形鋼)、12…ライナープレート

Claims (3)

  1. 揚重機のフックを直接的又は間接的に掛止させる吊り支点部材と、この吊り支点部材から2方向に夫々延びるとともに、下部側に垂直方向部分を有する左右一対のアーム部材と、前記垂直方向部分に設けられた上下一対のクランプとからなり、
    前記上下一対のクランプの内、下側クランプは前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの下辺を嵌合させるために上向きU字状断面の下側嵌合保持部を有し、
    一方、上側クランプは前記アーム部材に沿って上下方向に移動可能かつ前記アーム部材回りに回転可能に支持されるとともに、H形鋼の片側フランジの上辺を嵌合させるために下向きU字状断面の上側嵌合保持部を有し、
    前記下側嵌合保持部及び上側嵌合保持部の内の少なくとも一方側に、嵌合されたH形鋼の固定手段を備え、H形綱を水平状態を保持したまま片側のフランジ部分だけで吊持可能としたことを特徴とする吊り具。
  2. 少なくとも前記アーム部材の垂直方向部分は、断面円形のパイプによって構成され、前記下側クランプ及び上側クランプは、前記アーム部材に外嵌する円形の筒状部を備えることにより前記アーム部材回りに回転可能に支持されている請求項1記載の吊り具。
  3. 前記固定手段は、前記上向きU字状断面の下側嵌合保持部及び/又は前記下向きU字状断面の上側嵌合保持部の外面側から螺入させ、先端をH形鋼の外面に当接させたボルト部材とされる請求項1,2いずれかに記載の吊り具。
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