JP3170632U - 吊りチェーンクランプ - Google Patents

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JP3170632U
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寿明 諫武
寿明 諫武
倫 北津留
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コンドーテック株式会社
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Abstract

【課題】吊りチェーンクランプを下側からクランプ用ボルトを支持部材に締め付けて取り付けることが可能な吊りチェーンクランプを提供する。【解決手段】胴部5の上部及び下部にそれぞれアーム部6,7が一体に連設されてコ字形のクランプ本体2が形成され、クランプ本体2のいずれか一方のアーム部6,7に上下方向に貫通したねじ孔にクランプ用ボルト3が螺合され、クランプ用ボルト3が螺合されているアーム部6又は7に吊りチェーン11を掛ける吊り輪4が回転自在に垂下されている吊りチェーンクランプで、吊り輪4がクランプ本体2の胴部5に上下方向に形成されたガイド12に沿って上下に移動可能に保持され、上下のアーム部6,7に吊り輪の軸棒が入り込む凹部14が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、橋梁などの構造物に仮設する足場を吊り下げる吊りチェーンを掛けるために、構造物の支持部材に固定する吊りチェーンクランプに関する。
ビル建築、高速道路、橋梁などの構造物の建設、塗装あるいは補修などの工事において、吊り足場を仮設する際に、吊りチェーンクランプが利用されている(特許文献1、2参照)。吊りチェーンクランプは上部構造物のH型鋼などの支持部材にボルトの締め付けにより固定され、固定された吊りチェーンクランプに足場を吊り下げる吊りチェーンを掛けて吊り足場が支持される。
図3(a)、(b)に示すように、従来の吊りチェーンクランプ1は、胴部5の上下にそれぞれ連結された上アーム部6と下アーム部7からなるコ字形のクランプ本体2を備え、上アーム部6には上下方向に貫通したねじ孔にクランプ用ボルト3が螺合し、クランプ本体2の下アーム部7には吊りチェーンを掛ける吊り輪4の上部の両端が軸棒9で回転自在に枢着され、垂下している。
この吊りチェーンクランプの使用方法は、図3(c)に示すように、吊りチェーンクランプ1を支持部材であるH型鋼のフランジ10をクランプ用ボルト3で締め付けて下アーム部7との間で固定する。こうして複数個の吊りチェーンクランプ1を、間隔をおいて固定し、固定したそれぞれの吊りチェーンクランプ1の吊り輪4に吊りチェーン11を掛けて足場板を支持して吊り下げることにより足場を仮設する。
特開平11−152895号公報 特開平08−284403号公報
前記特許文献に開示されている従来の吊りチェーンクランプを構造物の支持部材に固定する際、クランプ用ボルトがクランプ本体の上アーム部に配置されているため、支持部材の上部スペースが狭かったり他の部材が邪魔になったりする場合には、クランプ用ボルトの締め付け作業ができずに吊りチェーンクランプを支持部材に取り付けることができないという問題があった。
そこで、本考案は、構造物の支持部材の上部においてクランプ用ボルトの締め付け作業ができない場合においても吊りチェーンクランプを下側からクランプ用ボルトを支持部材に締め付けて取り付けることが可能な吊りチェーンクランプを提供するものである。
請求項1の考案は、胴部の上部に上アーム部及び下部に下アーム部が一体に連設されてコ字形のクランプ本体が形成され、前記上アーム部及び下アーム部のいずれか一方のアーム部に上下方向に貫通して形成されたねじ孔にクランプ用ボルトが螺合され、前記クランプ用ボルトが螺合されている前記アーム部に吊りチェーンを掛ける吊り輪が、クランプ本体の胴部に上下方向に形成された垂直ガイドに沿って上下に移動可能な吊り輪ガイド部材に枢着されている軸棒に回転自在に垂下されていることを特徴とする吊りチェーンクランプである。
請求項2の考案は、前記上アーム部及び下アーム部の内側に前記吊り輪ガイド部材に枢着されている前記軸棒が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊りチェーンクランプである。
本考案の吊りチェーンクランプは、コ字形のクランプ本体のアーム部にクランプ用ボルトを螺合且つ貫通させるとともに、同じ側のアーム部に吊り輪を回転自在に垂下させた構造により、支持部材の上部にクランプ用ボルトの締め付け作業ができない箇所においても吊りチェーンクランプを下側からクランプ用ボルトを支持部材に締め付けて固定することが可能となる。
また、本考案の吊りチェーンクランプは、吊り輪をコ字形のクランプ本体の胴部を上下に移動可能に保持しているので、クランプ本体を反転させるとともに、吊り輪を移動させることにより、従来と同様に、吊りチェーンクランプを上側からもクランプ用ボルトを支持部材に締め付けて固定することも可能である。さらに、アーム部に吊り輪の軸棒が入り込む凹部を形成することにより、吊り輪を上アーム部あるいはしたアーム部に確実に位置決めすることができる。
本考案の吊りチェーンクランプを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図1(b)のA−A断面図である。 本考案の吊りチェーンクランプの使用状態を示し、(a)は下から締め付ける場合、(b)は上から締め付ける場合を示す図である。 従来の吊りチェーンクランプの使用状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は取り付け状態を示す図である。
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜(c)において、鋼製の吊りチェーンクランプ1は、コ字形のクランプ本体2、クランプ本体2に螺合しているクランプ用ボルト3、コ字形のクランプ本体2に回転自在に垂下される吊り輪4で構成される。
コ字形のクランプ本体2は、胴部5の上部に上アーム部6が一体に連設され、胴部5の下部に下アーム部7が一体に連設されてコ字形に形成されている。
クランプ用ボルト3は、クランプ本体2の下部に連設された下アーム部7に上下方向に貫通するとともに、内面にねじ溝が形成されたねじ孔8に螺合し、回転により上下動可能となっている。
クランプ本体2の胴部5の両側面には、棒鋼を曲げてU字形に形成される吊り輪4を上下方向にガイドする垂直面からなる垂直ガイド12が形成されている。両側面の垂直ガイド12には、U字形に形成された吊り輪4の両端部に通された軸棒9により枢着されている吊り輪ガイド部材13が摺動自在に装着されている。吊り輪ガイド部材13とコ字形内の軸棒9により垂直ガイド12を抱え込むように装着されているので、吊り輪4は胴部5から脱落することなく上下動可能となり、上アーム部6あるいは下アーム部7へ位置させることができる。なお、吊り輪ガイド部材13は、吊り輪ガイド部材13とコ字形内の軸棒9により垂直ガイド12と胴部5全体を挟むように装着してもよい。
クランプ本体2の上アーム部6及び下アーム部7の内側には、吊り輪ガイド部材13に枢着されている軸棒9が入り込んで位置決めされる上アーム凹部及び下アーム凹部14がそれぞれ形成されている。
本実施例の吊りチェーンクランプの使用方法は次のとおりである。
図2(a)に示すように、実施例1と同様に、クランプ本体2の上アーム部6の下面を支持部材であるH形鋼のフランジ10の上面に載せて支持する。次いで、下アーム部7のクランプ用ボルト3を回して上側に向けて移動させ、クランプ用ボルト3の先端をフランジ10の下面に押しつけて吊りチェーンクランプ1を固定する。その後、吊り輪4に吊りチェーン11を掛けて足場を吊ることができる。こうして、支持部材となるH形鋼のフランジ10の上面にクランプ用ボルト3の締め付け作業ができない場合においても、吊りチェーンクランプ1を下側からクランプ用ボルト3を支持部材のフランジ10に締め付けて取り付けが可能となる。
さらに、本実施例の吊りチェーンクランプは、図2(b)に示すように、クランプ本体2の上下を反転させてクランプ用ボルト3が螺合している下アーム部7を上側に位置させて支持部材であるH形鋼のフランジ10の上面に載せ、クランプ用ボルト3を回して上側から下側に向けてねじ込んで、クランプ用ボルト3の先端をフランジ10の上面に押しつけて吊りチェーンクランプ1を固定することができる。吊り輪4はクランプ本体2の下側に移動させて軸棒9を凹部14に入れ込んで保持し、吊りチェーン11を掛けることができる。
1:吊りチェーンクランプ
2:クランプ本体
3:クランプ用ボルト
4:吊り輪
5:胴部
6:上アーム部
7:下アーム部
8:ねじ孔
9:軸棒
10:フランジ
11:吊りチェーン
12:垂直ガイド
13:吊り輪ガイド部材
14:上アーム凹部、下アーム凹部

Claims (2)

  1. 胴部の上部に上アーム部及び下部に下アーム部が一体に連設されてコ字形のクランプ本体が形成され、
    前記上アーム部及び下アーム部のいずれか一方のアーム部に上下方向に貫通して形成されたねじ孔にクランプ用ボルトが螺合され、
    前記クランプ用ボルトが螺合されている前記アーム部に吊りチェーンを掛ける吊り輪が、クランプ本体の胴部に上下方向に形成された垂直ガイドに沿って上下に移動可能な吊り輪ガイド部材に枢着されている軸棒に回転自在に垂下されていることを特徴とする吊りチェーンクランプ。
  2. 前記上アーム部及び下アーム部の内側に前記吊り輪ガイド部材に枢着されている前記軸棒が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吊りチェーンクランプ。
JP2011004059U 2011-07-13 2011-07-13 吊りチェーンクランプ Expired - Lifetime JP3170632U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021162125A (ja) * 2020-04-02 2021-10-11 津軽工業株式会社 クランプ装置

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