JP5597161B2 - 吊り足場組立て方法と、吊り足場構造と、足場連結材 - Google Patents
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Description
(1)長い足場連結材の長軸方向両端側を吊り具で吊下げて、それに足場パネルを係止するので、従前のように、足場用パネルを一枚ずつ吊り具で吊るす必要がなく、吊り足場の上に多数本の吊り具が存在せず、吊り足場の上に広い空間を確保できるので、吊り足場の上での長尺資材の持ち運びや各種作業が容易になる。
(2)橋桁などの支持部に係止する吊り具の本数が少ないので、支持部への吊り具の吊下げ作業が容易になる。また、作業コストが低減する。
(3)支持部に多数本の吊り具が係止されると、支持部を塗装する場合に、吊り具が係止されている部分への塗装がし難いとか、その部分に塗装ができないといったことがある(塗り残しが生ずる)が、本願発明では支持部に係止する吊り具の数が少ないので、塗りにくいとか、塗り残しが出るといったことが低減する。
(1)長軸方向両端側を吊り具で吊下げた足場連結材に足場用パネルを連結できるので、個々の足場用パネルを吊り具で吊下げる必要がなく、少ない本数の吊り具で吊り足場を組立てることができ、組立て作業が容易になる。また、作業コストが低減する。
(2)足場用パネルを、既存のクランプを使用して長尺パイプに連結できるので、連結作業が容易になる。
(3)長尺パイプが、長尺基材の上に差込空間を設けて取付けられているので、長尺パイプにクランプを係止し易くなり、長尺パイプへの足場用パネルの取付けが容易になる。
(4)足場連結材の係止具が、足場連結材の長軸方向に並べて配列した多数枚の足場パネルのうち、最外側の足場用パネルの外側に突出する位置に設けられているので、その係止具を吊り具で吊下げれば、吊り足場の上の作業スペースに吊り具が存在せず、広い作業スペースを確保でき、作業スペースの上での長尺資材の持ち運びが容易になる。
(5)長尺基材の細幅方向両側上面に、足場用パネルの軸方向端部を載せることのできる受部があるため、その受部に足場用パネルを載せて足場用パネルを安定させることができ、足場用パネルの軸方向端部を足場連結材に連結し易い。
(6)足場連結材の長軸方向端部に、他の足場連結材の長軸方向端部と連結可能な連結部が設けられているので、長軸方向への足場連結材の連結が容易になる。この連結部を利用して足場連結材を連結すれば、連結された足場連結材の長軸方向に多数枚の足場用パネルを並べて配列することができ、作業スペースの広い吊り足場を容易に組立て可能となる。
本願発明の吊り足場組立て方法の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。この吊り足場組立て方法は、次のようにして、図1に示す吊り足場を組立てる。
1.図1に示すように、細長の足場連結材1の長軸方向両端側を吊り具2で橋桁、構造体の梁等の支持部H(図4)に吊下げる。
2.前記1と同様にして、前記足場連結材1の横に間隔をあけて、他の足場連結材1を支持部H(図4)に吊下げる。
3.前記のように吊下げられた、隣り合う足場連結材1の間に一枚の足場用パネルAを配置し、その足場用パネルAの軸方向一端部を一方の足場連結材1に、軸方向他端部を他方の足場連結材1に連結する。その連結には図6に示す三連クランプ5や図7に示す平行クランプFを用いることができる。三連クランプ5を使用する場合は、図3、図5(a)、(b)に示すように中央クランプ5aで足場連結材1のパイプ材4をクランプし、両サイドの脇クランプ5b、5cで足場連結材1の両側に配置された足場用パネルAのフレームパイプCをクランプする。図7に示す平行クランプFを使用する場合はそれを二つ使用し、一方の平行クランプFで足場連結材1のパイプ材4をクランプし、他方の平行クランプFで足場連結材1の両側に配置された足場用パネルAのうち一方の足場用パネルAのフレームパイプCをクランプする。
4.前記3の工程と同様にして、隣り合う2本の足場連結材1の間に、それら足場連結材1の長軸方向に沿って所望枚数の足場用パネルAを配置する。この場合、後から配置する足場用パネルAを、先に配置した足場用パネルAの横に並べて配置する。
5.前記足場用パネルAの軸方向一端部を一方の足場連結材1に、軸方向他端部を他方の足場連結材1に連結する。横に並べて配置した足場用パネルAは隣接する足場用パネルAの横幅方向側面同士を図10のように互いに連結する。
6.前記1〜5の組立てにより、隣り合う2本の足場連結材1の間へ多数枚の足場用パネルAを配置連結して、吊り足場を組立てる。
本願発明の吊り足場組立て方法は、図9のように橋桁等の支持部Hに吊り具2で吊下げた1本の足場連結材1の細幅方向両側方に、図8、図9のように多数枚の足場用パネルAを配置し、それら足場用パネルAの軸方向一端部を足場連結材1に連結具で連結し、軸方向他端部を吊り具(例えば、チェーン)2で支持部H(図9)に吊下げる吊下げ方法である。この組立て方法でも、足場連結材1への足場用パネルAの連結、足場用パネルAの横幅方向への連結等は前記組立て方法と同様に行うことができる。また、足場用パネルAの構造も前記組立て方法で使用した足場用パネルAと同じものでも異なるものでも使用できる。
本願発明の吊り足場組立て方法は、図3に示すように2本の足場連結材1を吊り具2により長軸方向に一列に吊下げ、その2本の足場連結材1をその長軸方向に連結し、連結された足場連結材1の長手方向にも多数枚の足場用パネルAを配置して、吊り足場を横幅方向に広げることもできる。足場連結材1の長軸方向への連結は図3に示すように、吊り具2で2本の足場連結材1をそれらの長軸方向に一列に吊下げ、それら2本の足場連結材1の長軸方向端部同士を突き合わせて、図3のようにボルト等の連結具10aで連結することができる。この組立て方法でも、足場連結材1への足場用パネルAの連結、足場用パネルAの横幅方向への連結等は前記組立て方法と同様に行うことができる。また、足場用パネルAの構造も前記組立て方法で使用した足場用パネルAと同じものでも、異なるものでも使用できる。
前記した吊り足場組立て方法1〜3は、先に、足場連結材1を橋桁などの支持材H(図4)に吊下げてから、その足場連結材1の細幅方向側方に二枚以上の足場用パネルAを並べて配置し、それら足場用パネルAをその横幅方向に連結する方法であるが、本願発明では可能であれば、足場連結材1を吊下げる前に、足場連結材1に二以上の足場用パネルAをクランプで連結しておき、その足場連結材1を足場用パネルAと共に吊り具2で桁等の支持部H(図4)などに吊下げて吊り足場を組立てることもできる。この場合の足場連結材1及び足場用パネルAの吊下げには、クレーンとか他の機器を使用すると便利である。この組立て方法でも足場連結材1への足場用パネルAの連結、足場用パネルAの横幅方向への連結等は、前記組立て方法と同様に行うことができる。また、足場用パネルAの構造も前記組立て方法で使用した足場用パネルAと同じものでも異なるものでも使用できる。
本願発明の足場連結材1の一例を、図面を参照して説明する。図2に示す足場連結材1は長尺の基材3と、基材3の上に基材3の長軸方向に間隔をあけて設けられたブラケット6と、そのブラケット6上に配置固定された長尺のパイプ材4を備え、基材3の長手方向両端部には吊り具2を係止するための係止具14が設けられている。足場連結材1は足場用パネルAの横幅寸法数枚分の長さの細長である。
本願発明の足場連結材の使用例を図4に基づいて説明する。図4は、複数枚の足場用パネルAを3本の足場連結材1a〜1cを用いて連結する場合の例である。
(1)図4のように、吊り具クランプ13を橋桁などの支持具Hに取り付けて、足場連結材1a〜1cを吊り具2で吊下げる。
(2)図4の二本の足場連結材1a、1bの上に足場用パネルA1の軸方向両端部を配置する。この軸方向両端部は足場連結材1a、1bの受部(基材3の上フランジ3a:図3)の上に載せても良く、図5(a)、(b)のように浮かせても良い。
(3)図4の足場用パネルA1のうち右側のフレームパイプCと足場連結材1bのパイプ材4とを三連クランプにより図5(a)、(b)のように連結する。この場合、フレームパイプCを脇クランプ5bで、足場連結材1bのパイプ材4を三連クランプ5の中央クランプ5aでクランプする。
(4)図4の足場用パネルA1の左側のフレームパイプCと、左側の足場連結材1aのパイプ材4とを平行クランプF(図7)で連結する。
(5)図4の中央の足場連結材1bとその右側の足場連結材1cの上に、足場用パネルA2の軸方向両端部を載せる。この場合も、軸方向両端部は足場連結材1b、1cの受部(基材3の上フランジ3a:図3)の上に載せても良く浮かせても良い。
(6)図4の足場用パネルA2のうち左側のフレームパイプCと足場連結材1bのパイプ材4とを三連クランプ5(図6)により図5(a)、(b)のように連結する。この場合、フレームパイプCを脇クランプ5bで、足場連結材1bのパイプ材4を三連クランプ5の中央クランプ5aでクランプする。
(7)図4の足場用パネルA2の右側のフレームパイプCと、右側の足場連結材1cのパイプ材4とを平行クランプF(図7)で連結する。
(8)前記(2)〜(7)の繰り返しで、平行に吊下げられた3本の足場連結材1a〜1cの長軸方向に足場用パネルA1、A2を並べて配置する。足場連結材1a〜1cの長軸方向に並べて配置された足場用パネルA1の横幅側面同士、A2の横幅側面同士は、例えば図10の横連結具Kを使用して連結する。
本願発明の足場連結材の使用例を図9に基づいて説明する。図9は複数枚の足場用パネルAを1本の足場連結材1と複数本の吊り具21を用いて連結する場合の例である。
(1)図9のように、吊り具クランプ13を橋桁などの支持具Hに取り付けて、足場連結材1を吊り具2で吊下げる。
(2)図9の足場連結材1の上に足場用パネルA1の軸方向右端部を配置する。この右端部は足場連結材1の受部(基材3の上フランジ3a:図3)の上に載せても良く、図5(a)、(b)のように浮かせても良い。
(3)図9の足場用パネルA1の右側のフレームパイプCと足場連結材1のパイプ材4とを三連クランプ5(図6)により図5(a)、(b)のように連結する。この場合、フレームパイプCを脇クランプ5bで、足場連結材1のパイプ材4を三連クランプ5の中央クランプ5aでクランプする。
(4)図9の足場用パネルA1の左側のフレームパイプCを、チェーン等の吊り具2により支持具Hに吊下げる
(5)図9の足場連結材1の上に足場用パネルA2の軸方向左端部を配置する。この左端部も足場連結材1の受部(基材3の上フランジ3a:図3)の上に載せても良く、図5(a)、(b)のように浮かせても良い。
(6)図9の足場用パネルA2の左側のフレームパイプCと足場連結材1のパイプ材4とを三連クランプ5(図6)により図5(a)、(b)のように連結する。この場合、フレームパイプCを脇クランプ5bで、足場連結材1のパイプ材4を三連クランプ5の中央クランプ5aでクランプする。
(7)図9の足場用パネルA2の右側のフレームパイプCを、チェーン等の吊り具2により支持具Hに吊下げる。
(8)前記(2)〜(7)の繰り返しで、吊下げられた1本の足場連結材1の細幅方向両側方に足場用パネルA1、A2を配置し、その足場連結材1の長軸方向に多数枚の足場用パネルA1、A2を並べて配置する。足場連結材1の長軸方向に並べて配置された足場用パネルA1の横幅方向側面同士、A2の横幅方向側面同士は、例えば図10の横連結具Kを使用して連結する。
本願発明の足場連結材1はその長軸方向に連結して使用することもできる。連結する足場連結材1の本数は所望数とする。長軸方向に連結する場合は、例えば、次のようにする。
(1)図3に示すように、2本の足場連結材1を吊下げて長軸方向に一列に並べる。
(2)吊下げた二本の足場連結材1の端部同士を付き合わせ、連結材9に設けられたボルト孔11を位置合わせし、そのボルト孔11に連結ボルト10aを通し、その連結ボルト10aに連結ナット10bを螺合して固定する。このとき、連結ナット10bで固定した部分を溶接し、連結ボルト10aと連結ナット10bとが不用意に外れないようにすることができる。
(3)受け具17を両足場連結材1の下フランジ3bの長軸方向端部に跨がせて配置し、ボルト18とナット19を用いて両足場連結材1の下フランジ3bに固定する。
(4)前記のように連結した足場連結材1には、前記使用例1又は2の使用例と同様の方法で足場用パネルを配置して連結することができる。
本願発明の吊り足場構造の一例として図1に示すものは、足場用パネルAの横幅寸法数枚分の長さである二本以上の細長の足場連結材1が当該足場連結材1の細幅方向に間隔をあけて吊り具2により橋桁などの支持部に吊下げられ、その足場連結材1であって隣り合う二本の足場連結材1の間に二枚以上の足場用パネルAが足場連結材1の長軸方向に並べて配置され、その足場用パネルAの軸方向両端部が足場連結材1に連結され、その足場連結材1の長軸方向に並べて配置された二枚以上の足場用パネルがその横幅方向に連結されたものである。
本願発明の吊り足場構造の他例として図8に示すものは、足場用パネルAの横幅寸法数枚分の長さである足場連結材1の少なくとも長軸方向両端側が吊り具により支持部に吊下げられ、その足場連結材1の細幅方向両側方に二枚以上の足場用パネルAが足場連結材1の長軸方向に並べて配置され、当該二枚以上の足場用パネルAの軸方向一端が足場連結材1に連結され、軸方向他端部が吊り具2により橋桁などの支持部又は他の支持部に吊下げられ、足場連結材1の長軸方向に並べて配置された二枚以上の足場用パネルAがその横幅方向に連結されたものである。
本願発明の吊り足場構造は、前記吊り足場構造において、二本以上の足場連結材1が図3のように長軸方向に連結され、連結された足場連結材1の細幅方向側方に二枚以上の足場用パネルAが足場連結材1の長軸方向に並べて配置され、長軸方向に並べて配置された足場用パネルAがその横幅方向に連結されたものである。
1a、1b、1c 足場連結材
2 吊り具
3 基材
3a 上フランジ
3b ウエブ
3c 下フランジ
3d 基材の突出部
4 パイプ材
5 三連クランプ
5a 中央クランプ
5b 脇クランプ
5c 脇クランプ
6 ブラケット
6a 受部
8 補強リブ
9 連結材
10a 連結ボルト
10b 連結ナット
11 ボルト孔
13 吊り具クランプ
14 係止具
14a 係止具の脚部
15 フック
16 ターンバックル
17 受け具
17a 突出部
18 ボルト
19 ナット
30、31 金具
32 ナット
33 ボルト
34 止めピン
34a 止めピンの先端部
35 ワッシャ
36 割ピン36
37 ピン貫通孔
38 連結ピン(グラビティロック連結ピン)
A 足場用パネル
B 角材
C フレームパイプ
D 補強材
E 板材
F 平行クランプ
G 吊り具
H 支持部
K 横連結具
Claims (11)
- 多数枚の足場用パネルをその前後方向(軸方向)及び左右方向(横幅方向)に並べ、それら足場用パネルをその軸方向及び横幅方向に連結して支持部の下に吊り足場を組立てる方法(足場組立て方法)において、
前記足場組立て方法は、足場用パネルの横幅寸法数枚分の長さの足場連結材を用いて多数枚の足場用パネルを組み立てる方法であり、
前記足場連結材は、長尺本体と、その長軸方向に沿って取り付けられたパイプと、吊り具を係止可能な二以上の係止具を備え、当該二以上の係止具は足場連結材の長軸方向両端側に設けられ、
前記係止具に係止される吊り具により足場連結材の長軸方向両端部を前記支持具に吊下げる工程と、
前記足場連結材の吊下げを繰り返して、二本以上の足場連結材を横に間隔をあけて平行(略平行を含む)に吊下げる工程と、
前記平行に吊下げられて隣り合う足場連結材の間であって、それら足場連結材を吊下げた前記両吊り具よりも足場連結材の長軸方向内側に、二枚以上の足場用パネルを配置する工程と、
前記のように配置された足場用パネルの両端部を前記足場連結材のパイプに連結する工程と、
前記配置された二枚以上の足場用パネルをその横幅方向に連結する工程、
を備えたことを特徴とする吊り足場組立て方法。 - 多数枚の足場用パネルをその前後方向(軸方向)及び左右方向(横幅方向)に並べ、それら足場用パネルをその軸方向及び横幅方向に連結して支持部の下に吊り足場を組立てる方法において、
足場用パネルの横幅寸法数枚分の長さの足場連結材を支持部に吊下げる工程と、
前記足場連結材の細幅方向両側方に二枚以上の足場用パネルを配置して当該足場連結材の長軸方向に並べて配置する工程と、
前記二枚以上の足場用パネルの夫々の軸方向一端部を前記足場連結材に連結し、他端部を前記支持部又は他の支持部に吊下げる工程と、
前記足場連結材の長軸方向に並べて配置された二枚以上の足場用パネルをその横幅方向に連結する工程、
を備えたことを特徴とする吊り足場組立て方法。 - 請求項1又は請求項2記載の吊り足場組立て方法において、
二本以上の足場連結材を当該足場連結材の長軸方向に並べて支持部に吊下げる工程と、
前記吊下げられた二本以上の足場連結材の長軸方向端部同士を連結する工程と、
連結された足場連結材の細幅方向側方に二枚以上の足場用パネルを配置して当該足場連結材の長軸方向に並べて配置する工程、
を備えたことを特徴とする吊り足場組立て方法。 - 多数枚の足場用パネルが支持部に吊下げられて足場用パネルの前後方向(軸方向)及び左右方向(横幅方向)に並べられ、それら足場用パネルがその軸方向及び幅方向に連結された吊り足場構造において、
前記吊り足場構造は、足場用パネルの横幅寸法数枚分の長さの足場連結材を用いて多数枚の足場用パネルを組み立てた構造であり、
前記足場連結材は長尺本体と、その長軸方向に沿って取付けられたパイプと、吊り具を係止可能な二以上の係止具を備え、当該二以上の係止具は足場連結材の長軸方向両端側に設けられ、
二本以上の前記足場連結材が、前記係止具に係止される吊り具により支持部に吊下げられて横に間隔をあけて平行(略平行を含む)に配置され、
前記平行に吊下げられて隣り合う足場連結材の間であって、それら足場連結材を、吊下げた前記両吊り具よりも足場連結材の長軸方向内側に、二枚以上の足場用パネルが配置され、
前記配置された足場用パネルの両端部が前記並行する足場連結材のパイプに連結され、
前記二枚以上の足場用パネルは横幅方向が互いに連結され、
前記係止具は前記二枚以上の足場用パネルのうち、その配列方向両端の足場用パネルよりも外側に突出している、
ことを特徴とする吊り足場構造。 - 多数枚の足場用パネルが支持部に吊下げられて足場用パネルの前後方向(軸方向)及び左右方向(横幅方向)に並べられ、それら足場用パネルがその軸方向及び幅方向に連結された吊り足場構造において、
足場用パネルの横幅寸法数枚分の長さである足場連結材の少なくとも長軸方向両端側が吊り具により支持部に吊下げられ、
吊下げられた足場連結材の細幅方向両側方に二枚以上の足場用パネルが足場連結材の長軸方向に並べて配置され、
当該二枚以上の足場用パネルの軸方向一端が前記足場連結材に連結され、軸方向他端部が吊り具により前記支持部又は他の支持部に吊下げられ、
足場連結材の長軸方向に並べて配置された二枚以上の足場用パネルがその横幅方向に連結された、
ことを特徴とする吊り足場構造。 - 請求項4又は請求項5記載の吊り足場構造において、
二本以上の足場連結材がその長軸方向に連結され、
前記連結された足場連結材の細幅方向側方に二枚以上の足場用パネルが足場連結材の長軸方向に並べて配置され、
長軸方向に並べて配置された足場用パネルがその横幅方向に連結された、
ことを特徴とする吊り足場構造。 - 足場用パネルの横幅寸法数枚分の長さの長尺本体と、前記長尺本体にその長軸方向に沿って取付けられた長尺パイプと、吊り具を係止可能な係止具を備え、
前記長尺パイプは、その幅方向側方に配置された足場用パネルの連結パイプと連結具で連結できるものであり、
前記係止具は少なくとも長尺本体の長軸方向両端側に設けられた、
ことを特徴とする足場連結材。 - 請求項7記載の足場連結材において、
長尺パイプは長尺基材の上面に配置され、
長尺基材の上面との間に連結具を差込み可能な差込空間を設けて前記長尺本体に取付けられ、
前記係止具は少なくとも長尺本体の長軸方向両端側に設けられた、
ことを特徴とする足場連結材。 - 請求項7又は請求項8記載の足場連結材において、
係止具が、足場連結材の長軸方向に配置連結される複数枚の足場用パネルの最外側の足場用パネルよりも外側に突出するように長尺本体に設けられた、
ことを特徴とする足場連結材。 - 請求項7乃至請求項9のいずれか1項記載の足場連結材において、
長尺基材の細幅方向両側上面に、足場用パネルの長軸方向端部を載せることのできる受部を備えた、
ことを特徴とする足場連結材。 - 請求項7乃至請求項10のいずれか1項記載の足場連結材において、
長尺基材の長軸方向端部に他の長尺基材の長軸方向端部と連結可能な基材連結部、
を備えたことを特徴とする足場連結材。
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