JP3180888U - 天井インサート - Google Patents
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Abstract
【課題】再利用可能な金属製デッキプレートへの取り付けに好適な天井インサートを提供すること。
【解決手段】樹脂製中空円筒部(1)とその前端に形成される樹脂製ラッパ状吸盤部(2)とからなる樹脂部品(3)と、この樹脂部品(3)の中空円筒部(1)に後部から圧入される金属製円筒状雌ネジ部(4)とその後端に形成される金属製抜止フランジ部(5)とからなる金属部品(6)とからなることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】樹脂製中空円筒部(1)とその前端に形成される樹脂製ラッパ状吸盤部(2)とからなる樹脂部品(3)と、この樹脂部品(3)の中空円筒部(1)に後部から圧入される金属製円筒状雌ネジ部(4)とその後端に形成される金属製抜止フランジ部(5)とからなる金属部品(6)とからなることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、ビルの天井となるべきコンクリートスラブの下面に埋め込まれて、天井化粧材等の吊下用ロッド上端部のネジ止用支点として使用される天井インサートに関するものである。
(公序良俗違反につき、不掲載)先に、伸縮自在な金属製(例えば、鋼板製、アルミ板製)の平坦面形成用型枠材(以下、「デッキプレート」と称する)を提案した(特許文献1参照)。
この伸縮自在な金属製デッキプレートは、ハイデッキとは異なり長さ調整が可能であるから、建築現場ごとに梁同士の間隔が異なる場合であっも、どの建築現場にも容易に適合させることができ、そのため、ある現場で使用された型枠材を施工完了後に回収して他の現場で再使用すると言った型枠材の繰り返し再利用が可能となり、この種のスラブ施工工事の費用を著しく節減することができた。
また、このような伸縮自在な金属製デッキプレートは、繰り返し再利用可能であるため、現場にはめ殺しにする必要もなくなり、現場はめ殺しに起因して従来問題視されていた、断面欠損による梁の強度低下の問題、結露生成回避工事の問題、及びスラブを貫通する開口工事の際の問題を一挙に解決することができた。
しかしながら、このような繰り返し再利用可能な金属製デッキプレートは、その材質として、鋼板やアルミ板等の金属板が使用されているため、従前の木製型枠材に適用される釘固定式の天井インサート(例えば、特許文献2参照)では、しっかりと固定できないほか、後日取り外された金属製デッキプレートには釘孔が残されてしまうため、金属製デッキプレートの再利用に支障を来すと言う問題点があった。
この考案は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、上述の再利用可能な金属製デッキプレートへの取り付けに好適な天井インサートを提供することにある。
本項案に係る天井インサート(100)は、樹脂製中空円筒部(1)とその前端に形成される樹脂製ラッパ状吸盤部(2)とからなる樹脂部品(3)と、この樹脂部品(3)の中空円筒部(1)に後部から圧入される金属製円筒状雌ネジ部(4)とその後端に形成される金属製抜止フランジ部(5)とからなる金属部品(6)とからなることを特徴とする。
このような構成によれば、金属製デッキプレートを水平に敷設したのち、本考案に係る天井インサートを吸盤部(2)を吸着させて仮止めした状態において、コンクリートを金属製デッキプレートの上に流し込み、コンリートが固化するのを待って、金属製デッキプレートを取り外すと、本考案に係る天井インサートは、コンクリートスラブ(7)の下面に埋め込まれた状態に残される。デッキプレートと天井インサート(100)との固定は吸盤部(2)を介して行われるので、取り外されたデッキプレートには、何の跡も残されない。しかも、金属製デッキプレートの表面は非常に平滑であるから、樹脂製吸盤部であっても、両者間の気密性はしっかりと保たれ、十分な固定強度を維持することができる。
以下に、本考案に係る天井インサートの好適な実施の一形態を添付図面の図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1〜図3に示されるように、本考案に係る天井インサート100は、樹脂製中空円筒部1とその前端に形成される樹脂製ラッパ状吸盤部2とからなる樹脂部品3と、この樹脂部品3の中空円筒部1に後部から圧入される金属製円筒状雌ネジ部4とその後端に形成される金属製抜止フランジ部5とからなる金属部品6とからなることを特徴とする。
本考案に係る天井インサート100は、このような構成を有するものであるから、金属製デッキプレート(図示せず)を対応する梁間に水平に架け渡したのち、本考案に係る天井インサート100を吸盤部2を吸着させて仮止めした状態において、コンクリートを金属製デッキプレートの上に流し込み、コンリートが固化するのを待って、金属製デッキプレートを取り外すと、図4に示されるように、本考案に係る天井インサート100は、コンクリートスラブ7の下面に埋め込まれた状態に残される。
こうして埋め込まれた天井インサート100の下面からは、雌ネジ部4のネジ穴が開口しているから、これに吊りボルト8をねじ込み固定することで、天井化粧材9を吊り下げることができる。
デッキプレートと天井インサート100との固定は吸盤部2を介して行われるので、取り外されたデッキプレートには、何の跡も残されない。そのため、金属製デッキプレートの再利用にはなんの支障もない。しかも、金属製デッキプレートの表面は非常に平滑であるから、樹脂製吸盤部2であっても、両者間の気密性はしっかりと保たれ、十分な吸着強度を維持することができる。
本考案によれば、デッキプレートと天井インサート100との固定は吸盤部2を介して行われるので、取り外されたデッキプレートには、何の跡も残されない。しかも、金属製デッキプレートの表面は非常に平滑であるから、樹脂製吸盤部であっても、両者間の気密性はしっかりと保たれ、十分な固定強度を維持することができる。
1 樹脂製中空円筒部
2 樹脂製ラッパ状吸盤部
3 樹脂部品
4 金属製円筒状雌ネジ部
5 金属製抜止フランジ部
6 金属部品
7 コンクリートスラブ
8 吊りボルト
9 天井化粧材
2 樹脂製ラッパ状吸盤部
3 樹脂部品
4 金属製円筒状雌ネジ部
5 金属製抜止フランジ部
6 金属部品
7 コンクリートスラブ
8 吊りボルト
9 天井化粧材
特許文献1には、伸縮自在な金属製(例えば、鋼板製、アルミ板製)の平坦面形成用型枠材(以下、「デッキプレート」と称する)が開示されている。
Claims (1)
- 樹脂製中空円筒部(1)とその前端に形成される樹脂製ラッパ状吸盤部(2)とからなる樹脂部品(3)と、この樹脂部品(3)の中空円筒部(1)に後部から圧入される金属製円筒状雌ネジ部(4)とその後端に形成される金属製抜止フランジ部(5)とからなる金属部品(6)とからなることを特徴とする天井インサート(100)。
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JP2012006376U JP3180888U (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 天井インサート |
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JP2012006878 Continuation | 2012-03-27 |
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JP3180888U true JP3180888U (ja) | 2013-01-17 |
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ID=50425169
Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5707006B1 (ja) * | 2014-03-19 | 2015-04-22 | 株式会社Aoi | インサート金具 |
JP2015178768A (ja) * | 2015-02-27 | 2015-10-08 | 株式会社Aoi | インサート金具 |
CN106760080A (zh) * | 2017-03-10 | 2017-05-31 | 河南省第建筑工程集团有限责任公司 | 后置混凝土保温幕墙连接件及施工方法 |
CN108863192A (zh) * | 2018-08-10 | 2018-11-23 | 浙江共创建材科技有限公司 | 一种卫生间用回填泡沫混凝土 |
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WO2015140969A1 (ja) * | 2014-03-19 | 2015-09-24 | 株式会社Aoi | インサート金具 |
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